JP2003054661A - 小型シート状製品の収納体 - Google Patents
小型シート状製品の収納体Info
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
衛生的に収納して、便利に携帯することができ、一枚づ
つ容易に取り出すことができる小型シート状製品の収納
体を提供する。 【解決手段】 可撓性のカバーシート1が二つ折されて
対向する面のいずれか一面に、別の可撓性シート片2を
カバーシート1の端縁に熱接着してポケットPを成形
し、可撓性シート片2の熱接着されていない一辺の略中
央端縁から中央部に向かって設けた切り込み4による易
開口手段、あるいは、可撓性シート片2の熱接着されて
いない一辺側の略中央部分に形成された所定の幅と深さ
をもって外側に容易に折れ曲がるフラップ6による易開
口手段と、前記ポケットPが形成されない側のカバーシ
ート1のコーナーを前記ポケットPのコーナーに別の可
撓性シート片3’をシールして形成した差し込み部3に
差し込むことによる固定手段を備える。
Description
の携帯に便利な収納体に関する。
は、一般に柔軟性のある軟包装袋が使用され、それがさ
らに軟包装袋やカートンによる外装体によって集積され
ている場合もある。
品の収納体には、一般に軟包装袋が使用され、一つの軟
包装袋の中に小型シート状製品が数十枚まとめて収納さ
れたものが多く、この軟包装体を一旦開封すると中身が
外にとび出し易く、汚れたり埃がついたりする非衛生的
な問題があり、また、収納体ごと携帯するには中身がば
らついたり、嵩張りすぎる問題がある。本発明は、前記
の問題点に鑑みてなされたもので、シート状製品を任意
の小枚数単位で収納する収納体であって、それを開封し
ても塵埃等が入りにくく、ハンドバック等に入れて携帯
し易く、中身商品を一枚づつ取り出し易く、しかも手触
りの良い小型シート状製品の収納体の提供を目的とす
る。
になされた本発明による小型シート状製品の収納体は、
可撓性のカバーシートが二つ折されて対向する面のいず
れか一面に可撓性シート片が前記カバーシートの端縁に
熱接着されてポケットが形成され、該ポケットへの小型
シート状製品の出し入れを容易にする易開口手段と、前
記カバーシートの二つ折時の固定手段が付与されている
ことを特徴とするものであって、前記易開口手段を、前
記可撓性シート片の熱接着されていない一辺の略中央端
縁から中央部に向かって設けられている切り込みによ
り、あるいは、前記可撓性シート片の熱接着されていな
い一辺側の略中央部分に形成された所定の幅と深さをも
って外側に容易に折れ曲がるフラップにより、また、前
記固定手段を、前記ポケットが形成されない側の前記カ
バーシートのコーナーを前記ポケットのコーナーに別の
可撓性シート片をシールして形成された差し込み部に差
し込むことによりそれぞれ実現させることができる。
小型シート状製品の収納体を説明する。図1は、本発明
による小型シート状製品の収納体の開封時の内面側の平
面図である。本発明による小型シート状製品の収納体が
対象とする製品は、小型で、薄いシート状の油取り紙、
メイク落とし用シート、薄型化粧石鹸シート等の化粧用
品、吸収性を持たせた不織布等からなるパンティーライ
ナー、ナプキン等の衛生用品、シップ剤等を塗工した医
薬品、医薬部外品等である。本発明による小型シート状
製品の収納体10は、図1に示すように、中央罫線5に
よって二つ折りされる可撓性のカバーシート1をベース
とし、そのカバーシート1が二つ折されて対向する面の
いずれか一方の内面(図では下面)の3方の端縁には別
の可撓性シート片2が、熱接着によってシールされて、
周辺にシール部Sを有するポケットPが形成されてい
る。シール部Sの幅は、全体をコンパクトに仕上げ、ポ
ケットPの収納容積を拡げるために狭い方が好ましい。
また、熱接着の方式には、ヒートシール、超音波シー
ル、溶断シール等が適宜利用可能である。以上のカバー
シート1と可撓性シート片2には、ソフトな手触りを有
するが、適宜な剛性を有し、熱接着性が良好である軟質
のプラスチックシートが好ましい。なお、カバーシート
1と可撓性シート片2の形状は、図1に示すような長方
形に限定されることはなく、他の多角形状であっても、
辺の一部に曲線を有するものであってもよい。
0には、小型シート状製品の出し入れを容易にする易開
口手段と、カバーシート1を二つ折した時の固定手段が
設けられている。易開口手段を備えた本発明による小型
シート状製品の収納体10を図1(a)を用いて説明す
る。この易開口手段は、ポケットPを形成する可撓性シ
ート片2の熱接着されていない一辺の略中央端縁から中
央部に向かって設けられている切り込み4によるもので
ある。すなわち、可撓性シート片2は、この切り込み4
によって矢印のように左右斜め方向に折れ曲がり、ポケ
ットPの開口を広くすることができるので、複数枚の小
型シート状製品の収納、あるいは小型シート状製品を一
枚づつ取り出す場合に容易に行うことができるようにな
っている。そして、この切り込み4の幅はできるだけ小
さく設けられていて、可撓性シート片2が、小型シート
状製品を略覆った状態になるので、塵埃等の進入による
汚れ防止に役立っている。
て説明する。この易開口手段は、前記可撓性シート片2
の熱接着されていない一辺側の略中央部分に形成され
た、所定の幅を有する2か所の切り込み8と所定の深さ
(熱接着されていない一辺から中心部に向かう寸法)を
持つ罫線7によって矢印のように外側下方に容易に折れ
曲がるフラップ6によるものである。このフラップ6を
手前に折り曲げることにより小型シート状製品の出し入
れは容易になる。そして、このフラップ6は、収納時
は、小型シート状製品を略覆っているので、塵埃等の進
入による汚れ防止に役立っている。尚、切り込み8は出
来る限り狭い方が好ましい。
収納体の斜視図であって、図2(a)は、携帯時、図2
(b)は、小型シート状製品の収納あるいは取り出し時
の説明図である。本発明による小型シート状製品の収納
体10は、また、カバーシート1の固定手段を有してい
る。これは、ポケットPが形成されない側のカバーシー
ト1のコーナー3”を前記ポケットPのコーナーに別の
可撓性シート片3’をシールして形成された差し込み部
3に差し込むことによるものである。すなわち、この手
段は、ポケットPのない側のカバーシート1のコーナー
3”を図2(a)に示すように差し込むことができるよ
うな差し込み部3によって実現が可能である。この差し
込み部3は、図1(a)、(b)に示すように、ポケッ
トPの底部の両コーナーに別の可撓性シート片3’を可
撓性シート片2と同時に、カバーシート1に対してコー
ナーが一致するように熱接着して形成されている。これ
らは、小さなポケット状であって、二つ折した状態で、
ポケットPのない側のカバーシート1のコーナー3”を
この中に容易に差し込むことができる。従って、携帯時
にカバーシート1が開いて、小型シート状製品が飛び出
したり、汚れたりすることがなく、きわめてコンパクト
に、そして衛生的な状態で常時携帯することが可能にな
る。別の可撓性シート片3’の形状は、必ずしも図1、
図2に示すような直角三角形である必要はなく、差し込
まれる側の辺が外側に湾曲する扇状であってもよい。本
発明による小型シート状製品の収納体10を使用時にお
いては、図2(b)に示すように、二つ折されているカ
バーシート1を開いた状態とし、さらに易開口手段を用
いてポケットPの開口部を大きくし、複数枚の小型シー
ト状製品Lをまとめて収納したり、また一枚づつ取り出
すことができる。
0に使用する素材は、小型シート状製品が例えば、吸収
性を持たせた不織布等からなるパンティーライナーの場
合には、ソフトな手触り感があるが、適度な剛性を有
し、熱接着性が良好で、且つ、廃棄処理時における環境
負荷の少ないポリオレフィン系樹脂シートが好適に使用
可能である。また、小型シート状製品によっては、製品
に応じたバリアー性を持たせた積層材を使用することが
好ましい。さらに、小型シート状製品の出し入れにあた
ってスリップ性をよくするために、シート成形時に表面
に梨地等の粗面加工を施したクーリングロールを用いて
表面をマット化したシートを用いることが好ましい。さ
らにまた、シートは透明、半透明、若しくは不透明であ
ってもよく、不透明の場合は、炭酸カルシウム、二酸化
チタン等の白色顔料の他、任意の有彩色顔料等をシート
成形時にブレンドするようにしてもよい。また、シート
上には、いかなる方法で印刷を施してもよい。本発明に
よる小型シート状製品の収納体10に使用するシートの
厚みは、特に制約はないが、0.1〜0.5mmの範囲
のものが好ましい。
カバーシート1の内面に形成されたポケットPの易開口
手段によって、複数枚の小型シート状製品の収納と一枚
づつの取り出しが容易になり、また、ポケットPのコー
ナーに別の可撓性シート片3’によって形成された差し
込み部3にカバーシート1のポケットPのない側のコー
ナーを差し込むことによる二つ折り時の固定手段によっ
て、収納された小型シート状製品が分散することなく、
塵埃等が入りにくく、コンパクトに、衛生的に携帯する
ことができる使い勝手のよい小型シート状製品の収納体
を提供することができる。
時の内面側の平面図
図
のコーナー 4 切り込み 5 罫線 6 フラップ 7 罫線 8 切り込み 10 本発明による小型シート状製品の収納体 P ポケット S シール部 L 小型シート状製品
Claims (4)
- 【請求項1】 可撓性のカバーシートが二つ折されて対
向する面のいずれか一面に可撓性シート片が前記カバー
シートの端縁に熱接着されてポケットが形成されてお
り、該ポケットへの小型シート状製品の出し入れを容易
にする易開口手段と、前記カバーシートの二つ折時の固
定手段が設けられていることを特徴とする小型シート状
製品の収納体。 - 【請求項2】 前記易開口手段が、前記可撓性シート片
の熱接着されていない一辺の略中央端縁から中央部に向
かって設けられている切り込みによるものであることを
特徴とする請求項1記載の小型シート状製品の収納体。 - 【請求項3】 前記易開口手段が、前記可撓性シート片
の熱接着されていない一辺側の略中央部分に形成された
所定の幅と深さをもって外側に容易に折れ曲がるフラッ
プによるものであることを特徴とする請求項1記載の小
型シート状製品の収納体。 - 【請求項4】 前記固定手段が、前記ポケットが形成さ
れない側の前記カバーシートのコーナーを前記ポケット
のコーナーに別の可撓性シート片をシールして形成され
た差し込み部に差し込むことによるものであることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の小型シート状
製品の収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243558A JP4770088B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 小型シート状製品の収納体 |
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Publication Number | Publication Date |
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2001
- 2001-08-10 JP JP2001243558A patent/JP4770088B2/ja not_active Expired - Fee Related
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