JP3077718U - 後頭部・後首部形状計測装置 - Google Patents

後頭部・後首部形状計測装置

Info

Publication number
JP3077718U
JP3077718U JP2000008138U JP2000008138U JP3077718U JP 3077718 U JP3077718 U JP 3077718U JP 2000008138 U JP2000008138 U JP 2000008138U JP 2000008138 U JP2000008138 U JP 2000008138U JP 3077718 U JP3077718 U JP 3077718U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement scale
occipital
neck
holding frame
pillow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000008138U
Other languages
English (en)
Inventor
良二 有富
Original Assignee
ロフテー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロフテー株式会社 filed Critical ロフテー株式会社
Priority to JP2000008138U priority Critical patent/JP3077718U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3077718U publication Critical patent/JP3077718U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、枕購入希望者が自分一人で後頭部
形状や首の後部形状を計測することができる後頭部・後
首部形状計測装置を提供するものである。 【解決手段】 後頭部・後首部形状計測装置10の椅子
本体12の腰掛部14の後端部には背板部16が立設さ
れている。この背板部16の正面16Aには上下方向に
向かって溝部18が形成され、溝部18には長尺状の計
測スケール保持枠体20が前後方向に回動可能に収容配
設されている。前記計測スケール保持枠体20の中間部
には計測スケール挿通部20Cが形成され計測スケール
30がスライド自在に収容されている。この計測スケー
ル30には長手方向に沿って目盛36が形成され、目盛
36間には色彩38が施されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、枕の購入を希望している者(以下「枕購入希望者」と称す)が自分 に最適な枕を選択する前に自分の後頭部や首部の後部形状を一人で計測できる後 頭部・後首部形状計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人間の楽な姿勢は自然体の立位で背中(背骨の第7頚椎に対応する部分)の延 長線に対して顔面が5°から6°傾斜する姿勢であることが医学的に証明されて いる。 そこで、横臥状態で背中(背骨の第7頚椎に対応する部分)の延長線に対して 顔面が5°から6°傾斜する姿勢を保持する枕が安眠に最適な枕であるといえる 。 このため、枕を購入する場合は背中の延長線に対して顔面が5°から6°傾斜 する姿勢を保つ枕を選択することが好ましい。 しかし、人間の体型は個人差があるため、上記条件を満たす枕を選択するには 背中の延長線に対して顔面が5°から6°傾斜させた状態にしておいて背中の延 長線と後頭部及び首の後部の寸法を測定する必要がある。 そこで、出願人は平成5年6月1日に背中の延長線と後頭部及び首の後部の寸 法を測定することできる測定器を実用新案登録出願して実用新案権を得ている( 実用新案登録第2137626号)。 しかし、このタイプの測定器は枕販売アドバイザーが測定器を保持して枕購入 希望者の後ろに立って枕購入希望者の後頭部及び首の後部の寸法や形状を測定し ている。 このため、従来の測定器においては枕購入希望者が自分一人で自己の後頭部及 び首の後部の寸法を測定することが極めて困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は上記事実に鑑みなされたものであり枕購入希望者が自分一人で後頭部 形状や首の後部形状を計測することができる後頭部・後首部形状計測装置を提供 するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、椅子本体と、この椅子本体の背板部正面に上下方向に向か って形成された溝部と、この溝部に収容配設されると共に下端部を中心にして前 記椅子本体の前後方向に回動可能に取り付けられた計測スケール保持枠体と、こ の計測スケール保持枠体と直交方向にスライド自在に配設されると共に計測スケ ール保持体の上下方向に沿って複数取り付けられた計測スケールと、この計測ス ケールに形成された目盛と、を有してなることを特徴としている。 請求項2の考案は、柱体と、この柱体の一面に上下方向に向かって形成された 溝部と、この溝部に収容配設されると共に下端部を中心にして前記柱体の前後方 向に回動可能に取り付けられた計測スケール保持枠体と、この計測スケール保持 枠体と直交方向にスライド自在に配設されると共に計測スケール保持体の上下方 向に沿って複数取り付けられた計測スケールと、この計測スケールに形成された 目盛と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図5には本考案に係る後頭部・後首部形状計測装置の第1実施例が示 されている。この第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置10は全体的に椅子 の形状をしている。 図1及び図2に示されるように、後頭部・後首部形状計測装置10の椅子本体 12の腰掛部14の後端部には垂直状に背板部16が立設されている。この背板 部16の正面16Aには上下方向に向かって溝部18が形成されている。また、 前記背板部16の天板面16Bには磁石19が突起して取り付けられている。 この溝部18には長尺状の計測スケール保持枠体20が前後方向(図1、図2 矢印方向)に回動可能に収容配設されている。 図4に示されるように、この計測スケール保持枠体20の下端部20Aにはピ ン挿通孔22,22が貫通形成されて背板部16に横架されたピン24が挿通さ れるようになっている。このピン24の両端部は背板部16に穿設された図示さ れないピン挿入孔に挿入されるようになっている。従って、前記計測スケール保 持枠体20は前記ピン24を中心にして前記背板部16の前後方向(図1、図2 矢印方向)に回動可能に取り付けられている。 また、図1及び図2に示されるように、前記計測スケール保持枠体20の上端 部20Bは計測スケール保持枠体20を前記溝部18に収容した場合に前記背板 部16の頂面16Bより突出して計測スケール保持枠体20を回動する場合に摘 み易くなっている。前記上端部20Bの背面には図示されない鉄板が設けられ、 計測スケール保持枠体20を前記溝部18に収容した場合に前記磁石19と磁着 するようになっている。 図4に示されるように、前記計測スケール保持枠体20の中間部には計測スケ ール挿通部20Cが形成されている。この計測スケール挿通部20Cの内側には 溝形成板26,26が対向して設けられている。この側板26,26の内側面に は計測スケール保持枠体20の長手方向と直交方向に向かって計測スケール保持 溝28,28が等間隔で長手方向に向かって多数刻設されている。これら計測ス ケール保持溝28,28には一つおきに計測スケール30が収容され、計測スケ ール30の側部はそれぞれ計測スケール保持溝28,28に入り込んでいる。従 って、計測スケール30は前記計測スケール保持溝28,28に保持されると共 に計測スケール保持枠体20の長手方向に対して直交方向にスライド自在に取り 付けられている。前記計測スケール30の先端部30Aは円弧状に形成され枕購 入希望者の後頭部や首部後部と当接しても痛くないようになっている。また、前 記計測スケール30の中央部には長手方向に向かって長い長円形状のガイド貫通 孔32が穿設され、このガイド貫通孔32には前記計測スケール保持枠体20に 設けられたガイド棒34(図3参照)が挿入されて計測スケール30が脱落しな いようになっている。 図5に示されるように、前記計測スケール30には長手方向に沿って目盛36 が1cm刻みで形成され、目盛36と目盛36との間には色彩38が施されてい る。しかも、目盛36と目盛36の間に施される色彩38は長さによって異なっ たい色彩が施されている。これにより、目盛36で寸法を知ることは勿論色彩3 8でも寸法を知ることができるようになっている。 従って、枕購入希望者の頚椎弧及び後頭部が前記計測スケール30の先端部3 0Bに当接すると当接した多数の計測スケール26は後方にスライドして枕購入 希望者の頚椎弧形状及び後頭部形状を表すことができるようになっている。
【0006】 次に第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置10の作用について説明する。 枕購入希望者が後頭部及び首の後部の形状・寸法を計測する場合は図1に示さ れるように枕購入希望者は後頭部・後首部形状計測装置10の椅子本体12の腰 掛部14に座ると共に背中を垂直状にして背板部16の正面16Aに当接させる 。 すると、枕購入希望者の後頭部や首の後部が計測スケール保持枠体20から突 出している計測スケール30の先端部30Aに当接し、前記計測スケール30は 枕購入希望者の後頭部及び首の後部に押されるので、後方にスライドする。従っ て、これら計測スケール30が後方にスライドすることにより、枕購入希望者の 後頭部及び首の後部の寸法を計測スケール30の目盛36又は色彩38が表示し 、枕購入希望者の後頭部形状及び首部の形状、寸法を計測することができる。 従って、計測スケール30に付されている目盛36を見ることにより枕購入希 望者の後頭部及び首の後部の寸法を知ることができると共に後頭部の形状及び首 の後部の形状を知ることができる。 なお、計測が終了した後は計測スケール保持体20を前方に大きく回動させて 計測スケール30の先端部30Aが面一になるように計測スケール30をスライ ドさせて計測スケール30の先端部30Aを面一にする。そして、計測スケール 保持体20を静かに後方に回動させて計測スケール30の先端部30Aが面一状 態のままで計測スケール保持体20を直立状態で溝部18に収容する。これによ り、次に計測する枕購入希望者は直ぐに計測することができる。 また、計測スケール保持体20を直立状態で溝部18に収容すると計測スケー ル保持体20の上端部20Bの背面に設けられた鉄板は磁石19と磁着するので 確実に直立状態を保つことができる。 なお、本考案の後頭部・後首部形状計測装置10は枕購入希望者が一人で自分 の後頭部及び首の後部の寸法を測定することができるので、枕販売アドバイザー 等の手間が省けることにもつながるという利点がある。
【0007】 図6には第2実施例の後頭部・後首部形状計測装置の第2実施例が示されてい る。第2実施例の後頭部・後首部形状計測装置50は枕購入希望者が立った状態 で自分の後頭部・首部を計測するものである。なお、第1実施例の後頭部・後首 部形状計測装置10と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図6に示されるように第2実施例の後頭部・後首部形状計測装置50の柱体5 2は基板54に垂直に立設されて転倒しないようになっている。この柱体52の 一面52Aには上下方向に向かって溝部18が形成されている。また、前記柱体 52の頂面52Bには磁石19が突起して取り付けられている。 前記溝部18には計測スケール保持枠体20が前後方向(図6矢印方向)に回 動可能に収容配設されている。 前記後頭部・後首部形状計測装置50を使用して枕購入希望者が後頭部及び首 の後部の形状・寸法を計測する場合は枕購入希望者は基板54に立った状態で背 中を垂直状にして柱体52の一面52Aに当接させると共に枕購入希望者の後頭 部や首の後部を計測スケール保持枠体20から突出している計測スケール30の 先端部30Aに当接することにより枕購入希望者の後頭部や首の後部の形状寸法 を計測することができる。 また、枕購入希望者の身長が枕購入希望者によって大きく相違する場合を考慮 して柱体52と基板54との間に上下方向に伸縮可能な調節体を設けたり、ある いは柱体52を分割して分割した柱体と柱体との間に伸縮可能な調節体を設けて 、前記調節体を伸縮することにより、確実に枕購入希望者の後頭部及び首の後部 が計測スケール30に対応するようにしてもよい。 なお、他の構成及び作用は第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置10と同 一であるので、その説明は省略する。
【0008】
【考案の効果】 本考案は、枕購入希望者は後頭部及び首の後部を計測スケールに当接させれば 後頭部及び首の後部の形状、寸法を一人で簡単かつ迅速に計測できるという優れ た効果を有する。 また、本考案は計測スケール保持枠体を前方に回動させれば計測スケールの先 端部は面一になるので、簡単かつ迅速に計測スケールの先端部を面一にすること ができるという優れた効果を有する。 さらに、本考案は枕購入希望者が一人で自分の後頭部及び首の後部の寸法を測 定することができるので、枕販売アドバイザー等の手間を省けるという優れた効 果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置の使
用状態を示す全体斜視図である。
【図2】第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置の全
体斜視図である。
【図3】第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置の一
部拡大図である。
【図4】第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置の一
部拡大図である。
【図5】第1実施例の後頭部・後首部形状計測装置に適
用される計測スケールの平面図である。
【図6】第2実施例の後頭部・後首部形状計測装置の全
体斜視図である。
【符号の説明】
10 後頭部・後首部形状計測装置 12 椅子本体 14 腰掛部 16 背板部 18 溝部 20 計測スケール保持枠体 30 計測スケール 36 目盛

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体と、この椅子本体の背板部正面
    に上下方向に向かって形成された溝部と、この溝部に収
    容配設されると共に下端部を中心にして前記椅子本体の
    前後方向に回動可能に取り付けられた計測スケール保持
    枠体と、この計測スケール保持枠体と直交方向にスライ
    ド自在に配設されると共に計測スケール保持体の上下方
    向に沿って複数取り付けられた計測スケールと、この計
    測スケールに形成された目盛と、を有してなることを特
    徴とする後頭部・後首部形状計測装置。
  2. 【請求項2】 柱体と、この柱体の一面に上下方向に向
    かって形成された溝部と、この溝部に収容配設されると
    共に下端部を中心にして前記柱体の前後方向に回動可能
    に取り付けられた計測スケール保持枠体と、この計測ス
    ケール保持枠体と直交方向にスライド自在に配設される
    と共に計測スケール保持体の上下方向に沿って複数取り
    付けられた計測スケールと、この計測スケールに形成さ
    れた目盛と、を有してなることを特徴とする後頭部・後
    首部形状計測装置。
JP2000008138U 2000-11-15 2000-11-15 後頭部・後首部形状計測装置 Expired - Fee Related JP3077718U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008138U JP3077718U (ja) 2000-11-15 2000-11-15 後頭部・後首部形状計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008138U JP3077718U (ja) 2000-11-15 2000-11-15 後頭部・後首部形状計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3077718U true JP3077718U (ja) 2001-05-29

Family

ID=43210711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000008138U Expired - Fee Related JP3077718U (ja) 2000-11-15 2000-11-15 後頭部・後首部形状計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3077718U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3493191B2 (ja) 2001-10-24 2004-02-03 ロフテー株式会社 レーザビーム頚椎弧測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3493191B2 (ja) 2001-10-24 2004-02-03 ロフテー株式会社 レーザビーム頚椎弧測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bradshaw et al. Bisecting rods and lines: effects of horizontal and vertical posture on left-side underestimation by normal subjects
ES2696749T3 (es) Banco de ejercicio abdominal
US5931769A (en) Exercise device
JP3077718U (ja) 後頭部・後首部形状計測装置
CN203331891U (zh) 一种装在椅背上带凹陷头枕的睡眠支架
US2261172A (en) Exercising device
JP3037703U (ja) 頸椎弧測定器
KR101817147B1 (ko) 오버턴 스트레칭 운동기구
JP2812543B2 (ja) マルチ健康座椅子
EP0141652A1 (en) Improvements in or relating to apparatus for use in designing orthopaedic chairs
JP2001299545A (ja) 枕の選択アドバイスシステム
JP3216557U (ja) 骨盤傾斜測定用具
JPH0749364Y2 (ja) 枕の高さ測定器
JP3058781U (ja) 後頭部形状測定器
KR200433575Y1 (ko) 페이스 유닛
JP3235300U (ja) 頭部支持器具
JPH0529498Y2 (ja)
KR102692036B1 (ko) 신체균형 측정장치
JPS59832B2 (ja) 歯科用術者体位測定装置
JPH052124Y2 (ja)
CN212591439U (zh) 一种便携式伸缩枕
CN213490209U (zh) 一种用于绘画疗法的就诊椅
JP2004313634A (ja) ネイルチップ用スタンド
JPH02163Y2 (ja)
JP2002065394A (ja) 椅 子

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees