JPH0612597Y2 - ワンタッチ挿着用ヒューズブロック - Google Patents
ワンタッチ挿着用ヒューズブロックInfo
- Publication number
- JPH0612597Y2 JPH0612597Y2 JP1989039647U JP3964789U JPH0612597Y2 JP H0612597 Y2 JPH0612597 Y2 JP H0612597Y2 JP 1989039647 U JP1989039647 U JP 1989039647U JP 3964789 U JP3964789 U JP 3964789U JP H0612597 Y2 JPH0612597 Y2 JP H0612597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- extending
- clip
- holding portion
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子或は電気機器用パネルにヒューズブロッ
クを取付ける場合、ワンタッチで挿着固定できるパネル
取付け型ヒューズブロックに関するものである。
クを取付ける場合、ワンタッチで挿着固定できるパネル
取付け型ヒューズブロックに関するものである。
[従来の技術] 従来のパネル取付け用ヒューズブロックはヒューズクリ
ップを絶縁基台に取付けるためにリベット取めをし、更
にこのブロックをパネルに取付けるためには取付けネジ
による固定が必要で、本考案品はワンタッチ挿着固定の
ため部品点数の削減及び組立工数の節減もできたもので
ある。更に、従来のヒューズブロックは基台へヒューズ
クリップをリベット等により固定するものであるが平行
設置するヒューズクリップの軸が組立作業時のバラツキ
により揃はなかったり、ズレていた場合ヒューズを確実
に保持することができず、管形ヒューズの口金とヒュー
ズクリープが点接触となり電気的に不安定な接触状態を
起す欠点があった。
ップを絶縁基台に取付けるためにリベット取めをし、更
にこのブロックをパネルに取付けるためには取付けネジ
による固定が必要で、本考案品はワンタッチ挿着固定の
ため部品点数の削減及び組立工数の節減もできたもので
ある。更に、従来のヒューズブロックは基台へヒューズ
クリップをリベット等により固定するものであるが平行
設置するヒューズクリップの軸が組立作業時のバラツキ
により揃はなかったり、ズレていた場合ヒューズを確実
に保持することができず、管形ヒューズの口金とヒュー
ズクリープが点接触となり電気的に不安定な接触状態を
起す欠点があった。
また、従来のヒューズブロックの構成は箱型絶縁基台に
ヒューズを固定するためのヒューズクリップとを組み合
わせたものであるが、近年では組立てしやすいように絶
縁基台にワンタッチで装着可能なヒューズクリップを使
用したもの、例えば特開昭58−51436号公報に開
示されるようなものが提案されている。しかし、この従
来技術に開示されるヒューズクリップは、従来からよく
知られているいわゆるT型形状をした導電性弾性材料を
プレス成形したものに取付け用孔を設けたものであり、
必要以上に導電性弾性材料を使用する構造となってい
る。
ヒューズを固定するためのヒューズクリップとを組み合
わせたものであるが、近年では組立てしやすいように絶
縁基台にワンタッチで装着可能なヒューズクリップを使
用したもの、例えば特開昭58−51436号公報に開
示されるようなものが提案されている。しかし、この従
来技術に開示されるヒューズクリップは、従来からよく
知られているいわゆるT型形状をした導電性弾性材料を
プレス成形したものに取付け用孔を設けたものであり、
必要以上に導電性弾性材料を使用する構造となってい
る。
また、1対の外部接続用端子がヒューズブロックの長手
方向に延在しているので、ヒューズブロックを取り付け
るパネル上のスペースとして当該長手方向に1対の端子
の長さ分のスペースを要していた。
方向に延在しているので、ヒューズブロックを取り付け
るパネル上のスペースとして当該長手方向に1対の端子
の長さ分のスペースを要していた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の目的は、ヒューズクリップの導電性弾性材料の
使用量を低減する構造と、ヒューズクリップを絶縁基台
にワンタッチで固定できる構造と、ヒューズを確実に保
持し、その口金端子と安定した電気的接触を行うヒュー
ズクリップの構造を有するヒューズブロックを提供する
ことを目的とする。
使用量を低減する構造と、ヒューズクリップを絶縁基台
にワンタッチで固定できる構造と、ヒューズを確実に保
持し、その口金端子と安定した電気的接触を行うヒュー
ズクリップの構造を有するヒューズブロックを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案のヒューズブロック
は、導電性の弾性板状材料より作成された1対のヒュー
ズクリップと、当該1対のヒューズクリップが取り付け
られる電気的に絶縁性の基台とを有し、前記ヒューズク
リップは、ヒューズの端子を機械的に保持しかつ電気的
に接続するため、その断面が前記ヒューズの端子の断面
形状と類似の形状を有するヒューズ保持部と、当該ヒュ
ーズ保持部の断面形状の一端から前記断面形状において
前記ヒューズ保持部と反対方向に延在する側方延在部
と、当該側方延在部の延在する端で前記ヒューズクリッ
プの断面形状において前記ヒューズ保持部が存在する方
向に折れ曲がって延在する下方延在部と、当該下方延在
部の延在する端で折れ曲がり、前記側方延在部が延在す
る方向で前記ヒューズ保持部と反対方向へ延在し、かつ
前記下方延在部の延在方向の幅より狭い幅を有する外部
回路接続用端子部とを有し、前記下方延在部の前記ヒュ
ーズ保持部側の面にそれより突出する突出部を有し、前
記基台は、その対向する端部のそれぞれに前記1対のヒ
ューズクリップの前記ヒューズ保持部をそれぞれ受ける
面と、前記面において前記対向する方向に沿った同一側
の側部より立ち上がる側壁部とを有し、前記側壁部は、
その外面に、前記ヒューズクリップを前記基台に取り付
け固定するため、当該ヒューズクリップの下方延在部の
延在方向の両側端部が挿入される1対の取り付け溝と、
当該下方延在部の突出部と嵌合する凹部とを有し、前記
ヒューズ保持部には、ヒューズの端子を把持するため当
該ヒューズ保持部の前記側方延在部側の部分を一部切り
欠きかつ取り付けられる前記ヒューズの端子側に突出さ
せて形成された弾性を有する端子接触把持部が設けられ
ていることを特徴とする。
は、導電性の弾性板状材料より作成された1対のヒュー
ズクリップと、当該1対のヒューズクリップが取り付け
られる電気的に絶縁性の基台とを有し、前記ヒューズク
リップは、ヒューズの端子を機械的に保持しかつ電気的
に接続するため、その断面が前記ヒューズの端子の断面
形状と類似の形状を有するヒューズ保持部と、当該ヒュ
ーズ保持部の断面形状の一端から前記断面形状において
前記ヒューズ保持部と反対方向に延在する側方延在部
と、当該側方延在部の延在する端で前記ヒューズクリッ
プの断面形状において前記ヒューズ保持部が存在する方
向に折れ曲がって延在する下方延在部と、当該下方延在
部の延在する端で折れ曲がり、前記側方延在部が延在す
る方向で前記ヒューズ保持部と反対方向へ延在し、かつ
前記下方延在部の延在方向の幅より狭い幅を有する外部
回路接続用端子部とを有し、前記下方延在部の前記ヒュ
ーズ保持部側の面にそれより突出する突出部を有し、前
記基台は、その対向する端部のそれぞれに前記1対のヒ
ューズクリップの前記ヒューズ保持部をそれぞれ受ける
面と、前記面において前記対向する方向に沿った同一側
の側部より立ち上がる側壁部とを有し、前記側壁部は、
その外面に、前記ヒューズクリップを前記基台に取り付
け固定するため、当該ヒューズクリップの下方延在部の
延在方向の両側端部が挿入される1対の取り付け溝と、
当該下方延在部の突出部と嵌合する凹部とを有し、前記
ヒューズ保持部には、ヒューズの端子を把持するため当
該ヒューズ保持部の前記側方延在部側の部分を一部切り
欠きかつ取り付けられる前記ヒューズの端子側に突出さ
せて形成された弾性を有する端子接触把持部が設けられ
ていることを特徴とする。
[実施例] この考案の実施例を図面に基いて次に説明する。本考案
ヒューズブロックはプラスチック絶縁材料を成形した第
2図に示す基台1及び黄銅或は燐青銅等の導電性弾性材
料をプレス或形した第1図に示すヒューズクリップ2よ
り構成されていて、第2図に示す如く前記基台1は弾性
力を発揮する形状に成形した弾性固定部3を設けてお
り、この固定部3には機器の取付パネル8へ挿着固定
後、取付パネル8からヒューズブロック基台1が離脱す
るのを防止するための離脱防止爪3aを設けている。前
記ヒューズクリップ2を絶縁基台1にワンタッチ挿入取
付固定できることも本考案の大きな特徴であり、その挿
入取付時の位置決めとして基台1に取付け溝4が設けら
れており、この溝4はヒューズクリップ2を挿入取付後
機械的固定強度を保証する役目を果している。また、ヒ
ューズクリップ2にはバネ性を有する突出片5が設けて
あり、この突出片5は基台1に設けられているクリップ
固定凹部6に嵌挿固定したヒューズクリップ2の離脱移
動を防止している。ヒューズクリップ2にはガラス管ヒ
ューズの口金端子と電気的接触をし、且つヒューズの機
械的保持をするための保持部7を有していてその保持面
7aに対向する位置にバネ弾性を有する口金接触片7b
を設けており、この接触片7bは内側方向に突出してい
るためガラス管ヒューズ挿着後は、口金端子と非常に良
好な電気的面接触をし且つヒューズの保持について振動
等の外力に耐え、経年的にも安定な機械的保持が達成さ
れるように改善されたものである。即ち、第1図に示さ
れるヒューズクリップの形状から分かるように、当該ヒ
ューズクリップ2は、ヒューズの端子を機械的に保持し
かつ電気的に接続するため、その断面がヒューズの端子
の断面形状と類似の形状を有するヒューズ保持部7と、
当該ヒューズ保持部7の断面形状の一端から前記断面形
状においてヒューズ保持部7と反対方向に延在する側方
延在部12と、当該側方延在部の延在する端でヒューズ
クリップの断面形状においてヒューズ保持部7が存在す
る方向に折れ曲がって延在する下方延在部14と、当該
下方延在部14の延在する端で折れ曲がり、側方延在部
14が延在する方向でヒューズ保持部7と反対方向へ延
在し、かつ下方延在部14の延在方向の幅より狭い幅を
有する外部回路接続用端子部16とを有する。さらに、
下方延在部14のヒューズ保持部7側の面にそれより突
出する突出片5が設けられている。ヒューズ保持部7に
は、ヒューズの端子を把持するため当該ヒューズ保持部
7の側方延在部側の部分を一部切り欠きかつ取り付けら
れる前記ヒューズの端子側に突出させて形成された弾性
を有する端子接触把持部となる上記の口金接触片7bが
設けられている。
ヒューズブロックはプラスチック絶縁材料を成形した第
2図に示す基台1及び黄銅或は燐青銅等の導電性弾性材
料をプレス或形した第1図に示すヒューズクリップ2よ
り構成されていて、第2図に示す如く前記基台1は弾性
力を発揮する形状に成形した弾性固定部3を設けてお
り、この固定部3には機器の取付パネル8へ挿着固定
後、取付パネル8からヒューズブロック基台1が離脱す
るのを防止するための離脱防止爪3aを設けている。前
記ヒューズクリップ2を絶縁基台1にワンタッチ挿入取
付固定できることも本考案の大きな特徴であり、その挿
入取付時の位置決めとして基台1に取付け溝4が設けら
れており、この溝4はヒューズクリップ2を挿入取付後
機械的固定強度を保証する役目を果している。また、ヒ
ューズクリップ2にはバネ性を有する突出片5が設けて
あり、この突出片5は基台1に設けられているクリップ
固定凹部6に嵌挿固定したヒューズクリップ2の離脱移
動を防止している。ヒューズクリップ2にはガラス管ヒ
ューズの口金端子と電気的接触をし、且つヒューズの機
械的保持をするための保持部7を有していてその保持面
7aに対向する位置にバネ弾性を有する口金接触片7b
を設けており、この接触片7bは内側方向に突出してい
るためガラス管ヒューズ挿着後は、口金端子と非常に良
好な電気的面接触をし且つヒューズの保持について振動
等の外力に耐え、経年的にも安定な機械的保持が達成さ
れるように改善されたものである。即ち、第1図に示さ
れるヒューズクリップの形状から分かるように、当該ヒ
ューズクリップ2は、ヒューズの端子を機械的に保持し
かつ電気的に接続するため、その断面がヒューズの端子
の断面形状と類似の形状を有するヒューズ保持部7と、
当該ヒューズ保持部7の断面形状の一端から前記断面形
状においてヒューズ保持部7と反対方向に延在する側方
延在部12と、当該側方延在部の延在する端でヒューズ
クリップの断面形状においてヒューズ保持部7が存在す
る方向に折れ曲がって延在する下方延在部14と、当該
下方延在部14の延在する端で折れ曲がり、側方延在部
14が延在する方向でヒューズ保持部7と反対方向へ延
在し、かつ下方延在部14の延在方向の幅より狭い幅を
有する外部回路接続用端子部16とを有する。さらに、
下方延在部14のヒューズ保持部7側の面にそれより突
出する突出片5が設けられている。ヒューズ保持部7に
は、ヒューズの端子を把持するため当該ヒューズ保持部
7の側方延在部側の部分を一部切り欠きかつ取り付けら
れる前記ヒューズの端子側に突出させて形成された弾性
を有する端子接触把持部となる上記の口金接触片7bが
設けられている。
そして、第2図に示される絶縁基台の形状から分かるよ
うに、絶縁基台1は、その対向する端部のそれぞれに1
対のヒューズクリップ2のヒューズ保持部7をそれぞれ
受ける面18と、当該面18において対向する方向に沿
った同一側の側部より立ち上がる側壁部20とを有す
る。本実施例では、側壁部20は、絶縁基台1上に取り
付けられたヒューズクリップ2の周囲を囲む側面の一部
として構成されている。当該側壁部20は、その外面
に、ヒューズクリップ2を絶縁基台1に取り付け固定す
るため、当該ヒューズクリップ2の下方延在部14の延
在方向の両側端部22(第1図)が挿入される1対の上
記の取り付け溝4と、当該下方延在部14の突出片5と
嵌合する上記のクリップ固定凹部6とを有する。前記絶
縁基台1に設けられている弾性固定部3の反対側の位置
で、取付パネル8に引っかゝるフック形状のフック部3
bを設けて第5図の如く取付パネル8に挿着固定後は取
付パネル8の下面に位置し離脱を防止している。
うに、絶縁基台1は、その対向する端部のそれぞれに1
対のヒューズクリップ2のヒューズ保持部7をそれぞれ
受ける面18と、当該面18において対向する方向に沿
った同一側の側部より立ち上がる側壁部20とを有す
る。本実施例では、側壁部20は、絶縁基台1上に取り
付けられたヒューズクリップ2の周囲を囲む側面の一部
として構成されている。当該側壁部20は、その外面
に、ヒューズクリップ2を絶縁基台1に取り付け固定す
るため、当該ヒューズクリップ2の下方延在部14の延
在方向の両側端部22(第1図)が挿入される1対の上
記の取り付け溝4と、当該下方延在部14の突出片5と
嵌合する上記のクリップ固定凹部6とを有する。前記絶
縁基台1に設けられている弾性固定部3の反対側の位置
で、取付パネル8に引っかゝるフック形状のフック部3
bを設けて第5図の如く取付パネル8に挿着固定後は取
付パネル8の下面に位置し離脱を防止している。
[考案の効果] 本考案は、上述のように構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
ヒューズクリップには、下方延在部を設け、当該下方延
在部にはヒューズ保持部側の面にそれより突出する突出
部が設けられ、一方、絶縁基台には、その側壁部の外面
にヒューズクリップの下方延在部の延在方向の両側端部
が挿入される1対の取り付け溝と、当該下方延在部の突
出部と嵌合する凹部とが設けられることにより、ヒュー
ズクリップの下方延在部の両端部を絶縁基台の取り付け
溝に挿入すると、ヒューズクリップの突出部が絶縁基台
の凹部に嵌合することで、絶縁基台への固定がワンタッ
チで確実に行うことができる。
在部にはヒューズ保持部側の面にそれより突出する突出
部が設けられ、一方、絶縁基台には、その側壁部の外面
にヒューズクリップの下方延在部の延在方向の両側端部
が挿入される1対の取り付け溝と、当該下方延在部の突
出部と嵌合する凹部とが設けられることにより、ヒュー
ズクリップの下方延在部の両端部を絶縁基台の取り付け
溝に挿入すると、ヒューズクリップの突出部が絶縁基台
の凹部に嵌合することで、絶縁基台への固定がワンタッ
チで確実に行うことができる。
ヒューズクリップは、そのヒューズ保持部に対して、側
方延在部、下方延在部及び外部回路接続用端子部が二次
元的に延在せずに一方向だけに延在しているので、ヒュ
ーズクリップを作成するための導電性弾性材料の形状と
していわゆるT型形状のものでなくI型形状のものを使
用できるので、1個のヒューズクリップを作成する材料
の低減が可能となり、大量生産時には大幅な材料費低減
が可能となる。
方延在部、下方延在部及び外部回路接続用端子部が二次
元的に延在せずに一方向だけに延在しているので、ヒュ
ーズクリップを作成するための導電性弾性材料の形状と
していわゆるT型形状のものでなくI型形状のものを使
用できるので、1個のヒューズクリップを作成する材料
の低減が可能となり、大量生産時には大幅な材料費低減
が可能となる。
1対のヒューズクリップが絶縁基台に取り付けられたと
き、絶縁基台の側壁部は同一側の側部に設けられ、ヒュ
ーズクリップの接続用端子部が絶縁基台の同一側の側壁
部から外方向に延在している、即ち取り付けられたヒュ
ーズの両端子に沿った長手方向に対して同一横方向に外
部回路接続用端子部が配置されているので、電子又は電
気機器用パネルのヒューズブロック取り付けスペースに
関して、ヒューズブロックの長手方向(ヒューズの長手
方向と同じ)に外部回路接続用端子部を配置する余分の
スペースを不要にすることができる。これは、電子又は
電気供給用パネルでは、ヒューズブロックの長手方向は
ヒューズの長手方向の長さは最低必要であり、更に外部
回路接続用端子部の長さのスペースをその長手方向に取
ることは、電子又は電気部品の取り付けレイアウト上一
般に難しいケースが多く、むしろヒューズブロックの横
方向にはスペースが得られ易いので、ヒューズブロック
の長手方向に余分のスペースを必要としないことは電子
又は電気部品のパネルへの実装において著しい改善とな
る。
き、絶縁基台の側壁部は同一側の側部に設けられ、ヒュ
ーズクリップの接続用端子部が絶縁基台の同一側の側壁
部から外方向に延在している、即ち取り付けられたヒュ
ーズの両端子に沿った長手方向に対して同一横方向に外
部回路接続用端子部が配置されているので、電子又は電
気機器用パネルのヒューズブロック取り付けスペースに
関して、ヒューズブロックの長手方向(ヒューズの長手
方向と同じ)に外部回路接続用端子部を配置する余分の
スペースを不要にすることができる。これは、電子又は
電気供給用パネルでは、ヒューズブロックの長手方向は
ヒューズの長手方向の長さは最低必要であり、更に外部
回路接続用端子部の長さのスペースをその長手方向に取
ることは、電子又は電気部品の取り付けレイアウト上一
般に難しいケースが多く、むしろヒューズブロックの横
方向にはスペースが得られ易いので、ヒューズブロック
の長手方向に余分のスペースを必要としないことは電子
又は電気部品のパネルへの実装において著しい改善とな
る。
ヒューズクリップは、そのヒューズ保持部の断面が前記
ヒューズの端子の断面形状と類似の形状を有し、かつヒ
ューズ保持部には、ヒューズの端子を把持するため当該
ヒューズ保持部の前記側方延在部側の部分を一部切り欠
き、かつ取り付けられるヒューズ端子側に突出させて形
成された弾性を有する端子接触把持部が設けられている
構成により、ヒューズクリップは、ヒューズの口金端子
の軸が多少ずれているヒューズに対しても機械的に確実
に保持しかつ安定した電気的接触が可能である。
ヒューズの端子の断面形状と類似の形状を有し、かつヒ
ューズ保持部には、ヒューズの端子を把持するため当該
ヒューズ保持部の前記側方延在部側の部分を一部切り欠
き、かつ取り付けられるヒューズ端子側に突出させて形
成された弾性を有する端子接触把持部が設けられている
構成により、ヒューズクリップは、ヒューズの口金端子
の軸が多少ずれているヒューズに対しても機械的に確実
に保持しかつ安定した電気的接触が可能である。
第1図は本考案の実施例を示すヒューズクリップの斜視
図、第2図は本考案の実施例を示す一部切欠き絶縁基台
の斜視図、第3図は取付パネルを示す斜視図、第4図は
本考案の実施例を示す一部切断ヒューズブロック斜視
図、第5図は本考案の実施例を示すパネル挿着組立斜視
図、第6図は従来例を示すヒューズブロック。1 ……絶縁基台、2……ヒューズクリップ3 ……弾性固定部、3a……離脱防止爪 3b……フック部、4……取付け溝 5……突出片、6……クリップ固定凹部7 ……保持部、7a……保持面 7b……口金接触片、8……機器の取付パネル 9……リベット、10……取付けネジ孔 12……側方延在部、14……下方延在部 16……外部回路接続用端子部、18……面 20……側壁部、22……端部
図、第2図は本考案の実施例を示す一部切欠き絶縁基台
の斜視図、第3図は取付パネルを示す斜視図、第4図は
本考案の実施例を示す一部切断ヒューズブロック斜視
図、第5図は本考案の実施例を示すパネル挿着組立斜視
図、第6図は従来例を示すヒューズブロック。1 ……絶縁基台、2……ヒューズクリップ3 ……弾性固定部、3a……離脱防止爪 3b……フック部、4……取付け溝 5……突出片、6……クリップ固定凹部7 ……保持部、7a……保持面 7b……口金接触片、8……機器の取付パネル 9……リベット、10……取付けネジ孔 12……側方延在部、14……下方延在部 16……外部回路接続用端子部、18……面 20……側壁部、22……端部
Claims (1)
- 【請求項1】導電性の弾性板状材料より作成された1対
のヒューズクリップと、当該1対のヒューズクリップが
取り付けられる電気的に絶縁性の基台とを有するヒュー
ズブロックにおいて、 前記ヒューズクリップは、ヒューズの端子を機械的に保
持しかつ電気的に接続するため、その断面が前記ヒュー
ズの端子の断面形状と類似の形状を有するヒューズ保持
部と、当該ヒューズ保持部の断面形状の一端から前記断
面形状において前記ヒューズ保持部と反対方向に延在す
る側方延在部と、当該側方延在部の延在する端で前記ヒ
ューズクリップの断面形状において前記ヒューズ保持部
が存在する方向に折れ曲がって延在する下方延在部と、
当該下方延在部の延在する端で折れ曲がり、前記側方延
在部が延在する方向で前記ヒューズ保持部と反対方向へ
延在し、かつ前記下方延在部の延在方向の幅より狭い幅
を有する外部回路接続用端子部とを有し、 前記下方延在部の前記ヒューズ保持部側の面にそれより
突出する突出部を有し、 前記基台は、その対向する端部のそれぞれに前記1対の
ヒューズクリップの前記ヒューズ保持部をそれぞれ受け
る面と、前記面において前記対向する方向に沿った同一
側の側部より立ち上がる側壁部とを有し、 前記側壁部は、その外面に、前記ヒューズクリップを前
記基台に取り付け固定するため、当該ヒューズクリップ
の下方延在部の延在方向の両側端部が挿入される1対の
取り付け溝と、当該下方延在部の突出部と嵌合する凹部
とを有し、 前記ヒューズ保持部には、ヒューズの端子を把持するた
め当該ヒューズ保持部の前記側方延在部側の部分を一部
切り欠きかつ取り付けられる前記ヒューズの端子側に突
出させて形成された弾性を有する端子接触把持部が設け
られている ことを特徴とするヒューズブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989039647U JPH0612597Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | ワンタッチ挿着用ヒューズブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989039647U JPH0612597Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | ワンタッチ挿着用ヒューズブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02131241U JPH02131241U (ja) | 1990-10-31 |
JPH0612597Y2 true JPH0612597Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31548745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989039647U Expired - Lifetime JPH0612597Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | ワンタッチ挿着用ヒューズブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612597Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799358U (ja) * | 1980-12-11 | 1982-06-18 | ||
CA1178996A (en) * | 1981-08-17 | 1984-12-04 | Charles W. Daggett | Fuse holder block |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP1989039647U patent/JPH0612597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02131241U (ja) | 1990-10-31 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |