JP3079115U - 電動自転車の駆動用グリップ構造 - Google Patents
電動自転車の駆動用グリップ構造Info
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- JP3079115U JP3079115U JP2001000236U JP2001000236U JP3079115U JP 3079115 U JP3079115 U JP 3079115U JP 2001000236 U JP2001000236 U JP 2001000236U JP 2001000236 U JP2001000236 U JP 2001000236U JP 3079115 U JP3079115 U JP 3079115U
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- fixed seat
- electric bicycle
- grip
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】グリップを回転することによって電動自転車の
スピードを制御できると共に、リード線の断線も防止で
きる電動自転車の駆動用グリップ構造を提供する。 【解決手段】電動自転車のハンドルバー10の一端にグ
リップ20が嵌合され、グリップの一端における回転部
材21の切り口211の両端にそれぞれ磁気部材22,
23が設けられ、ハンドルバー上に回転部材と対応する
固定座30が固定され、回転部材と固定座との間にスプ
リング41が取り付けられ、固定座内に磁気部材の位置
の変化を検出する位置センサー40が設けられ、位置セ
ンサーはリード線を介して検出された磁気部材の位置の
変化量を変速手段に出力して、スピードを変更させる。
又、リード線は固定座におけるガイドスロット37及び
リードスロット34に沿って引き出される。
スピードを制御できると共に、リード線の断線も防止で
きる電動自転車の駆動用グリップ構造を提供する。 【解決手段】電動自転車のハンドルバー10の一端にグ
リップ20が嵌合され、グリップの一端における回転部
材21の切り口211の両端にそれぞれ磁気部材22,
23が設けられ、ハンドルバー上に回転部材と対応する
固定座30が固定され、回転部材と固定座との間にスプ
リング41が取り付けられ、固定座内に磁気部材の位置
の変化を検出する位置センサー40が設けられ、位置セ
ンサーはリード線を介して検出された磁気部材の位置の
変化量を変速手段に出力して、スピードを変更させる。
又、リード線は固定座におけるガイドスロット37及び
リードスロット34に沿って引き出される。
Description
【0001】
本考案は、電動自転車に使用されるスピードを制御するための電動自転車の駆 動用グリップに関するものである。
【0002】
従来の電動自転車の変速手段は、図5に示すように、自転車の伝動装置と接 続された駆動装置(50)及び変速装置(60)を備えると共に、駆動装置(5 0)はバッテリー(51)、モータ駆動回路(52)、リレー(53)、モータ (54)から構成され、変速装置(60)はマイクロプロセッサー(61)、駆 動回路(62)、変速サーバー(63)から構成される。
【0003】 又、電動自転車のハンドルバーに回転可能な駆動用グリップ(70)が取り 付けられ、それにより、電動自転車のスピードを制御する。又、駆動用グリップ (70)に位置センサー(図示せず)が設けられ、位置センサーと変速装置(6 0)のマイクロプロセッサー(61)とはリード線を介して接続される。更に、 ハンドルバーに磁気部材が取り付けられる。従って、駆動用グリップ(70)を 回転させると、磁気部材と位置センサーとの位置を変更して、変速手段から出力 された動力の大きさを制御すると共に、変速サーバー(63)を作動してスピー ドを変更させる。
【0004】
しかし、上記従来の駆動用グリップは変速手段の制御を提供することはできる が、その駆動用グリップを実際に使用した場合、回路の故障が発生しやすい。な ぜなら、位置センサーは駆動用グリップに取り付けられると共に、駆動用グリッ プに応じて回転するので、使用中に、位置センサーと変速手段との間のリード線 が引張られると共に、電動自転車を使用する際には、路面の状況によってスピー ドを変更させるため、駆動用グリップを頻繁に回転させる必要がある。
【0005】 従って、位置センサーとリード線との接続部分が断線しやすくなる。上記問題 が発生する原因としては、従来の駆動用グリップは直接にリード線を駆動用グリ ップから引き出すが、リード線に位置決め用のスペースを有しないと共に、駆動 用グリップを回転する際に、リード線を安定的に作動させる構成も有しない等の ことが挙げられる。
【0006】 この考案は、上記事情鑑みてなされたもので、グリップを回転することによっ て電動自転車のスピードを制御できると共に、リード線の断線も防止できる電動 自転車の駆動用グリップ構造を提供する。
【0007】
上述した課題を解決するため、この考案では、固定座を利用して、位置センサ ー及びリード線をハンドルバーに固定させ、磁気部材は固定座における位置セン サーの付近のグリップの一端に取り付けられるので、グリップを回転する際に、 位置センサーは磁気部材と位置センサーとの相対的な移動を利用して、磁気部材 の位置の変化量を検出して変速手段に出力することによって、電動自転車のスピ ードを制御することができると共に、リード線の固定するスペースを設けること によって、リード線の断線を防止することができる。
【0008】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0009】 図1は本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構造の分解斜視図であり、 図2は本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構造の断面図であり、図3は 本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構造の側面透視図であり、図4は本 考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構造の使用状態を示す断面図である。
【0010】 図1ないし図3に示すように、本考案の電動自転車の駆動用グリップは、電動 自転車のハンドルバー(10)に嵌合された回転可能なグリップ(20)を有し 、グリップ(20)の一端に回転部材(21)が設けられ、該回転部材(21) の縁部に弧状の切り口(211)が形成され、切り口(211)の両端にそれぞ れ第1及び第2磁気部材(22、23)が設けられる。
【0011】 又、ハンドルバー(10)上にグリップ(20)の回転部材(21)と対応 する固定座(30)が取り付けられ、該固定座(30)は上固定座(301)と 下固定座(302)とを組み合わせて構成されると共に、固定座(30)内に回 転部材(21)と対応する係合スロット(31)が形成され、係合スロット(3 1)の軸方向の両端にそれぞれグリップ(20)と対応する枢接孔(32)及び ハンドルバー(10)と対応する固定孔(33)が形成され、それにより、固定 座(30)がハンドルバー(10)上に固定されると共に、回転部材(21)の 外縁に嵌合される。又、回転部材(21)の切り口(211)と対応する固定座 (30)の係合スロット(31)内に位置センサー(40)が取り付けられ、固 定座(30)に外部へ延出して係合スロット(31)と貫通するリードスロット (34)が形成され、変速手段(図示せず)と接続するリード線(35)はリー ドスロット(34)を貫通して位置センサー(40)と接続される。
【0012】 又、固定座(30)における係合スロット(31)の一側に位置センサー(4 0)を固定するための位置決めスロット(36)が形成されると共に、他側に位 置決めスロット(36)の一端からリードスロット(34)まで連通するガイド スロット(37)が形成される。それにより、位置決めスロット(36)に固定 された位置センサー(40)のピン(401)は、ガイドスロット(37)に沿 うように位置決めスロット(36)で折曲されると共に、リード線(35)と接 続され、ピン(401)とリード線(35)との半田付け部分はガイドスロット (37)に位置決めされる。
【0013】 又、固定座(30)内にスプリング(41)が取り付けられ、該スプリング( 41)の一端は係合スロット(31)に固定されると共に、他端は回転部材(2 1)に固定される。それにより、回転されたグリップ(20)を元の位置に戻す ことができる。
【0014】 更に、固定座(30)における上固定座(301)の固定孔(33)の内壁に 位置決め柱(38)が設けられると共に、ハンドルバー(10)外周面に位置決 め孔(11)が形成され、位置決め柱(38)を位置決め孔(11)に嵌入する ことによって、固定座(30)をハンドルバー(10)に固定する。
【0015】 電動自転車のスピードを変更する際は、図4に示すように、グリップ(2 0)を回転させ、グリップ(20)における第1磁気部材(22)、第2磁気部 材(23)の位置の変化量を位置センサー(40)で検出すると共に、そのデー タを変速手段に出力することによって、電動自転車の動力を調整してスピードを 変更させる。
【0016】
本考案は上記の構成を有するので、電動自転車のスピードを変更する際、位置 センサーは磁気部材と位置センサーとの相対的な移動を利用して、電動自転車の スピードを制御することができると共に、リード線の固定するスペースを設ける ことによって、リード線の断線を防止することができる。
【0017】 又、位置決めスロットに固定された位置センサーのピンは、ガイドスロットに 沿うように位置決めスロットで折曲されて、リード線と接続され、ピンとリード 線との半田付け部分はガイドスロットに位置決めされるので、回路を安定的に維 持することができる。
【図1】本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構
造の分解斜視図である。
造の分解斜視図である。
【図2】本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構
造の断面図である。
造の断面図である。
【図3】本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構
造の側面透視図である。
造の側面透視図である。
【図4】本考案に係わる電動自転車の駆動用グリップ構
造の使用状態を示す断面図である。
造の使用状態を示す断面図である。
【図5】従来の電動自転車における変速手段を示す概要
図である。
図である。
10…ハンドルバー 11…位置決め孔 20…グリップ 21…回転部材 211…切り口 22…第1磁気部材 23…第2磁気部材 30…固定座 301…上固定座 302…下固定座 31…係合スロット 32…枢接孔 33…固定孔 34…リードスロット 35…リード線 36…位置決めスロット 37…ガイドスロット 38…位置決め柱 40…位置センサー 401…ピン 41…スプリング 50…駆動装置 51…バッテリー 52…モータ駆動回路 53…リレー 54…モータ 60…変速装置 61…マイクロプロセッサー 62…駆動回路 63…変速サーバー 70…駆動用グリップ
Claims (3)
- 【請求項1】電動自転車のハンドルバー(10)に嵌合
された回転可能なグリップ(20)を有し、該グリップ
(20)の一端における回転部材(21)の切り口(2
11)の両端には、それぞれ第1及び第2磁気部材(2
2、23)が設けられ、ハンドルバー(10)上に上固
定座(301)と下固定座(302)とを組み合わせた
固定座(30)が固定されると共に、回転部材(21)
を固定座(30)の係合スロット(31)内に位置決め
し、回転部材(21)と固定座(30)との間にスプリ
ング(41)が設けられ、回転部材(21)の切り口
(211)と対応する固定座(30)の係合スロット
(31)内に位置センサー(40)が取り付けられ、該
位置センサー(40)は固定座(30)から引き出され
たリード線(35)と接続されることによって、磁気部
材(22、23)の位置の変化を検出すると共に、変速
手段に出力し、スピードの制御を行う電動自転車の駆動
用グリップ構造であって、 固定座(30)に外部へ延出して係合スロット(31)
と貫通するリードスロット(34)が形成され、係合ス
ロット(31)の一側に位置センサー(40)を固定す
る位置決めスロット(36)が形成されると共に、他側
に位置決めスロット(36)の一端からリードスロット
(34)まで連通するガイドスロット(37)が形成さ
れることを特徴とする電動自転車の駆動用グリップ構
造。 - 【請求項2】位置決めスロット(36)に固定された位
置センサー(40)のピン(401)は、ガイドスロッ
ト(37)に沿うように位置決めスロット(36)で折
曲されて、リード線(35)と接続され、 ピン(40
1)とリード線(35)との半田付け部分はガイドスロ
ット(37)に位置決めされることを特徴とする請求項
1に記載の電動自転車の駆動用グリップ構造。 - 【請求項3】固定座(30)における上固定座(30
1)の固定孔(33)の内壁に位置決め柱(38)が設
けられると共に、ハンドルバー(10)に位置決め孔
(11)が形成され、位置決め柱(38)を位置決め孔
(11)に嵌入することによって、固定座(30)をハ
ンドルバー(10)に固定することを特徴とする請求項
1に記載の電動自転車の駆動用グリップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000236U JP3079115U (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電動自転車の駆動用グリップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000236U JP3079115U (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電動自転車の駆動用グリップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3079115U true JP3079115U (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=43212010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001000236U Expired - Lifetime JP3079115U (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電動自転車の駆動用グリップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079115U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005108197A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Mikuni Corporation | アクセル操作装置 |
CN103069249A (zh) * | 2010-08-27 | 2013-04-24 | 日本精机株式会社 | 位置检测装置 |
-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001000236U patent/JP3079115U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005108197A1 (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-17 | Mikuni Corporation | アクセル操作装置 |
CN103069249A (zh) * | 2010-08-27 | 2013-04-24 | 日本精机株式会社 | 位置检测装置 |
US8896299B2 (en) | 2010-08-27 | 2014-11-25 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Position detector device capable of reducing the effect of external magnetic fields on precision in detection |
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Legal Events
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