JP3075293B2 - 局部洗浄装置の乾燥ファンユニット - Google Patents

局部洗浄装置の乾燥ファンユニット

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JP3075293B2
JP3075293B2 JP03109765A JP10976591A JP3075293B2 JP 3075293 B2 JP3075293 B2 JP 3075293B2 JP 03109765 A JP03109765 A JP 03109765A JP 10976591 A JP10976591 A JP 10976591A JP 3075293 B2 JP3075293 B2 JP 3075293B2
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temperature
fan motor
fan
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circuit
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修 筒井
清 藤野
哲治 丹生
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東陶機器株式会社
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部の汚れを洗浄した
後、局部を乾燥させる温風を送るための局部洗浄装置の
乾燥ファンユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に局部洗浄装置の乾燥ファンユニッ
トにおいては、モータが停止(ロック)するとヒータが
異常加熱してしまうことから、モータの動作状態の判断
をモータに流れる電流を検出したり、モータの回転数を
検出して、制御回路でモータが正常回転しているか停止
しているかを判断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の乾燥ファンユニットにおいては、モータに流れる
電流を検出する電流検出回路や、モータの回転数を検出
するタコジェネレータ等の新たなセンサを設けなければ
ならなかった。本発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は、電流検出回路やタコジェ
ネレータ等の新たなセンサを設けることなしにファンモ
ータの異常状態を検出できる局部洗浄装置の乾燥ファン
ユニットを得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る局部洗浄装置の乾燥ファンユニット
は、ファンモータが停止している場合と正常回転してい
る場合の温度センサの温度の時間的変化を予め記憶した
記憶回路を設け、乾燥ファンユニットを駆動したとき、
この記憶回路に記憶されている温度の時間的変化
際に温度センサで検知した温度の時間的変化を比較する
ことによりファンモータが停止しているか否かを判断
し、停止していると判断したときには、ヒータ回路およ
びファンモータへの電力の供給を止めるようにした。
【0005】本発明に係る請求項2記載の局部洗浄装置
の乾燥ファンユニットは、ヒータ回路と、このヒータに
より温められた空気を温風として送るためのファンを有
するファンモータと、前記ヒータ回路およびファンモー
タに電力を供給する電源と、前記ファンにより送られて
くる温風の温度を検知する温度センサと、この温度セン
サにより検知した温風を一定温度に制御するための制御
回路とからなる乾燥ファンユニットにおいて、温度セン
サからの検知温度の時間的変化を求め、この時間的変化
が異常値を示した場合にはファンモータが異常停止して
いると判断し、ヒータ回路およびファンモータへの電力
の供給を止めるコントローラを設けた。
【0006】
【作用】本発明に係る局部洗浄装置の乾燥ファンユニッ
トによれば、モータが停止しているときと正常回転して
いるときとの温度センサの温度の時間的変化を比較し、
その違いからモータが停止状態にあるか否かを判断す
る。本発明に係る請求項2記載の局部洗浄装置の乾燥フ
ァンユニットによれば、前記温度センサから、実際の温
度の時間的変化を求めるため、前記ヒータ回路等への電
力の供給を時間的変化に基づいて行うことができる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明に係る局部洗浄装置の乾燥ファンユ
ニットのブロック構成図である。局部洗浄装置の乾燥フ
ァンユニット1は、交流電源2と、この交流電源2に並
列に接続したヒータ回路3と、同じくこの交流電源2に
並列に接続したファンを有するファンモータ4と、ヒー
タ回路3と直列に接続したトライアック5と、ファンモ
ータ4と直列に接続したトライアック5´と、温度セン
サ6と、温度センサ6からの信号を受け、かつトライア
ック5、5´に信号を送出するコントローラ7とから構
成する。
【0008】コントローラ7は、入力インタフェース7
a、制御回路であるマイクロプロセッサ(以下MPUと
称する)7b、記憶回路であるメモリ7c、タイマ7d
および出力インタフェース7eから構成する。ここで
は、交流電源を使用するところからスイッチとしてトラ
イアックを用いたが、これに限るものではなく、他の交
流電力制御素子を用いてもよいことは勿論である。温度
センサ6は、任意の構造のものでよく、その構造の検出
に最適な温風の吹出し口近辺に設ける。なお、この温度
センサ6は、温度数値を検出する数値型でも、一定温度
の上下を検出する択一型であってもよい。メモリ7cに
は、図2に示すように、予め実験等から作成されたファ
ンモータが正常回転しているときの温度センサの温度の
時間的変化を表わす曲線(a)とファンが停止(ロッ
ク)しているときの温度センサの温度の時間的変化を表
わす曲線(b)とが記憶されている。
【0009】本発明は、上記のような構成であるから、
ファン起動入力を受けると、コントローラ7内のMPU
7bは、タイマ7dを起動し、同時に出力インタフェー
ス7eからの信号によりトライアック5および5´のゲ
ートをオンしトライアック5および5´を導通させる。
これにより、モータ回路4とヒータ回路3に電力が供給
される。温度センサ6で検出した時間変化毎の温度情報
である信号は、入力インタフェース7aを介してMPU
7bに入力する。MPU7bでは、この温度情報とメモ
リ7c内に予め記憶されている前述の曲線(a)、
(b)の温度の時間変化とを比較してモータが正常回
転しているか停止しているかを判断する。すなわち、M
PU7bは、検知温度の時間変化が、曲線(a)の時
変化であるT1/t1に近似する場合には、モータ
は正常回転をしていると判断し、温風が一定になるよう
にさらに制御を続行する。一方、検知温度の時間変化
が、曲線(b)の時間変化であるT2/t1に近似す
る場合にはファンモータ4は停止していると判断する
(但し、T1>T2)。そして、MPU7bでは、ファ
ンモータ4が停止していると判断したときには、出力イ
ンタフェース7eからの信号によりトライアック5´の
ゲートをオフしトライアック5´を非導通とし、ファン
モータ4への電力の供給を止める。これにより、ファン
モータへ過電流が流れるのを防止できる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る局部洗浄装置の乾燥ファン
ユニットは、ファンモータの動作状態をコントローラ内
のメモリに予め記憶した温度の時間的変化と実際に検知
している温度センサの温度の時間的変化とを比較するこ
とで判断することにより電流検出回路やタコジェネレー
タ等の新たなセンサを設けることなしにファンモータの
異常状態を検出できる大きな利益を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る局部洗浄装置の乾燥ファンユニッ
トのブロック構成図である。
【図2】本発明のメモリに記憶される、ファンモータが
正常回転しているときとファンが停止(ロック)してい
るときの温度センサの温度の時間的変化を表わす曲線で
ある。
【符号の説明】
1…乾燥ファンユニット、2…交流電源、3…ヒータ回
路、4…ファンモータ、5、5´…トライアック、6…
温度センサ、7…コントローラ、7a…入力インタフェ
ース、7b…マイクロプロセッサ(MPU)、7c…メ
モリ、7d…タイマ、7e…出力インタフェース。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−37924(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 6/00 H02H 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ回路と、このヒータにより温めら
    れた空気を温風として送るためのファンを有するファン
    モータと、前記ヒータ回路およびファンモータに電力を
    供給する電源と、前記ファンにより送られてくる温風の
    温度を検知する温度センサと、この温度センサにより検
    知した温風を一定温度に制御するための制御回路とから
    成る乾燥ファンユニットにおいて、 ファンモータが停止している場合と正常回転している場
    合の温度センサの温度の時間的変化を予め記憶した記憶
    回路を設け、乾燥ファンユニットを駆動したとき、この
    記憶回路に記憶されている温度の時間的変化実際に
    温度センサで検知した温度の時間的変化を比較すること
    によりファンモータが停止しているか否かを判断し、停
    止していると判断したときには、ヒータ回路およびファ
    ンモータへの電力の供給を止めるようにしたことを特徴
    とする局部洗浄装置の乾燥ファンユニット。
  2. 【請求項2】 ヒータ回路と、このヒータにより温めら
    れた空気を温風として送るためのファンを有するファン
    モータと、前記ヒータ回路およびファンモータに電力を
    供給する電源と、前記ファンにより送られてくる温風の
    温度を検知する温度センサと、この温度センサにより検
    知した温風を一定温度に制御するための制御回路とから
    なる乾燥ファンユニットにおいて、温度センサからの検
    知温度の時間的変化を求め、この時間的変化が異常値を
    示した場合にはファンモータが異常停止していると判断
    し、ヒータ回路およびファンモータへの電力の供給を止
    めるコントローラを設けたことを特徴とする局部洗浄装
    置の乾燥ファンユニット。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、ファンモータが停
    止している場合と正常回転している場合の温度センサの
    温度の時間的変化を予め記憶した記憶回路を有し、この
    記憶回路に記憶されている温度の時間的変化と、検知温
    度の時間的変化とを比較することにより、ファンモータ
    が停止しているか否かを判断し、停止していると判断し
    たときには、ヒータ回路およびファンモータへの電力の
    供給を止める構成にしたものであることを特徴とする請
    求項2記載の局部洗浄装置の乾 燥ファンユニット。
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