JP3077511B2 - ホルダーと口金との係合構造 - Google Patents
ホルダーと口金との係合構造Info
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- JP3077511B2 JP3077511B2 JP06133988A JP13398894A JP3077511B2 JP 3077511 B2 JP3077511 B2 JP 3077511B2 JP 06133988 A JP06133988 A JP 06133988A JP 13398894 A JP13398894 A JP 13398894A JP 3077511 B2 JP3077511 B2 JP 3077511B2
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
て使用されたり、照明器具、照射装置に組み込まれて使
用されたりする管型ランプの、ホルダーと口金との係合
構造に関する。
ゲンランプは、トナーの定着用ランプ、光アニール用の
加熱ランプ等として産業界で使用されることが多い。し
たがって、ランプの着脱が便利、容易という要求が高
く、そのため、ランプ側の口金と装置側のホルダーとの
係合構造については多種多様なものが考案され実施され
てきている。例えば、図5に示す口金とホルダーの係合
構造は、工場で使う暖房器において提案されている赤外
線ランプとホルダーの係合構造の従来例であるが、そこ
では、剛性の大きい金属板100とバネ板101からホ
ルダーを構成している。バネ板101には、ランプ10
3の封止部102をおおう口金(セラミックス製のベー
ス)104の挿入深度を規定する凸部105と、ランプ
103の長手方向と直角な方向から口金104をホルダ
ーに挿入しやすいように外側に反る耳106とが設けら
れ、このようなホルダーがビス孔107等を利用して絶
縁物の基台に固定されている。この絶縁物の基台に固定
する場合、ビス一本では安定しないので、二本止めが普
通であり、かつ「遊隙」がある。このため、ランプの管
軸方向からずれてホルダーが基台に取り付けられると、
ランプが長尺でかつ両端部で固定されることと相侯っ
て、封止部の根元108が破損されることがある。ま
た、二個のホルダーと管軸が一直線に並んだ場合でも、
ランプの長手方向への位置ずれ、或いは取り付け時の位
置ずれを生ずることがある。
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
両端に口金を具えた管型ランプを、ランプの長手方向と
交わる方向からホルダーに取り付けるにあって、脱着が
容易、位置ずれがしない、かつ封止部の根元の破損事故
の少ない口金とホルダーとの係合構造を提供することに
ある。
からなる基台に固定された金属製ホルダーに、両端にセ
ラミック製口金を具えた両端封止型の管型ランプを保持
せしめるホルダーと口金との係合構造であって、前記口
金に、ランプの長手方向と交わる方向に伸びる凹条を形
成し、ホルダーは全体としてU字状に形成されていて前
記口金の凹条に係合する凸部を有するバネ材からなり、
前記ランプを、前記口金の凹状と前記ホルダーの凸部が
係合するように長手方向と交わる方向から前記ホルダー
に挿入して、前記ランプが長手方向へ移動することが規
制されるようにすることによって達成される。
に反っており、対向する両側部が、相互に欠落するよう
に切り欠きが設けられ、側部もしくは底部に口金の挿入
深度を規定する凸部を具え、また口金が、断面方形のセ
ラミックスからなり、ホルダーが、厚みが0.15mm
から0.7mm、特に0.3mmから0.5mmのステ
ンレスからなるバネ材から構成することによって本発明
の目的はより一層確実に達成できる。
成されることになるので、ホルダーの基台への取り付け
方向ずれが多少生じたとしても、ランプの封止部の根元
に加わるストレスが著しく低減でき、その部分の破損事
故がなくなる。また、ホルダーの頂部を外側に反った構
造とすれば、ランプの着脱は容易であり、口金のホルダ
ーへの挿入深度を規定すると、ホルダーの基台への取り
付け用ビスや封止部から伸びる被覆リード線の走行・固
定用の空間が形成される便利さが生ずる。また、当然な
がら、口金の凹条とホルダーの凸部によって、ランプの
長手方向への位置規定が可能となる。
図において、1は厚さ0.4mmのステンレス板を打ち
抜きで作ったホルダーであり、その展開図である。点線
2,3から折って両側部4,5を立てる。したがって6
が底部となり、7,8がビス孔である。9と10が、両
側部4,5に設けられた舌片切り越し孔で、これら舌片
がホルダーの内方へ凸出して、口金の挿入深度を決め
る。11が、口金の凹条へ係合する舌片切り越し孔であ
る。点線12,13の位置で側部の先端14,15を外
側へ曲げる。尚、図1においては舌片は省略してある。
図2は、所定の成形を終えたホルダーの概略図であっ
て、16,17,18が舌片である。ここで、一方の側
部4の両端には、切欠19,20があり、他方の側部5
には、中央に切欠21があり、ステンレス板を点線2,
3で曲げて側部を折り立てた時両側部が交叉する程度に
深く曲げても両側部が衝突しないようになっている。こ
の程度に深く曲げられるようにしておいて、バネ性のも
どりで先端14と15の間隙がいろいろな寸法に調節で
きる。ステンレスのバネ性の強弱とこの間隙の大きさを
種々考慮して、口金を挿入した時の挾持の力が調節でき
る。したがって、口金とホルダーとの着脱の容易性、保
持力の維持などが可能となる。
管型ランプの説明図である。図において、消費電力1k
wのハロゲン電球22の一方の端部を形成する封止部2
4に、断面方形のセラミックスベース23を装着した状
態を示す。25は、封止部24の根元である。ベース2
3には、ランプの長手方向と交わる方向に凹条26が形
成されている。対向する反対側の面にも設けても良い。
27は、封止部24から伸びる外部リード部材に接続さ
れた被覆リード線である。上記の管型ランプを、ランプ
の長手方向と交わる方向から、図2に示すホルダーに挿
入すると、ランプの着脱が容易で、保持もしっかりして
おり、かつランプの長手方向への位置ずれも規制され
る。
鋼帯(鉄),リン青銅などが使用でき、いずれも耐熱温
度としては300℃程度あれば良い。厚みは、前記説明
でも触れたように、保持力、着脱の容易性、ホルダーの
製作容易性などを考慮して、ステンレスやバネ用鋼帯の
場合、0.15か0.7mm、特に0.3〜0.5mm
のものが良い。セラミックスの口金の場合は、ステアタ
イト,フォルステライト等が入手しやすく、他のもので
も良い。
の実施例を示す。図において、(イ)と(ロ)は、舌片
の切り越し方が異なっている例であり、(ハ)は、舌片
の代わりに、山型の凸部28を示す。(ニ)と(ホ)と
は、セラミックスベース側の凹条が、口金のどちらか一
方へ片寄って設けられている例である。(イ),
(ロ),(ハ)に示す係合構造であれば、管型ランプと
しては、少なくとも一方の端部でこのように形成されて
いれば、ランプの長手方向への位置ずれは規制できる。
(ニ)と(ヘ)に示す係合構造であれば、管型ランプの
両方の端部において、左右対称的にこの構造を採用す
る。
上記のとうりであるから、ランプの封止部の根元の破損
が少なく、ランプの着脱が容易でかつ保持力もしっかり
しており、ランプの長手方向への位置ずれも規制でき、
しかも、ホルダーが作りやすい。したがって、長尺の管
型ランプを、ランプの長手方向と交わる方向からホルダ
ーに支持する場合、非常に好都合の係合構造を提供でき
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁物からなる基台に固定された金属製
ホルダーに、両端にセラミック製口金を具えた両端封止
型の管型ランプを保持せしめるホルダーと口金との係合
構造であって、 前記口金に、ランプの長手方向と交わる方向に伸びる凹
条を形成し、ホルダーは全体としてU字状に形成されて
いて前記口金の凹条に係合する凸部を有するバネ材から
なり、 前記ランプを、前記口金の凹状と前記ホルダーの凸部が
係合するように長手方向と交わる方向から前記ホルダー
に挿入して、前記ランプが長手方向へ移動することが規
制されてなることを特徴とするホルダーと口金の係合構
造。 - 【請求項2】 ホルダーのU字の頂部が外側に反ってお
り、対向する両側部が、相互に欠落するように切り欠き
が設けられ、側部もしくは底部に口金の挿入深度を規定
する凸部を具えてなることを特徴とする請求項1に記載
のホルダーと口金の係合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06133988A JP3077511B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ホルダーと口金との係合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06133988A JP3077511B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ホルダーと口金との係合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320829A JPH07320829A (ja) | 1995-12-08 |
JP3077511B2 true JP3077511B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15117764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06133988A Expired - Fee Related JP3077511B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | ホルダーと口金との係合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077511B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008171713A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Ushio Inc | 管型白熱ランプ |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP06133988A patent/JP3077511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07320829A (ja) | 1995-12-08 |
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