JP2000074928A - 液体吸引管 - Google Patents

液体吸引管

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JP2000074928A
JP2000074928A JP24452198A JP24452198A JP2000074928A JP 2000074928 A JP2000074928 A JP 2000074928A JP 24452198 A JP24452198 A JP 24452198A JP 24452198 A JP24452198 A JP 24452198A JP 2000074928 A JP2000074928 A JP 2000074928A
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liquid
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motor
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JP24452198A
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Masanori Imazu
雅範 今津
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Sysmex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端に吸引用開口を備えていても詰まりが発
生しにくい先端鋭利な液体吸引管を提供する。 【解決手段】 容器内に収容された液体を吸引する液体
吸引管であって、容器開口を封止する栓体を貫通するこ
とができるよう管先端が鋭利形成されてなるものにおい
て、管先端に斜めカット面が形成され、その斜めカット
面における管内壁端に鋭角エッジが生じないよう構成す
る。吸引管先端部分の管内壁端に鋭角なエッジがないの
で、その部分で栓体を切断しその切断された栓体の一部
が開口側に入り込むということが起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器開口を封止し
た栓体を貫通し容器内の液体を吸引することができる液
体吸引管に関するものであり、試料分析装置等における
液体試料の採取用に好適利用できる。
【0002】
【従来の技術】ゴムキャップなどの栓体により容器開口
が封止された密閉容器から液体試料を吸引する際、先端
を斜めにカットした針状の吸引管が用いられている。
【0003】キャップ突き刺し時に吸引管にゴムカスが
詰まらないようにするため、(a)特開平9−3044
00号公報記載のごとく吸引管の側周面に吸引用開口を
設けたものが知られている。
【0004】一方、キャップありの容器(密閉容器)に
対してもキャップなしの容器(開放容器)に対しても問
題なく動作するようにするため、(b)特許第2511
549号公報記載のごとく開放容器用のプローブと密閉
容器用のニードルとを備えたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば一つの吸引管で
密閉容器、開放容器のいずれに対しても対応する場合、
吸引管先端に吸引用開口を設けたいことがある。例え
ば、数μlという微量液量において定量精度を向上させ
たいとか、サンプル液のデッドボリューム(吸引できず
に容器内に残ってしまう量)を減らしたいとか、液の相
互汚染を防止するため吸引管の液中浸漬量を減らしたい
という要求がある。しかし、吸引管先端に吸引用開口を
設けると密閉容器の栓体突き刺し時に吸引管が詰まりや
すくなる。
【0006】本発明は、先端に吸引用開口を備えていて
も詰まりが発生しにくい先端鋭利な液体吸引管を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液体吸引管は、
容器内に収容された液体を吸引する液体吸引管であっ
て、容器開口を封止する栓体を貫通することができるよ
う管先端が鋭利形成されてなるものにおいて、管先端に
斜めカット面が形成され、その斜めカット面における管
内壁端に鋭角エッジが生じないよう構成されてなること
を特徴とする。
【0008】吸引管先端部分の管内壁端に鋭角なエッジ
がないので、その部分で栓体を切断しその切断された栓
体の一部が開口側に入り込むということが起こらない。
すなわち吸引管は詰まりにくい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の液体吸引管は、強度、液
面検知可能の点で金属製が好ましく、耐腐食性、耐摩耗
性の点でステンレスパイプの外壁に窒化クロム(Cr
N)などの硬化皮膜のコーティング処理がなされている
ことが好ましい。
【0010】液体吸引管の管先端の管内壁端に鋭角なエ
ッジが生じないようにするため、管内壁端の全周に鋭角
エッジ削除の処理を施してもよいが、鋭角エッジが生じ
うる半周部分のみに面取り等の鋭角エッジ削除処理を施
してもよい。
【0011】液体吸引管で吸引する液体としては特に限
定されないが、分析装置で分析すべき血漿などの血液サ
ンプルはその一例である。
【実施例】第1図は液体吸引装置の一例の概略構成を示
す。第2図は液体吸引装置の一例の具体的な構成を示
す。この液体吸引装置は本実施例においては血液凝固測
定装置に内蔵されている。第2図は血液凝固測定装置の
左側面側から見た図であり、図において右側が装置前面
で左側が装置内側である。複数のサンプル容器68を一
列に並べて保持したサンプルラック66はサンプラ(不
図示)によって図において紙面裏から表の方向に1容器
分ずつ移送される。
【0012】第1図に示すように、この液体吸引装置は
第1ユニット10と第2ユニット11とから構成されて
いる。第1ユニット10は液体吸引管であるピペット1
2を保持する第1保持部30及びその第1の保持部30
を上下移動させるための駆動源43を備えている。第2
ユニット11は第1の保持部30と係合する第2の保持
部74及び第2の保持部74を上下移動させるための駆
動源86を備えている。第1ユニット10は水平移動可
能となっている。二点鎖線は第1ユニット10が最前に
位置し、第1保持部30が第2保持部74に近接し両者
が係合しうる状態を示す。実線は第1ユニット10が後
方に位置し、第1保持部30は第2保持部74から離れ
両者は係合し得ない状態を示す。
【0013】ピペット12は内部通路14(図4参照)
を有しており、外径2.0mm、内径1.3mm、全長
約130mmのステンレス製の円筒管である。ピペット
12の上端部には電線34が接続されている。電線34
は液面検知回路35に接続され、ピペット先端が液面に
接触する際の容量(キャパシタンス)変化に基づき液面
を検知する。ピペット12上端にはチューブ36が接続
されそのチューブ36はシリンジポンプなどの液体定量
装置37に接続される。本実施例においては第1ユニッ
トは駆動源94、96により水平方向に移動される。
【0014】第3、4図はピペットの先端部分の部分拡
大図、部分拡大断面図である。ピペット12は下端部付
近において外径1.2mm、内径0.5mmに細く絞ら
れ管軸に対して図のように斜めに鋭利カットされてい
る。内部通路14は斜めカット面16に開口18する。
単に斜めにカットしただけでは斜めカット面16におけ
る内壁端21に鋭角のエッジが発生する(上側の半周2
0には鋭角のエッジ、下側の半周22には鈍角のエッジ
が発生する)。
【0015】第5図は従来のピペット13におけるゴム
キャップ突き刺し状態を示している。内壁端に鋭角のエ
ッジがあるので、ゴムキャップ突き刺し時に鋭角のエッ
ジ23でゴムキャップ24を切断しその切断されたゴム
キャップの一部(ゴムカス)が開口に進入するので、す
ぐに詰まりが発生する。
【0016】そこで、上側の半周部分20について鋭角
のエッジを除去する面取処理を施した。このことにより
内壁端の全周について鋭角のエッジをなくすことがで
き、少なくとも3万回の連続試験においても詰まりが発
生しないことが確認された。ピペット12は下端から約
80mmまでの領域の外壁に耐摩耗性を高めるため窒化
クロム(CrN)のコーティング処理が施されている。
【0017】第2図は液体吸引装置の一実施例の一部切
り欠き側面図である。44は第1ユニット10の第1シ
ャーシである。40、41はプーリ、42はプーリ4
0、41に掛け渡されたベルトである。一方のプーリ4
1は第1の駆動源であるモータ43(本実施例ではステ
ッピングモータ)の軸に直結している。ベルト42の一
部に部材を取り付ければ第1のモータ43の回転により
その部材は上下移動することができる。
【0018】第1ユニット10にはピペット12に上向
きの外力が作用したときにこれを検知する外力検知手段
54が備えられている。部材48を介してベルト42に
取り付けられた部材50は第2シャーシ38に回転可能
に支持されている。第2シャーシ38は第1シャーシ4
4に取り付けられたガイドシャフト46、47により上
下移動のみできるようにガイドされている。第2シャー
シ38にはピペット12を保持した第1保持部が取り付
けられる。第2シャーシ38と部材50の間には圧縮コ
イルバネなどの付勢手段52が配置されている。
【0019】ピペット12に外力が作用していない状態
では部材50は第2シャーシ38に設けられた部材54
を支点として図において時計方向に付勢され第2シャー
シに設けられた係止部56に当接されている。よって、
第1のモータ43の回転により第1保持部30、第2シ
ャーシ38、部材50は一体化して上下移動する。
【0020】もし、ピペット下降中にピペット12に物
が当接し上向きの外力が作用すると、部材50の部材4
8側は下方に移動するが第2シャーシ38の支点54側
は停止するので、部材50はバネ52の圧縮力に逆らっ
て二点鎖線に示すように部材50は相対的に反時計周り
に回転する。この微少な変動をマイクロスイッチなどの
センサ53により検出する。センサ53は電線により外
力検知回路55に接続され、外力検知が行われる。
【0021】58は貫通孔を備え上下移動するピペット
のガイド手段として機能するガイド部材である。ガイド
部材58は第1シャーシ44に取り付けられている。本
実施例ではピペット12は100mm以上の長さを有す
るので移動時に水平方向のブレを発生させないようにす
るために設けられている。
【0022】60は貫通孔63(図1参照)を備えその
貫通孔63にポート62から洗浄液を供給しポート64
から廃液を排出することによりピペット12壁を洗浄す
る洗浄部である。洗浄部60は部材70を介してエアー
シリンダなどの駆動源72により上下移動される。71
は垂直方向に設けられ部材70をガイドするガイドレー
ルである。
【0023】第2ユニットについて説明する。74は第
1保持部30と係合しうる第2保持部である。本実施例
では凹部と凸部の嵌まり合いにより両者30、74が連
結されるように構成されている。第1保持部30には凸
部32が設けられている。第2保持部74にはその凸部
32が隙間を有して嵌まる凹部76が設けられている。
凸部32の上下方向の幅は約6mm、凹部の上下方向の
幅は14mmであり、第1保持部は第2保持部の干渉な
しに移動できる余裕、すなわち8mmの不干渉範囲を有
している。
【0024】80は軸受84、85により回転自在に支
持され螺旋溝を有するドライブシャフト、82はドライ
ブシャフト80に螺合しドライブシャフト80の回転に
伴い上下移動する移動子である。ドライブシャフト80
の一端にプーリ89が取り付けられプーリ88、ベルト
90を介して第2のモータ(ステッピングモータ)86
の回転がドライブシャフト80に伝達される。第2保持
部74は部材78を介してこの移動子82に取り付けら
れガイドレール71にガイドされて上下移動する。
【0025】第1保持部30と第2保持部74が係合状
態にあるときに第1のモータ43への電力供給をなくし
第2のモータ86を回転させれば、第2の保持部74が
第1の保持部30を押圧し移動させることができる。こ
のとき第1のモータ43は外力により強制的に回転させ
られることになる。
【0026】本実施例では第1ユニット10はモータ9
4により紙面左右方向に水平移動するよう構成されてい
る。さらに、モータ96により紙面表裏方向にも水平移
動するよう構成されている。第1ユニット10は装置前
側(右側)にあるときに第1の保持部30と第2の保持
部74とが係合するようになっている。第1ユニット1
0が後方(左側)に移動すれば両者の係合は解除され、
ピペット12は専ら第1のモータ43の回転により上下
移動する。
【0027】本実施例ではサンプル液である血漿を収容
したサンプル容器はサンプラにより例えば10本の容器
を装着可能なサンプルラック66に装着されて搬送され
る。第6図はサンプルラック66を血液凝固測定装置の
前面側から見たサンプルラックであり、サンプルラック
66は右から左に1サンプル容器ずつ間欠的に移動さ
れ、順次ピペット下方に配置される。本実施例において
使用されるサンプル容器は3種類に大別される。第1種
はサンプルラック66底壁に載置された密閉容器a,
b,c,d,e,f(容器底はサンプルラック底壁に当
接している)。各容器はキャップが異なっている。第2
種はサンプルラック底壁に載置された開放容器g(容器
底はサンプルラック底壁に当接している)。第3種はサ
ンプルラック底壁上方に載置した開放容器h,i,j
(各容器はフランジを備え、サンプルラック上壁に当接
h,jしたりや載置用開放容器上端に当接iしたりして
いる。いずれの開放容器も底はサンプルラック底壁には
当接していない)。
【0028】本実施例においては、洗浄部60の貫通孔
63の下面にはテーパ部61を備えるのでfのような特
異な容器(SARSTEDT社のMONOVETTEな
る真空採血管)であっても位置ずれすることなく容器を
保持することができる。
【0029】制御部92はプログラムに従い、前記セン
サからの信号を受信し各モータを駆動させる。液体吸引
装置の動作を説明する。
【0030】<ステップ1:容器キャップの有無検知>
第1ユニット10が最前に位置した状態において、第1
のモータ43及び第2のモータ86を回転させて第1保
持部30及び第2保持部74を共に下降させることによ
り前記係合不干渉状態を維持しつつ、ピペット12を初
期位置(最上点)から洗浄部60を貫通し所定距離下降
させる。その間、制御部92は外力検知回路55からの
信号を監視する。ピペット12に外力が作用したと検知
されればキャップありの密閉容器であると判断し第1の
モータ43を停止させる。ピペット12が所定距離下降
しても外力が作用しなければキャップなしの開放容器で
あると判断する。
【0031】<ステップ2−1:密閉容器の場合のピペ
ットの下降(突き刺し)>停止した第1のモータ43を
ごくわずか逆方向に回転させピペット12先端をキャッ
プから離す。そして、駆動源72を駆動し洗浄部を下降
させ洗浄部60下面で容器68のキャップ69を押圧保
持する。第1のモータ43への電力供給をストップし、
第2のモータ86を回転させる。第2の保持部74は第
1の保持部30を押し下げることによりピペット12を
容器68のキャップ69に突き刺す(ピペット12は専
ら第2のモータ86の力により下降する)。そして、液
面検知回路35からの液面検知情報、予め設定された最
下点に到達したとの位置情報のいずれかの情報により第
2のモータ86は停止させられピペット12も停止す
る。
【0032】<ステップ2−2:開放容器の場合のピペ
ットの下降>継続して第1のモータ43及び第2のモー
タ86を回転させて、第1の保持部30を第2の保持部
74に当接させることなく下降させる(ピペット12は
第1のモータ43の力により下降する)。そして、液面
検知回路35からの液面検知情報、外力検知回路55か
らの外力検知情報、予め設定された最下点に到達したと
の位置情報のいずれかの情報により第1のモータ43は
停止させられピペット12も停止する。
【0033】<ステップ3:サンプル液吸引>ピペット
12を吸引量に応じて所定距離下降させ、液体定量装置
37を動作させピペット12先端の開口18から血漿を
所定量吸引する(5μlから500μlまで)。なお、
上記ステップ2−1において最下点到達によりピペット
12が下降停止した場合、ステップ2−2において外力
検知又は最下点到達によりピペット12が下降停止した
場合は吸引すべき血漿がないということであるので液の
吸引は行わずサンプル液なしとのエラーメッセージを出
力する。
【0034】<ステップ4−1:密閉容器の場合のピペ
ットの上昇(引き抜き)>第1のモータ43への電力供
給をストップしたまま第2のモータ86を逆回転させ
る。第2の保持部74が第1の保持部30を押し上げる
ことによりピペット12を容器68のキャップ69から
引き抜く(ピペット12は専ら第2のモータ86の力に
より上昇する)。同時に洗浄部60に洗浄液を供給し廃
液を排出しピペット12外壁を洗浄する。引き抜きが完
了すれば洗浄部60を上昇させ容器68の保持を解除す
る。ピペット12は初期位置に戻る。
【0035】<ステップ4−2:開放容器の場合のピペ
ットの上昇>第1のモータ43、第2のモータ86を逆
回転させて、第1の保持部30を第2の保持部74に当
接させることなく上昇させる(ピペット12は専ら第1
のモータ43の力により上昇する)。同時に洗浄部60
に洗浄液を供給し廃液を排出しピペット12外壁を洗浄
する。ピペット12は初期位置に戻る。
【0036】<ステップ5:ピペットの後方移動>モー
タ94を回転させ第1ユニット10を後方移動させる。
このことにより第1の保持部は第2の保持部からの係合
から完全に解除される。また必要に応じてモータ96を
回転させ第1ユニットを横方向移動させてもよい。
【0037】<ステップ6:ピペットの下降>第1の保
持部30は第2の保持部74の係合が解除されているの
で、第1のモータ43だけを回転させてピペット12を
所定量下降させる。
【0038】<ステップ7:サンプル液吐出>液体定量
装置37を動作させピペット12先端の開口18から反
応容器(不図示)内に血漿を所定量吐出する。
【0039】<ステップ8:ピペットの上昇>第1のモ
ータ43を逆回転させてピペット12を上昇させる。そ
してピペット12の内外壁を洗浄する。例えばモータ9
4又はモータ96によってピペット12を図示しない洗
浄容器へ移動し洗浄する。あるいはピペット12内部通
路14に洗浄液を供給し洗浄部60に洗浄液を供給しこ
れら廃液を洗浄部60から排出しピペット12内外壁を
洗浄してもよい。
【0040】<ステップ9:ピペットの前方移動>モー
タ94を逆回転させ第1ユニット10を前方移動させ
る。ピペット12は初期位置に戻る。第1の保持部は第
2の保持部と係合しうる状態になる。
【0041】
【発明の効果】本発明の液体吸引管は、吸引管先端部分
の管内壁端に鋭角なエッジが生じないように構成させて
いるので、鋭角なエッジで栓体を切断しその切断された
栓体の一部が吸引用開口側に入り込むということが起こ
らない。すなわち詰まりが発生にくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体吸引装置の概略構成図である。
【図2】液体吸引装置の一部切り欠き側面図である。
【図3】本発明における液体吸引管の先端部分の側面図
である。
【図4】本発明における液体吸引管の先端部分の側断面
図である。
【図5】従来の液体吸引管におけるゴムキャップ突き刺
し時の側面図である。
【図6】各種サンプル容器が装着されたサンプルラック
の正面図である。
【符号の説明】
12 液体吸引管(ピペット) 14 内部通路 16 斜めカット面 18 開口 20、21、22 管内壁端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に収容された液体を吸引する液体
    吸引管であって、容器開口を封止する栓体を貫通するこ
    とができるよう管先端が鋭利形成されてなるものにおい
    て、 管先端に斜めカット面が形成され、その斜めカット面に
    おける管内壁端に鋭角エッジが生じないよう構成されて
    なることを特徴とする液体吸引管。
  2. 【請求項2】 管内壁端の半周部分に鋭角エッジ削除処
    理が施されてなる請求項1記載の液体吸引管。
JP24452198A 1998-08-31 1998-08-31 液体吸引管 Pending JP2000074928A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502163A (ja) * 2000-06-22 2004-01-22 ベックマン コールター インコーポレイテッド 閉じられた容器のサンプリングシステムのためのキャップ穿孔ステーション
JP2006514874A (ja) * 2003-01-21 2006-05-18 カルメル プハルマ アクチボラゲット 膜を突き刺すための針
US7981384B2 (en) 2003-07-15 2011-07-19 Sysmex Corporation Liquid aspirator and analyzer provided with same
JP2016505364A (ja) * 2012-11-28 2016-02-25 モレキュラー バイオロジー システムス ベー.フェー. ピペットチップ、そのようなチップを備えるピペット、そのようなピペットチップと、試料を含有する少なくとも1つの容器とを含む一式及びそのようなピペットを使用する方法

Cited By (4)

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