JP3077126U - シュリンクパック - Google Patents
シュリンクパックInfo
- Publication number
- JP3077126U JP3077126U JP2000007507U JP2000007507U JP3077126U JP 3077126 U JP3077126 U JP 3077126U JP 2000007507 U JP2000007507 U JP 2000007507U JP 2000007507 U JP2000007507 U JP 2000007507U JP 3077126 U JP3077126 U JP 3077126U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- shrink
- film
- resistant
- shrink film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷された表示がしわにならずに視認しやす
いシュリンクパックを提供する。 【解決手段】 熱収縮性を有するシュリンクフィルム1
と、該シュリンクフィルム1の内面側に固着された、耐
熱性を有する耐熱フィルム2とからなり、前記シュリン
クフィルム1の内面側であって、前記耐熱フィルム2と
固着される部分および該固着される部分の周辺のうち少
なくとも一部に、バーコード3および成分表示部4が印
刷されてなるシュリンクパック。
いシュリンクパックを提供する。 【解決手段】 熱収縮性を有するシュリンクフィルム1
と、該シュリンクフィルム1の内面側に固着された、耐
熱性を有する耐熱フィルム2とからなり、前記シュリン
クフィルム1の内面側であって、前記耐熱フィルム2と
固着される部分および該固着される部分の周辺のうち少
なくとも一部に、バーコード3および成分表示部4が印
刷されてなるシュリンクパック。
Description
【0001】
本考案はシュリンクパックに関する。さらに詳しくは、印刷された表示がしわ にならずに視認しやすいシュリンクパックに関する。
【0002】
従来より、比較的小物の日用品や化粧品などを包装するために、熱収縮性を有 するシュリンクフィルムからなるシュリンクパックが用いられている。従来のシ ュリンクパックでは、あらかじめ内面側に成分表示やバーコードなどの所定の表 示が印刷されたシュリンクフィルムを、化粧品などの包装対象にかぶせたのち、 熱風を吹きつけるなどして熱収縮させることにより、包装対象の表面にぴったり と密着させて包装していた。
【0003】
しかし、従来のシュリンクパックでは、シュリンクフィルムが熱収縮するとき に、印刷された表示にしわが生じるため、視認しにくくなるという問題がある。 したがって、小さな文字で印刷された成分表示がとくに読みにくくなるとともに バーコードの読取り不良の惧れもある。
【0004】 本考案はかかる問題を解決するためになされたものであり、印刷された表示が しわにならずに視認しやすいシュリンクパックを提供することを目的とする。
【0005】
本考案の請求項1にかかわるシュリンクパックは、熱収縮性を有するシュリン クフィルムと、 該シュリンクフィルムの内面側に固着された、耐熱性を有する耐熱フィルムとか らなり、 前記シュリンクフィルムの内面側であって、前記耐熱フィルムと固着される部分 および該固着される部分の周辺のうち少なくとも一部に、所定の表示が印刷され てなることを特徴としている。
【0006】 前記所定の表示が、前記耐熱フィルムの幅よりも広い領域に形成されてなるの が好ましい。
【0007】 本考案の請求項3にかかわるシュリンクパックは、熱収縮性を有するシュリン クフィルムと、 該シュリンクフィルムの内面側に固着された、耐熱性を有する耐熱フィルムとか らなり、 前記耐熱フィルムの外面側の少なくとも一部に、所定の表示が印刷されてなるこ とを特徴としている。
【0008】 前記耐熱フィルムが、前記シュリンクフィルムの内面に接着されてなるのが好 ましい。
【0009】 前記シュリンクフィルムが、前記耐熱フィルムの外面にヒートシール、接着剤 シールまたは溶剤シールされてなるのが好ましい。
【0010】 前記シュリンクフィルムが、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、 ポリスチレンおよびポリプロピレンからなる群から選ばれた少なくとも1種から なるのが好ましい。
【0011】 前記耐熱フィルムが、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、アク リル樹脂およびセロファンからなる群から選ばれた少なくとも1種からなるのが 好ましい。
【0012】 前記シュリンクフィルムが、円筒形状を呈してなるのが好ましい。
【0013】
つぎに図面を参照しながら本考案のシュリンクパックについてさらに詳細に説 明する。図1は本考案の請求項1にかかわるシュリンクパックの一実施の形態を 示す概観斜視図、図2は図1のシュリンクパックの分解斜視図および図3は本考 案の請求項3にかかわるシュリンクパックの一実施の形態を示す分解斜視図であ る。
【0014】 図1〜2に示されるシュリンクパックは、熱収縮性を有するシュリンクフィル ム1と、シュリンクフィルム1の内面側に固着された、耐熱性を有する耐熱フィ ルム2とから構成されている。また、シュリンクフィルム1の内面側であって、 耐熱フィルム2と固着される部分および該固着される部分の周辺のうち少なくと も一部に、所定の表示として、バーコード3および成分表示部4が印刷されてい る。
【0015】 耐熱フィルム2は、シュリンクフィルム1を熱収縮させる温度および時間(8 0〜250℃程度で5分〜10秒)で加熱しても熱収縮や熱変形が生じないよう な形態保持性を有するものが採用される。
【0016】 以上の構成により、図1のシュリンクパックを、包装対象(たとえばアイライ ナーなどの化粧品または筆記具など)にかぶせたのち、熱風を吹きつけるなどし てシュリンクフィルム1を熱収縮させれば、包装対象に密着して包装を行なうこ とができるが、シュリンクフィルム1のバーコード3および成分表示部4が印刷 されている部分は、耐熱フィルム2によって補強されているため熱収縮しない。 したがって、バーコード3および成分表示部4などの所定の表示は視認しやすく なる。また、バーコード3の読取り不良も生じなくなる。
【0017】 バーコード3および成分表示部4は、耐熱フィルムのサイズ内に納まるように 印刷してもよいし、図1に示されるように、耐熱フィルム2の幅よりも若干広い 領域であってもシュリンクフィルム1にしわが生じない程度の範囲であれば、視 認に影響がないので印刷可能である。
【0018】 また、バーコード3および成分表示部4などの所定の表示は、シュリンクフィ ルム1の内面側の代わりに、図3に示されるように耐熱フィルム2の外面側に印 刷してもよい。この場合も、前述の図1〜2のシュリンクパックと同様に、視認 しやすくなり、バーコード3の読取り不良も生じなくなる。
【0019】 以上の図1〜3のシュリンクフィルム1および耐熱フィルム2は、互いに固着 されている。たとえば、耐熱フィルム2をシュリンクフィルム1の内面に接着し たり、シュリンクフィルム1を耐熱フィルム2の外面にヒートシール、接着剤シ ールまたは溶剤シールさせれば、耐熱フィルム2が所定の位置からずれたり、脱 落するなどの心配がない。
【0020】 シュリンクフィルム1は、熱収縮性を有する材料であれば種々の材料を採用す ることができ、たとえば、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ スチレンおよびポリプロピレンからなる群から選ばれた少なくとも1種からなる のが好ましい。
【0021】 耐熱フィルム2は、耐熱性を有する材料であれば種々の材料を採用することが でき、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、アクリル樹 脂およびセロファンからなる群から選ばれた少なくとも1種からなるのが好まし い。
【0022】 また、熱収縮前のシュリンクフィルム1の形状は、包装対象の外形形状に近い 方が、シュリンクフィルム1をしわにならずに包装対象に密着させやすい点で好 ましい。とくに、包装対象がアイライナーなどの化粧品または筆記具などのペン 型の場合には、シュリンクフィルム1が円筒形状を呈していれば、アイライナー 表面にしわにならずに体裁よく密着することができる。
【0023】 また、図1〜3のバーコード3および成分表示部4は、シュリンクフィルム1 と耐熱フィルム2との対向面に設けられているため、外部の障害物および内部の 包装対象との接触によってかすれたりすることがない。
【0024】 本考案では、印刷される所定の表示の例として、バーコードおよび成分表示部 を一例にあげて説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、その他 の表示、たとえば、商品名、登録商標、装飾的デザイン、製造会社名、ホームペ ージアドレスなどの表示を印刷してもよい。
【0025】
本考案によれば、補強用の耐熱フィルムをシュリンクフィルムの内面側に固着 したことにより、印刷された表示がしわにならずに視認しやすくなる。また、バ ーコード表示の読取り不良の惧れもなくなる。
【図1】本考案の請求項1にかかわるシュリンクパック
の一実施の形態を示す概観斜視図である。
の一実施の形態を示す概観斜視図である。
【図2】図1のシュリンクパックの分解斜視図である。
【図3】本考案の請求項3にかかわるシュリンクパック
の一実施の形態を示す分解斜視図である。
の一実施の形態を示す分解斜視図である。
1 シュリンクフィルム 2 耐熱フィルム 3 バーコード 4 成分表示部
Claims (8)
- 【請求項1】 熱収縮性を有するシュリンクフィルム
と、該シュリンクフィルムの内面側に固着された、耐熱
性を有する耐熱フィルムとからなり、前記シュリンクフ
ィルムの内面側であって、前記耐熱フィルムと固着され
る部分および該固着される部分の周辺のうち少なくとも
一部に、所定の表示が印刷されてなるシュリンクパッ
ク。 - 【請求項2】 前記所定の表示が、前記耐熱フィルムの
幅よりも広い領域に形成されてなる請求項1記載のシュ
リンクパック。 - 【請求項3】 熱収縮性を有するシュリンクフィルム
と、該シュリンクフィルムの内面側に固着された、耐熱
性を有する耐熱フィルムとからなり、前記耐熱フィルム
の外面側の少なくとも一部に、所定の表示が印刷されて
なるシュリンクパック。 - 【請求項4】 前記耐熱フィルムが、前記シュリンクフ
ィルムの内面に接着されてなる請求項1、2または3記
載のシュリンクパック。 - 【請求項5】 前記シュリンクフィルムが、前記耐熱フ
ィルムの外面にヒートシール、接着剤シールまたは溶剤
シールされてなる請求項1、2または3記載のシュリン
クパック。 - 【請求項6】 前記シュリンクフィルムが、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレンおよ
びポリプロピレンからなる群から選ばれた少なくとも1
種からなる請求項1、2、3、4または5記載のシュリ
ンクパック。 - 【請求項7】 前記耐熱フィルムが、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート、アクリル樹脂およびセ
ロファンからなる群から選ばれた少なくとも1種からな
る請求項1、2、3、4、5または6記載のシュリンク
パック。 - 【請求項8】 前記シュリンクフィルムが、円筒形状を
呈してなる請求項1、2、3、4、5、6または7記載
のシュリンクパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007507U JP3077126U (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | シュリンクパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007507U JP3077126U (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | シュリンクパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077126U true JP3077126U (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=43210153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007507U Expired - Fee Related JP3077126U (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | シュリンクパック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077126U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021507853A (ja) * | 2017-12-22 | 2021-02-25 | エスアイジー テクノロジー アーゲーSIG Technology AG | 包装体スリーブおよび外側包装体を備えるバンドル |
-
2000
- 2000-10-19 JP JP2000007507U patent/JP3077126U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021507853A (ja) * | 2017-12-22 | 2021-02-25 | エスアイジー テクノロジー アーゲーSIG Technology AG | 包装体スリーブおよび外側包装体を備えるバンドル |
US11845598B2 (en) | 2017-12-22 | 2023-12-19 | Sig Technology Ag | Bundle comprising packaging sleeves and an outer packaging |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7155880B2 (en) | Method and apparatus for packaging saw blades | |
US6139188A (en) | Insulated transit bag | |
US20050247581A1 (en) | Reusable environmentally friendly package and storage album | |
CA2186718C (en) | Laminated barrier materials for the packaging of contact lenses | |
JP2010049410A (ja) | 非接触icタグの固定方法および分別方法 | |
US6938771B2 (en) | Film wrapped containers and processes for the production and marketing thereof | |
JP3077126U (ja) | シュリンクパック | |
JP2005077677A (ja) | 二次元コードが形成された包装用フィルム | |
JP2008120452A (ja) | 非粘着性立体ラベル一体型包装用フィルム、その製造方法及び非粘着性立体ラベル付き包装物品 | |
JP6011189B2 (ja) | 書籍保護カバー及び該カバーが取り付けられた書籍並びに保護カバー付き書籍の製造方法 | |
JP3992350B2 (ja) | ラベル形成基材 | |
JP2003200980A (ja) | バリア性断熱紙カップ | |
JP3691950B2 (ja) | 化粧品見本用容器 | |
JP2004009670A (ja) | 熱遮断性包装用フイルム | |
JP3015668U (ja) | 筒状外装材 | |
WO2024014515A1 (ja) | 包装体および包装体の製造方法 | |
JP2005119732A (ja) | 断熱性紙カップ | |
JP3643049B2 (ja) | シュリンク材 | |
JP2003002329A (ja) | ラベル付き容器 | |
JP2018012512A (ja) | シュリンクフィルム付台紙 | |
JP2523319Y2 (ja) | 複合ラベル | |
JP4178297B2 (ja) | ブリスターパッケージ | |
JP2009067395A (ja) | 包装品 | |
JP3024508U (ja) | 爪楊枝携帯袋を添着した爪楊枝のパッケージ | |
JP2024049947A (ja) | 包装体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |