JP3079658B2 - ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置Info
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- JP3079658B2 JP3079658B2 JP03196722A JP19672291A JP3079658B2 JP 3079658 B2 JP3079658 B2 JP 3079658B2 JP 03196722 A JP03196722 A JP 03196722A JP 19672291 A JP19672291 A JP 19672291A JP 3079658 B2 JP3079658 B2 JP 3079658B2
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- Japan
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- hub
- drive pin
- chucking
- drive
- disk
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
ドライブ装置のディスクチャッキング機構に関する。
号公報に記載され、図7、図8、図9図10に示すよう
に、ハブ7の中心穴に係合する回転駆動軸1に取り付け
られ、この回転駆動軸1と一体に回転する回転板2にチ
ャッキングレバー3を取り付け、このチャッキングレバ
ー3の一端に上記ハブ7の中心から偏心した位置に設け
た駆動穴7aに係合する駆動ピン5を上記回転板2に設
けた位置決め穴2aに突出させて取り付けるとともに上
記駆動ピン5が上記回転板2の回転方向に向かって該回
転板の外周側から内周側に向かって移動し得るように上
記チャッキングレバー3をチャッキングレバーバネ9で
付勢するとともに、駆動ピン5の軸方向の付勢のための
バネ8を設けたものが知られていた。図7は従来のディ
スクチャッキング機構の平面図であり、図8は従来のデ
ィスクチャッキング機構の断面図であり、図9は図7の
裏面図である。なお、図7、図9においては図の理解を
容易にするため、ディスク6、ハブ7を一点鎖線で表わ
してある。また、図10は駆動ピン部の概略断面図であ
る。
は、チャッキング機構を構成する際部品点数が多くなっ
てしまい、そのため組立工程が容易ではなかった。ま
た、チャッキング時にチャッキングレバー3を付勢する
バネ8の圧力により、チャッキングレバー3の回動支点
部に摩擦力を生じ、この摩擦力のバラツキを吸収するた
めにチャッキングレバーバネ9のバネ圧を一定の基準内
に納めなければならず、バネ圧の調整が必要であった。
した時、チャッキング時に駆動穴と駆動ピンが一致する
確率は小さく、駆動ピンの上にハブが乗ってしまい前記
回転板が一回転しなければ駆動ピンは駆動穴に入らな
い、という場合があり、その回転の時駆動ピンの上面の
一点とハブの下面が接するため摩擦が生じ、しかも駆動
ピンは金属で切削により造られているためその部分の摩
耗が大きく、磁粉が生じ易く、その磁粉が記録再生部分
に付着し装置に重大な影響を与えるという問題を有して
いた。
題点を解決するためになされたもので、チャッキング機
構の簡略化と同時に、チャッキング機構のバネ圧の無調
整化、組立工程の容易化、チャッキング時の摩耗の減少
による、記録再生装置の信頼性向上を目的とする。
キング機構は、ハードケース内に収納されたディスクの
中心部に固定された金属製のハブの中心穴に係合する回
転駆動軸と、前記回転駆動軸に固定された回転板と、前
記ハブの中心から偏心した位置に設けた略四角形の駆動
穴内に突出係合する駆動ピン部が一端に構成され、他端
が前記回転板に回動支点構造により回動可能に取り付け
られたチャッキングレバーとからなり、前記チャッキン
グレバーに、前記回転板と係合して前記駆動ピン部の前
記回転駆動軸方向への移動を規制する沈み防止部を設
け、前記駆動ピン部の上面に前記ハブを載置した場合に
前記駆動ピン部の上面と前記ハブの面がほぼ平行に接す
るように、前記駆動ピン部の上面を傾斜させて構成した
ことを特徴とする。また、本発明のディスクドライブ装
置は、上記のディスクチャッキング機構を用いたことを
特徴とする。
バーに設けた駆動ピン部上面に傾斜をつけることによっ
てチャッキング時におけるハブ面と駆動ピン部との接触
面積を広くし、摩耗を減少させ、また、チャッキングレ
バーと駆動ピンを一体構造にすることによりチャッキン
グ機構の簡略化が計れ調整等も不用になり、より信頼性
の高いチャッキング機構が提供できるものである。
する。
ー及びディスクチャッキング機構の概略平面図であり、
図5、図6は同じく図1のディスクチャッキング機構の
上にハブを搭載した平面図である。図1に於て、チャッ
キングマグネット130は斜線部が着磁してある。そし
て回転駆動軸133の中心に対してハブ7の吸着力が均
一になるような形状にしてある。プラスチック樹脂によ
るチャッキングレバー135はチャッキングレバーピン
141によりローター131上に回動自在に固定してあ
る。チャッキングレバー135の一端には駆動ピン部1
42が構成されている。チャッキングレバー135は、
チャッキングマグネット130に設けた穴部に配置して
あり、該穴部の一部はローター131にも穴131dが
あいている。図2、図3、図4はディスクチャッキング
機構の断面図であり、図中上部よりディスクに取り付け
たハブ7を装着する場合を示している。図2に示す様
に、ハブ7をチャッキングマグネット130によって吸
着する。この時、ハブ7に設けた駆動穴7aと駆動ピン
部142との位置関係が一致する確率は小さい。図3に
示す様に、ハブ7は駆動ピン部142にあたるが、駆動
ピン部142上面142aには傾斜がつけられているた
めハブ7は駆動ピン部142上面142aとほぼ平行に
接する。その状態で、モーター回転信号によりローター
131が回転する。それによってハブ7の駆動穴7aと
ハブ7は図4に示す様に、受け台上面137に平にセッ
トされ、駆動穴7a内に駆動ピン部142が追出する。
さらに図6に示すように、駆動ピン部142と、駆動穴
7aの2面、7a1、7a2が係合することにより、チ
ャッキングレバー135がディスクの回転力により図中
矢印143方向に回転移動し、ハブ7の中心穴、7bの
2面、7b1、7b2を回転駆動軸133に押し付けハ
ブ7の中心出しを行なうものである。
回転駆動軸133側が、約2度低くなるように設けてあ
る。そのためハブ7を前記チャッキング機構に搭載した
際、駆動ピン部142上面142aとハブ7のハブ面の
接する面積が従来に比べ広くなっている。更に駆動ピン
が金属の場合、ハブが駆動ピンと一部分のみで接すると
部分的な摩耗量が大きく、金属性のハブの下面と駆動ピ
ンの両方が削られるため磁粉が出てしまい、その磁粉が
記録再生部分に飛び、装置に重大な影響を与える。しか
し本実施例においては、チャッキングレバーをプラスチ
ック樹脂化したためその心配はなく、万一、プラスチッ
ク粉が飛んだ場合も記録再生装置には何の影響もない。
さらに駆動ピン部上面に傾斜をつけることによって摩耗
を防止し、接する面積を広くすることによって耐久性を
向上させることができる。なお、実験によれば駆動ピン
上面の傾斜は2°±1.5°が最適であった。
てハブ7を駆動する場合、図中矢印160の方向に力が
加わる。この力により、駆動ピン部142はチャッキン
グレバー135と図中矢印161の方向へ移動しようと
する。しかしチャッキングレバー135は図中斜線の部
分がローター131に接しているため図中矢印161方
向へは移動しない。更に前記チャッキング機構にハブ7
を搭載した時、駆動ピン部142がハブ7のハブ面に押
されて図中矢印162の方向に力が加わり移動しようと
しても、駆動ピン部142にはローター131と係合す
る沈み防止部165を構成してあり、駆動ピン部142
が図中矢印162方向へ移動する事を防止している。
1、162方向)が大きいと、ハブ7の駆動位置が変化
してしまう。これは、フレキシブルディスクドライブの
チャッキング機構に要求される重要特性の中の、回転方
向の位置決めを狂わせてしまい、フレキシブルディスク
ドライブの互換性に重要な影響を与えることになる。さ
らに、駆動ピン部142が浮き上がると、ハブ7も同時
に浮き上がり、受け台上面137に吸着安定すべきハブ
7が片浮きの状態になり、ディスク6とヘッド(図示し
てない)との接触が不安定になり、信号の記録再生に悪
影響を及ぼすことにもなる。なお、駆動穴7aと駆動ピ
ン部142が確実に係合するように、図1に示す様にロ
ーター131に設けた穴部131dの内壁131d1と
131d2によりチャッキングレバー135の作動範囲
を規制している。
る方法は、バネの圧力が常に基準内に納められるようバ
ネ圧の精度が要求された。しかし、本実施例においては
バネを使用せず、チャッキングレバーとその一端に構成
された駆動ピン部だけでチャッキング機構を構成してい
るので、バネの調整は必要ない。同時に本実施例のチャ
ッキングレバーはプラスチック樹脂で形成されているの
で取扱も容易な上、図1の様にローター裏(破線で示し
てある)に挿着されているチャキングレバーピン141
に軸受け部143をはめ込むだけでよいので作業性が良
い。
部分をプラスチック樹脂化する事によりハブ7に傷がつ
きにくく、モーターの回転起動時にハブ7と駆動ピン部
142の摺動によるトルクロスも小さく、ハブ7下面の
損傷の心配もない。更にチャッキングレバーと駆動ピン
部をプラスチック樹脂化したことにより一体化したた
め、部品点数が減少され組立工程での簡略化も計れる。
チャッキング機構及びディスクドライブ装置は、チャッ
キングレバーの一端に駆動ピン部を構成し、チャッキン
グレバーに回転板と係合して駆動ピン部の回転駆動軸方
向への移動を規制する沈み防止部を設けたので、ディス
クの回転方向位置決め精度を向上でき、更に、メディア
ハブを駆動ピン部上面に載置した場合においてハブ面と
駆動ピン部上面がほぼ平行に接するよう駆動ピン部上面
に傾斜をつけ、駆動ピン部上面とハブ面とが接する面積
を拡大したので、駆動ピン部とハブ下面の磨耗を防止で
きて、信頼性の向上につながるという大きな効果があ
る。
クチャッキング機構の概略平面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
クチャッキング機構の概略平面図である。
クチャッキング機構の概略平面図である。
る。
る。
部の概略断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ハードケース内に収納されたディスクの中
心部に固定された金属製のハブの中心穴に係合する回転
駆動軸と、 前記回転駆動軸に固定された回転板と、 前記ハブの中心から偏心した位置に設けた略四角形の駆
動穴内に突出係合する駆動ピン部が一端に構成され、他
端が前記回転板に回動支点構造により回動可能に取り付
けられたチャッキングレバーとからなり、 前記チャッキングレバーに、前記回転板と係合して前記
駆動ピン部の前記回転駆動軸方向への移動を規制する沈
み防止部を設け、 前記駆動ピン部の上面に前記ハブを載置した場合に前記
駆動ピン部の上面と前記ハブの面がほぼ平行に接するよ
うに、前記駆動ピン部の上面を傾斜させて構成したこと
を特徴とするディスクチャッキング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03196722A JP3079658B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03196722A JP3079658B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11228743A Division JP2000048442A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 |
JP11228744A Division JP2000048443A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541011A JPH0541011A (ja) | 1993-02-19 |
JP3079658B2 true JP3079658B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=16362511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03196722A Expired - Lifetime JP3079658B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ディスクチャッキング機構及びディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079658B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP03196722A patent/JP3079658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0541011A (ja) | 1993-02-19 |
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