JP3076236U - おむつ交換用ベッド - Google Patents

おむつ交換用ベッド

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JP3076236U
JP3076236U JP2000006564U JP2000006564U JP3076236U JP 3076236 U JP3076236 U JP 3076236U JP 2000006564 U JP2000006564 U JP 2000006564U JP 2000006564 U JP2000006564 U JP 2000006564U JP 3076236 U JP3076236 U JP 3076236U
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JP
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diaper
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JP2000006564U
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Inventor
恵造 小川
Original Assignee
押山 孜
吉川機械工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車椅子の人でおむつをしている人がおむつの
交換ができるようにするため、半分を倒立可能にし容易
に操作できるとともに、既存の身障者専用トイレに設置
できるおむつ交換用ベッドの提供。 【解決手段】 ベッド本体1が半分を脚部2に固定した
固定部1aと残り半分を水平及び倒立可能にした可動部
1bとよりなり、可動部1bの回動軸の反対側端部に固
定された回動部材3の固定部側の端部が回動軸3aを介
して回動自在に取り付けられ、回動部材3の固定部側の
端部がオイルダンパー4に接続され、可動部1bの表側
には、固定部1aと反対側の端部に、オイルダンパー4
を操作する操作レバー6が設けられているおむつ交換用
ベッド。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、車椅子の人でおむつをしている人がおむつ交換をするために使用す る、身障者専用トイレ内に設置するおむつ交換用ベッドに関する。
【従来の技術】
世の中は、身障者に対するバリアフリー化のために、住空間のみならず屋外各 施設への外出や活動が出来る環境作りが推進されている。一方、一口に身障者と 言っても目や耳および言葉などの不自由な人を始め、手足が不自由な人でも松葉 杖の人から車椅子の人まで、その障害の種類と程度は干差万別である。また、な かにはおむつをしている人もいる。 身障者、特に車椅子の人でおむつをしている人が外出先でおむつを交換をする 場所は、各公共施設に設置されている身障者専用トイレ内である。しかるに現状 の身障者専用トイレ内は狭く、手摺り付の便器と手洗器が設置されているのみで あり、車椅子での出入りやトイレ内での便器や手洗器への寄り付きのために車椅 子の通行スペースも必要なことから、通常のベッドやべンチ式ソファー等はスペ ースの制約から設置が不可能であるため、おむつ交換用ベッドが設置されている 例は極めて稀である。したがって、車椅子の人でおむつをしている人は、その場 所がなく、大衆の目に触れるベンチ等でプライバシーも守れずにおむつ交換をし ているのが現状である。このような現状を解決すべく、既存の狭い身障者専用ト イレ内に設置できるおむつ交換用ベッドの開発が待たれていた。
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、車椅子の人でおむつをしている人がおむつの交換ができる ようにするため、半分を倒立可能にし容易に操作できるとともに、既存の身障者 専用トイレに設置できるおむつ交換用ベッドを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
本考案のおむつ交換用ベッドは、ベッド本体が半分を脚部に固定した固定部と 残り半分を水平及び倒立可能にした可動部とよりなり、可動部の端部に固定され た回動部材の固定部側の端部が回動軸を介して回動自在に取り付けられ、回動部 材の固定部側の端部がオイルダンパーに接続され、可動部の表側には、固定部と 反対側の端部に、オイルダンパーを操作する操作レバーが設けられていることを 特徴とする。
【考案の実施の形態】
図1(a)は本考案によるおむつ交換用ベッドの一実施例の正面図、(b)は 同側面図、(c)は回動部材の拡大図である。 ベッド本体1は、半分を脚部2に固定した固定部1aと、残り半分を水平及び 倒立可能にした可動部1bとよりなる。脚部2は、安全面からの転倒防止及び盗 難防止のため、アンカーボルトで床に固定する構造とすることが望ましい。 可動部1bの裏面には、可動部1bを水平及び倒立状態に回動させるために固 定部1aと可動部1bを連結する一対の回動部材3が固定され、回動部材3は固 定部1a側の端部が固定部1aの裏面に回動軸3aを介して回動自在に取り付け られている。また、回動部材3の上側には、可動部1bを倒立させた際に、固定 部1aの端部が入り込む、幅が固定部1aの端部の厚さより大きい切欠部3bを 形成する。 回動部材3の固定部1a側の端部と固定部1aの裏面との間には、可動部1b を倒す際に急激に倒れないようにするため、ショックアブソーバー4、例えば公 知のオイルダンパーを設け、可動部1bがゆっくり倒れるようにする。オイルダ ンパー4は、固定部1aと回動部材3にそれぞれ支軸4a,4bにより回動自在 に枢着される。 オイルダンパー4には、リリース弁4cが設けられ、リリース弁4cには、弁 を開閉するリリース弁作動レバー4dが設けられている。リリース弁作動レバー 4dにはワイヤ5が接続され、ワイヤ5を引くことによりリリース弁作動レバー 4dを動かしてリリース弁4cを開く。 可動部1bの表側には、固定部1aと反対側の端部に、ワイヤ5を引く操作 レバー6が設けられている。操作レバー6は、おむつ交換用ベッドが出入口近く に設置されるケースが多いため、左右に2か所設け、入口の位置に拘わらずどち らかの操作レバー6で操作できるようにしている。また、操作レバー6が突起す るのをなくして安全性を確保するために、操作レバー6は可動部1b内の凹みに に埋設する構造とする。 次に本考案のおむつ交換用ベッドの使用方法について説明する。 図2(a)は本考案によるおむつ交換用ベッドの身障者専用トイレ内での配置 の一例を示す平面図、(b)は同側面図、図3(a)は可動部を倒した状態を示 す平面図、(b)は同正面図である。なお、回動部材3等は省略している。 本実施例では、身障者専用トイレに、便器7、洗面台8が配置され、壁には固 定手摺り9a、可動手摺り9bが取り付けられている。入口側にはアコーデオン カーテン10又は引き戸が設けられている。おむつ交換用ベッドは、ベッド本体 1を倒立した状態で入口側の隅に配置されている。 車椅子の人でおむつをしている人は、身障者専用トイレ内に車椅子のまま入る 。ベッド本体1は倒立しているので、車椅子の移動の邪魔にならず身障者専用ト イレ内で容易に移動することができる。 次いで、操作レバー6を引くと、オイルダンパー4のリリース弁作動レバー4 dによってリリース弁4cが開き、ベッド本体1の可動部1bをゆっくりと水平 状態にすることができる。 車椅子の人でおむつをしている人は、介護者によって車椅子からベッド本体1 へ移動する。 おむつ交換後は、ベッド本体1から車椅子に移った後、操作レバー6を引くと オイルダンパー4の復元力が働いて可動部1bはゆっくりと倒立状態に戻る。 本考案のおむつ交換用ベッドにおいては、操作レバー6を可動部1bの両端に 配置しているので、入口側からも、内側からも操作を楽に行うことができる。
【考案の効果】
本考案によれば、ベッド本体の可動部を倒す操作レバーが可動部の回動軸側の 反対端部に配置されているので、介護者や車椅子に乗った人も容易に操作するこ とができる。また、 ベッド本体の半分の可動部を倒立させるので、既存の狭い身障者専用トイレ内に 設置しても、車椅子で容易に移動できるスペースを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案によるおむつ交換用ベッドの一
実施例の正面図、(b)は同側面図、(c)は回動部材
の拡大図である。
【図2】(a)は本考案によるおむつ交換用ベッドの身
障者専用トイレ内での配置の一例を示す平面図、(b)
は側面図である。
【図3】(a)は可動部の水平状態を示す平面図、
(b)は正面図である。
【符号の説明】
1:ベッド本体 1a:固定部 1b:可動部 2:脚部 3:回動部材 3a:回動軸 3b:切欠部 4:ショックアブソーバー(オイルダンパー) 4a,4b:支軸 4c:リリース弁 4d:リリース弁作動レバー 5:ワイヤ 6:操作レバー 7:便器 8:洗面台 9a:固定手摺り 9b:可動手摺り 10:アコーデオンカーテン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体が半分を脚部に固定した固定
    部と残り半分を水平及び倒立可能にした可動部とよりな
    り、 可動部の端部に固定された回動部材の固定部側の端部が
    回動軸を介して回動自在に取り付けられ、 回動部材の固定部側の端部がオイルダンパーに接続さ
    れ、 可動部の表側には、固定部と反対側の端部に、オイルダ
    ンパーを操作する操作レバーが設けられていることを特
    徴とするおむつ交換用ベッド。
  2. 【請求項2】 操作レバーが可動部の回動軸側の反対端
    部の左右に2か所に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のおむつ交換用ベッド。
  3. 【請求項3】 操作レバーは可動部内の凹みに埋設した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のおむつ交換用ベ
    ッド。
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