JP2017189386A - 車椅子利用者向け用の便座装置、及び、そのトイレ設備の使用方法 - Google Patents

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倍章 山本
Masuaki Yamamoto
倍章 山本
浄 河渕
Kiyoshi Kawabuchi
浄 河渕
増野 義明
Yoshiaki Masuno
義明 増野
正憲 菱田
Masanori Hishida
正憲 菱田
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Abstract

【課題】
大便や小便などの排泄を行うための便器用の便座に係るものであるが、特に、介護者を必要とするような障害者などが容易かう簡便に利用するのに好適な車椅子利用者向け用の便座器、及び、そのトイレ設備の使用方法の提供。
【解決手段】
腰掛式の大便器に着脱自在に被せられて取り付けられる便器用便座装置1であって、上記便器100の開口端に対して回転する回転着座3を備えると共に、上記回転着座3は軽量な素材により形成され、かつ折り畳み可能に構成される。また、トイレ7内に乗り入れた折り畳み式車椅子200を折り畳む機構を備えているトイレ設備。
【選択図】図1

Description

本発明は、大便や小便などの排泄を行うための便器用の便座に係るものであるが、特に、介護者を必要とするような障害者などが容易かう簡便に利用するのに好適な車椅子利用者向け用の便座装置、及び、そのトイレ設備の使用方法に関するものである。
大便又は小便を排泄するためのトイレは、便器とその周囲を取り囲むパーテシヨンで構成されており、パーテションの一部は扉になっていてその使用者は扉を開いてパーテションの内部に入り、扉を閉めて便器の前で鉛直軸を中心に180度回転し、かつしゃがんで便座に腰かけて排泄し、その使用後には立ち上がり扉の方向に向かい、扉を開けて外部に出て扉を閉めるようになっている。健常者は、概ね上記のような使い方をするのであるが、車椅子を利用する障害者はそれとややことなる使い方をする。
すなわち、トイレの扉を開けて車椅子で乗り込んで介護者が扉を閉め、障害者は介護者の助けを受けて車椅子から立ち上がり、便器の前で鉛直軸を中心に180度回転してしゃがんで便座に腰かけて排泄し、その後、立ち上がり、鉛直軸を中心に180度回転して介護者の助けを受けてしゃがんで、車椅子に着座して、車椅子を後ろ向きに扉の方向に向かい、扉を開けて外部に出て、扉を閉める。なお、軽度の障害者の場合には介護者がいなくても用便を済ませることがあるが、概ねこのような使い方をしている。
しかして、従来のトイレの多くは健常者が排泄することを想定して設営されているので、車椅子を利用する障害者は利用が難しいものが多い。公共のトイレには、健常者用トイレの他に障害者が使いやすいトイレを設営している場合も少なくないが、例えば健常者用のトイレ10個に対して障害者用が1個といったように極めて少ない設置である。このようなトイレ環境では、パラリンピックなど障害者が多く集まる行事を行う場合には、トイレの問題が特に大きな課題になってきている。日常においても、トイレ利用が心配で障害者の外出意欲をそいでしまっている部分もあるので、障害者用のトイレを増やすことが暮らしやすい社会実現のためにも必要なことと言える。
このため、障害者の用便を支援する様々な工夫が発明され提案されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2に開示された提案では、便座部分がトイレの空間から外側にまで伸びることができ、障害者はトイレの空間の外側で車椅子から便座に乗り移るアイデアが開示されている。また、特許文献3及び特許文献4には、便器全体を回転させるアイデアが開示されている。また、特許文献5には、便座本体の便座部分が電動で回転するアイデアが開示されている。
一方、特許文献6から特許文献7には、便座部分若しくは移乗器具がトイレ空間から外側にまで伸び、障害者はトイレ空間の外側で車椅子から便座若しくは移乗体に乗り移るアイデアが開示されている。また、特許文献8では、トイレ空間という狭い空間で車椅子の向きを変えることが可能なアイデアが開示されている。
特開平10−146299号公報
特開平11−81721号公報
特開2004−116165号公報
特開2010−37783号公報
特開平11−332787号公報
特開2011−19616号公報
特開2010−119458号公報
特開2005−118525号公報
上記のように、車椅子を使用する障害者に対し様々な提案がなされているが、トイレ空間の大幅な改変を余儀なくされるものであった。すなわち、特許文献1、特許文献2では、トイレ外に一時的に便器を出したり乗り移り用の器具を準備しなければならず、トイレ外に車椅子の乗降用のスペースを確保した上で、乗り移り用の専用の設計をしなければならず、設営およびその後の運用に負担をかけるという問題を抱えている。また、特許文献3及び特許文献4では、トイレ自体をトイレ内で回転させることで限られたトイレスペース内で障害者がトイレを利用できる優れたアイデアと言えるが、本来固定されることを前提とした便器全体を回転させるので、仕組み全体が大掛かりとなり、また、水回りが特殊な構造となるので、設営の初期段階から回転便器専用の工事が必要という問題を抱えている。また、特許文献5では、便座部分だけを回転させる構造であるので、後付け作業で健常者用のトイレを障害者にも使えるトイレに改造できる優れた提案であるが、特殊な便座を便器の上に設置しなければならず、健常者がトイレを利用する場合もこの便座を利用するので、使用劣化が早くなるなどという問題を抱えている。 また、特許文献6乃至特許文献8などでは、トイレ内という限られた空間内で車椅子の向きを効果的に変えることができるが、車椅子の大きさを変えることはできないので狭いトイレ空間での動き憎さに大きな改善は期待できず、トイレ外に一時的に便器を出したり、乗り移り用の器具を出すアイデアでは、トイレ外に車椅子の乗降用のスペースを確保した上で、乗り移り用の専用の設計をしなければならず、設営およびその後の運用に負担をかけるという課題を抱えている。
このようなトイレ環境では、例えばパラリンピックなど障害者が多く集まる行事を行う場合にあっても、日常においてもトイレ利用が心配で障害者の外出意欲をそいでしまっている部分もあり、上述したように障害者用のトイレを増やすことが暮らしやすい社会実現のためにも必要なことと言える。したがって、大幅な改造を行うことなく簡便で容易に使用することができるものが望まれている。
本発明は、このような目的を達成するために、障害者用のトイレを大幅な改造を行うことなく簡便で容易に使用することができるものとして、腰掛式の大便器に着脱自在に被せられて取り付けられ、その開口端に対して回転する回転着座を備えると共に、上記腰掛式大便器に対し軽量な素材により形成され、かつ折り畳み可能に構成される車椅子利用者向けの便座装置、及び、折り畳み式車椅子を折り畳む機構を備えるなどのトイレ設備の使用方法を提供する。
本発明は、請求項1記載のように、腰掛式の大便器に着脱自在にかぶせられる便座装置であって、上記大便器の上部側の開口端に対して回転する回転着座を備えると共に、上記回転着座は軽量な素材により形成され、かつ折り畳み可能な素材により形成されることを特徴とする。
また、請求項2記載のように、上記回転着座と一体となって回転する踏み台が床面に向かって備えられていることを特徴とする。
また、請求項3記載のように、上記回転着座と一体となって回転する手すりが立設されて備えられていることを特徴とする。
また、トイレ設備の使用方法としては、請求項4記載のように、腰掛式の大便器とそれを取り囲む壁を少なくとも構成要素とするトイレ設備において、上記トイレ内に乗り入れた使用者が、上記車椅子を片側方向に寄せると共に、折り畳む機構を備えていることを特徴とする。
本発明の便座装置によれば、従来多くのトイレが健常者用に作られておりそれを身障者が使いやすいようにするには大掛かりな改造が必要になる場合が多いが、健常者用のトイレを簡単に身障者が使いやすいトイレにすることができ、また容易に健常者専用に戻すこともできる。すなわち、公共のトイレでは身障者用のイベントの開催時など身障者の利用が多くなると予測される時期だけ一時的に本発明の便座装置を用い、身障者用トイレを容易に増やすと共に、イベント終了後には本発明の便座装置を取り外して健常者用に戻すという使い方をすることもできる。また、本発明のトイレ使用方法によれば、によれば、家族が病気や事故で車椅子を利用する状況になった際に、折り畳み式車椅子の折り畳む機構を備えるトイレ設備を容易かつ迅速に車椅子でのトイレ利用ができるトイレを提供し、車椅子を利用する身障者がトイレを楽に利用することができる。
本発明の第1の実施例を示した斜視図である。 本発明の第1の他の実施例を示した斜視図である。 本発明の第2の実施例を示した平面図である。 本発明の第3の実施例を示した斜視図である。 本発明の第4の実施例を示した側面図である。 本発明の第5の実施例を示したトイレの説明図である。 本発明の第5の実施例における車椅子の片寄状態を示した上面図である。 本発明のトイレの他例を示した上面図である。 本発明のトイレのその他の例を示した上面図である。 本発明のトイレのその他の他例を示した上面図である。
図1は、本発明の第1の実施例であり、トイレ7の内部を示した斜視図である。便座装置1は、通常の便器100とこの便器100の上端部101の上方からかぶせるように着脱可能に取り付ける回転便座3とよりなる。上記回転便座3は、ドーナッツ形状の固定枠2に載せた同じくドーナッツ形状の回転便座3aとにより構成されると共に、この回転便座3aを支える左右のフレーム4、4が床面9に向かって延設された構成とされている。したがって、この左右のフレーム4、4は、便器100の左右部分より便器100に被せられ、便器100の左右部分を規制しつつ便器100を支持する。また、この上記回転便座3は、実際に便器100に着脱自在に配置された場合、上記フレーム4、4によって、上記便器100の上端部101に上記固定枠2が接触しない高さを保つように設定される。すなわち、床面9に接触するように安定的な状態とされる。
このように、回転便座3は便器100に着脱自在にかぶせられるものであるが、その具体的な構成は、軽量な素材により形成され、かつ折り畳み可能な素材により形成される。すなわち、軽量な素材であり折り畳み可能な素材あるので、紙製部材、ゴム製部材、樹脂製部材などの周知の部材を選択することができる。また、折り畳み可能な機構としては、周知の折り紙機構を参考にして構成することができる。さらに、回転着座3aの構成としては、その構造は図示しないが便座として安定的かつ十分な支持力をもって回転する機構であればよい。
この便座装置1の使用について図7乃至図10を参照しつつ説明する。
回転便座3は、このトイレ7の管理者によって予め便器100に隣接するなどの場所に収納配置されている。なお、この便器100には、公知のものとしてウォシュレット機能が付いており、従来のウォシュレット機能をそのまま使用することができる。 車椅子200を使った障害者はトイレ7の室内に車椅子で200をそのまま乗り入れ、便器100と正対する位置に止めて車椅子200からわずかに立ち上がり、トイレ7の内壁7a及び内壁7aに取り付けた手すり6につかまって、上記便座100に移乗する。なお、6aは手すり収納くぼみである。その際、本来の便座100での座る向きは車椅子200に座っている時の向きから180度回転した向きであるが、障害者の多くはそれが難しく、例えばこの実施例では障害者は車椅子の着座の向きから90度時計回りに回転した向きで便座に着座する。その後、障害者は自ら便座を時計回りに90度回転させると障害者は便器の本来の着座向きに座れることになる。この向きで排泄を終えたら、まず自身の向きを90度反時計回りに変えるために回転便座3を90度反時計回りに回転させ、トイレ7の内壁7a及び内壁7aに取り付けた手すり6につかまって自身の体をひねりながら車椅子100に着座して、車椅子100を後退させてトイレ1の室内から退出する。 なお、上記便座装置1の使用については1例である。
図2及び図3は、回転便座3aに踏み台5を備えた場合を示している。また、ここで説明する以外の内容は図1で示した実施例と同様である。トイレ7の室内に車椅子200で乗り込んだ障害者は実施例1と同様の手順で、回転便座3aに移乗し排泄を行い、その後再び車椅子200に戻り車椅子200を後進させてトイレ7から退出するが、本実施例では踏み台5を備えているのでこの踏み台5を活用して移乗をより円滑に行う。
詳しく説明すると、回転便座3aをあらかじめホームポジションから60度時計回りに回転させた位置にしておく。ホームポジションとは、用便を行うポジションのことである。図2はこの60度回転させた状態の上面図であり、踏み台5は回転便座3aと一体となって回転する。この状態のトイレ7内に障害者は車椅子200で乗り込んで便器と正対する位置で車椅子200を止めた際、回転便座3aに移乗する。移乗はゆっくりとしゃがみ、まず、腰を回転便座3aに下す。次に片足ずつ順に踏み台5、5に足を載せて、両足を載せ終えたら、障害者自身がトイレ7の壁を押してホームポジションに向けて60度反時計回りに回転させる。排泄を済ませた後は、上記行程を逆に辿って車椅子200に移乗する。
図4から図6は、手すり6を備えた場合を説明している。ここで説明する内容以外は、図2と図3を用いて説明した実施例と同様である。この実施例では、回転便座3aに踏み台5と手すり6を備えていることが特徴である。すなわち、先の実施例の要領で排泄を行うが、その際に障害者が自身の姿勢を安定に保つために手すり6が設けられている。
このように、本発明の便座装置1は、作業者一人で取り扱えるように軽量に作成されていて、トイレ7を健常者用に使っている場合にはトイレ7近くの保管スペース(図示略)に置かれている。したがって、いわゆる丸椅子と呼ばれる椅子と同様に上に重ね積みして保管できるので、狭い保管スペースでも複数の回転便座3aを効率的に保管でき、公衆トイレなどで複数の健常者用トイレを備えていて、それを障害者向けイベント開催時だけ障害者でも使えるように対応するのに適している。なお、この回転便座3aの保管あるいは折り畳みは、上記以外に限定されず先の述べたように種々の方法を採用することができる。
図4は本発明の回転便座3aをこれからまさに設置しようと便器100の上方に掲げた状態であり、図5はそれを設置した状態である。図5でフレーム4の下端はトイレの床面9に着いている。図6は図5の状態を側面図として示したものであり、図6で描いてある通り、本発明の回転便座3aの固定枠2は便器100の上端とは接触していないことが特徴である。このことで健常者用の便器100に加重等の負担を課すことなく障害者用の便器として利用することができる。
次に、図7から図10によりトイレ設備の使用方法について説明する。 図7はトイレ設備7の内部を示した斜視図である。トイレ設備7は、便器100とそれを取り囲む壁7a、床面9及び折り畳み式車椅子200の固定ホルダー10と可動ホルダー11、移乗用手すり12並びに移乗手すり格納くぼみ12aで構成されている。この実施例では、可動ホルダー11が左側に開いた位置にあり、可動ホルダー11が開いた状態で折り畳み式車椅子200がトイレ設備7内に乗り入れている状態を示す。折り畳み式車椅子200はその左右の主輪の外側をそれぞれ可動ホルダー11と固定ホルダー10とで挟み込む形で固定されている。この固定状態で、上記車椅子200で乗り入れた障害者は、車椅子200から立ち上がり、移乗用手すり6を移乗用手すり格納くぼみ6aから下向きに引き出して、この引き出された手すり6につかまり便器100の便座に移乗する。移乗用手すり12は上記可動ホルダー11と連動しており、移乗用手すり12を下向きに押し下げれば押し下げるほど可動ホルダー11は上記車椅子200が転倒しないように強固に固定するように動くようになっている。上記車椅子200を移動可能にするには、上記移乗用手すり12を移乗用手すり格納くぼみ12aに収納すればよい。
図9は、障害者が便座100に移乗した後、じゃまになった上記車椅子100を折り畳むことについて図で示したものである。上記移乗用手すり12とは反対側の側面の壁から車椅子折り畳みレバー15を取り出して下向きに押し下げることで上記可動ホルダー11が図で右向きに大きくスライドし、これに伴って折り畳み式車椅子100が蛇腹を押しつぶすように幅を狭くしていく。車椅子折り畳みレバー15の操作については移乗用手すり6と同様である。なお、折り畳み式車椅子100は使用中にむやみに折り畳まれないようにストツパが設けられている。このトイレ設備7では、上記車椅子折り畳みレバー15を押し下げる操作と連動して車椅子の折り畳み防止フックを外す操作が行われるようにしてある。詳しい説明は省略するが、このトイレ設備70は画像認識で車椅子100の車種を認識して、トイレ設備7が保有するデーターベースと照合してフック位置を調べて外すということを自動的に行うようにしてある。なお、図9は車椅子が折り畳まれた状態を描いている。
すなわち、トイレ設備7内で折り畳まれていた車椅子100を開いて障害者が乗れる状態にするまでの操作を示した例であるが、図9の状態、すなわち、車椅子が折り畳まれた状態から図10では開いた状態に変化している。 図9と図10を比較するとわかるように、図10では車椅子折り畳みレバー15が同レバー格納くぼみ(図省略)に格納された状態である。折り畳みレバー15を図9の状態から図10の状態に引き上げる動きに連動して可動ホルダー11が図で右から左にスライドして車椅子200をアコーディンの蛇腹を引き伸ばすように開いていく。便座から開いた車椅子200に移乗するには図7、図8に示したように図の左側壁に埋設した移乗手すり12を押下げてこの手すり12につかまりながら車椅子200に移乗する。
以上のように、この発明によれば、トイレ設備の使用によって、折り畳み式車椅子を使用する障害者がトイレ設備を簡便に利用することが効果的に行える。健常者を想定して設営したトイレ設備は一般的に車椅子利用者にとって狭くて利用しにくいのだが、車椅子を折り畳むことができれば利用しやすさが向上する。
トイレ設備自体に折り畳み式車椅子を折り畳む機能及び又は開く機能を備えることにより車椅子使用者のトイレ設備利用が格段に向上する効果がある。したがって、本発明の便座装置は、健常者用に設営したトイレを簡便に障害者用のトイレとして使用できるための技術であり、便座装置は本来の健常者用トイレに対して大きな改造や負担を課さないので、障害者用のトイレから健常者用のトイレに戻すことも容易である。また、障害者用のイベント時に一時的に障害者用のトイレを増やすなど臨機応変に変えられることができる。
1 便座装置
2 固定枠
3 回転便座
4 フレーム
5 踏み台
6 手すり
7 トイレ設備
7a 内壁
9 床面
10 固定ホルダー
11 可動ホルダー
12 移乗手すり
12a 移乗用手すり格納くぼみ
15 車椅子折り畳みレバー
100 便器
101 便器の上端部
200 折り畳み式車椅子

Claims (4)

  1. 腰掛式の大便器に着脱自在にかぶせられる便座装置であって、上記大便器の上部側の開口端に対して回転する回転着座を備えると共に、上記回転着座は軽量な素材により形成され、かつ折り畳み可能な素材により形成されることを特徴とする請求項1記載の車椅子利用者向け用の便座装置。
  2. 上記回転着座と一体となって回転する踏み台が床面に向かって備えられていることを特徴とする請求項1記載の車椅子利用者向け用の便座装置。
  3. 上記回転着座と一体となって回転する手すりが立設されて備えられていることを特徴とする請求項1または2記載の車椅子利用者向け用の便座装置。
  4. 腰掛式の大便器とそれを取り囲む壁を少なくとも構成要素とするトイレ設備において、上記トイレ内に乗り入れた車椅子の使用者が、上記車椅子を片側方向に寄せると共に、折り畳む機構を備えていることを特徴とするトイレ設備の使用方法。

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