JPH02252108A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH02252108A
JPH02252108A JP7298989A JP7298989A JPH02252108A JP H02252108 A JPH02252108 A JP H02252108A JP 7298989 A JP7298989 A JP 7298989A JP 7298989 A JP7298989 A JP 7298989A JP H02252108 A JPH02252108 A JP H02252108A
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single crystal
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ferrite single
plane
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Toshiyuki Fujine
俊之 藤根
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度での磁気記録および再生を行うための
磁気ヘッドに関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、従来より、一対のフェライト単結
晶コア11・12における一方のギャップ突き合わせ面
13上に金属磁性薄膜14を形成してなるM’IC(M
etal  in  Gap)型の磁気ヘッドが知られ
ている。かかる磁気ヘッドにおいては、通常、フェライ
ト単結晶コア11・12の主磁路形成面15・16が、
ミラー指数における(110)面、または、その近傍と
なるように設定されている。さらに、上記のフェライト
単結晶コア11・12は、特開昭56−163518号
公報に開示されているように、フェライト単結晶コアの
みで構成された磁気ヘッドと同様、2つのフェライト単
結晶コア11・12の磁気ギャップ17に垂直な平面1
8内において、〈100〉方向D−Dと、磁気ギャップ
17を含みテープ摺動面19に垂直な平面20・20と
のなす角aおよび角b(角aは金属磁性薄膜14を有す
るコア11内に、角すは金属磁性薄膜14を有しないコ
ア12内に各々存在する)が、共に、5°〜40°若し
くは85°〜120°となるように設定されている。
これは、」−記の公報に開示された技術に基づき、前記
の角aおよび角すを5°〜40°若しくは85°〜12
0°になるように設定すれば、フェライト単結晶コアの
みで構成された磁気ヘッドと同様に、MIGヘッドにお
いても記録再生特性が良好になると考えられるからであ
る。即ち、MIGヘッドにおいてもそのフェライト単結
晶コア1112が動作上の重要な役割を担うことになり
、記録再生時の磁束は、金属磁性薄膜14を有するフェ
ライト単結晶コア11においても当該コア11内を流れ
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記金属磁性薄膜14を有するフェライト単
結晶コア11に記録再生時の磁束が通ると、この磁束は
金属磁性薄膜14内ではその厚さ方向Eに流れることに
なる。このように、磁束が金属磁性薄膜14内でE方向
に流れると、このE方向における金属磁性薄膜14の透
磁率が極めて小さいことから、この金属磁性薄膜14の
部分で磁気抵抗が大きくなり、記録再生の効率が低下し
がちになるという欠点がある。
〔課題を解決す2.ための手段〕 請求項第1項の磁気ヘッドは、上記の課題を解決するた
めに、一対のフェライト単結晶コアと、一方のフェライ
ト単結晶コアにおけるギャップ突き合わせ面近傍にのみ
形成された金属磁性薄膜とを有する磁気ヘッドにおいて
、上記フェライト単結晶コアのミラー指数における(1
1’O)面が主磁路形成面とほぼ平行とされるとともに
、金属磁性薄膜の形成されているフェライト単結晶コア
の上記(110)面内に存在するく100〉方向と、磁
気ギャップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面とのな
す角αが、0°〜5°若しくは40゜〜85°若しくは
120°〜180°の範囲となるように設定されている
一方、金属磁性薄膜の形成されていないフェライト単結
晶コアの上記(110)面内に存在する<100>方向
と、磁気ギャップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面
とのなす角βが、5°〜40°若しくは85°〜120
°の範囲となるように設定されていることを特徴として
いる。
また、請求項第2項の磁気ヘッドは、前記の角αが約1
45°に、前記の角βが約35°に各々設定されている
ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
請求項第1項の発明の構成によれば、金属磁性薄膜の形
成されているフェライト単結晶コアの効率は、特開昭5
6−163518号公報に記載されたようなフェライト
単結晶コアに比べると格段に劣ったものとなる。金属磁
性薄膜の形成されているフェライト単結晶コアの効率が
格段に低下することにより、記録再生時の磁束はフェラ
イト単結晶コア内を流れにくくなるので、主として金属
磁性薄膜内をその面内方向、つまり、厚さ方向と垂直な
方向に流れるようになる。この場余、金属磁性薄膜の面
内方向の透磁率は厚さ方向のそれよりかなり高いため、
金属磁性薄膜を有効に作動させることができ、金属磁性
薄膜の形成されているフェライト単結晶コアにおいてそ
の金属磁性薄膜を含めた全体的な効率が格段に向上する
ことになる。
一方、金属磁性薄膜の形成されていないフェライト単結
晶コアにおいては、その効率は、前記公報に記載された
フェライト単結晶コアと同様、高効率を有するものであ
る。
これにより、一対のフェライト単結晶コアと、一方のフ
ェライト単結晶コアにおけるギャップ突き合わせ部近傍
にのみ形成された金属磁性薄膜とを有する磁気ヘッドに
おいてその記録再生特性を格段に向上することができる
また、請求項第2項の発明の構成によれば、上記の作用
を最も顕著に発揮することができるものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、従来
で用いた第3図をここで再び使用している。
第1図に示すように、磁気ヘッドは、一対のフェライト
単結晶コアト2を備え、一方のフェライト単結晶コア2
には内部巻線溝3が形成されている。また、他方のフェ
ライト結晶コア1におけるギャップ突き合わせ面4には
、高透磁率で且つ高飽和磁束密度を有する金属磁性n1
Jl!5が形成されている。即ち、かかる磁気ヘッドは
、片方のフェライト結晶コア1においてのみ金属磁性薄
膜5を有したMIG(Metal  in  Gap)
型の磁気ヘッドとなっている。上記一方のフェライト単
結晶コア2と金属磁性薄膜5との間には、図示しないギ
ャップ材が介設されてギャップ6が形成されており、両
フェライト結晶コアト2はガラス7等によって接着され
ている。
フェライト単結晶コアト2は、各々の主磁路形成面8が
ミラー指数における(110)面とほぼ平行となるよう
に設定されている。更に、金属磁性薄膜5の形成されて
いるフェライト単結晶コア1の(110)面内に存在す
る<100>方向Aと、磁気ギャップ6を含み且つテー
プ摺動面9と垂直な平面(図中点線で示している)10
とのなす角αがO°〜5°若しくは40°〜85°若し
くは120°〜180°の範囲となるように設定されて
いる。
一方、金属磁性薄膜5の形成されていないフェライト単
結晶コア2の(110)面内に存在する<100>方向
Aと、磁気ギャップ6を含み且つテープ摺動面9と垂直
な平面(図中点線で示している)10との間になす角β
が5°〜40°若しくは85°〜120°範囲となるよ
うに設定されている。
上記の構成によれば、金属磁性薄膜5の形成されている
フェライト単結晶コア1において、その効率は、従来の
フェライト単結晶コアに比べると格段に劣ったものとな
る。金属磁性薄膜5の形成されているフェライト単結晶
コア1の効率が格段に低下することにより、記録再生時
の磁束はフェライト単結晶コア1内を流れにくくなるの
で、主として金属磁性薄膜5内をその面内方向B、つま
り、金属磁性薄膜5の厚さ方向Cと垂直な方向に流れる
ようになる。この場合、金属磁性薄膜5の面内方向Bの
透磁率は厚さ方向Cのそれよりかなり高いため、金属磁
性薄膜5を有効に作動させることができ、金属磁性薄膜
5の形成されているフェライト単結晶コア1においてそ
の金属磁性薄膜5を含めた全体的な効率が格段に向上す
ることになる。
一方、金属磁性薄膜5の形成されていないフェライト単
結晶コア2においては、その効率は従来と同様に高効率
を有するものである。
これにより、一対のフェライト単結晶コアト2と、一方
のフェライト単結晶コア1におけるギャップ突き合わせ
部近傍にのみ形成された金属磁性薄膜5とを有する磁気
ヘッドにおいてその記録再生特性を格段に向上すること
ができる。
第2図に同一ギャップ長、同一形状、且つ、同一インダ
クタンスを有する本発明および従来の磁気ヘッドの各々
について、再生出力を測定した結果を相対値で示す。但
し、再生出力を実線■で示す本発明の磁気ヘッドにおけ
る前記の角αは約145°に、前記角βは約35°に各
々設定されている一方、破線■で示す従来の磁気ヘッド
における上記角αに対応する角a(第3図に示されてい
る)は約35°に、上記角βに対応する角b(第3図に
示されている)は約35°に各々設定されている。また
、かかる測定において使用した磁気テープの保磁力は約
900エルステツド、磁気テープと磁気ヘッドの相対速
度は5.8m/ s e cに設定されている。
第2図から明らかなように、本発明の磁気ヘッドは従来
の磁気ヘッドに比して、全周波数帯域において、約1d
B再生出力が向上している。
〔発明の効果〕
請求項第1項の発明に係る磁気ヘッドは、以上のように
、一対のフェライト単結晶コアと、一方のフェライト単
結晶コアにおけるギャップ突き合わせ部近傍にのみ形成
された金属磁性薄膜とを有する磁気ヘッドにおいて、上
記フェライト単結晶コアのミラー指数における(110
)面が主磁路形成面とほぼ平行とされるとともに、金属
磁性薄膜の形成されているフェライト単結晶コアの上記
(110)面内に存在する<100>方向と、磁気ギャ
ップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面とのなす角α
が、0°〜5°若しくは40°〜85°若しくは120
°〜180°の範囲となるように設定されている一方、
金属磁性薄膜の形成されていないフェライト単結晶コア
の上記(110)面内に存在する<100>方向と、磁
気ギャップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面とのな
す角βが、5°〜40°若しくは85°〜120°の範
囲となるように設定されている構成である。
これにより、金属磁性薄膜の形成されているフェライト
単結晶コアにおいてその金属磁性薄膜を含めた全体的な
効率が格段に向上することになると共に、金属磁性薄膜
の形成されていないフェライト単結晶コアの効率は、従
来のフェライト単結晶コアと同様、高効率を有するもの
である。
それゆえ、一対のフェライト単結晶コアと、方のフェラ
イト単結晶コアにおけるギャップ突き合わせ部近傍にの
み形成された金属磁性薄膜とを有する磁気ヘッドにおい
てその記録再生特性を格段に向上できるという効果を奏
する。
また、請求項第2項の発明は、前記の角αが約145°
に、前記の角βが約35°に各々設定されている構成で
ある。
これにより、上記の効果を最も顕著に発揮することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は巻線の施されていない磁気ヘッドの概略斜視図
である。 第2図は本発明の磁気ヘッドと従来の磁気ヘッドとの再
生出力の相対値を示すグラフである。 第3図は従来例を示すものであって、巻線の施されてい
ない磁気ヘッドの概略斜視図である。 1・2はフェライト単結晶コア、4ばギャップ突き合わ
せ面、5は金属磁性薄膜、6は磁気ギャップ、8は主磁
路形成面、10は平面、Aば〈100〉方向、Bは面内
方向である。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対のフェライト単結晶コアと、一方のフェライト
    単結晶コアにおけるギャップ突き合わせ面近傍にのみ形
    成された金属磁性薄膜とを有する磁気ヘッドにおいて、 上記フェライト単結晶コアのミラー指数における(11
    0)面が主磁路形成面とほぼ平行とされるとともに、 金属磁性薄膜の形成されているフェライト単結晶コアの
    上記(110)面内に存在する〈100〉方向と、磁気
    ギャップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面とのなす
    角αが、0°〜5°若しくは40°〜85°若しくは1
    20°〜180°の範囲となるように設定されている一
    方、 金属磁性薄膜の形成されていないフェライト単結晶コア
    の上記(110)面内に存在する〈100〉方向と、磁
    気ギャップを含み且つテープ摺動面と垂直な平面とのな
    す角βが、5°〜40°若しくは85°〜120°の範
    囲となるように設定されていることを特徴とする磁気ヘ
    ッド。 2、前記の角αが約145°に、前記の角βが約35°
    に各々設定されていることを特徴とする請求項第1項記
    載の磁気ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04212706A (ja) * 1990-05-23 1992-08-04 Sanyo Electric Co Ltd 磁気ヘッド

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JPS56163518A (en) * 1980-05-16 1981-12-16 Hitachi Ltd Magnetic head
JPS63187404A (ja) * 1987-01-30 1988-08-03 Canon Electronics Inc 磁気ヘツド

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