JP2016505364A - ピペットチップ、そのようなチップを備えるピペット、そのようなピペットチップと、試料を含有する少なくとも1つの容器とを含む一式及びそのようなピペットを使用する方法 - Google Patents

ピペットチップ、そのようなチップを備えるピペット、そのようなピペットチップと、試料を含有する少なくとも1つの容器とを含む一式及びそのようなピペットを使用する方法 Download PDF

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Abstract

ピペット(1)のピペット本体(3)に取り付けられるように配置される第1端部と、少なくとも一部において、ピペットによって吸引されるように意図される試料に挿入されるように配置される開口部(15)を有する第2端部とを有し、試料を含有する容器を覆う蓋(119)を切り開くように使用され得るように、開口部(15)は、鋭利な輪郭を有する、ピペットチップ。

Description

本発明は、ピペットチップ、そのようなチップを備えるピペット、そのようなピペットチップと、試料を含有する少なくとも1つの容器とを含む一式及びそのようなピペットを使用する方法に関する。
正確な液体ハンドリングは、通常、ピペットを使用して行われる。ピペットは、分子生物学、分析化学及び医療検査において、一般的に使用される。ピペットは、ガラスピペット単体から、より複雑な調整が可能な、あるいは、電子的なピペットに至る、様々なレベルの正確さと共に、種々の目的に応じた様々な設計を有する。多くのピペットの種類は、液体収容チャンバの上方に部分的な真空を作り出し、この真空を選択的に解放して液体を吸引したり、分注したりすることによって機能する。
1から1000マイクロリットルの間を分注するピペットが、マイクロピペットと呼ばれる一方で、マクロピペットは、より多くの量を分注する。エアディスプレイスメントピペットとポジティブディスプレイスメントピペットの2種類のマイクロピペットが、一般的に使用されている。特に、ピストン駆動式エアディスプレイスメントピペットは、使い捨てのチップから調整可能な量の液体を分注するマイクロピペットである。
図1は、ピペット本体3、ピペットチップ5、ピストン7を有する公知のピペット1の外観を示す。ピペット本体3は、プランジャー(図示しない)を内部に含み、プランジャーは、ピストン7が圧縮され、そして、解放されるとき、液体をピペットチップ5の中に吸い上げる吸引力を提供する。プランジャーの最大変位は、ピペット本体3におけるダイヤル9により設定され、吐出量(deliverly volume)の変更を可能にする。
ホールピペット又はメスピペット(volumetric or graduated pipettes)などのより大きな容量のチューブ状ピペットは、ピペット分注器を一時的に取り付けることによって使用される。ピペットシリンジは、一般に、0.5mLから25mLの範囲の量を取り扱う。マイクロピペットは、使い捨てのチップを使用して試料の汚染を防ぐ。
使い捨てのピペットチップ5と共に作用するピペットは、通常、マイクロピペットである。チップは、主にポリプロピレンから作られ、これは、化学反応における不活性、化学物質に対する耐性、そして可撓性を有するためである。この可撓性は、ピペットチップ5とピペット本体3との間に気密封止を提供するために必要である。ピペットチップ5に、より硬質な材料を使用するとき、より軟質で可撓性を有するインサート(図示しない)がピペットチップ5のピペット側でピペットチップ5に使用されて、ピペットチップ5とピペット本体3との間に気密封止を提供することができる。ピペット本体3とピペットチップ5との間のいかなる空間も密封するように、適切な軟質材料の1つ以上のシール用Oリングを有するピペットを使用することも可能である。
開口したエッペンドルフチューブ又はマイクロタイタープレートなどの開放容器から液体を吸引する際、可撓性は問題とならない。非常に限られたゲル(very narrow gel)(例えば、シーケンシングゲル)を投入するとき、可撓性が問題となる可能性がある。これは、非常に薄いゲルを収容するガラスプレート間に嵌合することができるように、吸引/分注端部(drawing/dispensing end)においてチップが超薄型である必要があるからである。例えば、ポリプロピレンなどの可撓性材料から作られたチップは、その形状を維持するのに十分な硬さを有さない。この場合、ポリカーボネートが使用され得る(ドラマンド−シグマ(Drummond−Sigma))。
分子生物学において、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR:Polymerase Chain Reaction)などの核酸増幅技術が、RNAやDNAの短いポリヌクレオチド配列(最大1000ポリヌクレオチド、しかし、時折より長く、最大10000ヌクレオチド又はそれ以上)の増幅のために使用される。PCRプロセスは、1989年にキャリー・マリス(Kary Mullis)によって初めて行われた。そのようなプロセスの他の例として、核酸配列ベース増幅(NASBA:Nucleic Acid Sequence−Based Amplification)がある。
適切なプラスチックホイルから作製された密封容器でPCRを行うとき(PCT/NL2011/050354、未公開)、容器から試料を回収するのが煩雑かもしれない。容器と共に雌型ホイルを有して、保持ブロック(holding block)を提供することにより、更なる処理のために、容器はブロックに固定され得る。接着フィルム(プレートシーラー)により密封されたマイクロタイタープレートが、雌型ブロックを用いずに保持器として使用され得る。いくつかの手段が、容器を開けるために使用され得る。ナイフ(例えば、メス)、あるいは、適切な材料から作られる他の鋭利な物体で、容器が開けられ、容器内の液体試料が、ピペットによる吸引のために利用可能になる。相互汚染は危険である。代わりに、試料は、鋭利な針を保持するシリンジによって吸引され得る。通常、シリンジ及び針の両方は、次に続く試料の汚染を防ぐために、1つの試料を吸引した後に破棄されなければならず、これが費用のかかる手順となっている。密封されたマイクロタイタープレートは、接着プラスチックホイル(プレートシーラー)を除去することにより開けられ得る。
少なくともPCRの分野において、簡便で、かつ、費用効率の良い方法で、プラスチックホイルから作られるか、あるいは、プラスチックホイルにより覆われる容器から試料(一部)を吸引するために、適切な器具が必要である。他の実施例では、シールにより覆われた、血液や感染因子を含有するチューブがあるが、これは穿刺される可能性がある。
本発明の目的は、そのような器具を提供することである。
その趣旨で、本発明は、請求項1で請求されるようなピペットを提供する。この器具の実施形態は、他の請求項で請求される。
更に、請求項は、そのようなチップを備えるピペット、そのようなピペットチップと、試料を含有する少なくとも1つの容器とを含む一式、そして、そのようなピペットを使用する方法に関する。
本発明は、範囲を限定せず、発明の実施形態を示すことのみを意図する図面を参照して、詳細に説明される。本発明の範囲は、添付の請求項で定められ、かつ、技術的な等価物により定められる。
先行技術から公知のピペットを示す図である。 ピペットのチップの実施形態の断面図である。 代替的な実施形態の断面図である。 図2aに従ったピペットの側面図である。 図2bに従ったピペットの側面図である。 ピペットチップの端部における縁部の拡大図である。 ピペットの代替的なチップの断面図である。 ピペットの代替的なチップの断面図である。 ピペットの代替的なチップの断面図である。 例えば、DNA材料といった液体試料を含有する密封袋を作製するための方法の一連の工程を示し、その密封袋から、例えば、DNA材料といった液体試料が、本発明に従ったピペットを用いて吸引され得る。 例えば、DNA材料といった液体試料を含有する密封袋を作製するための方法の一連の工程を示し、その密封袋から、例えば、DNA材料といった液体試料が、本発明に従ったピペットを用いて吸引され得る。 例えば、DNA材料といった液体試料を含有する密封袋を作製するための方法の一連の工程を示し、その密封袋から、例えば、DNA材料といった液体試料が、本発明に従ったピペットを用いて吸引され得る。
図2aは、ピペットチップ5aの断面図である。ピペットチップ5aは、試料に挿入され、かつ、ピペット1の中に試料(一部)を吸引するように使用される開口部15を有する。本発明に従って、開口部15は、平面19に対して傾斜する。平面19は、ピペットチップ5aの中心軸17に対して垂直に位置する。図2aにおいて、傾斜は角度α1で示される。
開口部15は、ピペットチップ5aから最も遠くに延在する部分10aと、ピペットチップ5aから最も近くに延在する部分10bとを有する縁部10(図3a)によって画定される。図2aの実施形態において、縁部10全体は、平面19に対して、開口部15と同様の角度α1で傾斜する。
そのようにすることで、縁部10によって画定されるようなピペットチップ5aの端部が非常に鋭くなるので、ピペット1によって吸引される試料を含有する容器を覆う(薄い)プラスチックホイルを切り開くことができる。
図2bに示される一実施形態において、縁部10の一部10cは、ピペットチップ5aの内側又は外側のいずれかに対して鋭利な遷移(sharp transition)を示さない。その趣旨で、一部10cは、例えば平坦でよく、かつ、平面19に平行な平面に位置することができる。代替的に、あるいは、追加的に、一部10cは、ピペットチップ5aの内側及び外側のうちの少なくとも一方に対する遷移において、丸みを帯びる。この特徴の効果は、プラスチックホイルのようなシートをピペットチップ5aで切り開くとき、一部10cに対応する位置で切断が防止される。これは、ピペットチップ5aがシートに完全な穴を開けることを防ぐ。つまり、シートの切り取られた部分は、シートの残りの部分に取り付けられたままである。また、切り取られた部分が、ピペットチップ5a内で詰まったり、試料の中に落下したりすることが防がれる。
一部10cの有利な位置は、ピペットチップ5aから最も近くに延在する縁部10の部分であり、つまり、図2a、図3aにおける部分10bと対応する部分である。しかし、ピペットチップ5aから最も遠くに延在する部分が常に有利ではないが、代わりに、他の位置を選択することが可能である。後者の部分が鋭利であるときが最良であり、これは、その部分が最初に切断されるべきシートに接触するからである。
縁部10は全長を有し、縁部10の一部10cは、全長の最大10%、より好ましくは最大5%、最も好ましくは最大3%に沿って延在することが好ましい。
図3bは、図2bのピペットチップ5aの3D立体視である。図3cは、図2b、図3bのピペットチップ5aの縁部10の拡大図であり、図3bの円IIIcに対応する。
一般に、角度α1は0度以上で、好ましくは5度から90度の間で、より好ましくは30度から50度の間で、最も好ましくは30度から45度の間である。α1=0の場合、次いで、縁部10自体は、ピペットチップ5aの鋭利な端部を備えるように傾斜すべきである(図4aから図4c)。ピペットチップ5aが、容器の(平坦な)底部まで液体を完全に吸引するように使用される場合、α1=0のピペットチップ5aが有利に使用され得る。
これは、(マイクロ)ピペット本体3に取り付けられるべきピペットチップ5aが、十分な剛性と強度を有する材料から作られるとき、特に当てはまる。そのような材料には、例えば、ステンレス鋼又は熱可塑性物質(thermoplast)があるが、これらに限らず、例えば、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリスルホン、熱可塑性ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリエーテルスルホン又は熱可塑性ポリフェニルスルホンなどがあるが、これらに限らない。他のポリマーも使用され得る。そのような材料は、炭素繊維及びガラス繊維のうちの少なくとも一方で補強され得る。他の代替物として、ポリプロピレンがあり、炭素繊維及びガラス繊維のうちの少なくとも一方で補強されるだろう。プラスチックホイルに対して押圧されるとき、固く鋭利なピペットチップ5aが、容器のプラスチックホイルを切り開く。その後、ピペット1は試料を吸引し、かつ、必要に応じて試料を分注するように使用され得る。その後、他のピペットチップに対して行われるように、ピペットチップ5aは破棄され得る。
図4aから図4cは、ピペットチップ5aの開口部15の他の実施例を示す。概括的に言うと、これらの図は、縁部10自体が開口部15に対して角度βで傾斜するように、切断される縁部10によって画定された開口部15の実施例を示す。
図4aは、開口部15が平面19に対して傾斜せず(α=0)、縁部10全体に沿って角度β=β1であるように、縁部10が周囲に対称的(circumferential symmetric)である実施形態を示す。なお、図4aは、ピペットチップ5aが外部表面よりも更に延在する内部表面を有する状態を示す。しかしながら、角度β=β1は、外部表面が内部表面よりも更に延在するような値を有することができる。
当業者にとって明らかなように、図4aに図示するようなピペットチップ5aを使用するとき、ホイルを穿孔する効果を有することができる。これが所望の状態ではない場合、図4b及び図4c(及び図2a)に図示するような、他の開口部15を使用することができる。
図4b及び図4cは、共通して、縁部10が開口部15に対して、縁部10において位置ごとで異なる角度βで傾斜する。好ましくは、ホイルを簡単に切り開くことができるように、最も遠くに延在する部分10aが、最も高い傾斜度と共に提供される。そのため、最も近くに延在する部分10bにおける角度β2は、最も遠くに延在する部分10aにおける角度β1より小さくてよい。角度β2=0(図4c)であるか、あるいは、角度β1及びβ2が反対符号(opposite signs)を有することは可能である。β1及びβ2は、好ましくは5度から90度の間の範囲で、より好ましくは30度から50度の間で、最も好ましくは30から45度の間の範囲である。
一実施形態において、縁部10は、角度が0度以上の開口部に対して、第2角度β1;β2;β3で傾斜する表面を有し、縁部が開口部の一部だけに対して第2角度β1;β2;β3で傾斜するという特性を有する。
図2bのピペットチップ5aのように、液体ハンドリング側のピペットチップ5aの開口部15を含む円形又は楕円形の一部を尖っていない状態(blunt)のままにするために、図4aから図4cのピペットチップ5aも部分的に鋭くすることができる。これは、図2bのピペットチップ5aと同様に、鋭利でない部分と共に実施され得る。これは、ホイルを切り開くとき、ピペットチップ5aの全体形状ではなく、一部分だけがホイルから切り取られるので、ホイルの残りの部分に接続するフラップ(flap)を作り出すという効果を有する。全体形状を切断すると、切り取られたホイルがピペットチップ5aに入ったり、ピペットチップ5aの入口を塞いだりするか、あるいは、そうでなれば、正確な液体の分注を妨げてしまう、という状態が生じてしまう。
当業者にとって明らかなように、ピペットチップ5aは、ロボットピペッターを具備して使用され得る。
自動ロボットピペッターは、液体感知ピペットチップと共に作用することができる。本明細書で説明されるようなピペットチップは、例えば、ピペットチップが導電性を持つようにさせることで、液体感知機能を有するように作ることができる。これは、当業者にとって公知の方法で行われ、例えば、チップを生産するために使用される熱可塑性物質を介して、添加物として炭素粒子を混合させることによって行われ得る。スチールチップは、既に導電性を有している。そのような導電性チップは、次いで、コントローラが他の機能を制御する、ロボットピペット内のコントローラに電気的に接続され得る。代替的に、感知機能は、導電性を有するピペットチップに接続される、別の(専用の)コントローラによって実行され、かつ、そのコントローラと通信するように配置され得る。ロボットピペッターは、導電性を利用してチップに接触する液体の存在を感知する。
本ピペットは、PCR法で有利に使用され得る。従来型サーモサイクラーPCRは、マイクロタイタープレート(例えば、12ウェルが8行、合計96ウェルを有する)で行われ、これは、上部で自己接着ホイルにより密封され得る(プレートシーラー)。密封されたプレートは、サーモサイクラーに挿入され、その後、プレートシーラーはマイクロピペット又はロボットピペット用の試料を供給するために除去される必要がある。本明細書で説明されるピペットチップ5aを使用することによって、ピペット操作前のプレートシーラーの除去は省略することができる。ピペットチップ5aが適切な材料(例えば、ポリカーボネート)から作られ、かつ、開口部15において十分鋭利に作製されれば、ピペットチップ5aは、プレートシーラーを切り開くことができる。
有利な実施形態において、本発明に従ったピペット1は、未公開特許出願第PCT/NL2011/050354号に示されるような容器を覆うホイルを切り開くように使用され得る。この出願では、PCR器具と、試料が封入され、かつ、吸引され得る方法とについて議論されている。ピペットチップを使用することによって、ホイルにおける開口部は、ピペットそのもので作られ得る。
未公開特許出願第PCT/NL2011/050354号で議論されるような容器について、図5aから図5cを参照して説明する。
容器は、PCR反応混合物を満たして生産される。そのようなPCR反応混合物は、水、DNA鋳型、DNAポリメラーゼ、ヌクレオチド、プライマー、バッファ、MgCl2及びPCRエンハンサー、そして、PCR反応に役立つことができる他の物質を含むことができる。
容器の形状が材料の剛性に依存しないので、容器は、非常に薄い材料で作製され得る。その形状も、必ずしも固定されない。容器を作製する材料の強度及び他の特性に応じて、容器は、0.01mm以下の薄さの壁を有することができる。これらの薄壁は、急激な温度ランプに役立つ。そのような高い温度ランプを得るために、容器の容積は、5μlから100μlの範囲であることが有利であり、好ましくは10μlから50μlの範囲、最も好ましくは10μlから20μlの範囲でよい。
容器は、適切な温度耐性プラスチックで構成され、たとえ混合物が加えられた後であっても、PCR反応と干渉せず、かつ、全ての側部において密閉され得る。従って、水分は密封箇所に存在し得る。
そのような容器の実施例は袋であり、これは、図5aから図5cを参照して説明されるような方法で生産され得る。図5aは、袋の形態の容器を生産するための器具101を図示する。
図5aは、第1プレート103及び第2プレート105を有する器具101を示し、第1プレート103及び第2プレート105の両方が、断面図で示される。第1プレート103は、1つ以上の拡張部107(i)を有する。これらの拡張部は、図示されるような中空でよい。しかしながら、拡張部は中実でもよい。拡張部は、第1プレート103の上面に平行な第1の視点(first view)において、円形の断面を有することができる。拡張部は、第1の視点に垂直な第2の視点(second view)において、楕円形状の断面を有することができる。しかしながら、実施形態はこれらの形状に制限されない。例えば、第1プレート103の表面に平行な断面は、矩形か、あるいは、任意の他の適切な断面形状を有することができる。
第2プレート105は、1つ以上の開口部109(i)を有し、開口部109(i)は、各々が第1プレートの対応する拡張部107(i)を収容することができるように配置され、かつ、形作られる。好ましくは、拡張部107(i)の外形形状は、開口部109(i)の内形形状に実質的に対応する。
1つ以上の袋117(i)を形成するために、プラスチックホイル111が、第1プレート103と第2プレート105との間に配置される。第1プレート103及び第2プレート105の両方は、所定の温度に加熱され得る。これら温度は、等しくてよく、かつ、第1プレート103及び第2プレート105が、プラスチックホイル111と接触するとき、プラスチックホイル111を軟化させるように選択される。矢印A(1)で示されるように、第1プレート103及び第2プレート105は、各拡張部107(i)が、対応する開口部109(i)に収容されるように、互いに向かって動かされる。軟化したプラスチックホイルは、袋117(i)を形成するように拡張部107(i)によって開口部109(i)に押し込まれる(図5b)。拡張部107(i)及び開口部9(i)があるだけ多くの袋117(i)が形成される。これらの袋117(i)は、開口部109(i)の内部に押し込まれない、プラスチックホイル111の部分によって互いに接続される。
第1プレート103及び第2プレート105のうちの一方は、定位置に残ることができ、矢印A(1)で示されるような移動を生じさせるために、他方のみを動かす必要があることが分かる。第1プレート103及び第2プレート105は、アルミ、スチール、あるいは、十分高い融解点を有し、かつ、十分高い熱伝達率を有する任意の他の材料により作製され得る。プラスチックホイルがプロピレンの場合、それらの使用温度は、323Kから573Kの間の範囲で、より好ましくは323Kから473Kの間の範囲で、最も好ましくは373Kから443Kの間の範囲でよい。プラスチックはポリプロピレンでよい。しかしながら、例えば、ポリエチレン、ポリエテン、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、POM(ポリオキシメチレン)などの任意の他の適切な材料を代わりに使用することができる。
第1プレート103及び第2プレート105は、互いに除去され、袋117(i)を有するプラスチックホイル111は、器具101から除去される。次いで、袋117(i)を有するプラスチックホイル111は、袋117(i)が第3プレート113における対応する開口部115(i)に挿入されるように配置される。第3プレート113は加熱されず(そのため、第3プレート113は、常温であるか、あるいは、試料により求められれば、第3プレート113は冷却され得る)、かつ、ガラス、適切な金属又は適切なポリマーにより作製され得る。
いったん開口部115(i)に挿入されると、図5bにおいて矢印A(2)で示されるように、袋は所定のPCR反応混合物で満たされる。
更なるプラスチックホイル119が、プラスチックホイル111の上部に設けられる。矢印A(3)で示されるように、この更なるプラスチックホイル119は、プラスチックホイル111上に置かれる。図5cを参照すると、位置123において、更なるプラスチックホイルがプラスチックホイル111へ封着される。位置123は、袋117(i)間に位置し、かつ、更なるプラスチックホイル119がプラスチックホイル111に接触する位置である。封着のために、例えば、糊付け、加熱、超音波適用などの任意の適切な手段及び方法が用いられ得る。超音波では、21000Hzから100000Hzの範囲の周波数を使用することが好ましく、より好ましくは35000Hzから45000Hzの間の範囲で、最も好ましくは38000Hzから42000Hzの範囲である。これらの周波数を使用することにより、容器内に存在する水分が加熱されることも防ぐ。
拡張部107(i)及び開口部109(i)は、マトリクス配列で配置され得る。次いで、袋117(i)もマトリクス配列で配置される。任意の数(例えば、96)の袋が、別の行において並列に配置され得るか、あるいは、接続され得る。袋は、直列に接合されてマトリクス状の袋を形成することもできる。代替的に、ポリプロピレンホイルのシートは、行(row)及び列(column)(例えば、1行8列又は12列か、あるいは、12行8列)の袋117(i)を含むように生産される。袋117(i)は、円形又は矩形でよく、あるいは、任意の他の適切な断面形状を有することができる。数は、例として役立つものとされる。
本発明に従ったピペットチップ5aを有するピペットが使用され得る方法は、以下の動作を含む。
a)本発明に従ったピペットチップを有するピペットを提供する;
b)蓋で覆われ、かつ、試料を含有する容器を提供する;
c)ピペットを用いて蓋を切り開く;
d)少なくとも一部において、ピペットによって試料を吸引する。
当業者にとって明白なように、PCR法におけるピペットチップ5aの用途は、単に例として言及される。ピペットチップ5aは、事前に容器を開けることなく、任意の密封された、あるいは、密閉された容器から、液体試料を回収するように使用され得る。
本発明は、添付の請求項及びその技術的な等価物のみによって限定されるということが理解される。本明細書及び請求項において、動詞「含む(to comprise)」及びその活用形は、具体的に言及されないアイテムが除外されず、その語に続くアイテムが包含されることを意味するべく、非制限的な意味で使用される。加えて、文脈が、1つ又は1つのみの要素が存在することを明確に要求しない限り、不定冠詞「a」又は「an」による要素への言及は、2つ以上の要素が存在することの可能性を除外するものではない。それ故、不定冠詞「a」又は「an」は、通常、「少なくとも1つ(at least one)」を意味する。

Claims (16)

  1. ピペットのピペット本体に取り付けられるように配置される第1端部と、
    少なくとも一部において、前記ピペットによって吸引されるように意図される試料に挿入されるように配置される縁部によって画定される開口部を有する第2端部と、
    を有し、
    前記開口部は、前記試料を含有する容器を覆う蓋を切り開くように使用することができるように、鋭利な輪郭を有する、
    ピペットチップ。
  2. 前記開口部は、前記ピペットチップの中心軸に対して垂直に画定される平面に対して、第1角度で傾斜し、前記第1角度は、0度以上で、好ましくは5度から90度の間で、より好ましくは30度から50度の間で、最も好ましくは30度から45度の間である、請求項1に記載のピペットチップ。
  3. 前記縁部は、前記開口部に対して第2角度で傾斜する表面を有する、請求項2に記載のピペットチップ。
  4. 前記第2角度が前記ピペットチップから最も延在する部分において最大となるように、前記第2角度は、縁部表面における位置に応じて異なる、請求項3に記載のピペットチップ。
  5. 前記縁部は、角度が0度以上の前記開口部に対して前記第2角度で傾斜する表面を有し、前記縁部が前記開口部の一部だけに対して前記第2角度で傾斜するという特性を有する、請求項3に記載のピペットチップ。
  6. 前記ピペットチップは、ステンレス鋼又は熱可塑性物質のうちの一方から作られる、請求項1から5のいずれか一項に記載のピペットチップ。
  7. 前記ピペットチップは、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリスルホン、熱可塑性ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリエーテルスルホン、熱可塑性ポリフェニルスルホン及びポリプロピレンのうちの1つである熱可塑性物質から作られる、請求項1から6のいずれか一項に記載のピペットチップ。
  8. 前記ピペットチップは、炭素繊維及びガラス繊維のうちの少なくとも一方で補強される、請求項7に記載のピペットチップ。
  9. 前記縁部の一部は、鋭利な輪郭を有さない、請求項1から8のいずれか一項に記載のピペットチップ。
  10. 前記縁部の前記一部は、その内部及び外部のうちの少なくとも一方において、丸みを帯びる、請求項9に記載のピペットチップ。
  11. 前記縁部は全長を有し、前記縁部の前記一部は、前記全長の最大10%、好ましくは最大5%、より好ましくは最大3%に沿って延在する、請求項9又は10に記載のピペットチップ。
  12. 液体の感知を可能にするように、添加物として、炭素のような導電性材料を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のピペットチップ。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載のピペットチップ、
    を備える、ピペット。
  14. 請求項13に記載のピペット、
    を含む、ロボットピペッター。
  15. 蓋で覆われ、かつ、試料を含有する少なくとも1つの容器と同様に、請求項13に記載の、ピペットチップを有するピペット、
    を含み、
    前記試料は、少なくとも一部において、前記ピペットを用いて前記容器から吸引される、
    一式。
  16. 容器から少なくとも一部において試料を吸引する方法であって、
    a)請求項13に記載の、ピペットチップを有するピペットか、あるいは、請求項14に記載のロボットピペットを提供する工程と、
    b)蓋で覆われ、かつ、試料を含有する容器を提供する工程と、
    c)前記ピペットを用いて前記蓋を切り開く工程と、
    d)少なくとも一部において、前記ピペットによって前記試料を吸引する工程と、
    を含む、方法。
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