JPH03214823A - パーソナル通信基地局構成 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）　　発明の属する技術分野 本発明はパーソナル通信を行う上で重要である基地局の
収容に関するものである。

（２）従来の技術 従来、移動通信に用いる基地局は専用の敷地内に専用設
備を設置して運用さていた。このため、設置場所が限定
され最適な基地局配置をすることは難しかった。また、
パーソナル通信では基地局の設置数が多いことから、基
地局までの回線を専用に引くことは難しかった。

（３）発明の目的 本発明の目的は、専用の敷地あるは専用の回線を設ける
ことなく、多くを設置することのできるパーソナル通信
基地局構成を提供することにある。

（４）発明の構成 この目的達成のために、本発明のパーソナル通信基地局
構成は、不特定な場所を移動する不特定多数の加入者端
末を直接呼出し、通話路を設定するパーソナル通信にお
ける基地局として、デイジタル公衆電話機の中に該基地
局を埋め込む構成とし、該公衆電話機は電話機としての
発着信機能以外にパーソナル通信基地局としての機能を
合わせ持ち、交換機から該公衆電話機までの加入者ディ
ジタル回線２Ｂ＋Ｄの内、制御情報を流すＤチャネルを
該公衆電話機と該基地局が共有し、該公衆電話機が使用
中の場合においても、同局ゾーン内を通るパーソナル通
信端末の位置登録を行うことができるように構成されて
いる。

以下本発明を詳細に説明する。

本発明の実施例を図１に示す。１は交換機、２はディジ
タル加入者回線（．２Ｂ＋Ｄ）、３は公衆電話機、４は
基地局、５は加入者無線端末である。

実線は公衆電話利用者の用いる回線、点線は加入者無線
端末が近傍を通った時に用いる回線、一点鎖線は加入者
無線端末が通話を行った時に用いる回線を示している。

本実施例では、公衆電話機が使用される時、ディジタル
加入者回線２を中継して交換機１と公衆電話機３の間で
発着制御が行われる。通話中でも制御線であるＤチャネ
ルを通じて近傍を通過する加入者無線端末の位置登録等
の制御動作が行われる。また、加入者無線端末が通話の
ため使用されるときは、２Ｂチャネルの内１チャネルは
移動加入者が用いるため、公衆電話は１チャネルのみ使
えることになる。

このような構成となっているため、パーソナル通信基地
局は公衆電話と設置場所を共有し、回線も共有するため
、基地局専用の設置場所を必要とせず設置場所が増え、
最適配置が可能となる。

図２は本実施例における公衆電話機の構成例を示す斜視
図である。

（５）発明の効果 以上説明したように、数百ｍｉｌｌきに設置する必要の
あるパーソナル通信における基地局では、専用の設置場
所を必要としない本発明による設置構成を用いることに
より、非常に低コストで最適配置をすることが可能であ
る。また、都市部では設置場所が限られるとともに他の
設置物との調和がもとめられることから、本発明のよう
に公衆電話機と共用することは美観の上からも優れてい
る。

【図面の簡単な説明】

図１は本発明の実施例を示すブロック図、図２は本発明
を適用した場合の公衆電話機の構造例を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）不特定な場所を移動する不特定多数の加入者端末
   を直接呼出し、通話路を設定するパーソナル通信におけ
   る基地局として、ディジタル公衆電話機の中に該基地局
   を埋め込む構成とし、該公衆電話機は電話機としての発
   着信機能以外にパーソナル通信基地局としての機能を合
   わせ持ち、交換機から該公衆電話機までの加入者ディジ
   タル回線２Ｂ＋Ｄの内、制御情報を流すＤチャネルを該
   公衆電話機と該基地局が共有し、該公衆電話機が使用中
   の場合においても、同局ゾーン内を通るパーソナル通信
   端末の位置登録を行うことができるように構成されたこ
   とを特徴とするパーソナル通信基地局構成。