JP2531096Y2 - 洗浄装置における凍結防止装置 - Google Patents

洗浄装置における凍結防止装置

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JP2531096Y2
JP2531096Y2 JP993691U JP993691U JP2531096Y2 JP 2531096 Y2 JP2531096 Y2 JP 2531096Y2 JP 993691 U JP993691 U JP 993691U JP 993691 U JP993691 U JP 993691U JP 2531096 Y2 JP2531096 Y2 JP 2531096Y2
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和男 城本
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主に戸外において洗
浄水を用いた自動車等の洗浄を行う洗浄装置に設けら
れ、圧縮空気を用いて管路の水抜きを行う凍結防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の戸外において使用される洗浄装
置では、冬期における洗浄水の凍結を防止する手段が不
可欠である。従来よりこうした凍結防止手段として種々
の方法が提案されているが、水・電気等の消費がなくコ
スト的に有利であるため、一般に洗浄水管路に圧縮空気
を導入して水抜きを行う方法が採用されている。この従
来例を図1を用いて説明する。
【0003】1は洗浄装置で、ブラシ装置2aを備えて
自走しながら自動車車体をブラッシング洗浄する門型洗
車機2と、高圧ポンプ3aとホースリール3bとを備え
て台車3cへ洗浄水を圧送し、台車3cの走行に伴い自
動車下部をスプレー洗浄する下部洗浄機3とからなって
いる。4は貯水槽で、水源Sとフロート弁4aを介して
連通し常時定水位の洗浄水を貯えており、水中ポンプ4
bと接続し門型洗車機2へ洗浄水を圧送する管路5と、
高圧ポンプ(プランジャーポンプ)3aと接続し洗浄水
を吸い込む管路6とを介して、洗浄装置1へ洗浄水を供
給している。管路5は、貯水槽4へ連通する鋼管からな
る立上部5aと、門型洗車機2へ接続するホース部5b
とからなっている。立上部5aとホース部5bとの接続
部5cには、エアータンク7より圧縮空気を導入する圧
縮空気管路8が接続され、更にこの上流側には導入され
た圧縮空気が貯水槽2側へ開放されるのを防止する逆止
弁9が設けられている。立上部5aの上端には常時開弁
して大気を導入し水圧により閉弁される大気導入弁10
が設けられ、管路5が圧縮空気により水抜きされると開
弁して立上部5a内の水を貯水槽2の水位まで流下させ
る。管路6もやはり圧縮空気管路11と接続しエアータ
ンク7より圧縮空気の導入が可能で、その接続部6aの
上流には逆止弁12が設けられている。13・14は圧
縮空気管路8・11に備えられる電磁弁である。なお、
必要に応じて貯水槽4内の洗浄水を加熱するヒータを備
え、貯えた洗浄水の凍結を防止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ここで、電磁弁13・
14を順次開いてエアータンク7より圧縮空気を送り込
めば、管路5・6のそれぞれの接続部5c・6aより下
流側は水抜きされ、また管路5の上流立上部5aも大気
導入弁10により水抜きされ、いずれも凍結防止でき
る。しかし、管路6は高圧ポンプ3aの吸込側へ接続し
内部が負圧となるため、管路5のように大気導入弁を設
けて接続部6aの上流側を水抜きすることができない。
このため、管路6の接続部6aより上流側には依然洗浄
水が残留して凍結の恐れがあり、凍結防止ヒーターを巻
き付ける等の追加対策が必要であった。また、管路5で
は洗浄装置1の使用中に大気導入弁が凍り付いて大気導
入が不能となり立上部5aの水抜きができないこともあ
った。従ってこの考案の課題とするところは、凍結防止
ヒーター等の追加を必要とすることなく安価に構成で
き、かつ確実に凍結が防止できる装置が得られないかと
いう点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、洗浄水管路
と圧縮空気管路との接続部と、洗浄水管路の前記接続部
より上流側に設けられた逆止弁とを貯水槽の水面下に設
けて、上記課題の解決をはかったものである。
【0006】
【実施例】以下その実施例について図面を基に説明す
る。図2は図1に例示した洗浄装置1に本考案を実施し
た例を示す説明図である。管路5・6は鋼管からなる立
上部5d・6dにおいて貯水槽4より立ち上げられ、接
続部5e・6eにおいて圧縮空気管路8・11と接続
し、その上流には逆止弁9・12が備えられ水抜時に導
入される圧縮空気が貯水槽4側へ開放されるのを防止し
ている。前記立上部5d・6dは貯水槽4の上面に渡さ
れたアングル15に固定され、前記接続部5e・6eお
よび逆止弁9・12がフロート弁4aで与える洗浄水レ
ベルより下方にあるよう位置決めされている。なお、管
路5・6へ圧縮空気を導入する電磁弁13・14は、特
に図示しないが前記立上部5d・6dにバンド等で固定
される。16はヒータで、水温センサ17において洗浄
水が凍結の危険のある所定水温以下に達したのを検知す
ると通電され、洗浄水を加熱して凍結するのを防止して
いる。
【0007】このように構成される実施例において、電
磁弁13を開弁すれば、接続部5eより導入された圧縮
空気は門型洗車機2に備えられる散水ノズル側へ開放さ
れ、管路5およびこれと連通する洗車機2内の各管路の
水抜きができる。また、電磁弁14を開弁すれば、接続
部6eより導入された圧縮空気は下部洗浄機3の台車3
cに備えられるスプレーノズル側へ開放され、管路6お
よび高圧ポンプ3a・ホースリール3bを含む下部洗浄
機3内の各管路の水抜きができる。なお、電磁弁13・
14の開閉は交互に行われ、一度に多量の圧縮空気が消
費されるのを防止している。
【0008】これにより、管路5・6には貯水槽4の水
面レベルの水しか残留せず、この残留した水も立上部5
d・6dの鋼管壁面における熱交換により水槽4内の水
と同温度に保たれて凍結を防止できる。また、寒冷地に
ある場合はヒーター16を設けて必要に応じて通電すれ
ば、貯水槽4内の水が凍るのを防止し同時に管路5・6
の凍結も防止できる。なお、この考案は上記のような洗
車用の装置に限らず、貯水槽に貯えた洗浄水を用いる装
置であれば用途に関係なく採用することが可能で、同様
の高い効果を上げることができる。
【0009】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されるもの
で、凍結防止ヒーター等の追加装置を必要とすることな
く安価な構成が可能で、しかも凍結の危険がある貯水槽
の水面上の管路は全て水抜きできるので確実に凍結を防
止できる。また、貯水槽に連通する管路がポンプの吐出
側でも吸込側でも関係なく確実な水抜きができ広い用途
に実施できると共に、大気導入弁等も不要となり簡単な
構造とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す説明図である。
【図2】本考案の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 4 貯水槽 5・6 洗浄水管路 5e・6e 接続部 7 エアータンク 8・11 圧縮空気管路 9・12 逆止弁 13・14 電磁弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定水位の洗浄水を貯える貯水槽を備え、
    貯えた洗浄水を用いて自動車等の洗浄を行う洗浄装置に
    設けられ、前記洗浄水管路に圧縮空気を導入して同管路
    の水抜きを行う凍結防止装置において、前記洗浄水管路
    と圧縮空気管路との接続部と、前記洗浄水管路の前記接
    続部より上流側に設けられた逆止弁とを、貯水槽の水面
    下に設けたことを特徴とする洗車装置における凍結防止
    装置。
JP993691U 1991-02-01 1991-02-01 洗浄装置における凍結防止装置 Expired - Lifetime JP2531096Y2 (ja)

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JP6414020B2 (ja) * 2015-11-04 2018-10-31 株式会社ダイフク 洗車機および水抜き制御方法

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JPH066135U (ja) 1994-01-25

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