JP3076396B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3076396B2
JP3076396B2 JP03112458A JP11245891A JP3076396B2 JP 3076396 B2 JP3076396 B2 JP 3076396B2 JP 03112458 A JP03112458 A JP 03112458A JP 11245891 A JP11245891 A JP 11245891A JP 3076396 B2 JP3076396 B2 JP 3076396B2
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隆 美才治
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザプリンタ,複写
機,フアクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置
に関し、特に像担持体上に形成されたトナー像を中間転
写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転写
紙類に2次転写を行なうようにした減色混合の3原色現
像方式によってカラー画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成は、像担
持体(感光体ドラム又は感光体ベルト)上の静電潜像を
トナーにより顕像化する現像過程及びトナー像を転写材
上に移動させる転写過程において、その品質が大きく左
右される。特に転写過程では、像担持体上に形成された
トナー像が完全に転写材上に転写されるのが望ましく、
転写効率の低下は画像品質を劣化させ、像担持体上の残
留トナーを除去するために設けられているクリーニング
装置の負担をも大きくしてしまう。
【0003】しかしながら、静電転写を行なう場合、電
気的な力によりトナーの移動が行なわれるため静電気力
の過不足や、トナーと像担持体間のファンデルワールス
力によって完全なトナー転写の実現は困難である。ま
た、転写材の電気抵抗率,誘電率,電荷保持性、及びト
ナーの帯電量,抵抗率,誘電率などによっても影響を受
ける。特に一般に使用される転写材は、さらされる雰囲
気によってその電気特性が変化し、それが転写性能に大
きな影響を及ぼす。
【0004】図22に、転写材中の水分に対する表面電
気抵抗の関係を示す。理論上では、転写バイアス電圧の
印加により像担持体の表面に存在するトナーの総電荷量
と同等以上の電荷を転写材側に与えてやることで、10
0%の転写が可能であるが、電気抵抗が低下すると転写
に必要な電荷量が転写材上に保持できなくなるため、転
写性能が劣化する。
【0005】さらに、像担持体上から中間転写体を介し
て転写材上に画像転写を行なうようにした画像形成装置
においては、転写の都度新たな転写材が給紙される一般
的な装置と異なり、摩耗,延展,トナーフィルミング,
環境変動などにより、中間転写体の電気特性が経時的に
変化しやすくなる。しかも、中間転写体への転写,中間
転写体から転写材への転写を共に静電的に行なう場合、
適切な抵抗値を有する中間転写体を選ぶことが相互の影
響を防ぐうえで必要である。
【0006】すなわち、中間転写体の抵抗値が低い場
合、その中間転写体が保持できる電荷量が限られるため
像担持体へのリークも起き易くなり、転写に必要な電位
を維持できなくなる。それに対して、抵抗値が高すぎる
場合は、中間転写体への転写に用いられた電荷が転写材
への転写(2次転写)領域に達するまでに十分除電され
ず、2次転写時により高い転写バイアス電圧が必要とな
り、除電されない限りその繰り返しとなる。また、転写
領域で必要な転写バイアス電圧を電源から供給するが、
一定電圧を供給する場合には、バイアスの供給位置,中
間転写体の抵抗値などで転写領域の電位がそれぞれ変化
することになる。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、中間転写体を備えた画像形成装置における上述
のような問題を解消し、常に安定した転写画像が得られ
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、担持体上に形成されたトナー像を中間転
写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転写
紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置におい
て、次のようにしたことを特徴とする。 請求項1の発明
は、中間転写体の抵抗率を検出する抵抗率検出手段を設
け、像担持体を、導電体で形成され且つ接地された基体
とそれを被うように形成された誘電体又は光導電体とに
よって構成すると共に、上記基体と接地点との間に、抵
抗率検出手段の一部をなす電流測定器を介挿したもので
ある。 請求項2の発明は、中間転写体の抵抗率を検出す
る抵抗率検出手段を設け、転写バイアス供給電源と該電
源から出力される1次転写用の転写バイアス電圧を中間
転写体に与えるための電圧供与部材との間に、抵抗率検
出手段の一部をなす電流測定器を介挿したものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、抵抗率検出手段によって検出される
抵抗率に応じて中間転写体の抵抗率を制御する中間転写
体制御手段を設けたものである。 請求項4の発明は、請
求項3の画像形成装置において、中間転写体制御手段
を、抵抗率検出手段によって検出される抵抗率に応じて
中間転写体を加熱又は冷却することによってその抵抗率
を最適値に保つように制御する手段としたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの画像形成装置において、抵抗率検出手段を、作像前
に像担持体の非画像形成部に中間転写体が接触して画像
形成部が1次転写位置に達する以前に中間転写体の抵抗
率を検出する手段としたものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、抵抗率検出手段から検出される抵抗
率に応じて2次転写電圧を制御する手段を設けたもので
ある。
【0012】請求項7の発明は、転写バイアス供給電源
から出力される1次転写用の転写バイアス電圧を中間転
写体に与えるための電圧供与部材のその中間転写体との
接触位置を、像担持体と中間転写体との接触位置に対し
て可変に構成すると共に、中間転写体の実効的な抵抗値
を検出する抵抗値検出手段と、該手段による検出結果か
ら中間転写体における電圧供与部材との接触位置から像
担持体との接触位置までの実効的な抵抗値を求める手段
と、該手段によって求められる抵抗値が最適値を保つよ
うに前記電圧供与部材の位置を可変設定する手段とを設
けたものである。
【0013】なお、この明細書中での「抵抗率」及び
「抵抗値」とはいずれも「電気抵抗率」及び「電気抵抗
値」である。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、抵抗率検出手段によ
って中間転写体の抵抗率を検出する際に、導電体の基体
から接地点へ流れる電流値を抵抗率検出手段の一部をな
す電流測定器によって測定するので、その測定値から中
間転写体の抵抗率を簡単に求める(検出する)ことがで
き、その結果に画質を維持するための適切な処置を講ず
ることが可能になる。あるいは、請求項2の発明によれ
ば、抵抗率検出手段によって中間転写体の抵抗率を検出
する際に、転写バイアス供給電源から電圧供与部材へ流
れる電流値を抵抗率検出手段の一部をなす電流測定器に
よって測定するので、その測定値から中間転写体の抵抗
率を簡単に求めることができ、その検出結果に画質を維
持するための適切な処置を講ずることが可能になる。
らに、請求項3又は4の発明によれば、抵抗率検出手段
によって検出される中間転写体の抵抗率に応じて中間転
写体を加熱又は冷却することなどによって、その抵抗率
を最適値に保つように自動的に制御するので、良好な転
写画像を安定して得ることができる。
【0015】請求項5の発明によれば、作像前に像担持
体の非画像形成部に中間転写体が接触して画像形成部が
1次転写位置に達する以前に抵抗率検出手段によって中
間転写体の抵抗率を検出して、その抵抗率の変化を確実
に把握できるようにしたので、転写画像の安定性が一層
高まる。
【0016】請求項6の発明によれば、抵抗率検出手段
によって検出される抵抗率に応じて2次転写電圧を制御
するので、常に良好な転写画像を安定して得ることがで
きる。
【0017】請求項の発明によれば、中間転写体にお
ける電圧供与部材との接触位置から像担持体との接触位
置までの実効的な抵抗値を求め、その求めた抵抗値が最
適値を保つように、電圧供与部材の中間転写体との接触
位置を像担持体と中間転写体との接触位置に対して可変
させるので、やはり上述の各発明と同様の効果が得られ
る。
【0018】
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて具体的に説明する。図1は、この発明の第1実施例
を示す画像形成装置である複写機の要部構成図である。
【0020】この複写機において、1は像担持体である
感光体ドラムであり、導電性基体であるアルミニウム
(Al)基体2とそれを被うように形成された光導電性
を示す感光層3とによって構成され、そのうちAl基体
2をドラム電流測定器4を介してアース(接地)してい
る。なお、感光層は一般に、セレン化ヒ素,アモルファ
スセレン,アモルファスシリコン,あるいはOPC(Or
gnicPhoto Conductor)などで形成され、単層あるいは
機能分離された複数の層によって構成される。
【0021】この感光体ドラム1は図示しないモータに
よって矢示方向に回転駆動し、図示しない帯電器によっ
て帯電された感光層3上に、コンタクトガラス上にセッ
トされた原稿からの反射光が照射されて露光され、その
露光部分に存在する電荷のみがAl基体2中を流れてア
ースに放電されることより静電潜像が形成され、その潜
像は図示しない現像器からの帯電されたトナーによりト
ナー像として顕像化される。
【0022】中間転写ベルト5は導電性微粒子を分散さ
せたポリカーボネート(109 〜1012Ω・cm)からな
り、ベルト転写ローラ6,ペーパ転写対向ローラ7,及
び支持ローラ8,9によって張装されており、その表面
にはベルト転写電圧供給電源10からの転写バイアス電
圧が印加されたベルト転写ローラ6によって感光層3上
のトナー像が転写(1次転写)される。このとき、中間
転写ベルト5は転写バイアス電圧により帯電されるが、
その後アースされた支持ローラ8によって後述する2次
転写以前に除電される。
【0023】その後、中間転写ベルト5上のトナー像
は、そのベルト表面が除電された状態で2次転写領域に
到達し、ペーパ転写対向ローラ7及びペーパ転写電圧供
給電源11からの転写バイアス電圧が印加されたペーパ
転写ローラ12によって転写材(ペーパ)13上に転写
(2次転写)される。
【0024】14は導電性検知回路(抵抗率検出手段)
であり、ドラム電流測定器4の出力から中間転写ベルト
5の抵抗率を算出して、その抵抗率を示すデータを中間
転写ベルト制御部15へ出力する。中間転写ベルト制御
部15は、例えば図2に示すようにI/O21,CPU
22,ROM23,及びRAM24からなるマイクロコ
ンピュータによって構成されており、導電性検知回路
4からのデータに応じて熱電効果素子駆動回路16に加
熱あるいは冷却の指示を与える。
【0025】熱電効果素子駆動回路16はペルチェ素子
等の熱電効果素子とその駆動回路とからなり、駆動回路
が中間転写ベルト制御部15の指示に従って熱電効果素
子に流す電流の方向を制御し、その熱電効果素子の冷熱
端に接続した加熱・冷却ローラ17を加熱あるいは冷却
して、中間転写ベルト5の抵抗率が最適値を保つように
する。なお、中間転写ベルト5を構成する材料にはポリ
カーボネートに限らず、その他の樹脂やエラストマなど
も使用でき、要求される抵抗率や機械的特性により使用
する材料が決定される。
【0026】また、転写方法としては、ベルト転写ロー
ラ6によるローラ転写方式の他に、コロナチャージによ
る方法や、転写領域から離れた位置で間接的に転写バイ
アス電圧を印加する方法による転写も可能である。さら
に、ベルト転写ローラ6は感光体ドラム1に対し、ペー
パ転写ローラ12は中間転写ベルト5に対し、それぞれ
図示しない駆動装置によって接離可能であり、色重ねな
どによるカラー画像形成も可能である。
【0027】図3はこの実施例におけるベルト転写電圧
供給電源10による電流経路部分を電気的に示す等価回
路図であり、感光層部は高抵抗要素(抵抗Rpd)とコン
デンサ要素Cpdとが並列に存在する関係となっている。
【0028】この図も参照しながら中間転写ベルト5の
抵抗率の算出に関する部分について説明すると、スイッ
チSWがオンになると、ベルト転写電圧供給電源10か
らベルト転写ローラ6及び中間転写ベルト部(中間転写
ベルト5の感光体ドラム1との接触部:抵抗Rbt)を介
して感光体ドラム1の感光層3に転写バイアス電圧Eが
印加され、その時Al基体2を流れる電流Iがドラム電
流測定器4によって測定される。なお、電圧印加直後
は、感光層3のコンデンサ要素Cpdを充電すべく大量の
充電電流が流れ、充電終了に伴って一定電流に近づく。
【0029】ここで、中間転写ベルト5の抵抗率が変化
すると、ベルト転写ローラ6から感光層3上に付与され
る電圧もそれに比例して変化し、その結果上記充電電流
の積分量も変化する。また、中間転写ベルト5の周長部
の抵抗Rbrはベルト転写ローラ6から接地点(支持ロー
ラ8)までの距離とこのベルトの固有抵抗値(抵抗率)
とによって決定されるが、上述のような中抵抗ベルトを
用いる場合には若干考慮する必要がある。しかしなが
ら、その抵抗Rbrは転写領域部分(感光層3との接触部
分)の抵抗Rbtと並列関係にあり、且つRbr≫Rbtであ
るため、無視することができる。
【0030】したがって、感光層3の抵抗要素Rpd及び
コンデンサ要素Cpdが充電される時間を予め把握してお
き、ドラム電流測定器4によって定常電流値Iを検知す
ることによって中間転写ベルト5の抵抗率を求めること
ができる。すなわち、中間転写ベルト5の抵抗率(固有
抵抗)をR0 とすると、Rbt=αR0 (αは転写ベルト
5と感光体ドラム1の接触面積及び転写ベルト5の厚さ
によって決まる定数)であり、転写バイアス電圧Eと電
流値Iとの間には数1に示す関係がある。
【0031】
【数1】
【0032】ここで、E,Rpd,及びαは全て定数又は
既知であるから、電流値Iを測定すれば、中間転写ベル
ト5の抵抗率R0 を算出することができる。このように
して、導電性検知回路14が中間転写ベルト5の抵抗率
R0 を算出し、その出力データに応じて中間転写ベルト
制御部15が熱電効果素子駆動回路16に加熱あるいは
冷却の指示を与えて、加熱・冷却ローラ17を加熱ある
いは冷却させ、中間転写ベルト5の抵抗率を最適値に保
つように制御する。
【0033】図4には、中間転写ベルト5の抵抗率(ベ
ルト抵抗率)とベルト転写ローラ6に印加する転写バイ
アス電圧(転写印加電圧)との関係を示している。ベル
ト転写ローラ6に印加する転写バイアス電圧の最適値
は、中間転写ベルト5の抵抗率によって異なるが、10
10Ω・cm程度の抵抗率を有する中間転写ベルトを用いる
場合には、図4に示すように500V程度の転写バイア
ス電圧が必要である。
【0034】したがって、中間転写ベルト5として23
℃で1010Ω・cmの抵抗率を有するものを用いた場合に
は、中間転写ベルト制御部15がドラム電流測定器4及
導電性検知回路14を用いて中間転写ベルト制御部
5の抵抗率の変化を予め測定し、その測定した抵抗率に
応じて加熱・冷却ローラ17を加熱又は冷却して、中間
転写ベルト5の抵抗率を1010Ω・cm程度に制御するこ
とにより、感光層3に付与される電荷量が一定になり、
良好な転写画像を安定して得ることができる。中間転写
ベルト制御部15によるこのような制御処理のフローチ
ャートを図5に示す。
【0035】図6はこの発明の第2実施例を示す複写機
の要部構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を付
している。この複写機においては、感光体ドラム1のA
l基体2を直接接地し、ベルト転写電圧供給電源10と
それから出力される1次転写用の転写バイアス電圧を中
間転写ベルト5に与えるためのベルト転写ローラ6(電
圧供与部材)との間に、ベルト転写電流測定器18を介
挿している。
【0036】この複写機において、図7を参照して中間
転写ベルト5の抵抗率の算出に関して説明すると、ベル
ト転写電圧供給電源10がオンになると、感光層3の誘
電体部を充電すべく電荷の移動が起こる。この挙動は前
述の第1実施例の場合と同様であるが、定常電流として
安定する電流値Iは第1実施例の場合に比べて大きくな
る。これは、中間転写ベルト5の周長部の抵抗Rbrに電
流が流れるためである。
【0037】ここで、中間転写ベルト5の抵抗率(固有
抵抗値)R0 が増加すると、ベルト転写電圧供給電源1
0から供給される電流値Iが減少し、抵抗率R0 が減少
するとその電流値Iが増加する。これらの関係から中間
転写ベルト5の抵抗率R0 を求めることができる。
【0038】すなわち、前述のように中間転写ベルト5
の転写部の抵抗Rbt=αR0 であり、周長部の抵抗Rbr
=βR0 (βは中間転写ベルト5のベルト転写ローラ6
からアースされた支持ローラ8までの距離等によって決
まる定数)であり、これらの感光層部の抵抗Rpdとの合
成抵抗Rは数2によって求められる。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、E,Rpd,α,及びβは定数又は
既知であるから、電流値Iを測定すれば、中間転写ベル
ト5の抵抗率R0 を算出することができる。
【0041】したがって、中間転写ベルト5として例え
ば23℃で1010Ω・cmの抵抗率を有するものを用いた
場合には、中間転写ベルト制御部15がベルト転写電流
測定器18及び導電性検知回路14を用いて中間転写ベ
ルト15の抵抗率の変化を予め測定し、その測定した抵
抗率に応じて加熱・冷却ローラ17を加熱又は冷却し
て、中間転写ベルト5の抵抗率を1010Ω・cm程度に制
御することにより、感光層3に付与される電荷量が一定
になり、第1実施例と同様に良好な転写画像を安定して
得ることができる。
【0042】次に、この発明の第3実施例以降を順次説
明していくが、そのうち第3実施例乃至第6実施例にお
いては、図1及び図3に示した導電性検知回路14,中
間転写ベルト制御部15,熱電効果素子駆動回路16,
及び加熱・冷却ローラ17の図示を省略したが、それら
と同等のものを使用することにより、前述の各実施例と
同様の効果を得られるようにしている。
【0043】そこで、この第3実施例乃至第6実施例に
おいては、それぞれ中間転写ベルト5の抵抗率の算出に
関わる部分のみを説明する。図8は第3実施例を説明す
るための複写機の概略構成図であり、図6と同じ部分に
は同一符号を付している。
【0044】この実施例において、感光体ドラム1から
中間転写ベルト5へ、中間転写ベルト5からペーパへい
ずれもトナー像の転写を行なわない時には、中間転写ベ
ルト5を他のユニットすなわち感光体ドラム1とペーパ
転写ローラ12から離間させて電気的に独立させ、その
状態でベルト転写ローラ6に転写バイアス電圧を印加す
る。
【0045】このときの等価回路は図9に示すようにな
り、中間転写ベルト5の各部分が直列,並列に構成さ
れ、その各抵抗値R1,R2,R3,R4はそれぞれ R1=K1・R0 R2=K2・R0 R3=K3・R0 R4=K4・R0 (K1,K2,K3,K4は定数)であり、抵抗率R0 の実
数倍で表わされる。
【0046】そこで、図9におけるa−b間の合成抵抗
値Rc を数3によって求めることができる。したがっ
て、R0 =KE/Ic (Kは定数)であるから、この状
態の時に中間転写ベルト5に流れる電流Ic を測定する
ことにより、中間転写ベルト5の抵抗率R0 を算出する
ことができる。
【0047】
【数3】
【0048】図10はこの発明の第4実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の表面のベルト転写領域前にあたる部分に対向して表面
電位計31を設けると共に、その直前のベルト部分の電
位を0Vにすべく支持ローラ9を接地している。
【0049】ここで、ベルト転写ローラ6に定電流で転
写バイアス電圧を印加すると、図10図のX1,X2間の
ベルト部分に図11に示すような電位勾配が生ずる。こ
の勾配は中間転写ベルト5の抵抗率によって変化するた
め、電位勾配中のいずれか一点を表面電位計31によっ
て測定することにより、中間転写ベルト5の抵抗率を求
めることができる。
【0050】なお、前述の各実施例の複写機において
は、感光体ドラム1の感光層3に対して帯電,露光,現
像を行ない、その工程によって感光層3上に形成された
トナー像をベルト転写ローラ6によって中間転写ベルト
5上に転写するようにしており、このときパルス制御に
よって予め感光層3上の画像形成部が決定されるように
なっている。
【0051】そこで、第3実施例の複写機を除き、作像
前に感光層3上の画像形成部が第1転写位置(転写領
域)に到達する前に、少なくとも図示しない駆動装置に
よって中間転写ベルト5を感光層3に接触させ、それと
同時にベルト転写ローラ6に転写バイアス電圧を印加
し、このときのドラム電流,ベルト電流,あるいは中間
転写ベルト5の表面に形成される電位を計測することに
より、その測定値から中間転写ベルト5の抵抗率の変化
を確実に把握できるため、転写画像の安定性が一層高ま
る。
【0052】図12はこの発明の第5実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の近傍に温度・湿度センサ32を設けており、その温度
・湿度センサ32によって中間転写ベルト5がさらされ
る雰囲気の温度及び湿度を検出する。そして、温度及び
湿度による中間転写ベルト5の抵抗率の変化を予め測定
して記憶させておけば、そのデータに基づいて実際の中
間転写ベルト5の抵抗率を求めることができる。
【0053】図13はこの発明の第6実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の裏面のペーパ転写領域後にあたる部分に温度センサ3
3を接触して設けており、その温度センサ33によって
ペーパ転写終了後の中間転写ベルト5の温度を検出する
ことにより、各温度に対して予め測定して記憶させた抵
抗率変化のデータから中間転写ベルト5の抵抗率を求め
ることができる。
【0054】なお、前述の各実施例では、ドラム電流,
ベルト電流、あるいは中間転写ベルト5の表面電位,温
度,さらには中間転写ベルト5がさらされる雰囲気を測
定し、それらの測定結果から中間転写ベルト5の抵抗率
を求めるようにしたが、それらの測定結果から抵抗率の
逆数にあたる導電率(電気伝導度)を求め、その求めた
導電率に応じて中間転写ベルト5を加熱又は冷却するこ
とによってその導電率を最適値に保つように制御しても
よい。
【0055】また、ドラム電流等の測定結果は中間転写
ベルト5の抵抗率に比例して変化するものなので、それ
らの測定結果に応じて直接中間転写ベルト5の抵抗率を
最適値に保つように制御することもできる。あるいは、
上記第5実施例における温度・湿度センサ32あるいは
第6実施例における温度センサ33の検出結果、又はそ
れらから求められる抵抗率に応じてペーパ転写電圧供給
電源11による転写電圧を制御するようにしてもよい。
【0056】例えば、図14(第7実施例)に示すよう
に、温度センサを用いて中間転写ベルト5の温度を測定
し、その温度が21℃以下ならば図1の加熱・冷却ロー
ラ17を加熱するが、21℃を越えている場合にはその
加熱を停止する。その停止後中間転写ベルト5の温度が
25℃以上の場合は加熱・冷却ローラ17を冷却し、2
5℃未満ならばその冷却を停止する。それによって、中
間転写ベルト5の温度が22〜24℃に保たれるため、
その抵抗率を最適値に維持することができる。
【0057】図15はこの発明の第8実施例を説明する
ための複写機の概略構成図であり、図1と同じ部分には
同一符号を付している。この複写機においては、電圧供
与部材であるベルト転写ローラ41,41の中間転写ベ
ルト5との接触位置を、感光層3と中間転写ベルト5と
の接触位置(第1転写位置)Pに対して可変に構成し
て、第1転写位置Pからベルト転写ローラ41までの距
離Lを変えられるようにしている。
【0058】そして、ここでは図示を省略したが、例え
ば前述の各実施例で説明した手段によって中間転写ベル
ト5の抵抗率を検出して、その検出結果から中間転写ベ
ルト5の実効的な抵抗値を算出し、その算出した抵抗値
から中間転写ベルト5におけるベルト転写ローラ41,
41との接触位置から感光層3との接触位置Pまでの実
効的な抵抗値を求め、その抵抗値が最適値を保つよう
に、ベルト転写ローラ41,41の位置を図示しない移
動機構により矢示のように移動させて可変設定する。
【0059】なお、図16にはベルト転写ローラ41か
ら1次転写位置Pまでの実効的な抵抗値とその位置の電
位との関係を示しており、10Ωを越えると急激に電位
が上がらなくなるのが分かる。また、抵抗の低い方では
感光層3へのリークなど異常画像を引き起こす原因とな
るため、ある程度の抵抗値が必要である。
【0060】中間転写ベルト5におけるベルト転写ロー
ラ41と1次転写位置Pとの間の実効的な抵抗値R(Ω
・cm)は、図15に示した距離L(cm),中間転写ベルト
5の厚さD(cm),幅W(cm),及びその体積抵抗率R0
(Ω・cm)から数4によって求められる。
【0061】
【数4】
【0062】図17はこの発明の実施例の参考となる
写機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号
を付している。この複写機において、中間転写ベルト4
2は図18に示すように、金属フィルム42a上に電荷
キャリア輸送材料及び電荷キャリア生成材料を分散させ
たポリカーボネート塗膜(感光層)42bを塗布して作
成したものである。
【0063】なお、基体となる材料は、金属に限らず導
電性のシートであればよく、電荷キャリア輸送材料に電
子供与性化合物を用いることで正帯電の際の感度が高く
なる。キャリア輸送材料としては、図19に示すような
複素環系,ヒドラゾン系,及びアリールアミン系のもの
が、キャリア生成材料としては、図20に示す各系ある
いは色素のもの及び図21に示すアゾ系のものが代表的
である。
【0064】また、感光層3と中間転写ベルト42とが
接触している1次転写位置Pと中間転写ベルト42とペ
ーパ転写ローラ12とが接触している2次転写位置Qと
の間には、中間転写ベルト42の裏面に接触して支持ロ
ーラ(アースローラ)8が配置されているが、そのベル
ト表面に対向して除電ランプ44を設けている。
【0065】この除電ランプ44は、ランプ用電源45
によって発光し、出力制御装置46によって設定された
量の光を中間転写ベルト42の表面に照射する。さて、
中間転写ベルト41の表面は予め1次転写位置Pに達す
る前に帯電チャージャ43によって正帯電され、その表
面にはトナー像の静電転写に必要な電荷が供給される。
【0066】それによって、感光体ドラム1の感光層3
上に形成されたトナー像は1次転写位置Pで中間転写ベ
ルト42に移動して2次転写位置Qへ運ばれるが、その
搬送途中において、除電ランプ44の照射光により帯電
電荷が支持ローラ8を介してアースに放電される。した
がって、中間転写ベルト42上のトナー像は、そのベル
トが完全に除電された状態で2次転写位置Qに到達し、
ペーパ転写対向ローラ7及びペーパ転写ローラ12によ
って転写材13上に転写されるため、良好な転写画像を
得ることができる。
【0067】以上、この発明を複写機に適用した実施例
について説明したが、この発明はこれに限らず、LED
プリンタ,液晶シャッタプリンタ等の光プリンタやファ
クシミリ装置等の画像形成装置に適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による中
間転写体を備えた画像形成装置によれば、中間転写体の
経時変化や機内雰囲気の温湿度等による電気的特性変化
に係わらず、常時安定した転写画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す複写機の概略構成
図である。
【図2】図1の中間転写ベルト制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同じく第1実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図4】同じく中間転写ベルトの抵抗率とベルト転写ロ
ーラに印加する転写バイアス電圧との関係を示す線図で
ある。
【図5】同じく中間転写ベルトの抵抗率制御の処理を示
すフロー図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す複写機の概略構成
図である。
【図7】同じく第2実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図8】この発明の第3実施例を説明するための複写機
の概略構成図である。
【図9】同じく第3実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図10】この発明の第4実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図11】図10のX1,X2間のベルト部分とその表面
電位との関係を示す線図である。
【図12】この発明の第5実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図13】この発明の第6実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図14】この発明の第7実施例における中間転写ベル
トの温度制御の処理を示すフロー図である。
【図15】この発明の第8実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図16】図15の中間転写ベルト5におけるベルト転
写ローラ41と1次転写位置Pとの間の実効的な抵抗値
とその転写位置の電位との関係を示す線図である。
【図17】この発明の実施例の参考となる複写機の概略
構成図である。
【図18】図17の中間転写ベルトの一部を拡大して示
す断面図である。
【図19】キャリア輸送材料の例を示す化学構造の図で
ある。
【図20】キャリア生成材料の例を示す化学構造の図で
ある。
【図21】キャリア生成材料の他の例を示す化学構造の
図である。
【図22】転写材中の水分とその表面電気抵抗との関係
を示す線図である。
【符号の説明】 1 感光体ドラム 2 アルミニウム(Al)基体 3 感光層 4 ドラム電流測定器 5 中間転写ベルト 6 ベルト転写ローラ 7 ペーパ転写対向ローラ 8 支持ローラ(アースローラ) 9 支持ローラ 10 ベルト転写電圧供給電源 11 ペーパ転写電圧供給電源 12 ペーパ転写ローラ 13 転写材(ペーパ) 14 導電性検知回路 15 中間転写ベルト制御部 16 熱電効果素子駆動回路 17 加熱・冷却ローラ 18 ベルト転写電流測定器 21 I/O 22 CPU 23 ROM 24 RAM 31 表面電位計 32 温度・湿度センサ 33 温度センサ 41 ベルト転写ローラ 42 中間転写ベルト 42a 金属フィルム 42b ポリカーボネート塗膜(感光層) 43 帯電チャージャ 44 除電ランプ 45 ランプ用電源 46 出力制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−212872(JP,A) 特開 平3−192279(JP,A) 実開 昭57−146152(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 303

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像を中間
    転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転
    写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置にお
    いて、 前記中間転写体の抵抗率を検出する抵抗率検出手段を有
    し、 前記像担持体を、導電体で形成され且つ接地された基体
    とそれを被うように形成された誘電体又は光導電体とに
    よって構成すると共に、前記基体と接地点との間に、前
    記抵抗率検出手段の一部をなす電流測定器を介挿した
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成されたトナー像を中間
    転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転
    写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置にお
    いて、 前記中間転写体の抵抗率を検出する抵抗率検出手段を有
    し、 転写バイアス供給電源と該電源から出力される前記1次
    転写用の転写バイアス電圧を前記中間転写体に与えるた
    めの電圧供与部材との間に、前記抵抗率検出手段の一部
    をなす電流測定器を介挿したことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記抵抗率検出手段によって検出される抵抗率に
    応じて前記中間転写体の抵抗率を制御する中間転写体制
    御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体制御手段が、前記抵抗率
    検出手段によって検出される抵抗率に応じて前記中間転
    写体を加熱又は冷却することによってその抵抗率を最適
    値に保つように制御する手段であることを特徴とする
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記抵抗率検出手段が、作像前に前記像
    担持体の非画像形成部に前記中間転写体が接触して画像
    形成部が1次転写位置に達する以前に該中間転写体の抵
    抗率を検出する手段であることを特徴とする請求項1乃
    のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記抵抗率検出手段から検出される抵抗率に応じ
    て2次転写電圧を制御する手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体上に形成されたトナー像を中間
    転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転
    写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置にお
    いて、 転写バイアス供給電源から出力される前記1次転写用の
    転写バイアス電圧を前記中間転写体に与えるための電圧
    供与部材の該中間転写体との接触位置を、前記像担持体
    と中間転写体との接触位置に対して可変に構成すると共
    に、前記中間転写体の実効的な抵抗値を検出する抵抗値
    検出手段と、該手段による検出結果から前記中間転写体
    における前記電圧供与部材との接触位置から前記像担持
    体との接触位置までの実効的な抵抗値を求める手段と、
    該手段によって求められる抵抗値が最適値を保つように
    前記電圧供与部材の位置を可変設定する手段とを設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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