JP3073829B2 - 建築用シリコーンスポンジガスケットおよびその製造方法 - Google Patents

建築用シリコーンスポンジガスケットおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用シリコーンスポン
ジガスケット、特にはクロロプレン系接着剤で建築用外
装材に接着できる建築用シリコーンスポンジガスケット
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用外装材(以下PCパネルで
代表する)へのガスケットの取付けにはクロロプレン系
接着剤が使用されており、これは例えば図3(a)、
(b)に示したようにPCパネル11へのシリコーンスポ
ンジガスケット12の取付けがクロロプレン系接着剤13に
よって行なわれている。この建築用シリコーンスポンジ
ガスケットは図4(a)に示したクロロプレンゴムの1
色押出しで作られたスポンジガスケット14であってもよ
いが、図4(b)に示したように耐火性、耐熱性を考慮
して建築用シリコーンスポンジガスケット15とされたと
きにはその接着部分をシリコーン変性EPDM層16とし
た2色押出しスポンジガスケットも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このクロロプ
レンの1色押出しで作られたスポンジガスケットには耐
火性に問題があり、2色押出しスポンジガスケットでは
その製造工程が煩雑で生産性が劣るという問題点があ
る。このため、最近は耐火性、耐熱性のすぐれたシリコ
ーンゴムを押出し、発泡させた建築用スポンジガスケッ
トを使用する方向にあるが、1色押出しの建築用シリコ
ーンスポンジガスケットには現在多用されている通常の
ガスケット接着用クロロプレン系接着剤では接着するこ
とができないために、これには高価なシリコーン系接着
剤を使用する必要があるけれども、このシリコーン系接
着剤には初期粘着力が劣るために、完全に硬化接着する
までテープなどで仮止めする必要があるという不利があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決した建築用シリコーンスポンジガスケットおよび
その製造方法に関するものであり、これはシリコーンス
ポンジガスケットの発泡セル面を合成ゴム接着剤または
アセチレンアルコールを含有したエラストマーまたは樹
脂系のエマルジョン接着剤または粘着剤で被覆してなる
ことを特徴とする建築用シリコーンスポンジガスケッ
ト、およびシリコーンスポンジガスケット2個を底面部
を共有した状態で、好ましくはこの2個を同形として対
称に押出し、発泡硬化後、その底面中央部より切り離し
て2個のスポンジガスケットに分離することを特徴とす
る建築用シリコーンスポンジガスケット(以下単にこの
建築用シリコーンスポンジガスケットをガスケットと称
する)の製造方法を要旨とするものである。
【0005】すなわち、本発明者らはガスケットの改良
について種々検討した結果、これについてはスキン層を
除去したその発泡セル面を合成ゴム接着剤で被覆すれば
合成ゴムがセルの間で物理吸着を起して強固にシリコー
ンゴムに付着した合成ゴム層を形成するので、これによ
って本来クロロプレンとは接着しないガスケットがクロ
ロプレン系接着剤で接着できるようになること、これは
またその発泡セル面をアセチレンアルコールのような界
面活性剤を添加してシリコーン面との濡れ性を改良した
エラストマーまたは樹脂系のエマルジョン接着剤または
粘着剤を均一に発泡セル内に浸透させ、乾燥固化したと
きにも同様な効果の得られることを見出して本発明を完
成させた。
【0006】また、このガスケットの製造については、
スポンジガスケットを押出し成形するときに、これを底
面部に共有する2個のスポンジガスケットを対称または
非対称に押出し、発泡硬化させたのちに、その底面中間
部からカッター刃で切り離して2個のガスケットに分離
すれば、その底面部にスキン層のないガスケットが生産
性がよく、容易に得られるということを見出して本発明
を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0007】
【作用】本発明はガスケットおよびその製造方法に関す
るものであり、このガスケットはスポンジガスケットの
発泡セル面を合成ゴム接着剤またはアセチレンアルコー
ルを含有したエラストマーまたは樹脂系のエマルジョン
接着剤または粘着剤で被覆してなることを特徴とするも
のであり、このものは従来使用できなかったクロロプレ
ン系接着剤でも接着できるようになるという有利性が与
えられるし、このガスケットの製造方法はスポンジガス
ケット2個を底面部を共有した状態で対称または非対称
に押出し、発泡硬化後、その底面中間部より切り離すと
いうものであるが、これによれば底面部にスキン層のな
いガスケットを容易に得ることができるという有利性が
与えられる。
【0008】本発明のガスケットはシリコーンゴムの押
出し、発泡硬化によって得ることができるが、ここに使
用されるシリコーンゴムは硬度が20〜80°のメチルビニ
ルシロキサンとすることがよく、これは平均単位式がRa
SiO4-aで示され、R がメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基な
どのアルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリー
ル基、またはこれらの基の炭素原子に結合する水素原子
の一部または全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換
したクロロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノ
エチル基などから選択される同一または異種の非置換ま
たは置換の1価炭化水素基、a が1.90〜2.05であるもの
が好ましいが、このものはそのR の80モル%以上がメチ
ル基で、 0.1〜 0.5モル%がビニル基とするのがよく、
また25℃における粘度が 100cs以上、好ましくは 1,000
cs以上であるオルガノポリシロキサンをベースとするも
のとすることが好ましいが、これはその末端がシラノー
ル基、メチル基、ビニル基で封鎖されたもの、特にはビ
ニル基で封鎖されたものが望ましい。
【0009】このシリコーンゴムにはシリカ系充填剤を
配合するのが一般的であり、この充填剤としては煙霧質
シリカ、湿式シリカ、石英粉末、けいそう土などが代表
的なものとして例示されるが、これらは粒系が50μm 以
下のものとすることが好ましく、この添加量はオルガノ
ポリシロキサン 100重量部に対して20〜 200重量部の範
囲とするのが好ましい。なお、この組成物は分散剤とし
てアルコキシ基、シラノール基などを含有するシランを
含んだものとしてもよく、さらには着色のため無機質、
有機質の顔料などを含んだものとしてもよい。
【0010】また、このシリコーンゴム組成物はこれを
硬化させる架橋剤を含むものとされ、これにはベンゾイ
ルパーオキサイド、モノクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、1.1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3.3.5 −トリメ
チルシクロヘキサン、2.5 −ジメチル−2.5 −ジベンゾ
イルパーオキシヘキサン、1.6 −ビス−t−ブチルカル
ボキシヘキサン、ジクシルパーオキサイドなどが例示さ
れる。なお、このシリコーンゴム組成物はこのオルガノ
ポリシロキサンをアルケニル基などの脂肪族不飽基を含
有するものとし、これに分子中にけい素原子に結合した
水素原子を少なくとも2個含有するオルガノハイドロジ
エンポリシロキサンと塩化白金酸、塩化白金酸とアルコ
ール、アルデヒド、オレフィン、ビニルシロキサンとの
錯塩などからなる白金触媒とからなる付加反応型のもの
としてもよい。
【0011】なお、未硬化シリコーンゴムを発泡させて
スポンジガスケットとするための発泡剤は例えばアゾ系
のアゾジカルボンアミド、アゾビスイロブチロニトリ
ル、ニトロソ系のN、N’ジメチルN、N’ジニトロソ
テレフタルアミド、N、N’ジニトロソペンタメチレン
テトラミンのように分解して窒素ガスを発生させる有機
系の発泡剤が好ましく、これら発泡剤の種類は分解温
度、発生ガス量等を加味して適宜選択すればよいが、こ
の添加量は必要とされるスポンジガスケットの発泡倍率
に合わせてオルガノポリシロキサン 100重量部に対して
1〜10重量部の範囲とするのが好ましい。
【0012】このシリコーンゴムコンパウンドからのス
ポンジガスケットの製造はこれを押出機からガスケット
状に押出し、加熱して発泡、硬化させればよいが、この
スポンジガスケットの製造は図1に示した装置で行えば
よい。この図1は押出機によるスポンジガスケット製造
装置の概略縦断面図を示したものであるが、これによる
スポンジガスケットの製造はこのシリコーンゴムコンパ
ウンドを押出機1から押出し、これをダイス2で成形
し、横型または縦型の加硫炉3中で加熱して未加硫シリ
コーンゴムを発泡させてこれをスポンジガスケットと
し、この加熱により硬化させればよい。
【0013】この成形については図2(a)、(b)に
示したようにスポンジガスケット2個が底面部5を共有
した状態で対称に押出し、発泡、硬化後に、その底面中
間部6から薄いカッター刃4で切り開いてそれぞれを引
き取るようにすることがよく、これによれば底面部がス
キン層のない発泡セルむき出しの状態のスポンジガスケ
ットを連続的に、効率よく製造することができる。な
お、この製造について上記した図1にはスポンジガスケ
ットを水平に押出すタイプのものが例示されているが、
この成形品の押出しはダイス2から対称あるいは非対称
に左右、あるいは上下の何れの向きであってもよく、押
出しされたスポンジガスケットは横型の加硫炉3で加硫
発泡、硬化させられるが、この加硫炉3には炉内中央で
浮かした状態で移動させるためのガイドなどを設けてお
くこともよい。また、このダイス2はその向きがクロス
ヘッドタイプであれば下向きに押出されるので、この場
合には縦型の熱風加硫炉を使用することができる。
【0014】なお、本発明のガスケットはこの押出し成
形されたままではこの成形面がシリコーンゴムの皮膜で
被覆されたものとされているために、このものはクロロ
プレン系接着剤で接着させることができないので、これ
は上記のカッター刃で切断した発泡セル面を加工する必
要がある。この加工はこの発泡セル面にクロロプレンゴ
ム、ニトリルゴム、EPDMゴムなどの合成ゴム接着剤
を塗布して被覆すればよい。また発泡セル面に合成ゴム
接着剤を充分滲透させるためには溶剤で希釈して低粘度
にしておくことが好ましい。これによればこの合成ゴム
面がクロロプレン系接着剤で接着できるので、従来と同
じ方法でこれをPCパネルに接着させることができると
いう有利性が与えられるが、この合成ゴム接着剤は溶剤
で希釈しまたはエマルジョンにして塗布しないとPCパ
ネルとの剥離強度が小さくなりやすいので、1/2〜2
/1、好ましくは1/1程度に希釈することがよい。
【0015】また、この発泡セル面の加工は上記した合
成ゴム接着剤の被覆に代えて、界面活性剤となるアセチ
レンアルコールを添加してシリコーン面との濡れ性を改
良したエラストマーまたは樹脂系のエマルジョン接着剤
または粘着剤、例えばアクリル系接着剤、アクリル変性
シリコーン系接着剤などを塗布して被覆してもよく、こ
れによってもこのものがクロロプレン系接着剤と接着す
るので、これによれば従来法と同じ方法でPCパネルと
接着することができる。
【0016】
【実施例】つぎに本発明の実施例、参考例、比較例をあ
げる。 実施例1 シリコーンゴムコンパウンド・KE 151U〔信越化学工
業(株)製商品名〕 100重量部に架橋剤C−1〔同社製
商品名〕 0.5重量部、 架橋剤C−3〔同社製商品名〕
1.5重量部、発泡剤・アゾビスイソブチロニトリル2重
量部、着色剤・カーボンブラック 0.2重量部を添加し、
均一に混練りして発泡性シリコーンゴムコンパウンドを
調製した。
【0017】ついで、このシリコーンゴムコンパウンド
を図1に示した押出機に挿入し、これを図2(a)に示
した形状に押出し、熱風加硫炉中で加熱して発泡、硬化
させ、このスポンジガスケットの底面中間部をカッター
刃で切断して、底面部幅22mm、嵩比重 0.3、発泡倍率4
倍の2本のスポンジガスケット2本を作った。
【0018】つぎにこのスポンジガスケットのスキン層
のない底面部にクロロプレン系接着剤・ハマタイトA-8
62B〔横浜ゴム(株)製商品名〕をトルエンで1/1に
希釈した溶液を150g/m2の割合で塗布し、溶剤を乾燥
後、ここに再度クロロプレン接着剤をほぼ同量塗布して
ガスケットを得た。これをPCパネルに張り付けてか
ら、このものを剥離角度90°、剥離速度50mm/分で引剥
してその剥離力を測定したところ、これは 2.4kg/22mm
と十分な強度を示した。
【0019】実施例2 実施例1で作ったスポンジガスケットのスキン層のない
底面部にアクリルゴム系エマルジョン接着剤・ADH-6
80〔日信化学工業(株)製商品名〕 100重量部に界面活
性剤としてのアセチレンアルコールを3重量部添加した
ものを150g/m2の割合で塗布して乾燥させたのち、ここ
にクロロプレン接着剤・ハマタイトA-862B(前出)を
ほぼ同量塗布し、これをPCパネルに張りつけた。つい
でこれを剥離角度90°、剥離速度50mm/分で引き剥が
し、そのときの剥離力を測定したところ、このものは
2.6kg/22mmという十分な強度を示した。
【0020】参考例1 実施例1で作ったスポンジガスケットのスキン層のない
底面部にクロロプレン系接着剤・ハマタイトA-862B
(前出)をトルエンで希釈せずに150g/m2の割合で塗布
し乾燥したのち、この上にさらに同一のクロロプレン系
接着剤を同量塗布し、これをPCパネルに張りつけ、こ
のものの剥離強度を実施例1と同様の方法で測定したと
ころ、これは 0.6kg/22mmであった。
【0021】比較例1 実施例1で作ったスポンジガスケットと同形状である
が、底面部にスキン層のあるスポンジガスケットにクロ
ロプレン系接着剤・ハマタイトA-862B(前出)をトル
エンで1/1に希釈して150g/m2の割合で塗布し乾燥
後、この面に同様のクロロプレン系接着剤を同量塗布し
てこれをPCパネルに張り付け、このものの剥離強度を
実施例1と同じ方法で測定したところ、これは 0.2kg/
22mmであった。
【0022】比較例2 クロロプレン製ガスケットにクロロプレン系接着剤・ハ
マタイトA-862B(前出)を希釈せずに150g/m2の割合
で塗布し乾燥後、この上にさらに同様のクロロプレン系
接着剤を同量塗布し、これをPCパネルに張り付け、こ
のものの剥離強度を実施例1と同じ方法で測定したとこ
ろ、これは 2.3kg/22mmという強度を示した。
【0023】比較例3 実施例1で作ったスポンジガスケットのスキン層のない
底面に、アクリルゴム系エマルジョン接着剤・APH-6
80(前出)に界面活性剤としてのアセチレンアルコール
を添加せずに150g/m2の割合で塗布し、乾燥後、これに
クロロプレン系接着剤・ハマタイトA-862B(前出)を
ほぼ同量塗布し、これをPCパネルに張り付け、このも
のの剥離強度を実施例1と同じ方法で測定したところ、
これは 0.4kg/22mmと低い値であった。
【0024】
【発明の効果】本発明はガスケットおよびその製造方法
に関するものであり、このガスケットはスポンジガスケ
ットの発泡セル面を合成ゴム接着剤、またはアセチレン
アルコールを添加したエラストマーまたは樹脂系のエマ
ルジョン接着剤または粘着剤で被覆してなることを特徴
とするものであり、このガスケットの製造方法はスポン
ジガスケット2個を底面部を共有した状態で押出し、発
泡硬化後、その底面中間部より切り離して2個のガスケ
ットに分離することを特徴とするものである。
【0025】しかして、このようにして作られたガスケ
ットにはスキン層を除去したその発泡セル面が合成ゴム
接着剤または上記したエマルジョン接着剤で被覆されて
いるので、これにクロロプレン系接着剤を塗布すればこ
れを容易にPCパネルに接着させることができるという
有利性が与えられるし、このスポンジガスケットを上記
した方法で作製すれば底面部のスキン層のないガスケッ
トを容易に、しかも効率よく得ることができるという有
利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建築用シリコーンスポンジガスケ
ット製造装置の縦断面略図を示したものである。
【図2】(a)、(b)はいずれも本発明の方法に用い
られるスポンジガスケットの横断面図を示したものであ
る。
【図3】(a)、(b)はいずれもPCパネルと建築用
シリコーンスポンジガスケットとの接合状態を示す縦断
面図を示したものである。
【図4】(a)は従来公知のスポンジガスケットの横断
面図、(b)はこのスポンジガスケットの接着部分をシ
リコーン変性EPDMで塗布したものの横断面図を示し
たものである。
【符号の説明】
1……押出機、 2……ダイス、3…
…加硫炉、 4……カッター刃、5…
…底面部、 6……底面中間部、11…
…PCパネル、 12……ガスケット、13…
…クロロプレン系接着剤、 14……クロロプレンスポ
ンジガスケット、15……シリコーンスポンジガスケッ
ト、 16……シリコーン変性EPDM層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−191841(JP,A) 特開 平2−304141(JP,A) 特開 平3−273081(JP,A) 特開 平1−280508(JP,A) 特開 平3−43191(JP,A) 実開 昭58−160981(JP,U) 実開 平2−125106(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/684 C08J 7/04 CFH C08J 9/40 CFH C09K 3/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコーンスポンジガスケットの発泡セル
    面を合成ゴム接着剤で被覆してなることを特徴とする建
    築用シリコーンスポンジガスケット。
  2. 【請求項2】シリコーンスポンジガスケットの発泡セル
    面をアセチレンアルコールを含有したエラストマーまた
    は樹脂系のエマルジョン接着剤または粘着剤で被覆して
    なることを特徴とする建築用シリコーンスポンジガスケ
    ット。
  3. 【請求項3】シリコーンスポンジガスケット2個を底面
    部を共有した状態で押出し、発泡硬化後、その底面中間
    部より切り離して2個のガスケットに分離することを特
    徴とする建築用シリコーンスポンジガスケットの製造方
    法。
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