JP3072511B2 - リフトトラック - Google Patents

リフトトラック

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JP3072511B2
JP3072511B2 JP10306303A JP30630398A JP3072511B2 JP 3072511 B2 JP3072511 B2 JP 3072511B2 JP 10306303 A JP10306303 A JP 10306303A JP 30630398 A JP30630398 A JP 30630398A JP 3072511 B2 JP3072511 B2 JP 3072511B2
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lift
lift truck
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front wheel
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田 均 奥
側 吉 豊 池
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株式会社をくだ屋技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷台に荷物を積んで
昇降させたり運搬するリフトトラックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、マストに昇降自
在に装設させる荷台と、前記マストを支持させる前後輪
を備え、油圧リフトシリンダによって荷台を上昇させて
荷物の積降し作業を行っているが、前後輪を取付けるマ
ストベース上面にマストを溶接固定させていたから、マ
スト及び台フレームを鉄材料で形成する必要があり、前
記マスト及びマストベースの軽量化を容易に行い得ず、
手軽に持ち歩ける程度の重量(20キログラム以下)ま
で自重を容易に減少し得ず、取扱い操作性の向上などを
容易に図り得ないと共に、連結構造の簡略化及び支持強
度の確保並びに製造コストの低減などを容易に行い得な
い等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、荷台
を昇降自在に設けるマストと、前後輪と、荷台を昇降さ
せるリフトシリンダ及びリフトポンプを設けるリフトト
ラックにおいて、左右マストの下端部後面と底面とをボ
ルト止め固定させるマスト固定部と、後輪を後端に取付
ける後輪固定部と、前輪を前端側に取付けるスタンドフ
ォークの後端部をボルト止め固定させるスタンドフォー
ク固定部とを、マストベースに成形加工によって一体形
成したもので、マスト固定部及び後輪固定部)及びスタ
ンドフォーク固定部を従来の溶接による固定を不要にし
て、アルミニュウム合金鋳物等の成形加工によってマス
トベースに一体形成して、マスト及びマストベース及び
スタンドフォークをアルミニュウム等の軽量合金製と
し、かつ各部の連結構造の簡略化を容易に行い得、組立
作業性の向上並びに製造コストの低減などを容易に図り
得るものである。
【0004】また、一対の四角柱体を平板体によって一
体連結してCチャンネル形のマストを形成し、荷台の昇
降ローラを外側面に当接させる四角柱体の中空部に端面
C形のリブを設けたもので、昇降ローラを案内する四角
柱体側面の強度不足を前記リブによって補うことによ
り、マストの軽量化並びに昇降ローラ支持強度の確保な
どを容易に行い得るものである。
【0005】また、一体形成するリブによって中空部を
仕切るパイプ形スタンドフォークの端面に前輪ブラケッ
トを接合させ、前輪ブラケットの突起を前記リブの間に
係入させたもので、前記スタンドフォークの軽量化及び
強度確保に必要なリブを利用して前輪ブラケットを係合
させることにより、前輪ブラケットをスタンドフォーク
に連結させるボルト数を削減でき、前輪連結構造の簡略
化並びに製造コストの低減などを容易に図り得るもので
ある。
【0006】また、荷台、マスト、スタンドフォーク、
マストベース、前輪ブラケットをアルミニュウム合金を
材料として形成したもので、前記マスト及びスタンドフ
ォークなどを引抜き成形加工によって形成し、かつマス
トベース及び前輪ブラケットをダイキャスト加工によっ
て形成し、軽量化並びに製造コストの低減などを容易に
行い得るものである。
【0007】また、リフトシリンダ下端部をマストベー
スの凹部に着脱自在に係止させ、リフトシリンダ上端部
を左右マスト間の桟フレームにボルト止め固定させたも
ので、従来の溶接固定を不要にし、溶接が困難な軽量合
金によってリフトシリンダを形成でき、軽量化並びに組
立作業性の向上などを容易に図り得るものである。
【0008】また、リフトシリンダをアルミニュウム合
金を材料として形成したもので、引抜き成形パイプ及び
ダイキャストキャップなどによってリフトシリンダを形
成し、軽量化並びに製造コスト低減などを容易に行い得
るものである。
【0009】また、マストの背面にアルミニュウム合金
で形成する油路ベースを設けると共に、リフトポンプを
駆動する電動リフトモータを油路ベースに設けたもの
で、荷台を上昇させる操作の省力化などを容易に行うこ
とができ、取扱い操作性の向上を容易に図り得るもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は同正面図、図4は同背面図であり、図5乃至図1
3にも示す如く、荷物を載せるフォーク型荷台(1)
と、荷台(1)を昇降自在に装設させる左右一対のマス
ト(2)と、左右一対の前輪(3)を軸支させる左右一
対のスタンドフォーク(4)を、アルミニュウム合金製
の中空パイプによって形成すると共に、前記マスト
(2)を略垂直に立設させるマストベース(5)をアル
ミニュウム合金鋳物の成形加工によって形成し、左右一
対の方向転換自在形の後輪(6)を前記マストベース
(5)に取付ける。
【0011】また、前記マスト(2)の後面に取手
(7)を固定させ、左右一対のマスト(2)上端を天板
(8)によってビス止め連結させると共に、図5のよう
に、前記荷台(1)後面にガイド板(9)前端側を固定
させ、合成樹脂製の昇降ローラ(10)をガイド板
(9)後端側に回転自在に軸支させ、マスト(2)を形
成する2本の四角柱体(11)(11)間の溝(12)
に昇降ローラ(10)を転動自在に嵌入させ、左右二組
4個の昇降ローラ(10)によって荷台(1)を左右マ
スト(2)間に昇降自在に取付ける。
【0012】さらに、マストベース(5)の上面略中央
で左右マスト(2)の間に単動型の油圧リフトシリンダ
(13)を立設固定させ、前記シリンダ(13)のピス
トン(14)上端にプーリ(15)を取付け、荷台
(1)とシリンダ(13)に両端を固定するロードワイ
ヤ(16)中間をプーリ(15)に掛回し張設させ、ピ
ストン(14)の出入によってプーリ(15)を上下動
させて荷台(1)を昇降させるように構成している。ま
た、左右マスト(2)間に桟フレーム(17)両端を固
定させ、桟フレーム(17)に前記シリンダ(13)上
端側をボルト止め固定している。
【0013】さらに、前記マストベース(5)背面にボ
ルト止め固定させるポンプフレーム(18)と、油タン
ク(19)を固定させる油路ベース(20)と、油路ベ
ース(20)に固定させる油圧プランジャポンプ型リフ
トポンプ(21)と、足踏み操作するポンプハンドル
(22)を設けると共に、ノブ(23)の回転操作によ
って開閉する荷台(1)下降用圧抜バルブと、吸込バル
ブと、リリーフバルブを、前記油路ベース(20)に内
蔵させるもので、ハンドル(22)の足踏み操作によっ
てタンク(19)の油をポンプ(21)からリフトシリ
ンダ(13)に圧送して荷台(1)を上昇させる一方、
ノブ(23)回転操作によって圧抜バルブを開動させ、
リフトシリンダ(13)の油をタンク(19)に戻して
荷台(1)を下降させるように構成している。
【0014】さらに、図5乃至図11に示す如く、略平
行に立設させる左右マスト(2)下端部の後面と底面を
4本のボルト(24)によって連結させるマスト固定部
(25)と、後輪(6)を取付ける後輪固定部(26)
と、前輪(3)を前端側に設けるスタンドフォーク
(4)後端部の後面と底面を2本のボルト(27)によ
って連結させるスタンドフォーク固定部(28)を、マ
ストベース(5)にアルミニュウム合金鋳物の成形加工
によって一体形成し、前記マストベース(5)の各固定
部(25)(26)(28)にマスト(2)及び後輪
(6)及びスタンドフォーク(4)をボルト(24)
(27)止め固定させ、マスト(2)及びマストベース
(5)及びスタンドフォーク(4)をアルミニュウム等
の軽量合金製とし、かつ各部の連結構造の簡略化並びに
連結ボルト数の削減などを行い、組立作業性の向上並び
に製造コストの低減などを図るもので、溶接による固定
を不要にしてアルミニュウム合金または合成樹脂などの
軽量材料によってマスト(2)及びマストベース(5)
等を形成し、マスト(2)及びマストベース(5)等の
軽量化を行うと共に、前記リフトポンプ(20)によっ
て荷台(1)を上昇させ、アルミニュウム合金または合
成樹脂などの軽量材料によってリフトポンプ(20)及
び油圧操作機構を形成し、荷台(1)を上昇させる油圧
駆動機構の軽量化を行い、手軽に持ち歩ける程度の重量
(約20キログラム)まで自重を減少させ、狭少場所で
の使用制限を低減させて取扱い操作性の向上などを図れ
るように構成している。
【0015】また、図8、図11に示す如く、一対の四
角柱体(11)を略平行な2枚の平板体(29)によっ
て一体連結してCチャンネル形のマスト(2)を形成
し、荷台(1)の昇降ローラ(10)を外側面に当接さ
せる四角柱体(11)の中空部にリブ(30)を一体形
成して設け、昇降ローラ(10)を案内する四角柱体
(11)側面の強度不足を前記リブ(30)によって補
い、アルミニュウム合金で形成するマスト(2)の軽量
化並びに昇降ローラ(10)支持強度の確保などを行う
もので、マスト(2)の前後面を形成する四角柱体(1
1)側面の内側に端面C形の補強芯リブ(31)を一体
形成し、前記各リブ(30)(31)を一体連設して四
角柱体(11)の四角形中空部を二分割させ、2枚の平
板体(29)と2本の四角柱体(11)の一体形成によ
りマスト(2)の断面係数及び断面2次モーメントの増
大を図り、また平板体(29)連結面を除く四角柱体
(11)の他の3方向の側面と上下面にボルトまたはビ
スを螺着可能に形成し、組立て連結並びに部品取付け等
を容易に行えるように構成している。
【0016】さらに、図7、図12に示す如く、アルミ
ニュウム合金鋳物の成形加工によって前輪ブラケット
(32)を形成し、前輪(3)を前輪ブラケット(3
2)の車軸(36)に回転自在に軸支させると共に、一
体形成するリブ(33)によってスタンドフォーク
(4)の端面半円形中空部を仕切り、パイプ形スタンド
フォーク(4)の前端面に前輪ブラケット(32)を接
合させ、前輪ブラケット(32)の突起(34)を前記
リブ(33)の間に係入させ、リブ(33)に螺着させ
る1本のボルト(35)と突起(34)によってスタン
ドフォーク(4)に前輪ブラケット(32)を固定さ
せ、前記スタンドフォーク(4)の軽量化及び強度確保
に必要なリブ(33)を利用して前輪ブラケット(3
2)を係合させ、前輪ブラケット(32)をスタンドフ
ォーク(4)に連結させるボルト(35)数の削減を図
り、前輪(3)連結構造の簡略化並びに製造コストの低
減などを図るもので、荷台(1)、マスト(2)、スタ
ンドフォーク(4)、マストベース(5)、前輪ブラケ
ット(32)をアルミニュウム合金を材料として形成
し、前記マスト(2)及びスタンドフォーク(4)など
を引抜き成形加工によって形成し、かつマストベース
(5)及び前輪ブラケット(32)をダイキャスト加工
によって形成し、軽量化並びに製造コストの低減などを
行うように構成している。
【0017】さらに、図6乃至図9に示す如く、端面半
円形アルミニュウム合金パイプで形成する上下背面フレ
ーム(37)(38)の左右幅中間部に前記ガイド板
(9)をボルト(9a)止め固定させ、前記背面フレー
ム(37)(38)と左右一対のフォーク(39)外側
面に当板(40)を2本のボルト(41)及び2本のビ
ス(42)によって固定させ、前記フレーム(37)
(38)及びフォーク(39)によってアルミニュウム
合金製の二叉フォーク形荷台(1)を形成すると共に、
下背面フレーム(38)の左右幅中間にワイヤ受板(4
3)をボルト(44)止め固定させ、前記ロードワイヤ
(16)をワイヤ受板(43)に固定させ、ロードワイ
ヤ(16)に荷台(1)を連結させている。なお、前記
スタンドフォーク(4)と、上下背面フレーム(37)
(38)は、端面が同一形状のアルミニュウム合金製半
円形パイプによって形成し、素材を共用してスタンドフ
ォーク(4)と背面フレーム(37)(38)を製作
し、製造コストを低減させることができる。
【0018】さらに、図13に示す如く、アルミニュウ
ム合金製のポンプフレーム(18)をマストベース
(5)のマスト固定部(25)背面にボルト止め固定さ
せると共に、前記リフトシリンダ(13)を駆動するリ
フトポンプ(21)を四角形油路ベース(20)底面に
下向きに螺着固定させ、油路ベース(20)側面に油タ
ンク(19)をボルト止め固定させ、前記ポンプフレー
ム(18)の下向き開口形中空部に下方側から油路ベー
ス(20)を嵌挿させてボルト止め固定させ、油タンク
(19)をポンプフレーム(18)に内設させ、リフト
ポンプ(21)を下方に突設させている。また、油路ベ
ース(20)に支点板(45)をボルト止め固定させ、
リフトポンプ(21)を早送り(大ストローク)作動さ
せる早送レバー(46)を支点板(45)に支点軸(4
7)を介して軸支させ、プランジャポンプ(40)を遅
送り(小ストローク)作動させる遅送レバー(48)を
早送レバー(46)に支点軸(49)を介して軸支さ
せ、遅送レバー(48)に設ける加圧ローラ(50)を
リフトポンプ(21)のピストン(51)に当接させる
と共に、フック(52)を固定したポンピング足踏ハン
ドル(22)を遅送レバー(48)に方向転換自在に取
付け、ハンドル(22)の方向転換(軸芯回り180度
回転)によってフック(52)を早送レバー(46)に
係合または離脱させ、ハンドル(22)足踏み操作によ
ってリフトシリンダ(13)を高速または低速で駆動す
るように構成している。また、前記油タンク(19)、
油路ベース(20)、リフトポンプ(21)、早送レバ
ー(46)、遅送レバー(48)をダイキャスト成形加
工によって形成すると共に、支点板(45)及びピスト
ン(51)を引抜き成形加工によって形成し、アルミニ
ュウム合金を主材料として前記各部品を形成し、鉄製よ
りも軽量に構成している。
【0019】さらに、図14に示す如く、パイプ形シリ
ンダ本体(53)と、該シリンダ本体(53)一端部に
螺着固定させるシリンダ底蓋(54)と、前記シリンダ
本体(53)他端部に螺着固定させるシリンダキャップ
(55)とにより、アルミニュウム合金製のリフトシリ
ンダ(13)を形成すると共に、パイプ形ピストン本体
(56)と、該ピストン本体(56)両端部に螺着固定
させる上下蓋(57)(58)とにより、アルミニュウ
ム合金製のピストン(14)を形成するもので、アルミ
ニュウム合金製の軸受板(59)を前記上蓋(57)に
ボルト止め固定させ、前記プーリ(15)を軸受板(5
9)にプーリ軸(60)を介して回転自在に軸支させ、
プーリ(15)にロードワイヤ(16)を掛け回してい
る。
【0020】また、前記マストベース(5)の凹部(6
1)に前記シリンダ底蓋(54)底面凸部(62)を着
脱自在に嵌込み、前記桟フレーム(17)に前記シリン
ダキャップ(55)をU字形ボルト(63)とナット
(64)によって着脱自在に固定させるもので、リフト
シリンダ(13)下端部をマストベース(5)に着脱自
在に係止させ、リフトシリンダ(13)上端部をマスト
(2)にボルト(63)止め固定させ、従来の溶接固定
を不要にし、溶接が困難な軽量合金によってリフトシリ
ンダ(13)を形成し、軽量化並びに組立作業性の向上
などを図ると共に、リフトシリンダ(13)をアルミニ
ュウム合金を材料として形成し、引抜き成形パイプ及び
ダイキャストキャップなどによってリフトシリンダ(1
3)を形成し、軽量化並びに製造コスト低減などを行う
ように構成している。
【0021】さらに、図15及び図16に示す如く、前
記リフトシリンダ(13)を駆動する油圧ギヤポンプ型
リフトポンプ(65)と、該ポンプ(65)を固定させ
る角板形油路ベース(66)と、該ベース(66)に0
リングパッキンを介して嵌合固定させる油タンク(6
7)を、アルミニュウム合金で形成すると共に、前記マ
スト(2)の背面に油圧フレーム(68)を介して油路
ベース(66)を着脱自在に固定させ、ラチェット(6
9)の規制によって一方向に手動回転操作するハンドル
(70)を油路ベース(66)後面側に取付ける。ま
た、圧抜レバー(71)の回転操作によって開閉する荷
台(1)下降用圧抜バルブと、吸込チェックバルブと、
圧力調整バルブを、前記油路ベース(66)に内蔵させ
るもので、ハンドル(70)の一方向の回転操作によっ
てタンク(67)の油をポンプ(65)からリフトシリ
ンダ(13)に圧送して荷台(1)を上昇させる一方、
圧抜レバー(71)回転操作によって圧抜バルブを開動
させ、リフトシリンダ(13)の油をタンク(67)に
戻して荷台(1)を下降させるように構成している。
【0022】さらに、前記油路ベース(66)にアルミ
ニュウム合金製ギヤケース(72)を固定させ、油路ベ
ース(66)及びギヤケース(72)に増速入力軸(7
3)を回転自在に取付け、前記ラチェット(69)を増
速入力軸(73)に固定させ、該入力軸(73)の逆転
をラチェット(69)によって阻止させると共に、リフ
トポンプ(65)のポンプ入力軸(74)に増速ギヤ
(75)(76)を介して増速入力軸(73)を連結さ
せ、増速入力軸(73)の角軸頭に着脱自在に嵌合させ
るハンドル(70)の回転速度をポンプ入力軸(74)
に増速して伝える。また、前記ギヤケース(72)に電
動リフトモータ(77)を固定させ、該モータ(77)
の電源であるバッテリ(78)を油圧フレーム(68)
に取付け、前記増速入力軸(73)に軸支させる従動ス
プロケット(79)にチェン(80)及び出力スプロケ
ット(81)を介して前記モータ(77)の出力軸(8
2)を連結させ、前記取手(7)に設ける上昇スイッチ
(83)の操作によってリフトモータ(77)を作動さ
せ、リフトポンプ(65)を駆動してリフトシリンダ
(13)によって荷台(1)を上昇させるもので、リフ
トポンプ(65)を駆動する電動リフトモータ(77)
を設け、荷台(1)を上昇させる操作の省力化などを行
い、取扱い操作性の向上を図る。なお、前記ハンドル
(70)及び従動スプロケット(79)を互に回転入力
によって空転維持させる一方向クラッチを増速入力軸
(73)に設けて軸支させることにより、前記ハンドル
(70)及びリフトモータ(77)の回転が夫々に伝わ
ることがなく、ハンドル(70)の回転負荷をモータ
(77)回転分だけ低減でき、またハンドル(70)を
取外すことなくモータ(77)を回転操作してもハンド
ル(70)が回転することがなく、容易に取扱える。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、荷台(1)を昇降自在に設けるマスト(2)と、前
後輪(3)(6)と、荷台(1)を昇降させるリフトシ
リンダ(13)及びリフトポンプ(21)を設けるリフ
トトラックにおいて、左右マスト(2)の下端部後面と
底面とをボルト止め固定させるマスト固定部(25)
と、後輪(6)を後端に取付ける後輪固定部(26)
と、前輪(3)を前端側に取付けるスタンドフォーク
(4)の後端部をボルト止め固定させるスタンドフォー
ク固定部(28)とを、マストベース(5)に成形加工
によって一体形成することにより、マスト固定部(2
5)及び後輪固定部(26)及びスタンドフォーク固定
部(28)を従来の溶接による固定を不要にして、アル
ミニュウム合金鋳物等の成形加工によってマストベース
(5)に一体形成して、マスト(2)及びマストベース
(5)及びスタンドフォーク(4)をアルミニュウム等
の軽量合金製とし、かつ各部の連結構造の簡略化を容易
に行うことができ、組立作業性の向上並びに製造コスト
の低減などを容易に図ることができるものである。
【0024】また、一対の四角柱体(11)を平板体
(29)によって一体連結してCチャンネル形のマスト
(2)を形成し、荷台(1)の昇降ローラ(10)を外
側面に当接させる四角柱体(11)の中空部に端面C形
のリブ(31)を設けたもので、昇降ローラ(10)を
案内する四角柱体(11)側面の強度不足を前記リブ
31)によって補うことにより、マスト(2)の軽量
化並びに昇降ローラ(10)支持強度の確保などを容易
に行うことができるものである。
【0025】また、一体形成するリブ(33)によって
中空部を仕切るパイプ形スタンドフォーク(4)の端面
に前輪ブラケット(32)を接合させ、前輪ブラケット
(32)の突起(34)を前記リブ(33)の間に係入
させたもので、前記スタンドフォーク(4)の軽量化及
び強度確保に必要なリブ(33)を利用して前輪ブラケ
ット(32)を係合させることにより、前輪ブラケット
(32)をスタンドフォーク(4)に連結させるボルト
(35)数を削減でき、前輪(3)連結構造の簡略化並
びに製造コストの低減などを容易に図ることができるも
のである。
【0026】また、荷台(1)、マスト(2)、スタン
ドフォーク(4)、マストベース(5)、前輪ブラケッ
ト(32)をアルミニュウム合金を材料として形成した
もので、前記マスト(2)及びスタンドフォーク(4)
などを引抜き成形加工によって形成し、かつマストベー
ス(5)及び前輪ブラケット(32)をダイキャスト加
工によって形成し、軽量化並びに製造コストの低減など
を容易に行うことができるものである。
【0027】また、リフトシリンダ(13)下端部をマ
ストベース(5)の凹部(61)に着脱自在に係止さ
せ、リフトシリンダ(13)上端部を左右マスト(2)
間の桟フレーム(17)にボルト(63)止め固定させ
たもので、従来の溶接固定を不要にし、溶接が困難な軽
量合金によってリフトシリンダ(13)を形成でき、軽
量化並びに組立作業性の向上などを容易に図ることがで
きるものである。
【0028】また、リフトシリンダ(13)をアルミニ
ュウム合金を材料として形成したもので、引抜き成形パ
イプ及びダイキャストキャップなどによってリフトシリ
ンダ(13)を形成し、軽量化並びに製造コスト低減な
どを容易に行うことができるものである。
【0029】また、マスト(2)の背面にアルミニュウ
ム合金で形成する油路ベース(66)を設けると共に、
リフトポンプ(65)を駆動する電動リフトモータ(7
7)を油路ベース(66)に設けたもので、荷台(1)
を上昇させる操作の省力化などを容易に行うことがで
き、取扱い操作性の向上を容易に図ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】同背面図。
【図5】側面拡大図。
【図6】平面拡大図。
【図7】側面拡大断面図。
【図8】平面拡大断面図。
【図9】正面拡大図。
【図10】背面拡大図。
【図11】図8の部分拡大図。
【図12】前輪部の拡大図。
【図13】リフトポンプ部の拡大側面図。
【図14】リフトシリンダの拡大断面図。
【図15】変形例を示す全体側面図。
【図16】図15の部分説明図。
【符号の説明】
(1) 荷台 (2) マスト (3) 前輪 (4) スタンドフォーク (5) マストベース (6) 後輪 (10) 昇降ローラ (11) 四角柱体 (13) リフトシリンダ (21) リフトポンプ (24) ボルト (25) マスト固定部 (26) 後輪固定部 (27) ボルト (28) スタンドフォーク固定部 (29) 平板体 (31) リブ (32) 前輪ブラケット (33) リブ (34) 突起 (63) ボルト (65) リフトポンプ (77) リフトモータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−25594(JP,A) 特開 昭54−153475(JP,A) 特開 昭57−107399(JP,A) 特開 平6−127626(JP,A) 特開 平2−243498(JP,A) 特開 平4−338099(JP,A) 特開 昭57−175699(JP,A) 特開 昭53−8958(JP,A) 実開 昭57−89592(JP,U) 実開 昭57−141996(JP,U) 実開 平6−63579(JP,U) 実開 昭54−101781(JP,U) 実開 昭55−120692(JP,U) 実開 平5−89310(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/06 B66F 9/075 B66F 9/08 B66F 9/22 B66F 9/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台(1)を昇降自在に設ける左右マス
    ト(2)と、前後輪(3)(6)と、荷台(1)を昇降
    させるリフトシリンダ(13)及びリフトポンプ(
    )を設けるリフトトラックにおいて、左右マスト
    (2)の下端部後面と底面とをボルト止め固定させるマ
    スト固定部(25)と、後輪(6)を後端に取付ける後
    輪固定部(26)と、前輪(3)を前端側に取付けるス
    タンドフォーク(4)の後端部をボルト止め固定させる
    スタンドフォーク固定部(28)とを、マストベース
    (5)に成形加工によって一体形成したことを特徴とす
    るリフトトラック。
  2. 【請求項2】 一対の四角柱体(11)を平板体(2
    9)によって一体連結してCチャンネル形のマスト
    (2)を形成し、荷台(1)の昇降ローラ(10)を外
    側面に当接させる四角柱体(11)の中空部に端面C形
    のリブ(31)を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のリフトトラック。
  3. 【請求項3】 一体形成するリブ(33)によって中空
    部を仕切るパイプ形スタンドフォーク(4)の端面に前
    輪ブラケット(32)を接合させ、前輪ブラケット(3
    2)の突起を前記リブ(33)の間に係入させたことを
    特徴とする請求項1に記載のリフトトラック。
  4. 【請求項4】 荷台(1)、マスト(2)、スタンドフ
    ォーク(4)、マストベース(5)、前輪ブラケット
    (32)をアルミニュウム合金を材料として形成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載のリフトトラック。
  5. 【請求項5】 リフトシリンダ(13)下端部をマスト
    ベース(5)の凹部(61)に着脱自在に係止させ、リ
    フトシリンダ(13)上端部を左右マスト(2)間の桟
    フレーム(17)にボルト止め固定させたことを特徴と
    する請求項1に記載のリフトトラック。
  6. 【請求項6】 リフトシリンダをアルミニュウム合金を
    材料として形成したことを特徴とする請求項5に記載の
    リフトトラック。
  7. 【請求項7】 マスト(2)の背面にアルミニュウム合
    金で形成する油路ベース(66)を設けると共に、リフ
    トポンプ(65)を駆動する電動リフトモータ(77)
    を油路ベース(66)に設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のリフトトラック。
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