JP2014148283A - 乗り物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が低温火傷を負う等の虞を抑制し得ることができる温風発生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】着座部となるシートクッション3と、シートクッション3の前方に向かって温風を吹き出す吹出口13を有する温風発生装置12とを備え、シートクッション3の両側面に側面装飾部材6を配設し、温風発生装置12の吹出口13を側面装飾部材6に形成する。この構成により、吹出口からの温風が直接使用者に供給されることがなく、使用者の低温火傷を抑制できる。
【選択図】図3
【解決手段】着座部となるシートクッション3と、シートクッション3の前方に向かって温風を吹き出す吹出口13を有する温風発生装置12とを備え、シートクッション3の両側面に側面装飾部材6を配設し、温風発生装置12の吹出口13を側面装飾部材6に形成する。この構成により、吹出口からの温風が直接使用者に供給されることがなく、使用者の低温火傷を抑制できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動車、飛行機、電車等の乗り物に搭載される、特に、温風発生装置を備えた乗り物用シートに関する。
従来、自動車等の乗り物に搭載される乗り物用シートとしては、着座部となるシートクッションの下方に温風発生装置が設置され、使用者の足元を暖房するタイプのものが知られている。
例えば、特許文献1には、シートに着座した使用者の足元等を小さなエネルギーで冷暖房し得る温風発生装置を備えた乗り物用シートが開示されている。この乗り物用シートの温風発生装置は、シートクッションまたはシートバックに設けられる送風機と、この送風機から延出する吸気ダクトおよび排気ダクトと、熱供給装置とを備えている。吸気ダクトはシートクッションの前方に開口される吸気口を有し、排気ダクトはシートクッションの前方に開口される排気口を有し、熱供給装置は、吸気口から排気口に流れる空気に温熱エネルギーを供給する。
特許文献1に開示される乗り物用シートでは、熱供給装置によって加熱された空気は、シートクッションの前方に排出され、使用者の足元又は膝下部に排出される。
しかしながら、特許文献1の構成では、熱供給装置によって加熱された空気が直接使用者の足元又は膝下部に供給されるため、長期間温風に当たり続けると低温火傷を負う虞がある。また、使用者がスカートやコートを着用していた場合には、スカートやコートにより排気口が塞がれ、排気口周辺が異常に昇温し、その熱によりスカートやコートが変色する虞があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、使用者が低温火傷を負う等の虞を抑制し得ることができる温風発生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乗り物用シートは、着座部となるシートクッションと、前記シートクッションの前方に向かって温風を吹き出す吹出口を有する温風発生装置と、を備え、前記シートクッションの下部両側に側面装飾部材を配設し、前記温風発生装置の前記吹出口を前記側面装飾部材に形成したことを特徴とする。
本発明では、シートクッションの下部両側に配設した側面装飾部材に温風発生装置の吹出口を形成したので、吹出口からの温風が直接使用者に供給されるのを抑制して、使用者の低温火傷を抑制し得る等の効果を奏する。
第1の発明は、着座部となるシートクッションと、前記シートクッションの前方に向かって温風を吹き出す吹出口を有する温風発生装置と、を備え、前記シートクッションの下部両側に側面装飾部材を配設し、前記温風発生装置の前記吹出口を前記側面装飾部材に形成したものである。
この構成により、吹出口からの温風が直接使用者に供給されることがなく、使用者の低温火傷を抑制できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記シートクッションは、着座フレームと、前記着座フレームに載置されるクッションパッドと、前記クッションパッドを被覆する表皮材とを有し、前記温風発生装置を、前記着座フレームに装着したものである。
この構成により、温風発生装置を強固に固定することができ、乗り物の振動等により温風発生装置が脱落するのを防止することができる。
第3の発明は、特に第1の発明において、前記シートクッションは、着座フレームと、前記着座フレームに載置されるクッションパッドと、前記クッションパッドを被覆する表皮材とを有し、前記温風発生装置を前記側面装飾部材に装着し、前記側面装飾部材を前記着座フレームに装着したものである。
この構成により、温風発生装置を強固に固定することができ、乗り物の振動等により温風発生装置が脱落するのを防止することができる。
第4の発明は、特に第1の発明において、前記シートクッションの下部前面に前面装飾部材を装着し、前記前面装飾部材に前記温風発生装置を配設したものである。
この構成により、温風発生装置を強固に固定することができ、乗り物の振動等により温風発生装置が脱落するのを防止することができる。
第5の発明は、特に第4の発明において、前記前面装飾部材を、熱を輻射する材料にて形成し、前記前面装飾部材の裏面に温風の送風路を形成したものである。
この構成により、温風だけでなく、輻射熱により暖房することができ、暖房効率を向上することができる。
第6の発明は、特に第1の発明において、前記吹出口が、前記シートクッションの前方、且つ中央に向いて設けられているものである。
この構成により、吹出口からの温風が使用者の足元を包み込むように供給され、暖房効率を向上することができる。
第7の発明は、特に第1の発明において、前記温風発生装置の吸込口を、前記吹出口より下方位置に形成したものである。
この構成により、吹出口からの温風が使用者の足元を包み込むように循環し、循環した後の温風を再加熱して吹出口から吹き出すので、加熱効率を向上することができ、暖房効率を向上することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
[乗り物用シートの構成例]
まず、本実施の形態1に係る乗り物用シート1の構成の一例について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
[乗り物用シートの構成例]
まず、本実施の形態1に係る乗り物用シート1の構成の一例について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
乗り物用シート1は、背もたれ部となるシートバック2、着座部となるシートクッション3、およびスライド装置4等を備えている。シートバック2は、図示しないリクライニング装置を介してシートクッション3に取り付けられており、シートクッション3に対して傾斜角度が変更可能となっている。また、スライド装置4は、操作レバー5を備え、これを使用者(着座者)が操作することにより、シートクッション3の前後方向の位置を変化させることができる。
シートクッション3には、下部両側面に側面装飾部材6が装着されている。側面装飾部材6は、シートクッション3の下部両側面を略全体にわたって覆っており、シートクッション3の前方側は、シートクッション3の前面側に湾曲して少許延設されている。本実施の形態1では、側面装飾部材6は、合成樹脂にて形成している。
シートバック2及びシートクッション3は、シートフレームにクッションパッド(いずれも図示せず)を載置して、表皮材2a、3aにより覆われている。
乗り物用シート1のシートフレームは、シートバック2を構成するシートバックフレーム(図示せず)、シートクッション3を構成する着座フレーム7から構成されている。
シートバック2は、シートバックフレームに、クッションパッド(図示せず)を載置して、クッションパッドの上から表皮材2aで被覆して形成しており、使用者の背中を後方から支持するものである。
シートクッション3は、着座フレーム7に、クッションパッド(図示せず)を載置して、クッションパッドの上から表皮材3aによって被覆しており、使用者を下方から支持する構成となっている。
図4に示すように、着座フレーム7は、略矩形状の枠体に形成されており、左右方向に離間したサイドフレーム8と、サイドフレーム8の前方側(前端)に架設される板状フレームとしてのパンフレーム9と、サイドフレーム8の後方側に配設される連結部材としてのメンバーパイプ10と、サイドフレーム8に架設される弾性部材としての複数のスプリング11とを備えている。
パンフレーム9は、サイドフレーム8の前方側に固着接合され、メンバーパイプ10は、サイドフレーム8の後方側に架設接合され、パンフレーム9とメンバーパイプ10によりサイドフレーム8を連結している。
パンフレーム9は、主として使用者の大腿部を支持するように、金属により形成され、上面がほぼ平坦な略矩形形状に形成されている。パンフレーム9は、前方端部が下方に折曲された前方折曲部9aが形成されており、前方折曲部9aの下方端部に表皮材3aの端部が係止される。
温風発生装置12は、螺子等により直接、あるいは必要に応じて取付部材を介して着座フレーム7の両側のサイドフレーム8に固定してシートクッション3の両側に配設され、シートクッション3両側面に装着される側面装飾部材6により覆われる。温風発生装置12をサイドフレーム8に固定しているので、温風発生装置12を強固に安定した状態に取り付けることができ、乗り物用シート1を装着した乗り物に振動が生じた場合などでも温風発生装置12が脱落することがない。
本実施の形態1では、温風発生装置12はサイドフレーム8に固定しているが、側面装飾部材6に固定し、側面装飾部材6をサイドフレーム8に固定することにより装着してもよい。この構成にすることにより、温風発生装置12をサイドフレーム8に固定できない構成であっても、温風発生装置12をサイドフレーム8に固定した場合と同様に温風発生装置12を強固に固定することができる。
温風発生装置12は、図1〜図3に示すように、送風ユニットにより構成され、下部に送風部、中央部分に温風形成部、上部に吹出部等を備えている。送風部は、内部にファンモータが設けられているとともに、外気を内部に吸い込むための吸込口(ベルマウス)が下側に向いて設けられている。送風部は、シートクッション3側面と側面装飾部材6との隙間から空気を吸引するように構成されている。なお、送風部の具体的な構成は特に限定されず、例えば、公知の樹脂製筐体内に公知のファンモータが設けられ、公知の形状の吸込口が形成されている構成であればよい。
本実施の形態では、吸込口を下側に向けることで、吹出口からの温風がそのまま吸込口から吸い込まれることを確実に防止することができる。なお、吸込口は、下側に向いているだけでなく、前側または側方に向けてもよい。
温風形成部は、送風部よりも上流に位置し、送風部からの送風を加熱して温風を形成する。温風形成部の内部には、ヒータが設けられている。
吹出部は、温風形成部の上流に位置し、側面装飾部材6のシートクッション3前面側に形成される吹出口13に接続されており、吹出口13から温風形成部からの温風を乗り物用シート1の前方に吹き出す。
吹出口13には、吹出口13からの温風を斜め下方、且つ、乗り物用シート1を正面から見て乗り物用シート1の中心方向に案内するために風向板が配置されている。本実施の形態1では、風向板は風向方向を一定にしているが、風向板を搖動可能に形成して吹出口13からの風向を変更可能に形成してもよい。
[温風発生装置の動作例]
次に、温風発生装置12によって使用者の足元を暖房する動作の一例について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
次に、温風発生装置12によって使用者の足元を暖房する動作の一例について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
まず、自動車等の車両に設けられている図示しない操作部等を操作することにより、温風発生装置12の動作が開始されると、送風部のファンモータが回転して空気流が形成され、送風部から温風形成部に向かって流れる空気流が形成される。温風形成部は、ヒータ
を備えているので、空気流はヒータによって暖められて温風となり、温風形成部から吹出部に向かって流れる。
を備えているので、空気流はヒータによって暖められて温風となり、温風形成部から吹出部に向かって流れる。
シートクッション3両側面に位置する側面装飾部材6の前面となる位置には、温風発生装置12からの温風を吹き出す吹出口13が設けられている。吹出口13には、吹出口13からの温風を斜め下方、且つ、乗り物用シート1を正面から見て乗り物用シート1の中心側に案内するための風向板が配置されている。
これによって、吹出口13からの温風は、図1〜図3に示されるように、乗り物用シート1に着座した使用者の足元を包み込むように前方に吹き出される。その後、温風は、使用者の足先で図中ブロック矢印に示すように下降しながら前方から後方に方向転換し、さらにブロック矢印に示すように、下方から送風部に向かって流れることになる。これによって、使用者の足元では、足元を包み込むように上から下に向かう還流が形成されるので、乗り物用シート1に着座した使用者の足元全体に、温度ムラが発生することを有効に回避した状態で、好適に温風を送風することが可能となる。なお、温風の一部は、図中ブロック矢印に示すように、使用者のつま先方向に流れ、使用者のつま先を暖めた後、後方に方向転換し、送風部に流れる。
また、還流の形成により、使用者の足先から送風部に帰ってきた温風は、送風部の下方に位置する吸込口から送風部内に吸い込まれることになる。これによって、使用者の足元を暖めた温風が送風部に吸い込まれて再び温風形成部で加熱されて吹出部から吹き出されるので、加熱効率を向上でき、効率的な暖房が可能となる。
乗り物用シート1両側面に位置する側面装飾部材6の前面となる位置に温風を吹き出す吹出口13が設けられているので、吹出口13からの温風が使用者に直接当たることがない。使用者が姿勢を変えるなどにより吹出口13からの温風が使用者に直接当たる場合も想定されるが、長時間に亘って直接使用者の足元に当たることはなく、使用者が低温火傷を負う虞を抑制できる。また、使用者がスカートやコートを着用していても吹出口13がスカートやコートにより塞がれることがなく、吹出口周辺が異常な温度に昇温することがない。さらに、スライド装置4の操作レバー5に吹出口13からの温風が当たることがないので、操作レバー5が高温になることがなく、操作レバー5を操作する際に、使用者が熱く感じて不快な思いをすることもない。
なお、側面装飾部材6の前面側の下方部分に、後方側に奥まらせた面を形成し、この面に吹出口13を形成してもよい。この構成であれば、吹出口13がスカートやコートにより塞がれるのを確実に防止することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、温風発生装置14は、シートクッション3の下部前面に配設されて、吹出口15は、乗り物用シート1の幅方向において外側位置に配設されている。
本実施の形態2では、温風発生装置14は、シートクッション3の下部前面に配設されて、吹出口15は、乗り物用シート1の幅方向において外側位置に配設されている。
具体的には、図5に示すように、本実施の形態2に係る温風発生装置14は、シートクッション3の下部前面に装着される前面装飾部材16の裏面に装着される。温風発生装置14は、実施の形態1と同様に、送風ユニット17を有しており、送風ユニット17は、下部に送風部、中央部分に温風形成部、上部に吹出部等を備えている。送風部および温風形成部は、実施の形態1と同様の構成であるので、説明を省略する。
前面装飾部材16の裏面には、断面コ字状の部材が気密に接続されて送風路18が形成されており、送風路18の一端が送風ユニット17の吹出部に接続されている。送風路18の他端は、可撓性を有するダクト(図示せず)を介してシートクッション3両側面の側
面装飾部材19に形成される吹出口15に接続されている。
面装飾部材19に形成される吹出口15に接続されている。
なお、本実施の形態2では、シートクッション3前面側の前面装飾部材16は、熱輻射しやすい材料(例えば、公知の樹脂材料)で形成している。
本実施の形態2に係る温風発生装置14が動作した場合、基本的には前記実施の形態1に係る温風発生装置12と同様に、送風部からの空気流は、温風形成部によって暖められて温風となって、送風路18を介して吹出口15に向かって流れる。
吹出口15は、シートクッション3両側面に位置する側面装飾部材19の前面となる位置に設けられている。吹出口15には、吹出口15からの温風を斜め下方、且つ、乗り物用シート1を正面から見て乗り物用シート1の中心側に案内するための風向板が配置されている。
これによって、吹出口15からの温風は、図5に示されるように、乗り物用シート1に着座した使用者の足元を包み込むように前方に吹き出される。その後、温風は、使用者の足先で下降しながら前方から後方に方向転換し、さらに、下方からシートクッション3の幅方向略中央部に位置する送風部に向かって流れることになる。これによって、使用者の足元では、足元を包み込むように上から下に向かう還流が形成されるので、シートクッション3に着座した使用者の足元全体に、温度ムラが発生することを有効に回避した状態で、好適に温風を送風することが可能となる。なお、温風の一部は、実施の形態1と同様に、使用者のつま先方向に流れ、使用者のつま先を暖めた後、後方に方向転換し、送風部に流れる。
また、還流の形成により、使用者の足先から送風部に帰ってきた温風は、送風部の下方に位置する吸込口から送風部内に吸い込まれることになる。これによって、使用者の足元を暖めた温風が送風部に吸い込まれて再び温風形成部で加熱されて吹出口15から吹き出されるので、加熱効率が向上し、効率的な暖房が可能となる。
加えて、乗り物用シート1の前面側に位置する前面装飾部材16が熱輻射しやすい材料で構成されているので、前面装飾部材16は、温風の加熱により輻射熱を発することができる。これにより、乗り物用シート1の前面において、温風による暖房と熱輻射面からの輻射熱による暖房とを併用することができるので、暖房効率をさらに向上させることができる。
また、送風ユニットと吹出口15とを接続するためのダクトを前面装飾部材16とは別に設ける必要がないため、暖房に際してのダクトからの熱損失を抑制できるので、暖房効率を向上させることが可能となる。
シートクッション3側面に位置する側面装飾部材19の前面となる位置に温風を吹き出す吹出口15が設けられているので、吹出口15からの温風が直接長時間に亘って使用者の足元に当たることはなく、使用者が低温火傷を負う虞を抑制できる。また、使用者がスカートやコートを着用していても吹出口15がスカートやコートにより塞がれることがなく、吹出口15周辺が異常な温度に昇温することがない。さらに、スライド装置の操作レバー(いずれも図示せず)に吹出口15からの温風が当たらないので、操作レバーが高温になることがなく、操作レバーを操作する際に、使用者が熱く感じて不快な思いをすることもない。
なお、本実施の形態2においては、シートクッション3の前面側に位置する前面装飾部材16裏面に送風路18を一体的に形成し、送風路18を流れる温風の加熱により前面装
飾部材16から輻射熱を発するように構成している。
飾部材16から輻射熱を発するように構成している。
しかしながら、ヒータの発熱特性や温風発生装置14の構成等により、前面装飾部材16の輻射熱に対する熱エネルギーの供給が大きくなって吹出口15からの温風の温度が低下する場合などが想定される。このような場合には、送風路18に替えて、例えば断熱性を有するダクトを用いればよい。
本発明は、自動車、飛行機等の暖房装置を備えた乗り物用シートの分野に広く好適に用いることができる。
1 乗り物用シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 スライド装置
5 操作レバー
6 側面装飾部材
7 着座フレーム
8 サイドフレーム
12 温風発生装置
13 吹出口
14 温風発生装置
15 吹出口
16 前面装飾部材
17 送風ユニット
18 送風路
19 側面装飾部材
2 シートバック
3 シートクッション
4 スライド装置
5 操作レバー
6 側面装飾部材
7 着座フレーム
8 サイドフレーム
12 温風発生装置
13 吹出口
14 温風発生装置
15 吹出口
16 前面装飾部材
17 送風ユニット
18 送風路
19 側面装飾部材
Claims (7)
- 着座部となるシートクッションと、
前記シートクッションの前方に向かって温風を吹き出す吹出口を有する温風発生装置と、を備え、
前記シートクッションの両側面に側面装飾部材を配設し、前記温風発生装置の前記吹出口を前記側面装飾部材に形成したことを特徴とする乗り物用シート。 - 前記シートクッションは、着座フレームと、前記着座フレームに載置されるクッションパッドと、前記クッションパッドを被覆する表皮材とを有し、
前記温風発生装置を、前記着座フレームに装着したことを特徴とする請求項1記載の乗り物用シート。 - 前記シートクッションは、着座フレームと、前記着座フレームに載置されるクッションパッドと、前記クッションパッドを被覆する表皮材とを有し、
前記温風発生装置を前記側面装飾部材に装着し、前記側面装飾部材を前記着座フレームに装着したことを特徴とする請求項1記載の乗り物用シート。 - 前記シートクッションの下部前面に前面装飾部材を装着し、前記前面装飾部材に前記温風発生装置を配設したことを特徴とする請求項1記載の乗り物用シート。
- 前記前面装飾部材を熱を輻射する材料にて形成し、前記前面装飾部材の裏面に温風の送風路を形成したことを特徴とする請求項4記載の乗り物用シート。
- 前記吹出口が、前記シートクッションの前方、且つ中央に向いて設けられていることを特徴とする請求項1記載の乗り物用シート。
- 前記温風発生装置の吸込口を、前記吹出口より下方位置に形成したことを特徴とする請求項1記載の乗り物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013019226A JP2014148283A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 乗り物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013019226A JP2014148283A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 乗り物用シート |
Publications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020132029A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートの下部構造 |
JP2021041751A (ja) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | トヨタ紡織株式会社 | 切替弁及び切替弁を備えるシート |
-
2013
- 2013-02-04 JP JP2013019226A patent/JP2014148283A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020132029A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートの下部構造 |
JP7205287B2 (ja) | 2019-02-22 | 2023-01-17 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートの下部構造 |
JP2021041751A (ja) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | トヨタ紡織株式会社 | 切替弁及び切替弁を備えるシート |
JP7238708B2 (ja) | 2019-09-09 | 2023-03-14 | トヨタ紡織株式会社 | 切替弁及び切替弁を備えるシート |
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