JP3070758U - 伸縮式鋼管杭打機 - Google Patents
伸縮式鋼管杭打機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支柱を伸縮できて運搬が容易、かつ作業性の
よい伸縮式鋼管杭打機を提供する。 【解決手段】 第1の支柱の内径に沿って摺動可能な第
2の支柱を備え、使用時において、駆動手段によって第
2の支柱を第1の支柱より引き出す方向に摺動して、こ
れらの支柱がなす長さを伸長する。そして、使用後に
は、駆動手段によって第2の支柱を第1の支柱内に収納
する方向に摺動して、支柱がなす長さを縮める構造を有
する。
よい伸縮式鋼管杭打機を提供する。 【解決手段】 第1の支柱の内径に沿って摺動可能な第
2の支柱を備え、使用時において、駆動手段によって第
2の支柱を第1の支柱より引き出す方向に摺動して、こ
れらの支柱がなす長さを伸長する。そして、使用後に
は、駆動手段によって第2の支柱を第1の支柱内に収納
する方向に摺動して、支柱がなす長さを縮める構造を有
する。
Description
【0001】
本考案は、例えば、移動時あるいは未使用時には支柱の長さを縮めて運搬等が でき、現場での使用時に支柱を伸長できる伸縮式鋼管杭打機に関するものである 。
【0002】
従来より、軟弱地盤上に家屋やビル等を建設する場合、その地盤の補強のため に、杭打機によって複数本の鋼管等を地中に打ち込むことが行われている。この ような作業を行う場合、鋼管杭打機をそのままトラック等に乗せて工事現場まで 運搬し、クレーン等を使用して、杭打機の設置作業を行っている。
【0003】
しかしながら、従来の鋼管杭打機は、その長さが10m程度あり、運搬には大 型の長尺ボディのトラックが必要となる。このような大型のトラックは狭い路地 等には入ることができず、また、多くの工事現場がそうであるように、狭い路地 に面した土地での鋼管杭打機の使用は、困難を伴うか、あるいは使用が制限され る、というのが現状である。
【0004】 さらには、杭打ちを行う場所の地盤の軟弱度合いが高かったり、地表面から岩 盤までの到達距離が長くなればなる程、より長い鋼管が必要となることから、鋼 管杭打機も、必然的に長尺鋼管に対応したサイズのものが要求される。このこと は、鋼管杭打機の大型化につながり、現場での使用条件を益々、悪化させること になる。
【0005】 本考案は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、支 柱の長さを伸縮でき、運搬が容易で、かつ杭打の作業性を向上できる伸縮式鋼管 杭打機を提供することである。
【0006】 また、本考案の他の目的は、杭打機の支柱を伸縮する際の駆動機構を簡単にし て、杭打機が未使用状態にあるときに、その駆動機構が運搬等の邪魔にならない 構造を持つ伸縮式鋼管杭打機を提供することである。
【0007】
上記の目的を達成するため、本考案は、第1の径を有する第1の支柱と、上記 第1の径より小さい第2の径を有し、上記第1の支柱の内径に沿って摺動可能な 第2の支柱と、上記第2の支柱の端部に位置し、上記第2の支柱を摺動させる駆 動手段と、上記第2の支柱の最上部に位置する吊り下げ部とを備え、使用時にお いて、上記駆動手段によって上記第2の支柱を上記第1の支柱より引き出す方向 に摺動して、これらの支柱がなす長さを伸長し、使用後には、上記駆動手段によ って上記第2の支柱を上記第1の支柱内に収納する方向に摺動して、上記支柱が なす長さを縮める伸縮式鋼管杭打機を提供する。
【0008】 本考案に係る伸縮式鋼管杭打機において、上記駆動手段は、回転駆動部と、こ の回転駆動部の回転トルクを伝動する伝動部材とからなる。また、上記駆動手段 は、前記伝動部材を介して、当該杭打機の鋼管打込部の上下移動と上記支柱の伸 縮摺動の両方の駆動を行う。上記伝動部材の一部が上記支柱の外部に露出し、残 りの部分が上記支柱の内部に隠蔽される構造を有し、前記露出部分に当該杭打機 の鋼管打込部が固定されている。さらには、上記伝動部材の内、上記支柱の内部 に隠蔽された部分が弛緩状態から伸張状態へ移行することで、上記支柱のなす長 さが伸長する。また、上記伝動部材の内、上記支柱の外部に露出した部分が伸張 状態から弛緩状態へ移行することで、上記支柱のなす長さが縮まる。
【0009】 本考案は、上記回転駆動部の回転を制御して、上記弛緩状態へ移行した上記伝 動部材を上記支柱の内部へ収容する伸縮式鋼管杭打機を提供する。この伝動部材 には、少なくともチェーンが含まれる。
【0010】 さらに、本考案は、上記第1の支柱の最上部には、この第1の支柱に対して着 脱可能かつ上記第2の支柱の外径に沿って摺動可能な可動部材が設けられており 、この可動部材は、当該杭打機の鋼管打込部が、上記第2の支柱部分を上下移動 する間中、上記鋼管打込部に抱持された状態で、この鋼管打込部とともに上記第 2の支柱の外径に沿って摺動する伸縮式鋼管杭打機を提供する。
【0011】 上記吊り下げ部は、その吊り下げ部に固定された固定円板と上記第2の支柱の 端部に設けられた回転円板とを有し、上記固定円板が固定された状態で上記回転 円板を回転することによって、当該杭打機を360゜水平に回転できる。さらに 、本考案に係る伸縮式鋼管杭打機は、旋回ロックピンを上下できる旋回ロックピ ン制御部を有し、上記回転円板を回転して当該杭打機を所望の角度に回した後に 、上記旋回ロックピン制御部によって、上記旋回ロックピンを上記固定円板およ び回転円板の双方に対向して設けられたロックピン穴に貫通させる構造を有する 。
【0012】 さらに、本考案に係る伸縮式鋼管杭打機は、当該杭打機の最下部に位置する台 座と、あらかじめ地中に埋設されたアンカー・スクリューとを相互に固定するス トッパを備える。上記ストッパは、当該杭打機の鋼管打込部による鋼管目標位置 を指示する指示部材を備える。また、上記アンカー・スクリューは、同軸状態に 設けられた複数枚のブレードを有し、各ブレードには、外縁から中心へ向かう切 り込みが設けられ、これらの切り込みは、各ブレードごとに互いに180゜ずれ ている。
【0013】
以下、添付図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 図1は、本考案の実施の形態に係る伸縮式鋼管杭打機の側面図であり、同図は 、この杭打機が最大長に伸びた状態にあるときの様子を示している。同図に示す 伸縮式鋼管杭打機(以下、単に杭打機という)は、支柱として機能するアウター リーダー1と、同じく支柱として機能し、このアウターリーダー1の内面をスラ イド(摺動)して上下に移動するインナーリーダー2とを備える。インナーリー ダー2の上端部には、後述するチエーン制御部15や、本杭打機を、例えば、ク レーン車の吊り下げアームに取り付けて吊り下げ、リーダーを水平方向に回転可 能とする機構等を持つ吊り下げ部50が配されており、杭打機の最下部には、杭 打機全体を支持するための台座4が設けられている。この台座4は、その四隅に 、垂直下方の伸びる突起ピン12を有し、杭打時に、それらが地面に食い込んで 、杭打機が地表面にしっかりと固定されるようになっている。
【0014】 吊り下げ部50の下部に位置するチエーン制御部15には、駆動減速機5と、 その回転動力を受ける主ギア11が設けられており、主ギア11が回転すること で、主ギア11と、台座4の内部に設けられた副ギア7との間に張られたチエー ン6が駆動される。チエーン6には、オーガ減速機61等を有する鋼管打込部6 0が接続、固定されており、その下部に位置する鋼管挿入部62には、実際の杭 打作業時に鋼管(不図示)が挿入される。なお、チエーン6は、図1に示すよう に、鋼管打込部60が固定・接続されている側が、常に杭打機の外部に露出し、 他の部分は、リーダー内部を通過するようになっている。また、図1では、支柱 の最下部に下ろされた鋼管打込部60を実線で、支柱の最上部に位置するときの 鋼管打込部60を点線で示している。
【0015】 オーガ減速機61は、パイプ63より注入されたオイルによって、鋼管挿入部 62の回転・振動・押し込み等を行う部分であり、その回転トルク等は、外部か らオイルの油圧および流量等によって制御される。鋼管打込部60全体は、チエ ーン6によって上下方向に移動するように制御される。なお、上述した、チエー ン制御部としての駆動減速機5も、オーガ減速機61と同様、油圧で制御される 。また、インナーリーダー2が最大に伸びた状態において、チエーン6を、たる まないように張るため、鋼管打込部60の内部に、例えば、ボルトとナットの組 み合わせからなる張力調整部(不図示)を設け、所定のチエーン張力を確保して いる。さらには、インナーリーダー2が最大に伸びた状態で、そのインナーリー ダーがアウターリーダー1内に落下しないようにするため、本杭打機は、図1に 示すように、リーダーセットボルト13を3方向から挿入して、アウターリーダ ー1とインナーリーダー2を相互に固定する機構を有している。
【0016】 上述したように、本杭打機は、インナーリーダー2を、アウターリーダー1の 内面をスライドさせて上下に移動し、支柱全体を伸ばす構造となっているため、 インナーリーダーの外径寸法は、必然的にアウターリーダーのそれよりも小さく 設計されている。また、チエーン駆動された鋼管打込部60そのものは、アウタ ーリーダー1の外周を囲む形で、その外壁部を長手方向にスライド移動し、鋼管 打込部60がアウターリーダー1側からインナーリーダー2側へ達したときにも 、鋼管打込部60のスライド移動動作が安定して行われる必要がある。
【0017】 そこで、本杭打機には、これら両リーダーの外径寸法の違いを補うための機構 ・構造として、アウターリーダー1の上部にサブアウターリーダー3が設けられ ている。このサブアウターリーダー3は、アウターリーダー1と同じ内・外径寸 法を持ち、それ自身も、インナーリーダー2の外周部を上下にスライド移動する 構造を有する。すなわち、チエーン駆動された鋼管打込部60が、アウターリー ダー1側からインナーリーダー2側へスライド移動(上昇)する際、鋼管打込部 60は、これら両リーダーの境界部に位置するサブアウターリーダー3を抱える ように保持し、鋼管打込部60とサブアウターリーダー3が一体となって、同時 にインナーリーダーの外壁に沿ってスライド上昇する。
【0018】 逆に、鋼管打込部60が、インナーリーダー2側からアウターリーダー1側へ スライド下降する場合には、鋼管打込部60は、両リーダーの境界部分であるア ウターリーダー1の先端部(サブアウターリーダー3のもとの位置)にサブアウ ターリーダー3を残し、その後、鋼管打込部60だけが、さらにアウターリーダ ー1の外壁上を下方向へスライド移動できるようになっている。なお、このため の機構の詳細については、後述する。
【0019】 以下、本考案の実施の形態に係る伸縮式鋼管杭打機に特徴的な、その支柱を伸 ばす方法(リーダーのセット方法)、および支柱を縮める方法(リーダーの格納 方法)について、その工程順に従って詳細に説明する。
【0020】 <リーダーのセット方法> 図2は、杭打機の支柱を伸ばすときの工程を図示したもので、同図の(a)は 、杭打機のインナーリーダー2がアウターリーダー1内に完全に収納された状態 を、アウターリーダーの一部を破断して示している。本杭打機をトラック等の運 搬車で運ぶときには、杭打機は、この図に示すように支柱が最短となる状態にあ り、杭打現場に着くと、吊り下げ部50の吊り下げ部材51,52に、不図示の 建柱車やクレーン車のアームを取り付け、図中の矢印A方向に引き上げて、本杭 打機全体を垂直に立てる。そして、鋼管打込部60と台座4とを結合しているセ ットピン21を、矢印C方向に引いて抜く。
【0021】 図2の(a)に示すように、インナーリーダー2がアウターリーダー1内に収 納された状態にあるとき、チエーン6の内、外部に露出した部分6aは、主ギア 11と副ギア7との間で張られた状態にあり、他の部分6bは、インナーリーダ ー2内で弛緩状態にある。そこで、図2の(b)に示すように、主ギア11を矢 印B方向に回転させると、つまり、鋼管打込部60を下降させる方向にチエーン 6を駆動すると、インナーリーダー2内で緩んだ状態にあったチエーンの6b部 分が徐々に伸びる。そして、このチエーン動作とともに、インナーリーダー2が 矢印D方向にスライド移動して、アウターリーダー1内部より出てくるため、支 柱全体の長さが伸びる。
【0022】 このようなチエーン駆動を続け、チエーン6が伸びきると、杭打機は、図1に 示すような支柱(インナーリーダー)が最大長に伸びた状態となる。杭打機が、 この最終状態(最長時)になったとき、上述のように、チエーンの露出側を除く アウターリーダー1の3方向から、計4本のリーダーセットボルト13を取り付 けて、アウターリーダー1とインナーリーダー2を相互に固定する。
【0023】 <リーダーの格納方法> 図3は、杭打機の支柱を縮めるときの工程を図示している。杭打機の支柱の長 さを短くすることは、インナーリーダー2をアウターリーダー1内に収めること を意味する。そこで、リーダー格納時には、最初に鋼管打込部60を支柱の最下 部に下ろし、リーダーセットボルト13を外した後、図3の(a)に示すように 、セットピン21を矢印F方向に押し込んで所定位置に取り付け、鋼管打込部6 0と台座4とを結合する。
【0024】 次に、上述したチエーン制御部15を制御して、主ギア11を矢印B方向に回 転させると、鋼管打込部60は、図3(a)に示す位置より下方には移動しない 状態にあるため、チエーン6が矢印E方向に移動し、その露出部分6aが緩み始 める。このようにして緩んだチエーン6は、鋼管打込部60の上部に設けた、チ エーン溜めとして機能するチエーン・ガイド・カバー31内に捕獲される。この チエーン動作と同時に、インナーリーダー2が矢印J方向にスライド移動して、 アウターリーダー1内に徐々に収まるため、支柱全体の長さが縮んでいく。
【0025】 図3の(b)は、インナーリーダー2がアウターリーダー1内に完全に収まり 、外部に出たチエーン6が、チエーン・ガイド・カバー31上に積層状態で捕獲 されたときの様子を示している。この状態にあるとき、チエーン制御部15を制 御して、図3(c)に示すように、主ギア11を矢印G方向に回転させると、チ エーン6は矢印H方向へ移動し始める。その結果、チエーン・ガイド・カバー3 1上に積層していたチエーン6が、インナーリーダー2内部へ徐々に格納され、 最終的にチエーン6は、杭打機外部において張った状態になり、インナーリーダ ー2内では、図2の(a)に示すように弛緩状態になる。
【0026】 <サブアウターリーダーの動作> 図4は、鋼管打込部とサブアウターリーダーの係合機構を説明するための図で ある。同図の(a)は、鋼管打込部が、例えば、支柱の下部付近にあって、サブ アウターリーダー3がアウターリーダー1の真上で接した位置にあるときの様子 を示している。この場合、サブアウターリーダー3の側壁に設けたラッチ部41 が、それに付随するバネ(不図示)によって、アウターリーダー1の端部にある ロック用の丸棒45に係止するため、アウターリーダー1とサブアウターリーダ ー3とが相互に接合された状態になる。なお、アウターリーダー1の側面上部に は、上述したリーダーセットボルト挿入用の、複数個のボルト穴13aが設けら れている。
【0027】 図4の(b)は、鋼管打込部60の内壁部に設けられたラッチ機構を示してお り、鋼管打込部60が、アウターリーダー1側からインナーリーダー2側へスラ イドする際、このラッチ機構のラッチ部201に配した突起部210が、アウタ ーリーダー1の上端部に設けたガイド棒44の下端部分に触れる。このガイド棒 44の下端部は、図4(a)に示すように所定の角度を持っているため、それに 触れた突起部210は、ガイド棒44の幅の相当する距離だけ横に(図4(b) では、右方向)ずれる。その結果、ラッチ部201のカギ状の先端部が、固定軸 202を中心にして、同図のAA方向に、所定角度だけ回転する。この状態は、 ラッチ部201の突起部210が、ガイド棒44との接触を断たれるまで維持さ れる。
【0028】 鋼管打込部60が、さらに上昇して、サブアウターリーダー3の上端面3aに 達すると同時に、鋼管打込部60の内部に設けた解除棒205が、上述したラッ チ部41の上端部分に触れるので、その部分が、図4の(c)に示すように、サ ブアウターリーダー3の壁面側へ押しやられる。その結果、丸棒45に係止して いたラッチ部41の係止が解除され、アウターリーダー1とサブアウターリーダ ー3との接合も解除状態になる。
【0029】 上述のように、ラッチ部201がガイド棒44との接触を断たれると、それと 同時に、図4の(c)に示すように、ラッチ部201のカギ状先端部が、バネ2 03の作用で、固定軸202を中心にBB方向に回転する。このため、このカギ 状先端部が、サブアウターリーダー3の壁面に設けられたラッチ用突起部43に 係止する。すなわち、図4(c)に示す状態が、鋼管打込部60とサブアウター リーダー3との係合状態であり、鋼管打込部60が、その内部にサブアウターリ ーダー3を抱える形になっている。この状態で鋼管打込部60がさらに上昇した り、あるいは、インナーリーダー2部分の範囲内において下降しても、この係合 状態が継続する。
【0030】 一方、鋼管打込部60が、インナーリーダー2側からアウターリーダー1側へ スライド下降する場合には、最初にラッチ部201の突起部210が、ガイド棒 44の先端部分に接触して、上記の上昇時と同様、ガイド棒44の幅の相当する 距離だけずれる(図4(c)では左方向)。その結果、ラッチ部201のカギ状 の先端部が、固定軸202を中心に、図4(b)に示すAA方向に、所定角度だ け回転する。
【0031】 上記の回転動作によって、ラッチ用突起部43に係止していたラッチ部201 のラッチの解除が行われ、鋼管打込部60と一体となって運ばれてきたサブアウ ターリーダー3が、再びアウターリーダー1と接合する位置にとどまる。それと 同時に、サブアウターリーダー3の側壁に設けたラッチ部41の上端部分に対す る、解除棒205による解除状態が解かれ、ラッチ部41が、アウターリーダー 1の端部にあるロック用の丸棒45に係止する。そして、アウターリーダー1と サブアウターリーダー3は、再度、図4(a)に示す接合状態になる。
【0032】 なお、言うまでもなく、鋼管打込部60が、アウターリーダー1部分において 、上昇や下降を繰り返しても、アウターリーダー1とサブアウターリーダー3の 接合状態には、何ら影響はない。
【0033】 <杭打機の使用状態、および回転機構の説明> 図5は、杭打機のインナーリーダー2をアウターリーダー1から出し切ったと きの、杭打機の全体の様子を示す斜視図である。同図に示す杭打機では、鋼管打 込部60が、インナーリーダー2の途中に位置しているため、サブインナーリー ダー3は、鋼管打込部60の内部に抱えられた状態になって、鋼管打込部60と 係合しているため、杭打機の外部からは見えない。また、本杭打機は、鋼管杭打 機60を所望の方向に向けて、杭打作業をし易くするため、杭打機の上部に設け た回転部500の回転動作によって、リーダー部分を360度、回転することが できる。
【0034】 図6は、本杭打機の回転部付近の詳細構造を示す斜視図である。同図に示す回 転部500は、チエーン制御部15を含めて、アウターリーダー1とインナーリ ーダー2からなる支柱を、360度の範囲で任意の角度だけ回転させるものであ る。この回転部500は、固定円板53と回転円板54とから構成され、固定円 板53上には、本杭打機をクレーン等で吊り下げるための孔を設けた吊り下げ部 材51,52が設けられている。さらに、固定円板53には、複数個のロックピ ン穴55が空けられており、後述するように、旋回ロックピン制御部80によっ て制御された旋回ロックピン81が、これらロックピン穴55の1つに貫通して 、回転の位置決めをする。
【0035】 回転円板54の下部には、チエーン制御部15が固着されており、ここでは、 固定円板53上の吊り下げ部材51,52がクレーン車のアームに固定されるた め、回転円板54の方が回転することになる。このような構造とすることで、杭 打機がクレーン車で吊り下げられている間、地上にいる作業者が、アウターリー ダー1の下部を手動で水平方向に回転させると、回転円板54に固着されたチエ ーン制御部15、および、その下部に位置するインナーリーダー2とアウターリ ーダー1が一体となった状態で、回転円板54を回転させることができる。
【0036】 次に、固定円板53に対する回転円板54の固定作業について説明する。旋回 ロックピン81を有する旋回ロックピン制御部80は、図6に示すように、チエ ーン制御部15の壁面に取り付けられている。この旋回ロックピン81は、回転 円板54を貫通して、固定円板53に空けられたロックピン穴55に達するよう に、旋回ロックピン制御部80によって上下方向に駆動される。回転円板54を 回転させるときには、例えば、鋼管打込部60が、リーダーの最上面に到達する と、旋回ロックピン制御部80が、旋回ロックピン81を固定円板53のロック ピン穴55から引き抜くように駆動して、旋回ロックピン81が解除される。そ して、作業者がリーダーとともに回転円板54を所望の位置に回転させた後、鋼 管打込部60をわずかに下げ、回転円板54をわずかに回転させることで、その 位置で、旋回ロックピン81が、回転円板54および固定円板53のロックピン 穴55を貫通して、回転円板54の回転が阻止される。
【0037】 なお、この旋回ロックピン制御部80は、油圧、空気圧、電気、または手動等 によって、旋回ロックピン81を上下に移動させることができる。また、旋回ロ ックピン制御部80からロープ等を垂らし、このロープの操作によって、地上に おいて、作業者が上記のロック解除を行うようにしてもよい。
【0038】 図7は、本杭打機の実際の使用状態を示す図である。同図に示すように、クレ ーン車100は、主アーム110、本杭打機を吊り下げるための吊り下げアーム 111、そして、鋼管吊り下げ用のフックアーム112を持っている。フックア ーム112からは、ロープで、フック本体113およびフック114が吊り下げ られ、このフック114は、杭打の対象となる鋼管を吊り下げて、その鋼管の上 部を、鋼管打込部60の鋼管挿入部62に挿入する際に使用する。杭打機の吊り 下げ部材51,52には、そこに設けた孔を介して、クレーン車100の吊り下 げアーム111に取り付けられる。
【0039】 吊り下げアーム111を操作して、図7に示す状態にある杭打機を、地表より 、わずかに浮かせた後、上述したように、作業者がアウターリーダー1の下部を 所望の方向に回転させると、旋回ロックピン制御部80によって、旋回ロックピ ン81が固定円板53と回転円板54のロックピン穴55に貫通し、本杭打機の 回転を阻止することができる。そして、クレーン操作により、再び、杭打機を地 表上に固定した後、鋼管打込部60の鋼管挿入部62に鋼管を挿入し、鋼管打込 部60を動作させて、その鋼管を地中に打ち込んでいく。なお、鋼管打込部60 そのものの動作については、従来技術によって対処できるので、ここでは、その 詳細な説明を省略する。
【0040】 杭打機の使用後は、図3を参照して説明した動作を行って、杭打機全体の長さ を縮める操作を行う。すなわち、インナーリーダー2をスライド移動して、アウ ターリーダー1内に徐々に収め、支柱全体の長さを短くする。そして、チエーン ・ガイド・カバー31上に積層していたチエーン6を、インナーリーダー2内部 に格納する。その後、クレーンの主アーム110を操作して、杭打機を、ほぼ水 平状態となるよう倒し、吊り下け部材51,52を吊り下げアーム111から取 り外す。こうすることで、全長を短くした杭打機を、安全かつ容易に運搬するこ とができる。
【0041】 <リーダーの地表への固定方法> 杭打機を使用して実際に杭打作業を行う際、作業状況や現場の状態によっては 、鋼管の杭打を進めるうちに、杭打機そのものが浮き上がる場合がある。この問 題を回避するため、本杭打機では、以下に述べる方策を施す。
【0042】 図8,図9は、杭打機を固定する方法の一例を示す図である。図8は、後述す るアンカー・スクリュー301を地中に埋め込むための作業方法を示している。 同図において、リーダー1,2を最大長に伸ばし、垂直に立てた杭打機の鋼管打 込部60には、同じく垂直に立てた、複数枚のブレード302を有するアンカー ・スクリュー301が接続、固定されている。この作業を行う場合、最初に、杭 打機の台座4部分に設けた、水平方向に移動可能な箱形のアンカー・ストッパ3 50(垂直方向に、所定口径の複数個のロック穴を有する)を使用して、鋼管を 打ち込む位置(目標位置)を設定する。そして、鋼管打込部60を動作させて、 アンカー・スクリュー301を回転し、そのアンカー・ロック303部分が、ア ンカー・ストッパ350の位置へ来るまで、アンカー・スクリュー301を地中 に埋め込む。
【0043】 アンカー・ロック303部分がアンカー・ストッパ350近傍に来たならば、 アンカー・ストッパ350を、図中のaa方向に引き出して、アンカー・ロック 303とアンカー・ストッパ350のロック穴を合わせた後、アンカー・ストッ パ350を、今度は、bb方向に戻す。そして、リーダーを180度、回転させ て、地表上に固定してから、アンカー・ストッパ350とアンカー・ロック30 3のロック・ピン(図9の310)をセットする。
【0044】 図9は、このようにして、地中に埋め込んだアンカー・スクリュー301にア ンカー・ストッパ350を接続し、杭打機のリーダーを固定した様子を示す。な お、図9には、鋼管打込部60に鋼管320が接続、固定された様子が示されて いる。この方法により、杭打機の浮き上がりを防止した状態で、例えば、約7ト ンの抗力で鋼管の杭打が可能となる。また、必要であれば、さらに抗力を増すた めに、鋼管打込部60そのものにウエイト(重り)を着脱できるようにしてもよ い。
【0045】 図10の(a)は、アンカー・スクリューの側面図であり、ここでは、5枚の ブレード302を有する例を示す。すなわち、このスクリュー301は、径の異 なる5枚のブレード302a〜302eが、スクリュー本体の軸と同軸に取り付 けられており、角シャフト401を介して、スクリュー本体とアンカー・ロック 303部分とが相互に接続される。角シャフト401は、スクリュー本体にスラ イド格納される構造になっており、格納後は、ロック・ボルト402で本体に固 定される。
【0046】 また、図10(b)は、アンカー・スクリュー301のブレードの形状を強調 して示す図であり、これらのブレード302a〜302eは、同図に示すように 、個々の切れ込み411〜415の位置が、相互に180゜ずれていることを特 徴とする。このような構造にするのは、切れ込みが同一方向に設けられているス クリューに比べて、スクリューの回転を安定化するためであり、このアンカー・ スクリュー301を使用した場合、地中に埋め込む過程で、スクリュー回転に振 れ等が生じない。
【0047】
以上説明したように、本考案によれば、使用時において、駆動手段によって第 2の支柱を第1の支柱より引き出す方向に摺動して、これらの支柱がなす長さを 伸長し、使用後には、この駆動手段によって第2の支柱を第1の支柱内に収納す る方向に摺動して、支柱がなす長さを縮める構造を有するので、例えば、油圧シ リンダ等を不要にして、杭打機そのものをコンパクト化でき、運搬が容易になる ことのみならず、狭い工事現場でも杭打作業を効率的に行える、という効果があ る。
【0048】 また、駆動手段が、杭打機の鋼管打込部の上下移動と支柱の伸縮摺動の両方の 駆動を担うので、駆動機構を簡単化でき、杭打機のコスト・ダウンを図ることが 可能となる。さらには、伝動部材の一部を支柱の外部に露出し、残りの部分を支 柱の内部に隠蔽する構造を有するので、作業時だけでなく運搬時においても、そ の伝動部材が邪魔になることがないという優れた効果を発揮する。
【0049】 本考案に係る伸縮式鋼管杭打機は、第1の支柱の最上部に、この第1の支柱に 対して着脱可能かつ第2の支柱の外径に沿って摺動可能な可動部材を設け、この 可動部材が、当該杭打機の鋼管打込部が第2の支柱部分を上下移動する間、鋼管 打込部に抱持された状態で、この鋼管打込部とともに第2の支柱の外径に沿って 摺動する構造を持つので、鋼管打込部が、第1の支柱よりも径の小さい第2の支 柱部分を上下に移動する際にも、その動作が不安定になることがない。
【0050】 さらには、吊り下げ部に固定された固定円板と、支柱上部に設けた回転円板と により、使用時に固定円板が固定された状態で回転円板を回転できる機構を持た せることによって、当該杭打機を360度、回転でき、現場の状況に応じて杭打 機の向きを自由に変えられるため、効率的な作業ができる。
【0051】 そして、当該杭打機の最下部に位置する台座と、あらかじめ地中に埋設された アンカー・スクリューとを相互に固定するストッパを備えるので、杭打作業中に 杭打機そのものが浮き上がるのを防止でき、確実な杭打が可能となる。
【図1】 本考案の実施の形態に係る伸縮式鋼管杭打機
の側面図である。
の側面図である。
【図2】 実施の形態に係る杭打機の支柱を伸ばすとき
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
【図3】 実施の形態に係る杭打機の支柱を縮めるとき
の様子を示す図である。
の様子を示す図である。
【図4】 鋼管打込部とサブアウターリーダーの係合機
構を説明するための図である。
構を説明するための図である。
【図5】 インナーリーダーをアウターリーダーから出
し切ったときの杭打機全体の様子を示す斜視図である。
し切ったときの杭打機全体の様子を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態に係る杭打機の回転部付近の詳細
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
【図7】 本杭打機の実際の使用状態を示す図である。
【図8】 杭打機を固定する方法の一例を示す図であ
る。
る。
【図9】 杭打機を固定する方法の一例を示す図であ
る。
る。
【図10】 アンカー・スクリューの外観構造を示す図
である。
である。
1…アウターリーダー、2…インナーリーダー、3…サ
ブアウターリーダー、4…台座、5…駆動減速機、6…
チエーン、7…副ギア、11…主ギア、12…突起ピ
ン、13…リーダーセットボルト、13a…ボルト穴、
15…チエーン制御部、31…チエーン・ガイド・カバ
ー、50…吊り下げ部、51,52…吊り下げ部材、5
3…固定円板、54…回転円板、55…ロックピン穴、
60…鋼管打込部、61…オーガ減速機、62…鋼管挿
入部、80…旋回ロックピン制御部、81…旋回ロック
ピン、100…クレーン車、110…主アーム、111
…吊り下げアーム、112…フックアーム、113…フ
ック本体、114…フック、301…アンカー・スクリ
ュー、303…アンカー・ロック、310…ロック・ピ
ン、350…アンカー・ストッパ、500…回転部
ブアウターリーダー、4…台座、5…駆動減速機、6…
チエーン、7…副ギア、11…主ギア、12…突起ピ
ン、13…リーダーセットボルト、13a…ボルト穴、
15…チエーン制御部、31…チエーン・ガイド・カバ
ー、50…吊り下げ部、51,52…吊り下げ部材、5
3…固定円板、54…回転円板、55…ロックピン穴、
60…鋼管打込部、61…オーガ減速機、62…鋼管挿
入部、80…旋回ロックピン制御部、81…旋回ロック
ピン、100…クレーン車、110…主アーム、111
…吊り下げアーム、112…フックアーム、113…フ
ック本体、114…フック、301…アンカー・スクリ
ュー、303…アンカー・ロック、310…ロック・ピ
ン、350…アンカー・ストッパ、500…回転部
Claims (14)
- 【請求項1】 第1の径を有する第1の支柱と、 前記第1の径より小さい第2の径を有し、前記第1の支
柱の内径に沿って摺動可能な第2の支柱と、 前記第2の支柱の端部に位置し、前記第2の支柱を摺動
させる駆動手段と、 前記第2の支柱の最上部に位置する吊り下げ部とを備
え、 使用時において、前記駆動手段によって、前記第2の支
柱を前記第1の支柱より引き出す方向に摺動して、これ
らの支柱がなす長さを伸長し、使用後には、前記駆動手
段によって、前記第2の支柱を前記第1の支柱内に収納
する方向に摺動して、前記支柱がなす長さを縮めること
を特徴とする伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項2】 前記駆動手段は、回転駆動部と、この回
転駆動部の回転トルクを伝動する伝動部材とからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項3】 前記駆動手段は、前記伝動部材を介し
て、当該杭打機の鋼管打込部の上下移動と前記支柱の伸
縮摺動の両方の駆動を行うことを特徴とする請求項2記
載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項4】 前記伝動部材の一部が前記支柱の外部に
露出し、残りの部分が前記支柱の内部に隠蔽される構造
を有し、前記露出部分に当該杭打機の鋼管打込部が固定
されていることを特徴とする請求項2記載の伸縮式鋼管
杭打機。 - 【請求項5】 前記伝動部材の内、前記支柱の内部に隠
蔽された部分を弛緩状態から伸張状態へ移行させること
で、前記支柱がなす長さを伸長することを特徴とする請
求項4記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項6】 前記伝動部材の内、前記支柱の外部に露
出した部分を伸張状態から弛緩状態へ移行させること
で、前記支柱がなす長さを縮めることを特徴とする請求
項4記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項7】 さらに、前記回転駆動部の回転を制御し
て、前記弛緩状態へ移行した前記伝動部材を前記支柱の
内部へ収容することを特徴とする請求項6記載の伸縮式
鋼管杭打機。 - 【請求項8】 前記第1の支柱の最上部には、この第1
の支柱に対して着脱可能かつ前記第2の支柱の外径に沿
って摺動可能な可動部材が設けられており、この可動部
材は、当該杭打機の鋼管打込部が、前記第2の支柱部分
を上下移動する間中、前記鋼管打込部に抱持された状態
で、この鋼管打込部とともに前記第2の支柱の外径に沿
って摺動することを特徴とする請求項1記載の伸縮式鋼
管杭打機。 - 【請求項9】 前記伝動部材には、少なくともチェーン
が含まれることを特徴とする請求項7記載の伸縮式鋼管
杭打機。 - 【請求項10】 前記吊り下げ部は、その吊り下げ部に
固定された固定円板と前記第2の支柱の上端部に設けら
れた回転円板とを有し、前記固定円板が固定された状態
で前記回転円板を回転することによって、当該杭打機を
360゜水平に回転できることを特徴とする請求項1記
載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項11】 さらに、旋回ロックピンを上下できる
旋回ロックピン制御部を有し、前記回転円板を回転して
当該杭打機を所望の角度に回した後に、前記旋回ロック
ピン制御部によって、前記旋回ロックピンを、前記固定
円板および回転円板の双方に対向して設けられたロック
ピン穴に貫通させる構造を有することを特徴とする請求
項10記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項12】 さらに、当該杭打機の最下部に位置す
る台座と、あらかじめ地中に埋設されたアンカー・スク
リューとを相互に固定するストッパを備えることを特徴
とする請求項1記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項13】 前記ストッパは、当該杭打機の鋼管打
込部による鋼管目標位置を指示する指示部材を備えるこ
とを特徴とする請求項12記載の伸縮式鋼管杭打機。 - 【請求項14】 前記アンカー・スクリューは、同軸状
態に設けられた複数枚のブレードを有し、各ブレードに
は、外縁から中心へ向かう切り込みが設けられ、これら
の切り込みは、各ブレードごとに互いに180゜ずれて
いることを特徴とする請求項12記載の伸縮式鋼管杭打
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000504U JP3070758U (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 伸縮式鋼管杭打機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000504U JP3070758U (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 伸縮式鋼管杭打機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070758U true JP3070758U (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=43204127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000504U Expired - Lifetime JP3070758U (ja) | 2000-02-04 | 2000-02-04 | 伸縮式鋼管杭打機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070758U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08281158A (ja) * | 1995-04-10 | 1996-10-29 | Motonobu Ura | 動力噴霧機 |
JP2015127501A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-07-09 | 株式会社フジワラ | ソーラーパネル用ユニット工法 |
-
2000
- 2000-02-04 JP JP2000000504U patent/JP3070758U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08281158A (ja) * | 1995-04-10 | 1996-10-29 | Motonobu Ura | 動力噴霧機 |
JP2015127501A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-07-09 | 株式会社フジワラ | ソーラーパネル用ユニット工法 |
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