JP3080118B2 - 液体試料の採取装置 - Google Patents

液体試料の採取装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験や分析等のために
液体試料を定量採取する採取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】試験や分析等のために試料容器内の液体
試料を所定量、採取することは、計量の基本として各分
野で広く行われている。通常、この種の採取手段として
は、使い捨て式(ディスポーザブル)の採取チップを用
いたピペッティング操作が一般的であり、このピペッテ
ィング操作によれば、試料を相互汚染する恐れが少なく
比較的簡便に採取することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ピペッティ
ング操作を行う場合、試料容器内の試料量(液面高さ)
が通常、一定ではないため、液面高さが外部から不明な
場合に試料を確実に採取するためには、試料量が少ない
場合を想定して採取チップを常に試料容器の底部近くに
まで挿入しなくてはならない。ところが、試料容器内に
多量の試料が収容されているときには、採取チップ全体
が試料中に浸没することもあり、その場合には、採取後
に引き上げた採取チップの外周面に試料が大量に付着す
ることとなる。
【0004】こうして採取チップに付着した余分な試料
は、採取チップから滴り落ちることによって液切れを悪
くし、試料容器からの移送時にいわゆるボタ落ちを生じ
て周囲を汚染すると共に、試料の定量採取精度を低くす
る一因ともなる。これらの問題は試料が低粘度の場合に
はそれほど顕著ではないが、高粘度の試料では時として
実用にならないという不都合を生じていた。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、採取チップへの
試料の付着を防いでボタ落ちの発生や定量採取精度の低
下を防止し得る液体試料の採取装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、採取ユニットと、容量式ポンプやコンプ
レッサ等のエア源と、圧力センサと、移送装置と、採取
チップ取外し機構とを備えている。採取ユニットは本体
及び使い捨て式の採取チップを有し、エア源等の動作に
より、採取チップ内には本体内の通気口を介してエアが
吐出、吸引可能である。圧力センサは採取チップ内のエ
アの圧力を検出するために設けられる。また、移送装置
は、採取ユニットひいては採取チップを回動させ、かつ
上下動させるためのモータ、ギア等からなる駆動機構
と、圧力センサの検出信号に基づき試料採取時に採取チ
ップの先端部が試料液面により閉塞されたことを検出
し、かつ、採取チップ内への試料の採取完了を検出して
駆動機構を制御するコントローラとを有する。ここで、
前記コントローラは、エア源による液体試料採取量相当
のエアの吸引後に採取チップ内の圧力が大気圧に等しく
なったことを圧力センサにより検出して、採取チップ内
への試料の採取完了を検出するものである。
【0007】 更に、採取チップ取外し機構は、エア源
により駆動されるスリーブを有しており、このスリーブ
が、本体ブロックに装着されている採取チップを押圧し
て本体ブロックから抜脱させることで、試料採取後の採
取チップが廃棄される。
【0008】
【作用】本発明では、移送装置により採取ユニットを駆
動し、採取チップの装着台から試料容器、採取容器等に
至る採取チップの一連の移送動作を行う。液体試料の採
取に当たっては、まず、コンプレッサ等のエア源により
採取チップの先端部からエアを噴出させ、この先端部が
液面により閉塞された際の採取チップ内部の圧力上昇を
圧力センサにより検知して先端部が液面に接触したこと
を検出する。その後、必要最小限の距離だけ採取チップ
を試料中に浸没させ、試料採取量相当のエアを容量式ポ
ンプ等のエア源を用いて採取チップ内から吸引すること
により試料を定量採取する。採取の完了は、採取チップ
内のエア圧力が大気圧に等しくなったことを圧力センサ
により検出し、以後の採取チップの上下動を制御する。
更に、採取完了後は採取チップ取外し機構の動作により
スリーブを駆動して採取チップを本体ブロックから抜脱
させ、廃棄する。
【0009】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1はこの実施例に用いられる採取ユニット100
の断面図である。図1において、採取ユニット100の
主要部は、第1の通気口101を有する本体ブロック1
02と、本体ブロック102の上端部に配置されたエア
シリンダ103と、このエアシリンダ103に連動する
可動ロッド104と、エアシリンダ103及び可動ロッ
ド104を包囲するシリンダカバー105と、可動ロッ
ド104の下端部に連結されて本体ブロック102のほ
ぼ中央部を包囲する円筒ブロック106と、この円筒ブ
ロック106に連結されて本体ブロック102の下端部
外周面を包囲するほぼ円筒状のスリーブ107と、本体
ブロック102の下端部に装着される使い捨て式の採取
チップ108とから構成されている。なお、108aは
採取チップ108のフランジ、108bは先端部であ
る。
【0010】また、本体ブロック102の上端部側方に
はエア出入部109が突設されており、図2に詳しく示
すごとく、エア出入部109には前記通気口101が貫
通して外部に向け開口していると共に、エアシリンダ1
03駆動用のエアを通過させる第2の通気口110が貫
通、開口している。そして、上記通気口101,110
には、容量式ポンプやコンプレッサ等からなるエア源
(図示せず)が連結されている。上記構成において、コ
ンプレッサ等のエア源、第2の通気口110、エアシリ
ンダ103、可動ロッド104、円筒ブロック106、
スリーブ等は採取チップ取外し機構を構成している。
【0011】図3はこの実施例の全体的な構成を示した
ものである。図において200は採取ユニット100の
移送装置であり、この移送装置200は、基台301か
ら垂設された固定軸201と、この固定軸201に固着
された平歯車202と、フレーム203の上端部に固定
されたモータ204と、その出力軸に取付けられて前記
平歯車202に噛み合うピニオン205と、フレーム2
03の下端部に固定されたステッピングモータ206
と、その出力軸に取付けられたピニオン207と、この
ピニオン207に噛み合って上下動するラック208
と、このラック208に連設されてフレーム203に沿
い上下動する可動バー209と、この可動バー209に
付設されたアーム210とを備えている。
【0012】アーム210の先端部には採取ユニット1
00が取付けられていると共に、前記第1、第2の通気
口101,110に連通する配管チューブがアーム21
0内に収容され、配管ガイド211を介してフレーム2
03内に導かれている。また、図3において、212は
各モータ204,206を制御することにより採取ユニ
ット100の回動及び上下動を制御すると共に、後述す
る電磁弁404等も制御するコントローラ、213は固
定軸201の周囲とフレーム203との間に介在された
ベアリングである。上記構成において、モータ204、
ピニオン205、平歯車202、ステッピングモータ2
06、ピニオン207、ラック208、可動バー20
9、アーム210等は採取ユニットを回動及び上下動さ
せる駆動機構を構成している。
【0013】この実施例において、平歯車202はいわ
ゆる太陽歯車、ピニオン205は衛星歯車であり、これ
らによって遊星歯車機構が構成されている。すなわち、
移送装置200は、モータ204に取付けられたピニオ
ン205の回転により、固定軸201を中心としてその
全体が回動可能である。一方、ステッピングモータ20
6に取付けられたピニオン207の回転により、ラック
208及び可動バー209、更にはアーム210が段階
的に上下動可能である。これらの駆動機構により、採取
ユニット100は回動及び上下動可能となっている。
【0014】図4はこの実施例の使用状態を示す斜視図
である。図において、401はエア源としての容量式ポ
ンプであり、このポンプ401に連結された配管チュー
ブ402は、四方継手403を介して採取ユニット10
0のエア出入部109の第1の通気口101に連結され
ている。また、四方継手403の他の二方には電磁弁4
04及び圧力センサ405が配管チューブ402を介し
て連結されている。なお、図示されていないが、電磁弁
404にはコンプレッサ等の別のエア源が接続されてい
る。
【0015】上記圧力センサ405は、四方継手403
及び配管チューブ402を介して第1の通気口101に
連通しており、この通気口101を介した採取チップ1
08内の圧力を検出可能となっている。なお、圧力セン
サ405からの検出信号はリード線(図示せず)によっ
て前記コントローラ212に導かれている。ここで、圧
力センサ405や四方継手403、電磁弁404等は移
送装置200内に配置しても良い。また、圧力センサ4
05のみを採取ユニット100内に配置しても良い。
【0016】更に、図4において、406は採取チップ
108を採取ユニット100の本体ブロック102に装
着するための採取チップ装着台、407は液体試料40
8が収容された試料容器、409は採取チップ108内
に吸引した試料を注入するための採取容器、410は使
用済みの採取チップ108を廃棄、収容するための廃棄
バケットである。
【0017】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
モータ204を駆動して前記遊星歯車機構により採取ユ
ニット100を回動させ、本体ブロック102を採取チ
ップ108を載せた装着台406の上方で停止させる。
次に、ステッピングモータ206を駆動して本体ブロッ
ク102を下降させ、採取チップ108を本体ブロック
102の下端部に装着する。その後、ステッピングモー
タ206を駆動して本体ブロック102を上昇させる。
次いで電磁弁404をオンし、四方継手403を介し第
1の通気口101を通じて採取チップ108にコンプレ
ッサ等からエアを供給する(図2のa1方向)と、採取
チップ108の先端部108bから少量のエアが噴出す
る。
【0018】この状態で採取ユニット100を回動さ
せ、採取チップ108を試料容器407の上方にて停止
させる。そしてステッピングモータ206を駆動して採
取チップ108を下降させる。このとき、採取チップ1
08の先端部108bが試料容器407内の試料408
の液面に接触すると先端部108bが閉塞されるため、
採取チップ108内部の圧力が上昇する。この圧力上昇
は圧力センサ405により検知されて採取チップ108
の先端部108bが試料液面に到達したことが検出され
る。これに伴い、ステッピングモータ206を停止させ
て採取チップ108の下降を一端停止する。
【0019】次に、採取チップ108を再度下降させ、
試料採取量に応じて予め設定された距離だけ液面から下
降、浸没した時点で下降を停止する。そして、容量式ポ
ンプ401によって試料採取量に相当するエアを第1の
通気口101を介し採取チップ108内から吸引する
(図2のa2方向)ことにより、試料408を採取チッ
プ108内に定量採取する。このときの採取チップ10
8の下降浸没距離は吸引に伴う試料液面の下降を考慮し
て決定されるが、その距離は必要最小限で良く、更に、
図示するごとく採取チップ108の先端部108bを細
径かつ長尺に形成することにより、採取チップ108を
引き上げた際にその外周面に付着する試料408を少量
に抑えることが可能である。
【0020】ここで、試料吸引時には、容量式ポンプ4
01の吸引量と採取チップ108内に採取される試料量
とに若干の時間的な遅れが存在し、この遅れ時間は一般
に試料408が高粘度になるほど長期化する。従って、
容量式ポンプ401によるエアの吸引停止を採取の完了
とみなす場合には、上記遅れ時間の存在により採取の完
了を正確に検出することはできない。
【0021】そこで、本実施例では、容量式ポンプ40
1による吸引を停止した後、採取チップ108内の圧力
が大気圧と等しくなったことを圧力センサ405により
検知することで採取の完了を検出するようにした。つま
り、試料408の粘度に応じて変化する遅れ時間に関係
なく、採取完了を正確に検出することができる。また、
採取チップ108の先端部108bに異物が詰まった
り、容量式ポンプ401の故障等により吸引異常が発生
した場合にも、圧力センサ405によりこれらを検出し
て点検等、迅速な対応を行うことができる。
【0022】こうして試料408の吸引が終了した後
は、ステッピングモータ206を駆動して採取チップ1
08を採取ユニット100ごと引き上げ、停止させる。
その後、採取ユニット100を更に回動させ、採取容器
409の上方にて停止させる。しかる後、採取チップ1
08内の試料408を採取容器409内に吐出、注入す
るが、採取容器409の位置(高さ)に応じて採取ユニ
ット100を前記同様な制御により上下動させる。
【0023】また、試料408の吐出、注入は、容量式
ポンプ401により第1の通気口101を介して採取チ
ップ108内にエアを供給する(図2のa1方向)こと
により行われる。なお、採取チップ108の容量が必要
とされる採取量に満たない場合には、上記採取動作を所
要回数だけ繰り返せば良い。ここで、採取チップ108
から試料408を吐出させた後に採取チップ108内の
エアを若干吸引することにより、採取チップ108の内
壁面や先端部108bに付着した試料滴を吸引すること
ができ、これによって試料のボタ落ちを好適に防止する
ことができる。
【0024】試料408の吐出、注入が完了したら、採
取ユニット100を更に回動させ、廃棄バケット410
の上方にて停止させる。そして、電磁弁404をオンし
てコンプレッサ等の外部のエア源から第2の通気口11
0にエアを供給し、エアシリンダ103を動作させて可
動ロッド104を図1の下方へ移動させる。これによ
り、円筒ブロック106を介してスリーブ107が下動
し、採取チップ108のフランジ108aを押圧するの
で、採取チップ108が本体ブロック102から強制的
に取り外され、廃棄バケット410内に廃棄される。
【0025】 なお、採取ユニット100の回動及び
上下動はコントローラにより所定のプログラムに従って
各モータ204,206を制御することにより実行さ
れ、採取ユニット100の駆動距離も予め設定しておく
ことが可能であるが、リミットスイッチや光センサ等に
より採取ユニット100の位置をその都度検出し、その
検出信号をコントローラに取り込んで各モータ204,
206を制御しても良い。また、実施例における採取ユ
ニット100の駆動機構や移送装置200の構造はあく
まで例示的なものであり、本発明はこれらに何ら限定さ
れるものではない。更に、スリーブ107やエアシリン
ダ103等からなる採取チップ取外し機構を備えること
により、使い捨て式の採取チップを用いた試料採取作業
の全自動化を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、採取チッ
プ内部の圧力を検知して採取チップ先端部の液面への到
達を検出するため、試料採取のために採取チップをその
後、浸没させる距離を必要最小限に制御することができ
る。従って、採取チップを引き上げた際にその外周面に
付着する試料量を少なくすることができ、移送時のボタ
落ちによる周囲の汚染を防止し、定量以上に採取してし
まうおそれをなくして採取精度を向上させることができ
る。
【0027】 更に、採取チップ内部の圧力に基づき採
取の完了を検出することで、エア源による吸引遅れ時間
に関わらず常に正確な定量採取が可能であり、試料の粘
度に左右されない高精度な定量採取装置を実現すること
ができる。また、移送装置の構成は極めて簡単であり、
採取チップの駆動機構も比較的簡単な制御プログラムに
より実行可能であるから、採取装置の低価格化が可能で
ある。加えて、本発明によれば、使い捨て式の採取チッ
プの装着から採取動作、採取チップの取り外し(廃棄)
までの一連の作業の自動化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における採取ユニットの断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】実施例の全体的な構成を示す側面図である。
【図4】実施例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 採取ユニット 101,110 通気口 102 本体ブロック 103 エアシリンダ 104 可動ロッド 105 シリンダカバー 106 円筒ブロック 107 スリーブ 108 採取チップ 108a フランジ 108b 先端部 109 エア出入部 200 移送装置 201 固定軸 202 平歯車 203 フレーム 204 モータ 205,207 ピニオン 206 ステッピングモータ 208 ラック 209 可動バー 210 アーム 211 配管ガイド 212 コントローラ 213 ベアリング 401 容量式ポンプ 402 配管チューブ 403 四方継手 404 電磁弁 405 圧力センサ 406 採取チップ装着台 407 試料容器 408 液体試料 409 採取容器 410 廃棄バケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−202165(JP,A) 特開 昭63−109373(JP,A) 特開 昭61−212336(JP,A) 特開 平2−132344(JP,A) 実開 昭63−175864(JP,U) 国際公開91/5609(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/34 G01N 35/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気口を有する本体ブロック、及び、本
    体ブロックに着脱可能に装着され、かつ、前記通気口に
    内部空間が連通すると共に開口した先端部を有する採取
    チップを備えた採取ユニットと、 前記通気口を介して採取チップ内にエアを吐出させ、か
    つ、液体試料採取量相当のエアを採取チップ内から吸引
    するエア源と、 採取チップ内のエアの圧力を検出する圧力センサと、 記採取ユニットを回動及び上下動させる駆動機構と、
    前記圧力センサの検出信号に基づき試料採取時に採取チ
    ップの先端部が試料液面により閉塞されたことを検出
    し、かつ、採取チップ内への試料の採取完了を検出して
    前記駆動機構を制御するコントローラと、を有する移送
    装置と、 前記本体ブロックの外周面に装着されたスリーブを、本
    体ブロックに装着された採取チップ方向に移動させてこ
    の採取チップを本体ブロックから抜脱させる採取チップ
    取外し機構と、 を備え、 前記コントローラは、 前記エア源による液体試料採取量相当のエアの吸引後に
    前記採取チップ内の圧力が大気圧に等しくなったことを
    前記圧力センサにより検出して、採取チップ内への試料
    の採取完了を検出する ことを特徴とする液体試料の採取
    装置。
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