JP3071539B2 - 構内無線通信端末の公衆通信網直接接続方式 - Google Patents
構内無線通信端末の公衆通信網直接接続方式Info
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- JP3071539B2 JP3071539B2 JP2873492A JP2873492A JP3071539B2 JP 3071539 B2 JP3071539 B2 JP 3071539B2 JP 2873492 A JP2873492 A JP 2873492A JP 2873492 A JP2873492 A JP 2873492A JP 3071539 B2 JP3071539 B2 JP 3071539B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内及び公衆移動体無
線通信方式に関するものである。
線通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の方式では、図4に示すように、A
社自営構内通信網10内で使用される構内無線通信端末
11(A)は、構内無線基地局12(A)、構内交換局
13、及び構内無線基地局12(B)を介して構内無線
通信端末11(B)に、あるいは、構内無線基地局12
(A)、構内交換局13、市内交換局14(A)、公衆
通信網15、及び市内交換局14(B)を介して一般加
入電話16に接続され、構内での移動通信サービスが行
われ、構内無線通信端末11(A)が構外へ出た場合に
は、公衆無線基地局17(A)、市内交換局14
(C)、及び公衆通信網15を介して、一般加入電話1
6あるいは構内無線通信端末11(B)に接続され、構
外での移動通信サービスが行われる。
社自営構内通信網10内で使用される構内無線通信端末
11(A)は、構内無線基地局12(A)、構内交換局
13、及び構内無線基地局12(B)を介して構内無線
通信端末11(B)に、あるいは、構内無線基地局12
(A)、構内交換局13、市内交換局14(A)、公衆
通信網15、及び市内交換局14(B)を介して一般加
入電話16に接続され、構内での移動通信サービスが行
われ、構内無線通信端末11(A)が構外へ出た場合に
は、公衆無線基地局17(A)、市内交換局14
(C)、及び公衆通信網15を介して、一般加入電話1
6あるいは構内無線通信端末11(B)に接続され、構
外での移動通信サービスが行われる。
【0003】しかしながら、このような方式では、構内
無線通信端末11(A)が、公衆無線基地局17(A)
のエリアで発信をおこなった場合、構内無線通信端末1
1(A)に対する適正課金をおこなう機能を市内交換局
14(C)に追加する必要があり、また、構内交換局1
3は、構内無線通信端末11(A)が公衆無線基地局1
7(A)のエリアにいることを知る手段を持たないた
め、構外にいる構内無線通信端末11(A)に対する着
信は不可能である。
無線通信端末11(A)が、公衆無線基地局17(A)
のエリアで発信をおこなった場合、構内無線通信端末1
1(A)に対する適正課金をおこなう機能を市内交換局
14(C)に追加する必要があり、また、構内交換局1
3は、構内無線通信端末11(A)が公衆無線基地局1
7(A)のエリアにいることを知る手段を持たないた
め、構外にいる構内無線通信端末11(A)に対する着
信は不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式では、
構内及び公衆無線基地局と構内無線通信端末間の無線イ
ンターフェイスの統一が計られているが、これだけで
は、構内無線通信端末の公衆エリアでの発信に対し、端
末単位に適正な課金を行うためには、公衆通信網におい
て、個々の構内無線通信端末を識別するための機能を新
たに設ける必要があり、また、それぞれの構内交換局が
構外に移動した構内無線通信端末の移動先を知る手段が
無い限り、構外に移動した端末に対する着信サービスが
提供できないという問題点があった。
構内及び公衆無線基地局と構内無線通信端末間の無線イ
ンターフェイスの統一が計られているが、これだけで
は、構内無線通信端末の公衆エリアでの発信に対し、端
末単位に適正な課金を行うためには、公衆通信網におい
て、個々の構内無線通信端末を識別するための機能を新
たに設ける必要があり、また、それぞれの構内交換局が
構外に移動した構内無線通信端末の移動先を知る手段が
無い限り、構外に移動した端末に対する着信サービスが
提供できないという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、構外に設置される公衆無
線基地局のカバーするエリアにおいて、公衆通信網に何
ら変更を加えることなく、構内無線通信端末に対する発
着信サービスを、適正な課金方法の下に、提供すること
にある。
線基地局のカバーするエリアにおいて、公衆通信網に何
ら変更を加えることなく、構内無線通信端末に対する発
着信サービスを、適正な課金方法の下に、提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、構内通信交換網を自営する加入契約者単
位に割り当てられるダイヤルイン番号群で指定される加
入者線群により前記自営構内交換網を介さずに公衆通信
網に直接接続され、前記加入者線群対応あるいは前記加
入者線群で共用される個別無線通信チャネルを設け、位
置登録要求信号を受け付けた構内無線通信端末の固有の
識別番号毎に、前記構内無線通信端末が所属する自営加
入契約者に対応する前記ダイヤルイン番号の一つを付与
する機能、及び共通線信号網を介して前記自営構内通信
交換網に前記付与されたダイヤルイン番号および通信時
間情報を通知する機能を具備する公衆無線基地局群を設
け、或る公衆無線基地局がそのエリアに移動してきた構
内無線通信端末から位置登録要求を受けると、前記ダイ
ヤルイン番号を付与し、付与したダイヤルイン番号を前
記自営構内通信交換網に通知し、これにより構内無線通
信端末は、前記或る公衆無線基地局を介して公衆通信網
に直接接続されることを特徴とする。
に、本発明は、構内通信交換網を自営する加入契約者単
位に割り当てられるダイヤルイン番号群で指定される加
入者線群により前記自営構内交換網を介さずに公衆通信
網に直接接続され、前記加入者線群対応あるいは前記加
入者線群で共用される個別無線通信チャネルを設け、位
置登録要求信号を受け付けた構内無線通信端末の固有の
識別番号毎に、前記構内無線通信端末が所属する自営加
入契約者に対応する前記ダイヤルイン番号の一つを付与
する機能、及び共通線信号網を介して前記自営構内通信
交換網に前記付与されたダイヤルイン番号および通信時
間情報を通知する機能を具備する公衆無線基地局群を設
け、或る公衆無線基地局がそのエリアに移動してきた構
内無線通信端末から位置登録要求を受けると、前記ダイ
ヤルイン番号を付与し、付与したダイヤルイン番号を前
記自営構内通信交換網に通知し、これにより構内無線通
信端末は、前記或る公衆無線基地局を介して公衆通信網
に直接接続されることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。
する。
【0008】図1は、本発明の一実施例の公衆無線基地
局を含む接続方式図であり、図2は、本発明の一実施例
の公衆無線基地局と公衆通信網との接続の詳細を示す図
であり、図3は、本発明の一実施例のダイヤルイン番号
登録テーブルを示す図である。
局を含む接続方式図であり、図2は、本発明の一実施例
の公衆無線基地局と公衆通信網との接続の詳細を示す図
であり、図3は、本発明の一実施例のダイヤルイン番号
登録テーブルを示す図である。
【0009】本発明の一実施例では、図2に示すよう
に、公衆無線基地局17(A)を、構内通信網を自営す
る業者毎に、複数のダイヤルイン番号で指定される加入
者線群、すなわち、A社用加入者線群20及びB社用加
入者線群21により、市内交換局14(C)に接続し、
この加入者線群毎に集線スイッチ24を介して、無線通
信チャネル22を設備する。
に、公衆無線基地局17(A)を、構内通信網を自営す
る業者毎に、複数のダイヤルイン番号で指定される加入
者線群、すなわち、A社用加入者線群20及びB社用加
入者線群21により、市内交換局14(C)に接続し、
この加入者線群毎に集線スイッチ24を介して、無線通
信チャネル22を設備する。
【0010】公衆無線基地局17(A)がカバーするエ
リアにおいて、構内無線通信端末11(A)が、発信し
た場合、制御部23で構内無線通信端末11(A)が所
属するA社に割り当てられた加入者線の一つ、例えばA
社用加入者線群20の#0回線を構内無線通信端末11
(A)の通信用に割り当てることにより、市内交換局1
4(C)はA社の構内無線通信端末11(A)に対する
適正な課金をA社に対して行うことができる。
リアにおいて、構内無線通信端末11(A)が、発信し
た場合、制御部23で構内無線通信端末11(A)が所
属するA社に割り当てられた加入者線の一つ、例えばA
社用加入者線群20の#0回線を構内無線通信端末11
(A)の通信用に割り当てることにより、市内交換局1
4(C)はA社の構内無線通信端末11(A)に対する
適正な課金をA社に対して行うことができる。
【0011】また、本発明の一実施例では、図1に示す
ように、公衆無線基地局17(A)、17(B)は、共
通線信号網18を介して構内交換局13との通信を行う
機能を有し、構内無線通信端末11(A)が、公衆無線
基地局17(A)がカバーするエリアへ移動した場合、
構内無線通信端末11(A)は、公衆無線基地局17
(A)に公知の位置登録要求を行う。図2に示すよう
に、公衆無線基地局内の制御部23は、内蔵の図3に示
すダイヤルイン番号登録テーブルで、A社の構内無線通
信端末11(A)の固有識別番号9876543に対し
て、A社加入のダイヤルイン番号03−1234−50
01を割り当てると共に、ダイヤルイン番号を、図1に
示す共通線信号網18を介して、A社の構内交換局13
に通知する。構内交換局13において、構外へ移動して
いる構内無線通信端末11(A)への着信があると、構
内交換局13は、受信した移動先でのダイヤルイン番号
03−1234−5001へ着信転送を行うことによ
り、移動先、すなわち、市内交換局14(C)への着信
サービスを行う。
ように、公衆無線基地局17(A)、17(B)は、共
通線信号網18を介して構内交換局13との通信を行う
機能を有し、構内無線通信端末11(A)が、公衆無線
基地局17(A)がカバーするエリアへ移動した場合、
構内無線通信端末11(A)は、公衆無線基地局17
(A)に公知の位置登録要求を行う。図2に示すよう
に、公衆無線基地局内の制御部23は、内蔵の図3に示
すダイヤルイン番号登録テーブルで、A社の構内無線通
信端末11(A)の固有識別番号9876543に対し
て、A社加入のダイヤルイン番号03−1234−50
01を割り当てると共に、ダイヤルイン番号を、図1に
示す共通線信号網18を介して、A社の構内交換局13
に通知する。構内交換局13において、構外へ移動して
いる構内無線通信端末11(A)への着信があると、構
内交換局13は、受信した移動先でのダイヤルイン番号
03−1234−5001へ着信転送を行うことによ
り、移動先、すなわち、市内交換局14(C)への着信
サービスを行う。
【0012】また、図1において、公衆無線基地局17
(A)は、共通線信号網18を介して、構内無線通信端
末11(A)に関する通信時間情報等を構内交換局13
に通知することにより、構内交換局13において、構内
無線通信端末11(A)に対する個別詳細課金を行うこ
とができる。
(A)は、共通線信号網18を介して、構内無線通信端
末11(A)に関する通信時間情報等を構内交換局13
に通知することにより、構内交換局13において、構内
無線通信端末11(A)に対する個別詳細課金を行うこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
公衆通信網に何ら変更を加えることなく構内無線通信端
末に対する発着信サービスを、適正な課金方法の下に、
構外に設置される公衆無線基地局のカバーするエリアに
おいても提供することができるという効果が得られる。
公衆通信網に何ら変更を加えることなく構内無線通信端
末に対する発着信サービスを、適正な課金方法の下に、
構外に設置される公衆無線基地局のカバーするエリアに
おいても提供することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例の公衆無線基地局を含む接続
方式図である。
方式図である。
【図2】本発明の一実施例の公衆無線基地局と公衆通信
網との接続の詳細を示す図である。
網との接続の詳細を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のダイヤルイン番号登録テー
ブルを示す図である。
ブルを示す図である。
【図4】従来の方式による接続方式図である。
【符号の説明】 10 A社自営構内通信網 11(A),11(B) 構内無線通信端末 12(A),12(B) 構内無線基地局 13 構内交換局 14(A),14(B),14(C) 市内交換局 15 公衆通信網 16 一般加入電話 17(A),17(B) 公衆無線基地局 18 共通線信号網 20 A社用加入者線群 21 B社用加入者線群 22 無線通信チャネル 23 制御部 24 集線スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】構内通信交換網を自営する加入契約者単位
に割り当てられるダイヤルイン番号群で指定される加入
者線群により前記自営構内交換網を介さずに公衆通信網
に直接接続され、前記加入者線群対応あるいは前記加入
者線群で共用される個別無線通信チャネルを設け、位置
登録要求信号を受け付けた構内無線通信端末の固有の識
別番号毎に、前記構内無線通信端末が所属する自営加入
契約者に対応する前記ダイヤルイン番号の一つを付与す
る機能、及び共通線信号網を介して前記自営構内通信交
換網に前記付与されたダイヤルイン番号および通信時間
情報を通知する機能を具備する公衆無線基地局群を設
け、或る公衆無線基地局がそのエリアに移動してきた構
内無線通信端末から位置登録要求を受けると、前記ダイ
ヤルイン番号を付与し、付与したダイヤルイン番号を前
記自営構内通信交換網に通知し、これにより構内無線通
信端末は、前記或る公衆無線基地局を介して公衆通信網
に直接接続されることを特徴とする構内無線通信端末の
公衆通信網直接接続方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2873492A JP3071539B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 構内無線通信端末の公衆通信網直接接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2873492A JP3071539B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 構内無線通信端末の公衆通信網直接接続方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227301A JPH05227301A (ja) | 1993-09-03 |
JP3071539B2 true JP3071539B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=12256665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2873492A Expired - Fee Related JP3071539B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 構内無線通信端末の公衆通信網直接接続方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071539B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2873492A patent/JP3071539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05227301A (ja) | 1993-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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