JP3074477B2 - 換気可能および加熱可能なシート - Google Patents
換気可能および加熱可能なシートInfo
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- H05B3/34—Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater flexible, e.g. heating nets or webs
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- A47C7/62—Accessories for chairs
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- A47C7/74—Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like for ventilation, heating or cooling
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、その表面上に、換
気可能および加熱可能な少なくとも１つの通風領域と、
付加的に加熱可能な少なくとも１つの加熱面とを有して
いるようなシートに関する。
気可能および加熱可能な少なくとも１つの通風領域と、
付加的に加熱可能な少なくとも１つの加熱面とを有して
いるようなシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国出願第１９７０３５１
６号明細書には、シート表面の温度を快適な温度レベル
に維持し、かつ湿気を排出するために、加熱装置および
通風装置を備えているシートが開示されている。勿論、
この場合には、示されたシートの加熱が換気と一緒にし
か可能でないという欠点がある。しかしながら、このこ
とは、特に加熱段階では不都合であり、これは、まだ十
分に温められていない空気によって個人的な冷感がなお
強くされるからである。
６号明細書には、シート表面の温度を快適な温度レベル
に維持し、かつ湿気を排出するために、加熱装置および
通風装置を備えているシートが開示されている。勿論、
この場合には、示されたシートの加熱が換気と一緒にし
か可能でないという欠点がある。しかしながら、このこ
とは、特に加熱段階では不都合であり、これは、まだ十
分に温められていない空気によって個人的な冷感がなお
強くされるからである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、改善
されたシート環境を有しているシートが使用され得るよ
うに、従来の技術をさらに改良することにある。
されたシート環境を有しているシートが使用され得るよ
うに、従来の技術をさらに改良することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、請求項１
の上位概念に記載された構成を取り入れつつ、通風領域
におけるシート表面の温度が、加熱面の温度とは無関係
に調節可能であることによって解決される。
の上位概念に記載された構成を取り入れつつ、通風領域
におけるシート表面の温度が、加熱面の温度とは無関係
に調節可能であることによって解決される。
【０００５】本発明によるシートは、空気流の、並びに
使用者と接触する全てのシート表面の申し分ない温度調
節を可能にする。換気されない領域の過熱あるいは空気
流の低過ぎる温度が回避される。
使用者と接触する全てのシート表面の申し分ない温度調
節を可能にする。換気されない領域の過熱あるいは空気
流の低過ぎる温度が回避される。
【０００６】
【発明の実施の形態】材料節減された、かつ簡単に製造
された配置は、通風領域および付加的な加熱面を加熱す
るための平らな抵抗加熱部材が設けられていることによ
って達成され、この場合、この加熱部材における電流密
度は、通風領域において、加熱部材の残りの平面とは無
関係に調節可能である。
された配置は、通風領域および付加的な加熱面を加熱す
るための平らな抵抗加熱部材が設けられていることによ
って達成され、この場合、この加熱部材における電流密
度は、通風領域において、加熱部材の残りの平面とは無
関係に調節可能である。
【０００７】背もたれの加熱面および／又は通風領域
が、シート面の加熱面および／又は通風領域とは無関係
に制御可能である場合に、例えば、使用者のそれぞれの
シート位置に適合させるために、シート環境の改善され
た調整が可能になる。
が、シート面の加熱面および／又は通風領域とは無関係
に制御可能である場合に、例えば、使用者のそれぞれの
シート位置に適合させるために、シート環境の改善され
た調整が可能になる。
【０００８】比較的高い周囲温度の場合にシート快適さ
を高めるために、シートの換気および／又は加熱を制御
するための制御装置が設けられており、この場合に、こ
の制御装置の切換え状態において、通風領域が換気さ
れ、かつ通風領域のみが加熱されると有利である。
を高めるために、シートの換気および／又は加熱を制御
するための制御装置が設けられており、この場合に、こ
の制御装置の切換え状態において、通風領域が換気さ
れ、かつ通風領域のみが加熱されると有利である。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付の図面に関し
て実施例を用いて説明する。図１は、背もたれ１とシー
ト面２とを有するシートを示している。背もたれ１は、
通風領域３を有しており、この通風領域は、換気可能並
びに加熱可能である。ここにおいて、換気とは、特に整
合された空気流によるシート表面における空気交換を意
味する。この場合には、とりわけ、シートから流出する
空気によってシート表面を貫流させることが有効であ
る。通風領域３の加熱装置は、接続導線１１を介して電
源に接続されている。
て実施例を用いて説明する。図１は、背もたれ１とシー
ト面２とを有するシートを示している。背もたれ１は、
通風領域３を有しており、この通風領域は、換気可能並
びに加熱可能である。ここにおいて、換気とは、特に整
合された空気流によるシート表面における空気交換を意
味する。この場合には、とりわけ、シートから流出する
空気によってシート表面を貫流させることが有効であ
る。通風領域３の加熱装置は、接続導線１１を介して電
源に接続されている。
【００１０】さらに、背もたれ１は、この背もたれの、
使用者に向かう表面の側方の範囲に付加的な加熱面５お
よび７を有している。これらの加熱面は、前述の実施例
においては加熱可能であるが、しかし換気可能ではな
い。電気エネルギーを供給するために、加熱面５および
７は、接続導線９および図示されない−制御装置を介し
てエネルギー源、例えば車両バッテリーと接続されてい
る。
使用者に向かう表面の側方の範囲に付加的な加熱面５お
よび７を有している。これらの加熱面は、前述の実施例
においては加熱可能であるが、しかし換気可能ではな
い。電気エネルギーを供給するために、加熱面５および
７は、接続導線９および図示されない−制御装置を介し
てエネルギー源、例えば車両バッテリーと接続されてい
る。
【００１１】シート面２は、同様に通風領域４を有して
おり、この通風領域は、換気可能および加熱可能であ
る。前記通風領域の電流接続は、接続導線１２を介して
保証されている。シート面２も側方に付加的な加熱面６
および８を有しており、これらの加熱面は、前述の実施
例においては加熱可能であるが、しかし換気可能ではな
い。加熱面は、接続導線１０もしくは中間接続された制
御装置を介して電源に接続されている。
おり、この通風領域は、換気可能および加熱可能であ
る。前記通風領域の電流接続は、接続導線１２を介して
保証されている。シート面２も側方に付加的な加熱面６
および８を有しており、これらの加熱面は、前述の実施
例においては加熱可能であるが、しかし換気可能ではな
い。加熱面は、接続導線１０もしくは中間接続された制
御装置を介して電源に接続されている。
【００１２】図２は、通風領域３，４および加熱面５〜
８を加熱するための有利な配置を示している。通風領域
３および加熱面５，７の基礎面、もしくは通風領域４お
よび加熱面６，８の基礎面に相応する平面２０の上に、
平らな加熱部材２２が配置されている。加熱部材２２
は、有利には、電気を導く繊維材料から成っている。そ
れによって、シート表面の良好な空気透過性が保証され
ている。
８を加熱するための有利な配置を示している。通風領域
３および加熱面５，７の基礎面、もしくは通風領域４お
よび加熱面６，８の基礎面に相応する平面２０の上に、
平らな加熱部材２２が配置されている。加熱部材２２
は、有利には、電気を導く繊維材料から成っている。そ
れによって、シート表面の良好な空気透過性が保証され
ている。
【００１３】加熱部材２２の側面には、加熱部材２２と
電気を導くように接続された２つの主電極２４および２
６が延びている。これらの主電極は、電気的な接続導線
３２，３８および制御装置を介して電源と接続されてい
る。
電気を導くように接続された２つの主電極２４および２
６が延びている。これらの主電極は、電気的な接続導線
３２，３８および制御装置を介して電源と接続されてい
る。
【００１４】通風領域３，４に相応する領域の側面にお
いて、付加的に、２つの付加電極２８，３０が、電気を
導くように加熱部材２２と接続されている。前記の付加
電極は、電気的な接続導線３４，３６および制御装置を
介して同様に電極と接続されている。
いて、付加的に、２つの付加電極２８，３０が、電気を
導くように加熱部材２２と接続されている。前記の付加
電極は、電気的な接続導線３４，３６および制御装置を
介して同様に電極と接続されている。
【００１５】シートの作用形式は以下の通りである。夏
期運転においては、できるだけ涼しい、しかし生理学的
に危険がないように温度調節されたシート表面が保証さ
れている。この運転状態では、通風領域３および４は空
気によって貫流される。このような空気流は、例えば、
シートの内部に組み込まれた−図示されない−通風器に
よって生ぜしめられる。シート使用者の冷え過ぎを回避
するために、通風領域３および４が加熱されることがで
きる。この場合、加熱面５〜８は遮断されたままであ
る。
期運転においては、できるだけ涼しい、しかし生理学的
に危険がないように温度調節されたシート表面が保証さ
れている。この運転状態では、通風領域３および４は空
気によって貫流される。このような空気流は、例えば、
シートの内部に組み込まれた−図示されない−通風器に
よって生ぜしめられる。シート使用者の冷え過ぎを回避
するために、通風領域３および４が加熱されることがで
きる。この場合、加熱面５〜８は遮断されたままであ
る。
【００１６】このことは、図２に示された配置におい
て、電流が付加電圧２８の全長にわたって加熱部材２２
内へ放出されることによって実現される。この場合、電
流は、付加電極３０に向かう方向で加熱部材２２を通っ
て流れる。この際、電流は、この電流が付加電極３０を
介して再び流れ出る前に、通風領域３もしくは４を加熱
する。
て、電流が付加電圧２８の全長にわたって加熱部材２２
内へ放出されることによって実現される。この場合、電
流は、付加電極３０に向かう方向で加熱部材２２を通っ
て流れる。この際、電流は、この電流が付加電極３０を
介して再び流れ出る前に、通風領域３もしくは４を加熱
する。
【００１７】これによって、一面では涼しいシート表面
を保証することができ、かつ他面では最適に温度調節さ
れた空気流を保証することができる。
を保証することができ、かつ他面では最適に温度調節さ
れた空気流を保証することができる。
【００１８】冬期運転においては、加熱可能な全ての領
域（３〜８）が加熱されると有利である。純粋な加熱運
転の最初の段階において、換気は遮断されたままであ
る。この場合、持続運転において十分な湿気排出を保証
するために、通風領域３および４において空気がシート
表面を通って吹き付けられる。シート表面を空気が通過
する場合に、空気は、組み込まれた加熱部材２２によっ
て、受け入れられる温度レベルに温められる。
域（３〜８）が加熱されると有利である。純粋な加熱運
転の最初の段階において、換気は遮断されたままであ
る。この場合、持続運転において十分な湿気排出を保証
するために、通風領域３および４において空気がシート
表面を通って吹き付けられる。シート表面を空気が通過
する場合に、空気は、組み込まれた加熱部材２２によっ
て、受け入れられる温度レベルに温められる。
【００１９】勿論、この場合には、通風領域３および４
においてシート表面の温度が同時に低下され、それとい
うのも、加熱部材２２がこのような領域において冷やさ
れるからである。これによって、通風領域３，４と加熱
面５〜８との間に温度差が生ぜしめられる。この場合、
使用者は個人的に、通風領域が冷え過ぎると知覚し、あ
るいは加熱面が熱過ぎると知覚する。それ故に、加熱面
５〜８と通風領域３，４との間のこのような温度差を排
除するために、通風領域３，４における加熱出力ひいて
はシート表面の局部的な温度を上昇させることができ
る。
においてシート表面の温度が同時に低下され、それとい
うのも、加熱部材２２がこのような領域において冷やさ
れるからである。これによって、通風領域３，４と加熱
面５〜８との間に温度差が生ぜしめられる。この場合、
使用者は個人的に、通風領域が冷え過ぎると知覚し、あ
るいは加熱面が熱過ぎると知覚する。それ故に、加熱面
５〜８と通風領域３，４との間のこのような温度差を排
除するために、通風領域３，４における加熱出力ひいて
はシート表面の局部的な温度を上昇させることができ
る。
【００２０】冬期運転は、図２に示された実施例におい
て、電流が主電極２４および２６を介して加熱部材２２
の平面２０の全体を通って流れることによって実現され
る。それによって、通風領域３もしくは４を含む平面全
体が温められる。通風領域３もしくは４の温度を別個に
上昇させるために、通風領域３もしくは４における電流
密度を付加的に上昇させることができる。このために、
電流は付加電極２８，３０を介して加熱部材２２に供給
される。それによって、通風領域３もしくは４において
主電極２４および２６と付加電極２８，３０との電流の
流れが重畳される。上昇された局部的な電流の流れが、
加熱部材２２の相応して上昇された局部的な加熱を招
く。
て、電流が主電極２４および２６を介して加熱部材２２
の平面２０の全体を通って流れることによって実現され
る。それによって、通風領域３もしくは４を含む平面全
体が温められる。通風領域３もしくは４の温度を別個に
上昇させるために、通風領域３もしくは４における電流
密度を付加的に上昇させることができる。このために、
電流は付加電極２８，３０を介して加熱部材２２に供給
される。それによって、通風領域３もしくは４において
主電極２４および２６と付加電極２８，３０との電流の
流れが重畳される。上昇された局部的な電流の流れが、
加熱部材２２の相応して上昇された局部的な加熱を招
く。
【００２１】シートの制御は、例えば、換気および加熱
のための別個の制御スイッチを有する−図示されない−
制御装置を介して手動で行なうことができる。しかしな
がら、前記制御装置は、例えば、記憶された温度特性を
有する電気的な回路を介して自動的に、かつ組み合わさ
れて制御されることもできる。
のための別個の制御スイッチを有する−図示されない−
制御装置を介して手動で行なうことができる。しかしな
がら、前記制御装置は、例えば、記憶された温度特性を
有する電気的な回路を介して自動的に、かつ組み合わさ
れて制御されることもできる。
【００２２】有利な制御は、シート表面内に、あるいは
シート表面近くに温度センサーを組み込むことによって
生じる。有利には、加熱面５〜８と通風領域３および４
とが、それぞれ別個のセンサーを備えており、かつ互い
に無関係に制御されることができる。しかも、同様に、
一面では加熱面５〜８のためにのみ、かつ他面では通風
領域３および４のためにのみ、あるいは背もたれ１およ
びシート面２のためにそれぞれ別個のセンサーを設ける
ことができる。
シート表面近くに温度センサーを組み込むことによって
生じる。有利には、加熱面５〜８と通風領域３および４
とが、それぞれ別個のセンサーを備えており、かつ互い
に無関係に制御されることができる。しかも、同様に、
一面では加熱面５〜８のためにのみ、かつ他面では通風
領域３および４のためにのみ、あるいは背もたれ１およ
びシート面２のためにそれぞれ別個のセンサーを設ける
ことができる。
【００２３】加熱出力の別個の制御は、通風領域が、加
熱面とは電気的に無関係な加熱−電流回路を有している
ことによって簡単に達成される。しかし、このことは必
ずしも必要なことではない。可変の抵抗あるいはスイッ
チを介してそれぞれブリッジ可能な加熱部材の直列接続
も同様に考えられる。
熱面とは電気的に無関係な加熱−電流回路を有している
ことによって簡単に達成される。しかし、このことは必
ずしも必要なことではない。可変の抵抗あるいはスイッ
チを介してそれぞれブリッジ可能な加熱部材の直列接続
も同様に考えられる。
【００２４】付加的な加熱面とは無関係に通風領域３，
４の温度を制御するための別の可能性は、空気流が通風
領域３，４に供給される前に、この空気流の温度調節を
することによって生じる。このために、例えば、車両所
有の空気調節装置を使用することができる。
４の温度を制御するための別の可能性は、空気流が通風
領域３，４に供給される前に、この空気流の温度調節を
することによって生じる。このために、例えば、車両所
有の空気調節装置を使用することができる。
【００２５】先に延べられた配置の場合に、加熱面と通
風領域とが、互いに間隔を置かれなければならないとい
うことはない。むしろ、有利には、加熱面と通風領域と
は、例えば櫛状に互いに内外に係合しており、互いに内
外に組み合わされており、あるいは互いに重ねられてい
る。それによって、シート表面において、有利な表面被
覆および両方の区域の均一な配置が達成される。
風領域とが、互いに間隔を置かれなければならないとい
うことはない。むしろ、有利には、加熱面と通風領域と
は、例えば櫛状に互いに内外に係合しており、互いに内
外に組み合わされており、あるいは互いに重ねられてい
る。それによって、シート表面において、有利な表面被
覆および両方の区域の均一な配置が達成される。
【００２６】以下に、本発明の実施形態を要約列挙す
る。 ＜１＞ その表面上に、換気可能および加熱可能な少な
くとも１つの通風領域（３，４）と、付加的に加熱可能
な少なくとも１つの加熱面（５〜８）とを有しているシ
ートにおいて、前記通風領域（３，４）におけるシート
表面の温度が、加熱面（５〜８）の温度とは無関係に調
節可能であることを特徴とする換気可能および加熱可能
なシート。 ＜２＞ 前記通風領域が加熱面内に組み込まれているこ
とを特徴とする、前記＜１＞に記載のシート。 ＜３＞ 前記通風領域（３，４）および付加的な加熱面
（５〜８）を加熱するための平らな抵抗加熱部材（２
２）が設けられており、この加熱部材（２２）における
電流密度が、通風領域（３，４）において、加熱部材
（２２）の残りの平面とは無関係に調節可能であること
を特徴とする、前記＜１＞または＜２＞に記載のシー
ト。 ＜４＞ 背もたれ（１）の加熱面（５，７）および／又
は通風領域（３）が、シート面（２）の加熱面（６，
８）および／又は通風領域（４）とは無関係に制御可能
であることを特徴とする、前記＜１＞から＜３＞までの
いずれか１つに記載のシート。 ＜５＞ シートの換気および／又は加熱を制御するため
の制御装置が設けられており、この制御装置の切換え状
態において、通風領域（３，４）が換気され、かつ通風
領域（３，４）のみが加熱されることを特徴とする、前
記＜１＞から＜４＞までのいずれか１つに記載のシー
ト。
る。 ＜１＞ その表面上に、換気可能および加熱可能な少な
くとも１つの通風領域（３，４）と、付加的に加熱可能
な少なくとも１つの加熱面（５〜８）とを有しているシ
ートにおいて、前記通風領域（３，４）におけるシート
表面の温度が、加熱面（５〜８）の温度とは無関係に調
節可能であることを特徴とする換気可能および加熱可能
なシート。 ＜２＞ 前記通風領域が加熱面内に組み込まれているこ
とを特徴とする、前記＜１＞に記載のシート。 ＜３＞ 前記通風領域（３，４）および付加的な加熱面
（５〜８）を加熱するための平らな抵抗加熱部材（２
２）が設けられており、この加熱部材（２２）における
電流密度が、通風領域（３，４）において、加熱部材
（２２）の残りの平面とは無関係に調節可能であること
を特徴とする、前記＜１＞または＜２＞に記載のシー
ト。 ＜４＞ 背もたれ（１）の加熱面（５，７）および／又
は通風領域（３）が、シート面（２）の加熱面（６，
８）および／又は通風領域（４）とは無関係に制御可能
であることを特徴とする、前記＜１＞から＜３＞までの
いずれか１つに記載のシート。 ＜５＞ シートの換気および／又は加熱を制御するため
の制御装置が設けられており、この制御装置の切換え状
態において、通風領域（３，４）が換気され、かつ通風
領域（３，４）のみが加熱されることを特徴とする、前
記＜１＞から＜４＞までのいずれか１つに記載のシー
ト。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、通風領域におけるシート表面
の温度が、加熱面の温度とは無関係に調節可能であるこ
とを特徴とする換気可能および加熱可能なシートであ
る。したがって、本発明のシートによれば、空気流の、
並びに使用者と接触する全てのシート表面の申し分ない
温度調節を可能にする。換気されない領域の過熱あるい
は空気流の低過ぎる温度が回避される。
の温度が、加熱面の温度とは無関係に調節可能であるこ
とを特徴とする換気可能および加熱可能なシートであ
る。したがって、本発明のシートによれば、空気流の、
並びに使用者と接触する全てのシート表面の申し分ない
温度調節を可能にする。換気されない領域の過熱あるい
は空気流の低過ぎる温度が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図１】シートの概略的な平面図である。
【図２】シートカバーの下側に組み込まれた加熱部材の
平面図である。
平面図である。
１ 背もたれ ２ シート面 ３，４ 通風領域 ５，６，７，８ 加熱面 ９，１０，１１，１２ 接続導線 ２０ 平面 ２２ 加熱部材 ２４，２６ 主電極 ２８，３０ 付加電極 ３２，３４，３６，３８ 接続導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−163872（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−69511（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−54360（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−82342（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47C 7/74 A47C 27/00 - 27/22
Claims (5)
- 【請求項１】 シートに組み込まれた通風器により換気
可能であると共に加熱可能な少なくとも１つの通風領域
（３，４）と、前記通風領域（３，４）の側方に加熱可
能かつ換気不可能な少なくとも１つの付加的な加熱面
（５〜８）とを有しているシートにおいて、前記通風領
域（３，４）におけるシート表面の温度が、前記付加的
な加熱面（５〜８）の温度とは無関係に調節可能である
ことを特徴とする換気可能および加熱可能なシート。 - 【請求項２】 前記通風領域（３，４）が加熱面内に組
み込まれていることを特徴とする請求項１に記載のシー
ト。 - 【請求項３】 前記通風領域（３，４）および前記付加
的な加熱面（５〜８）を加熱するための平らな抵抗加熱
部材（２２）が設けられており、この加熱部材（２２）
における電流密度が、通風領域（３，４）において、加
熱部材（２２）の残りの平面とは無関係に調節可能であ
ることを特徴とする請求項１または２に記載のシート。 - 【請求項４】 背もたれ（１）の前記付加的な加熱面
（５，７）および／又は前記通風領域（３）が、シート
面（２）の前記付加的な加熱面（６，８）および／又は
前記通風領域（４）とは無関係に制御可能であることを
特徴とする請求項１から３までのいずれか１つに記載の
シート。 - 【請求項５】 シートの換気および／又は加熱を制御す
るための制御装置が設けられており、この制御装置の切
換え状態において、前記通風領域（３，４）が換気さ
れ、かつ前記通風領域（３，４）のみが加熱されること
を特徴とする請求項１から４までのいずれか１つに記載
のシート。
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