JP3079211U - 水膜介在剥離性粘性物の包装体 - Google Patents

水膜介在剥離性粘性物の包装体

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JP3079211U JP2000007487U JP2000007487U JP3079211U JP 3079211 U JP3079211 U JP 3079211U JP 2000007487 U JP2000007487 U JP 2000007487U JP 2000007487 U JP2000007487 U JP 2000007487U JP 3079211 U JP3079211 U JP 3079211U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 濡れた布巾で包むと布巾から全量が綺麗に離
れる味噌等の水膜介在剥離性を有する粘性物の全量を綺
麗に剥離させることができる水膜介在剥離性粘性物の包
装体。 【解決手段】 PP或いはPET等の芯材をPE等のヒ
ートシール性を有する樹脂で被覆してなる芯鞘構造の樹
脂糸からなりヒートシール性と毛細管現象を生じる表面
性状と通気性を有する不織布とで構成され、不織布が袋
内面側になるようにピロー包装袋状、三方シール袋状、
四方シール袋状、ガセット入り袋状、スタンディングパ
ウチ状等に所望の袋に製袋して味噌等の水膜介在剥離性
粘性物である被包装物を充填して被包装物に不織布を接
触させ袋の充填口をヒートシールしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、濡れた布巾で包むと布巾に少しも付着しないで全量が綺麗に離れ る味噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤等の水膜介在剥離性(水分の膜 で粘着性が減殺され剥離容易である性質)を有する粘性物の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
味噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤等は、合成樹脂製フィルムから なる袋、又は合成樹脂製容器で包装され販売されている。味噌等を袋又は容器か ら取り出すとき、味噌等が袋又は容器に強く密着しているので最後まで綺麗に取 り出すことができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案者は、味噌、餡等を濡れた布巾で包んだ場合、味噌、餡等を取り出そ うとするとき、味噌、餡等が布巾から綺麗に離れることの知見に基づいて、袋や 容器の内表面を味噌、餡等が剥離容易である表面性状にすることができれば、味 噌等の全量を綺麗に袋又は容器から取り出して使用できると考えた。
【0004】 本願考案は、上述した点に鑑み案出したもので、味噌、餡、酒粕、バター、或 いはコーキング剤等の水膜介在剥離性粘性物の全量を綺麗に剥離させて取り出す ことができる,水膜介在剥離性粘性物の包装体を提供することを目的としている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願第一の考案は、包装材料が、二軸延伸フィルム、紙、又は布にヒートシー ル性を有するフィルムを貼り合わせて成るか、又は、二軸延伸フィルム、紙、又 は布にヒートシール性を有するフィルムを貼り合わせさらに厚み・強度を増すた めに必要なヒートシール性を有するフィルムを積層して成りガスバリヤー性とヒ ートシール性を有する包装基材と、該包装基材に積層されていて、PP或いはP ET等の芯材をPE等のヒートシール性を有する樹脂で被覆してなる芯鞘構造の 樹脂糸からなりヒートシール性と毛細管現象を生じる表面性状を有しシール状態 でもシール面に沿って通気性が確保される不織布とで構成され、不織布が袋内面 側になるようにピロー包装袋状、三方シール袋状、四方シール袋状、ガセット入 り袋状、スタンディングパウチ状等に所望の袋に製袋して味噌、餡、酒粕、バタ ー、或いはコーキング剤等の水膜介在剥離性粘性物である被包装物を充填して被 包装物に不織布を接触させ袋の充填口をヒートシールしてなることを特徴とする 水膜介在剥離性粘性物の包装体。 本願第二の考案は、包装材料が、基材フィルムにヒートシール性を有するフィ ルム及びヒートシール性と毛細管現象を生じる表面性状を有しシール状態でもシ ール面に沿って通気性が確保される不織布を順に貼り合わせてなる積層フィルム を、成形用合成樹脂シートである包装基材に貼り合わせてなり、該包装材料を、 不織布が容器内面側になるように所望のカップ状容器になるよう絞り成形して味 噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤等の水膜介在剥離性粘性物である被 包装物を充填して被包装物に不織布を接触させ、蓋ヒートを被せてその周縁をヒ ートシールして成ることを特徴とする水膜介在剥離性粘性物の包装体を提供する ものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は、本願第一の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の包装体を構成するため の包装材料の一実施形態を示す拡大断面図である。 水膜介在剥離性粘性物の包装体を構成するための包装材料S1は、第一層ない し第五層の積層包材で構成される。 符号1の第一層の包材は、二軸延伸フィルム、紙、又は布である。 二軸延伸フィルムの場合は内面側に裏刷り(鏡印刷)が施され、紙、又は布の 場合は外面側に印刷が施される。 二軸延伸フィルムとしては、例えば厚さ20μmmのポリプロピレンフィルム、 又は例えば厚さ15μmmのバリアナイロンフィルム(エチレンビニルアルコール をナイロンでサンドイッチした積層フィルム)、又は例えば厚さ15μmmのシリ カ蒸着PETフィルムが採用される。 符号2の第二層の包材は、前記符号1の包材が二軸延伸ポリプロピレンフィル ム、紙、又は布であるときに、その内面側に接着剤を介して貼り付けられたヒー トシール性を有しない合成樹脂フィルムであり、例えば厚さ12μmmのエチレン ビニルアルコールフィルムが採用される。 符号3の第三層の包材及び符号4の第四層の包材は、ヒートシール性を有する 合成樹脂フィルムであり、例えば厚さ20μmmの未延伸の低密度ポリエチレンフ ィルム、又は直鎖形ポリエチレンフィルムである。 前記符号1の包材として、バリアナイロンフィルム、又はシリカ蒸着PETフ ィルムが採用されるときは符号2の包材は省略され、符号1の包材に符号3の包 材が接着される。 符号3の包材及び符号4の包材は、押し出し機のTダイにより310℃の溶融 樹脂がラミネートされる。符号3の包材及び符号4の包材は、袋としての製袋す るためのヒートシール性と厚みを与えるために設けられる。 符号5の第五層の包材は、ヒートシール性を有する樹脂糸を用いてなる不織布 であり、ヒートシール性と毛細管現象を生じる表面性状を有しシール状態でもシ ール面に沿って通気性が確保される。好ましい不織布は、ヒートシール性を有す る芯鞘構造の素材を用いた不織布であり、例えば、PETを延伸した芯材をPE で被覆してなる芯鞘構造の樹脂糸からなる不織布:エルベスT0503WDO( 50g/m2)[エルベスは商標:ユニチカ株式会社製の不織布]、或いはPPを 延伸した芯材をPEで被覆してなる芯鞘構造の樹脂糸からなる不織布:フクロン 454-20(20g/m)[フクロンは商標:福助工業株式会社製の不織布]を 採用するのが好ましい。前記のように20g/mと目付(坪量)が少ない不織 布を採用する場合、繊維内部ヘイズが小さいために被包装物に水分が多い場合に は透明になり内部が袋外方からよく見通せる。 本願考案に係る不織布には、パルプ等の繊維の混紡からなる不織布は完全ヒー トシール性を有しないから製袋しても気密シールが確保できないので除外される 。
【0007】 図2は、図1の水膜介在剥離性粘性物の包装材料S1を用いて、不織布が袋内 面側になるようにピロー包装袋状、三方シール袋状、四方シール袋状、ガセット 入り袋状、スタンディングパウチ状等に製袋し、味噌、餡、酒粕、バター、或い はコーキング剤等の水膜介在剥離性粘性物Wを充填し袋の充填口をヒートシール してなる包装体の部分拡大断面図である。 符号3,4の包材はヒートシール性を有し、又、符号5の包材は、ヒートシー ル性を有する不織布であるので、袋内面側になるようにして製袋したときに、ヒ ートシールが完全に行われ内部流体の漏洩を完全に遮断できる。 符号5の包材は、ヒートシール性を有する不織布であるので、味噌、餡、酒粕 、バター、或いはコーキング剤等の水膜介在剥離性粘性物Wに対して接触面積が 小さく、しかも不織布5と水膜介在剥離性粘性物Wとの間に包装時に袋外に排出 されない不織布内の気体が介在しているが、包装が行われて時間経過すると、味 噌等の水膜介在剥離性粘性物Wに含まれる水分が、不織布の孔隙間内に毛管現象 により取り込まれて水分含有膜を形成して不織布内の気体と混在して水膜介在剥 離性粘性物Wに接触する状態になる。 包材を破断して味噌等の水膜介在剥離性粘性物から離れさせて味噌等の水膜介 在剥離性粘性物を袋から取り出そうとすると、符号5の包材が不織布であるので 、該不織布の多孔質構造の符号4の包材に近い部分を空気が通流し、不織布の水 膜介在剥離性粘性物から離れようとする部分に空気が供給される。 従って、符号5の不織布は、味噌等の水膜介在剥離性粘性物Wに対して接触面 積が小さく、不織布5と水膜介在剥離性粘性物Wとの間に包装時に袋外に排出さ れない不織布内の気体と、毛管現象により水分を取り込んでなる水分含有膜が介 在していることに加えて、上記のように、不織布の符号4の包材に近い部分を通 流し不織布5の水膜介在剥離性粘性物Wから離れようとする部分に空気が供給さ れるから、不織布5が味噌等の水膜介在剥離性粘性物Wから良好に離れ、略全量 を容易に取り出すことができる。
【0008】 図3は、本願第二の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の包装体を構成するため の包装材料の一実施形態を示す拡大断面図である。 水膜介在剥離性粘性物の包装体を構成するための包装材料S2は、第一層ない し第五層の積層包材で構成される。 符号6の第一層の包材は、未延伸の又は延伸した成形用合成樹脂フィルムであ り、例えば厚さ1000μmmのA−PETシート又はポリプロピレンシートが採 用される。 符号7の第二層の包材は、前記符号6の第一層の包材に接着剤を介して貼り付 けられたヒートシール性を有する合成樹脂フィルムであり、例えば厚さ30μmm のエチレンビニルアルコールフィルムが採用される。 符号8の第三層の包材は、ヒートシール性を有する合成樹脂フィルムであり、 例えば厚さ30μmmのA−PETフィルム又はCPPである。 符号9の第四層の包材は、ヒートシール性を有する合成樹脂フィルムであり、 例えば厚さ20μmmの未延伸の低密度ポリエチレンフィルム、又は直鎖形ポリエ チレンフィルムであり、押し出し機のTダイにより310℃の溶融樹脂がラミネ ートされる。 符号10の第五層の包材は、ヒートシール性を有する樹脂糸を用いてなる不織 布であり、ヒートシール性と毛細管現象を生じる表面性状を有しシール状態でも シール面に沿って通気性が確保される。好ましい不織布は、ヒートシール性を有 する芯鞘構造の素材を用いた不織布であり、例えば、PETを延伸した芯材をP Eで被覆してなる芯鞘構造の樹脂糸からなる不織布:エルベスT0503WDO (50g/m2)[エルベスは商標:ユニチカ株式会社製の不織布]、或いはPP を延伸した芯材をPEで被覆してなる芯鞘構造の樹脂糸からなる不織布:フクロ ンC−00150(50g/m)[フクロンは商標:福助工業株式会社製の不織 布]を採用するのが好ましい。前記のように、目付(坪量)が少ない不織布を採 用する場合、繊維内部ヘイズが小さいために被包装物に水分が多い場合には透明 になり内部が袋外方からよく見通せる。 本願考案に係る不織布には、パルプ等の繊維の混紡からなる不織布は完全ヒー トシール性を有しないから製袋しても気密シールが確保できないので除外される 。
【0009】 図4は、カップ状に深絞り加工した容器C1に水膜介在剥離性粘性物Wを充填し 、図3の水膜介在剥離性粘性物の包装材料S2を用い打ち抜き加工してなる蓋シ ートC2を被せて周縁をヒートシールしてなる包装体の部分拡大断面図である。 蓋シートC2は、例えば、厚み12μmmのPETに接着剤で紙を貼り合わせ、 次いで該紙に接着剤でシリカ蒸着PETを貼り合わせ、次いでシリカ蒸着PET にアンカーコート剤を塗って厚さ20μmmのポリエチレンを接着し、最後にポリ エチレンにポリオレフィンをラミネートしてなリ、ポリオレフィンをヒートシー ル面とする。 符号11はパーチメント紙(硫酸紙)であり、符号12は脱酸素剤のミニパッ クである。 符号9の包材はヒートシール性を有し、又、符号10の包材は、ヒートシール 性を有する不織布であるので、蓋シートC2を容器C1のフランジC1aに重ねてヒ ートシールしたとき、ヒートシールが完全に行われ内部流体の漏洩を遮断できる 。 水膜介在剥離性粘性物の包装材料S2を構成する符号10の包材は、ヒートシ ール性を有する不織布であるので、味噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング 剤等の水膜介在剥離性粘性物Wに対して接触面積が小さく、しかも不織布10と 水膜介在剥離性粘性物Wとの間に包装時に袋外に排出されない不織布内の気体が 介在しているが、包装が行われて時間経過すると、味噌等の水膜介在剥離性粘性 物Wに含まれる水分が、不織布の孔隙間内に毛管現象により取り込まれて水分含 有膜を形成して不織布内の気体と混在して水膜介在剥離性粘性物Wに接触する状 態になる。 蓋シートC2を剥離してスプーン等で味噌等の水膜介在剥離性粘性物Wを容器 C1から取り出そうとすると、符号10の包材が不織布であるので、該不織布の 多孔質構造の符号9の包材に近い部分を空気が通流し、不織布10から水膜介在 剥離性粘性物Wが離れようとする部分に空気が供給される。 従って、符号10の包材の不織布は、味噌等の水膜介在剥離性粘性物Wに対し て接触面積が小さく、不織布10と水膜介在剥離性粘性物Wとの間に包装時に袋 外に排出されない不織布内の気体と、毛管現象により水分を取り込んでなる水分 含有膜が介在していることに加えて、上記のように、不織布10の厚み内の符号 9の包材に近い部分を通流し不織布の水膜介在剥離性粘性物から離れようとする 部分に空気が供給されるから、不織布から味噌等の水膜介在剥離性粘性物が良好 に離れ、略全量を取り出すことができる。
【0010】
【考案の効果】
本願第一の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の包装体は、不織布が袋内面側に なるようにピロー包装袋状、三方シール袋状、四方シール袋状、ガセット入り袋 状、スタンディングパウチ状等に製袋し、味噌、餡、酒粕、バター、或いはコー キング剤等の水膜介在剥離性粘性物を包装する袋として使用すると、粘性物に接 触する不織布が、味噌等の水膜介在剥離性粘性物に対して接触面積が小さく、不 織布と水膜介在剥離性粘性物との間に包装時に袋外に排出されない不織布内の気 体と、毛管現象により水分を取り込んでなる水分含有膜が介在していることに加 えて、上記のように、不織布内を通流し不織布の水膜介在剥離性粘性物から離れ ようとする部分に空気が供給されるから、不織布から味噌等の水膜介在剥離性粘 性物が良好に離れ、略全量を取り出すことができるという優れた効果を有する。 本願第二の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の包装体は、不織布が袋内面側に なるように、カップ状に成形し、味噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤 等の水膜介在剥離性粘性物を充填して蓋シートをかぶせて包装すると、粘性物に 接触する不織布が、味噌等の水膜介在剥離性粘性物に対して接触面積が小さく、 不織布と水膜介在剥離性粘性物との間に包装時に袋外に排出されない不織布内の 気体と、毛管現象により水分を取り込んでなる水分含有膜が介在していることに 加えて、上記のように、不織布内を通流し不織布の水膜介在剥離性粘性物から離 れようとする部分に空気が供給されるから、味噌等の水膜介在剥離性粘性物を取 り出すときに、不織布から味噌等の水膜介在剥離性粘性物が良好に離れ、略全量 を取り出すことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の
包装体を構成するための包装材料の一実施形態を示す拡
大断面図。
【図2】図1の水膜介在剥離性粘性物の包装材料を用い
て、不織布が袋内面側になるように所望の袋状に製袋し
て水膜介在剥離性粘性物を充填し袋の充填口をヒートシ
ールしてなる包装体の部分拡大断面図。
【図3】本願第二の考案に係る水膜介在剥離性粘性物の
包装体を構成するための包装材料の一実施形態を示す拡
大断面図。
【図4】図3の水膜介在剥離性粘性物の包装材料を用い
て、不織布が袋内面側になるように、カップ状に深絞り
加工した容器に水膜介在剥離性粘性物を充填して蓋シー
トを被せて周縁をヒートシールしてなる包装体の部分拡
大断面図。
【符号の説明】
1・・・第一層の包材、2・・・第二層の包材、3・・
・第三層の包材、4・・・第四層の包材、5・・・第五
層の包材、S1・・・水膜介在剥離性粘性物の包装材
料、6・・・第一層の包材、7・・・第二層の包材、8
・・・第三層の包材、9・・・第四層の包材、10・・
・第五層の包材、11・・・パーチメント紙、12・・
・脱酸素剤のミニパック、S2・・・水膜介在剥離性粘
性物の包装材料、C2・・・蓋シート、C1・・・容器、
C1a・・・フランジ、W・・・水膜介在剥離性粘性物、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材料が、二軸延伸フィルム、紙、又
    は布にヒートシール性を有するフィルムを貼り合わせて
    成るか、又は、二軸延伸フィルム、紙、又は布にヒート
    シール性を有するフィルムを貼り合わせさらに厚み・強
    度を増すために必要なヒートシール性を有するフィルム
    を積層して成りガスバリヤー性とヒートシール性を有す
    る包装基材と、該包装基材に積層されていて、PP或い
    はPET等の芯材をPE等のヒートシール性を有する樹
    脂で被覆してなる芯鞘構造の樹脂糸からなりヒートシー
    ル性と毛細管現象を生じる表面性状を有しシール状態で
    もシール面に沿って通気性が確保される不織布とで構成
    され、不織布が袋内面側になるようにピロー包装袋状、
    三方シール袋状、四方シール袋状、ガセット入り袋状、
    スタンディングパウチ状等に所望の袋に製袋して味噌、
    餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤等の水膜介在剥
    離性粘性物である被包装物を充填して被包装物に不織布
    を接触させ袋の充填口をヒートシールしてなることを特
    徴とする水膜介在剥離性粘性物の包装体。
  2. 【請求項2】 包装材料が、基材フィルムにヒートシー
    ル性を有するフィルム及びヒートシール性と毛細管現象
    を生じる表面性状を有しシール状態でもシール面に沿っ
    て通気性が確保される不織布を順に貼り合わせてなる積
    層フィルムを、成形用合成樹脂シートである包装基材に
    貼り合わせてなり、該包装材料を、不織布が容器内面側
    になるように所望のカップ状容器になるよう絞り成形し
    て味噌、餡、酒粕、バター、或いはコーキング剤等の水
    膜介在剥離性粘性物である被包装物を充填して被包装物
    に不織布を接触させ、蓋ヒートを被せてその周縁をヒー
    トシールして成ることを特徴とする水膜介在剥離性粘性
    物の包装体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016147027A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 小林製薬株式会社 空気清浄器
JP2016147028A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 小林製薬株式会社 空気清浄器
JP2021121550A (ja) * 2016-10-25 2021-08-26 フジモリプラケミカル株式会社 味噌収納用ガゼット袋

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