JP2002355285A - 入浴車 - Google Patents

入浴車

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JP2002355285A
JP2002355285A JP2001163467A JP2001163467A JP2002355285A JP 2002355285 A JP2002355285 A JP 2002355285A JP 2001163467 A JP2001163467 A JP 2001163467A JP 2001163467 A JP2001163467 A JP 2001163467A JP 2002355285 A JP2002355285 A JP 2002355285A
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hot water
bathtub
water supply
drainage
vehicle
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Kiho Hayashi
帰邦 林
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TAKARA KIKAKUSHA KK
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TAKARA KIKAKUSHA KK
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水設備のない場所で使用でき、浴槽の設
置、撤収が容易で、湯水通過経路の狭窄や閉塞などのト
ラブルが発生せず、温泉水を使用した入浴も可能な入浴
車を提供する。 【解決手段】 入浴車1は、自動車の車輌内部2に、積
み込みおよび車外に移動可能な浴槽5と、給湯ボイラ4
で沸かされた貯留タンク7内の温湯を給湯ホース13a
などを経由して浴槽5へ送給する温湯送給ポンプ8と、
浴槽5内の湯水を排水ホース15aなどを経由して排水
タンク10内へ回収する排水吸引ポンプ9とを備え、貯
留タンク7内への給水経路および浴槽5から排水タンク
10までの排水経路にそれぞれ濾過装置19,20を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体を浴室まで移
動して入浴できない病人や老人などを入浴させるのに必
要な移動式浴槽その他の関連機材を装備した入浴車に関
する。
【0002】
【従来の技術】寝たきり老人や病人あるいは肢体不自由
者など、身体を浴室まで移動させて入浴できない人を入
浴させるため、従来より、給湯装置および移動式浴槽な
どを装備した入浴車が開発されている。従来の入浴車
は、入浴対象者が居る病院や住居の近くまで行って駐車
し、車内に格納されている移動式浴槽を取り出して入浴
対象者の近傍まで運び込んで適切な位置に載置し、車内
に装備されている給湯装置で沸かした湯および水をホー
スを介して浴槽に供給することによって浴槽内で入浴対
象者の洗浄、加温を行うことができるようになってい
る。このような入浴車に用いることのできる給湯給水装
置が実公昭63−48263号公報に開示されている。
【0003】一方、入浴車ではないが、本出願に関連す
る従来技術として、特開昭61−249876号公報に
開示されている遺体湯灌車がある。この遺体湯灌車も従
来の入浴車と同様、自動車の荷台に給湯設備や浴槽に似
た洗浄槽などを搭載した構成であり、遺体が安置されて
いる建物の近くまで移動させて駐車した遺体湯灌車から
洗浄槽を降ろして遺体安置場所まで運び込んで設置した
後、荷台に設置されている給湯設備から洗浄槽へ湯水を
送給することによって洗浄槽内で遺体の洗浄を行うよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実公昭63−4826
3号公報に開示されている給湯給水装置は、湯と水を別
々の経路で浴槽まで送給する構造上、給湯装置から浴槽
まで複数本のホースを配管する必要があるため浴槽の設
置、撤収に手間がかかるだけでなく、入浴車に用いた場
合、これらのホースを収納して運搬するためのスペース
を車内に確保しなければならない。また、浴槽内の使用
済湯水の排水については考慮されていないので、排水回
収槽や排水路などがある場所でなければ使用できず、排
水中に存在する体毛などの浮遊物が排水経路に詰まって
トラブルを生じることがある。
【0005】一方、特開昭61−249876号公報に
開示されている遺体湯灌車の場合、適温まで温めた湯を
1本の給湯用ホースで洗浄槽まで送給するものであるた
め、ホースの設置や撤収は比較的容易であるが、使用済
湯水は洗浄槽の下側に配置された受水槽に回収する構造
であるため、遺体洗浄より大量の温湯を使用する入浴設
備には不向きであり、回収水が溜まった受水槽の撤収お
よび受水槽中の使用済湯水の処理に手間がかかる。
【0006】また、近年、寝たきり老人や病人などの中
には、温泉の効能に対する期待から温泉水の入った浴槽
で入浴がしたいという要望が高まっているが、前記公報
に開示された給湯給水装置や従来の入浴車に温泉水を供
給して使用した場合、長期間経過するうちに、温泉水に
含まれる鉱物成分などが給湯設備や配管類に堆積して様
々なトラブルを生ずるおそれがある。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、排水設
備のない場所で使用することができ、浴槽の設置および
撤収が容易で、湯水通過経路の狭窄や閉塞などのトラブ
ルが発生せず、温泉水を使用した入浴も可能な入浴車を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の入浴車は、車輌
に積み込み可能で車外に移動可能な浴槽と、外部から供
給された水を加温して前記浴槽へ送給する給湯装置と、
前記浴槽内の湯水を回収する排水回収装置と、前記給湯
装置と前記浴槽並びに前記浴槽と前記排水回収装置とを
それぞれ連結するホースとを搭載し、前記給湯装置への
給水経路および前記浴槽から前記排水回収装置までの排
水経路にそれぞれ濾過装置を設けたことを特徴とする。
【0009】このような構成とすることにより、車輌か
ら降ろした浴槽を目的位置まで運び込み、給湯装置と浴
槽並びに浴槽と排水回収装置とをそれぞれホースで連結
すれば、給湯装置で沸かした温湯を浴槽内へ送給して対
象者を入浴させることができ、浴槽内の使用済湯水は排
水回収装置で回収できるので、排水設備のない場所でも
使用することができ、前述と逆の手順をとれば浴槽やホ
ースなどを車輌内部へ再格納できるので、浴槽の設置お
よび撤収も容易である。また、給湯装置への給水経路に
設けられた濾過装置が供給水中の不純物を除去し、浴槽
から排水回収装置までの排水経路に設けられた濾過装置
が使用済湯水中の浮遊物などを除去するので、水道水は
勿論、含有成分の多い温泉水を供給しても湯水通過経路
の狭窄や閉塞などのトラブルが発生せず、温泉水を使用
した入浴も可能となり、ホースや配管を細径化しても異
物などが詰まらなくなるので、ホース類のスリム化、軽
量化を図ることができる。
【0010】なお、前記浴槽としては、強度が高く、比
較的軽量で持ち運びも容易なFRP製浴槽が好適であ
り、前記給湯装置としては、外部から供給された水を収
容する貯留タンクと、前記貯留タンク内の水を循環加熱
するボイラと、前記貯留タンク内の温湯をホースを介し
て浴槽へ送給するポンプとを設けることが望ましく、前
記排水回収装置としてはホースを介して浴槽内の湯水を
吸引するポンプと、前記ポンプで吸引した湯水を貯留可
能な排水弁付きの排水タンクとを設けることが望まし
い。
【0011】ここで、前記浴槽に送給される温湯の温度
を前記給湯装置から離れた位置から調節可能な遠隔操作
装置を設けることにより、車輌に積載された給湯装置か
ら離れた場所に設置された浴槽付近に一人の作業員が居
るだけで、給湯設備から浴槽へ送給される温湯の温度を
任意に調節できるようになるので取り扱い性が向上する
だけでなく、作業員の削減を図ることもできる。なお、
この遠隔操作装置に給湯装置および排水回収装置を作
動、停止できる機能を付加しておけば、浴槽付近から給
湯装置および排水回収装置をON−OFF操作すること
ができるので、取り扱い性がさらに向上する。
【0012】また、前記車輌の内部から車外へ出没可能
なスライド式の機材収納ボードを設けることにより、こ
の機材収納ボード上に、ホースリールや遠隔操作装置な
どを出し入れ自在に収納できるようになるため、各種機
材の出し入れが容易となり、浴槽などの設置時および撤
収時の作業性が向上する。
【0013】さらに、前記給湯装置から送給される温湯
を吐出可能な開閉式蛇口を設けることにより、手洗い用
水が必要なときなど、この開閉式蛇口から温湯を吐出さ
せて使用できるようになるため、利便性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
入浴車を示す一部切欠平面図、図2は前記入浴車の一部
切欠右側面図、図3は前記入浴車を機材設置台などを外
した状態で示す要部平面図、図4は前記入浴車に用いら
れる濾過装置の平面図、図5は前記濾過装置の一部切欠
側面図、図6は前記入浴車の使用状態を示す説明図であ
る。
【0015】図1および図2に示すように、本実施形態
の入浴車1においては、自動車の車輌内部2内にその床
面積の2/3程度の広さの機材設置台3が車体の左寄り
に設置され、この機材設置台3の右側に、給湯装置とし
て給湯ボイラ4、灯油タンク6、貯留タンク7および温
湯送給ポンプ8が配置され、機材設置台3上の前方部分
には排水回収装置として排水吸引ポンプ9および排水タ
ンク10が配置され、この機材設置台3上には制御盤1
1と、車体後方へスライド可能な機材収納ボード12と
が配置され、図3に示すように、この機材設置台3の下
側に、積み降ろしおよび車外に移動可能なFRP製の浴
槽5が積み込まれている。機材収納ボード12上には、
給湯ホース13aが巻き取られたホースリール13と、
排水ホース15aが巻き取られたホースリール15とが
着脱可能に配置され、遠隔操作装置の受信装置16が配
置されている。
【0016】図3に示すように、給湯ボイラ4、貯留タ
ンク7、温湯送給ポンプ8、排水吸引ポンプ9、排水タ
ンク10などは配管Pによって連結され、これらの装置
と配管Pの連結部、配管Pの分岐部および開口端などに
は開閉バルブBが配置され、貯留タンク7には水温計1
7が設けられ、排水タンク10には真空計18が設けら
れている。また、図2で示すように、貯留タンク7内の
水または温湯を吐出するための吐水配管P3および開閉
式蛇口21が設けられている。
【0017】また、貯留タンク7へ水を供給するための
給水配管P1の先端部分には濾過装置19が連結され、
排水タンク10へ排水を回収するための排水配管P2の
先端部分には濾過装置20が連結されている。濾過装置
19,20はいずれも図4および図5に示すような構造
であり、有底略円筒状の本体ケーシング22と、本体ケ
ーシング22を上下に区画する隔壁27と、本体ケーシ
ング22の上面開口部を着脱可能に閉塞する開閉蓋23
と、開閉蓋23を固定する締付ボルト24と、開閉蓋2
3の中央部に設けられた空気抜きねじ25と、本体ケー
シング22の側面に突設された流入口22aおよび流出
口22bと、ケーシング本体22内に着脱可能に収納さ
れた有孔ステンレス板製のストレーナ26などで構成さ
れている。
【0018】流入口22aから本体ケーシング22内へ
流入した湯水は隔壁27より上方の空間へ一旦上昇した
後、ストレーナ26内へ落下し、多数の貫通孔26aを
通過することによって浮遊物などが除去された湯水が隔
壁27より下方の空間へ流れ込んだ後、流出口22bか
ら排出される。ストレーナ26内に溜まった濾過物は締
付ボルト24を緩めて開閉蓋23を開けば、ストレーナ
26とともに取り出すことができ、濾過物を除去した後
のストレーナ26は再使用することができる。
【0019】入浴車1を使用する場合、濾過装置19の
流入口22aと水道蛇口28とを給水ホース29で連結
し、この給水ホース29、濾過装置19および給水配管
P1を経由して水道水を貯留タンク7に貯める。このよ
うな貯水作業は、水道設備のある所であれば、入浴車の
出発地あるいは目的地のいずれで行ってもよい。
【0020】貯留タンク7が満水したら、入浴対象者が
居る建物の近くまで入浴車1を走行させ適切な位置に駐
車させた後、配電盤11の電源コード11aをAC10
0Vのコンセントに接続し、配電盤11内のスイッチ
(図示せず)を操作して給湯ボイラ4を稼動させ、貯留
タンク7内の水が予め設定された温度になるまで循環加
熱する。一方、この加温時間中に、図6に示すように、
入浴車1から浴槽5およびホースリール13,15を降
ろし、浴槽5を目的位置まで運び込んで適切な位置に設
置した後、浴槽5の給湯口5aと温湯送給ポンプ8とを
給湯ホース13aで連結し、浴槽5の排水口5bと濾過
装置20の流入口22aとを排水ホース15aで連結す
る。このとき、本実施形態では、排水ホース15aと浴
槽5の排水口5bとの間に、排水中に含まれる体毛など
の比較的大きな大きな浮遊物を除去するためのフィルタ
Fを配置している。
【0021】貯留タンク7内の水が予め設定された温度
の温湯になると給湯ボイラ4が自動停止するので、水温
計17で貯留タンク7内の湯温を確認した後、温湯送給
ポンプ8を稼動させると貯留タンク7内の温湯が給湯ホ
ース13aを経由して浴槽5内へ送給され、浴槽5を温
湯で満たすことができる。これによって、入浴対象者は
浴槽5内の温湯で身体を洗ったり、身体を温めたりする
ことができるようになる。
【0022】給湯ホース13aを経由して浴槽5内に送
給される温湯の温度が不適切である場合、浴槽5付近ま
で持ち込んだ送信機30を操作すると、その電波信号が
受信装置16に伝わって給湯ボイラ4の運転状況が変化
して貯留タンク7内の水温が昇降するので、適切な温度
に再調節した温湯を浴槽5に送給することができる。な
お、浴槽5の給湯口5aの開閉バルブ5cを閉じると、
温湯送給ポンプ8は内圧上昇によって自動停止する機能
を備えている。
【0023】入浴が終わったら、浴槽5の排水口5bの
開閉バルブ5dを開き、送信機30を操作して排水吸引
ポンプ9を作動させると、浴槽5内にある使用済湯水は
排水ホース15a、濾過装置20および排水配管P2を
経由して排水タンク10内へ回収される。この後、給湯
ホース13a、排水ホース15aを浴槽5などから取り
外してそれぞれホースリール13,15に巻取り、これ
らのホースリール13,15を載せた機材収納ボード1
2を元の位置までスライド収納し、空になった浴槽5や
送信機30を機材設置台3の下方の元の位置に収納し、
電源コード11aをコンセントから引き抜いて収納すれ
ば、撤収が完了する。なお、排水タンク10内に回収さ
れた排水は、法定の排水設備などのある場所まで入浴車
1を移動させた後、図3に示す排水用開閉バルブB1を
開くことによって当該排水設備へ廃棄することができ
る。
【0024】以上のように、入浴車1から降ろした浴槽
5を目的位置まで運び込み、給湯装置の一部である温湯
送給ポンプ8と浴槽5とを給湯ホース13aで連結し、
排水回収装置の一部である排水吸引ポンプ9と浴槽5を
それぞれ排水ホース15aで連結すれば、給湯ボイラ4
で沸かした貯留タンク7内の温湯を浴槽5内へ送給して
対象者を入浴させることができ、浴槽5内の使用済湯水
は排水タンク10内へ回収できるので、排水設備のない
場所でも使用することができ、前述と逆の手順をとれば
浴槽5や給湯ホース13aおよび排水ホース15aなど
を入浴車1内へ再格納できるので、浴槽5の設置および
撤収も容易である。
【0025】また、給湯装置の一部をなす貯留タンク7
への給水経路に設けられた濾過装置19が供給水中の不
純物を除去し、浴槽5から排水回収装置の一部をなす排
水タンク10までの排水経路に設けられた濾過装置20
が使用済湯水中の浮遊物などを除去するので、水道水は
勿論、含有成分の多い温泉水を供給しても湯水通過経路
の狭窄や閉塞などのトラブルが発生せず、入浴対象者の
希望に応じて、温泉水を使用した入浴も可能となり、給
湯ホース13aや排水ホース15aおよび配管Pなどを
細径化しても異物などが詰まらなくなるので、ホース類
のスリム化、軽量化を図ることができる。
【0026】さらに、浴槽5に送給される温湯の温度を
入浴車1から離れた位置から調節可能な遠隔操作装置と
して送信機30および受信装置16などを設けることに
より、入浴車1に積載された温湯送給ポンプ8から離れ
た場所に設置された浴槽5付近に一人の作業員が居るだ
けで浴槽5へ送給される温湯の温度を任意に調節するこ
とが可能であるため、取り扱い性に優れ、作業員の削減
を図ることもできる。
【0027】一方、車輌内部2から車体外後方へ出没可
能なスライド式の機材収納ボード12を設け、この機材
収納ボード12上にホースリール13,15や遠隔操作
装置などを収納できるようにしているため、各種機材の
出し入れが容易であり、浴槽5などの設置時および撤収
時の作業性が良好である。
【0028】また、車輌内部2に、貯留タンク7内の温
湯を吐出可能な開閉式蛇口21を設けているため、手洗
い用水が必要なときなど、この開閉式蛇口21から温湯
を吐出させることが可能であり、極めて便利である。な
お、開閉式蛇口21の位置はここに限定するものではな
いので、使用条件などに応じて他の場所に設置すること
ができ、複数箇所に設置することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0030】(1)車輌に積み込み可能で車外に移動可
能な浴槽と、外部から供給された水を加温して前記浴槽
へ送給する給湯装置と、前記浴槽内の湯水を回収する排
水回収装置と、前記給湯装置と前記浴槽並びに前記浴槽
と前記排水回収装置とをそれぞれ連結するホースとを搭
載し、前記給湯装置への給水経路および前記浴槽から前
記排水回収装置までの排水経路にそれぞれ濾過装置を設
けたことにより、排水設備のない場所でも使用すること
が可能となり、浴槽の設置および撤収が容易化し、温泉
水を使用した入浴も可能となり、ホース類のスリム化、
軽量化を図ることができる。
【0031】(2)前記浴槽に送給される温湯の温度を
前記給湯装置から離れた位置から調節可能な遠隔操作装
置を設けることにより、取り扱い性が向上し、作業員の
削減を図ることもできる。
【0032】(3)前記車輌内部から車外へ出没可能な
スライド式の機材収納ボードを設けることにより、浴槽
などの設置時および撤収時の作業性が向上する。
【0033】(4)前記給湯装置から送給される温湯を
吐出可能な開閉式蛇口を設けることにより、開閉式蛇口
から温湯を吐出させ手洗いなどができるようになるた
め、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である入浴車を示す平面
構成図である。
【図2】 図1に示す入浴車の一部切欠右側面図であ
る。
【図3】 図1に示す入浴車を機材設置台などを外した
状態で示す要部平面図である。
【図4】 図1に示す入浴車に用いられる濾過装置の平
面図である。
【図5】 図4に示す濾過装置の一部切欠側面図であ
る。
【図6】 図1に示す入浴車の使用状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 入浴車 2 車輌内部 3 機材設置台 4 給湯ボイラ 5 浴槽 5a 給湯口 5b 排水口 5c,5d 開閉バルブ 6 灯油タンク 7 貯留タンク 8 温湯送給ポンプ 9 排水吸引ポンプ 10 排水タンク 11 制御盤 11a 電源コード 12 機材収納ボード 13,15 ホースリール 13a 給湯ホース 15a 排水ホース 16 受信装置 17 水温計 18 真空計 19,20 濾過装置 21 開閉式蛇口 22 本体ケーシング 22a 流入口 22b 流出口 23 開閉蓋 24 締付ボルト 25 空気抜きねじ 26 ストレーナ 27 隔壁 28 水道蛇口 29 給水ホース 30 送信機 B 開閉バルブ B1 排水用開閉バルブ F フィルタ P 配管 P1 給水配管 P2 排水配管 P3 吐水配管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に積み込み可能で車外に移動可能な
    浴槽と、外部から供給された水を加温して前記浴槽へ送
    給する給湯装置と、前記浴槽内の湯水を回収する排水回
    収装置と、前記給湯装置と前記浴槽並びに前記浴槽と前
    記排水回収装置とをそれぞれ連結するホースとを搭載
    し、前記給湯装置への給水経路および前記浴槽から前記
    排水回収装置までの排水経路にそれぞれ濾過装置を設け
    たことを特徴とする入浴車。
  2. 【請求項2】 前記浴槽に送給される温湯の温度を前記
    給湯装置から離れた位置から調節可能な遠隔操作装置を
    設けた請求項1記載の入浴車。
  3. 【請求項3】 前記車輌の内部から車外へ出没可能なス
    ライド式の機材収納ボードを設けた請求項1記載の入浴
    車。
  4. 【請求項4】 前記給湯装置から送給される温湯を吐水
    可能な開閉式蛇口を設けた請求項1記載の入浴車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101156A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Shinmei Ind Co Ltd 移動入浴車
KR100831928B1 (ko) 2008-03-05 2008-05-23 이텍산업 주식회사 이동용 목욕차
JP2010104667A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Morita Holdings Corp 入浴車
JP2013129424A (ja) * 2013-03-15 2013-07-04 Morita Holdings Corp 入浴車

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