JPH0513246Y2 - - Google Patents

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JPH0513246Y2
JPH0513246Y2 JP1987155343U JP15534387U JPH0513246Y2 JP H0513246 Y2 JPH0513246 Y2 JP H0513246Y2 JP 1987155343 U JP1987155343 U JP 1987155343U JP 15534387 U JP15534387 U JP 15534387U JP H0513246 Y2 JPH0513246 Y2 JP H0513246Y2
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JP
Japan
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side plates
plate
bottom plate
fold line
paper core
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987155343U
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English (en)
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JPH0159447U (ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C5/00Chairs of special materials
    • A47C5/005Chairs of special materials of paper, cardboard or similar pliable material

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、運搬時は平板状に折り畳まれ、使用
する場合には椅子の形態に拡開して屋外コンサー
トやスポーツ観戦時、又は前売りチケツト販売の
待ち時間、ハンキング、キヤンプ、レジヤーの時
などに使用する携帯用折畳椅子(以下単に折畳椅
子という)に係り、殊にペーパーコア(JIS A
6931)を使用した折畳椅子に関する。
ロ 従来の技術 従来この種の折畳椅子としては、実開昭61−
190242号公報に記載のものが知られている。この
折畳椅子は、左右に拡開するペーパーコアの上下
に、ペーパーコアの同じ幅の腰掛板と底板とを外
方へ山状に突出可能に設け、ペーパーコアを開き
気味の状態にしてその上に腰掛ければ、体の重み
でペーパーコアが拡開し、安定した椅子の形態に
なるように構成されている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 前記従来の折畳椅子では、断面山形状に折曲げ
られた腰掛板と底板とを押圧してペーパーコアを
拡開させても、その復元力により、ペーパーコア
は半開き状態に戻つてしまうので、腰を降ろすと
きには腰掛板を片手で押えながら座るという不自
然な姿勢を強いられ、そのため使用者が安定性を
崩して転倒する虞がある。又腰を上げたときに
も、その都度ペーパーコアが半開きの元の状態に
戻つてしまう欠点があつた。
一方折畳椅子を椅子の形態に拡開させた定形状
態を維持させる構造として、例えば実公昭48−
3693号公報に記載の如く、側板の両脇に夫々側板
と接合板を連設し、その接合板を利用した構造が
知られているが、その技術を利用するには、新た
に不必要な四枚の側板を両脇に付加しなければな
らず、折畳み時にかさばつてしまう。又前記構造
は、あくまで定形状態を維持するに留まり、敢て
そのような構造を採用しても、ペーパーコアの強
力な復元力を阻止することはできない。
ニ 問題点を解決するための手段 そこで本考案は、従来の折畳椅子に生じている
上記欠点に鑑み、底板を効果的に利用して拡開時
に作用する強力なペーパーコアの復元力の阻止を
図るもので、その構成は、相対向する一対の側板
間に、その板幅より狭く、側板の対向方向へ拡開
するペーパーコアを、側板の対向面に密着配置す
ると共に、前記側板相互間の上縁及び下縁同士を
夫々側板と同じ幅の腰掛板と底板で連結し、それ
ら腰掛板と底板に、板面を側板間中央から二分し
て外方へ突出させる山折り線を設け、腰掛板に
は、ハの字状の折曲げ線を前記山折り線に対して
線対称に設ける一方、底板には、側板との境目に
沿つて、両縁から切り込み溝を設け、更に前記ペ
ーパーコアより広幅の両端縁部分を内側へ折曲げ
る折曲げ線を設けたものである。
ホ 実施例 実施例 1 第1図は本考案に係る折畳椅子の説明図であ
り、第2図は第1図のA−Aの断面図である。
折畳椅子は、相対向する一対の側板2,4の間
に、それらの板幅より狭幅のペーパーコア10
が、その拡開方向を前記側板2,4の板面と直交
する方向となるように配置され、ペーパーコア1
0の両拡開側の面は、側板2,4に夫々貼着され
ている。前記側板2,4相互間の上縁及び下縁同
士は、側板2,4と同じ幅の底板1と腰掛板3と
で夫々連結され、それら底板1と腰掛板3とに
は,板面を側板間中央から二分して外方へ突出さ
せる山折り線13,14が夫々設けられ、第3図
に示す如く折り畳むことができる。
又底板1には、側板2,4との境目に沿つて、
両縁から切り込み溝7,7…と、前記ペーパーコ
ア10より広幅の両端縁部分を内方へ折曲げる折
曲げ線6とが設けられ、腰掛板3には、ハの字状
の谷折り線12,12…が前記山折り線14に対
して線対称に設けられている。
そして椅子として使用する時は、最初に上下方
向から山折り線13,14により外方へ突出する
ように折曲げられている部分を押圧し、折曲げら
れている腰掛板3および底板1を平に伸ばす。次
に底板1のペーパーコア10より広幅の両端縁部
分を折曲げ線6,6に沿つて内方へ折曲げ、その
折曲げた端縁部分の両端を側板2、4の内面に当
てがうだけで簡単に椅子を組み立てることができ
る。この時、前記腰掛板3の中央を押圧すること
により、谷折り線12,12…のハの字内にあた
る中央が窪み、腰掛板3がコア端面8に密着して
座り心地が良い形状に維持されると共に、腰掛板
3の伸張強度が増大される。
又、底板1と側板2,4との境目に両側から内
側に至る切り込み溝7,7…が形成されているの
で、側板2,4に生じる歪みが逃がされ、底板が
平面に保たれると共に、内方へ折曲げられた底板
1の両側端縁部分が側板間に介在され、前記腰掛
板の伸張強度と相俟つてペーパーコアの復元力が
確実に阻止され、手を離しても半開き状態にはな
らない。
従つて椅子形状に展開した場合、接着剤などの
補助部材を使用しなくともその状態に保たれ、安
心して腰掛けられる。
収納や持ち運びのために折り畳むときは、底板
1の両側端縁部を水平に折り戻し、その底板1と
腰掛板3とを中央より折曲げて第3図のような元
の平板状とする。
本考案に係る折畳椅子は、底板、側板等を個別
に作り、それらを接合しても良いが、第4図の如
く底板1、側板2、腰掛板3、側板4を列設し、
底板1に連設した貼着板5を介して底板1と側板
4とを接合し、底板1に端縁に形成した切り欠き
11,11により両側部両端に切り込み溝7,7
…が形成されるようにして、第5図に示す如く、
ペーパーコア10を、その拡開方向が側板4の板
面と直交する方向に配置し、拡開側面の片面を側
板4の内面に貼着する。そして山折り線13,1
4を介して腰掛板3と底板1とを、夫々それら中
央が外方へ突出するように折曲げ、貼着板5を底
板1に貼着させると共に、ペーパーコアの拡開側
の他面を側板2の内面に貼着させるようにもでき
る。
実施例 2 第6図は本考案に係る折畳椅子の変更例を示す
説明図である。
底板1、側板2、腰掛板3、側板4を列設した
前記第4図示の素材に、上記実施例1の構成に加
え、腰掛板3と側板2,4との境目へ折曲げ線1
5,15を、又、側板2,4へ夫々平行な二本の
折曲げ線16,16…を設けて保形作用を強化
し、安定性の良い折畳椅子とすることができる。
尚、持ち運び用とし、腰掛板に手掛け孔9,9
を設けることが望ましく、この手掛け孔9,9
は、平板状に折り畳んだ状態で持ち易ければ、側
板2 ,4、或は底板1に設けてもよい。
尚本考案において紙製とは、厚紙、板紙の類、
段ボール板等剛性のある紙を素材にしたという意
味である。また、剛性のある紙素材を容易に折曲
げるために、各折曲げ線などでは、紙素材の厚さ
を間隔とする2本の溝を刻設したりできる。
更に、側板2,4表面に各種広告宣伝を印刷す
れば、良く目立つので宣伝効果が期待できる。
ヘ 考案の効果 本考案は以上のように構成するものであるか
ら、腰掛板の中央部に窪みが形成されて座り心地
が良好になると共に、腰掛板の伸張強度が増し、
底板の両側端縁部を内方へ折曲げることにより、
腰掛板の伸張強度と相俟つてペーパーコアの拡開
状態を確実に保持できる。又底板と一対の側板と
の連設部に両側から内側に至る切り込み溝を形成
して側板に生じる歪みを逃がし、底板を平面に保
つことによつて、椅子の形態に拡開したときの外
観が良く、安定性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る折畳椅子の実施例1を示
す説明図、第2図は第1図のA−Aの断面図、第
3図は収納時における折畳椅子の説明図、第4図
は組立途中の説明図、第5図は底板、側板、腰掛
板、側板が列設された素材の平面展開図、第6図
は変更例の説明図である。 1……底板、2,4……側板、3……腰掛板、
5……貼着板、6……折曲げ線、7……切り込み
溝、8……コア端面、9……手掛け孔、10……
ペーパーコア、11……切り欠き、12……谷折
り線、13,14……山折り線、15,16……
折曲げ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の側板間に、その板幅より狭
    く、側板の対向方向へ拡開するペーパーコアを側
    板の対向面に密着配置すると共に、前記側板相互
    間の上縁及び下縁同士を夫々側板と同じ幅の腰掛
    板と底板で連結し、それら腰掛板と底板に、板面
    を側板間中央から二分して外方へ突出させる山折
    り線を設け、腰掛板には、前記山折り線に加えて
    ハの字状の谷折り線を前記山折り線に対して線対
    称に設ける一方、底板には、側板との境目に沿つ
    て、両縁から切り込み溝を設け、更に前記ペーパ
    ーコアより広幅の両端縁部分を内方へ折曲げる折
    曲げ線を設けて成る携帯用折畳椅子。
JP1987155343U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0513246Y2 (ja)

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JPH0159447U JPH0159447U (ja) 1989-04-14
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483693U (ja) * 1971-05-27 1973-01-17
JPS6319343B2 (ja) * 1979-10-05 1988-04-22 Unitika Ltd

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61190242U (ja) * 1985-05-22 1986-11-27
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Patent Citations (2)

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