JP3230911U - マスク用ポケット付き袋 - Google Patents

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周一 遠藤
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Abstract

【課題】マスクを衛生的に収容することと、収容後に空気を抜きやすいこととを両立する、広告等の用紙とともにマスクを収容するための袋を提供する。【解決手段】収容袋は、第1面シート7、中間シート8、および第2面シート9を重ね、中間シート8の両面で各3辺が接合されることによって、中間シート8の両面にポケット部10が設けられている。中間シート8および第1面シート7のうちの一方は、接合されていない1辺において、収容袋本体に対して突出した突出部2を有する。突出部2または収容袋本体は、突出部2を収容袋本体の外縁に沿って折り返すことでポケット部10を閉鎖して固定することが可能な、粘着部3を有する。中間シート8または第1面シート7は、空気を抜くための穿孔6を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、広告等の用紙とともにマスクを収容するための袋に関する。
認知度向上や販売促進のための情報拡散を意図して、街頭やイベント会場などにおいて、広告物が配布されることがある。その際、積極的に受け取られるように、受け取った人が喜ぶようなもの、例えば、ポケットティッシュや割引券などが添えられる場合がある。近年、感染症の流行や衛生意識の高まりなどによって、日常的に衛生用マスクを着用する人が増加している。それに伴い、印刷した広告とともに衛生用マスクを手渡すことも多くなっている。
衛生用マスクは、口や鼻を覆うように、顔に接触するように着用する。そのため、マスクの製造に始まり、包装、配布、使用までの過程を通して、衛生的な管理が求められる。したがって、マスクと他の物質との接触は少ないことが望ましい。このような要望に応じて、収容したマスクが独立して保管されるように、マスクと用紙とを別々に収容する袋が考案されている。
特許文献1には、矩形状に形成されている表面シート、中間シート、および裏面シートがこの順で積層され、表面シートと裏面シートとが1辺において接続され、中間シートの端部がこの接続部分と接するように配置されており、表面シート、中間シート、および裏面シートが、接続部分を挟む両辺において互いに接続されている、マスク個包装用袋が開示されている。より簡潔に表せば、このマスク個包装用袋は、開口を有する2つのポケット部が、中間シートの両面に形成されている。中間シートはこれらの開口より突出しており、突出部を表面シート側に折り曲げて重ねることによって、表面シート側のポケット部を閉鎖することができる。
しかしながら、中間シートについて、矩形の2辺が接続され、1辺が接している構造であるため、実質的に開口辺を除く3辺が封じられている。そのため、開口辺から入った空気が抜ける経路が開口辺のみとなり、ポケット部内に空気がたまりやすい。空気がポケット部内にたまった状態で閉鎖すると厚さが増すため、輸送および保管に関するコストが増加する、荷崩れしやすくなるなどの不都合の原因となりうる。したがって、マスクを収容した後に空気を抜きやすくするという観点において、改善の余地がある。
実用新案登録第3156692号公報
広告等の用紙とともにマスクを収容する袋は、マスクの衛生を保つため、マスクと他の物質との接触が少ないことが好ましい。また、輸送時および保管時の利便性の観点から、マスクを収容した後で空気を抜きやすいことが好ましい。本考案は、マスクを衛生的に収容することと、収容後に空気を抜きやすいこととを両立する、広告等の用紙とともにマスクを収容するための袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、
平面四角形状の収容袋本体が、第1面シート、中間シート、および第2面シートを含む、収容袋であって、
前記中間シートの一方の面と前記第1面シートとが、前記第1面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、
前記中間シートの他方の面と前記第2面シートとが、前記第2面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、
前記中間シートおよび前記第1面シートのうちの一方が、接合されていない1辺において、前記収容袋本体に対して突出した突出部を有し、
前記突出部を前記収容袋本体の外縁に沿って折り返した際に、前記突出部が前記収容袋本体と重なる範囲内において、前記突出部、または前記第1面シート、前記中間シート、もしくは前記第2面シートに粘着部を有し、
前記中間シートまたは前記第1面シートに、空気を抜くための穿孔を有する、収容袋を提供する。
本考案による広告等の用紙とともにマスクを収容するための袋は、マスクを衛生的に収容することと、収容後に空気を抜きやすいこととを両立することができる。収容後に空気を抜きやすいことによって、収容後の体積を最小限に抑えて輸送および保管に関するコストを低下させ、また、荷崩れを防止することができる。
本考案による収容袋の平面図である。 断面方向から描いた本考案による収容袋の模式図である。 別の実施形態における、断面方向から描いた本考案による収容袋の模式図である。 さらに別の実施形態における、断面方向から描いた本考案による収容袋の模式図である。
本考案による収容袋は、収容袋本体が、第1面シート、中間シート、および第2面シートをこの順で含み、その形状は平面四角形状である。すなわち、四角形の3枚のシートを重ねた形状を有する。第1面シートと中間シートとは、第1面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、1辺が開放されている。同様に、中間シートと第2面シートとは、第2面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、1辺が開放されている。これによって、中間シートの両側に、物品を収容可能な2つのポケット部が形成される。本考案は、第1面シート側のポケット部にマスクを収容し、第2面側のポケット部に用紙を収容することを意図している。第1面シート側の開放辺と、第2面シート側の開放辺との位置関係は、任意である。すなわち、対応する位置にあってもよいが、必須ではない。
中間シートおよび第1面シートのうちのいずれか一方は、他方に対して突出した、すなわち収容袋本体に対して突出した、突出部を有する。突出部は、四角形のシートにおいて、開放辺に平行に延長されるように配置される。突出部は、収容袋本体の外縁に沿って折り返すことで、収容袋の第1面シート側のポケット部を閉鎖することができる。なお、突出部が中間シートから延長されている場合、第1面シート側に折り返すものとする。突出部が第1面シートから延長されている場合、中間シート側に折り返すものとする。
突出部を折り返した際に、突出部と収容袋本体とが重なる範囲内に、粘着部が配置される。折り返した突出部と収容袋本体とを重ね、粘着部を押圧することによって、閉鎖した状態を維持して固定することができる。粘着部は、突出部上にあっても、収容袋本体上にあってもよい。第1面シート側のポケット部にマスクを収容し、突出部を折り返してポケット部を閉鎖することによって、マスクを衛生的に保管することができる。
本考案の一実施形態は、例えば、第1面シートおよび第2面シートとなるシートを2つ折りにして、間に中間シートを挟み込み、折り目の両側辺を接合することによって実現することができる。この方法によって作製した実施形態を、図2および図3に示す。なお、これらの図においては、構造を理解しやすくするため、厚さを誇張して描いている。図2は、突出部が中間シートから延長されている実施形態である。図3は、突出部が第1面シートから延長されている実施形態である。これらの実施形態では、開放辺の位置は、第1面シート側と第2面シート側とで対応することになる。
本考案の別の実施形態は、例えば、1枚のシートを「Z」状に折りたたみ、2つの折り目に垂直な方向の両側辺を接合することで、実現することができる。この方法によって作製した実施形態を、図4に示す。図4においても同様に、構造を理解しやすくするため、厚さを誇張して描いている。この実施形態では、開放辺の位置は、第1面シート側と第2面シート側とで対応しないことになる。
本考案による収容袋は、マスクを収容するためのポケット部と、用紙を収容するためのポケット部とをそれぞれ有する。それぞれのポケット部の奥行き、すなわち、開放辺から対向する接合までの距離は、一致しても、しなくてもよい。この距離が一致する実施形態が図3及び図4に、一致しない実施形態が図2に図示されている。
本考案による収容袋は、空気を抜くための穿孔を有する。この穿孔があることによって、突出部によってポケット部を閉鎖した後であっても、ポケット部内に閉じ込められた空気を容易に抜くことができる。穿孔は、第1面シートおよび中間シートの一方に設けても、両方に設けてもよい。加えて、第2面シートにも設けてもよい。中間シートに設ける場合、中間シートの穿孔が、第2面側ポケット部の接合付近に位置するのであれば、第2面シートにも穿孔を設けることが望ましい。
穿孔の位置は、任意の位置であってよいが、マスクの衛生を損なわないため、収容袋本体の外縁付近に位置することが望ましい。また、空気が外部に移動する経路を確保するという観点から、穿孔は、第1面シート側の開放辺から離れた位置に設けることが望ましい。
本考案による収容袋が、複数のシートに穿孔を有する場合、各穿孔の位置は、一致してもよく、一致しなくてもよい。一致する場合、複数のシートを重ねた後に穿孔することができるという、製造上の利点がある。
本考案による収容袋を構成する材料は、可撓性を有する任意の材料であってよい。具体的には、CPP、OPPなどを用いることができる。CPPとは、Cast Polypropyleneの略で、無延伸ポリプロピレンを指す。OPPとは、Oriented Polypropyleneの略で、二軸延伸ポリプロピレンを指す。CPPは透明度が比較的高く、切れ目や接合部における引き裂きに強いという特長がある。OPPフィルムは、張りがあり、透明度が特に高いという特長がある。
本考案による収容袋は、一般的な衛生用マスクを過不足なく収容可能な寸法を有する。市販のマスクの多くは、本体部分が縦8〜10cm、横15〜20cm程度の寸法を有する。したがって、この寸法を下限とし、最大で数十%程度大きい寸法が好ましい。
本考案による収容袋はさらに、粘着部上に剥離フィルムを有してもよく、さらに剥離フィルムに帯電防止処理を施してもよい。剥離フィルムが存在することによって、収容作業時に粘着部が意図していない対象に粘着することを防止することができる。また、剥離フィルムに帯電防止処理を施すことによって、剥がした剥離フィルムが作業者の手にまとわりつかず、効率的に作業を行うことができる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものでは
ない。
1 収容袋本体
2 突出部
3 粘着部
4 第1面開放辺
5 第2面開放辺
6 穿孔
7 第1面シート
8 中間シート
9 第2面シート
10 ポケット部

Claims (1)

  1. 平面四角形状の収容袋本体が、第1面シート、中間シート、および第2面シートを含む、収容袋であって、
    前記中間シートの一方の面と前記第1面シートとが、前記第1面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、
    前記中間シートの他方の面と前記第2面シートとが、前記第2面シートの外縁に沿って3辺で接合されており、
    前記中間シートおよび前記第1面シートのうちの一方が、接合されていない1辺において、前記収容袋本体に対して突出した突出部を有し、
    前記突出部を前記収容袋本体の外縁に沿って折り返した際に、前記突出部が前記収容袋本体と重なる範囲内において、前記突出部、または前記第1面シート、前記中間シート、もしくは前記第2面シートに粘着部を有し、
    前記中間シートまたは前記第1面シートに、空気を抜くための穿孔を有する、収容袋。
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