JP3075236U - ダンボール製組立椅子 - Google Patents

ダンボール製組立椅子

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JP3075236U JP2000005400U JP2000005400U JP3075236U JP 3075236 U JP3075236 U JP 3075236U JP 2000005400 U JP2000005400 U JP 2000005400U JP 2000005400 U JP2000005400 U JP 2000005400U JP 3075236 U JP3075236 U JP 3075236U
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佐藤  浩康
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Sato Kogyo Co Ltd
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Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野外や、室内等に於いて組立、分解が容易
で、一対の構成体に分離でき、持運びに便利で、構成簡
素で、量産に適し、低廉で、経済的で、全体の強度及び
剛性が高く、丈夫で耐久性に優れ、座部の強度及び剛性
が高く、体重のある人が腰掛けても簡単に変形する虞れ
のないダンボール製組立椅子を提供する。 【解決手段】 脚筒部と座部とからなる一対の構成体
A,Bによって組立てるダンボール製組立椅子であっ
て、脚筒部は、基板1と左右側板2と左右折曲板3と左
右連結板4とで平面略七角筒状に折曲形成し、座部は、
天板5と左右折返補強板6と差込板7とを備え、天板5
の下面に左右折返補強板6を夫々接着し、一対の構成体
A,Bは、差込溝11a,11b相互が差込み状態とな
るように連結せしめて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に、野外や、室内等に於いて用いるべく持運びが容易で、簡単に 組立てできて、腰掛けられるようにしたダンボール製組立椅子に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のダンボール製組立椅子としては、例えば、特開平11−328 62号公報に掲載されているような簡易組立椅子が創出されており、これは、段 ボールまたは厚紙製シートからなり、横断面が二等辺三角形状をなすように形成 した一対の筒状脚を三角形の頂点同志が向き合うように対向配置して、その対の 筒状脚の上部には両者にまたがる矩形の座板を設けると共に前記座板の前後辺に 垂れ板を延設し、且つ前後の垂れ板に設けた係合片と筒状脚に設けた孔に差込連 繋したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き簡易組立椅子にあっては、一枚の段ボールまたは厚紙製 シートからなるので、その持運びが不便となる難点や、座板部分が一枚の厚みに 構成されているため、座板部分の強度、剛性が十分でなく、変形し易い難点や、 椅子全体の強度及び剛性が高くない等の難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消できるようにするのは勿論のこと 、組立、分解が容易で、持運びに便利で、丈夫で耐久性に優れ、雨や、汚れに対 して比較的強く、綺麗で外観上の体裁も良く、しかも、構成が簡素で、量産に適 し、低廉に提供できるようにすべく案出されたもので、請求項1記載のダンボー ル製組立椅子は、一枚の適宜シート材を折曲して略筒状に形成自在な脚筒部と、 この脚筒部の上部に連設される座部とからなる一対の構成体A,Bによって組立 てられるダンボール製組立椅子であって、一対の構成体A,Bの脚筒部は、略矩 形状の基板1と、この基板1の左右側縁に折目線を介して連設される略細長矩形 状の左右側板2と、この左右側板2の先端側縁に折目線を介して夫々連設される 略細長矩形状の左右折曲板3と、この左右折曲板3の先端側縁に折目線を介して 夫々連設される略矩形状の左右連結板4とで平面略七角筒状に折曲形成され、ま た、一対の構成体A,Bの座部は、基板1の上端縁に折目線を介して連設される 略矩形状の天板5と、この天板5の左右端縁に折目線を介して夫々連設される略 矩形状の左右折返補強板6と、天板5の先端縁に折目線を介して連設される略矩 形状の差込板7とを備え、天板5の下面に左右折返補強板6を夫々接着して構成 され、一方の構成体Aには、脚筒部の上端縁が開口するような一対の差込溝11 aを形成し、他方の構成体Bには、脚筒部の下端縁が開口するような一対の差込 溝11bを形成し、これら差込溝11a,11b相互が差込み状態となるように 一対の構成体A,Bを連結せしめて構成する手段を採用した。
【0005】 また、請求項2記載のダンボール製組立椅子は、一対の構成体A,Bの外表面 に樹脂コーティングを施すと共に、適宜彩色を施す手段を採用した。
【0006】 更に、請求項3記載のダンボール製組立椅子は、差込板7に指掛孔14を設け る手段を採用した。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。 本考案は、主に、適宜ダンボール材(或いは、適宜紙材や、適宜合成樹脂材や 、ダンボール材を含むこれらの複合材等によって構成しても良い。)によって構 成され、野外や、室内等に於いて用いるべく持運びが容易で、簡単に組立てでき て、腰掛けられるようにしたダンボール製組立椅子であって、このダンボール製 組立椅子は、一枚の適宜シート材を折曲して略筒状に形成自在な脚筒部と、この 脚筒部の上部に連設される座部とからなる一対の構成体A,Bによって分離可能 に組立てられるものである。
【0008】 しかも、一対の構成体A,Bの脚筒部は、略矩形状の基板1と、この基板1の 左右側縁に折目線を介して連設される略細長矩形状の左右側板2と、この左右側 板2の先端側縁に折目線を介して夫々連設される略細長矩形状の左右折曲板3と 、この左右折曲板3の先端側縁に折目線を介して夫々連設される略矩形状の左右 連結板4とで平面略七角筒状に折曲形成されるもので、左右連結板4の先端縁中 央部分には、下向きの係止溝10と、上向きの係止溝10とが設けられており、 この係止溝10相互を係止せしめることによって、左右連結板4の先端縁部分が 分離可能に連結できるように構成されている。
【0009】 また、一対の構成体A,Bの座部は、基板1の上端縁に折目線を介して連設さ れる略矩形状の天板5と、この天板5の左右端縁に折目線(適宜間隔で平行に配 される二つの折目線)を介して夫々連設される略矩形状の左右折返補強板6と、 天板5の先端縁に折目線を介して連設される略矩形状の差込板7とを備え、天板 5の下面に左右折返補強板6を夫々接着して構成されている。尚、天板5と折返 補強板6の間に適宜補強板を適宜接着手段により介装させて座部の強度を高める ようにしてある(図3参照)。
【0010】 更に、一方の構成体Aの折曲板3と連結板4の連設部分上部には、一対の差込 溝11aが形成され、他方の構成体Bの折曲板3と連結板4の連設部分下部には 、一対の差込溝11bが形成され、これら差込溝11a,11b相互が差込み状 態となるようにすることで、一対の構成体A,Bが連結できるように構成されて いる。
【0011】 しかも、一方の構成体Aの一対の差込溝11a上部には、その幅を若干な広く したような係止溝部12aが形成され、他方の構成体Bの折曲板3と連結板4の 連設部分上部には、一対の係止溝12bが形成され、これら係止溝部12aと係 止溝12bには、差込板7に設けた係止溝13が係止できるように形成されてい る(図1参照)。
【0012】 図中14は、差込板7中央に穿設した指掛孔で、この指掛孔14は、一対の構 成体A,Bを展開状態とすると共に、重合せしめたときに手指によって持ち易く なるように構成したもので、組立て前のダンボール製組立椅子の持運びを容易に するものである。
【0013】 また、一対の構成体A,Bの外表面には、樹脂コーティングを施して、雨(水 )や、汚れ等に対して比較的強くなるように構成してあり、加えて、一対の構成 体A,Bの外表面に適宜彩色を施して、カラフルで、綺麗で、外観上の体裁が一 層良好となるように構成される。
【0014】 尚、構成体A,Bの具体的構成、形状、寸法、材質、色彩、基板1の具体的構 成、形状、寸法、左右側板2の具体的構成、形状、寸法、左右折曲板3の具体的 構成、形状、寸法、左右連結板4の具体的構成、形状、寸法、天板5の具体的構 成、形状、寸法、左右折返補強板6の具体的構成、形状、寸法、差込板7の具体 的構成、形状、寸法、係止溝10の具体的構成、形状、寸法、配設位置、差込溝 11a,11bの具体的構成、形状、寸法、配設位置、係止溝部12aの具体的 構成、形状、寸法、配設位置、係止溝12bの具体的構成、形状、寸法、配設位 置、係止溝13の具体的構成、形状、寸法、配設位置、指掛孔14の具体的構成 、形状、寸法、配設位置等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由 に設定、変更することができるものである。
【0015】
【考案の効果】
従って、本考案の請求項1記載のダンボール製組立椅子は、一枚の適宜シート 材を折曲して略筒状に形成自在な脚筒部と、この脚筒部の上部に連設される座部 とからなる一対の構成体A,Bによって組立てられるダンボール製組立椅子であ って、一対の構成体A,Bの脚筒部は、略矩形状の基板1と、この基板1の左右 側縁に折目線を介して連設される略細長矩形状の左右側板2と、この左右側板2 の先端側縁に折目線を介して夫々連設される略細長矩形状の左右折曲板3と、こ の左右折曲板3の先端側縁に折目線を介して夫々連設される略矩形状の左右連結 板4とで平面略七角筒状に折曲形成され、また、一対の構成体A,Bの座部は、 基板1の上端縁に折目線を介して連設される略矩形状の天板5と、この天板5の 左右端縁に折目線を介して夫々連設される略矩形状の左右折返補強板6と、天板 5の先端縁に折目線を介して連設される略矩形状の差込板7とを備え、天板5の 下面に左右折返補強板6を夫々接着して構成され、一方の構成体Aには、脚筒部 の上端縁が開口するような一対の差込溝11aを形成し、他方の構成体Bには、 脚筒部の下端縁が開口するような一対の差込溝11bを形成し、これら差込溝1 1a,11b相互が差込み状態となるように一対の構成体A,Bを連結せしめて 構成したので、野外や、室内等に於いて組立、分解が容易となり、しかも、一対 の構成体A,Bに分離できるため、持運びに便利となる。加えて、構成が簡素で 、量産に適し、低廉に提供でき、経済的なダンボール製組立椅子となる。
【0016】 また、一対の構成体A,Bの脚筒部を、平面略七角筒状に折曲形成してあるた め、構成体A,Bの脚筒部自体の強度及び剛性が高くなり、曲げや座屈等に対し て強いものとなる。
【0017】 更に、差込溝11a,11b相互が差込み状態となるように一対の構成体A, Bを連結せしめて構成するので、ダンボール製組立椅子全体の強度及び剛性が高 くなり、丈夫で耐久性に優れたものとなる。
【0018】 特に、天板5の下面に左右折返補強板6を夫々接着して構成してあるので、座 部の強度及び剛性が高くなり、体重のある人が腰掛けても簡単に変形するような 虞れのないものとなる。
【0019】 また、本考案の請求項2記載のダンボール製組立椅子は、一対の構成体A,B の外表面に樹脂コーティングを施すと共に、適宜彩色を施したので、樹脂コーテ ィングにより、雨(水)や、汚れ等に対して比較的強くなり、適宜彩色により、 カラフルで、綺麗で、外観上の体裁も良いダンボール製組立椅子を提供できるよ うになる。
【0020】 更に、本考案の請求項3記載のダンボール製組立椅子は、差込板7に指掛孔1 4を設けたので、手指を指掛孔14に掛け易くなり、その持運びがより簡単に行 え、便利なダンボール製組立椅子となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のダンボール製組立椅子を例示する分解
斜視図である。
【図2】本考案のダンボール製組立椅子を例示する斜視
図である。
【図3】本考案のダンボール製組立椅子を例示する縦断
面図である。
【図4】本考案のダンボール製組立椅子を例示する横断
面図である。
【図5】本考案のダンボール製組立椅子の一方の構成体
を例示する展開図である。
【図6】本考案のダンボール製組立椅子の他方の構成体
を例示する展開図である。
【符号の説明】
A 構成体 B 構成
体 1 基板 2 側板 3 折曲板 4 連結
板 5 天板 6 折返
補強板 7 差込板 10 係止溝 11a 差込溝 11b 差込
溝 12a 係止溝部 12b 係止
溝 13 係止溝 14 指掛

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の適宜シート材を折曲して略筒状に
    形成自在な脚筒部と、この脚筒部の上部に連設される座
    部とからなる一対の構成体によって組立てられるダンボ
    ール製組立椅子であって、一対の構成体の脚筒部は、略
    矩形状の基板と、この基板の左右側縁に折目線を介して
    連設される略細長矩形状の左右側板と、この左右側板の
    先端側縁に折目線を介して夫々連設される略細長矩形状
    の左右折曲板と、この左右折曲板の先端側縁に折目線を
    介して夫々連設される略矩形状の左右連結板とで平面略
    七角筒状に折曲形成され、また、一対の構成体の座部
    は、基板の上端縁に折目線を介して連設される略矩形状
    の天板と、この天板の左右端縁に折目線を介して夫々連
    設される略矩形状の左右折返補強板と、天板の先端縁に
    折目線を介して連設される略矩形状の差込板とを備え、
    天板の下面に左右折返補強板を夫々接着して構成され、
    一方の構成体には、脚筒部の上端縁が開口するような一
    対の差込溝を形成し、他方の構成体には、脚筒部の下端
    縁が開口するような一対の差込溝を形成し、これら差込
    溝相互が差込み状態となるように一対の構成体を連結せ
    しめて構成したことを特徴とするダンボール製組立椅
    子。
  2. 【請求項2】 一対の構成体の外表面に樹脂コーティン
    グを施すと共に、適宜彩色を施したことを特徴とする請
    求項1記載のダンボール製組立椅子。
  3. 【請求項3】 差込板に指掛孔を設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のダンボール製組立椅
    子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04202960A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Nippon Steel Corp サンドイッチパネル及びその接続構造
JP2013111319A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Matsuda Paper Industry Co Ltd 組立て家具

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JPH04202960A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Nippon Steel Corp サンドイッチパネル及びその接続構造
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