JP2015039896A - シートヒータ装置 - Google Patents

シートヒータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015039896A
JP2015039896A JP2013170260A JP2013170260A JP2015039896A JP 2015039896 A JP2015039896 A JP 2015039896A JP 2013170260 A JP2013170260 A JP 2013170260A JP 2013170260 A JP2013170260 A JP 2013170260A JP 2015039896 A JP2015039896 A JP 2015039896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
seat
heater
heating condition
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013170260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6201517B2 (ja
Inventor
壮一郎 森
Soichiro Mori
壮一郎 森
三浦 宏明
Hiroaki Miura
宏明 三浦
寸田 剛司
Goji Suda
剛司 寸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013170260A priority Critical patent/JP6201517B2/ja
Publication of JP2015039896A publication Critical patent/JP2015039896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201517B2 publication Critical patent/JP6201517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】着座シートを使用する使用者の所望する部位を局所的に加温することが可能なシートヒータ装置を提供する。
【解決手段】車両用シートに設けられ、複数の温熱領域に区分され、且つ各温熱領域を選択的に加温可能な温熱ヒータ11,12と、各温熱領域のうち加温の対象とする加温対象領域の設定を含む各種の加温条件の設定を受け付ける操作パネル21と、操作パネル21での操作入力に基づいて、温熱ヒータ11,12の加温条件を設定する加温条件設定部22と、加温条件設定部22にて設定された加温条件に基づいて、温熱ヒータ11,12を制御する制御部23とを備える。乗員は、操作パネル21を操作することにより、加温対象領域を適宜調整して、所望部位を局所的に加温することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用者が着座する着座シートを加温するシートヒータ装置に係り、特に着座シートの所望する部位を任意に選択して加温する技術に関する。
例えば、車両に搭載され乗員(使用者)が着座する着座シートには、着座した乗員の所望部位を加温することにより、治療や癒しに役立てるシートヒータ装置が設けられている。従来におけるシートヒータ装置として、例えば、特許文献1に開示された温熱装置が知られている。特許文献1に開示された温熱装置では、車両に搭載される着座シートのシートクッション及びシートバックの、乗員の改善すべき複数の症状(例えば、冷え症、腰痛、肩こり、足のむくみ、疲労等)に応じた部位に、それぞれ発熱体を配置している。そして、各発熱体を選択的に作動させることにより、加温する部位を選択できるので、乗員の症状に応じた部位(例えば、腰や肩等)を局所的に加温することができる。
特開2007−283932号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、シートクッション或いはシートバックの所望の位置に各発熱体を設置するので、この設置位置は製品として固定されてしまう。従って、乗員の体型の個人差や着座状態、着座姿勢に対応して、乗員の所望部位、例えば、腰、肩等を局所的に加温することが難しくなるという問題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、着座シートを使用する使用者の所望する部位を局所的に加温することが可能なシートヒータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明は、複数の温熱領域に区分され、各温熱領域を選択的に加温可能なヒータ手段と、ヒータ手段の複数の温熱領域のうち、加温の対象とする加温対象領域の設定を含む各種の加温条件の設定を受け付ける加温条件入力手段と、加温条件入力手段での操作入力に基づいて、ヒータ手段の加温条件を設定する加温条件設定手段と、加温条件設定手段にて設定された加温条件に基づいて、ヒータ手段を制御するヒータ制御手段とを備える。
本発明に係るシートヒータ装置では、使用者が着座する着座シートにヒータ手段が設けられ、該ヒータ手段は複数の温熱領域に区分され、各温熱領域を選択的に加温することができるので、使用者は所望する身体の部位に対応する加温対象領域を設定することにより、所望する部位を局所的に加温することが可能となる。
本発明の第1〜第4実施形態に係るシートヒータ装置が採用される車両内の構成を模式的に示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1〜第4実施形態に係るシートヒータ装置の温熱ヒータが、車両用シートに設けられる様子を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシートヒータ装置の、操作パネルの構成を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシートヒータ装置で用いられる布状マトリクスヒータの構成を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシートヒータ装置で用いられる布状マトリクスヒータの、他の構成を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシートヒータ装置で用いられる布状マトリクスヒータの、他の構成を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係るシートヒータ装置の、操作パネルの構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るシートヒータ装置の、データ記憶部に記憶されるデータを示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るシートヒータ装置の、乗員の接触領域の変化を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1〜第4実施形態に係るシートヒータ装置を、車両の運転席側の車両用シート(着座シート)に搭載したときの状況を模式的に示す説明図である。
[第1実施形態の説明]
初めに、第1実施形態について説明する。図1に示すシートヒータ装置は、車両101内に設けられる車両用シートのシートバック15、及びシートクッション16に設けられる温熱ヒータ11,12(ヒータ手段)と、を備える。更に、車両101のインパネ近傍に設けられて乗員102が各種の加温条件に関する入力操作を行う操作パネル21(加温条件入力手段)と、操作パネル21での入力データに基づいて、加温対象領域(後述)を含む各種の加温条件を設定する加温条件設定部22(加温条件設定手段)と、各温熱ヒータ11,12を総括的に制御する制御部23(ヒータ制御手段)と、を備えている。即ち、第1実施形態に係るシートヒータ装置は、図2に示すように操作パネル21と、加温条件設定部22と、制御部23、及び温熱ヒータ11,12に大別して構成されている。
図3は、車両用シートに設けられる温熱ヒータ11,12の詳細な構成を示す説明図である。図3に示すように、温熱ヒータ11は、シートバック15の表面(乗員の背中と接する面)に設けられ、温熱ヒータ12は、シートクッション16の表面(乗員の着座面及び脚部が接する面)に設けられている。即ち、シートバック15には、乗員が車両用シートに着座した際に、該シートバック15における肩上部を支持する最上部から、乗員の腰部を支持する部位に至るまでの範囲において、乗員が着座した際に乗員の体が接触する可能性がある部位全体に温熱ヒータ11が配置されている。
また、シートクッション16においても同様に、乗員が着座した際に乗員の体が接触する可能性がある部位全体に温熱ヒータ12が配置されている。なお、本実施形態では、温熱ヒータ11,12を運転席のシートに配置する例について説明するが、助手席或いは後部座席用のシートに配置しても良い。
各温熱ヒータ11,12は、柔軟性を有する平板形状に形成されている。従って、各温熱ヒータ11,12が設けられた車両用シートに乗員が着座した場合に、各温熱ヒータ11,12は柔軟に変形するので、乗員は違和感を感じることなく着座することができる。また、各温熱ヒータ11,12は、後述するように、マトリクス状に区分された複数の温熱領域に区分されており、制御部23の制御により、1つ、或いは複数の温熱領域を選択的に加温可能である。
図4は、操作パネル21の構成を模式的に示す説明図である。操作パネル21は、乗員による加温条件の設定を受け付けるものであり、図4に示すように、表示部31と、ファンクションスイッチ32、及び調整スイッチ33を備えている。
ファンクションスイッチ32は、温熱ヒータ11,12における加温対象領域(加温の対象とする温熱領域)の設定入力を行うためのスイッチであり、「肩」を選択するための選択スイッチ32aと、「背中」を選択するための選択スイッチ32bと、「腰」を選択するための選択スイッチ32c、及び「足」を選択するための選択スイッチ32dを備えている。そして、これらの選択スイッチ32a〜32dを乗員が操作することにより、所望の加温対象領域を設定することができる。更に、オンスイッチ32e、及びオフスイッチ32fを備えており、オンスイッチ32eを操作することにより、選択スイッチ32a〜32dで選択された加温対象領域の加温を開始することができる。また、オフスイッチ32fを操作することにより、加温を停止することができる。
調整スイッチ33は、温熱ヒータ11,12による加温の条件を調整するためのスイッチである。そして、加温対象領域を上下方向に変更する操作を行う操作スイッチ33aと、左右方向に変更する操作を行う操作スイッチ33bとを備える。また、加温する面積の大きさを変更する操作を行う操作スイッチ33cと、加温時間の調整を行う操作スイッチ33d、及び加温する際の温度の高低を調整する操作スイッチ33eを備えている。これらの各操作スイッチ33a〜33eは、例えば回転式のつまみで構成されている。つまり、つまみを左右に回転させることにより、各種の条件を適宜調整することが可能である。
表示部31は、温熱ヒータ11,12による加温の条件を液晶画面等に表示するものであり、現在の加温部位を表示する表示領域31aと、加温部位の上下方向の位置を目盛りで示す表示領域31bと、加温部位の左右方向の位置を目盛りで示す表示領域31cと、温度の高低を目盛りで示す表示領域31d、及び加温時間の残り時間を示す表示領域31eを備えている。
そして、例えばファンクションスイッチ32にて「肩」の選択スイッチ32aが押された場合には、表示領域31aには「左肩・右肩」という文字が表示される。また、上下調整用の操作スイッチ33aを操作することにより、表示領域31bに示す縦方向のスライドバーの表示が変化する。更に、左右調整用の操作スイッチ33bを操作することにより、表示領域31cに示す横方向のスライドバーの表示が変化する。また、温度調整用の操作スイッチ33eを操作することにより、表示領域31dに示すゲージが変化する。この際、高いゲージほど温度が高いことを示し、低いゲージほど温度が低いことを示す。更に、加温時間調整用の操作スイッチ33dを操作することにより、残り時間を示す表示領域31eの表示が変化する。
図2に示す加温条件設定部22は、操作パネル21にて設定された各種の条件に基づいて、複数の温熱領域のうち、外部入力(例えば、乗員による入力)により設定された加温対象領域を設定する。更に、加温対象領域を加温する際の、加温時間、加温温度等の各種条件を設定する。
制御部23は、加温条件設定部22にて設定された条件に基づいて、温熱ヒータ11,12の加温対象領域を加温する制御を行う。具体的には、加温条件設定部22にて設定された加温対象領域に対して、設定された加温時間、及び加温温度となるように制御する。即ち、制御部23(ヒータ制御手段)は、加温条件設定部22にて設定された加温条件に基づいて、温熱ヒータ11,12を制御する機能を備えている。
なお、制御部23は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
そして、本実施形態のシートヒータ装置では、車両用シートに着座した乗員(使用者)が図4に示す操作パネル21にて各種の加温条件を入力すると、加温条件設定部22にて加温条件が設定され、更に、制御部23の制御により、加温対象領域を加温する制御が行われる。
以下、温熱ヒータ11,12の具体的な構成について説明する。本実施形態では、温熱ヒータ11,12として、布状マトリクスヒータを用いる。図5は、布状マトリクスヒータ1の構成を模式的に示す説明図である。
図5に示すように、この布状マトリクスヒータ1は3層構造を成している。即ち、上層2と、下層3、及び上層2と下層3との間に設けられる中間発熱層6の3層構造に構成されている。
上層2は、電気的に絶縁された非導通部42a〜42dと、互いに隔離された複数の帯状の導通部41a〜41cを有している。一方、下層3もやはり電気的に絶縁された非導通部44a〜44dと、互いに隔離された帯状の導通部43a〜43cを有している。そして、上層2に設けられる導通部41a〜41cの長手方向と、下層3に設けられる導通部43a〜43cの長手方向は、互いに直交するように形成されている。
従って、上層2に設けられる導通部41a〜41cと、下層3に設けられる導通部43a〜43cが交差する領域は、上層2の3列と、下層3の3行との座標で示すことができ、座標(1,1)〜(3,3)の合計9個の領域(交差する領域)を定義することができる。例えば、上層2の導通部41aと下層3の導通部43cが交差する領域の座標は(1,1)である。なお、図5では便宜上、3列、3行のマトリクスとしているが、実際には多数の列、行が設けられ、従って、座標で示される領域は布状マトリクスヒータ1内に多数設定されている。
中間発熱層6は、多数の連結糸45が束状となって層を成しており、各連結糸45は上層2、及び下層3に対して略直交する方向に設けられている。以下、連結糸45について説明する。
一般的な編物とは、一本または数本の糸がループを作り、そのループに次の糸を引っ掛けて新しいループを連続して作った編地になる。横編機で編まれた編地をニット品と称し、丸編機、経編機で反物状に編まれたものをジャージと称している。この編物を上層2と下層3の間に立体的に配置し、この上下層間の糸を上記の連結糸45とする。更に、この連結糸45を中間発熱層6として熱的な発熱機能(通電時発熱特性)を持たせる。この際、上層2と下層3との間に掛かる中間発熱層6が、必ずしも1本の連結糸45で繋がっていなくても良い。この場合には、上層2と下層3との間に掛かっている中間発熱層は、何らかの手段により上層2、及び下層3に固定されることになる。
また、連結糸45自体が、複数本の糸からなる撚り糸を形成していても良く、その撚り糸中の発熱に係わる成分の密度により、発熱量を設計することも可能である。なお、発熱機能を備える連結糸45は、上記の交差する領域にのみに設けられれば良く、それ以外の領域については、発熱機能を持たない糸で構成することもできる。
また、上層2及び下層3に複数設置される導通部41a〜41c,43a〜43c、及び、中間発熱層6を形成する連結糸45は、導電性の素材から構成されている。導電性の素材の具体的な例として、金、銀、銅やニクロム等の金属線、カーボン、グラファイト等の炭素系材料や金属、金属酸化物等の半導体からなる粒子、アセチレン系、複素5員環系、フェニレン系、アニリン系等の導電性高分子等を用いることができる。
炭素系材料の例としては、カーボンからなる繊維体(トレカ(東レ製)、ドナカーボ(大阪ガスケミカル社製)等)のように一般に市販されているものの他、炭素繊維、炭素粉末等を混入し紡糸した繊維等を用いることも可能である。
一方、導電材として用いる粒子の例としては、カーボンブラック,ケッチェンブラック等の炭素系粉末、炭素系繊維、鉄、アルミニウムなどの金属微粒子があり、更に、半導電性微粒子として酸化錫(SnO2)や酸化亜鉛(ZnO)等が挙げられる。
これらの材料単体でできているもの、表面に蒸着、塗布等で被覆したもの、芯材として使用し表面を別の材料で被服したもの等を用いることが可能である。これらのうちで、市場での入手の容易性、比重等の点から炭素繊維あるいは炭素粉末を用いることが好ましい。
導電性の素材は単一の素材からなる場合であっても、或いは、複数の素材からなる場合であっても良く、特に制限はない。導通部として、温熱ヒータ11,12の発熱効率を向上させるためには、導通部41a〜41c、43a〜43cが、中間発熱層6よりも抵抗率が低い素材を用いることが好ましい。
導通部41a〜41c、43a〜43cを形成する材料の形状は、繊維のみとは限らず、通気性を持たせるために、上層2、下層3自体は繊維で形成されるのが好ましい。また、一面に均一に導電塗料等を塗布して形成することも可能である。導電塗料の例としては、藤倉化成製ドータイト等が挙げられる。
温熱ヒータ11,12として、部分的な硬さの違いによる違和感を防止するために、導通部41a〜41c、43a〜43cは、温熱ヒータ11,12を形成する繊維とほぼ同じ断面積を有する金属線や導電性繊維、例えばニッケル等の金属を撚った撚線等を用いることが好適である。
また、複数の導通部41a〜41c、43a〜43c以外の部分は非導通部42a〜42d、44a〜44dであり、素材としては一般の繊維が用いられる。これらの一般の繊維には、ナイロン6,ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、共重合成分を含むポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリルなどの汎用樹脂からなる繊維を単独或いは混合して用いることがコストや実用性の点から好ましい。
また、上層2及び下層3の形状は、通気性のある布状を成していれば特に問題はないが、上述の一般に用いられる繊維からなる織布、不織布、編物等を用いるのが中間発熱層6を固定する意味合いや、発熱させて暖かさを感じさせる目的からも好ましいと言える。
次に、第1実施形態に係るシートヒータ装置の作用について説明する。図1に示す乗員102が車両用シートに着座し、更に、操作パネル21を操作することにより、乗員が好む領域が加温対象領域として設定される。即ち、図4に示した操作パネル21のファンクションスイッチ32を操作することにより、加温条件設定部22にて加温対象領域が設定される。例えば、「肩」の領域を選択するための選択スイッチ32aが押されると、温熱ヒータ11の「肩」に対応する温熱領域が加温対象領域として選択される。
そして、オンスイッチ32eが押されると、制御部23は、この加温対象領域を通電する処理を行う。具体的には、加温対象領域が図5に示す座標(1,1)の領域である場合には、制御部23の制御により、上層2の導通部41a、及び下層3の導通部43cに電流が流れるように、通電回路(図示省略)を切り替える。こうすることにより、導通部41a→連結糸45→導通部43cの経路に電流が流れるので、座標(1,1)の領域に設けられた連結糸45に電流が流れることになり、この領域の連結糸45が発熱する。つまり、温熱ヒータ11の座標(1,1)の領域が発熱することになり、この領域に対応する部位である乗員の肩を加温することが可能となる。
また、図4に示す上下方向操作用の操作スイッチ33a、左右方向操作用の操作スイッチ33bを操作することにより、加温対象領域を上下、左右の方向に変更することができる。例えば、座標(1,1)の領域が、乗員の肩の位置から外れている場合には、上記の各操作スイッチ33a,33bの操作により、加温位置を調整して乗員が所望する肩の位置に合わせることができる。例えば、座標(2,1)や(1,2)に移動させながら、位置を調整することができる。
更に、加温対象領域の面積が狭い場合、即ち、より広い領域で加温させたい場合には、面積調整用の操作スイッチ33cを調整することにより、加温対象領域の面積を調整することができる。加えて、時間調整用の操作スイッチ33dを操作することにより加温時間を調整でき、温度調整用の操作スイッチ33eを操作することにより、加温温度を調整することができる。
こうして、乗員の操作入力により、乗員の身体の加温したい部位、加温する面積、加温時の温度、加温時間等の各種の加温条件を適宜設定できるのである。
このようにして、第1実施形態に係るシートヒータ装置では、車両用シートのシートバック15の全体に温熱ヒータ11が設けられ、更に、シートクッション16の全体に温熱ヒータ12が設けられ、各温熱ヒータ11,12において、加温対象領域を適宜設定して加温することができる。従って、乗員が所望する領域を容易に設定して加温することができ、乗員の個人差により肩や腰の位置が異なる場合でも、各乗員の体格に適した位置を加温対象領域に設定して加温することが可能となる。
更に、加温が開始された後に図4に示した操作スイッチ33a〜33eを操作することにより、加温位置(上下、左右方向の位置)、加温範囲、加温時間、及び加温温度を調整できるので、より融通性の高い操作が可能となる。また、現在の加温状況が表示部31に表示されるので、乗員はこの表示部31を見ることにより、現在の加温状況を認識することができ、加温条件の変更に役立てることができる。
また、温熱ヒータ11,12として、布状マトリクスヒータ1を用いるので、加温対象領域の位置、面積を連続的に、且つ、ほぼ無段階に変化させることができ、乗員の要求に対応して、より適切に温熱領域を加温することが可能となる。
なお、上述した第1実施形態では、温熱ヒータ11,12として図5に示したように、上層2に縦方向に長い導通部41a〜41cが設けられ、下層3に横方向に長い導通部43a〜43cが設けられる3層の布状マトリクスヒータ1を用いる例について説明した。本実施形態は、これに限定されず、例えば、図6に示すように、上層2に縦方向に長い導通部41a〜41cが設けられ、下層3は全体が導通部とされる3層の布状マトリクスヒータ1を用いることも可能である。この場合には、電流を流す対象とする導通部41a〜41cを適宜選択することにより、各導通部41a〜41cに対応する領域の連結糸45を発熱させることができ、加温対象領域を任意に調整することができる。
更に、図7に示すように、上層2に縦方向に長い導通部41a〜41c、及び非導通部42a〜42dを設け、下層3についても同様に、縦方向に長い導通部47a〜47c、及び非導通部46a〜46dを設ける構成とすることもできる。この場合には、電流を流す対象とする導通部41a〜41c、及び導通部47a〜47cを適宜選択することにより、各導通部41a〜41c、47a〜47cに対応する領域の連結糸45を発熱させることができ、加温対象領域を任意に調整することができる。
但し、図6、図7に示す布状マトリクスヒータ1の構成では、シートバック15及びシートクッション16の加温対象領域を、縦方向、或いは横方向のいずれか一方にのみ設定可能となるので、縦方向と横方向の双方への加温対象領域の調整ができない。よって、細かな加温領域の設定を必要としない場合に適している。
更には、本実施形態に係る温熱ヒータ11,12は、上記した布状マトリクスヒータ1に限定されるものではなく、加温対象領域を選択可能な機能を備えた他の構成の温熱ヒータを用いることも可能である。
[第1実施形態の変形例の説明]
次に、前述した第1実施形態の変形例について説明する。該変形例は、操作パネル21の構成が前述した第1実施形態と相違する。以下、変形例に係る操作パネル21aを、図8を参照して説明する。
図8に示すように、変形例に係る操作パネル21aは、タッチパネル表示部61と、調整スイッチ62を有している。タッチパネル表示部61は、車両用シートのアイコンを有し、加温対象領域をタッチパネル方式で入力が可能な表示領域61aと、加温温度を示すゲージを表示する表示領域61bとを備える。更に、4つの矢印アイコンを有し加温対象領域を上下左右の方向へ移動させる操作が可能な表示領域61cと、セット及びリセットを操作するアイコンが表示される表示領域61d,61eを備えている。
調整スイッチ62は、前述した図4に示した調整スイッチ33と同様に、加温対象領域を上下方向に変更する操作を行う操作スイッチ62aと、左右方向に変更する操作を行う操作スイッチ62bと、加温する面積の大きさを変更する操作を行う操作スイッチ62cと、加温時間の調整を行う操作スイッチ62d、及び加温する際の温度の高低を調整する操作スイッチ62eを備えている。これらの各操作スイッチ62a〜62eは、例えば回転式のつまみで構成されている。
次に、変形例に係るシートヒータ装置の作用について説明する。乗員が加温対象領域を設定する場合には、表示領域61aに表示されているアイコン中の、所望部位をタッチする。例えば、「肩」の部位を加温したい場合には、アイコン中のこの部位をタッチする。すると、肩の部位がハイライトされ(例えば、表示色が変化する)、この部位が選択されたことが表示される。
その後、セットを示す表示領域61dをタッチすることにより、肩の部位に対応する加温対象領域が加温される。加温対象領域を加温する制御は、前述した第1実施形態と同様である。また、表示領域61cに表示されたアイコンをタッチすることにより、加温対象領域を上下、或いは左右に移動させることができる。更に、調整スイッチ62の各操作スイッチ62a〜62eを操作することにより、上下位置、左右位置、加温面積、加温時間、加温温度を適宜設定することが可能となる。
このようにして、変形例に係るシートヒータ装置では、前述した第1実施形態と同様に、乗員が所望する領域を容易に設定して加温することができ、乗員の個人差により肩や腰の位置が異なる場合でも、各乗員の体格に適した位置を加温対象領域に設定して加温することが可能となる。また、操作パネル21aがタッチパネルを有しており、該タッチパネルを指でタッチすることにより、各種の条件を設定できるので、乗員は視覚的に認識して加温対象領域を設定することができ、加温条件の設定をより認識し易い態様で行うことが可能となる。
なお、変形例では、操作パネル21aとして、タッチパネルを用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画面とスイッチが分離した入力インターフェースを用いても良い。この場合における操作スイッチは、ジョイスティックや十字キー、ボリュームスイッチ等を単独、または組み合わせて構成しても良い。これらのインターフェースを用いることで、乗員の要求を、より直接的に且つ簡便に入力することができるので、乗員の要求に対応する適切な任意の温熱領域を加温対象領域として設定することができる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、第2実施形態に係るシートヒータ装置は、データ記憶部24(データ記憶手段)を備える点で上述した第1実施形態と相違している。以下、第1実施形態との相違点であるデータ記憶部24について説明する。
データ記憶部24は、過去に乗員が設定した加温対象領域の履歴データを記憶する。記憶する履歴データの例としては、例えば、図10に示すように、日時データD1(時刻データ)、及び加温対象領域のプロファイルデータD2を過去の設定データとして記憶する。つまり、履歴データに時刻データを付加して記憶する。プロファイルデータD2として、加温対象領域の中心座標、面積、幅、高さ等のデータが記憶される。そして、これらの履歴データは、データ記憶部24内に時系列的に記憶され、次回乗員が車両用シートに着座した場合には、最新の履歴データが初期値として設定される。
従って、乗員が車両用シートに着座する際には、新規に加温条件に関する設定操作を行うことなく、履歴データとして記憶されている設定データに基づいて、加温対象領域が設定されることになる。こうすることにより、乗員はその都度加温対象領域についての設定操作を行う必要が無いので、設定操作を省略することができ、操作性を向上させることが可能となる。
また、前回の履歴データ(最新の履歴データ)のみを記憶するのであれば、この履歴データを、制御部23に設けられるメモリ(図示省略)に記憶する構成とすることも可能である。
更に、乗員が車両用シートに着座し、シートヒータ装置による加温を開始する際には、この加温開始時刻と日時データD1を対応させ、加温開始時刻に適合する日時データD1に対応付けられたプロファイルデータD2を用いることも可能である。この場合には、車両用シートに着座する乗員が同一であっても、そのときの時刻に応じたプロファイルデータで加温条件が設定されるので、例えば、朝の時間帯は、肩を加温し、夜の時間帯は足を加温する、といったように、時間帯に応じた設定が可能となる。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図11は、第3実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。図11に示すように、第3実施形態に係るシートヒータ装置は、図9に示した第2実施形態に対し、更に乗員情報取得部25(使用者認識手段)を備えている点で相違している。
乗員情報取得部25は、車両用シートに着座した乗員の個人情報を取得して、データ記憶部24に記憶する。具体的には、該乗員情報取得部25は、複数の入力スイッチ(図示省略)を有しており、乗員の個人情報を取得するために、加温条件設定部22に用いられている入力インターフェースを用いて個人を分類し、その分類毎に、各乗員が要求する情報を取得して、データ記憶部24に記憶する。従って、データ記憶部24には、乗員の個人情報に対応付けて、各種の加温条件が記憶される。
また、乗員情報取得部25として、個人識別用のIDカードの読み取り装置を設け、該読み取り装置により、個人識別情報が記載されたIDカードを読み取って乗員を識別する構成とすることもできる。更に、カメラを用いた画像認識による個人認証装置や、生体情報取得装置、例えば、指紋や、音声、生体信号のプロファイル特性により、乗員を識別する構成とすることもできる。
そして、第3実施形態では、乗員情報取得部25により、車両用シートに着座する乗員を特定することができるので、複数の乗員が交替して車両用シートに着座する場合でも、各乗員毎にそれぞれ適した履歴データを保存することができる。そのため、次回着座する際には、新規に各種のデータを入力する操作を省略することができ、操作性、融通性を向上させることが可能となる。
[第4実施形態の説明]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図12は、第4実施形態に係るシートヒータ装置の構成を示すブロック図である。図12に示すように、第4実施形態に係るシートヒータ装置は、図11に示した第3実施形態に対し、更に着座状態検出部26(着座状態検出手段)を備えている点で相違している。
着座状態検出部26の具体例として、感圧センサ(図示省略)を用いて、少なくとも乗員が座席したときの左右の肩上部の接触位置を推定し、この接触位置に基づいて、乗員の着座状態を推定する。ここで、感圧センサの一例として、例えば、圧電素子を用いたセンサ等を用いることができる。
そして、例えば乗員が背筋を伸ばして着座している場合には、肩上部の接触位置が高い位置となり、長時間の運転による疲れで背筋が曲がり体勢が低くなった場合には、肩上部の接触位置は、低い位置となる。
図13は、着座状態検出部26で検出される接触位置の変化を示す説明図である。図13(a)に示すように、運転開始時には、領域Q1が接触領域として検出され、運転時間が長くなり疲れを感じると、図13(b)に示すように、領域Q2が接触領域として検出される。そして、検出された接触領域に基づいて乗員の肩の位置が認識され、更に、肩の位置に基づいて、腰、背中、等の上半身の位置を推定することができる。
従って、乗員の体勢変化に応じた加温制御が可能となる。具体的には、図13(a)に示すように、肩上部の接触位置がシートバック15の高い位置にある場合には、この位置を加温対象領域として設定し、図13(b)に示すように、肩上部の接触位置がシートバック15の低い位置に変化した場合には、この位置を加温対象領域に変更することにより、乗員の体勢が変化した場合でも、これに追従して乗員が所望する部位(例えば、肩)を加温することができる。
更に、この接触位置の画像を、操作パネル21に表示することにより、加温対象領域が変化していることを乗員に認識させることができる。
また、乗員による操作設定により、選択可能な温熱領域の範囲を、乗員の身体が接触している領域の範囲に限定することも可能である。この場合には、乗員の身体が接触している領域の範囲内で効率良く加温することができる。即ち、感圧センサにより、乗員が車両用シートに接触する領域を検出することができるので、接触する領域以外の領域(乗員が接触しない領域)については、加温を禁止することにより、不要な電力消費を削減することが可能となる。
更に、着座状態検出部26で推定された着座状態のデータを、データ記憶部24に時系列に記憶し、この時系列データに基づき、一定時間遡った地点まで、或いは1回の走行毎に、平均的な接触領域の位置、範囲を示すことができる。こうすることにより、各乗員毎の履歴に対応して抽出、選択された、着座状態に対応した任意の加温対象領域の設定をより直接的、且つ簡便に行うことが可能となる。
なお、着座状態検出部26としては、感圧センサ以外の例として、例えば、カメラを用いて画像認識技術により、シートに対する乗員の姿勢の特徴点の大きさを捉えて、乗員の着座状態を推定しても良い。ここでは、予めデータ記憶部24に格納された、少なくとも1つ以上に分類された姿勢分類情報とマッチングさせて、乗員を分類し、そのマッチング情報に基づいて、乗員の着座状態、姿勢に対応した、温熱ヒータの温熱領域を設定することが可能となる。
以上、本発明のシートヒータ装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、本実施形態では、シートヒータ装置を車両用シートに搭載する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の着座シート、例えば、電車の運転士が着座するシートや、一般家庭で用いられるマッサージチェア等に用いることも可能である。
本発明は、着座シートに着座した被験者の所望部位を高精度に加温することに利用することができる。
1 布状マトリクスヒータ(ヒータ手段)
2 上層
3 下層
6 中間発熱層
11,12 温熱ヒータ(ヒータ手段)
15 シートバック
16 シートクッション
21,21a 操作パネル(加温条件入力手段)
22 加温条件設定部(加温条件設定手段)
23 制御部(ヒータ制御手段)
24 データ記憶部(データ記憶手段)
25 乗員情報取得部(使用者認識手段)
26 着座状態検出部(着座状態検出手段)
31 表示部
31a〜31e 表示領域
32 ファンクションスイッチ
32a〜32d 選択スイッチ
32e オンスイッチ
32f オフスイッチ
33 調整スイッチ
33a〜33e 操作スイッチ
41a〜41c 導通部
42a〜42d 非導通部
43a〜43c 導通部
44a〜44d 非導通部
45 連結糸
46a〜46d 非導通部
47a〜47c 導通部
61 タッチパネル表示部
61a〜61e 表示領域
62 調整スイッチ
62a〜62e 操作スイッチ
101 車両
102 乗員

Claims (6)

  1. 着座シートを加温するシートヒータ装置において、
    前記着座シートに設けられ、且つ柔軟性を有する平板形状に形成され、更に複数の温熱領域に区分され、少なくとも一つの前記温熱領域を選択的に加温可能なヒータ手段と、
    前記ヒータ手段の複数の温熱領域のうち、加温の対象とする加温対象領域の設定を含む各種の加温条件の設定を受け付ける加温条件入力手段と、
    前記加温条件入力手段での操作入力に基づいて、前記ヒータ手段の加温条件を設定する加温条件設定手段と、
    前記加温条件設定手段にて設定された加温条件に基づいて、前記ヒータ手段を制御するヒータ制御手段と、
    を備えたことを特徴とするシートヒータ装置。
  2. 前記加温条件設定手段にて加温条件が設定される毎に、この加温条件を履歴データとして記憶するデータ記憶手段を更に備え、前記ヒータ制御手段は、前記データ記憶手段に記憶されている履歴データに基づいて、前記ヒータ手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のシートヒータ装置。
  3. 前記着座シートに着座する使用者を特定する使用者認識手段を更に備え、
    前記データ記憶手段は、前記使用者認識手段にて認識された使用者毎に、前記履歴データを記憶し、
    前記着座シートに使用者が着座した際には、前記使用者認識手段にて使用者を特定し、前記ヒータ制御手段は、特定された使用者についての、前記データ記憶手段に記憶されている履歴データに基づいて、前記ヒータ手段を制御することを特徴とする請求項2に記載のシートヒータ装置。
  4. 前記データ記憶手段は、前記履歴データに、該履歴データを取得した時刻データを付加して記憶し、
    前記加温条件設定手段は、加温を開始する際には、この加温開始時刻に対応する時刻データが付加された履歴データに基づいて、前記加温条件を設定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシートヒータ装置。
  5. 前記着座シートに着座する使用者の着座状態を検出する着座状態検出手段を更に備え、
    前記加温条件設定手段は、前記着座状態検出手段にて検出される使用者の着座状態に基づいて、前記加温対象領域を設定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のシートヒータ装置。
  6. 前記ヒータ手段は、少なくとも一部が導通部とされた上層と、少なくとも一部が導通部とされた下層と、前記上層の導通部と下層の導通部との間に設けられ、通電時発熱特性を有する複数の連結糸を有する中間発熱層と、の少なくとも3層を有する布状マトリクスヒータであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のシートヒータ装置。
JP2013170260A 2013-08-20 2013-08-20 シートヒータ装置 Active JP6201517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170260A JP6201517B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 シートヒータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170260A JP6201517B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 シートヒータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015039896A true JP2015039896A (ja) 2015-03-02
JP6201517B2 JP6201517B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=52694306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013170260A Active JP6201517B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 シートヒータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6201517B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018047506A1 (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社デンソー 暖房装置
KR102076963B1 (ko) * 2018-11-05 2020-02-13 한국철도기술연구원 운송수단용 직접난방시스템
EP3900579A1 (en) * 2020-04-22 2021-10-27 Technicka univerzita v Liberci Heated seat for vehicles, means of transport and agricultural or construction machinery
KR20220085089A (ko) * 2020-12-14 2022-06-22 서울대학교산학협력단 복사열을 이용한 온열 역치 측정 시스템 및 그 시스템을 이용한 사용자 맞춤형 복사열 히터 제어 장치
JP7404546B2 (ja) 2020-01-15 2023-12-25 トヨタ モーター ヨーロッパ 自動車両とユーザーとの間のインタラクションの方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05220026A (ja) * 1992-02-18 1993-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 座席用ヒータユニット
JPH08112180A (ja) * 1994-10-12 1996-05-07 Nippon Kenko Zoushin Kenkyukai:Kk 温熱寝具
JP2007283932A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Toyota Motor Corp 車両用乗員温熱装置
JP2009248626A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調制御装置
JP2009269480A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Panasonic Corp 座席用ヒータ
JP2010036751A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Denso Corp 車両用シート空調システム
JP2012148007A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Toyota Boshoku Corp シートヒータ
JP2012157651A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Toyota Boshoku Corp 座席ヒータ
JP2012224122A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Toyota Boshoku Corp シートヒータ
WO2013084668A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 日産自動車株式会社 布状ヒーター

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05220026A (ja) * 1992-02-18 1993-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 座席用ヒータユニット
JPH08112180A (ja) * 1994-10-12 1996-05-07 Nippon Kenko Zoushin Kenkyukai:Kk 温熱寝具
JP2007283932A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Toyota Motor Corp 車両用乗員温熱装置
JP2009248626A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調制御装置
JP2009269480A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Panasonic Corp 座席用ヒータ
JP2010036751A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Denso Corp 車両用シート空調システム
JP2012148007A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Toyota Boshoku Corp シートヒータ
JP2012157651A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Toyota Boshoku Corp 座席ヒータ
JP2012224122A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Toyota Boshoku Corp シートヒータ
WO2013084668A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 日産自動車株式会社 布状ヒーター

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018047506A1 (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社デンソー 暖房装置
JPWO2018047506A1 (ja) * 2016-09-09 2019-02-21 株式会社デンソー 暖房装置
KR102076963B1 (ko) * 2018-11-05 2020-02-13 한국철도기술연구원 운송수단용 직접난방시스템
JP7404546B2 (ja) 2020-01-15 2023-12-25 トヨタ モーター ヨーロッパ 自動車両とユーザーとの間のインタラクションの方法
EP3900579A1 (en) * 2020-04-22 2021-10-27 Technicka univerzita v Liberci Heated seat for vehicles, means of transport and agricultural or construction machinery
KR20220085089A (ko) * 2020-12-14 2022-06-22 서울대학교산학협력단 복사열을 이용한 온열 역치 측정 시스템 및 그 시스템을 이용한 사용자 맞춤형 복사열 히터 제어 장치
KR102572539B1 (ko) * 2020-12-14 2023-08-31 서울대학교산학협력단 복사열을 이용한 온열 역치 측정 시스템 및 그 시스템을 이용한 사용자 맞춤형 복사열 히터 제어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6201517B2 (ja) 2017-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6201517B2 (ja) シートヒータ装置
US8596716B1 (en) Custom controlled seating surface technologies
EP3251889B1 (en) Sitting position adjustment system
US9102244B2 (en) Operation apparatus
US10299520B1 (en) Fabric-based items with environmental control elements
CN102792257B (zh) 用于运行用户接口的方法和设备
JP6775282B2 (ja) コントローラおよびマッサージ機
CN108349386A (zh) 用于控制机动车中的显示设备的装置和方法
KR101547653B1 (ko) 압력 분포도의 비교 분석을 통한 자세 교정 시스템
KR20110118963A (ko) 비접촉 충전 발열 장치
EP1968353A1 (en) Planar heat-generating body
US9925900B2 (en) Vehicle seat cushion
JP6886141B2 (ja) 座位姿勢モニタリングシステム
CN109959474A (zh) 具有集成感测和控制元件的多功能纺织品
CN110356341A (zh) 一种手势触控车门板
Brauner et al. Interactive FUrniTURE: evaluation of smart interactive textile interfaces for home environments
WO2021070638A1 (ja) 温冷刺激装置
Roh Conductive yarn embroidered circuits for system on textiles
JP5446327B2 (ja) シートヒータ温度調節装置
JP5906974B2 (ja) マトリクス状布
JP2015047379A (ja) シートヒータ装置およびその制御方法
JP5545021B2 (ja) 温度分布検出装置、人体検出装置及び乗物用シート
JP2010243240A (ja) 立体編物の体圧分布測定装置
JP2021172188A (ja) 車両内装部材
JP6145706B2 (ja) 操作装置及び洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170814

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6201517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151