JP3079880B2 - ホットランナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置 - Google Patents

ホットランナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置

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JP3079880B2 JP05346083A JP34608393A JP3079880B2 JP 3079880 B2 JP3079880 B2 JP 3079880B2 JP 05346083 A JP05346083 A JP 05346083A JP 34608393 A JP34608393 A JP 34608393A JP 3079880 B2 JP3079880 B2 JP 3079880B2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機のノズルに
臨ませて配設されるホットランナーを用いる射出成形金
型の糸引き防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の糸引き防止機構を備えた射出成形
ノズル(実開平4−96314)は、図11に示すよう
に射出成形機のノズルNの先端部において、射出孔Hに
邪魔板Pを配設して、前記ノズルNに配設された前記邪
魔板Pにより樹脂はノズルNの先端とスプールSの端面
との接触部で軸心部が欠落した状態となり、前記スプー
ルSの入口付近は完全に固化した状態で型開きが行われ
ることになり、糸引の発生を阻止するものであった。
【0003】また従来の射出成形金型の糸引き防止装置
(実開平5−39925)は、図12および図13に示
すように射出成形金型KのスプールSにおいて、射出成
形機のノズルNに臨ませて溶融樹脂の流路内に前記スプ
ールSの軸心を横断させる邪魔板Pを配設して、前記ス
プールSに配設された前記邪魔板Pにより樹脂はノズル
Nの先端とスプールSの端面との接触部で軸心部が欠落
した状態となり、前記スプールSの入口付近は完全に固
化した状態で型開きが行われることになり、糸引の発生
を阻止するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の射出成形ノ
ズルは、射出成形機のノズルNの先端部において、射出
孔Hに邪魔板Pを配設するものであるので、ホットラン
ナーを用いる射出成形金型に適用出来ないという問題が
有った。
【0005】また、上記従来の射出成形金型の糸引き防
止装置は、射出成形金型KのスプールSにおいて、射出
成形機のノズルNに臨ませて溶融樹脂の流路内に前記ス
プールSの軸心を横断させる邪魔板Pを配設するもので
あるので、上述と同様にホットランナーを用いる射出成
形金型に適用出来ないという問題が有った。
【0006】そこで本発明者は、射出成形機のノズルに
臨ませて配設したホットランナーブロックに配設したホ
ットランナーノズルとスプールとの境界部の溶融樹脂の
流路の軸心を横断する方向に横断部材を配設するという
本発明の技術的思想に着眼するとともに、ホットランナ
ーノズルの下端と前記スプールの上端との間に隙間を形
成して型開き時の樹脂の分離を促進するという本発明の
技術的思想に着眼し、さらに研究開発を重ねた結果、ホ
ットランナーを用いる射出成形金型の型開き時の樹脂の
分離を容易にするとともに、糸引きを防止するという目
的を達成する本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のホットランナーを用いる射出成形金型の
糸引き防止装置は、射出成形機のノズルに臨ませて配設
したホットランナーブロックと、前記ホットランナーブ
ロックに配設したホットランナーノズルと、前記ホット
ランナーノズルに臨ませて射出成形金型内に配設された
スプールと前記ホットランナーノズルと前記スプールと
の境界部の溶融樹脂の流路の軸心を横断する方向に配設
された横断部材とから成り、 前記ホットランナーノズル
の下端と前記スプールの上端との間に隙間を形成する
のである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)のホ
ットランナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置
は、前記第1発明において、前記ホットランナーノズル
の下端に下方へ一体的に突出する突出部が形成されると
ともに、前記スプールの上端に前記突出部が介挿される
凹部が形成されているものである。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)のホ
ットランナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置
は、第2発明において、前記横断部材を配設した前記ス
プールの溶融樹脂の流路内壁を前記横断部材の流路方向
の長さより長い範囲に亘りテーパ状に形成したものであ
る。
【0010】
【作用】上記構成より成る第1発明のホットランナーを
用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記射出成形
機のノズルから供給された溶融樹脂を前記ホットランナ
ーブロックを介して前記ホットランナーノズルに供給
し、ホットランナーノズルと射出成形金型のスプールと
の境界部に配設された前記横断部材と溶融樹脂の流路と
の間に分岐された状態で溶融樹脂が通過した後スプール
を介して射出成形金型内に供給するとともに、前記ホッ
トランナーノズルの下端と前記スプールの上端との間に
形成された断面積の大きな隙間に溶融樹脂が充填され、
射出成形金型の型開き時前記隙間に充填された樹脂に前
記スプールの上端において応力を集中させ、樹脂の分断
を容易にする
【0011】上記構成より成る第2発明のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記突出
部と前記凹部との間に形成された断面積の大きな隙間に
溶融樹脂が充填され、射出成形金型の型開き時前記隙間
に充填された樹脂に前記スプールの上端において応力を
集中させ、樹脂の分断を容易にする
【0012】上記構成より成る第3発明のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記ホッ
トランナーノズルの下端と前記スプールの上端との間に
形成された隙間を通過した溶融樹脂が、前記隙間より下
流の前記射出成形金型のスプールの上端に配設された前
記横断部材と溶融樹脂のテーパ状の流路との間に分岐さ
れた状態で通過した後スプールを介して射出成形金型内
に供給して、射出成形金型の型開き時前記横断部材が配
設された前記境界部分において樹脂を分断する。
【0013】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のホットラン
ナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記ホ
ットランナーノズルと前記射出成形金型のスプールとの
境界部に配設された前記横断部材と溶融樹脂の流路との
間に分岐され軸心が欠落した状態で通過させるので、射
出成形金型の型開き時前記ホットランナーノズルの下端
と前記スプールの上端との間に形成された断面積の大き
な隙間に充填された樹脂を、前記スプールの上端におい
て断面積を急激に減少させるとともに、前記隙間におい
て樹脂の肉厚方向の固化を促進させ、完全に固化した状
態となることにより、樹脂を容易に分断するとともに、
射出成形金型の糸引きを防止するという効果を奏する。
【0014】上記作用を奏する第2発明のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記突出
部と前記凹部との間に形成された断面積の大きな隙間に
溶融樹脂が充填され、射出成形金型の型開き時前記隙間
に充填された樹脂に前記スプールの上端において応力を
集中させ、樹脂の分断を一層容易にするとともに、射出
成形金型の糸引きを効果的に防止するという効果を奏す
る。
【0015】上記作用を奏する第3発明のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記ホッ
トランナーノズルの下端と前記スプールの上端との間に
形成された断面積の大きな隙間を通過した溶融樹脂を、
前記射出成形金型のスプールの上端に配設された前記横
断部材と前記テーパ状の流路との間に形成された断面積
の小さな分岐路によって分岐され軸心が欠落した状態で
通過させるので、射出成形金型の型開き時前記横断部材
が配設された前記スプールの上端において断面積を一層
急激に減少させることにより樹脂をさらに一層容易に分
断するとともに、射出成形金型の糸引きをさらに効果的
に防止するという効果を奏する。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0017】(第1実施例)第1実施例のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、図1に示
すように射出成形機のノズル1に臨ませて配設したホッ
トランナーブロック2と、前記ホットランナーブロック
2に配設したホットランナーノズル3と、前記ホットラ
ンナーノズル3に臨ませて射出成形金型4内に配設され
たスプール5と、前記スプール5の上端の溶融樹脂の流
路52の軸心を横断する方向に配設された横断板部材6
とから成るものである。
【0018】前記ホットランナーブロック2は、図1に
示すようにブロック本体20に図中左右方向に延在する
溶融樹脂の流路21と、前記射出成形機1のノズル1に
連絡する入口流路22と、前記ホットランナーノズル3
に連絡する出口流路23が形成されるとともに、カート
リッジヒータ24が図中左右方向に平行に配設され、通
過する溶融樹脂を高温に設定し得る構成より成る。
【0019】前記ホットランナーノズル3は、図1に示
すように前記ホットランナーブロック2に固着されるフ
ランジ部31を上端に備えた中空円筒体30で構成さ
れ、上下にバンドヒータ32が巻装され、前記上下のバ
ンドヒータ32の間に温感センサ33が配設されノズル
内の温度が制御され、中央に前記ホットランナーブロッ
ク2の出口流路23に連絡している大径の流路34およ
びその下部に前記スプール5に連絡して溶融樹脂を供給
する小径の流路35が直列に形成されている。前記中空
円筒体30の下端には、一定長さの円形の突出部36が
形成されている。
【0020】前記スプール5は、図1ないし図4に示す
ように前記ホットランナーノズル3の下端に当接するフ
ランジ部51を上端に備えたスプールブッシュタイプの
中空円筒体50ので構成され、軸心部に同軸的に溶融樹
脂の流路52が形成され、前記射出成形金型4の上部に
配設されている。
【0021】前記フランジ部51の上面中央には、前記
ホットランナーノズル3の下端の突出部36が介挿され
る前記突出部36の長さより一定の長さだけ深い円形凹
部511が形成されており、前記スプール5が前記ホッ
トランナーノズル3に当接した時に一定の隙間5G(例
えは0.3mm)が形成されるように構成されている。
【0022】前記スプール5に形成された流路52の上
端開口の直径は6mmに設定され、軸方向5mmの長さに亘
りテーパ状の内壁部521が形成され、テーパ状の内壁
部521の最大径部の直径は8mmに設定されている。
【0023】前記横断板部材6は、図2および図4に示
すように板厚2mm、幅約3mmの板部材で構成され、前記
スプール5のフランジ部51を貫通して配設され、前記
スプール5のテーパ状の内壁部521において流路52
の軸心を通るように横断して配設され、流路52を2つ
の流路522、523に分岐させている。
【0024】上記構成より成る第1実施例のホットラン
ナーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、前記射
出成形機のノズル1より射出された溶融樹脂が、ホット
ランナーブロック2の入口流路22よりカートリッジヒ
ータ24により加熱されている流路21に供給され出口
流路23を介して前記ホットランナーノズル3に供給さ
れ、ホットランナーノズル3の前記バンドヒータ32に
より加熱されている前記大径の流路34から前記小径の
流路35に供給され、小径の流路35の出口より前記ス
プール5の前記フランジ部51の前記流路52に射出さ
れ、流路52に供給された溶融樹脂が前記横断部材6に
よって分岐されて流路522および523に分流供給さ
れ横断板部材6を通過後再び合流して流路52内に供給
され、前記射出成形金型4に供給して充填する。
【0025】また第1実施例装置は、前記スプール5の
前記フランジ部51の前記流路52に射出された溶融樹
脂が、前記横断板部材6によって分岐されて流路522
および523に分流供給されるので、流路52の軸心部
が欠落した形状となるので、スプール5のフランジ部5
1内の樹脂は完全に固化した状態で型開きが行われ、ス
プール5内の樹脂は前記ホットランナーノズル3とスプ
ール5との境界部で切断される。
【0026】上記作用を奏する第1実施例装置は、前記
スプール5の前記フランジ部51の前記流路52に射出
された溶融樹脂が、前記横断板部材6によって分岐され
るので、流路52の軸心部において樹脂が欠落した形状
となり、スプール5のフランジ部51内の樹脂は溶融状
態の小径の流路35内の樹脂と固化状態の流路52内の
樹脂の境界である突出部36に装着された前記横断板部
材6が、樹脂の固化を促進させるため完全に固化した状
態で型開きが行われるので、糸引が防止されるという効
果を奏する。
【0027】また第1実施例装置は、前記スプール5の
前記フランジ部51の入口に形成した円形凹部511と
前記ホットランナーノズル3の前記円形の突出部36と
の間に隙間5Gを形成したので、この隙間5G内に溶融
樹脂が充填されるため、型開きが行われる時に隙間5G
内に充填された溶融樹脂がストッパーとして作用すると
ともに、この隙間5G内に充填された溶融樹脂部から前
記スプール5のフランジ部51の流路52の入口に移行
した部分に応力の集中部を形成するので、一層樹脂の切
断を容易にするとともに、糸引を防止するという効果を
奏する。また、この充填された隙間5Gは、薄膜状に設
定してある為、次の成形時には、樹脂射出時の内圧にて
容易に打ち破ることが出来る。
【0028】さらに第1実施例装置は、前記横断板部材
6を配設した流路52の内側壁をそれより下流の内側壁
に比べ大きな角度(例えば90度)のテーパ面としたの
で、前記スプール5のフランジ部51の流路52の入口
部分の応力の集中を一層促進するため、さらに一層樹脂
の切断を容易にして、糸引を防止するとともに、前記横
断板部材6を配設したことによる流路52の流れの抵抗
の増加を抑制して、流路面積の減少による固化状態の異
常な促進あるいは、流路減少による樹脂流入量低下など
によって流入口元がつまり他の不具合が発生するのを防
止するという効果を奏する。
【0029】すなわち、ホットランナーノズルに対向さ
せて配置していた従来のスプールは、図14および図1
5に示すように、スプールSの入口部はホットランナー
ノズルの出口部と同径の小径部Iで構成され、この小径
部の下流で急激に径を大きくするような流路が用いられ
ていたので、型開き時において樹脂の糸引が発生し易い
ものであった。
【0030】第1実施例装置は、上記従来のホットラン
ナーノズルの出口部と同径の小径部を廃止して、従来の
糸引の発生要因を取り除くだけでなく、前記横断板部材
6を配設するためにスプールの入口部の内径を大きくす
るとともにテーパ部を形成することにより、横断板部材
6を配設しても樹脂の流れの抵抗が減るようにして、流
路内の樹脂の流れを改善するという効果を奏する。
【0031】(第2実施例)第2実施例のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、図5に示
すように、第1実施例の横断板部材6を部分的なブッシ
ュ61とし、前記スプール5の先端部にあたる可動型7
に固定するもので、前記第1実施例と同様の作用、効果
を奏するものである。
【0032】(第3実施例)第3実施例のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、図6およ
び図7に示すように、前記スプール5に対向する前記ホ
ットランナーノズル3の下端の小径通路の出口部37に
第1実施例と同様の横断板部材62を配設するととも
に、スプール5との間にノズル部の熱膨張を見越した上
で0.2 ないし0.3mm の隙間を形成するもので、前記第1
実施例と同様の作用、効果を奏するものである。
【0033】(第4実施例)第4実施例のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、図8およ
び図9に示すように、スプール5の先端部に横断部材と
してピン状の部材63を配設するもので、第1実施例と
同様の作用効果を奏するとともに、前記横断部材をピン
状の部材63により構成したので、樹脂切断時の抵抗低
減、切れかすの発生を防止し、組み入れおよび仕上げ工
数の低減が可能で、性能向上およびコストの低減が可能
であるという効果を奏する。
【0034】(第5実施例)第5実施例のホットランナ
ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置は、図10に
示すように、スプール5の先端部に横断部材として流線
形状の部材64を配設するもので、第1実施例と同様の
作用効果を奏するとともに、前記横断部材を流線形状の
部材64により構成し、樹脂の流入方向および切断方向
に流線形状を向けてある為、溶融樹脂の流れの抵抗低
減、切れかすの発生を防止し、性能向上が可能であると
いう効果を奏する。
【0035】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す断面図である。
【図2】第1実施例のスプールおよび横断部材を示す縦
断面図である。
【図3】第1実施例のスプールおよび横断部材を示す平
面図である。
【図4】第1実施例のホットランナーノズル、スプール
および横断部材の配設関係を示す部分拡大断面図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例装置を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例装置を示す断面図である。
【図7】第3実施例のホットランナーノズル、スプール
および横断部材の配設関係を示す部分拡大断面図であ
る。
【図8】第4実施例のスプールおよび横断部材を示す縦
断面図である。
【図9】第4実施例のスプールおよび横断部材を示す断
面の異なった縦断面図である。
【図10】第5実施例のスプールおよび横断部材を示す
縦断面図である。
【図11】従来の邪魔板を配設した射出成形ノズルを示
す部分縦断面図である。
【図12】従来の邪魔板を配設したスプールを示す縦断
面図である。
【図13】従来の邪魔板を配設したスプールと射出成形
ノズルと射出成形型とを示す断面図である。
【図14】従来のホットランナーノズルに対向して用い
られていたスプールを示す縦断面図である。
【図15】従来のホットランナーノズルに対向して用い
られていたスプールを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 ホットランナーブロック 3 ホットランナーノズル 4 射出成形金型 5 スプール 6、62 横断板部材 7 可動型 61 ブッシュ 63 ピン状の部材 64 流線形状の部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−7510(JP,U) 実開 平5−39925(JP,U) 実開 昭63−108718(JP,U) 実開 昭63−7509(JP,U) 実開 昭54−173064(JP,U) 実開 平1−116619(JP,U) 実開 平2−112414(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機のノズルに臨ませて配設した
    ホットランナーブロックと、 前記ホットランナーブロックに配設したホットランナー
    ノズルと、 前記ホットランナーノズルに臨ませて射出成形金型内に
    配設されたスプールと前記ホットランナーノズルと前記
    スプールとの境界部の溶融樹脂の流路の軸心を横断する
    方向に配設された横断部材とから成り、 前記ホットランナーノズルの下端と前記スプールの上端
    との間に隙間を形成する ことを特徴とするホットランナ
    ーを用いる射出成形金型の糸引き防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ホットランナーノズルの下端に下方へ一体的に突出
    する突出部が形成されるとともに、前記スプールの上端
    に前記突出部が介挿される凹部が形成されている ことを
    特徴とするホットランナーを用いる射出成形金型の糸引
    き防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記横断部材を配設した前記スプールの溶融樹脂の流路
    内壁を前記横断部材の流路方向の長さより長い範囲に亘
    りテーパ状に形成したことを特徴とするホットランナー
    を用いる射出成形金型の糸引き防止装置。
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