JP3079347U - 巡回入浴車の湯水系凍結防止装置 - Google Patents

巡回入浴車の湯水系凍結防止装置

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JP3079347U
JP3079347U JP2001000424U JP2001000424U JP3079347U JP 3079347 U JP3079347 U JP 3079347U JP 2001000424 U JP2001000424 U JP 2001000424U JP 2001000424 U JP2001000424 U JP 2001000424U JP 3079347 U JP3079347 U JP 3079347U
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water supply
hot water
water
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bath
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峰雄 岩崎
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サニーペット株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴後に、湯水系に残留している水4を強制
的に排除可能とすることにより、湯水系の凍結を未然に
防止する。 【解決手段】 清水タンク3の水4を配管5および給水
ポンプ6により湯沸器7に供給するとともに、湯沸器7
の湯8を給湯系(7、9、11、22、31)により、
また、給水ポンプ6の水4を給水系(3、5、6、1
0、12、23、31)により、バスタブ13に供給す
る巡回入浴車2において、給湯系および給水系の途中に
エアコンプレッサー14の送気口15を弁16、17に
よりそれぞれ接続してなり、バスタブ13に対する給湯
や給水による入浴後に、給湯系および給水系の内部にエ
アコンプレッサー14からエア40を送り込んで、給湯
系内および給水系内に残留している湯水を強制的に排除
可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、巡回入浴車において、湯水系の凍結を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
巡回入浴車は、湯沸器およびバスタブを搭載し、高齢者の自宅や身体障害者の 施設に移動して、入浴サービスを提供する。入浴サービスの提供時に、通常、湯 や水は、巡回入浴車側から、給水ポンプ、湯沸器、配管、カプラー、給湯ホース および給水ホースにより、室内に供給される。入浴後に、バスタブ、湯沸器、給 水ポンプ、給湯ホースおよび給水ホースなどは、自然流出による水切り後、巡回 入浴車に積み込まれる。この後、巡回入浴車は、つぎの入浴サービスの提供地に 移動する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
寒冷地や寒冷地以外の冬季では、自然流出による水切り後も、バスタブ、湯沸 器、給水ポンプ、給湯ホースおよび給水ホースなどに残留している水が外気温に より凍結し易いために、次回入浴時に、凍結のために、迅速に給湯できないとい う問題がある。
【0004】 したがって、本考案の目的は、巡回入浴車において、入浴後に、湯水系に残留 している水を強制的に排除可能とすることにより、湯水系の凍結を未然に防止す ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとに、本考案は、清水タンクの水を配管および給水ポンプにより 湯沸器に供給するとともに、湯沸器の湯を給湯系により、また、給水ポンプの水 を給水系により、バスタブに供給する巡回入浴車において、給湯系および給水系 の途中にエアコンプレッサーの送気口を弁によりそれぞれ接続している。
【0006】 バスタブに対する給湯や給水による入浴後に、作業員は、給湯系および給水系 の内部にエアコンプレッサーからエアを送り込んで、給湯系内および給水系内に 残留している湯水を強制的に排除する。これにより、給湯系や給水系の凍結は、 確実に防止できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の巡回入浴車の湯水系凍結防止装置1を示している。巡回入浴 車の湯水系凍結防止装置1は、巡回入浴車2を前提としており、巡回入浴車2の 荷台に搭載される。
【0008】 巡回入浴車2は、清水タンク3の水4を配管5および給水ポンプ6により湯沸 器7に供給するとともに、湯沸器7の湯8および給水ポンプ6からの水4を配管 9、10、給湯ホース11および給水ホース12により、バスタブ13に供給す る。給湯ホース11および給水ホース12は、それぞれホースリール25、26 に巻かれており、一端でカプラー22、23によって配管9、10に、また他端 でバスタブ13の混合栓31にそれぞれ接続されている。
【0009】 なお、清水タンク3は、底にタンクドレン18を有し、上部に通気孔19を有 しており、清水タンク3に対する送水は、水道のコック28から受給ホース30 その途中のカプラー24により行われる。
【0010】 清水タンク3、配管5、給水ポンプ6、湯沸器7、配管9、10およびカプラ ー22、23、24は、とともに巡回入浴車2の車内に取り付けられている。ま た、給湯ホース11、給水ホース12、ホースリール25、26およびバスタブ 13は、いずれも巡回入浴車2の荷台から取り出せる状態で搭載されている。
【0011】 ここで、湯沸器7、配管9、カプラー22、給湯ホース11、混合栓31など は、給湯系を構成している。また、清水タンク3、配管5、給水ポンプ6、配管 10、カプラー23、給水ホース12、混合栓31などは、給水系を構成してい る。
【0012】 そして、本考案の巡回入浴車の湯水系凍結防止装置1は、給湯系内に残留して いる湯8および給水系内に残留している水4を強制的に排除するために、エアコ ンプレッサー14を有している。エアコンプレッサー14は、巡回入浴車2の荷 台などに搭載されており、エアコンプレッサー14の送気口15は、分岐用のヘ ッダ34、送気管32、33、弁16、17、逆止め弁35、36および三方接 続管37、38により、給湯系、例えば配管9の途中、および給水系、例えば配 管10の途中に、接続されている。
【0013】 入浴時に、作業員は、バスタブ13を荷台から降ろし、入浴場所に設置してか ら、カプラー22、23、24をつなぎ、給湯ホース11および給水ホース12 を混合栓31に接続してから、給水ポンプ6および湯沸器7を動作させる。給水 ポンプ6および湯沸器7は、配管9、カプラー22、給湯ホース11および混合 栓31により、バスタブ13やシャワー口39に給湯する。また、必要に応じ、 給水ポンプ6、配管10、カプラー23、給水ホース12および混合栓31は、 バスタブ13に水4を給水可能な状態とする。湯8や水4は、閉じた弁16、1 7、逆止め弁35、36の作用により、エアコンプレッサー14の送気口15側 へと逆流しない。なお、湯8や水4は、室内湯沸器27、水道のコック28を利 用して供給することもできる。
【0014】 入浴後、作業員は、バスタブ13の内の残り湯を付設の排水ポンプ29により 排水してから、カプラー22、23、24や、給湯ホース11および給水ホース 12を混合栓31に接続したまま、混合栓31を開放し、弁16、17を開けて から、エアコンプレッサー14を起動させ、その送気口15からのエア40を給 湯系および給水系に送る。
【0015】 エアコンプレッサー14の送気口15からのエア40は、給湯系としての配管 9、湯沸器7、湯沸器ドレン21、カプラー22、給湯ホース11、および混合 栓31に送り込んで、それらの内部に残留している湯水を強制的に外部に排除す る。
【0016】 これとともに、送気口15からのエア40は、給水系としての配管10、カプ ラー23、給水ホース12、混合栓31、また、給水ポンプ6、ポンプドレン2 0の内部に残留している水4を強制的に外部に排除する。さらに、エア40は、 給水ポンプ6の内部に残留している水4を清水タンク3に強制的に戻し、さらに カプラー24や受給ホース30に送り、それらの内部に残留している水4を受給 ホース30の水道側開口端から排出するか、またはタンクドレン18を開いて、 清水タンク3内の水4を外部に排出する。
【0017】
【考案の効果】
本考案の請求項1では、入浴後に、給湯系の内部にエアコンプレッサーからエ アが送り込まれ、給湯系内に残留している湯水が強制的に排除されるから、給湯 系の凍結は、確実に防止できる。
【0018】 本考案の請求項3では、入浴後に、給湯系および給水系の内部にエアコンプレ ッサーからエアが送り込まれ、給湯系内および給水系内に残留している湯水が強 制的に排除されるから、給湯系や給水系の凍結は、確実に防止できる。
【0019】 したがって、寒冷地や寒冷地以外での冬季でも、移動後の次回入浴時に、凍結 による支障がなくなる。また、湯水の強制的な排除がエアコンプレッサーの追加 により簡単に実現でき、既存の巡回入浴車にも容易に組み込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による巡回入浴車の湯水系凍結防止装置
の給湯系および給水系の系統図である。
【符号の説明】
1 巡回入浴車の湯水系凍結防止装置 2 巡回入浴車 3 清水タンク 4 水 5 配管 6 給水ポンプ 7 湯沸器 8 湯 9 配管 10 配管 11 給湯ホース 12 給水ホース 13 バスタブ 14 エアコンプレッサー 15 送気口 16 弁(給湯系) 17 弁(給水系) 18 タンクドレン 19 通気口 20 ポンプドレン 21 湯沸器 22 カプラー 23 カプラー 24 カプラー 25 ホースリール 26 ホースリール 27 室内湯沸器 28 水道コック 29 排水ポンプ 30 受給ホース 31 混合栓 32 送気管 33 送気管 34 分岐用ヘッダ 35 逆止め弁 36 逆止め弁 37 三方接続管 38 三方接続管 39 シャワー口 40 エア

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清水タンクの水を配管および給水ポンプ
    により湯沸器に供給するとともに、湯沸器の湯を給湯系
    によりバスタブに供給する巡回入浴車において、給湯系
    の途中にエアコンプレッサーの送気口を弁により接続し
    てなり、バスタブに対する給湯による入浴後に、給湯系
    の内部にエアコンプレッサーからエアを送り込んで、給
    湯系内に残留している湯水を強制的に排除可能とするこ
    とを特徴とする巡回入浴車の湯水系凍結防止装置。
  2. 【請求項2】 上記給湯系を、湯沸器、配管、カプラ
    ー、給湯ホース、混合栓により構成することを特徴とす
    る請求項1記載の巡回入浴車の湯水系凍結防止装置。
  3. 【請求項3】 清水タンクの水を配管および給水ポンプ
    により湯沸器に供給するとともに、湯沸器の湯を給湯系
    により、また、給水ポンプの水を給水系により、バスタ
    ブに供給する巡回入浴車において、給湯系および給水系
    の途中にエアコンプレッサーの送気口を弁によりそれぞ
    れ接続してなり、バスタブに対する給湯や給水による入
    浴後に、給湯系および給水系の内部にエアコンプレッサ
    ーからエアを送り込んで、給湯系内および給水系内に残
    留している湯水を強制的に排除可能とすることを特徴と
    する巡回入浴車の湯水系凍結防止装置。
  4. 【請求項4】 上記給湯系を、湯沸器、配管、カプラ
    ー、給湯ホース、混合栓により構成し、上記給水系を、
    配管、給水ポンプ、清水タンク、カプラー、給水ホー
    ス、混合栓により構成することを特徴とする請求項3記
    載の巡回入浴車の湯水系凍結防止装置。
JP2001000424U 2001-02-01 2001-02-01 巡回入浴車の湯水系凍結防止装置 Expired - Lifetime JP3079347U (ja)

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