JP3079457B2 - リフトトラック - Google Patents
リフトトラックInfo
- Publication number
- JP3079457B2 JP3079457B2 JP04218199A JP21819992A JP3079457B2 JP 3079457 B2 JP3079457 B2 JP 3079457B2 JP 04218199 A JP04218199 A JP 04218199A JP 21819992 A JP21819992 A JP 21819992A JP 3079457 B2 JP3079457 B2 JP 3079457B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- fluid cylinder
- vacuum pad
- finger bar
- vacuum
- Prior art date
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カートンケースの如き
荷を、車体前方に配設したクランプ装置により挟持して
持上げるタイプのリフトトラックに関する。
荷を、車体前方に配設したクランプ装置により挟持して
持上げるタイプのリフトトラックに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に図示のように、マスト前方
に装着したサイドクランプ装置の左右のコンタクタプレ
ート２９で、多段積みされたカートンケースを把持し運
搬する第１の方式と、他方図５に図示のように内方が約
９０度をなすごとくハの字に開路して基板３０に対置枢
設される一対のコンタクタプレート３１と該一対のコン
タクタプレート３１と協同し開止状態にて略直角四辺形
を形成する開閉自在な可動コンタクタプレート３２とを
備え、カートンケースＷの四方向からコンタクタプレー
ト３１，３２で把持して運搬する第２の方式とがあった
（特公昭６１−３１７１９号）。
に装着したサイドクランプ装置の左右のコンタクタプレ
ート２９で、多段積みされたカートンケースを把持し運
搬する第１の方式と、他方図５に図示のように内方が約
９０度をなすごとくハの字に開路して基板３０に対置枢
設される一対のコンタクタプレート３１と該一対のコン
タクタプレート３１と協同し開止状態にて略直角四辺形
を形成する開閉自在な可動コンタクタプレート３２とを
備え、カートンケースＷの四方向からコンタクタプレー
ト３１，３２で把持して運搬する第２の方式とがあった
（特公昭６１−３１７１９号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の前者方式にあっ
ては、カートンケースＷが中央に空所ある積み方がして
ある場合には全く把持できないという課題があった。
ては、カートンケースＷが中央に空所ある積み方がして
ある場合には全く把持できないという課題があった。
【０００４】他方後者の方式ではカートンケースＷが中
央に空所ある積み方がしてある場合であっても把持して
運搬することができるが、おおげさな装置になるという
課題があった。本発明は上述の課題を解決するために案
出されたものである。
央に空所ある積み方がしてある場合であっても把持して
運搬することができるが、おおげさな装置になるという
課題があった。本発明は上述の課題を解決するために案
出されたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリフトトラ
ックは、車体前方に立設されたマストと、該マストに沿
って昇降するリフトブラケットと、該ブラケットに固定
されたフィンガーバーとを備えると共に、該フィンガー
バーに水平方向にかつ互いに逆方向に固定された一対の
第１の流体シリンダと、該フィンガーバーに垂直方向に
固定された第２の流体シリンダと、上記第１の流体シリ
ンダの各ロッドに固定された一対のコンタクタアーム
と、上記第２の流体シリンダのロッドに固定されたバキ
ュームパッド昇降装置とを備え、該バキュームパッド昇
降装置には、車体に設けた負圧源に接続された複数のバ
キュームパッドが、上記コンタクタアーム間の上方の水
平面上に複数列に配置されており、運搬すべき荷を、上
記第１の流体シリンダの作用により上記コンタクタアー
ムで左右から挟持すると共に、上記第２の流体シリンダ
の作用により該荷の上面に上記バキュームパッドを圧接
させて吸着し、この状態から上記リフトブラケットを上
昇させて持上げるようにしたことにより、上述の課題を
解決したものである。
ックは、車体前方に立設されたマストと、該マストに沿
って昇降するリフトブラケットと、該ブラケットに固定
されたフィンガーバーとを備えると共に、該フィンガー
バーに水平方向にかつ互いに逆方向に固定された一対の
第１の流体シリンダと、該フィンガーバーに垂直方向に
固定された第２の流体シリンダと、上記第１の流体シリ
ンダの各ロッドに固定された一対のコンタクタアーム
と、上記第２の流体シリンダのロッドに固定されたバキ
ュームパッド昇降装置とを備え、該バキュームパッド昇
降装置には、車体に設けた負圧源に接続された複数のバ
キュームパッドが、上記コンタクタアーム間の上方の水
平面上に複数列に配置されており、運搬すべき荷を、上
記第１の流体シリンダの作用により上記コンタクタアー
ムで左右から挟持すると共に、上記第２の流体シリンダ
の作用により該荷の上面に上記バキュームパッドを圧接
させて吸着し、この状態から上記リフトブラケットを上
昇させて持上げるようにしたことにより、上述の課題を
解決したものである。
【０００６】
【実施例】本発明のリフトトラックの実施例を図１、図
２および図３に基づき説明すると、１はリフトトラック
で、本実施例ではリーチ式フォークリフトで説明してい
るが、これに限らずカウンタ式フォークリフトであって
も良い。２は該リーチ式フォークリフト１の車体、３は
該車体２下部前方に突出固定された一対のストラドルア
ーム、４は走行用モータ（図示せず）にて回転駆動する
駆動輪で、上記車体下部に装着されている。５は上記ス
トラドルアーム３の前方下部に装着された遊輪、６は上
記ストラドルアーム３の前方上部に立設されたマスト、
７は該マスト６の両背面に固定されたそれぞれのリフト
シリンダ、８は該リフトシリンダ７のロッドの伸長動に
よって上記マスト６内を昇降動するリフトブラケット、
９は該リフトブラケット８の前面に固定されたフィンガ
ーバー、１０は該フィンガーバー９の前面に装着された
サイドクランプ装置、１１は該サイドクランプ装置１０
を介して上記フィンガーバー９に装着されたバキューム
パッド昇降装置、１２はバキュームパッド昇降装置１１
のバキュームパッドで、前後左右に所定の間隔を設けて
配置形成している。１３は上記ストラドルアーム３の上
面に固定されているバキュームユニットである。
２および図３に基づき説明すると、１はリフトトラック
で、本実施例ではリーチ式フォークリフトで説明してい
るが、これに限らずカウンタ式フォークリフトであって
も良い。２は該リーチ式フォークリフト１の車体、３は
該車体２下部前方に突出固定された一対のストラドルア
ーム、４は走行用モータ（図示せず）にて回転駆動する
駆動輪で、上記車体下部に装着されている。５は上記ス
トラドルアーム３の前方下部に装着された遊輪、６は上
記ストラドルアーム３の前方上部に立設されたマスト、
７は該マスト６の両背面に固定されたそれぞれのリフト
シリンダ、８は該リフトシリンダ７のロッドの伸長動に
よって上記マスト６内を昇降動するリフトブラケット、
９は該リフトブラケット８の前面に固定されたフィンガ
ーバー、１０は該フィンガーバー９の前面に装着された
サイドクランプ装置、１１は該サイドクランプ装置１０
を介して上記フィンガーバー９に装着されたバキューム
パッド昇降装置、１２はバキュームパッド昇降装置１１
のバキュームパッドで、前後左右に所定の間隔を設けて
配置形成している。１３は上記ストラドルアーム３の上
面に固定されているバキュームユニットである。
【０００７】サイドクランプ装置１０は車体２の左右両
側方向からコンタクタプレート１５が内側へ移動して荷
を把持し、外側へ移動して荷の把持を解除するもので、
以下その詳細について説明する。
側方向からコンタクタプレート１５が内側へ移動して荷
を把持し、外側へ移動して荷の把持を解除するもので、
以下その詳細について説明する。
【０００８】上記フィンガーバー９の前面にクランプ用
枠体１９が固定され、該クランプ用枠体１９の前面の上
下にそれぞれのクランプ用シリンダ１６が水平方向でか
つ互いに逆方向に、即ちそのロッドの伸縮方向が異なる
よう、少なくとも一対が固着されると共に、上記クラン
プ用枠体１９の前面の上下で、かつ、それぞれのクラン
プ用シリンダ１６の下方にそれぞれのガイドバー１７が
固定される。
枠体１９が固定され、該クランプ用枠体１９の前面の上
下にそれぞれのクランプ用シリンダ１６が水平方向でか
つ互いに逆方向に、即ちそのロッドの伸縮方向が異なる
よう、少なくとも一対が固着されると共に、上記クラン
プ用枠体１９の前面の上下で、かつ、それぞれのクラン
プ用シリンダ１６の下方にそれぞれのガイドバー１７が
固定される。
【０００９】上記クランプ用シリンダ１６のロッドのそ
れぞれにはコンタクタアーム１４の端部が固定され、そ
れぞれのコンタクタアーム１４の内面にはコンタクタプ
レート１５が固定されている。
れぞれにはコンタクタアーム１４の端部が固定され、そ
れぞれのコンタクタアーム１４の内面にはコンタクタプ
レート１５が固定されている。
【００１０】上記コンタクタプレート１５の車体近傍側
後端が高く、前端が該後端に比し低く形成されている。
後端が高く、前端が該後端に比し低く形成されている。
【００１１】バキュームパッド昇降装置１１は前後左右
に所定の間隔を設けて配置形成している複数のバキュー
ムパッド１２を下降させて、カートンボックスに圧接さ
せつつ真空吸着すると同時にカートンボックスを上記コ
ンタクタプレート１５にて把持しつつ運搬するのに用い
られる。
に所定の間隔を設けて配置形成している複数のバキュー
ムパッド１２を下降させて、カートンボックスに圧接さ
せつつ真空吸着すると同時にカートンボックスを上記コ
ンタクタプレート１５にて把持しつつ運搬するのに用い
られる。
【００１２】上記クランプ用枠体１９の前面にバキュー
ムパッド昇降装置用枠体２７が固定され、該バキューム
パッド昇降装置用枠体２７の中央にバキュームパッド昇
降用シリンダ２４がロッドを上向きにして垂直方向に固
定されていると共に、該バキュームパッド昇降用シリン
ダ２４の左右両側にガイドバー２５が固定されている。
ムパッド昇降装置用枠体２７が固定され、該バキューム
パッド昇降装置用枠体２７の中央にバキュームパッド昇
降用シリンダ２４がロッドを上向きにして垂直方向に固
定されていると共に、該バキュームパッド昇降用シリン
ダ２４の左右両側にガイドバー２５が固定されている。
【００１３】上記バキュームパッド昇降用シリンダ２４
のロッドにはアーム２３が固定され、該アーム２３の下
方に第１サポート２１、該第１サポート２１には複数の
第２サポート２２が所定の間隔を形成して第１サポート
２１に交差するよう固定されている。
のロッドにはアーム２３が固定され、該アーム２３の下
方に第１サポート２１、該第１サポート２１には複数の
第２サポート２２が所定の間隔を形成して第１サポート
２１に交差するよう固定されている。
【００１４】上記複数の第２サポート２２の下面のそれ
ぞれにはバキュームパッドが車体幅方向に所定の間隔
で、即ち両コンタクタアーム１４の間の水平面上に複数
列にわたって、装着されている。
ぞれにはバキュームパッドが車体幅方向に所定の間隔
で、即ち両コンタクタアーム１４の間の水平面上に複数
列にわたって、装着されている。
【００１５】本実施例は、上述のような構成として、図
３に図示のように多段の積まれたカートンボックスの最
上段のカートンボックスのみを運搬する際、クランプ用
シリンダ１６を作動してコンタクタアーム１４，１４を
内側へと移動させ、該カートンボックスＷをコンタクタ
プレート１５で把持するとともに、バキュームパッド昇
降用シリンダ２４を作動させてバキュームパッド１２を
カートンボックスＷに圧接させた後、負圧源としてのバ
キュームユニット１３で該バキュームパッド１２に真空
を作用させてカートンボックスを吸着し、次いでリフト
シリンダ７によりリフトブラケット８を上昇させること
により、マスト６に沿ってサイドクランプ装置１０とバ
キュームパッド昇降装置１１を共に上昇させ運搬する。
３に図示のように多段の積まれたカートンボックスの最
上段のカートンボックスのみを運搬する際、クランプ用
シリンダ１６を作動してコンタクタアーム１４，１４を
内側へと移動させ、該カートンボックスＷをコンタクタ
プレート１５で把持するとともに、バキュームパッド昇
降用シリンダ２４を作動させてバキュームパッド１２を
カートンボックスＷに圧接させた後、負圧源としてのバ
キュームユニット１３で該バキュームパッド１２に真空
を作用させてカートンボックスを吸着し、次いでリフト
シリンダ７によりリフトブラケット８を上昇させること
により、マスト６に沿ってサイドクランプ装置１０とバ
キュームパッド昇降装置１１を共に上昇させ運搬する。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、上述のように、カートンケー
スの如き複数の荷が、中央に空所のある積み方がしてあ
る場合であっても、左右のコンタクタアームによる挟持
力と上方からのバキュームパッドによる吸着力とによっ
て支持するので、安定した運搬が可能となる。
スの如き複数の荷が、中央に空所のある積み方がしてあ
る場合であっても、左右のコンタクタアームによる挟持
力と上方からのバキュームパッドによる吸着力とによっ
て支持するので、安定した運搬が可能となる。
【図１】本発明の側面図である。
【図２】本発明の平面図である。
【図３】本発明の使用状態を示す側面図である。
【図４】本発明の使用状態を示す側面図である。
【図５】従来の四面体クランプ装置の平面図である。
１ リーチ式フォークリフト ２ 車体 ３ ストラドルアーム ４ 駆動輪 ５ 遊輪 ６ マスト ７ リフトシリンダ ８ リフトシリンダ ９ フィンガーバー １０ サイドクランプ装置 １１ バキュームパッド昇降装置 １２ バキュームパッド １３ バキュームユニット １４ コンタクタアーム １５ コンタクタプレート １６ クランプ用シリンダ １７ ガイドバー １９ クランプ用枠体 ２１ 第１サポート ２２ 第２サポート ２３ アーム ２４ バキュームパッド昇降用シリンダ ２５ ガイドバー ２７ バキュームパッド昇降装置用枠体
Claims (1)
- 【請求項１】車体前方に立設されたマストと、該マスト
に沿って昇降するリフトブラケットと、該ブラケットに
固定されたフィンガーバーとを備えると共に、該フィン
ガーバーに水平方向にかつ互いに逆方向に固定された一
対の第１の流体シリンダと、該フィンガーバーに垂直方
向に固定された第２の流体シリンダと、上記第１の流体
シリンダの各ロッドに固定された一対のコンタクタアー
ムと、上記第２の流体シリンダのロッドに固定されたバ
キュームパッド昇降装置とを備え、該バキュームパッド
昇降装置には、車体に設けた負圧源に接続された複数の
バキュームパッドが、上記コンタクタアーム間の上方の
水平面上に複数列に配置されており、運搬すべき荷を、
上記第１の流体シリンダの作用により上記コンタクタア
ームで左右から挟持すると共に、上記第２の流体シリン
ダの作用により該荷の上面に上記バキュームパッドを圧
接させて吸着し、この状態から上記リフトブラケットを
上昇させて持上げるようにしたことを特徴とするリフト
トラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04218199A JP3079457B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | リフトトラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04218199A JP3079457B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | リフトトラック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648696A JPH0648696A (ja) | 1994-02-22 |
| JP3079457B2 true JP3079457B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=16716175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04218199A Expired - Fee Related JP3079457B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | リフトトラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3079457B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2647659B2 (ja) * | 1987-08-29 | 1997-08-27 | ソニー株式会社 | 音響材料 |
| JP2575190Y2 (ja) * | 1993-03-29 | 1998-06-25 | 小松フォークリフト株式会社 | 荷役車両のピッキングクランプ装置 |
| US7665949B2 (en) * | 2003-05-16 | 2010-02-23 | Layertech Holdings Pty Ltd | Carton handling method and apparatus |
| JP2008519742A (ja) * | 2004-11-15 | 2008-06-12 | レイヤー テック ホールディングス ピーティーワイ リミテッド | 積層された荷物を取扱う方法および装置 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP04218199A patent/JP3079457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0648696A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000526 |
|
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