JP2003042591A - 温度調節装置 - Google Patents

温度調節装置

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JP2003042591A
JP2003042591A JP2001227453A JP2001227453A JP2003042591A JP 2003042591 A JP2003042591 A JP 2003042591A JP 2001227453 A JP2001227453 A JP 2001227453A JP 2001227453 A JP2001227453 A JP 2001227453A JP 2003042591 A JP2003042591 A JP 2003042591A
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temperature
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air
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JP2001227453A
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English (en)
Inventor
Shintaro Nozawa
真太郎 野澤
Mitsuru Yoneyama
充 米山
Hiroshi Uno
浩 宇野
Katsuhiko Yamamoto
克彦 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被冷却体もしくは被加温体の接触部と非接触
部を、冷却あるいは加温するために与える熱量を可変で
きるようにすること。 【解決手段】 熱源20から受熱して冷温熱を被温度調
節部24に伝える熱伝導部21と、熱源20によって空
気を冷温風に熱交換して被温度調節部24から吹き出さ
せる対流部23とを備えたことで、被温度調節部24は
冷温風による対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で
冷却加温するとともに、被温度調節部24が被冷却体も
しくは被加温体と接触する接触部26と接触しない非接
触部27に与える熱量を可変できるようにすることによ
って各部位の冷却加温による温度調節ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却または加温で
きる温度調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温度調節装置としては、
特開平5ー277020号公報に記載されているような
ものがあった。図7は、前記公報に記載された従来の温
度調節装置を示すものである。
【0003】図7において、温度調節装置は背当部1と
着座部2からなる自動車用の座席3と、この座席3の下
部空間に配設されたペルチェモジュール4と、このペル
チェモジュール4に接続され、空気流を冷却または加温
する主熱交換器5および廃熱を空気流に熱交換する廃熱
熱交換器6と、背当部1と着座部2の乗員が座る表面カ
バー7に設け、空気流を吹き出す空気流吹出孔8と、主
熱交換器5から空気流吹出孔8に連通し、吹出す空気流
を搬送するために背当部1と着座部2の内部に設けた空
気流通路9と、廃熱熱交換器6から廃熱空気流を搬送す
る廃熱空気流通路10と、ペルチェモジュール4に接続
した主熱交換器5および廃熱熱交換器6に空気流を搬送
する送風機11から構成されていた。
【0004】そして、自動車の運転時にペルチェモジュ
ール4と送風機11が駆動し、夏季では、送風機11で
搬送された空気流はペルチェモジュール4で伝熱された
主熱交換器5で冷却されて、空気流通路9で搬送され、
空気流吹出孔8から冷風として吹出していた。ペルチェ
モジュール4で伝熱された廃熱熱交換器6で加温された
廃熱空気流は廃熱空気流通路10から廃熱として吹出し
ていた。一方、冬季では、送風機11で搬送された空気
流はペルチェモジュール4で伝熱された主熱交換器5で
加温されて、空気流通路9で搬送され、空気流吹出孔8
から温風として吹出していた。ペルチェモジュール4で
伝熱された廃熱熱交換器6で冷却された廃熱空気流は廃
熱空気流通路10から廃熱として吹出していた。このよ
うにして、乗員の背中および臀部を冷却または加温して
座席の温度調節が行われていた。
【0005】また、従来の他の座席用熱搬送装置として
は、特表平10−504977号公報に記載されている
ようなものがあった。図8は、前記公報に記載された従
来の他の温度調節装置を示すものである。
【0006】図8において、温度調節装置は座席3と、
座席3内部に形成され、着座した乗員に熱伝導による冷
却または加温を効果的にするために座席の表面カバー7
に接触して位置決めされ、温度調節された空気を循環さ
せる空気チヤンネル12と、空気チヤンネル12に連通
し、空気を冷却または加温するためのペルチエモジュー
ル4を有するヒートポンプ13と、装置を作動させると
同時に加熱または冷却モードの操作を選択するための制
御スイッチ14と、選択された加温または冷却の操作に
従って温度調節された空気を送るためにヒートポンプ1
3の作動を自動的に調整する制御器15と、ヒートポン
プ13に接続し、空気を選択的に加熱または冷却する主
熱交換器5と、加熱または冷却された空気を送る主熱交
換器送風機16と、ペルチエモジュール4から不要な廃
熱を除去するための廃熱熱交換器6と、廃熱熱交換器6
へ空気を送る廃熱熱交換器送風機17とから構成されて
いた。
【0007】そして、運転時にペルチェモジュール4と
主熱交換器送風機16および廃熱熱交換器送風機17が
駆動し、主熱交換器送風機16で搬送された空気流はペ
ルチェモジュール4で伝熱された主熱交換器5で冷却ま
たは加温された後、空気チヤンネル12を循環し、座席
の表面カバー7を冷却または加温して、循環後、主熱交
換器送風機16に再び戻る。廃熱交換機送風機17は廃
熱熱交換器6に送風し、ペルチェモジュール4から廃熱
熱交換器6へ伝熱された廃熱を吹出す。このようにし
て、座席3の表面カバー7から着座した乗員の背中およ
び臀部を熱伝導による熱伝達で冷却または加温して座席
の温度調節が行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の装置では、夏季の駐車時において自動車の運転を停止
して日射により座席温度が上昇した後、再運転をする
と、ペルチェモジュール4と送風機11が駆動し、空気
流が冷却されて、空気流吹出孔8へと搬送されるが、空
気の比熱は約0.29と小さく、空気流吹出孔8に到達
するまでに温度が上昇するため、座席3の表面カバー7
を冷却できないという課題を有していた。また、空気流
吹出孔8はある間隔毎に設けるため、座席の表面の全て
の領域が均一に冷却もしくは加温できるものではなかっ
た。これらはペルチェモジュールからの冷却または加温
の熱を主熱交換器が空気流に冷却または加温する機能の
み、有していることに起因している。
【0009】また、前記従来の他の装置では、空気チヤ
ンネル12を空気が循環して熱伝導により座席3を冷却
するため、使用者は冷却されても汗などのむれ感は解消
することはできず、快適性の点で劣るという課題を有し
ていた。さらに、空気チヤンネル12は実際には通路に
なるため、座席3の全域に設けることは難しく、空気チ
ヤンネル12と空気チヤンネル12の間の領域は冷却も
しくは加温し難いという課題を有していた。この場合も
ペルチェモジュールからの冷却または加温の熱を主熱交
換器が循環する空気流に冷却または加温する機能のみ、
有していることに起因している。
【0010】また、使用者が接触している接触部と非接
触部に同一熱量が供給されているので、非接触部の使用
者が触れない部分に対しても、同じ熱量を供給している
ので、電力供給に無駄が生じており、必要な場所に必要
な熱量が与えられていないという課題を有していた。
【0011】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、対流部による風吹出しと熱伝導部による熱伝導の両
方によって、座席表面の使用者が接する領域の温度をほ
ぼ均一に短時間で低下させるとともに、汗などのむれ感
も解消する。そして、人が接触している部分と非接触部
で与える熱量を変えることができるので、被冷却体もし
くは被加温体が接触する部位に必要な熱量を直接でしか
も効率的に供給するので、エネルギーロスの少ない、快
適な冷暖房による温度調節のできる温度調節装置を提供
することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の温度調節装置は、冷却または加温す
る熱源と、この熱源からの熱を熱伝導で拡散する熱伝導
部と、送風する送風機と、この送風機で送風された空気
を前記熱源からの熱で冷温風にし、または単なる風とし
て吹き出す対流部と、前記熱伝導部と前記対流部によ
り、温度が調節される被温度調節部と、この被温度調節
部が被冷却体もしくは被加温体が通常接触する接触部と
接触しない非接触部とを備え、前記接触部に与える熱量
と前記非接触部に与える熱量を可変可能にしたものであ
る。
【0013】これによって、夏季においては、熱源によ
って冷却された空気を送風機によって冷風に熱交換す
る。同時に、熱源は熱伝導部にも伝熱し、冷却する。冷
却された熱伝導部は被温度調節部を熱伝導で冷却する。
さらに、冷風は被温度調節部に搬送され、被温度調節部
から吹き出す。そこで、被温度調節部は冷風の吹き出し
による対流と熱伝導部からの熱伝導の両方でほぼ均一に
短時間で冷却される。そしてさらに、接触部に与えられ
る熱量と非接触部に与えられる熱量を可変することがで
きるので、夏季に背中とそこに接触している部分とで汗
をかいていて、急速に汗を取り除きたいときには非接触
部への熱量供給を抑えて、接触部に多くの熱量を運ぶこ
とによって、急速にむれ感を解消することができる。
【0014】次に冬季においては、運転をすると、熱源
によって加温された空気を温風に熱交換する。同時に、
熱源は熱伝導部にも伝熱し、加温する。加温された熱伝
導部は被温度調節部を熱伝導で加温する。さらに、温風
は被温度調節部に搬送され、被温度調節部から吹き出
す。そこで、被温度調節部は温風の吹き出しによる対流
と熱伝導部からの熱伝導の両方でほぼ均一に短時間で加
温される。そしてさらに、接触部に与える熱量と非接触
部に与える熱量を可変できるので、冬季に脚部あるいは
臀部と接触している部分を温めたいときには非接触部に
与える熱量供給を抑えて接触部に多くの熱量を運ぶこと
によって使用者にとって快適な暖感覚が実現できる。
【0015】このようにして、風吹き出しによる対流と
熱伝導の両方を使用して、さらに被冷却体もしくは被加
温体の接触部と非接触部に供給する熱量を任意に変える
ことにより、所定の温度に冷房暖房できる温度調節装置
を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、冷却ま
たは加温する熱源と、この熱源からの熱を熱伝導で拡散
する熱伝導部と、送風する送風機と、この送風機で送風
された空気を前記熱源からの熱で冷温風にし、または単
なる風として吹き出す対流部と、前記熱伝導部と前記対
流部により、温度が調節される被温度調節部と、この被
温度調節部が被冷却体もしくは被加温体が通常接触する
接触部と接触しない非接触部とを備え、前記接触部に与
える熱量と前記非接触部に与える熱量を可変可能にした
ものである。
【0017】このようにして、被冷却体もしくは被加温
体の接触部と非接触部に与える熱量を変えることができ
るので、被温度調節部の被冷却体もしくは被加温体が接
触する接触部に多くの熱量を与えると、被冷却体もしく
は被加温体を直接加温、加冷することになるので、被冷
却体もしくは被加温体は急速に冷却加温することができ
る。また、供給される熱量が被冷却体もしくは被加温体
に集中して送られるので、電力の供給ロスが少なくな
る。
【0018】請求項2に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、被温度調節部の接触部が非接触部
よりも多くの熱量を与える手段を備えたものである。こ
のようにして、対流による接触部に与える熱量をアップ
させる方法として、風量を増すことによって実現させる
ことができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、被温度調節部の非接触部が接触部
よりも多くの熱量を与える手段を備えたものである。
【0020】このようにして、被温度調節部の非接触部
が接触部よりも多くの熱量を与える手段を備えているの
で、被温度調節部の非接触部は、対流部からの空気流に
よって直接被冷却体もしくは被加温体に直接吹き付ける
ことにより、被冷却体もしくは被加温体の冷暖房が行え
る。
【0021】請求項4に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を接触部と非接触部の判別を圧力検知
で行い、接触部と非接触部に与える熱量を可変させて制
御するものである。
【0022】このようにして、被温度調節部の接触部と
非接触部は、圧力検知部で場所の特定ができるので、接
触部と非接触部に与える熱量を変える手段を設けること
によって容易に熱量配分することができる。そして、被
冷却体もしくは被加温体の温度調節を行うことができ
る。
【0023】請求項5に記載の発明は、特に請求項1か
ら4のいずれか1項に記載の温度調節装置を、被温度調
節部の表面に無数の孔を備え、接触部が非接触部よりも
大きい孔を備えたものである。
【0024】このようにして、被冷却体もしくは被加温
体と接触する部分が非接触部よりも大きい孔を設けてい
るので、被冷却体もしくは被加温体に対流部からの熱量
をより多く受けることができる。そして、被冷却体もし
くは被加温体にとって快適な冷暖感を提供することがで
きる。
【0025】請求項6に記載の発明は、特に請求項1か
ら5のいずれか1項に記載の温度調節装置を、温度を検
知する温度検知部と、この温度検知部の検知した温度に
よって熱源あるいは送風機のいずれか一方または両方を
制御する制御部とを備え、熱伝導部あるいは対流部のい
ずれか一方または両方の熱量調節を自動制御あるいは手
動制御できるものである。
【0026】このようにして、使用者が任意に所望の設
定値に手動設定できる。あるいは温度検知部と制御部に
よって温度を検知しながら所定の制御方法で自動的に熱
量比率を変えて制御することができる。
【0027】請求項7に記載の発明は、特に請求項1か
ら6のいずれか1項に記載の温度調節装置を、乗員が着
座する座部と、乗員の背中が接する背部と、乗員の頭部
が接する頭当接部と、乗員の肘が接する肘かけ部で構成
された座席に少なくともひとつ以上の被温度調節部を備
えたものである。
【0028】このようにして、本発明の温度調節装置
を、座席の座部、背部、頭当接部部、肘かけ部に設置す
ることにより、使用者の身体の各部に適したより効果的
な熱伝導部および対流部の熱量比率とすることが可能と
なる。例えば、居眠り運転を防止するために、頭当接部
に対流部からの冷風を吹き付ければ眠気が改善される。
また、夏季の走行運転中にエアコンで温度調節を行って
いる際に、他の同乗者と温感が違って、肌寒く思われる
場合でも、各着座者が個別に座席の各部位の温度調節が
可能となっているので、各着座者にとって快適な冷暖感
覚を提供することができる。
【0029】請求項8に記載の発明は、特に請求項1か
ら7のいずれか1項に記載の温度調節装置を、車両の内
外の環境条件または走行条件で運転状態を制御するもの
である。
【0030】このようにして、車内の環境条件であれ
ば、車内のエアコンと連動して車内の室温に応じて、温
度調節装置の制御を行う。あるいは、走行条件であれ
ば、運転者が高速走行していて、冷や汗をかくような場
合には、あらかじめ一定速度以上の走行では対流部の熱
量比率を高める制御を加味することによって、運転者は
リラックスした快適な状態で運転ができる。
【0031】請求項9に記載の発明は、特に請求項1か
ら8のいずれか1項に記載の温度調節装置を、熱源はペ
ルチェモジュールあるいはヒートポンプを用いたもので
ある。
【0032】このようにして、冷却および暖房の機能を
有するものであれば熱源とすることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0034】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける温度調節装置の構成図を示すものである。
【0035】図1において、20は冷却または加温する
機能をもつ熱源、21は熱伝導部で、熱源20と端部が
接触しており冷温熱が伝熱されて熱伝導部21の終端ま
で熱を伝熱させる。22は送風機であり、熱源20より
熱交換された空気を送風する。23は対流部であり、熱
源20より熱交換された空気を送風機22によって搬送
する。24は被温度調節部であり、熱伝導部21から供
給される冷温熱が伝熱されて、被温度調節部24に伝熱
される。さらに、対流部23によって熱交換された空気
は、被温度調節部24に設けられた吹き出し孔25より
吹き出すことによって温度調節される。そして、この被
温度調節部24が被冷却体もしくは被加温体と接触する
接触部26と非接触部27とからなり、接触部26に与
える熱量と非接触部27に与える熱量を可変することが
できる。そして、熱量可変の手段として、非接触部27
の対流部23の吹き出し孔25の入口部に開閉手段28
を備える。本実施例では、温度調節装置を座席として考
えると、被温度調節部24は座席の表皮カバーであり、
表面に吹き出し孔25が設けられて対流部23から送ら
れる冷温風を吹き出す。また対流部23は、送風機22
からの冷温風を被温度調節部24に搬送する通風路と考
えられる。熱伝導部21としては、熱伝導率の高いカー
ボン材料を面状に成形した熱伝導シートなどが考えら
れ、使用者が着座して荷重がかかったときに伝導熱を使
用者に伝導させる役割を担い、主に座席の表皮カバーの
直下に接触して設けられる。
【0036】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。
【0037】夏季に動作させる場合には、熱源20は冷
却側で動作させる。熱伝導部21は、熱源20と接地し
ている部分より冷熱が伝熱されて熱伝導部21の終端ま
で冷熱を伝熱させる。そして、被温度調節部24は、熱
伝導部21と接触して設けているため、冷却することが
できる。さらに、送風機22を駆動させて空気を送風
し、熱源20で空気を冷却させて熱交換する。冷却され
た空気は、対流部23を通り被温度調節部24に開けら
れた吹き出し孔を通って、表面に吹き出される。対流部
23より搬送された空気は、熱伝導部21の一部に吹き
出し孔25を設ければ、熱伝導部21でも熱交換させる
ことができる。さらに、被温度調節部24の使用者の接
触部26が非接触部27よりも多くの熱量を被温度調節
部24に与えるために、非接触部27の対流部23の吹
き出し孔25の入口部に開閉手段28を備えて、非接触
部27に供給する熱量を調節する。そして、開閉手段2
8が閉じる側に可動させると、非接触部27に供給する
熱量は減少し、逆に接触部26への熱量供給が増すよう
になる。また、開閉手段28が開く側に可動させると、
非接触部27に供給する熱量は接触部26と同等の熱量
供給となる。こうして、使用者が背中の汗のむれを急速
に解消したい場合には、被温度調節部24と使用者の接
触部26の熱量供給が非接触部27よりも高くなる。そ
して、使用者と被温度調節部24が接触している身体箇
所を直接冷却させることができる。そして、使用者の汗
のむれ感が短時間でしかも効果的に解消できる。
【0038】次に冬季に動作させる場合には、熱源20
は加温側で動作させる。熱伝導部21は、熱源20と接
地している部分より温熱が伝熱されて熱伝導部21の終
端まで温熱を伝熱させる。そして、被温度調節部24
は、熱伝導部21と接触して設けているため、暖房する
ことができる。さらに、送風機22を駆動させて空気を
送風し、熱源20で空気を暖房させて熱交換する。暖房
された空気は、対流部23を通り被温度調節部24に開
けられた吹き出し孔25を通って、表面に吹き出され
る。対流部23より搬送された空気は、熱伝導部21の
一部に吹き出し孔を設ければ、熱伝導部21でも熱交換
させることができる。さらに、被温度調節部24の使用
者の接触部26が非接触部27よりも多くの熱量を被温
度調節部24に与えるために、非接触部27の対流部2
3の吹き出し孔25の入口部に開閉手段28を備えて、
非接触部27に供給する熱量を調節する。そして、開閉
手段28が閉じる側に可動させると、非接触部27に供
給する熱量は減少し、逆に接触部26への熱量供給が増
すようになる。また、開閉手段28が開く側に可動させ
ると、非接触部27に供給する熱量は接触部26と同等
の熱量供給となる。そして、使用者と被温度調節部24
が接触している身体箇所を直接暖房するので、短時間で
しかも効率的に温めることができる。
【0039】以上のように、本実施例においては、対流
部23は、送風機22によって送風された空気を熱源2
0により冷却または加温された空気に熱交換する。さら
に、熱源20から熱伝導部21にも伝熱して冷却または
加温するため、被温度調節部24は冷温風の吹き出しに
よる対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で冷却また
は加温すると共に、被冷却体もしくは被加温体が通常接
触する場所以外のところに開閉手段を設けることによっ
て、接触部と非接触部に与える熱量の調節を行う。そし
て、使用者が必要としている箇所のみを集中して冷暖房
するので、電力供給ロスも少なく快適な温度調節が行え
る。
【0040】さらに、接触部と非接触部の場所の判別を
圧力検知により行うことによって、接触部と非接触部に
供給する熱量は、実施例1のような開閉手段を各部に設
けることによって、容易に熱量供給を調節することがで
きる。
【0041】(実施例2)図2は本発明の実施例2の温
度調節装置の構成図である。なお、実施例1と同一符号
のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0042】実施例1と異なる点は、ひとつの熱源20
とひとつの送風機22で構成したものを、図2のように
座部51と背部52のそれぞれに熱源20と送風機が個
別に設けられた構成としたところにある。図2におい
て、40は冷却または加温するペルチェモジュールであ
り、41は冷温熱交換器でペルチェモジュール40の冷
却または加温する面から伝熱され、通過する空気を冷却
または加温する。42は廃熱熱交換器であり、ペルチェ
モジュール40の廃熱する面から伝熱され、通過する空
気と熱交換する。22は送風機であり、冷温熱交換器4
1および廃熱熱交換器42に空気を送風する。43は通
風路ボデーであり、冷温熱交換器41と接続して、冷温
熱交換器41で熱交換された空気を座席表面カバー44
に設けた吹き出し孔40に導く通風路45を形成する。
46は熱伝導シートであり、通風路ボデー43と組み合
わせて通風路45を形成し、冷温熱交換器41から伝熱
されて座席50の座部51および背部52の座席表面カ
バー44を冷却または加温をし、さらに形成する通風路
45で送風機22で送風された空気とも熱交換をして、
冷却または加温をした空気を吹き出すための吹き出し孔
25も設けて吹き出させる。そして、28は開閉手段で
あり、被冷却体もしくは被加温体が通常接触しない部分
の吹き出し孔25の下部に設けられている。
【0043】以上のように構成された座席用温度調節装
置について、以下、その動作、作用を説明する。
【0044】夏季に運転をすると、ペルチェモジュール
40の冷却または加温する面は低温面になり、冷温熱交
換器41を冷却する。ペルチェモジュール40の廃熱す
る面は高温面になり、廃熱熱交換器42は高温になる。
送風機22が駆動して冷温熱交換器41および廃熱熱交
換器42に空気を送風するため、冷温熱交換器41は送
風された空気を冷却する。同時に、冷温熱交換器41は
熱伝導シート46にも伝熱して熱伝導シート46も冷却
する。冷却された空気は通風路45に流入する。通風路
45は熱伝導シート46により、一部が形成されている
ため、通風路45を通過する空気は熱伝導シート46と
も熱交換する。また、熱伝導シート46は座席表面カバ
ー44に接触して設けているため、熱伝導で座席表面カ
バー44を冷却する。熱伝導シート46に設けた吹き出
し孔25から座席表面カバー44に設けた吹き出し孔2
5を通過して座席雰囲気に吹き出す。そして、使用者が
着座して、急速に身体と接触している部分を冷却させた
いときは、開閉手段28を閉じる側に可動させ、非接触
部27への熱量供給を抑え、接触部26に多くの熱量が
供給されることになる。
【0045】次に冬季に運転をすると、ペルチェモジュ
ール40の冷却または加温する面は高温面になり、冷温
熱交換器41を加温する。ペルチェモジュール40の廃
熱する面は低温面になり、廃熱熱交換器42は低温にな
る。送風機22が駆動して冷温熱交換器41および前記
廃熱熱交換器42に空気を送風するため、冷温熱交換器
41は送風された空気を加温する。同時に、冷温熱交換
器41は熱伝導シート46にも伝熱して熱伝導シート4
6も加温する。加温された空気は通風路45に流入す
る。通風路45は熱伝導シート46から一部が形成され
ているため、通風路45を通過する空気は熱伝導シート
46とも熱交換する。また、熱伝導シート46は座席表
面カバー44に接触して設けているため、座席表面カバ
ー44を熱伝導で加温する。熱伝導シート46に設けた
吹き出し孔25から座席表面カバー44に設けた吹き出
し孔25を通過して座席雰囲気に吹き出す。そして、使
用者が着座して、急速に身体と接触している部分を暖房
させたいときは、開閉手段28を閉じる側に可動させ、
非接触部27への熱量供給を抑え、接触部26に多くの
熱量が供給されることになる。
【0046】以上のように、本実施例においては、冷温
熱交換器41は送風された空気を冷却または加温すると
同時に、熱伝導シート46にも伝熱して冷却または加温
するため、座席表面カバー44は冷温風の吹き出しによ
る対流と熱伝導シート46からの熱伝導の両方で冷却ま
たは加温でき、さらに、接触部26と非接触部27の熱
量供給の比率が開閉手段28によって、容易に変えるこ
とができる。
【0047】特に、夏季では熱伝導シート46からの熱
伝導でほぼ均一に短時間で低下させることができ、吹き
出し孔25から気流で汗を除去し、むれ感を解消でき
る。また冬季においても、ほぼ均一に加温でき、快適に
座席51の温度調節が行われる。なお、本発明の温度調
節装置として、使用者が着座できる座席51と考え、座
席の乗員が着座する座部51と乗員の背中が接する背部
52で構成されたもので考えたが、図4のように乗員の
頭部が接する頭当接部53あるいは乗員の肘が接する肘
かけ部54のいずれか一方または両方とで構成された座
席として、頭当接部53、肘かけ部54に熱伝導部21
からの熱伝導と対流部23からの送風を行うようにして
もよい。そして、冬季には、頭寒足熱というように脚部
を温めて、頭部を冷やすと、使用者は温かさを享受しつ
つ、運転中の居眠り防止ができる。また、肘かけ部につ
いては、夏季の自動車の駐車時に、使用者が接触する室
内装備品が高温となることを防止できる。このようにし
て、複数個の被温度調節部を備える場合でも、個々に温
度調節装置を備えれば実現できる。そして、実施例1の
ように、ひとつの熱源20とひとつの送風機22でも構
成が複雑となるが、部品点数が少なくなるので安価につ
くることができる。
【0048】なお、本発明の温度調節装置の熱源20と
しては、冷却と暖房の両方の機能を備えれば熱源20と
して利用できる。ペルチェモジュールあるいはヒートポ
ンプであれば、信頼性も高く熱源として使用できる。ペ
ルチェモジュールを使用すれば小型軽量、自動車用の温
度調節装置として利用する場合には、直流電源がそのま
ま使用できて、変換器などを必要とせず構成が簡素化で
きる。さらに、細やかな温度制御ができる。また、ヒー
トポンプは、入力電力に対する出力電力が大きくとれ、
高効率である。
【0049】(実施例3)図3は本発明の実施例3の温
度調節装置の構成図であり、図4は本発明の実施例3の
一例を示す座席形状を成した温度調節装置の斜視図であ
る。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0050】実施例1と異なる点は、被温度調節部の非
接触部が接触部よりも多くの熱量を与える手段を備えた
ところである。図3において、29は開閉手段であり、
接触部26の対流部23の吹き出し孔25の入口部に開
閉手段29を備えて、接触部27に供給する熱量を調節
する。そして、開閉手段29が閉じる側に可動させる
と、非接触部26に供給する熱量は減少し、逆に非接触
部27への熱量供給が増すようになる。
【0051】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。
【0052】被温度調節部24に接触している被冷却体
もしくは被加温体の非接触部27が接触部26よりも多
くの熱量を被温度調節部24に与えるために、接触部2
6の対流部23の吹き出し孔25の入口部に開閉手段2
9を備えて、接触部26に供給する熱量を調節して、非
接触部27により吹き出す送風を被冷却体もしくは被加
温体に直接当てるため、被冷却体もしくは被加温体を急
激に所定の温度に冷却することができる。そして、開閉
手段29が閉じる側に可動させると、接触部26に供給
する熱量は減少し、逆に非接触部27への熱量供給が増
すようになる。こうして、使用者が背中の汗のむれ感を
急速に解消したい場合には、被温度調節部24と使用者
の非接触部27の熱量供給が接触部26よりも高くな
る。そして、被温度調節部24の非接触部27に設けら
れた吹き出し孔から直接使用者に吹き付けられること
で、使用者の身体を直接冷却させることができる。そし
て、使用者の汗のむれ感が短時間でしかも効果的に解消
できる。さらに、冬季には、頭寒足熱というように脚部
を温めて、頭部を冷やすと、使用者は温かさを享受しつ
つ、運転中の居眠り防止ができる。また、肘かけ部につ
いては、夏季の自動車の駐車時に、使用者が接触する室
内装備品が高温となることを防止できる。
【0053】なお、本発明の温度調節装置として、図4
のように乗員の頭部が接する頭当接部53あるいは乗員
の肘が接する肘かけ部54のいずれか一方または両方と
で構成された座席として、熱伝導部21からの熱伝導と
対流部23からの送風の少なくとも一方から熱量を供給
し、非接触部に設けられた吹き出し口55から被冷却体
もしくは被加温体に直接送風させるようにしてもよい。
そして、例えば冬季には脚部に温風を吹きつけて温め
る。あるいは、頭部に冷風を吹きつけ、運転中の居眠り
防止ができる。
【0054】(実施例4)図5は本発明の実施例4の温
度調節装置の構成図を示すものである。なお、実施例1
と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0055】実施例1と異なる点は、被温度調節部の表
面に無数の吹き出し孔25を備え、接触部が非接触部よ
りも大きい吹き出し孔を備えたところである。図5にお
いて、被温度調節部24に設けられた吹き出し孔25
は、接触部26に設けられた吹き出し孔が25a、非接
触部27に設けられた吹き出し孔が25bである。そし
て、吹き出し孔25aの直径を寸法Aとし、吹き出し孔
25bの直径を寸法Bで表すと、A>Bとなり、接触部
26に設けられた吹き出し孔25aの方が大きくなって
いる。
【0056】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。
【0057】対流部23からの冷温風を被温度調節部2
4に搬送する場合、被温度調節部24の接触部26に設
けられた吹き出し孔が25aの方が25bよりも大きく
なっているため、より多くの熱量が被冷却体もしくは被
加温体に搬送される。
【0058】以上のように、本実施例においては、吹き
出し孔が大きく開けられている接触部26に多くの熱量
を与えることができるので、使用者を短時間でしかも効
率的に冷暖房することができる。
【0059】(実施例5)図6は本発明の実施例5の温
度調節装置の構成図である。なお実施例1と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0060】実施例1と異なる点は、熱源あるいは送風
機のいずれか一方または両方を温度検知部の検知した温
度によって調節を行い、熱伝導部あるいは対流部の熱量
のいずれか一方または両方の調節を自動制御あるいは手
動制御できるところである。図6において、30は温度
検知部で温度を検知する。31は制御部で熱源20と送
風機22を制御して熱量を設定できる。
【0061】なお、温度検知部30が検知する温度とし
ては、被温度調節部24、熱源20、熱伝導部21、対
流部23、雰囲気温度などが考えられ、少なくともひと
つ以上を検知することによって運転動作が制御できる。
【0062】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。ここでは、温
度検知部30が被温度調節部24に設けられている場合
で説明する。被温度調節部24に設けられた温度検知部
30は、被温度調節部24の温度を検知して、制御部3
1によって熱源20および送風機22のいずれか一方ま
たは両方を制御する。そして、熱伝導部21と対流部2
3に与える熱量を調節して、被温度調節部24を所定の
温度とすることができる。
【0063】さらに、車両の内外の環境条件または走行
条件で運転状態を制御するようにしたものである。
【0064】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部、熱源、熱伝導部、対流部あるいは雰囲気の温
度を検知することで、対流部と熱伝導部に与える熱量を
変化させることができる。そして、使用者に快適な冷暖
房のできる温度調節装置が実現できる。
【0065】
【発明の効果】以上のように請求項1〜9記載の発明に
よれば、風吹き出しの対流と熱伝導の両方で冷却加温
し、さらに被冷却体もしくは被加温体の接触部と非接触
部に与える熱量を調節することができるため、使用者の
身体の部位である臀部あるいは背中といった被冷却体も
しくは被加温体を直接冷暖房するので、短時間でしかも
効率よく冷暖房による温度調節をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温度調節装置の構成
【図2】本発明の実施例2における温度調節装置の構成
【図3】本発明の実施例3における温度調節装置の構成
【図4】本発明の実施例3における他の温度調節装置の
斜視図
【図5】本発明の実施例4における温度調節装置の構成
【図6】本発明の実施例5における温度調節装置の構成
【図7】従来の温度調節装置の構成図
【図8】従来の他の温度調節装置の構成図
【符号の説明】
20 熱源 21 熱伝導部 22 送風機 23 対流部 24 被温度調節部 26 接触部 27 非接触部 28 開閉手段(被温度調節部の接触部が非接触部より
も多くの熱量を与える手段) 29 開閉手段(被温度調節部の非接触部が接触部より
も多くの熱量を与える手段) 31 制御部 40 ペルチェモジュール 50 座席 51 座部 52 背部 53 頭当接部 54 肘あて部 55 吹き出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60N 2/44 B60N 2/44 (72)発明者 宇野 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B084 JA03 JA06 JE00 3B087 DE02 DE10 3L011 BV01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却または加温する熱源と、この熱源か
    らの熱を熱伝導で拡散する熱伝導部と、送風する送風機
    と、この送風機で送風された空気を前記熱源からの熱で
    冷温風にし、または単なる風として吹き出す対流部と、
    前記熱伝導部と前記対流部により、温度が調節される被
    温度調節部と、この被温度調節部が被冷却体もしくは被
    加温体が通常接触する接触部と接触しない非接触部とを
    備え、前記接触部に与える熱量と前記非接触部に与える
    熱量を可変可能にしたことを特徴とした温度調節装置。
  2. 【請求項2】 被温度調節部の接触部が非接触部よりも
    多くの熱量を与える手段を備えたことを特徴とした請求
    項1記載の温度調節装置。
  3. 【請求項3】 被温度調節部の非接触部が接触部よりも
    多くの熱量を与える手段を備えたことを特徴とした請求
    項1記載の温度調節装置。
  4. 【請求項4】 接触部と非接触部の判別を圧力検知で行
    い、接触部と非接触部に与える熱量を可変させることを
    特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の温度
    調節装置。
  5. 【請求項5】 被温度調節部の表面に無数の孔を備え、
    接触部が非接触部よりも大きい孔を備えたことを特徴と
    した請求項1から4のいずれか1項に記載の温度調節装
    置。
  6. 【請求項6】 温度を検知する温度検知部と、この温度
    検知部の検知した温度によって熱源あるいは送風機のい
    ずれか一方または両方を制御する制御部とを備え、熱伝
    導部あるいは対流部のいずれか一方または両方の熱量調
    節を自動制御あるいは手動制御できることを特徴とした
    請求項1から5のいずれか1項に記載の温度調節装置。
  7. 【請求項7】 乗員が着座する座部と、乗員の背中が接
    する背部と、乗員の頭部が接する頭当接部部と、乗員の
    肘が接する肘かけ部で構成された座席に少なくともひと
    つ以上の被温度調節部を備えたことを特徴とした請求項
    1から6のいずれか1項に記載の温度調節装置。
  8. 【請求項8】 車両の内外の環境条件または走行条件で
    運転状態を制御する請求項1から7のいずれか1項に記
    載の温度調節装置。
  9. 【請求項9】 熱源はペルチェモジュールあるいはヒー
    トポンプを用いた請求項1から8のいずれか1項に記載
    の温度調節装置。
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