JP3076294B2 - プレストーク通信用インタフェースカード - Google Patents

プレストーク通信用インタフェースカード

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JP3076294B2 JP35286297A JP35286297A JP3076294B2 JP 3076294 B2 JP3076294 B2 JP 3076294B2 JP 35286297 A JP35286297 A JP 35286297A JP 35286297 A JP35286297 A JP 35286297A JP 3076294 B2 JP3076294 B2 JP 3076294B2
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諭己博 菅野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレストーク通信用
インタフェースカード関し、特に自営の業務用移動体通
信システムなどにおけるポイント・ツ・マルチポイント
(Point−to−Multipoint)通信での
主流の接続方式である単信方式やプレストーク(2波シ
ンプレックス)方式に対応したシステムと有線回線とを
接続するシステムにおいてプレストーク通信を可能とす
るプレストーク通信用インタフェースカードに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、移動体通信システムを構築するに
当たり、移動無線システムと有線システムとの接続は必
須の要求である。しかしながら、業務用等に関連する移
動無線システムでは、無線の特徴を生かしたポイント・
ツ・マルチポイント通信に重点が置かれており、その接
続方式はプレストークボタンを押下した時のみ送信が可
能(その時、受信は不可)なプレストーク(2波シンプ
レックス)通信方式が主流である。
【0003】これに対し、有線通信システムの端末とし
ての電話装置は、ポイント・ツ・ポイント(Point
−to−Point)通信を基本とするため、複信通話
が常識であり、プレストーク(Press−talk)
通信を実現する手段を有していないのが実状である。
【0004】このシステムにおいてプレストーク通信を
実現するためには、発信局は有線通信システムの電話装
置がプレストークボタンを押下したことをシステム全体
(主として制御局)に通知する手段を有する必要があ
り、また、着信局は他の局でプレストークボタンが押下
されていることを認知する手段を有する必要があった。
このため、従来の技術では、前述した有線システムと移
動無線システムとを連結し、かつ、両システムの端末間
でプレストーク通話を実現する手段として、音声帯域信
号(電話の周波数帯域:300Hz乃至3.4kHz)
をさらに音声信号帯域用トーンと制御信号帯域用トーン
とに帯域分割したトーン制御信号の授受により自局およ
び他局のプレストークボタン押下を認知するトーン制御
方式を採用していた。
【0005】図3は従来のインタフェースカードを使用
したシステムの一例を示すシステムブロック図である。
【0006】図3を参照すると、この従来例のシステム
は、交換機に収容されたインタフェースカード40と、
このインタフェースカード40と4線式伝送路により接
続された電話機に収容されたインタフェースカード50
とから構成されている。
【0007】なお、4線式伝送路はインタフェースカー
ド40からインタフェースカード50に信号を送信する
送信側伝送路(4WS)31と、インタフェースカード
40がインタフェースカード50からの信号を受信する
受信側伝送路(4WR)32とから構成されている。
【0008】この従来例におけるインタフェースカード
40は、E線(電話機に対して着信を通知する制御線)
と接続されE線用トーン制御信号(周波数f1は例えば
3.2kHz)を発生する発振器(OSC)41と、通
話線(スピーカ線:SP線)と接続され電話機の受話ラ
イン切断制御用トーン信号(SP線用トーン制御信号:
周波数f2は例えば3.3kHz)を発生するOSC4
2と、ローパスフィルタ(LPF:例えば周波数fc=
2.8kHz以下を通過させる)45を通った音声信号
にOSC41からのE線用トーン制御信号およびOSC
42からのSP線用トーン制御信号が重畳された音声帯
域信号を増幅して4WS31に送信する増幅器48と、
4WR32からの受信信号を増幅してLPF(周波数f
c=2.8kHz以下を通過させる)46およびハイパ
スフィルタ(HPF:例えば周波数f1=3.2kHz
以上を通過させる)47に入力する増幅器49と、HP
F47の出力信号に含まれるM線用トーン制御信号(周
波数f1)を検出する検出器(DET)43と、HPF
47の出力信号からプレストーン制御信号(周波数f
2)を検出するDET44とを備えている。
【0009】また、インタフェースカード50は、4W
S31からの受信音声帯域信号を増幅して出力する増幅
器59と、増幅器59の出力信号から音声信号(周波数
fc以下)を分離するLPF56と、E線用トーン制御
信号(周波数f1)およびSP線用トーン制御信号(周
波数f2)を通過させるHPF57と、HPF57の出
力に含まれるE線用トーン制御信号を検出するDET5
3と、HPF57の出力に含まれるSP線用トーン制御
信号を検出するDET54と、電話機(図示省略)から
の送話音声信号を通過させるLPF55と、M線(交換
機に対してオフフックを通知する制御線)と接続されM
線トーン制御信号(周波数f1)を発生するOSC51
と、プレストークボタンを押下したときにプレス線用ト
ーン制御信号(周波数f2)を発生するOSC52と、
LPF55からの送話音声信号にOSC51からのM線
用トーン制御信号およびOSC52からのプレス線用ト
ーン制御信号が重畳された音声帯域信号を増幅して4W
R32に送信する増幅器58とを備えている。
【0010】次に、この従来例の動作について説明す
る。
【0011】4WS31を通して交換機側から送信され
た音声帯域信号を電話機側で受信すると、増幅器59で
増幅した後、音声信号はLPF56で分離して受話器に
出力され、HPF57を通ったE線用トーン制御信号は
DET53で検出してE線に出力され、HPF57を通
ったSP線用トーン制御信号はDET54で検出してS
P線に出力される。
【0012】また、LPF55を通過した電話機の送話
器からの送話音声信号にOSC51からのM線用トーン
制御信号およびOSC52からのプレス線用トーン制御
信号が重畳された音声帯域信号は増幅器58で増幅され
て4WR32に送信される。この音声帯域信号を交換機
側で受信すると、増幅器49で増幅した後、音声信号は
LPF46で分離して受話線に出力され、HPF47を
通ったM線用トーン制御信号はDET43で検出してM
線に出力され、HPF47を通ったプレス線用トーン制
御信号はDET44で検出してプレス線に出力され、交
換機側では電話機側でプレストークボタンが押下された
ことを認知する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のシステムでは、音声信号帯域を制限するため所要音
声スペクトルの欠落を余儀なくされるので、受信側にお
いて復元された音声は、送話者の声質を損なったり、あ
るいはフィルタによる位相周りが起こるという問題点が
あった。
【0014】また、伝送路のダイナミックレンジによっ
ては制御情報がマスクされることがあって、うまく制御
情報が伝わらず、制御信号情報が欠落することがあるな
どの問題点があった。
【0015】この制御信号情報の欠落を解決する手段と
して、特開昭63−177636号公報に所載の「イン
バンドトーン送信方式」を挙げことができる。
【0016】しかしながら、この公報に所載の、伝送路
のダイナミックレンジによってクリップ回路の設定レベ
ル値を変更するインバンドトーン送信方式では、伝送路
のダイナミックレンジが極端に狭い場合には、音声回路
を設計する際に設定した標準音声入力に対して入力レベ
ルが小さく、聞き手に届いた音声レベルがある程度小さ
くなるという問題点があった。
【0017】そこで、この問題点の解決手段として、音
声回路内のレベルダイヤ調整機能によって救済する手法
を採ると、音声回路内の無用な雑音レベルの重畳を起こ
して音声品質を悪化させることもあるという別の問題の
発生が考えられる。
【0018】本発明の目的は、トーン制御信号の論理お
よびトーン制御信号の起動タイミングに工夫を加えるこ
とにより、帯域フィルタ等の余分なハードウェアを必要
とせずに、音声スペクトルの欠落や伝送路のダイナミッ
クレンジによるトーン制御信号の欠落を防止したプレス
トーク通信を実現するプレストーク通信用インタフェー
スカードを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によるプレストー
ク通信用インタフェースカードは、4線式伝送路により
接続される交換機および有線通信システムの端末の電話
装置にそれぞれ収容されるインタフェースカードにおい
て、 前記交換機に収容される前記インタフェースカード
は前記音声帯域内の前記第1の周波数のE線用トーン制
御信号を出力する第1の発振器と,前記音声帯域内の第
2の周波数のスピーカ線切断用トーン制御信号を出力す
る第2の発振器と,前記4線式伝送路からの前記受信信
号に前記第1の周波数のM線用トーン制御信号が重畳さ
れていないことを検出する第3の検出器と,前記4線式
伝送路からの前記受信信号に前記第2の周波数のプレス
線用トーン制御信号が重畳されていないことを検出する
第4の検出器とを備え、 前記電話装置に収容される前記
インタフェースカードは前記4線式伝送路からの受信信
号に前記E線用トーン制御信号が重畳されていないこと
を検出する第5の検出器と,前記4線式伝送路からの前
記受信信号に前記スピーカ線切断用トーン制御信号が重
畳されていないことを検出する第6の検出器と,前記M
線用トーン制御信号を出力する第3の発振器と,前記ス
ピーカ線切断用トーン制御信号を出力する第4の発振器
とを備える。
【0020】また本発明によるプレストーク通信用イン
タフェースカードは、前記電話装置側はE線およびM線
のオンが検出された時点でプレストークボタンの押下を
通知するためのプレストーンを起動し、前記交換機側で
は前記プレストーンを検出した時点で通話と認識し、そ
の後前記プレストークボタンの押下と同期して前記電話
装置から送信されていた前記プレストーンの切断を認知
し、前記交換機側は他局が送信権を持っていないときは
前記スピーカ線切断用トーン制御信号を起動して前記電
話装置の受話ラインをオフするとともに前記電話装置の
送話器からの送話音声信号を前記交換機側に送信する。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0026】図1は本発明のプレストーク通信用インタ
フェースカードを使用したシステムの一実施形態を示す
システムブロック図である。
【0027】図1を参照すると、本実施形態のシステム
は、交換機に収容されたインタフェースカード10と、
このインタフェースカード10と4線式伝送路により接
続された電話機に収容されたインタフェースカード20
とから構成されている。
【0028】なお、4線式伝送路は交換機側のインタフ
ェースカード10から電話機側のインタフェースカード
20に信号を送信する送信側伝送路(4WS)31と、
インタフェースカード10がインタフェースカード20
からの信号を受信する受信側伝送路(4WR)32とか
ら構成されている。
【0029】そして、本実施形態におけるインタフェー
スカード10は、図3に示した従来例におけるインタフ
ェースカード40からLPF45,46とHPF47と
を除き、DET43,44をそれぞれDET13,14
に変更したものであり、また、インタフェースカード2
0は、従来例におけるインタフェースカード50からL
PF55,56とHPF57とを除き、DET53,5
4をそれぞれDET13,14に変更したものである。
【0030】すなわち、本実施形態におけるインタフェ
ースカード10は、電話機に着信を通知する制御線のE
線と接続されE線用トーン制御信号(周波数f1)を発
生する発振器(OSC)11と、電話機の受話ライン切
断制御用トーン信号(SP線用トーン制御信号:周波数
f2)を発生するOSC12と、音声帯域信号(周波数
300Hz乃至3.4kHz),OSC11からのE線
用トーン制御信号およびOSC12からのSP線用トー
ン制御信号を増幅して4WS31に送信する増幅器18
と、4WR32からの受信信号を増幅して音声帯域信
号,交換機にオフフックを通知する制御線のM線用トー
ン制御信号(周波数f1)および電話機のプレストーク
ボタン押下を通知するためのプレストーン制御信号(周
波数f2)を出力する増幅器19と、増幅器19の出力
信号からM線用トーン制御信号がなくなった時点(タイ
ミング)を検出する検出器(DET)13と、増幅器1
9の出力信号からプレストーン制御信号がなくなった時
点を検出するDET14とを備えている。
【0031】また、インタフェースカード20は、4W
S31からの受信信号を増幅して音声帯域信号,E線用
トーン制御信号およびSP線用トーン信号を出力する増
幅器29と、増幅器29の出力信号からE線用トーン制
御信号がなくなった時点を検出するDET23と、増幅
器29の出力信号からSP線用トーン制御信号がなくな
った時点を検出するDET24と、M線トーン制御信号
を発生するOSC21と、プレストーン起動指示により
プレス線用トーン制御信号を発生するOSC22と、音
声信号,OSC21からのM線用トーン制御信号および
OSC22からのプレス線用トーン制御信号を増幅して
4WR32に送信する増幅器28とを備えている。
【0032】続いて、本実施形態の動作について図1お
よび図2を併用して説明する。
【0033】図2は図1に示した本実施形態の動作を説
明するためのシーケンスチャートである。
【0034】4線式音声帯域伝送路による回線接続の場
合、E線およびM線がそれぞれ接地された時点でソフト
ウェア的な通話が成立したことを認識する。
【0035】また、プレストーク通話は、プレストーク
ボタンを押下している時には受話音声が入りこまないよ
うに電話機の受話ラインを切断し、プレストークボタン
を押下していない時には受話ラインを接続しておく必要
がある。
【0036】すなわち、本実施形態では、E線およびM
線のオンが検出されたタイミングで、プレストークボタ
ンの押下を通知するためのプレストーンを起動し、電話
機側ではプレストーンを検出した時点で通話と認識する
ようにしている。
【0037】以後、プレストークボタンのオン(押下)
と同期して電話機側から送信されていたプレストーンは
切断され、このプレストーンの切断の認知により、交換
機側は他局が送信権を持っているか否かを確認し、送信
権を持っていないときは電話機の受話器のオフを指示す
るためのスピーカ制御トーンを起動する。
【0038】電話機の送話器からの送話終了後、プレス
トークボタンのオフと同時にプレストーンは再起動さ
れ、このプレストーンを認識した交換機側がスピーカ制
御トーンを切断し、電話機の受話器が接続されて受話音
声が出力される。
【0039】以後、この動作を繰り返すことにより、プ
レストーク通話が実現される。
【0040】このように、本実施形態では、音声信号と
同時に制御トーン信号が伝送路に出力されることがなく
なるので、回線の有する最大の音声帯域を利用した送話
者からの音声の伝送が行われる。
【0041】また、音声信号と制御信号とが重畳されて
回線に出力されることがないので、伝送路のダイナミッ
クレンジが変動しても制御信号がクリップされて情報が
欠落することがなく、確実な伝送が行われる。
【0042】さらに、本実施形態では、従来の技術では
必要であった帯域制限フィルタを挿入する必要がないの
で、ハードウェア構成が著しく簡単になる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、4線
式伝送路により接続される交換機および有線通信システ
ムの端末の電話装置にそれぞれ収容されるインタフェー
スカードであって、上記電話装置から上記交換機側への
プレストーク通信を可能とする手段を備えることによ
り、また、上記インタフェースカードはプレストーク通
信方式の入力信号に音声帯域内の所定の周波数のトーン
制御信号の重畳がないことを検出する検出手段を備える
ことにより、さらに、上記検出手段は4線式伝送路から
の受信信号に音声帯域内の第1の周波数のトーン制御信
号が重畳されていないことを検出する第1の検出器と、
4線式伝送路からの受信信号に音声帯域内の第2の周波
数のトーン制御信号が重畳されていないことを検出する
第2の検出器であることにより、さらにまた、上記交換
機に収容されるインタフェースカードは音声帯域内の第
1の周波数のE線用トーン制御信号を出力する第1の発
振器と,音声帯域内の第2の周波数のスピーカ線切断用
トーン制御信号を出力する第2の発振器と,4線式伝送
路からの受信信号に第1の周波数のM線用トーン制御信
号が重畳されていないことを検出する第3の検出器と,
4線式伝送路からの受信信号に第2の周波数のプレス線
用トーン制御信号が重畳されていないことを検出する第
4の検出器とを備え、上記電話装置に収容されるインタ
フェースカードは4線式伝送路からの受信信号にE線用
トーン制御信号が重畳されていないことを検出する第5
の検出器と,4線式伝送路からの受信信号にスピーカ線
切断用トーン制御信号が重畳されていないことを検出す
る第6の検出器と,M線用トーン制御信号を出力する第
3の発振器と,スピーカ線切断用トーン制御信号を出力
する第4の発振器とを備えることにより、そして、上記
E線およびM線のオンが検出された時点で電話装置側は
プレストークボタンの押下を通知するためのプレストー
ンを起動し、交換機側ではプレストーンを検出した時点
で通話と認識し、その後プレストークボタンの押下と同
期して電話装置から送信されていたプレストーンの切断
を認知し、交換機側は他局が送信権を持っていないとき
はスピーカ線切断用トーン制御信号を起動して電話装置
の受話ラインをオフするとともに電話装置の送話器から
の送話音声信号を交換機側に送信することにより、そし
てまた、第2の発明は、4線式伝送路により接続される
交換機および有線通信システムの端末の電話装置とを備
えるシステムにおいて、交換機から電話装置に着信を通
知する第1のトーン制御信号のオンと交換機にオフフッ
クを通知する第2のトーン制御信号のオンとが検出され
た時点で通話と認識し、電話装置においてプレストーク
ボタンが押下されたときこれを通知する第3のトーン制
御信号を起動し、プレストークボタンの押下に同期して
電話装置からの送話音声信号を交換機側に送信すること
により、音声信号と同時に制御トーン信号が伝送路に出
力されることがなくなるので、回線の有する最大の音声
帯域を利用した送話者からの音声の伝送が行われるとい
う効果を有する。
【0044】また、音声信号と制御信号とが重畳されて
回線に出力されることがないので、伝送路のダイナミッ
クレンジが変動しても制御信号がクリップされて情報が
欠落することがなく、確実な伝送が行われるという効果
を有する。
【0045】さらに、従来の技術では必要であった帯域
制限フィルタを挿入する必要がないので、ハードウェア
構成が著しく簡単になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレストーク通信用インタフェースカ
ードを使用したシステムの一実施形態を示すシステムブ
ロック図である。
【図2】図1に示した本実施形態の動作を説明するため
のシーケンスチャートである。
【図3】従来のインタフェースカードを使用したシステ
ムの一例を示すシステムブロック図である。
【符号の説明】
10,20,40,50 インタフェースカード 11,12,21,22,41,42,51,52
発振器(OSC) 13,14,23,24,43,44,53,54
検出器(DET) 18,19,28,29,48,49,58,59
増幅器 31 送信側伝送路(4WS) 32 受信側伝送路(4WR) 45,46,55,56 ローパスフィルタ(LP
F) 47,57 ハイパスフィルタ(HPF)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−37958(JP,A) 特開 平4−239897(JP,A) 特開 平4−56556(JP,A) 特開 平3−143191(JP,A) 特開 平3−44254(JP,A) 特開 昭63−177636(JP,A) 特開 昭62−219794(JP,A) 特公 昭53−33004(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/42 104 - 107 H04M 3/00 H04M 7/00 - 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4線式伝送路により接続される交換機お
    よび有線通信システムの端末の電話装置にそれぞれ収容
    されるインタフェースカードにおいて、 前記交換機に収容される前記インタフェースカードは前
    記音声帯域内の前記第1の周波数のE線用トーン制御信
    号を出力する第1の発振器と,前記音声帯域内の第2の
    周波数のスピーカ線切断用トーン制御信号を出力する第
    2の発振器と, 前記4線式伝送路からの前記受信信号に前記第1の周波
    数のM線用トーン制御信号が重畳されていないことを検
    出する第3の検出器と,前記4線式伝送路からの前記受
    信信号に前記第2の周波数のプレス線用トーン制御信号
    が重畳されていないことを検出する第4の検出器とを備
    え、 前記電話装置に収容される前記インタフェースカードは
    前記4線式伝送路からの受信信号に前記E線用トーン制
    御信号が重畳されていないことを検出する第5の検出器
    と,前記4線式伝送路からの前記受信信号に前記スピー
    カ線切断用トーン制御信号が重畳されていないことを検
    出する第6の検出器と,前記M線用トーン制御信号を出
    力する第3の発振器と,前記スピーカ線切断用トーン制
    御信号を出力する第4の発振器と を備えることを特徴と
    するプレストーク通信用インタフェースカード。
  2. 【請求項2】 前記電話装置側はE線およびM線のオン
    が検出された時点でプレストークボタンの押下を通知す
    るためのプレストーンを起動し、前記交換機側では前記
    プレストーンを検出した時点で通話と認識し、その後前
    記プレストークボタンの押下と同期して前記電話装置か
    ら送信されていた前記プレストーンの切断を認知し、前
    記交換機側は他局が送信権を持っていないときは前記ス
    ピーカ線切断用トーン制御信号を起動して前記電話装置
    の受話ラインをオフするとともに前記電話装置の送話器
    からの送話音声信号を前記交換機側に送信することを特
    徴とする請求項1記載のプレストーク通信用インタフェ
    ースカード。
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