JP3078192B2 - 磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドおよびその製造方法Info
- Publication number
- JP3078192B2 JP3078192B2 JP06340132A JP34013294A JP3078192B2 JP 3078192 B2 JP3078192 B2 JP 3078192B2 JP 06340132 A JP06340132 A JP 06340132A JP 34013294 A JP34013294 A JP 34013294A JP 3078192 B2 JP3078192 B2 JP 3078192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- core
- magnetic head
- gap
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/23—Gap features
- G11B5/232—Manufacture of gap
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェライト単結晶など
の磁性材料により形成されたコアのギャップ対向面に高
飽和磁束密度の金属磁性膜が形成された磁気ヘッドに係
り、特にコアの加工変質などに起因するノイズの発生を
最小にできるようにした磁気ヘッドおよびその製造方法
に関する。
の磁性材料により形成されたコアのギャップ対向面に高
飽和磁束密度の金属磁性膜が形成された磁気ヘッドに係
り、特にコアの加工変質などに起因するノイズの発生を
最小にできるようにした磁気ヘッドおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルテープを使用する磁気記録再生装
置では、コアに高飽和磁束密度の金属磁性膜を形成し、
この金属磁性膜の接合面に磁気ギャップを形成するいわ
ゆるメタルインギャップ(MIG)構造の磁気ヘッドが
使用される。図6は従来の8mmVTR装置に搭載され
るMIG構造の磁気ヘッドの記録媒体摺動面を拡大して
示す平面図である。
置では、コアに高飽和磁束密度の金属磁性膜を形成し、
この金属磁性膜の接合面に磁気ギャップを形成するいわ
ゆるメタルインギャップ(MIG)構造の磁気ヘッドが
使用される。図6は従来の8mmVTR装置に搭載され
るMIG構造の磁気ヘッドの記録媒体摺動面を拡大して
示す平面図である。
【0003】コアC1とC2はMn−Znフェライトの
単結晶材料などにより形成されている。両コアC1とC
2には、センダストまたはFe−Ta−C系の微結晶材
料などによる高飽和磁束密度の金属磁性膜Mがスパッタ
リングなどにより形成され、この金属磁性膜Mの接合部
にガラス材料が介在されて、ギャップ対向面Gとなって
いる。記録媒体摺動方向(T方向)は、コアC1とC2
の側面と平行な方向である。ギャップ対向面Gは記録媒
体摺動方向(T方向)の直交線に対してアジマス角度θ
を有している。8mmVTR用の磁気ヘッドでは、アジ
マス角度θが±10度である。
単結晶材料などにより形成されている。両コアC1とC
2には、センダストまたはFe−Ta−C系の微結晶材
料などによる高飽和磁束密度の金属磁性膜Mがスパッタ
リングなどにより形成され、この金属磁性膜Mの接合部
にガラス材料が介在されて、ギャップ対向面Gとなって
いる。記録媒体摺動方向(T方向)は、コアC1とC2
の側面と平行な方向である。ギャップ対向面Gは記録媒
体摺動方向(T方向)の直交線に対してアジマス角度θ
を有している。8mmVTR用の磁気ヘッドでは、アジ
マス角度θが±10度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のMIG構造の
磁気ヘッドでは、フェライトにより形成されたコアC
1,C2と金属磁性膜M,Mとの界面g,gに擬似ギャ
ップが生じ、この影響により、磁気テープからの再生信
号の周波数特性を示すカーブにうねりまたはウイグルノ
イズを生じる問題点がある。その原因は、コアC1,C
2を形成するフェライトに含有されている酸素が金属磁
性膜Mへ侵食し、金属磁性膜Mに磁気的劣化層が形成さ
れ、この層が擬似ギャップとして作用しているものと考
えられている。
磁気ヘッドでは、フェライトにより形成されたコアC
1,C2と金属磁性膜M,Mとの界面g,gに擬似ギャ
ップが生じ、この影響により、磁気テープからの再生信
号の周波数特性を示すカーブにうねりまたはウイグルノ
イズを生じる問題点がある。その原因は、コアC1,C
2を形成するフェライトに含有されている酸素が金属磁
性膜Mへ侵食し、金属磁性膜Mに磁気的劣化層が形成さ
れ、この層が擬似ギャップとして作用しているものと考
えられている。
【0005】上記の擬似ギャップ作用を防止するため
に、従来からフェライトのコアC1,C2と金属磁性膜
M,Mとの界面g,gに侵食防止膜としてSiO2など
の膜を50オングストローム程度の膜厚にて介在させる
ことが行われている。しかし、実際に上記侵食防止膜を
有する磁気ヘッドを製造し、磁気テープからの信号の再
生を行ってみると、低域でのうねりなどのノイズを低減
させる効果が不十分であることが判る。8mmVTR装
置などで表示画面に影響を与えないようにするために
は、擬似ギャップに起因するノイズのレベルをうねり幅
で1dB以下に抑えることが必要であるが、上記の侵食
防止膜を設けただけでは、ノイズレベルを1dB以下に
抑えることができない場合が多い。
に、従来からフェライトのコアC1,C2と金属磁性膜
M,Mとの界面g,gに侵食防止膜としてSiO2など
の膜を50オングストローム程度の膜厚にて介在させる
ことが行われている。しかし、実際に上記侵食防止膜を
有する磁気ヘッドを製造し、磁気テープからの信号の再
生を行ってみると、低域でのうねりなどのノイズを低減
させる効果が不十分であることが判る。8mmVTR装
置などで表示画面に影響を与えないようにするために
は、擬似ギャップに起因するノイズのレベルをうねり幅
で1dB以下に抑えることが必要であるが、上記の侵食
防止膜を設けただけでは、ノイズレベルを1dB以下に
抑えることができない場合が多い。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、擬似ギャップに起因する周波数特性のカーブでの
うねりやウイグルノイズを低減できるようにしたMIG
構造の磁気ヘッドおよびその製造方法を提供することを
目的としている。
あり、擬似ギャップに起因する周波数特性のカーブでの
うねりやウイグルノイズを低減できるようにしたMIG
構造の磁気ヘッドおよびその製造方法を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ヘッド
は、磁性材料より成るコアのギャップ対向面に金属磁性
膜が設けられた磁気ヘッドにおいて、前記コアの磁気記
録媒体摺動面には、磁化方向が前記摺動面での磁化容易
軸方向に向く領域αが形成され、対を成すコアのギャッ
プ対向部分の幅寸法を各コア毎にAおよびBとし、前記
領域が金属磁性膜との接合部に接する幅寸法を各コアご
とにa1,a2,…anおよびb1,b2,…bmとしたとき
に、前記数1の値が0.5以下となるように、前記磁化
容易軸の方向が、ギャップ対向面の垂線に対して傾きを
有していることを特徴とするものである。
は、磁性材料より成るコアのギャップ対向面に金属磁性
膜が設けられた磁気ヘッドにおいて、前記コアの磁気記
録媒体摺動面には、磁化方向が前記摺動面での磁化容易
軸方向に向く領域αが形成され、対を成すコアのギャッ
プ対向部分の幅寸法を各コア毎にAおよびBとし、前記
領域が金属磁性膜との接合部に接する幅寸法を各コアご
とにa1,a2,…anおよびb1,b2,…bmとしたとき
に、前記数1の値が0.5以下となるように、前記磁化
容易軸の方向が、ギャップ対向面の垂線に対して傾きを
有していることを特徴とするものである。
【0008】
【0009】また本発明では、前記磁気記録媒体摺動面
には、単結晶フェライトの結晶面が現れることが好まし
く、前記結晶面は、(110)面であることが好まし
い。また前記単結晶フェライトは、Mn−Znフェライ
トの単結晶材料であることが好ましい。
には、単結晶フェライトの結晶面が現れることが好まし
く、前記結晶面は、(110)面であることが好まし
い。また前記単結晶フェライトは、Mn−Znフェライ
トの単結晶材料であることが好ましい。
【0010】また、本発明は、例えば単結晶磁性材料に
より形成されたコアのギャップ対向面に金属磁性膜が設
けられた磁気ヘッドの製造方法において、コアの磁気記
録媒体摺動面に現れる(110)面において<100>
軸(磁化容易軸)の向きが、ギャップ対向面の垂線に対
して傾きを有するようにコアの方位を設定するととも
に、前記金属磁性膜を形成する前に、コアを熱処理して
前記磁気ヘッドを得るものである。
より形成されたコアのギャップ対向面に金属磁性膜が設
けられた磁気ヘッドの製造方法において、コアの磁気記
録媒体摺動面に現れる(110)面において<100>
軸(磁化容易軸)の向きが、ギャップ対向面の垂線に対
して傾きを有するようにコアの方位を設定するととも
に、前記金属磁性膜を形成する前に、コアを熱処理して
前記磁気ヘッドを得るものである。
【0011】
【作用】本発明は、MIG構造の磁気ヘッドの再生出力
の周波数特性を示すカーブでのうねりまたはウイグルノ
イズが、コアと磁性金属膜との界面での前記磁気的劣化
層だけを原因としているものでないことに着目してなさ
れたものである。
の周波数特性を示すカーブでのうねりまたはウイグルノ
イズが、コアと磁性金属膜との界面での前記磁気的劣化
層だけを原因としているものでないことに着目してなさ
れたものである。
【0012】MIG構造の磁気ヘッドの表面(磁気記録
媒体摺動面)の磁力分布を調べてみると、うねりまたウ
イグルノイズの大きい磁気ヘッドでは、コアの表面(磁
気記録媒体摺動面)での金属磁性膜との接合部分におい
て、磁気特性がコアの他の部分と相違する領域が存在し
ていることが判る。図6は磁気特性がコアの他の部分と
相違する領域をαで示し、この領域αの輪郭をα1で示
している。この領域αは、例えば磁気力顕微鏡(MF
M;Magnetic Force Microscope)により磁力分布測定
を行うことにより明らかになる。領域α内では磁化の方
向が前記摺動面での磁化容易軸の方向に向けられたもの
となり、領域αの磁気特性がコアの他の部分と相違する
ことになる。領域αの輪郭α1はコアの他の部分に対す
る磁壁となり、この磁壁となる輪郭α1が実質的な擬似
ギャップとなり、この擬似ギャップが原因となって再生
信号の周波数特性のカーブでのうねりやウイグルノイズ
が生じていることが判った。
媒体摺動面)の磁力分布を調べてみると、うねりまたウ
イグルノイズの大きい磁気ヘッドでは、コアの表面(磁
気記録媒体摺動面)での金属磁性膜との接合部分におい
て、磁気特性がコアの他の部分と相違する領域が存在し
ていることが判る。図6は磁気特性がコアの他の部分と
相違する領域をαで示し、この領域αの輪郭をα1で示
している。この領域αは、例えば磁気力顕微鏡(MF
M;Magnetic Force Microscope)により磁力分布測定
を行うことにより明らかになる。領域α内では磁化の方
向が前記摺動面での磁化容易軸の方向に向けられたもの
となり、領域αの磁気特性がコアの他の部分と相違する
ことになる。領域αの輪郭α1はコアの他の部分に対す
る磁壁となり、この磁壁となる輪郭α1が実質的な擬似
ギャップとなり、この擬似ギャップが原因となって再生
信号の周波数特性のカーブでのうねりやウイグルノイズ
が生じていることが判った。
【0013】また、上記の領域αが発生する原因として
は、コアを製造する際に、金属磁性膜をスパッタ形成す
る面にラッピングなどの機械加工を施すが、この加工の
際にフェライト層に生じる加工変質層の存在が主に挙げ
られる。
は、コアを製造する際に、金属磁性膜をスパッタ形成す
る面にラッピングなどの機械加工を施すが、この加工の
際にフェライト層に生じる加工変質層の存在が主に挙げ
られる。
【0014】本発明の発明者は、上記のように、領域α
の存在が再生信号の周波数特性でのうねりやウイグルノ
イズの原因であること、および、金属磁性膜との接合面
に接している部分での領域αの幅寸法が、前記ノイズの
大きさに影響があることを解明して本発明に至ったもの
である。
の存在が再生信号の周波数特性でのうねりやウイグルノ
イズの原因であること、および、金属磁性膜との接合面
に接している部分での領域αの幅寸法が、前記ノイズの
大きさに影響があることを解明して本発明に至ったもの
である。
【0015】すなわち、コアと金属磁性膜との接合部に
現れている前記領域αの幅寸法の累積合計が、コアのギ
ャップ対向部分の幅寸法の0.5以下であれば、磁壁と
なる輪郭α1の擬似ギャップ作用を許容範囲以下にで
き、再生信号の周波数特性のカーブでのうねり幅(ノイ
ズ)のレベルを1dB以下に低減できることになる。
現れている前記領域αの幅寸法の累積合計が、コアのギ
ャップ対向部分の幅寸法の0.5以下であれば、磁壁と
なる輪郭α1の擬似ギャップ作用を許容範囲以下にで
き、再生信号の周波数特性のカーブでのうねり幅(ノイ
ズ)のレベルを1dB以下に低減できることになる。
【0016】また、前記領域αはコアの表面(磁気記録
媒体摺動面)での磁化容易軸の向きに影響していること
も判明した。前述のように領域α内での磁化は前記摺動
面での磁化容易軸方向に向くものであり、輪郭α1はコ
アの磁化容易軸の方向に対向するようにして現れる。よ
って、コアの磁化容易軸をギャップ対向面の垂線に対し
て傾きを設けるように配置すれば、コアと磁性金属膜と
の接合部での領域αの幅寸法を小さくでき、前記数1の
値を0.5以下にすることが容易になる。
媒体摺動面)での磁化容易軸の向きに影響していること
も判明した。前述のように領域α内での磁化は前記摺動
面での磁化容易軸方向に向くものであり、輪郭α1はコ
アの磁化容易軸の方向に対向するようにして現れる。よ
って、コアの磁化容易軸をギャップ対向面の垂線に対し
て傾きを設けるように配置すれば、コアと磁性金属膜と
の接合部での領域αの幅寸法を小さくでき、前記数1の
値を0.5以下にすることが容易になる。
【0017】さらに、本発明の磁気ヘッドの製造方法
は、コアの方位として、コア表面での磁化容易軸の方向
をギャップ対向面の垂線に対して傾きを持たせるように
し、さらに金属磁性膜を形成する前のコアを加熱処理
(アニール処理)することを特徴としている。この加熱
処理は例えば600〜900℃で1〜10時間程度であ
る。この加熱処理により、ラッピングなどの機械加工に
よりコアに与えられる内部応力が緩和され加工変質層の
領域を可能な限り小さくでき、前記領域αが生じにくく
なる。コアの表面での磁化容易軸の方向をギャップ対向
面の垂線に対して傾け、且つ加熱処理を行うことによ
り、前記数1の値を0.2以下または0.1以下とする
ことが可能であり、前記輪郭α1が形成されにくくなっ
て、この輪郭α1による擬似ギャップの問題をきわめて
有効に解消できるようになる。
は、コアの方位として、コア表面での磁化容易軸の方向
をギャップ対向面の垂線に対して傾きを持たせるように
し、さらに金属磁性膜を形成する前のコアを加熱処理
(アニール処理)することを特徴としている。この加熱
処理は例えば600〜900℃で1〜10時間程度であ
る。この加熱処理により、ラッピングなどの機械加工に
よりコアに与えられる内部応力が緩和され加工変質層の
領域を可能な限り小さくでき、前記領域αが生じにくく
なる。コアの表面での磁化容易軸の方向をギャップ対向
面の垂線に対して傾け、且つ加熱処理を行うことによ
り、前記数1の値を0.2以下または0.1以下とする
ことが可能であり、前記輪郭α1が形成されにくくなっ
て、この輪郭α1による擬似ギャップの問題をきわめて
有効に解消できるようになる。
【0018】以上から本発明での数1の値の好ましい範
囲は0.5以下、さらに好ましくは0.2以下または
0.1以下である。
囲は0.5以下、さらに好ましくは0.2以下または
0.1以下である。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図4は本発
明が適用される磁気ヘッドHの一例として、メタルテー
プを使用する例えば8mmVTR装置の回転ドラムに搭
載されるMIGヘッドを示す斜視図である。この磁気ヘ
ッドHは、Mn−Znフェライトの単結晶材料などによ
り形成されたコアC1とC2とを有している。両コアC
1とC2のギャップ対向面には、Fe−Ta−C系の微
結晶材料による金属磁性膜Mがスパッタリングなどによ
り形成されている。金属磁性膜Mの膜厚は約6μmであ
る。この金属磁性膜Mどうしの対向部がギャップ対向面
Gとなっている。両コアC1とC2との接合部中腹には
コイル溝3が形成され、この溝3内から両コアC1とC
2にコイルが巻かれる。
明が適用される磁気ヘッドHの一例として、メタルテー
プを使用する例えば8mmVTR装置の回転ドラムに搭
載されるMIGヘッドを示す斜視図である。この磁気ヘ
ッドHは、Mn−Znフェライトの単結晶材料などによ
り形成されたコアC1とC2とを有している。両コアC
1とC2のギャップ対向面には、Fe−Ta−C系の微
結晶材料による金属磁性膜Mがスパッタリングなどによ
り形成されている。金属磁性膜Mの膜厚は約6μmであ
る。この金属磁性膜Mどうしの対向部がギャップ対向面
Gとなっている。両コアC1とC2との接合部中腹には
コイル溝3が形成され、この溝3内から両コアC1とC
2にコイルが巻かれる。
【0020】図1と図2は本発明の実施例で、図3は比
較例であり、それぞれ、図4に示した磁気ヘッドHで
の、各コアC1,C2の表面(磁気記録媒体摺動面)を
示した拡大平面図である。図1に示す実施例は、コアC
1,C2の表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2aにフ
ェライト単結晶の(110)面が現れており、この(1
10)面内の<100>軸(磁化容易軸)が、ギャップ
対向面Gの垂線Lに対し傾き角を有している。
較例であり、それぞれ、図4に示した磁気ヘッドHで
の、各コアC1,C2の表面(磁気記録媒体摺動面)を
示した拡大平面図である。図1に示す実施例は、コアC
1,C2の表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2aにフ
ェライト単結晶の(110)面が現れており、この(1
10)面内の<100>軸(磁化容易軸)が、ギャップ
対向面Gの垂線Lに対し傾き角を有している。
【0021】図1に示す磁気ヘッドの表面1a,2aで
の磁力分布を磁気力顕微鏡(MFM)で観察した結果、
コアの他の部分と磁気特性の異なる領域(磁化が摺動面
での磁化容易軸に向いている領域)αの輪郭(磁壁)α
1が、<100>軸(磁化容易軸)に対向するようにし
て現れることが判った。領域αの輪郭α1が<100>
軸に対向した向きで現れる結果、領域αは、ギャップ対
向面Gのトラック幅方向の一方へ偏る位置に形成されや
すい。その結果、表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2
aにおいて、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの境界部
に接している領域αの幅寸法a1,a2およびb1がか
なり短いものとなる。
の磁力分布を磁気力顕微鏡(MFM)で観察した結果、
コアの他の部分と磁気特性の異なる領域(磁化が摺動面
での磁化容易軸に向いている領域)αの輪郭(磁壁)α
1が、<100>軸(磁化容易軸)に対向するようにし
て現れることが判った。領域αの輪郭α1が<100>
軸に対向した向きで現れる結果、領域αは、ギャップ対
向面Gのトラック幅方向の一方へ偏る位置に形成されや
すい。その結果、表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2
aにおいて、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの境界部
に接している領域αの幅寸法a1,a2およびb1がか
なり短いものとなる。
【0022】次に、図2に示す実施例では、コアC1,
C2の表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2aでの単結
晶フェライトの結晶方向が図1に示したものと同じであ
る。ただし、図2に示す実施例では、金属磁性膜Mをス
パッタにて設ける前に、それぞれのコアC1とC2の半
体を加熱処理(アニール処理)して、接合部(イ)およ
び(ロ)での機械加工による応力を緩和させ、フェライ
トに加工変質層が形成されるのを防止しまた低減させた
ものである。この実施例では、650℃で3時間のアニ
ール処理を行ったものを示している。なおこのアニール
処理では、600〜900℃で1〜10時間程度の加熱
処理を行なうことで、図2とほぼ同様の結果が得られ
る。
C2の表面(磁気記録媒体摺動面)1a,2aでの単結
晶フェライトの結晶方向が図1に示したものと同じであ
る。ただし、図2に示す実施例では、金属磁性膜Mをス
パッタにて設ける前に、それぞれのコアC1とC2の半
体を加熱処理(アニール処理)して、接合部(イ)およ
び(ロ)での機械加工による応力を緩和させ、フェライ
トに加工変質層が形成されるのを防止しまた低減させた
ものである。この実施例では、650℃で3時間のアニ
ール処理を行ったものを示している。なおこのアニール
処理では、600〜900℃で1〜10時間程度の加熱
処理を行なうことで、図2とほぼ同様の結果が得られ
る。
【0023】図2に示す実施例においてコアC1,C2
の表面1a,2aを磁気力顕微鏡(MFM)で磁力分布
を観察すると、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの境界
部(イ)および(ロ)に現れる前記領域αの面積がきわ
めて小さくなっており、境界部(イ)と(ロ)に接触し
ている部分での領域αの幅寸法a1とb1が微小なもの
となる。
の表面1a,2aを磁気力顕微鏡(MFM)で磁力分布
を観察すると、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの境界
部(イ)および(ロ)に現れる前記領域αの面積がきわ
めて小さくなっており、境界部(イ)と(ロ)に接触し
ている部分での領域αの幅寸法a1とb1が微小なもの
となる。
【0024】図3に示す比較例では、コアC1,C2の
表面1a,2aに現れるフェライト単結晶の(110)
面の<100>軸(磁化容易軸)の方向が、ギャップ対
向面の垂線Lと平行な向きである。すなわちこの比較例
では、コア表面1a,2aでの結晶方位がいわゆるβ方
位である。
表面1a,2aに現れるフェライト単結晶の(110)
面の<100>軸(磁化容易軸)の方向が、ギャップ対
向面の垂線Lと平行な向きである。すなわちこの比較例
では、コア表面1a,2aでの結晶方位がいわゆるβ方
位である。
【0025】この比較例において、前記各実施例と同様
にして表面1a,2aの磁気力分布を観察すると、前記
領域αの輪郭α1が<100>軸に対向する向きに現れ
る。また領域αは、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの
接合部(イ)(ロ)において、ギャップ対向面Gの長さ
とほぼ同じ長さにて現れる。
にして表面1a,2aの磁気力分布を観察すると、前記
領域αの輪郭α1が<100>軸に対向する向きに現れ
る。また領域αは、コアC1,C2と金属磁性膜Mとの
接合部(イ)(ロ)において、ギャップ対向面Gの長さ
とほぼ同じ長さにて現れる。
【0026】次に図5は、上記図1と図2に示した実施
例および図3に示した比較例での磁気ヘッドとしての特
性を調べた結果を示すグラフである。図1に示すよう
に、コアC1とC2の表面1aと2aにおいて、金属磁
性膜Mとの接合部(イ)および(ロ)の部分の、ギャッ
プ対向面Gに沿う方向の幅寸法をそれぞれAおよびBで
表わす。次に、前記領域αが一方の接合部(イ)に接し
ている部分の幅寸法をa1,a2,a2,…anで表わし、
同様にして前記領域αが他方の接合部(ロ)に接してい
る部分の幅寸法をb1,b2,b3,…bmで表わす。
例および図3に示した比較例での磁気ヘッドとしての特
性を調べた結果を示すグラフである。図1に示すよう
に、コアC1とC2の表面1aと2aにおいて、金属磁
性膜Mとの接合部(イ)および(ロ)の部分の、ギャッ
プ対向面Gに沿う方向の幅寸法をそれぞれAおよびBで
表わす。次に、前記領域αが一方の接合部(イ)に接し
ている部分の幅寸法をa1,a2,a2,…anで表わし、
同様にして前記領域αが他方の接合部(ロ)に接してい
る部分の幅寸法をb1,b2,b3,…bmで表わす。
【0027】図5での横軸は、上記各幅寸法に基づいて
数1の計算を行った結果を示し、図5の縦軸は磁気テー
プからの再生信号の周波数特性を示すカーブでのうねり
幅(ノイズ)のレベルを(dB)にて示している。数1
は、コアの磁気ギャップに対向する部分の幅寸法に対す
る、金属磁性膜の境界部に接している領域αの幅寸法の
合計との比である。
数1の計算を行った結果を示し、図5の縦軸は磁気テー
プからの再生信号の周波数特性を示すカーブでのうねり
幅(ノイズ)のレベルを(dB)にて示している。数1
は、コアの磁気ギャップに対向する部分の幅寸法に対す
る、金属磁性膜の境界部に接している領域αの幅寸法の
合計との比である。
【0028】図5に示す測定に使用した磁気ヘッドは、
図1と図2の実施例および図3の比較例のそれぞれにお
いて、磁気ギャップ長が0.16μm、磁気ギャップ深
さが10μm、Fe−Ta−C系の微結晶材料による金
属磁性膜Mの膜厚が6μmである。
図1と図2の実施例および図3の比較例のそれぞれにお
いて、磁気ギャップ長が0.16μm、磁気ギャップ深
さが10μm、Fe−Ta−C系の微結晶材料による金
属磁性膜Mの膜厚が6μmである。
【0029】各実施例および比較例共に複数の磁気ヘッ
ドを製造し、それぞれについてA,B,a1,a2,…a
n,b1,b2,…bmを測定して、数1の値を算出した。
またそれぞれについて8mmVTR用のメタルテープに
対し3.13m/secのヘッド摺動速度にて再生動作
を行い、周波数特性でのうねり幅のレベルを測定した。
ドを製造し、それぞれについてA,B,a1,a2,…a
n,b1,b2,…bmを測定して、数1の値を算出した。
またそれぞれについて8mmVTR用のメタルテープに
対し3.13m/secのヘッド摺動速度にて再生動作
を行い、周波数特性でのうねり幅のレベルを測定した。
【0030】その結果、図5に示すように、図3に示す
いわゆるβ方位の比較例では、数1の値が大きく、且つ
うねり幅のレベルが高いことが確認された。図1に示す
結晶方位の実施例では、数1の値が小さくなり、またう
ねり幅のレベルも低くなる。さらに図2の結晶方位およ
び熱処理の実施例では、数1の値がさらに小さくなり、
またうねり幅のレベルも非常に低くなる。
いわゆるβ方位の比較例では、数1の値が大きく、且つ
うねり幅のレベルが高いことが確認された。図1に示す
結晶方位の実施例では、数1の値が小さくなり、またう
ねり幅のレベルも低くなる。さらに図2の結晶方位およ
び熱処理の実施例では、数1の値がさらに小さくなり、
またうねり幅のレベルも非常に低くなる。
【0031】まず、図5の結果から、数1の値とうねり
幅のレベルとがほぼ比例関係となることが判る。また、
8mmVTRなどにおいて実用上に許容できる周波数特
性カーブのうねり幅のレベルは1dB以下である。よっ
て、図5の結果からうねり幅のレベルを1dB以下とす
るためには、数1の値を0.5以下にすることが必要で
あることが判る。また、うねり幅のレベルを0.6dB
以下とするためには、数1の値を0.2以下にすればよ
く、レベルを0.5dB以下とするためには、数1の値
を0.1以下にすればよい。すなわち数1の値の好まし
い範囲は0.5以下さらに好ましくは0.2以下または
0.1以下である。
幅のレベルとがほぼ比例関係となることが判る。また、
8mmVTRなどにおいて実用上に許容できる周波数特
性カーブのうねり幅のレベルは1dB以下である。よっ
て、図5の結果からうねり幅のレベルを1dB以下とす
るためには、数1の値を0.5以下にすることが必要で
あることが判る。また、うねり幅のレベルを0.6dB
以下とするためには、数1の値を0.2以下にすればよ
く、レベルを0.5dB以下とするためには、数1の値
を0.1以下にすればよい。すなわち数1の値の好まし
い範囲は0.5以下さらに好ましくは0.2以下または
0.1以下である。
【0032】また図5の結果から次のことが判る。図3
に示した比較例のようなβ方位の磁気ヘッドでは、数1
の値を0.5以下に収めることは困難である。また図1
に示す結晶方位の実施例では、数1の値を0.5以下と
しうねり幅のレベルを1dB以下のものにできる。さら
に図2に示すように、コアの表面での結晶方位を図1と
同じにし、且つ熱処理の方法により製造した磁気ヘッド
では、数1の値を0.5以下にでき、さらには0.2以
下とすることも可能であり、うねり幅のレベルを、実用
上全く問題のないきわめて低いレベルに収めることが可
能になる。
に示した比較例のようなβ方位の磁気ヘッドでは、数1
の値を0.5以下に収めることは困難である。また図1
に示す結晶方位の実施例では、数1の値を0.5以下と
しうねり幅のレベルを1dB以下のものにできる。さら
に図2に示すように、コアの表面での結晶方位を図1と
同じにし、且つ熱処理の方法により製造した磁気ヘッド
では、数1の値を0.5以下にでき、さらには0.2以
下とすることも可能であり、うねり幅のレベルを、実用
上全く問題のないきわめて低いレベルに収めることが可
能になる。
【0033】また、本発明での数1に記載された値を
0.5以下に設定すると共に、従来技術として説明した
ように、コアと金属磁性膜との間に侵食防止膜を介在さ
せる対策を併用することが好ましい。ただし、数1の値
を0.5以下に設定することにより、侵食防止膜を設け
なくても、擬似ギャップによるノイズの低減には充分な
効果を発揮できる。
0.5以下に設定すると共に、従来技術として説明した
ように、コアと金属磁性膜との間に侵食防止膜を介在さ
せる対策を併用することが好ましい。ただし、数1の値
を0.5以下に設定することにより、侵食防止膜を設け
なくても、擬似ギャップによるノイズの低減には充分な
効果を発揮できる。
【0034】なお、本発明は8mmVTR用の磁気ヘッ
ドに限られるものではなく、アジマス角度が20度のD
AT用の磁気ヘッドなどのように、MIG構造のもので
あれば、どの用途のものであっても実施可能である。
ドに限られるものではなく、アジマス角度が20度のD
AT用の磁気ヘッドなどのように、MIG構造のもので
あれば、どの用途のものであっても実施可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明では、MIG構造の
磁気ヘッドにおいて、擬似ギャップによるヘッド出力の
周波数特性カーブでのうねり幅やウイグルノイズなどを
きわめて効果的に低減させることが可能である。
磁気ヘッドにおいて、擬似ギャップによるヘッド出力の
周波数特性カーブでのうねり幅やウイグルノイズなどを
きわめて効果的に低減させることが可能である。
【図1】本発明の実施例として8mmVTR用の磁気ヘ
ッドの表面(磁気記録媒体摺動面)を示す拡大平面図、
ッドの表面(磁気記録媒体摺動面)を示す拡大平面図、
【図2】本発明の実施例として8mmVTR用の磁気ヘ
ッドの表面を示す拡大平面図、
ッドの表面を示す拡大平面図、
【図3】比較例での磁気ヘッドの表面を示す拡大平面
図、
図、
【図4】8mmVTR用の磁気ヘッドの全体構造を示す
斜視図、
斜視図、
【図5】数1の値とヘッド出力の周波数特性カーブでの
うねり幅との関係を示すグラフ、
うねり幅との関係を示すグラフ、
【図6】従来の8mmVTR用の磁気ヘッドの表面を示
す拡大平面図、
す拡大平面図、
H 磁気ヘッド C1,C2 コア 1a,2a コアの表面(磁気記録媒体摺動面) G ギャップ対向面 L ギャップ対向面の垂線 M 金属磁性膜 α コアの他の部分と磁気特性が異なる領域 α1 輪郭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−4816(JP,A) 特開 平5−28422(JP,A) 特開 平1−133204(JP,A) 特開 平3−113810(JP,A) 特開 平4−6602(JP,A) 特開 平1−303612(JP,A) 特開 平4−85711(JP,A) 特開 平2−5206(JP,A) 特開 昭61−190706(JP,A) 特開 昭64−30007(JP,A) 特開 平1−260612(JP,A) 特開 平4−251408(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/127 - 5/255
Claims (5)
- 【請求項1】 磁性材料より成るコアのギャップ対向面
に金属磁性膜が設けられた磁気ヘッドにおいて、前記コ
アの磁気記録媒体摺動面には、磁化方向が前記摺動面で
の磁化容易軸方向に向く領域αが形成され、対を成すコ
アのギャップ対向部分の幅寸法を各コア毎にAおよびB
とし、前記領域が金属磁性膜との接合部に接する幅寸法
を各コアごとにa1,a2,…anおよびb1,b2,…bm
としたときに、 【数1】 上記数1の値が0.5以下となるように、前記磁化容易
軸の方向が、ギャップ対向面の垂線に対して傾きを有し
ていることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記磁気記録媒体摺動面には、単結晶フ
ェライトの結晶面が現れる請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記結晶面は、(110)面である請求
項2記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記単結晶フェライトは、Mn−Znフ
ェライトの単結晶材料である請求項2または3に記載の
磁気ヘッド。 - 【請求項5】 磁性材料により形成されたコアのギャッ
プ対向面に金属磁性膜が設けられた磁気ヘッドの製造方
法において、コアの磁気記録媒体摺動面での磁化容易軸
の方向が、ギャップ対向面の垂線に対して傾きを有する
ようにコアの方位を設定するとともに、前記金属磁性膜
を形成する前に、コアを熱処理して請求項1に記載の磁
気ヘッドを得る磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06340132A JP3078192B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
KR1019950058269A KR100213300B1 (ko) | 1994-12-28 | 1995-12-27 | 자기헤드 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06340132A JP3078192B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185608A JPH08185608A (ja) | 1996-07-16 |
JP3078192B2 true JP3078192B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=18334037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06340132A Expired - Fee Related JP3078192B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078192B2 (ja) |
KR (1) | KR100213300B1 (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP06340132A patent/JP3078192B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-27 KR KR1019950058269A patent/KR100213300B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100213300B1 (ko) | 1999-08-02 |
KR960025347A (ko) | 1996-07-20 |
JPH08185608A (ja) | 1996-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06318302A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US5808843A (en) | Magnetoresistance effect reproduction head | |
JP3078192B2 (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
US5862023A (en) | Metal in gap magnetic head having metal magnetic film including precious metal layer | |
US5155645A (en) | Magnetic head with improved efficiency in both high and low frequency ranges | |
JP2619017B2 (ja) | 複合磁気ヘッド | |
JP2991589B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド及び磁気ディスク装置 | |
JPH0298803A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS6220606B2 (ja) | ||
JPH01125712A (ja) | 磁気ヘツド | |
JP3031807B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS6381617A (ja) | 垂直記録用単磁極型磁気ヘツド | |
JPH053646B2 (ja) | ||
JPS58199422A (ja) | 垂直磁気記録ヘツド | |
JPH03147505A (ja) | 磁気ヘッド | |
JP3213997B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JP3070495B2 (ja) | 磁気抵抗効果型薄膜変換素子 | |
JPH09293219A (ja) | 複合型薄膜磁気ヘッド | |
JPH0346109A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPH0346885B2 (ja) | ||
JPH05101328A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH02223006A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0765343A (ja) | 積層型磁気ヘッド | |
JPH01204202A (ja) | 磁気記録方式 | |
JPH02252108A (ja) | 磁気ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |