JP3072399B2 - 充填物容器の自動反転排出装置 - Google Patents

充填物容器の自動反転排出装置

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JP3072399B2
JP3072399B2 JP21197392A JP21197392A JP3072399B2 JP 3072399 B2 JP3072399 B2 JP 3072399B2 JP 21197392 A JP21197392 A JP 21197392A JP 21197392 A JP21197392 A JP 21197392A JP 3072399 B2 JP3072399 B2 JP 3072399B2
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泰博 増岡
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東洋自動機株式会社
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装機の運転速度を変
更した場合に充填物容器の自動反転排出装置の動作タイ
ミングを自動的に制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な充填物容器の自動反転排
出装置を示したもので、図示しない包装機により投入工
程に搬送されて来た袋5の上部位置にホッパー4を介し
て配置された状態を示す。一方定量の充填物を収納し、
搬入コンベア2上を連続して搬送されて来た缶1は、同
コンベア2の終端位置で一旦第一ストッパー7a、第2
ストッパー7bによって同コンベアをスリップする状態
で停止させた後、前例の第1ストッパー7aを引込める
ことにより前進してガイド筒3内を反転、落下させ、ガ
イド筒3底部で受止められて内部の充填物を排出し、ホ
ッパー4を経て下方に設けた袋1内に供給するようにな
っている。充填物を排出した空缶1’は、排出シリンダ
ー6を作動してガイド筒3を傾斜させることにより排出
コンベア8上に滑降した後、次工程へ搬出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記自動反転排出装置
に於て、包装機の運転速度を変更した場合には、これに
連動する第1、第2ストッパー及び排出シリンダーの動
作タイミングを変更速度に応じて適切に変更する必要が
ある。この動作又は動作タイミングは予め設定された動
作プログラムに従い、クロック信号(所定の時間間隔毎
に発信する信号)によって実行される。
【0004】即ち、図5に示すようにリングカウンタ1
3’及びタイマー機能内蔵カウンタ12’には、予め動
作プログラムが設定されており、単一クロック発生装置
11で発生したクロック信号はこれら各カウンタに送ら
れ、また各カウンタからの出力信号は制御装置14’に
送られ、同制御装置14’の指令信号によって、第1、
第2ストッパー、排出シリンダ等の動作を適宜制御する
ようになっている。
【0005】ところが、従来のクロック信号には単一ク
ロック(即ち時間間隔が特定の一種類の)信号が使用さ
れており、従って機能の運転速度(容器の供給速度)の
変更に伴ってストッパー、排出シリンダーの動作タイミ
ングを変更する際、従来は運転者がリングカウンタ及び
タイマー機能内蔵カウンタの設定カウント数をその都度
修正していたので、修正に時間がかかる上に設定ミス又
は設定誤差等に因るトラブルがしばしば発生する等の欠
点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
せんとするものであって、その特徴とするところは、包
装機により吊下げ状に搬送されてきた袋の内部に上方か
ら容器内の充填物を反転投入するようなした充填物容器
の自動反転排出装置に於いて、充填物を収納してコンベ
ア上を搬送されて来る容器を一旦停止させるストッパー
と、該コンベアの終端位置に設けられ、且つ前記ストッ
パーの解除によって反転落下する前記容器を案内するガ
イド筒と、該ガイド筒に連結されて該ガイド筒を容器受
入位置から容器排出位置との間に揺動させる排出シリン
ダーと、単位時間当たりのクロック数がそれぞれ異なる
値に設定された多数のクロック周波数が入力され、且つ
前記包装機の運転速度の変更に応じて前記多数のクロッ
ク周波数の中から適切なクロック周波数を選択するクロ
ック周波数選択装置と、前記クロック周波数選択装置に
よって選択されたクロック周波数を発生させるクロック
発生装置と、前記ストッパーの動作に対応する固定のク
ロックカウント数が予め設定され、且つ前記クロック発
生装置から発生されたクロック周波数に基づいてクロッ
ク信号を出力するリングカウンタと、前記排出シリンダ
ーの動作に対応するクロックカウント数が予め設定さ
れ、且つ前記クロック発生装置から発生されたクロック
周波数に基づいてクロック信号を出力するタイマー機能
内蔵カウンタと、前記リングカウンタからのクロック信
号に基づいて前記ストッパーの動作の指令信号を発する
と共に、前記タイマー機能内蔵カウンタからのクロック
信号に基づいて前記排出シリンダーの動作の指令信号を
発する制御装置とを備えしめたことにある。
【0007】
【作用】包装機の運転速度が変更されると、クロック周
波数選択装置により変更後の運転速度に対応する単位時
間当たりのクロック数の値が設定されたクロック周波数
を多数のクロック周波数の中から選択し、選択されたク
ロック周波数はクロック発生装置によってクロック信号
として出力され、出力されたクロック信号はリングカウ
ンタ及びタイマー機能内蔵カウンタにてそれぞれ予め設
定された固定のクロックカウンタ数ごとの出力信号とし
て制御装置へ送られ、制御装置はその出力信号に基づい
てストッパー及び排出シリンダーを動作させる指令信号
を発し、その指令信号によってストッパー及び排出シリ
ンダーの動作タイミングが自動的に制御される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
1は本発明の充填物容器の自動反転排出装置に係る動作
制御系統図を示す。図示するように本制御機構は包装機
(A)の運転速度を検出し、その検出値に応じて多数の
中から適切なクロック周波数(或る所定の時間間隔で繰
返される信号の数)を選択するクロック周波数選択装置
10、選択されたクロック周波数を発生するクロック発
生装置11、動作プログラムに従って予めクロックカウ
ント数が設定されており、クロック発生装置11からの
信号を受けてプログラム通りにクロック信号を出力する
リングカウンタ13、同じく動作プログラムに従って予
め所定のカウント位置からの待ち時間に相当するクロッ
クカウント数が設定されており、クロック発生装置11
からの信号を受けてプログラム通りにクロック信号を出
力するリングカウンタ13,同じく動作プログラムに従
って予め所定のクロックカウント数が設定されており、
クロック発生装置11からの信号を受けてプログラム通
りにクロック信号を出力するタイマー機能内蔵カウンタ
12など、これら諸装置の動作タイミングをプログラム
通りに制御する制御装置14で構成されている。
【0009】次に、本自動反転排出装置の反転排出動作
の制御要領を、図2〜図4によって説明する。これら各
図に示す1サイクル動作とは、図5に於ける(I)−動
作:搬入コンベア2上を連続して送られて来た缶1が、
第1、第2ストッパー7a、7bによって停止されてい
る状態から、(II)−動作:第1ストッパー7aを”
入”として先頭の缶1をガイド筒3内へ反転・落下させ
た後、(III)−動作:第1ストッパー7aを再び”
m”とし、(IV)−動作:次いで第2ストッパー7b
を”X”として次の缶1を第1ストッパー7a位置まで
送り込んだ後、(V)−動作:第2ストッパー7bを再
び”出”として次の缶1を停止させ、(VI)−動作:
次いで排出シリンダー6を”出”として、充填物を排出
した空缶1’をガイド筒3から排出コンベア8上へ滑降
・排出させた後、(VII)−動作:再び排出シリンダ
ー6を”入”として、ガイド筒3を直立させるまでとす
る。
【0010】尚、これら各種動作のうち第1、第2スト
ッパー7a,7bの動作はリングカウンタ13の設定値
に基づいて、排出シリンダ6の動作はタイマー機能内蔵
カウンタ12の設定値に基づいて夫々れ制御される。こ
のように両者の動作制御を分けたのは、缶1内からの充
填物の排出時間を充分に取るためである。詳述すると、
比較適量の多い充填物や比較的粘着性のある充填物は缶
1内からの排出に時間がかかるため、包装機の運転速度
の変更に応じて前記排出時間が短く変更されると、充填
物の排出が完全に行われないまま缶1が排出コンベア8
上に排出されるといった充填不良が生じてしまう。そこ
で、第1、第2ストッパー7a,7bを制御するカウン
タとは独立して排出シリンダー6を制御するカウンタを
設けることにより、充填物の量や性状に応じて充填物の
排出時間である第1ストッパー7aが”入”となってか
ら(缶1が反転落下してから)”入”状態の排出シリン
ダ6が”出”に切り替わるまでの時間、即ち、タイマー
機能内蔵カウンタ12のクロックカウント数を包装機の
運転速度とは独立して手動変更可能とし、前記充填不良
の発生を防止するようにした。
【0011】ところで、図2は運転速度が比較的遅くて
1サイクル動作に1.8秒を要する場合を示したもの
で、クロックカウント数は第1ストッパー7aが”入”
から”出”までを4−カウント、第2ストッパー7b
が”入”から”出”までを4−カウントとし、一方排出
シリンダー6の”出”から”入”までを7−カウントと
し、各動作の切替えに夫々れ1−カウントで1−サイク
ルを18カウントに設定する。そして、使用するクロッ
ク周波数は運転速度に応じて自動的に選択し、0.1秒
クロック(1−クロック当り0.1秒)となしている。
【0012】次に、図3は図2により運転速度を上げて
1サイクル−1.62秒の場合を示したもので、第1、
第2ストッパー7a,7bの動作待ち時間、動作切替え
時間が短縮されている。但し第1ストッパー7aが”
入”となってから、”入”状態の排出シリンダー6が”
出”に切り替わるまでのクロックカウント数が12カウ
ントに増加されている。言い換えれば、”出”状態の排
出シリンダー6が”入”状態に切り替わるまでカウント
数をタイマー機能内蔵カウンタ12により手動にて6カ
ウントに変更している。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動反転
排出装置では包装機の運転速度(容器の供給速度)を変
更した場合に、変更した運転速度を自動的に検出し、こ
の検出値に応じて適切なクロック周波数を自動的に選択
し、選択したクロック信号を使用して第1、第2ストッ
パー、排出シリンダー等の装置の動作又は動作タイミン
グを制御するようにしたので、従来のように人手によっ
て設定値の修正をすることがなくなり、従って修正にほ
とんど時間と手間がかからなくなり、又設定ミス、設定
誤差もなくなって稼働率が向上し、高速化が可能となる
等の効果がある。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填物容器の自動反転排出装置の動作
制御系統図である。
【図2】本発明の充填物容器の自動反転排出装置の動作
制御要領を示す図である。
【図3】本発明の充填物容器の自動反転排出装置の動作
制御要領を示す図である。
【図4】一般的な充填物容器の自動反転排出装置を示す
図である。
【図5】従来の反転排出動作制御系統図である。
【符号の説明】
1 缶 2 搬入コンベア 3 ガイド筒 4 ホッパー 5 袋 6 搬出シリンダー 7a 第1ストッパー 7b 第2ストッパー 8 搬出コンベア 10 クロック周波数選択装置 11 クロック発生装置 12 タイマー機能内蔵カウンタ 13 ドラムシーケンスカウンタ 14 制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装機により吊下げ状に搬送されてきた
    袋の内部に上方から容器内の充填物を反転投入するよう
    なした充填物容器の自動反転排出装置に於いて、充填物
    を収納してコンベア上を搬送されて来る容器を一旦停止
    させるストッパーと、該コンベアの終端位置に設けら
    れ、且つ前記ストッパーの解除によって反転落下する前
    記容器を案内するガイド筒と、該ガイド筒に連結されて
    該ガイド筒を容器受入位置から容器排出位置との間に揺
    動させる排出シリンダーと、単位時間当たりのクロック
    数がそれぞれ異なる値に設定された多数のクロック周波
    数が入力され、且つ前記包装機の運転速度の変更に応じ
    て前記多数のクロック周波数の中から適切なクロック周
    波数を選択するクロック周波数選択装置と、前記クロッ
    ク周波数選択装置によって選択されたクロック周波数を
    発生させるクロック発生装置と、前記ストッパーの動作
    に対応する固定のクロックカウント数が予め設定され、
    且つ前記クロック発生装置から発生されたクロック周波
    数に基づいてクロック信号を出力するリングカウンタ
    と、前記排出シリンダーの動作に対応するクロックカウ
    ント数が予め設定され、且つ前記クロック発生装置から
    発生されたクロック周波数に基づいてクロック信号を出
    力するタイマー機能内蔵カウンタと、前記リングカウン
    タからのクロック信号に基づいて前記ストッパーの動作
    の指令信号を発すると共に、前記タイマー機能内蔵カウ
    ンタからのクロック信号に基づいて前記排出シリンダー
    の動作の指令信号を発する制御装置とを備えたことを特
    徴とする充填物容器の自動反転排出装置。
JP21197392A 1992-06-29 1992-06-29 充填物容器の自動反転排出装置 Expired - Lifetime JP3072399B2 (ja)

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