JPWO2018047506A1 - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018047506A1
JPWO2018047506A1 JP2018538282A JP2018538282A JPWO2018047506A1 JP WO2018047506 A1 JPWO2018047506 A1 JP WO2018047506A1 JP 2018538282 A JP2018538282 A JP 2018538282A JP 2018538282 A JP2018538282 A JP 2018538282A JP WO2018047506 A1 JPWO2018047506 A1 JP WO2018047506A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
vehicle
air
duct
internal space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018538282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6693563B2 (ja
Inventor
謙一郎 前田
謙一郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Publication of JPWO2018047506A1 publication Critical patent/JPWO2018047506A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6693563B2 publication Critical patent/JP6693563B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/62Accessories for chairs
    • A47C7/72Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like
    • A47C7/74Adaptations for incorporating lamps, radio sets, bars, telephones, ventilation, heating or cooling arrangements or the like for ventilation, heating or cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

暖房装置は、被暖房対象を暖めるための熱である第1熱(h1)を放出するとともに、該第1熱とは別の熱である第2熱(h2)を放出する放熱部(2)と、風発生部(4)によって発生させられる風を通すための内部空間(S1)が形成され、前記風を該内部空間から該内部空間の外部へ吹き出すための吹出口(3a、200bb)を備え、該内部空間の空気に前記第2熱が伝わるように備えられているダクト(3、200a、200b)と、を有する。暖房装置は、前記第2熱が伝わった前記内部空間の空気を、前記風によって、前記内部空間において移動させ、前記吹出口から吹き出す。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年9月9日に出願された日本特許出願番号2016−177022号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、暖房装置に関する。
従来、暖房装置において、廃熱を暖房に有効活用するものが提案されている。この種の暖房装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の暖房装置は、車両に搭載され、主に乗員の足先を暖めるためのものである。この暖房装置は、輻射ヒータと送風ファンを備えている。この輻射ヒータは、インストルメントパネルの下側において車体内壁面に対して間隔を空けつつ固定されている。また、送風ファンは、車体内壁面と輻射ヒータとの間の空間に配置されている。そして、この暖房装置は、輻射ヒータの表面から乗員の足先に向けて輻射熱(以下、第1輻射熱と称する)を放射する。これと同時に、この暖房装置は、輻射ヒータの裏面(すなわち、空間の側の面)にも輻射熱(以下、第2輻射熱と称する)を放射する。このとき、第2輻射熱は、送風ファンによる風によって、空間から、第1輻射熱が放射される領域(以下、第1放熱領域と称する)、すなわち乗員の足先の周辺にまで移動する。そののち、第2輻射熱は、再び送風ファン近傍の領域に回り込み、先般と同様の経路において移動する。このように、第2輻射熱は、輻射ヒータの周囲の経路を循環移動し、この経路中に配置される乗員の足先などを暖める。
この暖房装置では、以上のように第2輻射熱(すなわち、本来は廃熱とされ活用されていなかった熱)を活用することで、効率の良い暖房を実現している。
特開2014−15139号公報
しかしながら、特許文献1に記載の暖房装置では、第2輻射熱は、放熱部(すなわち、輻射ヒータ)の周囲の経路を循環移動するに過ぎない。このため、この暖房装置では、該経路に配置される乗員の足先などの部位を暖めることに廃熱(すなわち、第2熱)を活用することができるものの、発明者の検討によれば、この経路から大きく離れた部位(例えば、膝や太腿)を暖めることに廃熱を活用することはできない。すなわち、この暖房装置では、放熱部によって主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることはできず、1つの放熱部によって異なる複数の部位を第2熱で暖めることはできない。
本開示は、1つの放熱部によって、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることができる暖房装置を提供することを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、風発生部によって発生させられる風を通すための内部空間が形成され、風を該内部空間から該内部空間の外部へ吹き出すための吹出口を備えるダクトを、暖房装置が有する。このダクトは、該内部空間の空気に、放熱部が放射する熱(すなわち、本来は廃熱とされ活用されていなかった熱)が伝わるように、備えられている。そして、該熱が伝わった内部空間の空気が、風によって、内部空間において移動して、吹出口から吹き出される。
この暖房装置によれば、ダクトの内部空間において移動して吹出口から吹き出される空気を被暖房対象に供給することで、放熱部が放射する熱(すなわち、本来は廃熱とされ活用されていなかった熱)を活用した暖房を行うことができる。すなわち、この暖房装置では、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることができ、これにより、1つの放熱部によって、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房の両方を行うことができる。
上記目的を達成するため、本開示の別の1つの観点によれば、空気が充填された密閉空間が形成されるとともに該密閉空間の空気に第2熱が伝わるように備えられている密閉部材を、暖房装置が有する。そして、該密閉空間の空気に伝わった第2熱によって該乗員が暖められる。
この暖房装置によれば、第2熱によって、上記密閉空間を暖め、ひいては密閉部材のうち放射部から離れて位置する部分を暖めることができる。これにより、該部分に触れる被暖房対象を暖めることができる。すなわち、この暖房装置では、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることができる。これにより、本暖房装置は、1つの放熱部によって、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房の両方を行うことができる。
本開示の第1実施形態における暖房装置が適用された車両用座席の断面構成を示す図である。 図1に示す車両用座席の座面部についての平面構成を示す図である。 本開示の第2実施形態における暖房装置が適用された車両用座席の断面構成、および該車両用座席の後方の車両用座席を示す図である。 図3に示す車両用座席の背当部についての平面構成を示す図である。 本開示の第3実施形態における暖房装置が適用された車両用座席の断面構成、および該車両用座席の後方の車両用座席を示す図である。 図5に示す車両用座席の背当部についての平面構成を示す図である。 本開示の第4実施形態における暖房装置が適用されたステアリング部の断面構成を示す図である。 図7に示すステアリング部のステアリングホイールについての平面構成を示す図である。 図7に示すステアリング部のステアリングホイールについての図7におけるIX-IX構成を示す図である。 本開示の第5実施形態における暖房装置が適用されたダッシュボードの断面構成を示す図である。 本開示の第6実施形態における暖房装置が適用された空調装置の全体構成を示す正面図である。 図11に示す空調装置の全体構成を示す側面図である。 図11に示す空調装置の断面構成を示す側面図である。 本開示の第7実施形態における暖房装置が適用されたステアリング部の断面構成を示す図である。 図14に示すステアリング部のステアリングホイールについての図14におけるXV-XV構成を示す図である。 本開示の他の実施形態における暖房装置が適用された車両用座席の断面構成を示す図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係る暖房装置1について図1、図2を参照して説明する。本実施形態に係る暖房装置1は、車両に搭載される車両用座席100の一部として構成されている。この暖房装置1は、主に、車両用座席100に着座する乗員(以下、着座者と称する)の膝や大腿を暖めるとともに該着座者の臀部を暖めるためのものである。尚、図1において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。また、図1中の矢印W1は、後述の吹出口3aから着座者に向けて吹き出される風の流れ向きを模式的に示している。
まず、車両用座席100の基本構成について説明する。車両用座席100は、車両に搭載される座席であり、図1に示すように、座面部100aと、背当部100bと、枕部100cを有している。
座面部100aは、着座者の臀部や大腿などを支持する部分である。図1に示すように、座面部100aは、暖房装置1を備えている。この暖房装置1の詳細については後述する。
座面部100aは、弾力性を有する発泡ウレタンで構成されている。図1に示すように、座面部100aには、乗員が着座する着座面100abが、形成されている。座面部100aは、背当部100bに連結されている。尚、実際に車両用座席100が利用されるときには、座面部100aは、天然皮革または人工皮革などで構成される表皮によって覆われた状態となる。
背当部100bは、背当部100bの上側に配置され、着座者の背もたれとして機能する部分である。背当部100bは、弾力性を有する発泡ウレタンで構成されている。図1に示すように、背当部100bには、着座者の背中が当てられる背当面100baが形成されている。背当部100bは、座面部100a及び枕部100cの各々に連結されている。尚、実際に車両用座席100が利用されるときには、背当部100bは、天然皮革または人工皮革などで構成される表皮によって覆われた状態となる。
枕部100cは、背当部100bの上側に配置される枕状の部分である。枕部100cは、弾力性を有する発泡ウレタンで構成されている。図1に示すように、枕部100cは、背当部100bに連結されている。尚、実際に車両用座席100が利用されるときには、枕部100cは、天然皮革または人工皮革などで構成される表皮によって覆われた状態となる。
以上、車両用座席100の基本構成について説明した。次に、暖房装置1の詳細について説明する。
上記したように、本実施形態に係る暖房装置1は、主に、着座者の膝や大腿を暖めるとともに該着座者の臀部を暖めるためのものである。図1に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、輻射ヒータ2と、ダクト3と、送風機4を有する。すなわち、着座者は、被暖房対象に相当する。また、車両用座席100は、車載部材に相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。
輻射ヒータ2は、通電により発熱し、発熱した熱を放射する放熱部として機能するヒータである。輻射ヒータ2は、熱を放射して着座者に当てることで、着座者を暖める。輻射ヒータ2は、従来のものと同様の構成のものである。輻射ヒータ2は、特にその構成が限定されるものでは無いが、本実施形態では、ニクロム等の金属材料と、該金属材料を固定する基板とを備え、該金属材料が通電されることで発熱する構成とされている。
具体的には、輻射ヒータ2は、図1に示すように、表面2aおよび該表面2aと反対側の裏面2bを有する。そして、本実施形態では、輻射ヒータ2の表面2aから該輻射ヒータ2の外部に第1熱h1が放出され、輻射ヒータ2の裏面2bから該輻射ヒータ2の外部に第2熱h2が放出される。第1熱h1は、主として着座者の膝や大腿を暖めるための熱であり、第2熱h2は、主として着座者の臀部を暖めるための熱である。
また、輻射ヒータ2は、図1に示すように、該輻射ヒータ2の表面2aが座面部100aの外部の側に向けられるとともに、裏面2bが座面部100aの内部の側に向けられるように、座面部100aの表面100aaに配置されている。より具体的には、輻射ヒータ2は、座面部100aのうち車両前後方向DR1における前側の面(すなわち、表面100aa)に配置されている。
ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶための管状部材である。図1に示すように、ダクト3には、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成されている。図1、図2に示すように、ダクト3は、風を内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための16個の吹出口3aを備えている。ダクト3は、座面部100aの内部に配置されている。吹出口3aは、着座面100abに配置されている。ダクト3は、樹脂などで構成されている。ダクト3は、輻射ヒータ2から放射される熱が伝わり易い材料で構成されることが好ましい。
図1に示すように、ダクト3は、内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように、備えられている。本実施形態では、ダクト3は、該ダクト3と輻射ヒータ2の裏面2bとの間の空間を間に挟みつつ、輻射ヒータ2の表面2aおよび裏面2bのうち、裏面2bの側に配置されている。
図1に示すように、送風機4は、ファン4aと、該ファン4aを回転させる不図示の電動機とを備え、該電動機の軸に沿った方向に風を送る軸流送風機である。
そして、本実施形態に係る暖房装置1は、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。これにより、本実施形態に係る暖房装置1は、着座者などを暖める。
上記したように、本実施形態に係る暖房装置1は、放熱部として機能する輻射ヒータ2と、ダクト3とを有する。輻射ヒータ2は、被暖房対象(すなわち、着座者)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出する。ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。そして、暖房装置1は、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、ダクト3の内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1では、ダクト3の内部空間S1において移動して吹出口3aから吹き出される空気を被暖房対象に供給することで、第2熱h2(すなわち、廃熱)を活用した暖房を行うことができる。すなわち、この暖房装置1では、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱h2で暖めることができ、これにより、1つの放熱部(すなわち、輻射ヒータ2)によって、第1熱h1による所定部位の暖房と、第2熱h2による別部位の暖房の両方を行うことができる。また、この暖房装置1は、第2熱h2が伝わった空気を風によって移動させるため、即座に熱(すなわち、第2熱h2)を供給し別部位を暖めることができる。これにより、この暖房装置1では、第1熱h1による所定部位の暖房と、第2熱h2による別部位の暖房とを、同時に行うことも容易に可能となる。尚、上記特許文献1に記載の暖房装置では、上記「発明の概要」の冒頭に記載の問題に加え、以下の問題が生じる。すなわち、特許文献1に記載の暖房装置では、第2輻射熱を伴う風は上記第1輻射熱によって暖められた上記第1放熱領域を通ったのちに再度同じ空間を通って廃熱(すなわち、新たな上記第2輻射熱)を回収するため、廃熱の回収効率が悪いという問題が生じる。これに対して、本実施形態に係る暖房装置1では、第1熱h1および第2熱h2が上記のように移動するため、このような問題が生じなく、回収効率が良好となる。
また、本実施形態では、暖房装置1の具体的構成の一例として、表面2aおよび該表面2aと反対側の裏面2bを有する輻射ヒータ2の表面2aから第1熱h1が、放出される。また、本実施形態では、裏面2bから第2熱h2が、放出されるとともに、輻射ヒータ2の表面2aおよび裏面2bのうち裏面2bの側にダクト3が、配置されている。すなわち、本実施形態に係る暖房装置1では、第1熱h1が、輻射ヒータ2の表面2aから該輻射ヒータ2の外部に放出され、第2熱h2が、輻射ヒータ2の裏面2bから該輻射ヒータ2の外部に放出される。
また、本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、表面2aが車両用座席100の外部の側に向けられるとともに裏面2bが車両用座席100の内部の側に向けられるように、車両用座席100の表面100aaに配置されている。また、ダクト3は、車載部材である車両用座席100の内部に配されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1では、狭い車室内において、車両用座席100
の内部を利用してダクト3を配することで、省スペースを図ることができる。
具体的には、本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、座面部100aのうち車両前後方向DR1における前側の面(すなわち、表面100aa)に配置されている。また、吹出口3aは、座面部100aの着座面100abに配置されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2の表面2aから放射される第1熱h1により着座者の膝や大腿を暖めるとともに、第2熱h2が伝わったダクト3の内部空間S1の空気を吹出口3aから吹き出すことで着座者の臀部を暖めることできる。
(第2実施形態)
本開示の第2実施形態に係る暖房装置1について図3、図4を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、輻射ヒータ2およびダクト3の配置を変更したものであり、その他に関しては基本的には第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分のみについて説明する。但し、必要に応じて、第1実施形態で説明したことも改めて記載する。
図3、図4に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、主に、車両用座席100の後方に配置される車両用座席101に着座する乗員の上半身を暖めるとともに、該車両用座席100に着座する乗員の背中を暖めるためのものである。すなわち、車両用座席101に着座する乗員は、被暖房対象に相当する。また、以下において、車両用座席100に着座する乗員を前方着座者と称し、車両用座席101に着座する乗員を後方着座者と称する。車両用座席100は、車載部材に相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。また、尚、図3において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。また、図3中の矢印W2は、吹出口3aから着座者に向けて吹き出される風の流れ向きを模式的に示している。
本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、背当部100bのうち車両前後方向DR1における後ろ側の面100bbに配置されている。ダクト3は、背当部100bの内部に配置されている。吹出口3aは、背当部100bの背当面100baに配置されている。
このため、本実施形態では、輻射ヒータ2の表面2aから放射される第1熱h1により後方着座者の上半身を暖めるとともに、第2熱h2が伝わったダクト3の内部空間S1の空気を吹出口3aから吹き出すことで前方着座者の背中を暖めることできる。
また、本実施形態に係る暖房装置1は、第1実施形態と同様、放熱部として機能する輻射ヒータ2と、ダクト3とを有する。輻射ヒータ2は、被暖房対象(すなわち、着座者)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出するものである。ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。そして、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、ダクト3の内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態に係る暖房装置1では、第1実施形態と同様、輻射ヒータ2は、表面2aが車両用座席100の外部の側に向けられるとともに裏面2bが車両用座席100の内部の側に向けられるように、車両用座席100の表面100aaに配置されている。また、ダクト3は、車載部材である車両用座席100の内部に配されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。(第3実施形態)
本開示の第3実施形態に係る暖房装置1について図5、図6を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、輻射ヒータ2およびダクト3の配置を変更したものであり、その他に関しては基本的には第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分のみについて説明する。但し、必要に応じて、第1実施形態で説明したことも改めて記載する。
図5、図6に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、主に、車両用座席100に着座する乗員の背中を暖めるとともに、該車両用座席100の後方に配置される車両用座席101に着座する乗員の上半身を暖めるためのものである。すなわち、車両用座席100に着座する乗員は、被暖房対象に相当する。また、車両用座席100は、車載部材に相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。また、以下において、車両用座席100に着座する乗員を前方着座者と称し、車両用座席101に着座する乗員を後方着座者と称する。尚、図5において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。また、図5中の矢印W3は、後述の吹出口3aから着座者に向けて吹き出される風の流れ向きを模式的に示している。
本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、背当部100bの背当面100baに配置されている。ダクト3は、背当部100bの内部に配置されている。吹出口3aは、背当部100bのうち車両前後方向DR1における後ろ側の面100bbに配置されている。
このため、本実施形態では、輻射ヒータ2の表面2aから放射される第1熱h1により前方着座者の背中を暖めるとともに、第2熱h2が伝わったダクト3の内部空間S1の空気を吹出口3aから吹き出すことで後方着座者の上半身を暖めることできる。
また、本実施形態に係る暖房装置1は、第1実施形態と同様、放熱部として機能する輻射ヒータ2と、ダクト3とを有する。輻射ヒータ2は、被暖房対象(すなわち、着座者)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出するものである。ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。そして、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、ダクト3の内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態に係る暖房装置1では、第1実施形態と同様、輻射ヒータ2は、表面2aが車両用座席100の外部の側に向けられるとともに裏面2bが車両用座席100の内部の側に向けられるように、車両用座席100の表面100aaに配置されている。また、ダクト3は、車載部材である車両用座席100の内部に配されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
本開示の第4実施形態に係る暖房装置1について図7〜図9を参照して説明する。図7に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、車両に搭載されるステアリングコラム200aおよびステアリングホイール200bで構成されるステアリング部200の一部として構成されている。この暖房装置1は、主に、着座する運転手の膝や大腿を暖めるとともに、該運転手の手や顔、上半身を暖めるためのものである。図7に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、輻射ヒータ2と、後述の送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶダクトとして機能するステアリング部200と、送風機4を有する。すなわち、着座する運転手は、被暖房対象に相当する。また、ステアリング部200は、車載部材に相当し、送風機によって発生させられる風を着座者まで運ぶためのダクトに相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。尚、図7において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。尚、輻射ヒータ2、送風機4の構成は、いずれも、以下に特に記載されていること以外は第1実施形態で説明した構成と同様である。また、以下において、第1実施形態で説明したことも必要に応じて改めて記載する。
図7〜図9に示すように、本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、ステアリングコラム200aのうち車両上下方向DR2における下側の面200aaに配置されている。また、ステアリング部200には、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成されている。図7に示すように、この内部空間S1は、ステアリングコラム200aの内部からステアリングホイール200bに至るまで形成されている。つまり、ステアリング部200のうちダクトとして機能する部分は、ステアリングコラム200aの内部およびステアリングホイール200bの内部に配されている。また、送風機4は、該内部空間S1に配置されている。また、吹出口3aは、背当部100bのうち車両前後方向DR1における後ろ側の面100bbに配置されている。
このため、本実施形態では、輻射ヒータ2の表面2aから放射される第1熱h1により運転手の膝や大腿を暖める。また、輻射ヒータ2の裏面2bから放射された第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を吹出口3aから吹き出すことで該運転手の手や顔、上半身を暖めることできる。
また、本実施形態に係る暖房装置1は、第1実施形態と同様、放熱部として機能する輻射ヒータ2と、ダクトとして機能するステアリング部200とを有する。輻射ヒータ2は、被暖房対象(すなわち、着座者)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出する。ダクトとして機能するステアリング部200は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成されている。また、ステアリング部200は、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられている。そして、本実施形態に係る暖房装置1は、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様、輻射ヒータ2は、表面2aがステアリング部200の外部の側に向けられるとともに裏面2bがステアリング部200の内部の側に向けられるように、車両用座席100の表面100aaに配置されている。また、ダクトとして機能するステアリング部200は、車載部材であるステアリング部200の内部に配されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第5実施形態)
本開示の第5実施形態に係る暖房装置1について図10を参照して説明する。図10に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、インストルメントパネルを有するとともに車両に搭載されるダッシュボード300の一部として構成されている。この暖房装置1は、主に、車両用座席102に着座する乗員(以下、着座者と称する)の膝や大腿を暖めるとともに、該着座者の顔など上半身を暖めるためのものである。図10に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、輻射ヒータ2と、後述の送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶためのダクトとして機能するダッシュボード300と、送風機4を有する。すなわち、着座者は、被暖房対象に相当する。また、ダッシュボード300は、車載部材に相当し、送風機によって発生させられる風を着座者まで運ぶためのダクトに相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。尚、輻射ヒータ2、送風機4の構成は、いずれも、以下に特に記載されていること以外は第1実施形態で説明した構成と同様である。また、以下において、第1実施形態で説明したことも必要に応じて改めて記載する。
図10に示すように、ダッシュボード300には、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成されている。本実施形態に係る暖房装置1では、輻射ヒータ2は、ダッシュボード300のうち車両上下方向DR2における下側の面300aに配置されている。また、ダッシュボード300には、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成されている。また、送風機4は、該内部空間S1に配置されている。また、吹出口300bは、ダッシュボード300のうち車両前後方向DR1における後ろ側の面300cに配置されている。
このため、本実施形態では、輻射ヒータ2の表面2aから放射される第1熱h1により着座者の膝や大腿を暖める。また、輻射ヒータ2の裏面2bから放射された第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を吹出口3aから吹き出すことで着座者の顔など上半身を暖めることできる。
また、本実施形態に係る暖房装置1は、第1実施形態と同様、放熱部として機能する輻射ヒータ2と、ダクトとして機能するダッシュボード300とを有する。輻射ヒータ2は、被暖房対象(すなわち、着座者)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出するものである。ダッシュボード300は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。そして、本実施形態に係る暖房装置1は、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様、輻射ヒータ2は、表面2aがダッシュボード300の外部の側に向けられるとともに裏面2bがダッシュボード300の内部の側に向けられるように、ダッシュボード300の表面(すなわち、面300a)に配置されている。また、ダクト3は、車載部材である車両用座席100の内部に配されている。
このため、本実施形態に係る暖房装置1においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第6実施形態)
本開示の第6実施形態に係る暖房装置1について図11〜図13を参照して説明する。図11〜図13に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、車両に搭載される空調装置400の一部として構成されている。この暖房装置1は、主に、着座する乗員(以下、着座者と称する)のつま先から足首近傍を暖めるとともに、該乗員のつま先から足首近傍とは異なる部位(例えば、膝)を暖めるためのものである。図11に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、放熱部として機能する空調用ダクト400aを有する空調装置400と、後述の送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶダクト3と、送風機4を有する。すなわち、着座者は、被暖房対象に相当する。また、空調装置400の空調用ダクト400aは、放熱部に相当する。
空調用ダクト400aは、空調装置400によって生成される温風などの空調風を車室内へ運ぶための管状部材である。空調用ダクト400aは、車室内に向かって開口する不図示の吹出口を備え、空調装置400は、該吹出口から車室内へ空調風を供給する。尚、ダクト3は、第1ダクトに相当する。空調装置400の空調用ダクト400aは、第2ダクトに相当する。また、ダクト3、送風機4の構成は、いずれも、以下に特に記載されていること以外は第1実施形態で説明した構成と同様である。また、以下において、第1実施形態で説明したことも必要に応じて改めて記載する。
本実施形態に係る暖房装置1では、空調装置400は、上記したように空調用ダクト400aを有し、第1熱h1が伝わった該空調用ダクト400aの内部空間S2の空気を該空調用ダクト400aから吹き出すことで着座する乗員のつま先から足首近傍を暖める。
本実施形態においても、ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備えている。また、ダクト3は、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。本実施形態では、吹出口3aは、該吹出口3aから車室内へ吹き出された空調風が乗員の膝に当たるように、配置されている。
上記したように、本実施形態に係る暖房装置1は、放熱部として機能する空調装置400の空調用ダクト400aと、ダクト3とを有する。空調装置400の空調用ダクト400aは、被暖房対象(すなわち、乗員)を暖めるための熱である第1熱h1を放出するとともに、該第1熱h1とは別の熱である第2熱h2を放出するものである。ダクト3は、送風機4によって発生させられる風を通すための内部空間S1が形成され、該風を該内部空間S1から該内部空間S1の外部へ吹き出すための吹出口3aを備え、該内部空間S1の空気に第2熱h2が伝わるように備えられたものである。そして、本実施形態に係る暖房装置1は、第2熱h2が伝わった内部空間S1の空気を、送風機4によって発生させられる風によって、ダクト3の内部空間S1において移動させ、吹出口3aから吹き出す。
このため、本実施形態に係る暖房装置1では、第1実施形態の場合と同様、第1熱h1による所定部位の暖房と、第2熱h2による別部位の暖房の両方を行うことができる。また、即座に、熱(すなわち、第2熱h2)を供給し別部位を暖めることができる。また、上記特許文献1に記載の暖房装置のような問題が生じなく、回収効率が良好となる。
(第7実施形態)
本開示の第7実施形態に係る暖房装置1について図14、図15を参照して説明する。図14、図15に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、車両に搭載されるステアリングコラム201aおよびステアリングホイール201bで構成されるステアリング部201の一部として構成されている。この暖房装置1は、主に、着座する運転手の膝や大腿を暖めるとともに、該運転手の手を暖めるためのものである。図14に示すように、本実施形態に係る暖房装置1は、輻射ヒータ2と、後述の送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶダクトとして機能するステアリング部201と、送風機4を有する。すなわち、着座する運転手は、被暖房対象に相当する。また、ステアリング部201は、車載部材に相当する。輻射ヒータ2は、放熱部に相当する。尚、図14において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。尚、輻射ヒータ2、送風機4の構成は、いずれも、以下に特に記載されていること以外は第1実施形態で説明した構成と同様である。また、以下において、第1実施形態で説明したことも必要に応じて改めて記載する。
本実施形態では、図14に示すように、輻射ヒータ2は、ステアリングコラム200aのうち車両上下方向DR2における下側の面201aaに配置されている。
図14に示すように、ステアリング部201には、ステアリングコラム200aの内部およびステアリングホイール200bの内部に位置する密閉空間S3が、形成されている。すなわち、ステアリング部201は密閉部材に相当する。
上記したように、本実施形態に係る暖房装置1は、空気が充填された密閉空間S3が形成されているステアリング部201を有している。ステアリング部201は、密閉空間S3の空気に第2熱h2が伝わるように、備えられている。そして、本実施形態に係る暖房装置1は、ステアリング部201の密閉空間S3が乗員に触れられたとき等に、密閉空間S3の空気に伝わった第2熱h2によって乗員を暖める。
このため、本実施形態に係る暖房装置1は、第2熱h2によって、ステアリング部201の密閉空間S3を暖め、ひいてはステアリング部201のうち輻射ヒータ2から離れて位置する部分(すなわち、ステアリングホイール200b)を暖めることができる。これにより、該部分(すなわち、ステアリングホイール200b)に触れる被暖房対象を暖めることができる。すなわち、本実施形態に係る暖房装置1は、主として暖められる部位(すなわち、運転手の膝や大腿)とは異なる部位(すなわち、運転手の手)を第2熱h2で暖めることができる。これにより、本暖房装置1は、1つの放熱部(すなわち、輻射ヒータ2)によって、第1熱h1による所定部位(すなわち、運転手の膝や大腿)の暖房と、第2熱h2による別部位(例えば、運転手の手)の暖房の両方を行うことができる。
(他の実施形態)
本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、第1〜第7実施形態に係る暖房装置1において、車両に搭載される空調装置のダクトを、送風機4によって発生させられる風を着座者まで運ぶためのダクトとして兼用させる構成としても良い。すなわち、例えば、図16に示すように、第1実施形態に係る暖房装置1において、空調装置401を備える構成とし、風を被暖房対象まで運ぶためのダクト3と、該空調装置401の空調用ダクト401aの通風路S4とを連通させた構成としても良い。また、この図16の形態では、空調装置401に、空調風を生成する送風機401bが備えられている。すなわち、送風機401bは、風発生部に相当する。尚、図16において、矢印DR1は車両前後方向を表し、矢印DR2は車両上下方向を表している。
この図16の形態では、空調装置401の空調風による暖房の能力を、第2熱h2によって向上させることができる。また、空調装置401の送風機401bを、風を発生させる風発生部として利用することができる。
尚、上記実施形態において、放熱部は、熱を放射する部材であれば特に限定されるものではなく、輻射ヒータ2や空調用ダクト400a以外のものに置き換えられても良い。
また、上記実施形態において、送風機4は、暖房装置1に備えられている必要はなく、暖房装置1以外の車載部材に備えられていても良い。
また、上記実施形態の具体的構成に限らず、以下の構成の暖房装置であれば、第1〜6実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、暖房装置において、放熱部と、ダクトとを有する構成とする。放熱部は、被暖房対象を暖めるための熱である第1熱を放出するとともに、該第1熱とは別の熱である第2熱を放出するものである。ダクトは、風発生部によって発生させられる風を通すための内部空間が形成され、該風を該内部空間から該内部空間の外部へ吹き出すための吹出口を備え、該内部空間の空気に第2熱が伝わるように備えられたものである。そして、この構成の暖房装置において、第2熱が伝わった内部空間の空気を、風発生部によって発生させられる風によって、ダクトの内部空間において移動させ、吹出口から吹き出す。この構成の暖房装置によれば、第1〜6実施形態と同様、ダクトの内部空間において移動して吹出口から吹き出される空気を被暖房対象に供給することで、第2熱(すなわち、廃熱)を活用した暖房を行うことができる。すなわち、この暖房装置は、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱h2で暖めることができ、これにより、1つの放熱部によって、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房の両方を行うことができる。また、この暖房装置では、第2熱が伝わった空気を風によって移動させるため、即座に、熱(すなわち、第2熱)を供給し別部位を暖めることができる。これにより、この暖房装置では、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房とを、同時に行うことも容易に可能となる。
また、この構成の暖房装置の1形態として、上記第1〜6実施形態のような、表面および該表面と反対側の裏面を有する放熱部の該表面から第1熱が放出され、該裏面から第2熱が放出されるとともに、放熱部の該表面および該裏面のうち該裏面の側にダクトが配置された構成を採用できる。すなわち、この構成の暖房装置では、第1熱が、放熱部の該表面から該放熱部の外部に放出され、第2熱が、放熱部の該裏面から該放熱部の外部に放出される。
(まとめ)
上記実施形態の一部または全部で示された第1の観点では、暖房装置において、以下の構成とする。すなわち、暖房装置において、風発生部によって発生させられる風を通すための内部空間が形成され、風を該内部空間から該内部空間の外部へ吹き出すための吹出口を備えるダクトを有する構成とする。このダクトは、該内部空間の空気に、放熱部が放射する熱(すなわち、本来は廃熱とされ活用されていなかった熱)が伝わるように、備えられている。そして、この暖房装置は、該熱が伝わった内部空間の空気を、風によって、内部空間において移動させ、吹出口から吹き出す。
この第1の観点によれば、ダクトの内部空間において移動して吹出口から吹き出される空気を被暖房対象に供給することで、第2熱(すなわち、廃熱)を活用した暖房を行うことができる。すなわち、この暖房装置では、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることができ、これにより、1つの放熱部によって、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房の両方を行うことができる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第2の観点では、第1の観点における暖房装置において、さらに、放熱部は、表面および該表面と反対側の裏面を有する。また、第1熱は、放熱部の表面から該放熱部の外部に放出され、第2熱は、放熱部の裏面から該放熱部の外部に放出される。また、ダクトは、放熱部の表面および裏面のうち、裏面の側に配置されている。
この第2の観点によれば、第1熱が、放熱部の表面から該放熱部の外部に放出され、第2熱が、放熱部の裏面から該放熱部の外部に放出される。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第3の観点では、第2の観点における暖房装置において、さらに、車載部材を備える車両に搭載される。また、放熱部は、表面が車載部材の外部の側に向けられるとともに裏面が車載部材の内部の側に向けられるように、車載部材の表面に配置される。そして、ダクトは、車載部材の内部に配されている。
この第3の観点によれば、狭い車室内において、車載部材の内部を利用してダクトを配することで、省スペースを図ることができる。
また、第4の観点によれは、前記被暖房対象は、車両の乗員である。また、上記各実施形態の一部または全部で示された第5の観点では、第4の観点における暖房装置において、さらに、車載部材は、座席である。また、座席は、乗員が着座する着座面が形成された座面部を有し、放熱部は、座面部のうち車両前後方向における前側の面に配置されている。また、吹出口は、着座面に配置されている。
この第5の観点によれば、放熱部の表面から放射される第1熱により着座者の膝や大腿を暖めるとともに、第2熱が伝わったダクトの内部空間の空気を吹出口から吹き出すことで着座者の臀部を暖めることできる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第6の観点では、第4の観点における暖房装置において、さらに、車載部材は、座席である。また、座席は、乗員の背中が当てられる背当面が形成された背当部を有する。また、放熱部は、背当部のうち車両前後方向における後ろ側の面に配置されている。また、吹出口は、背当面に配置されている。
この第6の観点によれば、放熱部の表面から放射される第1熱により後方着座者の上半身を暖めるとともに、第2熱が伝わったダクトの内部空間の空気を吹出口から吹き出すことで前方着座者の背中を暖めることできる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第7の観点では、第4の観点における暖房装置において、さらに、車載部材は、座席である。また、座席は、乗員の背中が当てられる背当面が形成された背当部を有する。また、放熱部は、背当面に配置されている。また、吹出口は、背当部のうち車両前後方向における後ろ側の面に配置されている。
この第7の観点によれば、放熱部の表面から放射される第1熱により前方着座者の背中を暖めるとともに、第2熱が伝わったダクトの内部空間の空気を吹出口から吹き出すことで後方着座者の上半身を暖めることできる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第8の観点では、第4の観点における暖房装置において、さらに、車載部材は、ステアリングコラムおよびステアリングホイールで構成されるステアリング部である。また、放熱部は、ステアリングコラムのうち車両上下方向における下側の面に配置されている。また、ダクトは、ステアリング部の一部であるとともに、ステアリングコラムの内部およびステアリングホイールの内部に配されている。吹出口は、ステアリングホイールのうち車両前後方向における後ろ側の面に配置されている。
この第8の観点によれば、放熱部の表面から放射される第1熱により運転手の膝や大腿を暖める。また、放熱部の裏面から放射された第2熱が伝わった内部空間の空気を吹出口から吹き出すことで該運転手の手や顔、上半身を暖めることできる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第9の観点では、第4の観点における暖房装置において、さらに、車載部材は、インストルメントパネルを有するダッシュボードである。また、放熱部は、ダッシュボードのうち車両上下方向における下側の面に配置されている。吹出口は、ダッシュボードのうち車両前後方向における後ろ側の面に配置されている。
この第9の観点によれば、放熱部の表面から放射される第1熱により着座者の膝や大腿を暖める。また、放熱部の裏面から放射された第2熱が伝わった内部空間の空気を吹出口から吹き出すことで着座者の顔など上半身を暖めることできる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第10の観点では、第1ないし9のいずれか1つの観点における暖房装置において、さらに、放熱部は、輻射ヒータである。
この第9の観点によれば、輻射ヒータ2を放射部として適用できる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第11の観点では、第1の観点における暖房装置において、さらに、ダクトは、第1ダクトである。また、車載部材は、第1ダクトとは別の第2ダクトを有する空調装置である。また、放熱部は、第2ダクトである。また、この暖房装置は、第1熱が伝わった第2ダクトの内部空間の空気を第2ダクトから吹き出す。
この第11の観点によれば、第1の観点と同様の効果が得られる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第12の観点では、暖房装置において、以下の構成とする。すなわち、暖房装置において、空気が充填された密閉空間が形成されるとともに、該密閉空間の空気に、第1熱とは別の第2熱が伝わるように備えられている密閉部材を有する構成とする。そして、この暖房装置は、密閉空間の空気に伝わった第2熱によって該乗員を暖める。
この第12の観点によれば、第2熱によって、密閉部材の密閉空間を暖め、ひいては該密閉部材のうち放射部から離れて位置する部分を暖めることができる。これにより、該部分に触れる被暖房対象を暖めることができる。すなわち、この暖房装置では、主として暖められる部位とは異なる部位を第2熱で暖めることができる。これにより、本暖房装置は、1つの放熱部によって、第1熱による所定部位の暖房と、第2熱による別部位の暖房の両方を行うことができる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第12の観点では、第11の観点における暖房装置において、さらに、車載部材を備える車両に搭載される暖房装置である。また、車載部材は、ステアリングコラムおよびステアリングホイールで構成されるステアリング部である。また、放熱部は、ステアリングコラムのうち車両上下方向における下側の面に配置されている。また、密閉部材は、ステアリング部の一部である。また、密閉空間が、ステアリングコラムの内部およびステアリングホイールの内部に形成されている。
この第13の観点によれば、第12の観点と同様の効果が得られる。
また、上記各実施形態の一部または全部で示された第14の観点では、第1ないし13のいずれか1つの観点における暖房装置において、さらに、送風機を有し、該送風機によって空調風を生成するとともに、該空調風を通す通風路が形成された空調用ダクトを有し、生成した空調風を車両の車室内に供給する空調装置を備える。また、風発生部が、送風機である。また、内部空間が、通風路と連通している。
この第14の観点によれば、空調装置の空調風による暖房の能力を、第2熱によって向上させることができる。また、空調装置の送風機を、風を発生させる風発生部として利用することができる。
上記目的を達成するため、本開示の別の1つの観点によれば、空気が充填された密閉空間が形成されるとともに該密閉空間の空気に第2熱が伝わるように備えられている密閉部材を、暖房装置が有する。そして、該密閉空間の空気に伝わった第2熱によって被暖房対象が暖められる。

Claims (14)

  1. 被暖房対象を暖めるための熱である第1熱(h1)を放出するとともに、該第1熱とは別の熱である第2熱(h2)を放出する放熱部(2)と、
    風発生部(4)によって発生させられる風を通すための内部空間(S1)が形成され、前記風を該内部空間から該内部空間の外部へ吹き出すための吹出口(3a、200bb)を備え、該内部空間の空気に前記第2熱が伝わるように備えられているダクト(3、200a、200b)と、を有し、
    前記第2熱が伝わった前記内部空間の空気を、前記風によって、前記内部空間において移動させ、前記吹出口から吹き出す暖房装置。
  2. 放熱部(2)は、表面(2a)および該表面と反対側の裏面(2b)を有し、
    前記第1熱は、前記表面から前記放熱部の外部に放出され、
    前記第2熱は、前記裏面から前記放熱部の外部に放出され、
    前記ダクトは、前記表面および前記裏面のうち、前記裏面の側に配置されている請求項1に記載の暖房装置。
  3. 車載部材(100a、100b)を備える車両に搭載される暖房装置であって、
    前記放熱部は、前記表面が前記車載部材の外部の側に向けられるとともに前記裏面が前記車載部材の内部の側に向けられるように、前記車載部材の表面(100aa)に配置され、
    前記ダクトは、前記車載部材の内部に配されている請求項2に記載の暖房装置。
  4. 前記被暖房対象は、車両の乗員である請求項1ないし3のいずれか1つに記載の暖房装置。
  5. 前記車載部材は、座席(100)であり、
    前記座席は、乗員が着座する着座面(100ab)が形成された座面部(100a)を有し、
    前記放熱部は、前記座面部のうち車両前後方向(DR1)における前側の面(100aa)に配置され、
    前記吹出口は、前記着座面に配置されている請求項4に記載の暖房装置。
  6. 前記車載部材は、座席(100)であり、
    前記座席は、乗員の背中が当てられる背当面(100ba)が形成された背当部(100b)を有し、
    前記放熱部は、前記背当部のうち車両前後方向(DR1)における後ろ側の面(100bb)に配置され、
    前記吹出口は、前記背当面に配置されている請求項4に記載の暖房装置。
  7. 前記車載部材は、座席(100)であり、
    前記座席は、乗員の背中が当てられる背当面(100ba)が形成された背当部(100b)を有し、
    前記放熱部は、前記背当面に配置され、
    前記吹出口は、前記背当部のうち車両前後方向(DR1)における後ろ側の面(100bb)に配置されている請求項4に記載の暖房装置。
  8. 前記車載部材は、ステアリングコラム(200a)およびステアリングホイール(200b)で構成されるステアリング部(200)であり、
    前記放熱部は、前記ステアリングコラムのうち車両上下方向(DR2)における下側の面(200aa)に配置され、
    前記ダクトは、前記ステアリング部の一部であるとともに、前記ステアリングコラムの内部および前記ステアリングホイールの内部に配され、
    前記吹出口(200bb)は、前記ステアリングホイールのうち車両前後方向(DR1)における後ろ側の面(200ba)に配置されている請求項4に記載の暖房装置。
  9. 前記車載部材は、インストルメントパネルを有するダッシュボード(300)であり、
    前記放熱部は、前記ダッシュボードのうち車両上下方向(DR2)における下側の面(300a)に配置され、
    前記吹出口(300b)は、前記ダッシュボードのうち車両前後方向(DR1)における後ろ側の面(300c)に配置されている請求項4に記載の暖房装置。
  10. 前記放熱部は、輻射ヒータである請求項1ないし9のいずれか1つに記載の暖房装置。
  11. 前記ダクトは、第1ダクトであり、
    前記車載部材は、前記第1ダクトとは別の第2ダクト(400a)を有する空調装置(400)であり、
    前記放熱部は、前記第2ダクトであり、
    前記第1熱が伝わった前記第2ダクトの内部空間(S2)の空気を前記第2ダクトから吹き出す請求項1に記載の暖房装置。
  12. 被暖房対象を暖めるための熱である第1熱(h1)を放出するとともに、該第1熱とは別の熱である第2熱(h2)を放出する放熱部(2)と、
    空気が充填された密閉空間(S3)が形成されるとともに該密閉空間の空気に前記第2熱が伝わるように備えられている密閉部材(201)と、を有し、
    前記密閉空間の空気に伝わった前記第2熱によって該乗員を暖める暖房装置。
  13. 車載部材を備える車両に搭載される暖房装置であって、
    前記車載部材は、ステアリングコラム(201a)およびステアリングホイール(201b)で構成されるステアリング部(201)であり、
    前記放熱部は、前記ステアリングコラムのうち車両上下方向(DR2)における下側の面(201aa)に配置され、
    前記密閉部材は、前記ステアリング部の一部であり、
    前記密閉空間が、前記ステアリングコラムの内部および前記ステアリングホイールの内部に形成されている請求項12に記載の暖房装置。
  14. 送風機(401b)を有し、該送風機によって空調風を生成するとともに、該空調風を通す通風路(S3)が形成された空調用ダクト(401a)を有し、生成した空調風を前記車両の車室内に供給する空調装置(401)を備え、
    前記風発生部が、送風機であり、
    前記内部空間が、前記通風路と連通している請求項1ないし13のいずれか1つに記載の暖房装置。
JP2018538282A 2016-09-09 2017-07-27 暖房装置 Expired - Fee Related JP6693563B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016177022 2016-09-09
JP2016177022 2016-09-09
PCT/JP2017/027282 WO2018047506A1 (ja) 2016-09-09 2017-07-27 暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018047506A1 true JPWO2018047506A1 (ja) 2019-02-21
JP6693563B2 JP6693563B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=61561913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018538282A Expired - Fee Related JP6693563B2 (ja) 2016-09-09 2017-07-27 暖房装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6693563B2 (ja)
WO (1) WO2018047506A1 (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829507U (ja) * 1981-08-24 1983-02-25 日産自動車株式会社 即暖ヒ−タ
JPS59167368A (ja) * 1983-03-14 1984-09-20 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用ステアリングホイ−ル
JPH01169411U (ja) * 1988-05-23 1989-11-29
JPH0612130U (ja) * 1992-02-18 1994-02-15 アスティ株式会社 ステアリングホイール用空調装置
JPH06278653A (ja) * 1993-03-24 1994-10-04 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置
JPH11313730A (ja) * 1998-02-10 1999-11-16 Daimler Chrysler Ag 車両用座席
JP2000071751A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Calsonic Corp 車両換気装置
JP2003042591A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度調節装置
JP2004142615A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Denso Corp 空調式ハンドル
JP2006081575A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温調座席装置
US20090031742A1 (en) * 2005-04-09 2009-02-05 Jeonghun Seo Seat air conditioner for vehicle
JP2014015139A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd 車両用暖房装置
WO2014115212A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 パナソニック株式会社 乗物用暖房装置及び暖房付き乗物用シート
JP2015039896A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 日産自動車株式会社 シートヒータ装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829507U (ja) * 1981-08-24 1983-02-25 日産自動車株式会社 即暖ヒ−タ
JPS59167368A (ja) * 1983-03-14 1984-09-20 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用ステアリングホイ−ル
JPH01169411U (ja) * 1988-05-23 1989-11-29
JPH0612130U (ja) * 1992-02-18 1994-02-15 アスティ株式会社 ステアリングホイール用空調装置
JPH06278653A (ja) * 1993-03-24 1994-10-04 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置
JPH11313730A (ja) * 1998-02-10 1999-11-16 Daimler Chrysler Ag 車両用座席
JP2000071751A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Calsonic Corp 車両換気装置
JP2003042591A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度調節装置
JP2004142615A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Denso Corp 空調式ハンドル
JP2006081575A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温調座席装置
US20090031742A1 (en) * 2005-04-09 2009-02-05 Jeonghun Seo Seat air conditioner for vehicle
JP2014015139A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd 車両用暖房装置
WO2014115212A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 パナソニック株式会社 乗物用暖房装置及び暖房付き乗物用シート
JP2015039896A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 日産自動車株式会社 シートヒータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018047506A1 (ja) 2018-03-15
JP6693563B2 (ja) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210276463A1 (en) Vehicle zonal microclimate system
JP2000333782A (ja) 車両用シート
US9868373B2 (en) Seat with warmer
JP6794812B2 (ja) 空調シート
US11325511B2 (en) Seat heater
WO2011036860A1 (ja) 座席用暖房装置およびそれを備えた車両
JP5962444B2 (ja) シート用ディスプレイ装置
JP2019084295A (ja) 空調シート
JP6693563B2 (ja) 暖房装置
JP6128373B2 (ja) 車両用暖房装置及び暖房付きインストルメントパネルモジュール
JP7218488B2 (ja) エアコンユニット用カバー取付構造
KR101501077B1 (ko) 차량의 시트 하부 통풍 장치
JP2019182403A (ja) 車両用暖房装置及び車両用暖房装置を備えた車両
JP2009153650A (ja) 暖房装置およびそれを用いた座席
JP2016011063A (ja) 車両用シート空調装置
JP6582837B2 (ja) 乗物用シート
JP2006346359A (ja) シート用張地、及び車両用シート
US20150274046A1 (en) Seat climate control assembly and seat employing the same
JP6617675B2 (ja) 車両用暖房装置
JP6665807B2 (ja) 車両用シート
JPH08175157A (ja) バス用空調装置
KR20200031351A (ko) 차량용 송풍 시스템
JP2011126329A (ja) バス車両の暖房装置
JP2009143345A (ja) 車両用暖房装置
JP2014148283A (ja) 乗り物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181018

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200330

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6693563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees