JP2001115392A - 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙 - Google Patents

不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙

Info

Publication number
JP2001115392A
JP2001115392A JP31866299A JP31866299A JP2001115392A JP 2001115392 A JP2001115392 A JP 2001115392A JP 31866299 A JP31866299 A JP 31866299A JP 31866299 A JP31866299 A JP 31866299A JP 2001115392 A JP2001115392 A JP 2001115392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
combustible
noninflammable
resistor
metal foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31866299A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitoshi Niibe
明敏 新部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO GIKEN KK
Original Assignee
TECHNO GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO GIKEN KK filed Critical TECHNO GIKEN KK
Priority to JP31866299A priority Critical patent/JP2001115392A/ja
Publication of JP2001115392A publication Critical patent/JP2001115392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】無害性素材で構成し800℃でも延焼しない不
燃壁材を提供する。 【解決手段】高感度に漏洩電流を感知する不燃良導体と
して100℃〜120℃で溶解する樹脂と防水絶縁外皮
の中間に金属箔と不燃合成紙を接着した良導性フィルム
を抵抗体の表裏面に具備させ両面制御装置のある不燃発
熱体とした。従来の難燃性壁材を無害性素材を使用して
800℃の耐火性の不燃性壁材にするため、表面材を金
属箔と不燃性合成紙を一体にしたもの、又は織布に紙ま
たは合成紙を接着したものに不燃液を、含浸乾燥させ不
燃性とし裏面に不燃接着剤6と不燃紙を設け、表裏面一
体に成形してなる無害性不燃壁材の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】不燃性良導体は寝具等その他の用
途に用いる面抵抗体及び面状抵抗体の両面制御体に使用
し不燃発熱体にする。不燃壁材は従来の難燃性素材で有
害性ガスを発生させる素材を不燃素材にし、無害性壁材
にする事で防火建材に適応させる。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、寝具等に使用する
発熱体の大半は、外皮材を塩ビシートを使用し、抵抗体
の両面にラミネートした面発熱体並び面状発熱体であ
る。制御装置として感熱線を蛇行配線し、50℃〜60
℃の異常温度を感知制御するシステムの外90℃の温度
ヒューズを局部的に配置し通電遮断する方法が採用され
ている。
【0003】然しこれらの発熱体には面制御体がないた
め、感熱線外並び温度ヒューズ設置外の異常温度が発生
した場合、又は端子部のハンダ接着不良による発火のほ
か、塩ビシートは熱と共に軟化し通電遮断すると復元性
がないため、ふとん等綿との接着擦れ等の場合、重複し
たままの状態で重複熱で抵抗体並び塩ビシートが炭化し
発火する事故を生じる。特に塩ビシートは、可塑剤が数
年経過すると熱と共に有害性をもって発散し、上記の重
複状態になると塩ビシートが亀裂を生じ、抵抗体との接
着面が剥離し抵抗体が劣化し炭化と共に発火する事故が
問題とされている。その他ダイオキシン等発生する素材
としても問題とされている。
【0004】壁材においても大半の表面材は塩ビ樹脂を
使用しており、難燃性であれば建材として使用許可され
ている。然し塩ビ樹脂は火災の際400℃になると延焼
し塩素系の有毒ガスを発生し煙りと共に死亡する事故が
多い。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】寝具等に使用する
カーボン系の抵抗液はウレタン系の樹脂を使用している
関係上80℃以下の温度で使用する目的で開発されたも
のである。綿織布に含浸されても130℃以上の温度で
炭化し発火する。本発明は炭化する以前の温度、すなわ
ち115℃の局部的な温度になっても通電遮断させる構
成にする事で完全不燃性にする事にある。
【0006】壁材も従来の難燃性の塩ビ使用の壁材を不
燃性とし、無機素材で構成し800℃でも延焼しない壁
材とする事にある。従って有毒性のガスを発生させる塩
素系または窒素系のガスは1000℃で延焼しても一切
発生しない画期的な構造とする事にある。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】寝具等に使用する温度
は、発熱体の表面温度で10dag℃〜20dag℃で
快適な温度をもたらす。然し前述の如く加工上の不良並
び塩ビ外皮の重複等による局部的な異常温度で炭化し発
火する事故も発生する。本発明は請求項の不燃性良導体
を抵抗体の表裏面に接着し両面制御体にすることで、局
部的な異常温度となると115℃で絶縁性樹脂が溶解し
良導体に接触すると寸時に漏洩電流を感知し、コントロ
ーラー内部で電源遮断させる構成にすることで発熱体が
炭化し発火する以前の温度で通電遮断させる不燃発熱体
を提供できる。
【0008】不燃壁材を無害性素材で構成させた、不燃
良導液に使用する化学薬剤は無機質で塩素系や窒素系の
有毒ガスは発生しない。接着剤用の化学薬品は酸ナトリ
ウム(水硝子)、カオリン、酸化鉄、等の無機質で強力
な不燃性をもたらす。紙または合成紙の表面に金属箔を
模様状に付着させたもの、または織布に紙を接着したも
のを不燃液で全面含浸乾燥させて素材全体が500℃で
も延焼しない構成にする。更に耐火性をもたらす要因は
不燃接着剤が800℃でも延焼しない、この接着剤を中
心にして両面不燃紙を一体に接着することで700℃〜
800℃でも延焼しない耐火壁材が構成される。現在使
用されている難燃性の場合、火災時に一瞬にして延焼し
煙の有毒ガスで死亡する素材と異なり1000℃の火災
温度でも一瞬に燃え広がらない上、煙による死亡事故等
を減少させる壁材を提供する。
【0009】
【作用】不燃良導体を抵抗体の表裏面に具備させ115
℃の異常温度となると絶縁性樹脂が局部的でも溶解し、
本発明の不燃良導体と抵抗体が局部的に瞬時でも接触す
ると良導体全面が漏減電流を感知し、良導体端子とリー
ド線を通じコントローラーで電源遮断される。従って発
熱体が炭化または発火する以前の温度で通電遮断させる
ため、不燃発熱体として提供できる。
【0010】不燃壁材は従来の難燃性と異なり、800
℃でも延焼しない耐火性をもたらした。万一火災が発生
し床材から壁材に燃え広がり、天井材に燃え移る事故は
従来多く発生しているが、本発明の壁材は800℃で炭
化はするが燃え広がる事がなく更に炭化しても有毒ガス
は一切発生しない不燃壁材を提供できる。
【0011】
【実施例】本発明の不燃性良導体並び不燃壁材の構成例
を図によって説明する。図1は不燃良導体を抵抗体の表
裏面に接着した不燃発熱体の構成外観を示す。図2はH
−H^の断面図である。本発明は図1と図2を同時に説
明する。図1のAは不燃良導体を両面に具備した不燃発
熱体である。構成は図2の1はカーボン面抵抗体または
面状抵抗体等の抵抗体である。1の表裏面に2−2の1
00℃〜120℃で溶解する絶縁樹脂を接着する。更に
2−2の表裏面に3−3の紙または合成紙に金属箔を蒸
気と共に昇華させる方法で面均等に付着させて設けた素
材に、不燃良導液を含浸乾燥させた素材4−4を接着
し、更に5−5の樹脂を接着して両面制御体として一体
に具備された不燃発熱体Aが構成される。本発明は高感
度の不燃良導体にするため3−3の金属箔と合成紙に不
燃良導液を含浸させることで不燃液のスルファミン酸ア
ンモニウムが乾燥させても寸時に空気中の水分を吸収残
留させ良導体4−4を兼ね備える構成とした。次に電気
的な構成と両面良導体との接続を説明する。図1の抵抗
体1に両縁部に電極帯Bが具備されており、電極体Bの
両端に端子Cを設けたうえ、(+)(−)のリード線G
がコントローラーFに連結して入力制御できるようにす
る。その他50℃〜60℃で温度感知する感熱線等の制
御もコントローラーFに内装された回線によって入力制
御される。本発明の不燃性良導体3−3、または4−4
は抵抗体1が異常温度を生じたとき局部的でも絶縁樹脂
2−2が溶解し抵抗体1と良導体3−3または4−4に
接触すると寸時に漏洩電流が両面全面の良導体が高感度
で感知する。両面良導体の接続端子Dは電極帯外の縁部
に設け、リード線Eを通ってコントローラーF内部で漏
洩電流を感知し、電源遮断させる。従って抵抗体1が炭
化または発火すると温度は130℃以上の温度であるた
め、炭化する以前の温度115℃で電源遮断させる画期
的な不燃発熱体Aを提供できる。
【0012】図3は不燃壁材の断面図である。壁材の表
面材は紙または合成紙に金属箔を面均等に付着させた素
材3または織布と合成紙等を接着した3とし、請求項の
不燃良導液を含浸乾燥させ単体で500℃でも延焼しな
い構成とする。次に6の不燃接着剤は請求項の配合比率
で設けた接着剤を4の不燃材に接着させる。裏面7は紙
に請求項の不燃良導液を含浸乾燥させ不燃接着剤6に接
着し、一体の不燃壁材にすることで不燃接着剤の耐熱温
度800℃が強力な耐火効果を持ち800℃でも延焼し
ない壁材が構成される。炭化し発生するガスは無害性で
あり、火災の際、瞬時に延焼させない効果をもたらす従
来にない不燃壁材を提供する。
【0013】
【発明の効果】本発明は不燃性良導体を抵抗体の表裏面
に設け、両面制御体の機能をもたらした不燃発熱体が提
供できる。特に良導体の構成が金属箔と不燃液のスルフ
ァミン酸アンモニウムが吸水性を兼ね備えた良導性をも
たらすため、耐久性と高感度の漏洩電流を感知すること
ができる。更に厚さ1mmで軟性と弾力性があり樹脂に
接着し抵抗体とも一体にした発熱体にしても柔軟性をも
たらす。
【0014】従来の難燃性の壁材を紙、織布、合成紙を
主要素材として金属箔を昇華させ模様状に付着させる構
成のほか無害性、不燃壁材として無機化学薬品を使用し
た不燃材と無機化学薬品を使用して不燃接着剤を使用し
て一体の不燃壁材が構成される。この不燃壁材は800
℃でも延焼しない上厚さ1.0mm〜1.5mmで軟性
と適度な弾力性のある不燃壁材として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、不燃性良導体を抵抗体の表裏面に接着した
不燃発熱体の構成外観図である
【図2】は、H−Hの断面図である
【図3】は、不燃壁材の断面図である。
【符号の説明】
A‥‥‥両面良導体を具備した不燃発熱体 B‥‥‥電極帯 C‥‥‥電極端子 D‥‥‥漏洩電流の感知端子 E‥‥‥Dの端子からコントローラーまでのリード線 F‥‥‥コントローラー G‥‥‥電流(+)(−)のリード線 1‥‥‥抵抗体 2‥‥‥100℃〜120℃で溶解する樹脂 3‥‥‥合成紙に金属箔を付着 4‥‥‥合成紙に不燃良導液を含浸した良導体 5‥‥‥防水絶縁樹脂 6‥‥‥不燃接着剤 7‥‥‥不燃液を含浸させた裏紙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月14日(2000.6.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の
壁紙
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】請求項1の不燃制御発熱体は寝
具、敷物、床暖房等の住宅関連又は老人介護用の発熱体
として適応する。請求項2の不燃無害紙の壁紙は用途に
応じ無機水溶性不燃液で障子紙、襖紙に適応し、無機接
着剤を介在させて不燃無害紙の壁紙等の建材に適応す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決しようとする手段】請求項1について、従
来から現在に至る迄カーボン系の発熱体に面制御装置の
発熱体はあるがカーボン抵抗が変化し炭化、シヨートす
る以前の温度で漏洩電流を感知し、電源を遮断させる構
造の発熱体は今だ見る事はない。 カーボン塗料に
混入する樹脂は、ウレタン、ゴム、塩ビ等の樹脂が使用
され、いずれも100℃以上の温度になると抵抗変化を
生じる。又更に塗布又は含浸、乾燥させて同一抵抗にす
る技術も難かしく低抗斑も生じやすい。この様な抵抗体
を寝具等に使用すると、こもり熱により局部的な温度差
を生じ感熱線等の制御をしても塩ビ外皮の発熱体は異常
温度で可塑剤が発散し亀裂と共に炭化し、シヨートする
事故はすでに発生している。前記面制御装置の発熱体
は、塩ビ外皮の発熱体の片面に塩ビフイルムにカーボン
塗料を塗布した良導体の構造である。然しこの構造は抵
抗体がシヨートし塩ビ外皮が炭化して良導体に接触し電
源を遮断させるため、完全な制御体ではない。従って本
発明は、抵抗体が異常温度で抵抗変化する以前の温度で
寸時に端子部も含め樹脂が溶解し良導体に接触して電源
を遮断させるため炭化又はシヨートのない不燃制御発熱
体を提供する。更に460℃でも延焼しない不燃紙良導
体、金属箔、又は良導素材を片面に具備し、その他上、
下外皮には、不燃紙又は不燃不織布、耐熱樹脂、耐熱不
織布等を使用し、いずれも樹脂等を主体に張り合わせて
あり不燃性、軽量性、柔軟性、無害性な素材であり80
0℃で完全に燃焼し、塩ビのようなダイオキシン等は一
切発生しない特長をもつた不燃片面制御発熱体を提供す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項2は、従来の障子紙や襖紙は不燃末
処理の紙又は難撚紙はあるが不燃性紙はない。本発明の
水溶性不燃液のうち酸化鉄を除いた配合比のA液は、紙
本来の特性をもたらし600℃で炭化はするが延焼しな
い不燃性紙となる。パルプに無機物質を混入した紙は残
留パルプが延焼する然しA液に酸化鉄を混入した無機不
燃液を含浸、乾燥すると600℃以上で炭化はするが延
焼しない。不燃無害な壁紙は表面紙を模様紙又は、色付
け紙に前記A液を含浸、乾燥した不燃紙とする.壁裏紙
は前記無機不燃液を含浸、乾燥した紙とし表裏紙間には
請求項2の無機接着剤を介在させる事で600℃−80
0℃でも延焼しない無害不燃壁紙となる。火災時に人身
事故の多くは、急速な延焼による逃げ遅れ、煙りによる
逃げ遅れ、有害ガス等である。本発明は延焼しずらい構
成であり更に無害で発煙量が少ない不燃無害紙の壁紙を
提供する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】抵抗体が抵抗変化する温度すなはち80℃−1
00℃で抵抗体に接する樹脂が溶解し、片面に具備した
不燃紙良導体、良導紙、金属箔、又は良導素材等が端子
も含め設けた良導体が局部的でも抵抗体に接触すると、
漏洩電流は良導体全面に高感度に流れ良導体端子からリ
ード線を通しコントローラーで電源を遮断させる。更に
本発明の外皮に460℃でも延焼しない不燃紙又は不燃
不織布、耐熱樹脂、等が設けてあり耐熱性をもたらした
事も従来にない構成である。防水性と電気絶縁性は、抵
抗体の両面の樹脂と不燃紙等には両面に樹脂が設けてあ
り防水、絶縁の役割をもつ。以上の如く完全制御体で不
燃構造の上、無害性で800℃で完全燃焼しダイオキシ
ン等一切発生しない発熱体は、従来にない画期的な発明
として不燃制御発熱体を提供する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】本発明の不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁
紙の構成例を図によつて説明する。図1は抵抗体の片面
に電極端子も含めた良導体を具備し漏洩電流を感知する
構造の不燃制御発熱体の構成外観図を示す。図2はH−
H’の断面図である。図1のAは抵抗体の片面に良導体
を具備した不燃制御発熱体である。構成は図2の1はカ
ーボン面抵抗体又は面状抵抗体等の抵抗体である。 1
の表裏面に2−2の80℃−100℃で溶解する樹脂が
張り合わされている。更に2−2の上部面には4の不燃
紙又は不燃不織布、耐熱樹脂、耐熱不織布等が樹脂等を
主体に張り合わされている、その上部には5の防水、絶
縁樹脂が張り合わされ、抵抗体上部の外皮が構成されて
いる。抵抗体1の両側縁部にはB−Bの電極帯が具備さ
れており、上面の電極帯Bと電極端子Cの良導板は端子
Cの平板面が圧接出来るように、端子大で5、4、2が
切断された上、更に端子圧接が良好に接触するように良
導性塗料が電極端子大に電極帯B上に設けられている。
2−2の下部片面には不燃良導紙、金属箔、又は良導素
材3が樹脂等を主体に張り合わされている。その下面に
は4の不燃紙又は耐熱樹脂等が樹脂等を主体に張り合わ
され、更にその下面5の防水、絶縁樹脂が樹脂等を主体
に張り合わされている。漏洩電流感知端子Dは、リード
線穴と2枚の平板構造とし抵抗体1の縁部の一端に2の
樹脂と前記良導体間に良導端子平板の一枚が接触され一
枚の平板は5の下面部に位置し5,4、3を貫通する形
のホツチキス式端子で固定する。以上の構造で不燃制御
発熱体Aが構成される。 次に本発明の特長と電気
的な構成を説明する。抵抗体1の両側縁部に電極帯B、
Bと端子C、Cが具備され、(+)(−)のリード線G
がコントローラーFに連結して入力制御が出来るように
する。その他50℃−60℃のこもり熱を感知する感熱
線が面状に蛇行して設けられ、その制御もコントローラ
ーFに内蔵される。電極端子Cはリード線挿入穴から2
枚の平板が設けられてあり一枚の平板は良導板とし電極
線Bに接触され、他の一枚は突起部と平板面を絶縁処理
し下面外皮の5、4、3、2、1を貫通させ上部良導端
子面で突起を折曲して圧接させる。本発明の特長は抵抗
体1が異常温度で抵抗変化する以前の温度、すなはち8
0℃−100℃で2、2の樹脂が局部的でも溶解し抵抗
体下面の良導素材3と接触すると全面が高感度に漏洩電
流を感知し端子部も含め制御機能をもたらす。漏洩電流
は抵抗体1の縁部の一端に漏洩電流感知端子Dとリード
線EがコントローラーF内部に連結されており電源遮断
させる構成とた事で、劣化し炭化してシヨートする事故
等一切発生しない不燃制御発熱体Aが提供出来る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図3は請求項2の不燃無害紙の壁紙の断面
図である。6は模様状の表面紙又は織布に請求項1の水
溶性不燃液のA液で含浸、乾燥させ460℃でも炭化は
するが延焼しない表面材である。8は請求項2のパルプ
に無機質70%−90%の水酸化アルミニウムが混入さ
れた不燃性紙にA液に酸化鉄を混合した水溶性不燃液を
含浸し、乾燥させ600℃で炭化はするが延焼しない不
燃裏紙である。6と8の間に請求項2の不燃接着剤7を
介在させ張り合わせて800℃まで不燃性をもたらす不
燃無害紙の壁紙を提供する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の効果】本発明は抵抗体の表裏面に80℃−10
0℃で溶解する樹脂を設けその樹脂の片面に良導素材が
具備され、片面の良導面を貫通する端子を絶縁処理し圧
接する構成にすることで、抵抗体が抵抗変化する以前の
温度すなはち80℃−100℃で樹脂が溶解し、両面側
部の電極帯端子部の異常温度も含め片面部の良導体に局
部的でも接触すると片面全面の良導体が漏洩電流を感知
し、漏洩電流感知端子とリード線がコントローラーに連
結されて電源を遮断させる構成の発熱体は従来にない画
期的な発明として不燃制御発熱体を提供する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】は良導素材を抵抗体の片面に端子を保護して張
り合わせた不燃制御発熱体の構成外観図である。
【図2】は、H−Hの断面図である。
【図3】は、不燃無害紙の壁紙の断面図である。
【符号の説明】 A…片面良導体を具備した不燃制御発熱体 B…電極帯 C…電極端子 D…漏洩電流の感知端子 E…Dの端子からコントローラーまでのリード線 F…コントローラー G…電流(+)(−)のリード線 1…抵抗体 2…80℃−100℃で溶解する樹脂 3…不燃良導紙、金属箔、良導素材等 4…不燃性紙又は200℃以上の耐熱不織布又は樹脂 5…防水絶縁樹脂 6…不燃織布又は着色、模様状の不燃紙 7…不燃接着材 8…不燃パルプ紙に水溶性不燃液を含浸した不燃壁裏紙
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月10日(2000.7.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 13/00 H05B 3/20 322 H05B 3/20 322 D06M 11/04 B Fターム(参考) 3K034 AA10 AA35 BB08 BB10 BB13 BB15 BC03 BC16 CA02 CA17 CA32 HA01 JA01 JA09 4L031 BA09 BA13 BA17 BA19 BA24 DA00 DA16 DA17 4L055 AG03 AG05 AG15 AG18 AG23 AG27 AG36 AH27 AH37 AH50 AJ01 BE10 BE14 BE20 EA32 FA19 GA03 GA23 GA40 GA44 GA50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙又は布及び合成紙の半面に金属箔をプ
    リントしたもの又はステンレス等の金属を溶解し蒸気と
    共に昇華させ、面に均等又は模様状に金属箔を付着させ
    た素材を、不燃良導液すなはち、重量比としてアルカリ
    性温水60%〜90%に、スルファミン酸アンモニウム
    10%〜40%、ほう酸1.0%〜3.0%、ほう砂
    1.0%〜3.0%、シリコーン1.0%〜3.0%等
    の無機化学薬品を混合した液に含浸乾燥させA素材とす
    る。そのA素材の表裏面に100℃〜120℃で溶解
    し、塩素ガス等発生しない樹脂を接着してなる不燃性良
    導体。不燃壁材は、前記A素材の金属箔面又は織布と紙
    を接着し、A素材を含浸乾燥した面の半面側に不燃接着
    剤として、珪酸ナトリウム70%〜90%、カオリン
    1.5%〜5.0%、酸化鉄0.5%〜3.0%、シリ
    コーン1.5%〜3.0%の化学薬品等の重量比で混合
    した不燃接着剤を塗布し、その塗布面に前記不燃良導液
    を紙に含浸乾燥させた不燃紙を接着させる事で700℃
    〜800℃でも延焼しない上、薄く軽量不燃壁材となり
    燃焼ゴミとしても有毒ガス又はダイオキシン等発生しな
    い不燃壁材の製造法。
JP31866299A 1999-10-05 1999-10-05 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙 Pending JP2001115392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31866299A JP2001115392A (ja) 1999-10-05 1999-10-05 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31866299A JP2001115392A (ja) 1999-10-05 1999-10-05 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001115392A true JP2001115392A (ja) 2001-04-24

Family

ID=18101646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31866299A Pending JP2001115392A (ja) 1999-10-05 1999-10-05 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001115392A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3385959A (en) Flexible heating elements
US2715668A (en) Electrically conductive film panel heaters
GB1496384A (en) Laminated structure
US20130042974A1 (en) Insulation material and method for insulation
JP2015121012A (ja) 意匠性を付与した熱膨張材
JP2001115392A (ja) 不燃制御発熱体並び不燃無害紙の壁紙
JP2001110552A (ja) 折り畳み可能な面状発熱体
KR101108219B1 (ko) 단열성과 접지기능이 구비된 면상발열체 제조방법 및 이에 의해 제조된 면상발열체
JP3225247B2 (ja) 不燃性面発熱体
KR100422095B1 (ko) 가요성 불연면제어 면발열체
IL40453A (en) Rigid electrical area heating elements and method for their manufacture
JP3070454U (ja) 不燃両面制御発熱体と電極端子並び両面良導体の端子構造
JP2887147B2 (ja) 面状発熱体
JP2000290512A5 (ja)
JP4647846B2 (ja) 面発熱体及びその製造方法
JP3079039U (ja) 無害軽量発熱体並び片面制御発熱体と良導体の接続端子構造
JP2000328493A (ja) 不燃液と防水、耐火接着剤を用いた不燃紙又は不燃布の製造法並び防水不燃素材を外皮とした発熱体。
RU180942U1 (ru) Композитный гибкий электрообогреватель
JP3064310U (ja) 軟質、軽量耐火発熱体
WO2002058435A1 (fr) Chauffage a commande de surface refractaire non combustible et son procede de production
JPS6020316Y2 (ja) 面状発熱体
CN211313903U (zh) 一种中空隔热型防火玻璃
JP2002367759A (ja) 不燃面制御面発熱体又は電磁波防止面制御面発熱体を用いた簡易式発熱体の床暖房工法
JPH09253428A (ja) フィルター素材
JPS5937998Y2 (ja) 面発熱体