JP3070454U - 不燃両面制御発熱体と電極端子並び両面良導体の端子構造 - Google Patents

不燃両面制御発熱体と電極端子並び両面良導体の端子構造

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JP3070454U
JP3070454U JP1999007727U JP772799U JP3070454U JP 3070454 U JP3070454 U JP 3070454U JP 1999007727 U JP1999007727 U JP 1999007727U JP 772799 U JP772799 U JP 772799U JP 3070454 U JP3070454 U JP 3070454U
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good
heating element
flat plate
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Inventor
明敏 新部
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テクノ技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】局部的でも100℃〜130℃で漏洩電流を感
知し、コントローラー内部で電源遮断させる安全性の高
い不燃性両面制御体発熱体の端子並び良導体の端子の構
造を提供する。 【解決手段】電極帯の端子Cは、抵抗体1に接する面は
平板状にスリットを具備し反面の平板状と尖状突起の表
裏面には絶縁処理をもたらす。反面平板状は裏面樹脂、
良導体、樹脂、電極帯を貫通しスリットに先端が貫通し
て折曲させて二枚の平板を圧接固定させる。万一端子部
に異常熱が発生しても片面の樹脂2が溶解し、片面良導
体に漏洩電流が流れると両面良導体端子を通じ両面全体
の良導体3が高感度に良導される。両面良導体3の端子
は縁部の一端に両面接続する様に設けてあり、発熱体の
表裏面が局部的でも異常過熱しても縁部の一端の端子が
漏洩電流を感知しリード線を通じコントローラー内部で
電源遮断させる構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は80℃以下で使用される寝具、敷物等の住宅関連並び農業、工業用等に 適応する両面制御発熱体の端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の面発熱体並び面状発熱体は外皮に塩ビシートを接着し異常時の温度制御は 感熱線を蛇行配線し温度ヒューズ等を設けて温度制御としたもの、又は片面の塩 ビシートの上部に良導体として補助塩化ビニフィルムにカーボン塗料を塗布し良 導性フィルムを備え面制御機能をもたらしたものはあるがいずれも異常時におけ る完全な制御機能とは言えない。
【0003】 問題点は、塩ビシートは可塑剤が熱と共に有害として発散し、更に長期間使用し 寝具等折り畳みが多いと折り目部分が可塑剤が飛び亀裂を生じると共に剥離する 。剥離すると抵抗体は局部的に劣化し発熱斑を生じ炭化し発火する。外皮が塩ビ シートの場合熱が加わると軟性となり折り曲がり、熱を止めると硬化したまま復 元しないため折り目部分が重複して発火事故となる例が多い。 その様な塩ビ外皮の片面上部に補助塩化ビニフィルムにカーボン塗料を塗布し良 導性をもたらし、制御機能としても発熱体が炭化し発火すると塩ビシートも折り 曲げ部は帯状に炭化し、この時点で良導体に漏洩電流が流れるため感知するまで 時間的な問題を生じる。完全でない理由は、良導体が片面であるため反対面が上 記の状態になればかなり広範囲に塩ビシートが炭化し亀裂を生じないと良導体は 感知しないため完全な制御体とは言 えない。
【0004】
【考案が解決しようとする手段】
カーボン系の抵抗体が炭化し発火する温度は130℃以上である。 本考案は抵抗体が炭化する以前の温度つまり100℃〜130℃以内で寸時に両 面制御体が感知し電源の供給を遮断させる構成にすることにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
抵抗体の事故例は抵抗体が炭化し発火する事故の外、電極帯の切断事故並び端子 にリード線端をハンダ接着した際の不良接着の発火等もある。 本考案は抵抗体が100℃〜130℃以内の異常温度になると120℃で寸時に 溶解する樹脂が、両面に接着されており樹脂の表裏面に接着した両面良導体に接 触し漏洩電流が微量でも流れると、両面全体が高感度に漏洩電流を感知し良導体 の一端に設けた両面良導体の接続端子とリード線を通じコントローラー内部で電 源遮断させる構成とする事にある。 本考案の電極帯端子の圧接部は、スリットを設けた平板状を電極帯に直接圧接さ せリード線のハンダ付けをするため良導板とするが、反対面の樹脂と良導体と電 極帯を貫通する平板又は尖状突起部は絶縁性をもたらし絶縁メッキ又はシリコー ン等で良導体に漏洩電流が流れない構造にした。従って、端子が異常熱を発生す ると片面の樹脂が寸時に溶解し良導体に接触すると両面良導体全体に漏洩電流が 流れ良導体端子とリード線を通じてコントローラー内部で電源遮断させる。
【0006】
【作用】
本考案は、前述の如く抵抗体の一部でも異常熱となり120℃になると抵抗体の 表裏面に設けた樹脂が局部的でも溶解し、樹脂の表裏面の不燃良導体に接触する と寸時に微量な漏洩電流を高感度に感知し、両面良導体が接続する様設けた端子 とリード線を通じコントローラーで電源遮断させる。 本考案の電極帯端子は、電極帯に接する平板は良導性板とし反対面の樹脂に圧接 する平板部は良導体と電極部を貫通する尖状突起も含め絶縁性にする。 万一端子部が異常熱を発生しても片面の樹脂が溶解し片面の良導体に接触すると 漏洩電流を両面全体が感知する。 良導体の端子は、リード線の挿入穴を設けた軸に上下面に平板が圧着する両平面 板を具備した良導端子とした。平板の片面は尖状突起を具備し反対面の平板はス リットを設け尖状突起が良導体と樹脂とを貫通しスリットを貫通させ突起先端を 折曲固定させる構造にした。前述の電極帯端子の漏洩電流が片面の良導体に流れ ても、両面全体が良導する構成は、本考案の両面良導体端子が縁部の一端に設け て両面良導体に圧接しているため完全な両面制御体の役割を持つ。
【0007】
【実施例】
図1は両面制御発熱体の外観図を示す。 可撓性両面制御発熱体の両側縁部に電極帯B.Bが設けられている。 図2はH−H’の断面図である。本考案の説明は図1図2図3を同時に説明する 。 電極帯外の両面良導体3.3が圧接された端子Dは縁部の一端に設けられ、発熱 体Aが異常過熱となり120℃になると局部的にも2.2が溶解し良導体3.3 に接触すると良導体3.3は漏洩電流を全面に高感度に良導させる。 良導する漏洩電流は、端子Dからリード線Eを通じコントローラーFに連結され コントローラー内部で電源遮断させる。電極帯B.Bの端子C.Cは上面部の端 子平板5b大の範囲で2、3、4を剥離させ電極帯Cに圧接する平板5bは良電 性をもたらし、反対面の尖状突起6.8を具備した平板5aは裏面4に圧接させ 、平板5bのスリット7に尖状突起6.8が電極C、樹脂2、良導体3、防水樹 脂4を貫通させるため良導体3に電極帯Cの電流が流れないよう平板5aの尖状 突起6.8の表裏面を絶縁塗料8で処理して設ける。平板5aの尖状突起6.8 は平板5bのスリット7を貫通させ折曲し、両面が完全に圧接される電極帯端子 C.Cとする。 両面良導体3.3の端子Dは、リード線Eの先端が圧接される円形穴9と尖状突 起を10を具備した平板11aとスリット12を具備した平板11bを一体に成 形した端子Dとする。平板11aと11bは縁部面の3.3が圧接される様尖状 突起10がスリット12を貫通折曲させ挟着させる構造とした。 コントローラーFにはC.Cの端子から(+)(−)のリード線Gの外蛇行配線 して設けた感熱線の制御装置等が内蔵され、完全不燃性両面制御体の発熱体Aの 電気的制御構成も含めコントローラーFが機能するようにした。
【0008】
【考案の効果】 従来の発熱体の外皮材は、有害で亀裂を生じやすい塩ビシートを被覆したもので 、不完全な片面制御として塩ビフィルムにカーボン塗料を塗布し良導体としたも のと比較して、本考案は抵抗体が炭化又は発火する以前の温度で溶解する無害性 樹脂が115℃で溶解し両面不燃性良導体に局部的に接触すると漏洩電流が微電 流でも高感度に良導させ、端子と共にリード線を通じコントローラー内部で電源 遮断させる。 不燃良導体の化学薬品は、無機質で無害な上不織紙又は不織布に含浸させるスル ファミン酸アンモニウムが寸時に空気中の水分を吸収残留しやすくした。 更に防水絶縁性の樹脂を表裏面に設け水の中に入れても漏電しない構造にした。 完全不燃両面制御発熱体で軽量な上、安価な画期的な発熱体と電 極構造を提供 出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の不燃性両面制御発熱体の外観図であ
る。
【図2】はH−H’の断面図である
【図3】は電極帯端子並び良導体端子の構成図である。
【符号の説明】
A…不燃性両面制御発熱体 B…電極帯 C.C…電極帯端子 D…良導体端子 E…Dからのリード線 F…コントローラー G…(+)(−)のリード線 1…抵抗体 2.2…溶解性樹脂 3.3…両面良導体 4.4…防水性樹脂 5a…尖状突起を具備した平板 5b…スリットを具
備した平板 6…尖状突起 7…スリット 8…絶縁塗料 9…リード線先端を
圧接する穴 10…良導体端子の尖状突起 11a…尖状突起を
具備した平板 11b…スリットを具備した平板 12…良導体端子の
スリット
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月17日(1999.11.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 不燃両面制御発熱体と電極端子並び
両面良導体の端子構造
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】面発熱体及び面状発熱体において、抵抗体
    の表裏面に120℃で溶解する樹脂を設け、更にその樹
    脂の表裏面に紙又は布に不燃良導液として、温水にスル
    ファミン酸アンモニウム、ほう酸、ほう砂、酸化鉄、シ
    リコーンの化学薬品等を混合し含浸乾燥して、460℃
    でも延焼しない不燃性と、前記スルファミン酸アンモニ
    ウムが乾燥させても寸時に空気中の水分を吸収残留し両
    面制御体が全面良導性を持つ不燃良導素材にして設け、
    その表裏面を防水、絶縁樹脂で接着してなる発熱体の電
    極帯端子は、電極帯部に圧接する平板状は良導性をもた
    せ複数のスリットを設け、又片面防水樹脂側に圧接する
    平板状には複数の尖状突起と共に電気絶縁性メッキ又は
    絶縁シリコーン等で絶縁性をもたらし良導体を貫通する
    形で挾圧しスリット上に突きぬける突起先端を折曲固定
    してなる端子とする。又は鳩目端子を採用しても良導体
    を貫通する部分を電気絶縁メッキ又はシリコーン等で保
    護し、端子部が圧接され通電されても電極帯に漏洩電流
    が流れない構造とする。良面両導体の端子は、抵抗体外
    の縁部上に設けた両面良導体の一端にリード線を圧接す
    る円形穴と円形軸から接続する二枚の平板状が挾圧され
    る構成で、一枚の平板状には尖状突起を設け反面平板状
    には突起部が貫通するスリットを設けスリット上部に突
    きぬけた突起を折曲して圧接してなる端子構造。
JP1999007727U 1999-09-06 1999-09-06 不燃両面制御発熱体と電極端子並び両面良導体の端子構造 Expired - Lifetime JP3070454U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019772A1 (fr) * 2001-03-02 2002-03-07 Techno Giken Co., Ltd. Unite de chauffe plane flexible permettant de reguler une surface incombustible
WO2002058435A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Techno Giken Co., Ltd Chauffage a commande de surface refractaire non combustible et son procede de production

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002058435A1 (fr) * 2001-01-19 2002-07-25 Techno Giken Co., Ltd Chauffage a commande de surface refractaire non combustible et son procede de production
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