JP3070501B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3070501B2 JP9007136A JP713697A JP3070501B2 JP 3070501 B2 JP3070501 B2 JP 3070501B2 JP 9007136 A JP9007136 A JP 9007136A JP 713697 A JP713697 A JP 713697A JP 3070501 B2 JP3070501 B2 JP 3070501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SOI(Silicon
On Insulater)基板を用いた半導体装置に関し、特にS
OI基板におけるゲッタリングを有効に行うことが可能
な半導体装置関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置では、素子の高速化や
微細化を促進するためにSOI基板を利用している。し
かしながら、このSOI基板は素子が形成される薄いシ
リコン活性層とこれを支持するシリコン基板の間に重金
属原子をはとんど通過しない酸化シリコンが設けられて
いるため、半導体装置製造中に混入される不純物、特に
重金属を効果的にゲッタリングするのが困難である。従
来のSOI基板のゲッタリング技術として、特開平8−
45943号公報に記載のものがある。これを図9を参
照して説明する。同図はその断面工程図であり、先ず、
図9(a)のように、支持体単結晶シリコン23上の二
酸化シリコン22上に単結晶シリコン21を有するSI
MOX(Seperation by IMplanted OXygen)基板または
貼り合わせSOI基板を用意する。そして、単結晶シリ
コン21表面上に二酸化シリコン膜25を形成しフォト
リソグラフィ法によってパターンニングし、その後、エ
ッチングによって半導体装置が製造される活性層領域以
外の領域、すなわち素子分離領域の窓あけを行う。次い
で、図9(b)のように、減圧CVD法によって、窓あ
けされた活性層21の表面および前記二酸化シリコン膜
25の表面を含む全面にゲッター層となる多結晶シリコ
ン膜27を成長する。次に、図9(c)のように、エッ
チングバックにより二酸化シリコン膜25上の多結晶シ
リコン膜27を除去し、素子分離領域にのみ多結晶シリ
コン膜27を残す。そして、最後に図9(d)のよう
に、二酸化シリコン膜25をエッチングにより除去し、
素子分離領域の多結晶シリコン膜27をゲッタ層として
完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この技術では、素子分
離領域に選択的に形成された多結晶シリコン膜27をゲ
ッター層とすることで、単結晶シリコン21における素
子領域、すなわち活性層中に混入する重金属を、多結晶
シリコンが活性層表面に接触した面からゲッタリングす
ることが可能である。したがって、多結晶シリコンと活
性層表面の接触面積が重要になってくるが、近年におけ
る素子の微細化が促進される中で、素子分離領域も微細
化され、その結果として多結晶シリコン膜27の面積が
低減されて多結晶シリコン膜27と活性層表面との接触
面積が小さくされると、その結果としてゲッタリング効
率が悪化されてしまうことになる。このため、ゲッタリ
ングが不完全なものとなり、重金属汚染を十分に補償す
ることが困難になり、酸化膜耐圧の劣化やリーク電流の
増加をもたらし、半導体装置の特性劣化が生じる要因と
なっている。
【0004】本発明は、SOI基板における素子の微細
化を促進する一方で、ゲッタリング効果を高めることが
可能な半導体装置提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁基板上の
単結晶シリコンに素子が形成されたSOI構造の半導体
装置において、前記単結晶シリコン内にのみ単結晶でな
いシリコン膜が選択的に形成されており、前記単結晶で
ないシリコン膜の一領域が素子分離機能を有している半
導体装置であって、 前記単結晶でないシリコン膜とし
て、P型多結晶シリコンとN型多結晶シリコンとが接触
する領域を有することにより素子分離機能を有すること
を特徴とする。 また、本発明において、前記単結晶でな
いシリコン膜は、前記絶縁基板に接触していないことを
特徴とする。 また、本発明は、絶縁基板上の単結晶シリ
コンに素子が形成されたSOI構造の半導体装置におい
て、前記単結晶シリコン内に単結晶でないシリコン膜が
選択的に形成され、かつ前記単結晶でないシリコン膜は
前記絶縁基板に接触していないことを特徴とする。
に、本発明は、絶縁基板上の単結晶シリコンに素子が形
成されたSOI構造の半導体装置において、前記単結晶
シリコン内に、多結晶シリコン膜若しくは非晶質シリコ
ン膜若しくはシリコン窒化膜、またはこれらを積層した
多層構造膜のいずれかが選択的に形成され、かつ、前記
多結晶シリコン膜若しくは非晶質シリコン膜若しくはシ
リコン窒化膜、またはこれらを積層した多層構造膜は、
素子の不純物拡散領域と同じ導電型の不純物を含み、か
つ、前記絶縁基板に接触していないことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態の断
面図であり、本発明をCMOSデバイスに適用した例を
示している。支持体単結晶シリコン3の上に埋め込み酸
化膜としての二酸化シリコン2が形成され、その上に単
結晶シリコン1が設けられ、この単結晶シリコン1を活
性層としてPMOSトランジスタとNMOSトランジス
タとが形成されている。PMOS領域PXとNMOS領
域NXは素子分離酸化膜4によって電気的に絶縁されて
おり、各領域にはゲート電極9がそれぞれ設けられ、か
つこのゲート電極9を挟む前記活性層には、PMOSお
よびNMOSそれぞれのLDD領域10Pと10N、お
よびソース・ドレイン領域11P,11Nが形成されて
いる。そして、これらのソース、ドレインにおいて、P
MOSのソース・ドレイン領域11PにはP+ 多結晶シ
リコン7Pが、NMOSのソース・ドレイン領域11N
にはN+ 多結晶シリコン7Nが埋め込まれている。ここ
では、前記埋め込まれたp+ 多結晶シリコン7PとN+
多結晶シリコン7Nはそれぞれ前記埋め込み酸化膜2に
接触する深さ、すなわち単結晶シリコン1の全厚さにわ
たって形成されている。
【0008】図2および図3は、図1の半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。まず、図2(a)
のように、支持体単結晶シリコン3上に埋め込み酸化膜
としての二酸化シリコン2が設けられ、この上に活性層
としての単結晶シリコン1が形成されたSOI基板に素
子分離を行い、単結晶シリコン1に二酸化シリコン4を
形成し、PMOS領域PXとNMOS領域NXとを分離
する。なお、同図はPMOS領域のみを図示している
が、NMOS領域についても同様である。また、以降は
同図のSの領域のみを図示する。次いで、図2(b)の
ように、単結晶シリコン1の表面上に二酸化シリコン膜
5を形成し、かつフォトリソグラフィ法によってパター
ンニングし、その後、例えば、ドライエッチングによっ
て溝6を形成する。この溝は、これから形成しようとす
るPMOS領域PXのソース・ドレイン領域にそれぞれ
含まれる領域に形成する。このとき、溝6の底面には埋
め込み酸化膜である二酸化シリコン2が露出している。
【0009】次いで、図2(c)のように、全面に多結
晶シリコン膜7を堆積する。このときの多結晶シリコン
はCVD法(化学気相成長法)により、成長温度は、6
00℃から700℃で行うが、ゲツタリング効果の点か
ら結晶粒を小さくすることが効果的であるため600℃
程度が望ましい。そして、図2(d)のように、前記多
結晶シリコン膜7をドライエッチングによりエツチバッ
クする。これにより、多結晶シリコン膜7は溝6内にの
み残されて多結晶シリコン膜7Pが形成され、その表面
は平坦化される。以下、通常のCMOSデバイスを製造
するプロセスになり、図3(a)のように、活性層1の
表面にゲート酸化膜となる二酸化シリコン膜8を例え
ば、熱酸化で約100Åに形成し、その表面にゲート電
極材料(例えば、多結晶シリコンやアルミニウム等)を
被膜し、フォトリソグラフィ法によってパターンニング
してゲート電極9を形成する。
【0010】その後、図3(b)のように、図外のマス
クを利用して活性層に不純物を低濃度にイオン注入し、
ソース・ドレインの各LDD層10Pを形成する。この
とき、例えば、PMOSの場合にはポロンまたはBF2
を、NMOSの場合にはリンを注入する。次いで、図3
(c)のように、表面に酸化膜12を例えば、CVD法
により形成する。そして、ドライエッチングにより、全
面に付けた酸化膜をエツチバックすると、ゲート電極の
側面に酸化膜12が残り、サイドウォールが形成され
る。その後、図3(d)のように、PMOSであれば、
ポロンまたはBF2 を、NMOSであればリンをそれぞ
れ高濃度にイオン注入し、ソース・ドレイン領域11P
を形成する。
【0011】このように、本発明の第1の実施形態で
は、MOSトランジスタのソース・ドレイン領域11
P,11N内に多結晶シリコン7P,7Nが埋め込まれ
ているため、この多結晶シリコン7P,7Nとソース・
ドレイン領域11P,11Nの単結晶シリコンとの界面
にゲッタリングサイトが形成される。これにより、SO
I基板上にデバイスを作製する際に、重金属を効果的に
ゲッタリングすることができる。すなわち、重金属の性
質として、埋め込み酸化膜中を拡散し難いため、SOI
構造では、デバイス作製領域である活性層にゲッタリン
グ層をつくることが重金属を捕獲しやすい。さらに、高
濃度にポロンおよびリン等が含有する不純物拡散層は、
他の低濃度領域(例えば、空乏層領域)より、重金属の
固溶度が高い。よって、デバイス作製中の熱処理時に
は、ソースとドレイン領域に重金属が集まる。その後、
冷却時に重金属は過飽和になり、析出場所を捜し、近く
に結晶欠陥があると、それを核として重金属は析出す
る。この析出物が、空乏層領域に形成されると、リーク
の原因になり、基板表面に形成されると、ゲート酸化膜
の質を劣化する。そのため、ソース・ドレイン領域内に
すべての重金属を析出させるためには、重金属の析出の
核にできる結晶粒界が多数存在する多結晶シリコンを、
ソース・ドレイン領域内に埋め込むことが重要である。
また、多結晶シリコンにも重金属捕獲能力があるため、
高濃度に不純物(ポロンおよびリン等)が含有する多結
晶シリコンは、高濃度に不純物を拡散した単結晶シリコ
ン層より、ゲッタリング効果を有する。
【0012】ここで、前記した製造方法において、図2
(d)の構造を作製する他の方法として、図4に示す方
法が採用可能である。先ず、図4(a)のように、単結
晶シリコン1表面上に二酸化シリコン膜5を形成し、フ
ォトリソグラフイ法によってパターンニングし、その
後、例えば、ドライエッチングによって、溝6を形成す
る。この溝6は、後にソース・ドレイン領域を含む領域
であることは言うまでもない。その後、前記溝を含む全
面に多結晶シリコン膜7を堆積する。そして、図4
(b)のように、多結晶シリコン膜7をドライエッチン
グによりエツチバックし、さらに二酸化シリコン5はウ
ェットエッチで除去する。これにより、多結晶シリコン
膜7は溝6内にのみ埋め込まれた多結晶シリコン膜7P
として残される。次いで、図4(c)のように、前記単
結晶シリコン1の表面に、後に埋め込み酸化膜となる二
酸化シリコン2を熱酸化で形成する。その後、図4
(d)のように、前記二酸化シリコン2に対し他の基板
として支持体単結晶シリコン3を室温で貼り合わせ、そ
の後1100℃程度で熱処理し、強固に接着する。そし
て、同図の破線位置まで、前記単結晶シリコン1の裏面
から研削研磨して多結晶シリコン7Pを露出させること
で、図2(d)に示した構造と同じ構造が形成される。
以下の工程は、図3(a)以降と同じである。
【0013】ここで、本発明においては、図5に示すよ
うに、PMOS領域PXとNMOS領域NXを電気的に
絶縁するためにの素子分離酸化膜を形成する代わりに、
単結晶シリコン1に埋め込まれたP+ 多結晶シリコン7
PとN+ 多結晶シリコン7Nとが接触されるPN接合分
離によって行ってもよい。なお、同図では、隣接される
PMOSとNMOSのソースとドレインにおいて接触し
ているが、PMOSとNMOSのソースが相互に接触し
たはNMOSのソースが接触していても良い。この実施
形態では、PMOS領域PXとNMOS領域NXを電気
的に絶縁するためにの素子分離酸化膜が存在していない
が、高濃度拡散層がSOI膜厚分だけ存在し、埋め込み
酸化膜に直接接しているために、素子間がパンチスルー
することがないため、微細化に有利である。また、酸化
膜による応力が少なく、前記実施形態よりも結晶欠陥が
発生し難いという利点もある。
【0014】図6は、本発明の第2の実施形態の断面図
である。この実施形態では、ソース・ドレイン領域11
P,11Nに埋め込まれたP+ 多結晶シリコン膜7Pと
+多結晶シリコン膜7Nが埋め込み酸化膜である下層
の二酸化シリコン2に接触していない点に特徴を有して
いる。この構成では、多結晶シリコン膜7P,7Nが薄
いために、ソース・ドレイン領域11P,11Nにおけ
る応力が少なくなり、応力による結晶欠陥が発生し難く
なる。したがって、素子プロセスが高温でも結晶欠陥が
発生しにくい。
【0015】図7は、前記第2の実施形態の製造方法の
要部を工程順に示す断面図である。この製造方法では、
図7(a)のように、単結晶シリコン1の表面に二酸化
シリコン膜5を形成し、これをエッチングして溝6を形
成する際に、この溝が埋め込み酸化膜2にまで達するこ
とがない深さに形成する。そして、図7(b)のよう
に、多結晶シリコン膜7を形成し、かつこれをエッチン
グバックして表面を平坦化することで、図7(c)のよ
うに、埋め込み酸化膜2にまで達することがない膜厚の
多結晶シリコン膜7Pを選択的に形成することが可能と
なる。以降の工程は、図3(a)の工程と同じである。
【0016】また、この第2の実施形態においても、図
8のように、PMOS領域PXとNMOS領域NXを電
気的に絶縁するためにの素子分離酸化膜4を形成する代
わりに、単結晶シリコン1に埋め込まれたP+ 多結晶シ
リコン7PとN+ 多結晶シリコン7N、及びソースとド
レインとがそれぞれ接触されるPN接合分離によって行
ってもよい。なお、同図では、隣接されるPMOSとN
MOSのソースとドレインにおいて接触しているが、P
MOSとNMOSのソースが相互に接触したはNMOS
のソースが接触していても良い。この実施形態において
も、PMOS領域PXとNMOS領域NXを電気的に絶
縁するためにの素子分離酸化膜が存在していないが、高
濃度拡散層がSOI膜厚分だけ存在し、埋め込み酸化膜
に直接接しているために、素子間がパンチスルーするこ
とがないため、微細化に有利である。また、酸化膜によ
る応力が少なく、前記実施形態よりも結晶欠陥が発生し
難いという利点もある。
【0017】なお、前記各実施形態では、LDD構造の
ソース・ドレインの拡散領域を有するMOSトランジス
タについて例示したが、LDDソース・ドレイン領域を
有していないMOSトランジスタについても同様に適用
できる。また、本発明においては、ソース・ドレイン領
域の内部に形成する膜として、前記した多結晶シリコン
に代えて、非晶質シリコン、シリコン窒化膜またはこれ
らを積層した多層構造膜のいずれかを採用してもよい。
さらに、本発明はMOSトランジスタ以外の素子を含む
半導体装置に適用することも可能である。
【0018】因みに、前記各実施形態のデバイスを実際
に製造し、かつそのゲッタリング効果についての試験を
行ったところ、ゲート酸化膜の耐圧評価として、C一モ
ード不良率が10%向上されたことが確認されている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、MOSト
ランジスタ等の素子を形成する単結晶シリコンの素子形
成領域に多結晶シリコン等の単結晶でないシリコン膜
形成しているので、単結晶でないシリコン膜と単結晶シ
リコンとの界面の面積が大きくなり、この界面に形成さ
れるゲッタリングサイトが拡大され、ゲッタリング効果
が高められて重金属汚染に強いSOI構造の半導体装置
を得ることができる。これにより、半導体装置の特性劣
化が防止され、歩留り向上、コスト低減を図ることがで
きる効果がある。また、単結晶でないシリコン膜が単結
晶シリコン内にのみ形成されることで、絶縁基板やシリ
コン基板に溝を形成する必要がなく、素子分離構造の製
造が容易となります。さらに、単結晶でないシリコン膜
が絶縁基板に接していないため、素子の不純物拡散層が
絶縁基板に直接接触して素子間のパンチスルーを防止
し、微細化に有利となり、かつ絶縁基板を構成する酸化
膜による応力が少なく、結晶欠陥が発生し難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の断面図である。
【図2】第1の実施形態の製造方法を工程順に示す断面
図のその1である。
【図3】第1の実施形態の製造方法を工程順に示す断面
図のその2である。
【図4】製造方法の他の例を工程順に示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態の変形例の断面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態の断面図である。
【図7】第2の実施形態の製造方法を工程順に示す断面
図である。
【図8】第2の実施形態の変形例の断面図である。
【図9】従来の製造方法を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1 単結晶シリコン 2 二酸化シリコン膜(埋め込み酸化膜) 3 支持体単結晶シリコン 4 素子分離酸化膜 5 二酸化シリコン膜 6 溝 7 多結晶シリコン膜 7P P+ 多結晶シリコン膜 7N N+ 多結晶シリコン膜 8 二酸化シリコン膜 9 ゲート電極 10P,10N LDDソース・ドレイン領域 11P,11N ソース・ドレイン領域 PX PMOS領域 NX NMOS領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上の単結晶シリコンに素子が形
    成されたSOI構造の半導体装置において、前記単結晶
    シリコン内にのみ単結晶でないシリコン膜が選択的に形
    成されており、前記単結晶でないシリコン膜の一領域が
    素子分離機能を有している半導体装置であって、 前記単結晶でないシリコン膜として、P型多結晶シリコ
    ンとN型多結晶シリコンとが接触する領域を有すること
    により素子分離機能を有することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記単結晶でないシリコン膜は、前記絶
    縁基板に接触していないことを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上の単結晶シリコンに素子が形
    成されたSOI構造の半導体装置において、前記単結晶
    シリコン内に単結晶でないシリコン膜が選択的に形成さ
    れ、かつ前記単結晶でないシリコン膜は前記絶縁基板に
    接触していないことを特徴とする半導体装置
  4. 【請求項4】 絶縁基板上の単結晶シリコンに素子が形
    成されたSOI構造の半導体装置において、前記単結晶
    シリコン内に、多結晶シリコン膜若しくは非晶質シリコ
    ン膜若しくはシリコン窒化膜、またはこれらを積層した
    多層構造膜のいずれかが選択的に形成され、かつ、前記
    多結晶シリコン膜若しくは非晶質シリコン膜若しくはシ
    リコン窒化膜、またはこれらを積層した多層構造膜は、
    素子の不純物拡散領域と同じ導電型の不純物を含み、か
    つ、前記絶縁基板に接触していないことを特徴とする半
    導体装置
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