JP3077639B2 - 誤り訂正バランス符号送受信システム - Google Patents

誤り訂正バランス符号送受信システム

Info

Publication number
JP3077639B2
JP3077639B2 JP09230126A JP23012697A JP3077639B2 JP 3077639 B2 JP3077639 B2 JP 3077639B2 JP 09230126 A JP09230126 A JP 09230126A JP 23012697 A JP23012697 A JP 23012697A JP 3077639 B2 JP3077639 B2 JP 3077639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error correction
correction code
output
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09230126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1168859A (ja
Inventor
雅裕 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP09230126A priority Critical patent/JP3077639B2/ja
Publication of JPH1168859A publication Critical patent/JPH1168859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3077639B2 publication Critical patent/JP3077639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正バランス符
号送受信システムに関し、特に伝送データの「0」と
「1」とのバランスを取りマーク率を50%近傍に保ち
ながら誤り訂正を行う送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開昭61−10005
9号公報に示されたバランスを保った誤り訂正符号の符
号フォーマットである。誤り訂正符号としてーズチョ
ードリホッケンゲム符号(Bose―Chaudhur
i hocquenghemCode、以下「BCH符
号」という)で、符号長n=23、情報長k=12のB
CH(23,12)を用いた例である。情報長12ビッ
トのうち、図中Bで示す4ビットは予め「0101」と
いうパターンにしておき、残りの「A」の8ビットを情
報として使用する。この「B」は既知の値であるので、
送信せず、受信側で補い、伝送ビット数を削減する。生
成多項式G(X)=1+X+X5 +X6+X7 +X9
+X11によりチェックビットCを生成して符号を構成す
る。
【0003】ここで、BCH(23.12)符号の符号
重みを図8に示す。重みとは、符号の中の「1」の数で
ある。BCH(23,12)符号の中には重み「0」,
「23」であるバランスの悪い符号が存在する。しかし
ながら、「B」が「0000」又は「1111」ではな
いので重み「0」,「23」は実際には現れることがな
い。従って、BCH(23,12)の重みは「7」から
「16」となり、マーク率は30〜70%に集中し、バ
ランスを保った誤り訂正符号を得ることができる。この
ように、マーク率を50%近くに集中させるために、符
号間距離を符号長の半分に近い誤り符号を用いているの
が従来の例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、マーク率を50%近くにするために、符号間距
離を符号長の半分にしている。よって、チェックビット
のビット数が増加するため、データの伝送効率が低下し
てしまうという欠点がある。
【0005】また、上述した従来技術においては、連続
した同一データの伝送時のマーク率を考慮していない。
よって、マーク率が悪いデータを連続して送信すると、
そのマーク率が継続されるため、その期間のマーク率が
悪化してしまうという欠点がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はマーク率を5
0%近傍に保ち、伝送効率及び同一データ送信時のマー
ク率を向上させることのできる誤り訂正バランス符号送
受信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による送受信シス
テムは、送信部と受信部とを含む送受信システムであっ
て、 前記送信部は、伝送すべきデータとそのデータが反
転しているかどうかを示す反転ビットとを合成する合成
手段と、この合成手段から出力されたデータのデータ部
分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号を元
のデータ列に合成する第1の誤り訂正符号生成手段と、
前記第1の誤り訂正符号生成手段から出力されたデータ
の「0」と「1」との割合を計数する第1の計数手段
と、前記合成手段から出力されたデータの全ビットを反
転するビット反転手段と、前記ビット反転手段の出力の
データ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正
符号を元のデータ列に合成する第2の誤り訂正符号生成
手段と、前記第2の誤り訂正符号生成手段から出力され
たデータの「0」と「1」との割合を計数する第2の計
数手段と、前記第1及び第2の計数手段から出力された
計数結果に基づいて前記第1の誤り訂正符号生成手段の
合成出力と前記第2の誤り訂正符号生成手段の合成出力
とを択一的に送信する選択手段とを含み、 前記受信部
は、前記送信部から受信したデータに合成されている誤
り訂正符号によってそのデータの誤りを訂正する誤り訂
正手段と、この誤り訂正されたデータに合成されている
反転ビットに基づいてそのデータの反転処理を行う反転
処理手段とを含むことを特徴とする。
【0008】本発明による送信部は、送受信システムに
用いられる送信部であって、伝送すべきデータとそのデ
ータが反転しているかどうかを示す反転ビットとを合成
する合成手段と、この合成手段から出力されたデータの
データ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正
符号を元のデータ列に合成する第1の誤り訂正符号生成
手段と、前記第1の誤り訂正符号生成手段から出力され
たデータの「0」と「1」との割合を計数する第1の計
数手段と、前記合成手段から出力されたデータの全ビッ
トを反転するビット反転手段と、前記ビット反転手段の
出力のデータ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤
り訂正符号を元のデータ列に合成する第2の誤り訂正符
号生成手段と、前記第2の誤り訂正符号生成手段から出
力されたデータの「0」と「1」との割合を計数する第
2の計数手段と、前記第1及び第2の計数手段から出力
された計数結果に基づいて前記第1の誤り訂正符号生成
手段の合成出力と前記第2の誤り訂正符号生成手段の合
成出力とを択一的に送信する選択手段とを含むことを特
徴とする。
【0009】本発明による受信部は、伝送すべきデータ
とそのデータが反転しているかどうかを示す反転ビット
とを合成する合成手段と、この合成手段から出力された
データのデータ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの
誤り訂正符号を元のデータ列に合成する第1の誤り訂正
符号生成手段と、前記第1の誤り訂正符号生成手段から
出力されたデータの「0」と「1」との割合を計数する
第1の計数手段と、前記合成手段から出力されたデータ
の全ビットを反転するビット反転手段と、前記ビット反
転手段の出力のデータ部分に対する誤り訂正符号を生成
しこの誤り訂正符号を元のデータ列に合成する第2の誤
り訂正符号生成手段と、前記第2の誤り訂正符号生成手
段から出力されたデータの「0」と「1」との割合を計
数する第2の計数手段と、前記第1及び第2の計数手段
から出力された計数結果に基づいて前記第1の誤り訂正
符号生成手段の合成出力と前記第2の誤り訂正符号生成
手段の合成出力とを択一的に送信する選択手段とを含む
送受信システムに用いられる受信部であって、前記送信
部から受信したデータに合成されている誤り訂正符号に
よってそのデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、こ
の誤り訂正されたデータに合成されている反転ビットに
基づいてそのデータの反転処理を行う反転処理手段とを
含むことを特徴とする。
【0010】要するに本送受信システムでは、伝送デー
タとして、誤り訂正符号化された「0」と「1」との組
合わせが異なる複数種類のパターンを用意し、既に伝送
したデータの「0」と「1」とのバランスから次に伝送
すべきデータを複数用意されたパターンから選択して伝
送するのである。
【0011】より具体的には、送信器側は、データが反
転しているかどうかを示すビット(図1の8)を送信デ
ータに付加する手段(図1の1)と、送信データを反転
させる手段(図1の4)と、送信データに誤り訂正のた
めのチェックビットを付加する手段(図1の2)と、伝
送データの「0」と「1」とのバランスを計数する手段
(図1の3)と、既に伝送されたデータのバランスから
次に伝送すべきデータを選択する手段(図1の5)とを
含んで構成されている。また、受信器側は、受信した伝
送データの誤りを訂正する手段(図1の6)と、データ
が反転しているかどうかを確認し、反転していればビッ
トを反転させる手段(図1の11)とを含んで構成され
ている。
【0012】このように、本来伝送すべきデータにデー
タが反転しているかどうかのビットを付加しているの
で、従来の誤り訂正符号を使用することができ、伝送効
率の悪化を少なくできる。また、既に伝送したデータ
(直前又はより以前に伝送したデータ)のバランスに従
い、マーク率を50%に近づけるようなデータを伝送す
るようにするので、バランスを保った誤り訂正符号を得
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態による
誤り訂正バランス符号送受信システムの構成を示すブロ
ック図であり、同図(a)は送信器の構成、同図(b)
は受信器の構成を夫々示す。
【0015】まず同図(a)を参照すると、送信器は、
送信データ7とデータが反転しているかどうかを表す反
転ビット8(「I」)とを合成させるための合成器1
と、ビットを反転させるためのビット反転回路4と、誤
り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成回路2と、誤り
訂正のためのチェックビットを含んだ伝送データを構成
する「0」と「1」とのバランスを計数するバランス計
数回路3と、既に伝送されたデータのバランスから次に
伝送するデータを、バランスを比較して選択するバラン
ス比較回路5とを含んで構成されている。
【0016】一方同図(b)を参照すると、受信器は、
伝送されたデータの誤り訂正を行う誤り訂正回路6と、
反転ビット8の内容を見てデータが反転されていればデ
ータを反転させる反転処理回路11とを含んで構成され
ている。
【0017】次に、本発明の第1の実施の形態による送
受信システムの動作について、図1及び図2を参照して
詳細に説明する。
【0018】図2は、伝送データの符号のフォーマット
を示したものである。同図において、「D」はデータ、
「I」は反転ビット、「C1」及び「C2」は誤り訂正
のために発生したチェックビットである。なお、「/
D」、「/I」はそれぞれビットが反転していることを
表すものとする。
【0019】まず送信器の動作について説明する。送信
データ7は、伝送するデータが反転しているかどうかを
示す反転ビット8と合成器1とによって合成される。こ
の合成の結果は、図2(a)中の合成器出力に示されて
いるようなフォーマットとなる。なお、反転ビット
「I」は図2に示されているように、1ビットとしてい
る。合成器1の出力は、及びの2系統に分かれる。
【0020】まず、第1の系統では、図2の系統の
誤り訂正符号生成回路入力に示されているデータに誤り
訂正符号生成回路2によって誤りの訂正を行うためのチ
ェックビットを生成して付加する。この誤り訂正符号生
成回路2の出力は、図2の系統の誤り訂正符号生成回
路出力に示されているようなフォーマットになる。すな
わち、データ「D」と反転ビット「I」とが結合したフ
ォーマットになる。
【0021】そして、誤り訂正符号生成回路2の出力の
「0」と「1」との割合(比率)をバランス計数回路3
で計数する。データ及びバランス計数回路3での計数結
果は、バランス比較回路5へ出力される。
【0022】一方、第2の系統では、合成器1の出力
をビット反転回路4でビット反転させる。この結果、図
2の系統の誤り訂正符号生成回路入力に示されている
ように、データ及び反転ビットが共に反転する。このビ
ット反転させた後、誤り訂正符号生成回路2にて誤りの
訂正を行うためのチェックビットを生成し付加する。
【0023】この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
2の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。すなわち、データ「/D」
と反転ビット「/I」とが結合したフォーマットにな
る。
【0024】そして、誤り訂正符号生成回路2の出力の
「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で計数す
る。データ及びバランス計数回路3での計数結果は、バ
ランス比較回路5へ出力される。
【0025】バランス比較回路5では、直前に伝送した
データのバランスを記憶している。直前に伝送したデー
タの「0」の割合が多い場合、上記の系統及び系統
から得られたデータのバランスを比較し、「1」の割合
が多い方の系統のデータを伝送する。直前に伝送したデ
ータの「1」の割合が多い場合は逆に「0」の割合が多
い方の系統のデータを伝送する。
【0026】なお、このバランス比較回路5では直前に
伝送したデータのバランスと比較しているが、伝送され
た数バイト前からの状態で次に伝送するデータを選択し
ても良い。
【0027】次に、受信器の動作について説明する。上
述の送信器から伝送されたデータを受信器で受信する。
このデータは誤り訂正回路6に入力され、データに誤り
が有れば誤りの訂正が行われる。また、チェックビット
C1,C2は除去される。誤り訂正回路6の出力は、図
2の誤り訂正回路出力に示されているフォーマットとな
る。
【0028】ここでは、以下のように2種類のフォーマ
ットが存在する。すなわち、送信器の系統を通ったデ
ータは、データ及び反転ビットが反転していない、デー
タ「D」と反転ビット「I」とが結合したフォーマット
になる。一方、送信器の系統を通ったデータは、デー
タ及び反転ビットが反転している、データ「/D」と反
転ビット「/I」とが結合したフォーマットになる。
【0029】反転処理回路11では、反転ビット8が反
転している場合(「/I」)、全ビットを反転させ、元
の送信データに復元する。反転ビットが反転していない
場合(「I」)、ビット反転の動作は行われない。つま
り、反転ビット8はビット操作が行われたかどうかを示
すことになる。
【0030】また、反転ビット8を除去し、元の送信デ
ータを得る。反転回路4では、全ビットを反転させてい
るが、特定のビットを反転させる動作としても良い。そ
の場合、反転処理回路11では、反転回路4で反転させ
たビットに対応するビットを反転させる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施
の形態による誤り訂正バランス符号送受信システムの構
成を示すブロック図であり、送信器の構成を示す。この
第2の実施の形態による送受信システムでは、反転ビッ
ト8のビット数を増して、2ビットとしている。
【0032】同図を参照すると、送信器は、送信データ
と、データ反転ビットとを合成する合成器1と、ビット
を反転させるためのビット反転回路4a、4b、4c
と、誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成回路2
と、誤り訂正のためのチェックビットを含んだ伝送デー
タの「0」と「1」とのバランスを計数するバランス計
数回路3と、既に伝送されたデータのバランスから次に
伝送するデータをバランスを比較して選択するバランス
比較回路5とを有する。
【0033】なお、同図に示されていない受信器は、図
1と同じ構成であるものとする。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態による送
受信システムの動作について、図3及び図4を参照して
詳細に説明する。
【0035】図4は、伝送データの符号のフォーマット
を示したものである。同図において、「D」はデータで
あり、「D1」と「D2」とに分割される。「I」は反
転ビットであり、「I1」と「I2」とに分割される。
「C」はチェックビットである。「/D1」、「/D
2」、「/I1」、「/I2」は、夫々ビットが反転し
ていることを表すものとする。
【0036】まず送信器の動作について説明する。送信
データ7は、伝送するデータが反転しているかどうかを
示す反転ビット8と合成器1とによって合成される。こ
こでは、データ「D」を2つのグループ「D1」,「D
2」に分割する。そして、データ「D2」が反転してい
るかどうかを示す反転ビットを「I1」、データ「D
2」が反転しているかどうかを示す反転ビットを「I
2」とする。このフォーマットは図4の合成器出力に示
されているものとなる。
【0037】合成器1の出力は、4系統に分かれる。第
1の系統では、合成器1の出力を何も操作せずに、誤
り訂正符号生成回路2によって誤りの訂正を行うための
チェックビットを生成し付加する。この誤り訂正符号生
成回路2の出力は、図4の系統の誤り訂正符号生成回
路出力に示すようなフォーマットになる。誤り訂正符号
生成回路2の出力の「0」と「1」との割合をバランス
計数回路3で計数する。データ及び計数結果をバランス
比較回路5へ出力する。
【0038】第2の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4aでデータ「D2」と反転ビット「I2」
をビット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂
正符号生成回路入力に示されているように、データ「D
2」及び反転ビット「I2」が、反転したデータを得
る。
【0039】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。
【0040】第3の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4bでデータ「D1」と反転ビット「I1」
をビット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂
正符号生成回路入力に示すように、データ「D1」及び
反転ビット「I1」が、反転したデータを得る。
【0041】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。
【0042】第4の系統では、合成器1の出力をビッ
ト反転回路4cでデータ「D1」と、データ「D2」
と、反転ビット「I1」と、反転ビット「I2」とをビ
ット反転させる。この結果、図4の系統の誤り訂正符
号生成回路入力に示されているように、データ「D1」
と、データ「D2」と、反転ビット「I1」と、反転ビ
ット「I2」とが、反転したデータを得る。
【0043】ビット反転させた後、誤り訂正符号生成回
路2にて誤りの訂正を行うためのチェックビットを生成
し付加する。この誤り訂正符号生成回路2の出力は、図
4の系統の誤り訂正符号生成回路出力に示されている
ようなフォーマットになる。誤り訂正符号生成回路2の
出力の「0」と「1」との割合をバランス計数回路3で
計数する。データと計数結果をバランス比較回路5へ出
力する。バランス比較回路5では、直前に伝送したデー
タのバランスを記憶している。直前に伝送したデータの
バランスと、上記の系統、系統、系統及び系統
から夫々得られたデータのバランスとを比較し、最もバ
ランスが良い系統のデータを選択し、伝送する。
【0044】なお、バランス比較回路5では直前に伝送
したデータのバランスと比較しているが、伝送された数
バイト前からの状態で次に伝送するデータを選択しても
良い。
【0045】受信器の動作について説明する。第1の実
施例との違いは、反転処理回路11の動作である。反転
処理回路11は、反転ビット「I1」と、「I2」とを
確認する。反転ビット「I1」が反転していれば、デー
タ「D1」と反転ビット「I1」とを反転させる。反転
ビット「I2」が反転していれば、データ「D2」と反
転ビット「I2」とを反転させる。また、反転ビットを
除去し、図4の反転処理回路出力に示されているように
元の送信データに復元することができる。反転回路4で
は、全ビットを反転させるとしているが、特定のビット
を反転させる動作としても良い。その場合、反転処理回
路「I1」では、反転回路4で反転させたビットに対応
するビットを反転させる。
【0046】ここで、図1及び図3中のバランス比較回
路及びビット反転回路の内部構成について説明する。図
5はバランス比較回路の内部構成例を示すブロック図で
あり、図1及び図3と同等部分は同一符号により示され
ている。
【0047】同図を参照すると、バランス比較回路5
は、各バランス計数回路3から出力されるデータを選択
して出力するデータ選択回路51と、このデータ選択回
路51における選択条件を制御する送信データバランス
計数回路52とを含んで構成されている。
【0048】かかる構成において、バランス計数回路3
では、入力されたデータの「0」と「1」との割合を計
数する。例えば、データを構成する「0」の数と「1」
の数とを夫々数える。そして、(「1」の数)−
(「0」の数)の演算を行い、その演算結果をバランス
比較回路5へ出力する。この演算結果は、「0」と
「1」との数が等しければ「0」、「1」の数が多けれ
ば正の値、「0」の数が多ければ負の値になる。
【0049】バランス比較回路5では、伝送データ9の
「0」の数と「1」の数とを夫々数える。そして、
(「1」の数)−(「0」の数)の演算を送信データバ
ランス計数回路52で行う。データ選択回路51では、
バランス比較回路5に入力される、バランス計数回路で
の「0」と「1」との数を比較した演算結果と、送信デ
ータバランス計数回路52で求めた伝送データの「0」
と「1」との数を比較した演算結果とを加算する。
【0050】夫々のバランス計数回路3から入力される
「0」と「1」との数を比較した演算結果について、同
様の加算演算を行う。そして、「0」と「1」とのバラ
ンスが取れた伝送データを得るために、加算演算結果が
「0」に最も近いものをデータ選択回路51で選択し、
伝送データ9として出力する。この出力された伝送デー
タ9は、送信データバランス計数回路52に再び入力さ
れる。そして、次に伝送すべきデータを決めるために
「0」と「1」との計数が行われ、上記と同様の動作を
繰返し伝送データを得る。
【0051】ここで、伝送データバランス計数回路52
では、直前に伝送した1つのデータの「0」と「1」と
の数を数えて(「1」の数)−(「0」の数)の演算を
行い、データ選択回路51での選択制御に使用する。
【0052】また、より長い時間間隔で「0」と「1」
とのバランスを保つ様に制御するには、伝送データバラ
ンス計数回路52での伝送データのバランス計数を直前
の1つのデータだけではなく、伝送した伝送データのバ
ランスの演算結果を順次加算してレジスタ等に保持して
おき、その結果をデータ選択回路51に入力すれば良
い。
【0053】図6は、ビット反転回路の内部構成例を示
すブロック図であり、図1及び図3と同等部分は同一符
号により示されている。
【0054】同図を参照すると、ビット反転回路4は、
ビット反転させたいビットの位置を予め設定するための
ビット反転テーブル41と、このビット反転テーブル4
1に設定されているビットと入力されるデータの対応す
るビットとの排他的論理和を演算する排他的論理和演算
回路42とを含んで構成されている。
【0055】かかる構成において、ビット反転テーブル
41の反転させたいビットの位置に「1」をセットして
おく。このビット反転テーブル41と、入力データの排
他的論理和の演算を排他的論理和演算回路42で行い、
希望のビットを反転させたデータを得る。そして、図1
中のビット反転回路4や図3中のビット反転回路3のよ
うに全ビット反転させたい時は、オール「1」のデータ
をビット反転テーブル41にセットする。
【0056】図3中のビット反転回路1のように、デー
タの後半部分を反転させたい場合は、反転させたい後半
のビットに「1」をセットしたデータをビット反転テー
ブル41にセットする。また、ビット反転回路2のよう
に、データの前半部分を反転させたい場合は、反転させ
たい前半のビットを「1」にしたデータをビット反転テ
ーブル41にセットする。
【0057】以上のように本送受信システムでは、バラ
ンスを保つために反転ビットを設け、1つのデータを複
数のデータを変換して、最適なデータを伝送するように
している。このため、反転ビットのビット数が増えると
伝送効率が低下するが、バランスを保つ効果が増大す
る。反転ビット数は、用いる誤り訂正符号方式と、目的
とするマーク率とで決められる。したがって、伝送効率
の悪化を少なくした、伝送データの「0」と「1」との
バランスが取れた、マーク率が50%の近傍である、誤
り訂正符号が得られるという効果がある。
【0058】また本システムでは、同一データに対し
て、マーク率の異なったデータを複数用意し、マーク率
を50%にするように、伝送データを選択している。こ
のため、連続した同一データの伝送においても、データ
の「0」と「1」とのバランスを保ち、マーク率を50
%近傍にすることができるという効果がある。
【0059】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0060】(1) 前記選択手段は、前記複数種類の
データを夫々構成する「0」の数と「1」の数とを夫々
計数する計数手段を含み、この計数結果に応じて「0」
の数と「1」の数との差が最も零に近いデータを選択す
ることを特徴とする請求項6記載の送信器。
【0061】(2) 前記ビット比率操作手段は、ビッ
ト操作を行ったデータと該操作を行わないデータとを生
成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の送信器。
【0062】(3) 伝送すべきデータが反転されてい
るか否かを判定するための反転ビットを付加する反転ビ
ット付加手段と、この反転ビットが付加されたデータを
反転する反転手段と、この反転後のデータに該データの
誤り訂正を行うためのチェックビットを付加するチェッ
クビット付加手段と、このチェックビット付加後のデー
タを構成する「0」の数と「1」の数との差が零に最も
近い伝送データを選択する選択手段とを含み、この選択
された伝送データを送信することを特徴とする送信器。
【0063】(4) (3)の送信器から受信したデー
タに付加された反転ビットに基づいて該データを反転前
の状態に戻す手段を含むことを特徴とする受信器。
【0064】(5) (3)の送信器と、(4)の受信
器とを含むことを特徴とする送受信システム。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伝送すべ
きデータを構成するビットの「0」の数と「1」の数と
の比率が互いに異なるようにビット操作を行って複数種
類のデータを生成し、この複数種類のデータのうち
「0」の数と「1」の数との差が零に最も近いものを選
択して送信することにより、伝送効率の悪化を少なくし
た、伝送データの「0」と「1」とのバランスが取れ
た、マーク率が50%の近傍である、誤り訂正符号が得
られるという効果がある。そして、連続した同一データ
の伝送においても、データの「0」と「1」とのバラン
スを保ち、マーク率を50%近傍にすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による誤り訂正バラ
ンス符号送受信システムの構成を示すブロック図であ
り、図(a)は送信器の構成を示し、図(b)は受信器
の構成を示す。
【図2】図1の誤り訂正バランス符号送受信システムに
おけるデータフォーマットを示す図であり、図(a)は
送信器側のデータフォーマットを示し、図(b)は受信
器側のデータフォーマットを示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態による誤り訂正バラ
ンス符号送受信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の誤り訂正バランス符号送受信システムに
おけるデータフォーマットを示す図であり、図(a)は
送信器側のデータフォーマットを示し、図(b)は受信
器側のデータフォーマットを示す。
【図5】図1及び図3中のバランス比較回路の構成例を
示すブロック図である。
【図6】図1及び図3中のビット反転回路の構成例を示
すブロック図である。
【図7】従来技術によりバランスを保った誤り訂正符号
の符号フォーマットを示す図である。
【図8】BCH(23,12)符号の符号重みを示す図
である。
【符号の説明】
1 合成器 2 誤り訂正符号生成回路 3 バランス計数回路 4,4a,4b,4c ビット反転回路 5 バランス比較回路 6 誤り訂正回路 7 送信データ 8 反転ビット 9 伝送データ 10 受信データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/00 H04L 1/00 H03M 7/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部と受信部とを含む送受信システム
    であって、 前記送信部は、伝送すべきデータとそのデータが反転し
    ているかどうかを示す反転ビットとを合成する合成手段
    と、この合成手段から出力されたデータのデータ部分に
    対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号を元のデ
    ータ列に合成する第1の誤り訂正符号生成手段と、前記
    第1の誤り訂正符号生成手段から出力されたデータの
    「0」と「1」との割合を計数する第1の計数手段と、
    前記合成手段から出力されたデータの全ビットを反転す
    るビット反転手段と、前記ビット反転手段の出力のデー
    タ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号
    を元のデータ列に合成する第2の誤り訂正符号生成手段
    と、前記第2の誤り訂正符号生成手段から出力されたデ
    ータの「0」と「1」との割合を計数する第2の計数手
    段と、前記第1及び第2の計数手段から出力された計数
    結果に基づいて前記第1の誤り訂正符号生成手段の合成
    出力と前記第2の誤り訂正符号生成手段の合成出力とを
    択一的に送信する選択手段とを含み、 前記受信部は、前記送信部から受信したデータに合成さ
    れている誤り訂正符号によってそのデータの誤りを訂正
    する誤り訂正手段と、この誤り訂正されたデータに合成
    されている反転ビットに基づいてそのデータの反転処理
    を行う反転処理手段とを含むことを特徴とする送受信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記第1及び第2の誤
    り訂正符号生成手段の両合成出力データのうち、該デー
    タを構成する「0」と「1」との割合が50%に近いも
    のを選択することを特徴とする請求項1記載の送受信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 送受信システムに用いられる送信部であ
    って、伝送すべきデータとそのデータが反転しているか
    どうかを示す反転ビットとを合成する合成手段と、この
    合成手段から出力されたデータのデータ部分に対する誤
    り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号を元のデータ列に
    合成する第1の誤り訂正符号生成手段と、前記第1の誤
    り訂正符号生成手段から出力されたデータの「0」と
    「1」との割合を計数する第1の計数手段と、前記合成
    手段から出力されたデータの全ビットを反転するビット
    反転手段と、前記ビット反転手段の出力のデータ部分に
    対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号を元のデ
    ータ列に合成する第2の誤 り訂正符号生成手段と、前記
    第2の誤り訂正符号生成手段から出力されたデータの
    「0」と「1」との割合を計数する第2の計数手段と、
    前記第1及び第2の計数手段から出力された計数結果に
    基づいて前記第1の誤り訂正符号生成手段の合成出力と
    前記第2の誤り訂正符号生成手段の合成出力とを択一的
    に送信する選択手段とを含むことを特徴とする送信部。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記第1及び第2の誤
    り訂正符号生成手段の両合成出力データのうち、該デー
    タを構成する「0」と「1」との割合が50%に近いも
    のを選択することを特徴とする請求項3記載の送信部。
  5. 【請求項5】 伝送すべきデータとそのデータが反転し
    ているかどうかを示す反転ビットとを合成する合成手段
    と、この合成手段から出力されたデータのデータ部分に
    対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号を元のデ
    ータ列に合成する第1の誤り訂正符号生成手段と、前記
    第1の誤り訂正符号生成手段から出力されたデータの
    「0」と「1」との割合を計数する第1の計数手段と、
    前記合成手段から出力されたデータの全ビットを反転す
    るビット反転手段と、前記ビット反転手段の出力のデー
    タ部分に対する誤り訂正符号を生成しこの誤り訂正符号
    を元のデータ列に合成する第2の誤り訂正符号生成手段
    と、前記第2の誤り訂正符号生成手段から出力されたデ
    ータの「0」と「1」との割合を計数する第2の計数手
    段と、前記第1及び第2の計数手段から出力された計数
    結果に基づいて前記第1の誤り訂正符号生成手段の合成
    出力と前記第2の誤り訂正符号生成手段の合成出力とを
    択一的に送信する選択手段とを含む送受信システムに用
    いられる受信部であって、前記送信部から受信したデー
    タに合成されている誤り訂正符号によってそのデータの
    誤りを訂正する誤り訂正手段と、この誤り訂正されたデ
    ータに合成されている反転ビットに基づいてそのデータ
    の反転処理を行う反転処理手段とを含むことを特徴とす
    る受信部。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、前記第1及び第2の誤
    り訂正符号生成手段の両合成出力データのうち、該デー
    タを構成する「0」と「1」との割合が50%に近いも
    のを選択することを特徴とする請求項5記載の受信部。
JP09230126A 1997-08-27 1997-08-27 誤り訂正バランス符号送受信システム Expired - Fee Related JP3077639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09230126A JP3077639B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 誤り訂正バランス符号送受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09230126A JP3077639B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 誤り訂正バランス符号送受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1168859A JPH1168859A (ja) 1999-03-09
JP3077639B2 true JP3077639B2 (ja) 2000-08-14

Family

ID=16902988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09230126A Expired - Fee Related JP3077639B2 (ja) 1997-08-27 1997-08-27 誤り訂正バランス符号送受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3077639B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934590B (zh) * 2010-08-30 2012-10-03 山东太古飞机工程有限公司 用于复合材料修理的热压罐

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719606A (en) * 1992-07-03 1998-02-17 Citizen Watch Co., Ltd. Ink jet head including a connector having a joining component with a plurality of electroconductive particles contained therein and a method of producing said ink jet head
JP5724877B2 (ja) * 2009-10-21 2015-05-27 日本電気株式会社 パリティ制御システム及び方法、並びに通信システム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934590B (zh) * 2010-08-30 2012-10-03 山东太古飞机工程有限公司 用于复合材料修理的热压罐

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1168859A (ja) 1999-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3930479B2 (ja) 誤り検出符号化及び復号装置並びに除算装置
US6425106B1 (en) Extended ECC system
US4592054A (en) Decoder with code error correcting function
KR20090017384A (ko) 오류검출부호의 부가를 고려한 코드블록 분할 방법
JP3077639B2 (ja) 誤り訂正バランス符号送受信システム
JPH05183447A (ja) 改善された誤まり検出符号化システム
Babaie et al. Double bits error correction using CRC method
JPH06224783A (ja) 巡回符号化crc装置
JP2002261624A (ja) 巡回冗長検査演算方法及び巡回冗長検査演算回路
JP2002009632A (ja) 通信システムにおける制御情報の符号化方法
US7058881B2 (en) Distributed 4-bits diagonal interleaved parity (DIP4) checker
JP2600130B2 (ja) 誤り訂正回路
JP3071482B2 (ja) パケット受信機の誤り訂正回路
JP2751751B2 (ja) 無線通信システム
JP2755061B2 (ja) フレーム同期方式
KR0128847B1 (ko) 에이에이엘 타입5 (AA Type 5)서비스를 위한 순방향에러제어의 병렬처리장치
JPH01164140A (ja) バースト再送型誤り訂正方式
KR100234703B1 (ko) 데이타 오류체크 방법
JPH06284016A (ja) 誤り制御装置
KR970009760B1 (ko) 개선된 순환중복검사(crc) 부호화기
JP2676860B2 (ja) 信号伝送方式
JP2584069B2 (ja) ファイア符号復号装置
JPH10294720A (ja) 信号伝送回路及び信号伝送方法
JP2001251196A (ja) リードソロモン復号方法及びリードソロモン復号装置
JPH02130028A (ja) 誤り訂正回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees