JP3079005B2 - 農用トラクタのシリンダケース - Google Patents

農用トラクタのシリンダケース

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JP3079005B2
JP3079005B2 JP07056846A JP5684695A JP3079005B2 JP 3079005 B2 JP3079005 B2 JP 3079005B2 JP 07056846 A JP07056846 A JP 07056846A JP 5684695 A JP5684695 A JP 5684695A JP 3079005 B2 JP3079005 B2 JP 3079005B2
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体後部のミッション
ケースの上部に、リフトアームを揺動自在に枢支したシ
リンダケースを取付けて、そのシリンダケースにポジシ
ョン制御バルブとローリング制御バルブ、或いは、ロー
リング制御バルブと耕深制御バルブ等を取付けて各種制
御装置を構成する農用トラクタのシリンダケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポジション制御装置とローリング
制御装置、或いは、ローリング制御装置と耕深制御装置
等を構成するに当たっては、機体後部のミッションケー
スの上部に取付けられたシリンダケースに対してポジシ
ョン制御バルブとローリング制御バルブ、或いは、ロー
リング制御バルブと耕深制御バルブ等を取付け、そのシ
リンダケースに、前記制御バルブに連通する油路を形成
してある。つまり、従来のシリンダケースは、そのシリ
ンダケースの左右中心にシリンダ室を形成して、そのシ
リンダ室の周りに、ケースに取付けた制御バルブに連通
する油路形成用の肉厚部を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数のバ
ルブに対して油路形成用の肉厚部をシリンダ室の周りに
振り分けて形成するものでは、各制御装置に対応して専
用のシリンダケースを製作する必要があり、つまり、各
制御装置に対応するシリンダケースの金型を必要とし、
コスト高を招く不都合がある。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
例えば、実開昭60‐5303号公報に示されように、
下面にポジション制御バルブを備えたシリンダケースの
ヘッドに、別途、油路形成用のポートブロックを取付
け、そのポートブロックにローリング制御バルブを取付
けて、ポジション制御とローリング制御に適用できるよ
うにすることが考えられるが、斯かる場合には、ポジシ
ョン制御バルブの油路とローリング制御バルブの油路を
連通接続するポートブロックを必要とする不都合があ
る。
【0005】本発明は、別途、ポートブロックなどを用
いることなく、1つのシリンダケースで、ポジション制
御装置とローリング制御装置、或いは、耕深制御装置と
ローリング制御装置など、各種制御に対応できるように
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前記シリンダケースのシリンダ室をシリンダケース
に対して前記ミッションケースの左右中心に対して機体
横一側方に偏位させて形成し、その偏位方向と反対のシ
リンダケースの側面に、シリンダケースの底面又は右側
面又は左側面に取付けられる制御バルブに対する機体前
後方向に沿った複数の油路形成用の肉厚部を形成すると
ともに、シリンダケースの前部に、前記機体前後方向に
沿った油路と接続して前記シリンダケースの底面又は右
側面又は左側面に取付けられる制御バルブと連通する機
体横方向に沿った複数の油路形成用の肉厚部を設けてあ
る。
【0007】請求項2に記載の本発明は、前記シリンダ
ケース側面の肉厚部と、シリンダケース前部の肉厚部に
形成される油路が、機械式ポジション制御用の油路、又
は、ローリング制御用の油路、又は、自動耕深制御用の
油路である。
【0008】
【作用】ポジション制御装置とローリング制御装置を構
成する場合には、図4及び図5に示すように、シリンダ
ケースCの底面にポジション制御バルブV1を取付け、
シリンダケースCの右側面にローリング制御バルブV2
を取付ける。そして、シリンダケースCに、前記ポジシ
ョン制御バルブV1及びローリング制御バルブV2に連
通する油路を形成することとなる。
【0009】ポジション制御バルブの油路について説明
すると、図3に示すように、シリンダケースCの上部右
側面にポンプからの入力ポート22が形成されており、
その入力ポート22とフロープライオリティバルブ13
とが上下方向の油路23を介して接続されている。フロ
ープライオリティバルブ13からの余剰流が、図4に示
すように、上下方向の油路24を介してポジション制御
バルブV1 に供給され、ポジション制御バルブV1 に供
給された圧油が、隣接する上下方向の油路25、並び
に、シリンダケースC右側面の肉厚部C1 に設けた機体
前後方向に沿った油路26、及び、シリンダケースC前
部の肉厚部C2 に設けた機体横方向に沿った油路27を
介して落下速度調節バルブ16に供給され、その落下速
度調節バルブ16からシリンダ室cに圧油が供給される
こととなる。
【0010】次に、ローリング制御バルブの油路につい
て説明すると、フロープライオリティバルブ13からの
制御流が、シリンダケースC右側面の肉厚部C1 に設け
た機体前後方向に沿った油路28、並びに、機体横方向
に沿った油路29を介してローリング制御バルブV2 に
供給される。そして、ローリング制御バルブV2 からの
戻り油が、機体横方向に沿った油路30並びに機体前後
方向に沿ったドレン油路31を介してミッションケース
内に還元されることとなる。
【0011】次に、耕深制御装置とローリング制御装置
を構成する場合について説明すると、図10に示すよう
に、シリンダケースの左側面に耕深制御バルブV3 を取
付け、シリンダケースCの右側面に、前述と同様に、ロ
ーリング制御バルブV2 を取付けることとなる。そし
て、シリンダケースには、前記耕深制御バルブV3 に対
する油路と、前述と同様に、ローリング制御バルブV2
に対する油路が形成されることとなる。
【0012】以下、ローリング制御装置については、前
述と同様である為、耕深制御装置のみについて説明す
る。図3の仮想線に示すように、フロープライオリティ
バルブ13からの余剰流が、シリンダケースC右側面の
肉厚部C1 に設けた機体前後方向に沿った油路41、及
び、図10、図11に示すように、上下方向の油路4
2、並びに、シリンダケースC前部の肉厚部C2 に設け
た機体横方向に沿った油路43を介して耕深制御バルブ
V3 に供給され、耕深制御バルブV3 に供給された圧油
がシリンダケースC前部の肉厚部C2 に設けたジグザグ
油路、つまり、機体横方向に沿った油路44、機体前後
方向の油路45、並びに、機体横方向に沿った油路46
を介して落下速度調節バルブ16に供給され、その落下
速度調節バルブ16からシリンダ室cに圧油が供給され
ることとなる。そして、耕深制御バルブV3 からの排油
は、機体横方向に沿った一対の油路47,48及び機体
前後方向に沿ったドレン油路49を介してミッションケ
ースM内に還元されることとなる。
【0013】
【発明の効果】このように、シリンダケースのシリンダ
室を機体横一側方に偏位させて、その空きスペースに、
シリンダケースの右側面又は左側面、或いは、下面に取
付けられる制御バルブに対する複数の前後方向油路形成
用の厚肉部を設け、さらに、シリンダケースの前部に、
シリンダ室の前部を迂回してシリンダケースの一側面に
取付けられる制御バルブに対する左右方向油路形成用の
厚肉部を設けたから、シリンダケースの右側面又は左側
面に取付けられる制御バルブ、或いは、シリンダケース
の下面に取付けられる制御バルブに対する油路を形成す
ることができ、1つのシリンダケースで、ポジション制
御やローリング制御、或いは、耕深制御など各種制御装
置を構成する場合に対応することができ、各種機械への
展開が容易となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例をトラクタの後部に耕
耘装置を連結した乗用型耕耘機について説明する。図1
に示すように、この乗用型耕耘機は、トラクタからなる
走行機体1の後部に、トップリンク2aと左右一対のロ
アリンク2b,2bとからなる3点リンク機構2を介し
て耕耘装置Rを昇降並びにローリング可能に連結してあ
る。つまり、リフトシリンダ3により揺動駆動される左
右一対のリフトアーム4,4と左右一対のロアリンク2
b,2bとをロッド5とローリングシリンダ6を介して
連結して、リフトシリンダ3により耕耘装置Rを昇降駆
動可能、並びに、ローリングシリンダ6により耕耘装置
Rを走行機体1に対して左右ローリング駆動可能に構成
してある。
【0015】この乗用型耕耘機は、耕耘装置Rの対機体
高さを設定レベルに維持する機械式のポジション制御手
段と、耕耘装置の左右傾斜姿勢を設定姿勢に維持する自
動ローリング制御手段を備えている。つまり、運転席7
の横側部に、耕耘装置の対機体高さを任意に設定するコ
ントロールレバー8を設けて、耕耘装置Rを任意の対機
体高さに設定可能に構成してある。そして、前記ローリ
ングシリンダ6に、ローリングシリンダ6の伸縮作動量
を検出するストロークセンサ9を設けるとともに、走行
機体1の後部に、走行機体の左右傾斜を検出する重錘式
ローリングセンサ10を設け、操縦部に、ポテンショメ
ータ式ローリング設定器11を設けて、ストロークセン
サ9の出力から機体1に対する耕耘装置Rの相対傾斜を
判断しながら、ローリング設定器11による設定目標姿
勢となるよう、マイクロコンピュータを備えた制御装置
12により、ローリングシリンダ6に対する電磁式油圧
バルブV2 を切換え制御してローリング制御を行なうよ
う構成してある。
【0016】次に、ポジション制御並びにローリング制
御の油圧回路について説明すると、図2に示すように、
エンジンEによって駆動されるポンプPからの圧油が、
フロープライオリティバルブ13に供給され、そのフロ
ープライオリティバルブ13からの制御流がローリング
シリンダ6の制御バルブV2 に供給されるとともに、余
剰流が、リフトシリンダ3のポジション制御バルブV1
に供給される。前記ローリングシリンダ6の制御バルブ
V2 からローリングシリンダ6の給・排油路中には、自
然落下防止用のパイロットチェックバルブ14、及び、
緩速下降用のオリフィス弁15が設けられている。前記
ポジション制御バルブV1 からリフトシリンダ3の油路
中には、リフトアーム下降速度調節用の調整バルブ16
及び作業機の衝撃圧から油圧装置を保護するセーフティ
バルブ16aが設けられている。そして、前記ポンプP
からフロープライオリティバルブ13への回路中には、
回路保護用のリリーフバルブ17が設けられている。
前記ポジション制御バルブV1 は、上昇、中立、下降の
3位置に切換可能な3位置切換制御バルブ18、この3
位置切換制御バルブ18の下降操作に連動する2位置切
換制御バルブ19、並びに、3位置切換制御バルブ18
の上昇操作時にドレンへの通路が閉じられるパイロット
チェックバルブ20及び自然落下防止用のチェックバル
ブ21から構成されている。
【0017】次に、ミッションケースMの上部に取付け
られるリフトシリンダ3のシリンダケースCの内部油路
について説明する。図3に示すように、このシリンダケ
ースCのシリンダ室cが、シリンダケースCの左右中心
1a、つまり、ミッションケースの左右中心に対して、
機体横一側方、つまり、左横側方に偏位して形成されて
おり、図4に示すように、そのシリンダケースCの底面
にポジション制御バルブV1 を、そして、図5に示すよ
うに、シリンダケースCの右側面にローリング制御バル
ブV2 を夫々取付けている。そして、図3に示すよう
に、シリンダケースCの上部右側面にポンプからの入力
ポート22が形成されており、その入力ポート22とプ
ライオリティバルブ13とが上下方向の油路23を介し
て接続されている。ポジション制御バルブV1 の油路に
ついて説明すると、フロープライオリティバルブ13か
らの余剰流が、図4及び図5に示すように、上下方向の
油路24を介してポジション制御バルブV1 に供給さ
れ、ポジション制御バルブV1 に供給された圧油が、隣
接する上下方向の油路25、並びに、シリンダケース右
側面の肉厚部C1 に設けた機体前後方向に沿った油路2
6、及び、シリンダケースC前部の肉厚部C2 に設けた
機体横方向に沿った油路27を介して落下速度調節バル
ブ16に供給され、その落下速度調節バルブ16からシ
リンダ室cに供給される。
【0018】次に、ローリング制御バルブV2 の油路に
ついて説明すると、図3及び図5に示すように、フロー
プライオリティバルブ13からの制御流が、シリンダケ
ース右側面の肉厚部C1 に設けた機体前後方向に沿った
油路28、並びに、シリンダケースC前部の肉厚部C2
に設けた機体横方向に沿った油路29を介してローリン
グ制御バルブV2 に供給される。そして、ローリング制
御バルブV2 からの戻り油は、前記供給油路29の下部
に設けた機体横方向に沿った油路30並びに機体前後方
向に沿ったドレン油路31を介してミッションケースM
内に還元される。
【0019】次に、ポジションコントロールレバー8と
リフトアーム4とを連係するフィードバックリンク機構
Fについて説明する。前記ポジションコントロールレバ
ー8並びにフィードバックリンク機構Fは、シリンダケ
ースC右側面の前記肉厚部C1 下方の側面に装着されて
いる。図7及び図8に示すように、シリンダケースCの
横側部に回動自在に取付けたフィードバックレバー軸3
2にポジションコントロールレバー8を相対回動自在に
取付け、このコントロールレバー8のコントロールアー
ム33を前記シリンダケースCの横側部に回動自在に取
付けてある。そして、このコントロールアーム33の一
端側と前記フィードバックレバー軸32の一端側にスプ
ール作動レバー34を係合連結して、このスプール作動
レバー34の中間に、ポジション制御バルブV1 の3位
置切換制御バルブ18の第1スプール18aと2位置切
換制御バルブ19の第2スプール19aとに亘って取付
けたスプール連動部材35の一端側を回動自在に連結し
てある。そして、前記フィードバックレバー軸32とリ
フトアーム4とをフィードバックロッド36を介して連
結してある。これにより、コントロールレバー8を操作
するとコントロールアーム33を介してスプール作動レ
バー34がフィードバックレバー軸32との係合点を支
点にして揺動駆動され、ポジション制御バルブV1 のス
プール18a,19aを操作する。それによって、リフ
トアーム4が上昇又は下降すると、フィードバックロッ
ド36とフィードバックレバー軸32を介してスプール
作動レバー34が、今度は、コントロールアーム33と
の係合点を支点にしてスプール18a,19aを中立位
置に戻す方向に揺動駆動される。
【0020】次に、シリンダケースCを耕深制御とロー
リング制御に適用する場合について説明する。耕深制御
に適用する場合には、機械式のポジション制御手段に換
えて耕深制御手段を用いることとなる。つまり、図1の
仮想線に示すように、耕耘装置Rに上下揺動自在に設け
られた後部カバーrの上下揺動量を検出するポテンショ
メータ式耕深センサ37を設けるとともに、この耕深セ
ンサ37の検出値が操縦部に設けたポテンショメータ式
耕深設定器38による設定耕深に維持されるように、マ
イクロコンピュータからなる制御装置12により、リフ
トシリンダ3に対する電磁式油圧バルブV3 を切換え制
御して耕深制御を行なうように構成してある。ローリン
グ制御に手段については、前記機械式のポジション制御
手段に用いられたローリング制御手段と同様である。
【0021】次に、耕深制御並びにローリング制御の油
圧回路について説明すると、ローリング制御に手段につ
いては、前記機械式のポジション制御手段に用いられた
ローリング制御手段と同様である為、耕深制御のみにつ
いて説明する。図9に示すように、フロープライオリテ
ィバルブ13からの制御流がローリングシリンダ6の制
御バルブV2 に供給されるとともに、余剰流が、リフト
シリンダ3の制御バルブV3 に供給される。前記リフト
シリンダの制御バルブV3 は、電磁バルブの作動により
油圧パイロット切換えバルブを操作して油の流れを切換
える電磁パイロット切換えバルブからなり、上昇用電磁
パイロット切換えバルブ39と下降用電磁パイロット切
換えバルブ40から構成されている。
【0022】図10に示すように、シリンダケースCの
左側面に耕深制御バルブV3 を取付けるとともに、シリ
ンダケースCの右側面に前述と同様にローリング制御バ
ルブV2 を取付ける。耕深制御バルブV3 の油路につい
て説明すると、図3の仮想線に示すように、フロープラ
イオリティバルブ13から余剰流が、シリンダケースC
右側面の肉厚部C1 に設けた機体前後方向に沿った油路
41、及び、図10、図11に示すように、上下方向の
油路42、並びに、シリンダケース前部の肉厚部C2 に
設けた機体横方向に沿った油路43を介して耕深制御バ
ルブV3 に供給され、耕深制御バルブV3 に供給された
圧油がシリンダケース前部の肉厚部C2 に設けたジグザ
グ油路、つまり、機体横方向に沿った油路44、機体前
後方向の油路45、並びに、機体横方向に沿った油路4
6を介して落下速度調節バルブ16に供給され、その落
下速度調節バルブ16からシリンダ室cに供給される。
また、耕深制御バルブV3 からの排油は、機体横方向に
沿った前後一対の油路47,48及び機体前後方向に沿
ったドレン油路49を介してミッションケースM内に還
元される。
【0023】このように、前記シリンダケースCの右側
面の上部に、機体前後方向に3本の油路26,28,4
1を形成可能な肉厚部C1 を形成し、シリンダケースC
の前部に、機体横方向に複数の油路27,43,46を
形成可能な肉厚部C2 を形成してある。
【0024】〔別実施例〕上記実施例においては、ポジ
ション制御とローリング制御或いはローリング制御と耕
深制御の複合について説明したが、ポジション制御とロ
ーリング制御と耕深制御の3つに用いるものであっても
良い。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ後部の斜視図
【図2】油圧回路図
【図3】シリンダケースの縦断背面図
【図4】同、一部破断側面図
【図5】同、一部破断平面図
【図6】同、一部破断正面図
【図7】同、縦断正面図
【図8】フィードバックリンク機構の斜視図
【図9】油圧回路図
【図10】同、一部破断平面図
【図11】同、一部破断側面図
【符号の説明】
26 油路 27 油路 28 油路 29 油路 41 油路 43 油路 c シリンダ室 C シリンダケース C1 肉厚部 C2 肉厚部 V1 制御バルブ V2 制御バルブ V3 制御バルブ M ミッションケース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体後部のミッションケース(M)の上
    部に、リフトアームを揺動自在に枢支したシリンダケー
    ス(C)を取付け、そのシリンダケース(C)に、制御
    バルブを取付けてある作業車のシリンダケースであっ
    て、前記シリンダケース(C)のシリンダ室(c)をシ
    リンダケース(C)に対して前記ミッションケース
    (M)の左右中心(a)に対して機体横一側方に偏位さ
    せて形成し、その偏位方向と反対のシリンダケース
    (C)の側面に、シリンダケース(C)の底面又は右側
    面又は左側面に取付けられる制御バルブ(V1 ), (V
    2 ), (V3 )に対する機体前後方向に沿った複数の油
    路(26),(28),(41)形成用の肉厚部(C1
    )を形成するとともに、シリンダケースの前部に、前
    記機体前後方向に沿った油路と接続して前記シリンダケ
    ース(C)の底面又は右側面又は左側面に取付けられる
    制御バルブ(V1 ), (V2 ), (V3 )と連通する機
    体横方向に沿った複数の油路(27),(29),(4
    3)形成用の肉厚部(C2 )を設けてある農用トラクタ
    のシリンダケース。
  2. 【請求項2】 前記シリンダケース(C)側面の肉厚部
    (C1 )と、シリンダケース(C)前部の肉厚部(C2
    )に形成される油路が、機械式ポジション制御用の油
    路、又は、ローリング制御用の油路、又は、自動耕深制
    御用の油路である請求項1に記載の農用トラクタのシリ
    ンダケース。
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