JPH04318579A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH04318579A
JPH04318579A JP3112458A JP11245891A JPH04318579A JP H04318579 A JPH04318579 A JP H04318579A JP 3112458 A JP3112458 A JP 3112458A JP 11245891 A JP11245891 A JP 11245891A JP H04318579 A JPH04318579 A JP H04318579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate transfer
transfer
resistivity
image forming
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3112458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3076396B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tanabe
浩 田邉
Takashi Bisaiji
隆 美才治
Koji Hayashi
浩司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03112458A priority Critical patent/JP3076396B2/ja
Publication of JPH04318579A publication Critical patent/JPH04318579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3076396B2 publication Critical patent/JP3076396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザプリンタ,複写
機,フアクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置
に関し、特に像担持体上に形成されたトナー像を中間転
写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転写
紙類に2次転写を行なうようにした減色混合の3原色現
像方式によってカラー画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成は、像担
持体(感光体ドラム又は感光体ベルト)上の静電潜像を
トナーにより顕像化する現像過程及びトナー像を転写材
上に移動させる転写過程において、その品質が大きく左
右される。特に転写過程では、像担持体上に形成された
トナー像が完全に転写材上に転写されるのが望ましく、
転写効率の低下は画像品質を劣化させ、像担持体上の残
留トナーを除去するために設けられているクリーニング
装置の負担をも大きくしてしまう。
【0003】しかしながら、静電転写を行なう場合、電
気的な力によりトナーの移動が行なわれるため静電気力
の過不足や、トナーと像担持体間のファンデルワールス
力によって完全なトナー転写の実現は困難である。また
、転写材の電気抵抗率,誘電率,電荷保持性、及びトナ
ーの帯電量,抵抗率,誘電率などによっても影響を受け
る。特に一般に使用される転写材は、さらされる雰囲気
によってその電気特性が変化し、それが転写性能に大き
な影響を及ぼす。
【0004】図22に、転写材中の水分に対する表面電
気抵抗の関係を示す。理論上では、転写バイアス電圧の
印加により像担持体の表面に存在するトナーの総電荷量
と同等以上の電荷を転写材側に与えてやることで、10
0%の転写が可能であるが、電気抵抗が低下すると転写
に必要な電荷量が転写材上に保持できなくなるため、転
写性能が劣化する。
【0005】さらに、像担持体上から中間転写体を介し
て転写材上に画像転写を行なうようにした画像形成装置
においては、転写の都度新たな転写材が給紙される一般
的な装置と異なり、摩耗,延展,トナーフィルミング,
環境変動などにより、中間転写体の電気特性が経時的に
変化しやすくなる。しかも、中間転写体への転写,中間
転写体から転写材への転写を共に静電的に行なう場合、
適切な抵抗値を有する中間転写体を選ぶことが相互の影
響を防ぐうえで必要である。
【0006】すなわち、中間転写体の抵抗値が低い場合
、その中間転写体が保持できる電荷量が限られるため像
担持体へのリークも起き易くなり、転写に必要な電位を
維持できなくなる。それに対して、抵抗値が高すぎる場
合は、中間転写体への転写に用いられた電荷が転写材へ
の転写(2次転写)領域に達するまでに十分除電されず
、2次転写時により高い転写バイアス電圧が必要となり
、除電されない限りその繰り返しとなる。また、転写領
域で必要な転写バイアス電圧を電源から供給するが、一
定電圧を供給する場合には、バイアスの供給位置,中間
転写体の抵抗値などで転写領域の電位がそれぞれ変化す
ることになる。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、中間転写体を備えた画像形成装置における上述
のような問題を解消し、常に安定した転写画像が得られ
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、担持体上に形成されたトナー像を中間転
写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から転写
紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置におい
て、中間転写体の抵抗率を検出する抵抗率検出手段と、
該手段によって検出される抵抗率に応じて中間転写体の
抵抗率を制御する中間転写体制御手段とを設けたもので
ある。
【0009】なお、中間転写体制御手段が、抵抗率検出
手段によって検出される抵抗率に応じて前記中間転写体
を加熱又は冷却することによってその抵抗率を最適値を
保つように制御するとよい。
【0010】また、像担持体を導電体で形成され且つ接
地された基体とそれを被うように形成された誘電体又は
光導電体とによって構成すると共に、上記基体と接地点
との間、あるいは転写バイアス供給電源と該電源から出
力される1次転写用の転写バイアス電圧を中間転写体に
与えるための電圧供与部材との間に、抵抗率検出手段の
一部をなす電流測定器を介挿するとよい。
【0011】そして、抵抗率検出手段が、作像前に像担
持体の非画像形成部に中間転写体が接触して画像形成部
が1次転写位置に達する以前に中間転写体の抵抗率を検
出することが望ましい。
【0012】一方、転写バイアス供給電源から出力され
る1次転写用の転写バイアス電圧を中間転写体に与える
ための電圧供与部材のその中間転写体との接触位置を、
像担持体と中間転写体との接触位置に対して可変に構成
すると共に、中間転写体の抵抗値を検出する抵抗値検出
手段と、該手段による検出結果から中間転写体における
電圧供与部材との接触位置から像担持体との接触位置ま
での実効的な抵抗値を求める手段と、該手段によって求
められる抵抗値が最適値を保つように電圧供与部材の位
置を可変設定する手段とを設けた画像形成装置も提供す
る。
【0013】さらに、中間転写体を光導電性の材料によ
って形成すると共に、1次転写位置と2次転写位置との
間に、中間転写体の裏面に接触するアースローラと表面
に対向する除電ランプとを配設した画像形成装置も提供
する。なお、この明細書中での「抵抗率」及び「抵抗値
」とはいずれも「電気抵抗率」及び「電気抵抗値」であ
る。
【0014】
【作用】請求項1又は2の発明によれば、中間転写体の
抵抗率を検出し、例えばその抵抗率に応じて中間転写体
を加熱又は冷却することによってその抵抗率を最適値に
保つように制御するので、良好な転写画像を安定して得
ることができる。
【0015】請求項3又は4の発明によれば、中間転写
体の抵抗率の検出の際に、像担持体の基体から接地点、
あるいは転写バイアス供給電源から電圧供与部材へ流れ
る電流値を測定することにより、その測定値から中間転
写体の抵抗率を簡単に求めることができる。
【0016】請求項5の発明によれば、作像前に像担持
体の非画像形成部に中間転写体が接触して画像形成部が
1次転写位置に達する以前に中間転写体の抵抗率を検出
して、その抵抗率の変化を確実に把握できるようにした
ので、転写画像の安定性が一層高まる。
【0017】請求項6の発明によれば、中間転写体にお
ける電圧供与部材との接触位置から像担持体との接触位
置までの実効的な抵抗値を求め、その求めた抵抗値が最
適値を保つように、電圧供与部材の中間転写体との接触
位置を像担持体と中間転写体との接触位置に対して可変
させるので、やはり上述の各発明と同様の効果が得られ
る。
【0018】請求項7の発明によれば、光導電性の材料
によって形成した中間転写体上に像担持体上のトナー像
を1次転写した後、その中間転写体のトナー像の形成領
域が除電ランプを通過する際に、その領域上の電荷を除
電ランプの照射光によって確実にアースローラに放電さ
せるようにしたので、上述の各発明と同様な効果を得ら
れる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて具体的に説明する。図1は、この発明の第1実施例
を示す画像形成装置である複写機の要部構成図である。
【0020】この複写機において、1は像担持体である
感光体ドラムであり、導電性基体であるアルミニウム(
Al)基体2とそれを被うように形成された光導電性を
示す感光層3とによって構成され、そのうちAl基体2
をドラム電流測定器4を介してアース(接地)している
。なお、感光層は一般に、セレン化ヒ素,アモルファス
セレン,アモルファスシリコン,あるいはOPC(Or
gnicPhoto Conductor)などで形成
され、単層あるいは機能分離された複数の層によって構
成される。
【0021】この感光体ドラム1は図示しないモータに
よって矢示方向に回転駆動し、図示しない帯電器によっ
て帯電された感光層3上に、コンタクトガラス上にセッ
トされた原稿からの反射光が照射されて露光され、その
露光部分に存在する電荷のみがAl基体2中を流れてア
ースに放電されることより静電潜像が形成され、その潜
像は図示しない現像器からの帯電されたトナーによりト
ナー像として顕像化される。
【0022】中間転写ベルト5は導電性微粒子を分散さ
せたポリカーボネート(109 〜1012Ω・cm)
からなり、ベルト転写ローラ6,ペーパ転写対向ローラ
7,及び支持ローラ8,9によって張装されており、そ
の表面にはベルト転写電圧供給電源10からの転写バイ
アス電圧が印加されたベルト転写ローラ6によって感光
層3上のトナー像が転写(1次転写)される。このとき
、中間転写ベルト5は転写バイアス電圧により帯電され
るが、その後アースされた支持ローラ8によって後述す
る2次転写以前に除電される。
【0023】その後、中間転写ベルト5上のトナー像は
、そのベルト表面が除電された状態で2次転写領域に到
達し、ペーパ転写対向ローラ7及びペーパ転写電圧供給
電源11からの転写バイアス電圧が印加されたペーパ転
写ローラ12によって転写材(ペーパ)13上に転写(
2次転写)される。
【0024】14は導電性検知装置(抵抗率検出手段)
であり、ドラム電流測定器4の出力から中間転写ベルト
5の抵抗率を算出して、その抵抗率を示すデータを中間
転写ベルト制御部15へ出力する。中間転写ベルト制御
部15は、例えば図2に示すようにI/O21,CPU
22,ROM23,及びRAM24からなるマイクロコ
ンピュータによって構成されており、導電性検知装置1
4からのデータに応じて熱電効果素子駆動回路16に加
熱あるいは冷却の指示を与える。
【0025】熱電効果素子駆動回路16はペルチェ素子
等の熱電効果素子とその駆動回路とからなり、駆動回路
が中間転写ベルト制御部15の指示に従って熱電効果素
子に流す電流の方向を制御し、その熱電効果素子の冷熱
端に接続した加熱・冷却ローラ17を加熱あるいは冷却
して、中間転写ベルト5の抵抗率が最適値を保つように
する。なお、中間転写ベルト5を構成する材料にはポリ
カーボネートに限らず、その他の樹脂やエラストマなど
も使用でき、要求される抵抗率や機械的特性により使用
する材料が決定される。
【0026】また、転写方法としては、ベルト転写ロー
ラ6によるローラ転写方式の他に、コロナチャージによ
る方法や、転写領域から離れた位置で間接的に転写バイ
アス電圧を印加する方法による転写も可能である。さら
に、ベルト転写ローラ6は感光体ドラム1に対し、ペー
パ転写ローラ12は中間転写ベルト5に対し、それぞれ
図示しない駆動装置によって接離可能であり、色重ねな
どによるカラー画像形成も可能である。
【0027】図3はこの実施例におけるベルト転写電圧
供給電源10による電流経路部分を電気的に示す等価回
路図であり、感光層部は高抵抗要素(抵抗Rpd)とコ
ンデンサ要素Cpdとが並列に存在する関係となってい
る。
【0028】この図も参照しながら中間転写ベルト5の
抵抗率の算出に関する部分について説明すると、スイッ
チSWがオンになると、ベルト転写電圧供給電源10か
らベルト転写ローラ6及び中間転写ベルト部(中間転写
ベルト5の感光体ドラム1との接触部:抵抗Rbt)を
介して感光体ドラム1の感光層3に転写バイアス電圧E
が印加され、その時Al基体2を流れる電流Iがドラム
電流測定器4によって測定される。なお、電圧印加直後
は、感光層3のコンデンサ要素Cpdを充電すべく大量
の充電電流が流れ、充電終了に伴って一定電流に近づく
【0029】ここで、中間転写ベルト5の抵抗率が変化
すると、ベルト転写ローラ6から感光層3上に付与され
る電圧もそれに比例して変化し、その結果上記充電電流
の積分量も変化する。また、中間転写ベルト5の周長部
の抵抗Rbrはベルト転写ローラ6から接地点(支持ロ
ーラ8)までの距離とこのベルトの固有抵抗値(抵抗率
)とによって決定されるが、上述のような中抵抗ベルト
を用いる場合には若干考慮する必要がある。しかしなが
ら、その抵抗Rbrは転写領域部分(感光層3との接触
部分)の抵抗Rbtと並列関係にあり、且つRbr≫R
btであるため、無視することができる。
【0030】したがって、感光層3の抵抗要素Rbd及
びコンデンサ要素Cbdが充電される時間を予め把握し
ておき、ドラム電流測定器4によって定常電流値Iを検
知することによって中間転写ベルト5の抵抗率を求める
ことができる。すなわち、転写ベルト5の抵抗率(固有
抵抗)をR0 とすると、Rbt=αR0(αは転写ベ
ルト5と感光体ドラム1の接触面積及び転写ベルト5の
厚さによって決まる定数)であり、転写バイアス電圧E
と電流値Iとの間には数1に示す関係がある。
【0031】
【数1】
【0032】ここで、E,Rpd,及びαは全て定数又
は既知であるから、電流値Iを測定すれば、中間転写ベ
ルト5の抵抗率R0 を算出することができる。このよ
うにして、導電性検知装置14が中間転写ベルト5の抵
抗率R0を算出し、その出力データに応じて中間転写ベ
ルト制御部15が熱電効果素子駆動回路16に加熱ある
いは冷却の指示を与えて、加熱・冷却ローラ17を加熱
あるいは冷却させ、中間転写ベルト5の抵抗率を最適値
に保つように制御する。
【0033】図4には、中間転写ベルト5の抵抗率(ベ
ルト抵抗率)とベルト転写ローラ6に印加する転写バイ
アス電圧(転写印加電圧)との関係を示している。ベル
ト転写ローラ6に印加する転写バイアス電圧の最適値は
、中間転写ベルト5の抵抗率によって異なるが、101
0Ω・cm程度の抵抗率を有する中間転写ベルトを用い
る場合には、図4に示すように500V程度の転写バイ
アス電圧が必要である。
【0034】したがって、中間転写ベルト5として23
℃で1010Ω・cmの抵抗率を有するものを用いた場
合には、中間転写ベルト制御部15がドラム電流測定器
4及び導電性検知装置14を用いて中間転写ベルト15
の抵抗率の変化を予め測定し、その測定した抵抗率に応
じて加熱・冷却ローラ17を加熱又は冷却して、中間転
写ベルト5の抵抗率を1010Ω・cm程度に制御する
ことにより、感光層3に付与される電荷量が一定になり
、良好な転写画像を安定して得ることができる。中間転
写ベルト制御部15によるこのような制御処理のフロー
チャートを図5に示す。
【0035】図6はこの発明の第2実施例を示す複写機
の要部構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を付
している。この複写機においては、感光体ドラム1のA
l基体2を直接接地し、ベルト転写電圧供給電源10と
それから出力される1次転写用の転写バイアス電圧を中
間転写ベルト5に与えるためのベルト転写ローラ6(電
圧供与部材)との間に、ベルト転写電流測定器18を介
挿している。
【0036】この複写機において、図7を参照して中間
転写ベルト5の抵抗率の算出に関して説明すると、ベル
ト転写電圧供給電源10がオンになると、感光層3の誘
電体部を充電すべく電荷の移動が起こる。この挙動は前
述の第1実施例の場合と同様であるが、定常電流として
安定する電流値Iは第1実施例の場合に比べて大きくな
る。これは、中間転写ベルト5の周長部の抵抗Rbrに
電流が流れるためである。
【0037】ここで、中間転写ベルト5の抵抗率(固有
抵抗値)R0 が増加すると、ベルト転写電圧供給電源
10から供給される電流値Iが減少し、抵抗率R0 が
減少するとその電流値Iが増加する。これらの関係から
中間転写ベルト5の抵抗率R0 を求めることができる
【0038】すなわち、前述のように中間転写ベルト5
の転写部の抵抗Rbt=αR0 であり、周長部の抵抗
Rbr=βR0 (βは中間転写ベルト5のベルト転写
ローラ6からアースされた支持ローラ8までの距離等に
よって決まる定数)であり、これらの感光層部の抵抗R
pdとの合成抵抗Rは数2によって求められる。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、E,Rpd,α,及びβは定数又
は既知であるから、電流値Iを測定すれば、中間転写ベ
ルト5の抵抗率R0 を算出することができる。
【0041】したがって、中間転写ベルト5として例え
ば23℃で1010Ω・cmの抵抗率を有するものを用
いた場合には、中間転写ベルト制御部15がベルト転写
電流測定器18及び導電性検知装置14を用いて中間転
写ベルト15の抵抗率の変化を予め測定し、その測定し
た抵抗率に応じて加熱・冷却ローラ17を加熱又は冷却
して、中間転写ベルト5の抵抗率を1010Ω・cm程
度に制御することにより、感光層3に付与される電荷量
が一定になり、第1実施例と同様に良好な転写画像を安
定して得ることができる。
【0042】次に、この発明の第3実施例以降を順次説
明していくが、そのうち第3実施例乃至第6実施例にお
いては、図1及び図3に示した導電性検知装置14,中
間転写ベルト制御部15,熱電効果素子駆動回路16,
及び加熱・冷却ローラ17の図示を省略したが、それら
と同等のものを使用することにより、前述の各実施例と
同様の効果を得られるようにしている。
【0043】そこで、この第3実施例乃至第6実施例に
おいては、それぞれ中間転写ベルト5の抵抗率の算出に
関わる部分のみを説明する。図8は第3実施例を説明す
るための複写機の概略構成図であり、図6と同じ部分に
は同一符号を付している。
【0044】この実施例において、感光体ドラム1から
中間転写ベルト5へ、中間転写ベルト5からペーパへい
ずれもトナー像の転写を行なわない時には、中間転写ベ
ルト5を他のユニットすなわち感光体ドラム1とペーパ
転写ローラ12から離間させて電気的に独立させ、その
状態でベルト転写ローラ6に転写バイアス電圧を印加す
る。
【0045】このときの等価回路は図9に示すようにな
り、中間転写ベルト5の各部分が直列,並列に構成され
、その各抵抗値R1,R2,R3,R4はそれぞれ  
  R1=K1・R0    R2=K2・R0   
 R3=K3・R0    R4=K4・R0 (K1,K2,K3,K4は定数)であり、抵抗率R0
 の実数倍で表わされる。
【0046】そこで、図9におけるa−b間の合成抵抗
値Rc を数3によって求めることができる。したがっ
て、R0 =KE/Ic (Kは定数)であるから、こ
の状態の時に中間転写ベルト5に流れる電流Ic を測
定することにより、中間転写ベルト5の抵抗率R0 を
算出することができる。
【0047】
【数3】
【0048】図10はこの発明の第4実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の表面のベルト転写領域前にあたる部分に対向して表面
電位計31を設けると共に、その直前のベルト部分の電
位を0Vにすべく支持ローラ9を接地している。
【0049】ここで、ベルト転写ローラ6に定電流で転
写バイアス電圧を印加すると、図10図のX1,X2間
のベルト部分に図11に示すような電位勾配が生ずる。 この勾配は中間転写ベルト5の抵抗率によって変化する
ため、電位勾配中のいずれか一点を表面電位計31によ
って測定することにより、中間転写ベルト5の抵抗率を
求めることができる。
【0050】なお、前述の各実施例の複写機においては
、感光体ドラム1の感光層3に対して帯電,露光,現像
を行ない、その工程によって感光層3上に形成されたト
ナー像をベルト転写ローラ6によって中間転写ベルト5
上に転写するようにしており、このときパルス制御によ
って予め感光層3上の画像形成部が決定されるようにな
っている。
【0051】そこで、第3実施例の複写機を除き、作像
前に感光層3上の画像形成部が第1転写位置(転写領域
)に到達する前に、少なくとも図示しない駆動装置によ
って中間転写ベルト5を感光層3に接触させ、それと同
時にベルト転写ローラ6に転写バイアス電圧を印加し、
このときのドラム電流,ベルト電流,あるいは中間転写
ベルト5の表面に形成される電位を計測することにより
、その測定値から中間転写ベルト5の抵抗率の変化を確
実に把握できるため、転写画像の安定性が一層高まる。
【0052】図12はこの発明の第5実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の近傍に温度・湿度センサ32を設けており、その温度
・湿度センサ32によって中間転写ベルト5がさらされ
る雰囲気の温度及び湿度を検出する。そして、温度及び
湿度による中間転写ベルト5の抵抗率の変化を予め測定
して記憶させておけば、そのデータに基づいて実際の中
間転写ベルト5の抵抗率を求めることができる。
【0053】図13はこの発明の第6実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機においては、中間転写ベルト5
の裏面のペーパ転写領域後にあたる部分に温度センサ3
3を接触して設けており、その温度センサ33によって
ペーパ転写終了後の中間転写ベルト5の温度を検出する
ことにより、各温度に対して予め測定して記憶させた抵
抗率変化のデータから中間転写ベルト5の抵抗率を求め
ることができる。
【0054】なお、前述の各実施例では、ドラム電流,
ベルト電流、あるいは中間転写ベルト5の表面電位,温
度,さらには中間転写ベルト5がさらされる雰囲気を測
定し、それらの測定結果から中間転写ベルト5の抵抗率
を求めるようにしたが、それらの測定結果から抵抗率の
逆数にあたる導電率(電気伝導度)を求め、その求めた
導電率に応じて中間転写ベルト5を加熱又は冷却するこ
とによってその導電率を最適値に保つように制御しても
よい。
【0055】また、ドラム電流等の測定結果は中間転写
ベルト5の抵抗率に比例して変化するものなので、それ
らの測定結果に応じて直接中間転写ベルト5の抵抗率を
最適値に保つように制御することもできる。あるいは、
上記第5実施例における温度・湿度センサ32あるいは
第6実施例における温度センサ33の検出結果、又はそ
れらから求められる抵抗率に応じてペーパ転写電圧供給
電源11による転写電圧を制御するようにしてもよい。
【0056】例えば、図14(第7実施例)に示すよう
に、温度センサを用いて中間転写ベルト5の温度を測定
し、その温度が21℃以下ならば図1の加熱・冷却ロー
ラ17を加熱するが、21℃を越えている場合にはその
加熱を停止する。その停止後中間転写ベルト5の温度が
25℃以上の場合は加熱・冷却ローラ17を冷却し、2
5℃未満ならばその冷却を停止する。それによって、中
間転写ベルト5の温度が22〜24℃に保たれるため、
その抵抗率を最適値に維持することができる。
【0057】図15はこの発明の第8実施例を説明する
ための複写機の概略構成図であり、図1と同じ部分には
同一符号を付している。この複写機においては、電圧供
与部材であるベルト転写ローラ41,41の中間転写ベ
ルト5との接触位置を、感光層3と中間転写ベルト5と
の接触位置(第1転写位置)Pに対して可変に構成して
、第1転写位置Pからベルト転写ローラ41までの距離
Lを変えられるようにしている。
【0058】そして、ここでは図示を省略したが、例え
ば前述の各実施例で説明した手段によって中間転写ベル
ト5の抵抗率を検出して、その検出結果から中間転写ベ
ルト5の実効的な抵抗値を算出し、その算出した抵抗値
から中間転写ベルト5におけるベルト転写ローラ41,
41との接触位置から感光層3との接触位置Pまでの実
効的な抵抗値を求め、その抵抗値が最適値を保つように
、ベルト転写ローラ41,41の位置を図示しない移動
機構により矢示のように移動させて可変設定する。
【0059】なお、図16にはベルト転写ローラ41か
ら1次転写位置Pまでの実効的な抵抗値とその位置の電
位との関係を示しており、10Ωを越えると急激に電位
が上がらなくなるのが分かる。また、抵抗の低い方では
感光層3へのリークなど異常画像を引き起こす原因とな
るため、ある程度の抵抗値が必要である。
【0060】中間転写ベルト5におけるベルト転写ロー
ラ41と1次転写位置Pとの間の実効的な抵抗値R(Ω
・cm)は、図15に示した距離L(cm),中間転写
ベルト5の厚さD(cm),幅W(cm),及びその体
積抵抗率R0 (Ω・cm)から数4によって求められ
る。
【0061】
【数4】
【0062】図17はこの発明の第9実施例を示す複写
機の概略構成図であり、図1と同じ部分には同一符号を
付している。この複写機において、中間転写ベルト42
は図18に示すように、金属フィルム42a上に電荷キ
ャリア輸送材料及び電荷キャリア生成材料を分散させた
ポリカーボネート塗膜(感光層)42bを塗布して作成
したものである。
【0063】なお、基体となる材料は、金属に限らず導
電性のシートであればよく、電荷キャリア輸送材料に電
子供与性化合物を用いることで正帯電の際の感度が高く
なる。キャリア輸送材料としては、図19に示すような
複素環系,ヒドラゾン系,及びアリールアミン系のもの
が、キャリア生成材料としては、図20に示す各系ある
いは色素のもの及び図21に示すアゾ系のものが代表的
である。
【0064】また、感光層3と中間転写ベルト42とが
接触している1次転写位置Pと中間転写ベルト42とペ
ーパ転写ローラ12とが接触している2次転写位置Qと
の間には、中間転写ベルト42の裏面に接触して支持ロ
ーラ(アースローラ)8が配置されているが、そのベル
ト表面に対向して除電ランプ44を設けている。
【0065】この除電ランプ44は、ランプ用電源45
によって発光し、出力制御装置46によって設定された
量の光を中間転写ベルト42の表面に照射する。さて、
中間転写ベルト41の表面は予め1次転写位置Pに達す
る前に帯電チャージャ43によって正帯電され、その表
面にはトナー像の静電転写に必要な電荷が供給される。
【0066】それによって、感光体ドラム1の感光層3
上に形成されたトナー像は1次転写位置Pで中間転写ベ
ルト41に移動して2次転写位置Qへ運ばれるが、その
搬送途中において、除電ランプ44の照射光により帯電
電荷が支持ローラ8を介してアースに放電される。した
がって、中間転写ベルト41上のトナー像は、そのベル
トが完全に除電された状態で2次転写位置Qに到達し、
ペーパ転写対向ローラ7及びペーパ転写ローラ12によ
って転写材13上に転写されるため、良好な転写画像を
得ることができる。
【0067】以上、この発明を複写機に適用した実施例
について説明したが、この発明はこれに限らず、LED
プリンタ,液晶シャッタプリンタ等の光プリンタやファ
クシミリ装置等の画像形成装置に適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による中
間転写体を備えた画像形成装置によれば、中間転写体の
経時変化や機内雰囲気の温湿度等による電気的特性変化
に係わらず、常時安定した転写画像を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す複写機の概略構成
図である。
【図2】図1の中間転写ベルト制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同じく第1実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図4】同じく中間転写ベルトの抵抗率とベルト転写ロ
ーラに印加する転写バイアス電圧との関係を示す線図で
ある。
【図5】同じく中間転写ベルトの抵抗率制御の処理を示
すフロー図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す複写機の概略構成
図である。
【図7】同じく第2実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図8】この発明の第3実施例を説明するための複写機
の概略構成図である。
【図9】同じく第3実施例におけるベルト転写電圧供給
電源による電流経路部分の等価回路図である。
【図10】この発明の第4実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図11】図10のX1,X2間のベルト部分とその表
面電位との関係を示す線図である。
【図12】この発明の第5実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図13】この発明の第6実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図14】この発明の第7実施例における中間転写ベル
トの温度制御の処理を示すフロー図である。
【図15】この発明の第8実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図16】図15の中間転写ベルト5におけるベルト転
写ローラ41と1次転写位置Pとの間の実効的な抵抗値
とその転写位置の電位との関係を示す線図である。
【図17】この発明の第9実施例を示す複写機の概略構
成図である。
【図18】図17の中間転写ベルトの一部を拡大して示
す断面図である。
【図19】キャリア輸送材料の例を示す化学構造の図で
ある。
【図20】キャリア生成材料の例を示す化学構造の図で
ある。
【図21】キャリア生成材料の他の例を示す化学構造の
図である。
【図22】転写材中の水分とその表面電気抵抗との関係
を示す線図である。
【符号の説明】
1  感光体ドラム                
2  アルミニウム(Al)基体 3  感光層                   
   4  ドラム電流測定器 5  中間転写ベルト              6
  ベルト転写ローラ 7  ペーパ転写対向ローラ        8  支
持ローラ(アースローラ) 9  支持ローラ                 
 10  ベルト転写電圧供給電源 11  ペーパ転写電圧供給電源    12  ペー
パ転写ローラ 13  転写材(ペーパ)          14 
 導電性検知装置 15  中間転写ベルト制御部      16  熱
電効果素子駆動回路 17  加熱・冷却ローラ          18 
 ベルト転写電流測定器 21  I/O                  
  22  CPU23  ROM         
           24  RAM31  表面電
位計                32  温度・
湿度センサ 33  温度センサ                
41  ベルト転写ローラ 42  中間転写ベルト            42
a  金属フィルム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像担持体上に形成されたトナー像を中
    間転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から
    転写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置に
    おいて、前記中間転写体の抵抗率を検出する抵抗率検出
    手段と、該手段によって検出される抵抗率に応じて前記
    中間転写体の抵抗率を制御する中間転写体制御手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の画像形成装置において
    、中間転写体制御手段が抵抗率検出手段によって検出さ
    れる抵抗率に応じて前記中間転写体を加熱又は冷却する
    ことによってその抵抗率を最適値を保つように制御する
    手段であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2記載の画像形成装置に
    おいて、前記像担持体を、導電体で形成され且つ接地さ
    れた基体とそれを被うように形成された誘電体又は光導
    電体とによって構成すると共に、前記基体と接地点との
    間に前記抵抗率検出手段の一部をなす電流測定器を介挿
    したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】  請求項1又は2記載の画像形成装置に
    おいて、転写バイアス供給電源と該電源から出力される
    前記1次転写用の転写バイアス電圧を前記中間転写体に
    与えるための電圧供与部材との間に、前記抵抗率検出手
    段の一部をなす電流測定器を介挿したことを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】  前記抵抗率検出手段が、作像前に前記
    像担持体の非画像形成部に前記中間転写体が接触して画
    像形成部が前記1次転写位置に達する以前に該中間転写
    体の抵抗率を検出する手段であることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】  像担持体上に形成されたトナー像を中
    間転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から
    転写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置に
    おいて、転写バイアス供給電源から出力される前記1次
    転写用の転写バイアス電圧を前記中間転写体に与えるた
    めの電圧供与部材の該中間転写体との接触位置を、前記
    像担持体と中間転写体との接触位置に対して可変に構成
    すると共に、前記中間転写体の実効的な抵抗値を検出す
    る抵抗値検出手段と、該手段による検出結果から前記中
    間転写体における前記電圧供与部材との接触位置から前
    記像担持体との接触位置までの実効的な抵抗値を求める
    手段と、該手段によって求められる抵抗値が最適値を保
    つように前記電圧供与部材の位置を可変設定する手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】  像担持体上に形成されたトナー像を中
    間転写体に静電的に1次転写した後、該中間転写体から
    転写紙類に2次転写を行なうようにした画像形成装置に
    おいて、前記中間転写体を光導電性の材料によって形成
    すると共に、前記1次転写位置と2次転写位置との間に
    、前記中間転写体の裏面に接触するアースローラと表面
    に対向する除電ランプとを配設したことを特徴とする画
    像形成装置。
JP03112458A 1991-04-17 1991-04-17 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3076396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03112458A JP3076396B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03112458A JP3076396B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04318579A true JPH04318579A (ja) 1992-11-10
JP3076396B2 JP3076396B2 (ja) 2000-08-14

Family

ID=14587145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03112458A Expired - Fee Related JP3076396B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3076396B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600895B2 (en) * 2001-05-25 2003-07-29 Xerox Corporation Printing machine and method using a bias transfer roller including at least one temperature-maintaining device
JP2006189745A (ja) * 2004-03-17 2006-07-20 Fuji Xerox Co Ltd 中間転写体、及び該中間転写体を用いた画像形成装置
US7515842B2 (en) 2005-12-22 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with resistance controlled transfer member

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016198143A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 チャンミン イ 上部の外皮を入替えできるサンダル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600895B2 (en) * 2001-05-25 2003-07-29 Xerox Corporation Printing machine and method using a bias transfer roller including at least one temperature-maintaining device
JP2006189745A (ja) * 2004-03-17 2006-07-20 Fuji Xerox Co Ltd 中間転写体、及び該中間転写体を用いた画像形成装置
US7515842B2 (en) 2005-12-22 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with resistance controlled transfer member

Also Published As

Publication number Publication date
JP3076396B2 (ja) 2000-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4181653B2 (ja) 画像形成装置
US5701551A (en) Image forming apparatus including control means for controlling an output from en electrical power source to a charging member for charging an image bearing member
US8831452B2 (en) Image forming apparatus with transfer voltage detection
US5486903A (en) Image forming apparatus with paper thickness detector
US7233750B2 (en) Image forming apparatus with control of transfer charge
US8369729B2 (en) Image forming apparatus with varying transfer bias
US9454109B2 (en) Image forming apparatus controlling transfer conditions based on resistance of transfer member
JPH0457068A (ja) 画像形成装置
US9146507B2 (en) Image forming apparatus with voltage adjustment
JP3172239B2 (ja) 画像形成装置
US8396404B2 (en) Image transfer nip method and apparatus using constant current controls
JP3576738B2 (ja) 画像形成装置
JP2011064931A (ja) 画像形成装置
EP0698831B1 (en) Method for controlling an image formation condition in an image forming apparatus
JPH04318579A (ja) 画像形成装置
JP5473291B2 (ja) 画像形成装置
US5530522A (en) Image forming apparatus with controlled transfer voltage
JP2000235315A (ja) 画像形成装置
US10551770B1 (en) Transfer device and image-forming apparatus
US9081334B2 (en) Image forming apparatus
JPH10221931A (ja) 画像形成装置
JP3239634B2 (ja) 画像形成装置
JP2004191842A (ja) 画像形成装置
JPH08160756A (ja) カラー画像形成装置
JP2000267458A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees