JP3070333U - 日除け板 - Google Patents

日除け板

Info

Publication number
JP3070333U
JP3070333U JP2000000120U JP2000000120U JP3070333U JP 3070333 U JP3070333 U JP 3070333U JP 2000000120 U JP2000000120 U JP 2000000120U JP 2000000120 U JP2000000120 U JP 2000000120U JP 3070333 U JP3070333 U JP 3070333U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sunshade
ivy
pattern
plate
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000000120U
Other languages
English (en)
Inventor
禎一 西野
Original Assignee
禎一 西野
西野 祐輔
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 禎一 西野, 西野 祐輔 filed Critical 禎一 西野
Priority to JP2000000120U priority Critical patent/JP3070333U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070333U publication Critical patent/JP3070333U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右方向の長手の長方形な従来の日除け板では
ビルの外壁等に取り付けた際に、無機質な感じがする。 【解決手段】日除け板1の表面に例えば蔦葛の葉の模様
を描画し、更に日除け板1の下辺を模様の輪郭に合わせ
て整形した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビルの外壁等に、上下方向に複数枚並べて取り付けられる日除け板 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の日除け板はルーバーと呼ばれており、ビルの外壁やマンション 等の窓に取り付けられる。該日除け板は一般に左右方向に長手の長方形に成形さ れたアルミニウム板やステンレス板で形成されており、表面は防錆及び美観のた め塗装されている。そして、下辺が上辺より前方へ若干突き出すように斜めに取 り付け、且つ上位に位置する日除け板の下部が下位に位置する日除け板の上部に 所定間隔を存して重なるように順次上下方向に並べて取り付けられる。このよう に取り付けることにより上方から照射される太陽光を遮光すると共に換気を可能 にしている。
【0003】 また、日除け板による日除け効果を促進するため、上述のように取り付けられ た複数の日除け板の表面に蔦葛を這わせる場合がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の日除け板は長方形であり、且つ1色に塗装されているため、ビルの 外壁等に取り付けた場合、幾何学的な美観は表現できるが、それが逆に無機質的 な印象を与え面白味に欠ける場合があった。尚、日除け板を1色に塗装するので はなく模様を描画することも考えられるが、日除け板の形状が長方形であるため 無機質的な感じを払拭するには限界がある。
【0005】 また、日除け板の表面に蔦葛を這わせば無機質的な感じはなくなるが、蔦葛が 日除け板全体を覆うまで生長するには10年単位の長時間を有するため、蔦葛が 十分に成長するまでは外壁に日除け板と蔦葛が混在して見え、体裁が悪いという 不都合が生じる。
【0006】 そこで本考案は、上記の問題点に鑑み、無機質な感じを与えることがなく、ま た例えば蔦葛を表面に這わす場合には蔦葛が生長途中であっても体裁を損なわな い日除け板を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、左右方向に長手の日除け板であって、複 数枚の日除け板を上下方向に並べて取り付ける際に上位に位置するものが下位に 位置するものの前面に一部重なるように取り付けられるものにおいて、日除け板 の前面に葉状の模様を左右に略並べて表示すると共に、日除け板の下辺を該模様 の輪郭に合わせて整形したことを特徴とする。
【0008】 日除け板の下辺を上記模様の輪郭に合わせて整形しているので、整形された下 辺によって下位に位置する日除け板の模様が隠される。そのため直線の下辺から 下位の日除け板が露出する従来の日除け板に比べて無機質的な感じが大幅に緩和 される。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1を参照して、1はビルディングBLの外壁に取り付けられた複数の日除け 板(ルーバー)である。各日除け板1は左右方向に長手の板状の形状をしており 、上下方向に複数枚の日除け板1が並べて取り付けられている。図2に示すよう に、アルミニウムまたはステンレスからなる左右方向に長手の長尺の板材1aの 下辺を後に描画する蔦葛の模様に合わせてトリミングする。その際、プレス加工 により切り取り代11を切断し除去する。但し、板材1aの左右方向全幅にわた って1度のプレス加工でトリミングしてもよいが、その場合には板材1aが長尺 であるためプレス金型が長尺になり、金型のコストが高くなる。そこで本実施の 形態では、図2(a)に示すように、板材1aの半分の長さのプレス金型を用い て2度に分けて切り取り代11を切除してトリミングを行った。尚、本実施の形 態ではロール状の帯材を日除け板の長さに切断したあとトリミングしたが、帯鋼 を連続してトリミングしたあとで日除け板の長さに切断してもよい。そして、図 2(b)に示す形状にトリミングが完了すると、図2(c)に示すように葉状の 模様を表面に描画する。本実施の形態では蔦葛の葉状の模様を描画した。尚、描 画する模様のパターンは1種類でもよいが、図示のように互いに異なるパターン を描画した日除け板1を作成してもよい。ところで、葉状の模様に合うように日 除け板1の下辺をトリミングすると、鋭利な部分が生じる場合がある。そこで、 トリミングした切り口でけがをしないように塗装膜で切り口をコーティングする ことが望ましい。
【0010】 図3及び図4に示すように、このようにして作成された日除け板1には背面に 取り付け用の脚座12が溶接される。そして、1対の支柱2に対して上下方向に 等間隔になるように配置されねじ止めされる。その際、上位に位置する日除け板 1が下位に位置する日除け板1の前面に一部重なるように取り付ける。このよう に取り付けることにより下位に位置する日除け板1の模様が上位に位置する日除 け板1のトリミングした下辺から覗くので、幾何学的な感じがしない。
【0011】 上記図2に示す実施の形態では板材1aの下辺をトリミングする際、蔦葛の模 様の輪郭になだらかに沿うようにしたが、図5に示すように、模様の細部に沿っ て細かい凹凸が形成されるようにトリミングしてもよい。また、図3及び図4に 示す実施の形態では支柱2に日除け板1を取り付けたが、図6に示すように、コ ンクリート壁面にスタッドボルト21を埋め込み、斜めに折り起こした上辺部1 3がコンクリート壁面に接するように取り付けてもよい。
【0012】 ところで、本考案による日除け板は、本物の蔦葛の代わりになり、本物の蔦葛 を用いなくても蔦葛で覆われた外観を得ることができる。また、本考案による日 除け板の表面に本物の蔦葛を這わしてもよく、その場合には蔦葛が十分に成長す るまでの間日除け板と本物の蔦葛が同時に見えても両者の外観が似かよっている ため外観が損なわれない。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は、日除け板の表面に葉状の模様を描 画すると共に日除け板の下辺を該模様の輪郭に沿って整形したので、例えばビル の外壁に用いた場合には無機質な感じがせず従来の日除け板では出し得なかった 美観を表現することができる。また、模様を蔦葛の葉模様にすると本物の蔦葛を 這わさなくても、あたかも十分に成長した蔦葛で外壁が覆われているかのような 外観を呈することができ、更に、本物の蔦葛を日除け板の表面に這わす際には蔦 葛が十分に成長するまでの間、外観が損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の日除け板を取り付けた状態を示す図
【図2】日除け板の製造工程を示す図
【図3】日除け板の取り付け状態を示す斜視図
【図4】日除け板の取り付け状態を示す側面図
【図5】他のトリミング形状を示す図
【図6】他の取り付け方法を示す図
【符号の説明】
1 日除け板 2 支柱 21 スタッドボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に長手の日除け板であって、
    複数枚の日除け板を上下方向に並べて取り付ける際に上
    位に位置するものが下位に位置するものの前面に一部重
    なるように取り付けられるものにおいて、日除け板の前
    面に葉状の模様を左右に略並べて表示すると共に、日除
    け板の下辺を該模様の輪郭に合わせて整形したことを特
    徴とする日除け板。
JP2000000120U 2000-01-17 2000-01-17 日除け板 Expired - Fee Related JP3070333U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000120U JP3070333U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 日除け板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000120U JP3070333U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 日除け板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070333U true JP3070333U (ja) 2000-07-28

Family

ID=43203734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000120U Expired - Fee Related JP3070333U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 日除け板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070333U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022094288A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 株式会社インデックス・ジャパン 建築物壁面の遮光装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022094288A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 株式会社インデックス・ジャパン 建築物壁面の遮光装置
JP7283793B2 (ja) 2020-12-14 2023-05-30 株式会社インデックス・ジャパン 建築物壁面の遮光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3070333U (ja) 日除け板
EP1628281A1 (de) Graphische Motive auf Abdeckelementen von Gebäudedächern oder Fassaden
JP3971114B2 (ja) 庇化粧パネル及び庇化粧パネルの取り付け構造
JP4500394B2 (ja) 植栽用仕切り装置
JPS6322285Y2 (ja)
KR200452845Y1 (ko) 금속지붕의 용마루 장식구
JPS606117Y2 (ja) 改装建物
JP3909219B2 (ja) 住宅の外壁
JPS599483Y2 (ja) テレビ用前板
KR102673284B1 (ko) 탈부착형 장식 패널을 포함하는 메쉬 휀스 및 그 설치방법
JPH036789Y2 (ja)
JPH04238907A (ja) フェンス用装飾パネル
KR200359553Y1 (ko) 천정 모서리 장식구
US2652604A (en) Awning
JPH0592320U (ja) 組立建物用目隠し部材の取付構造
JPS6133459Y2 (ja)
JPH0650298Y2 (ja) トラクタのカバー装置
JPH0631114Y2 (ja) 風抜き用スリットを有するシートゲート
JP2619336B2 (ja) 屋根材
JP2535160Y2 (ja) 着脱自在な障子飾
DE3813894A1 (de) Windschutzscheibeneinfassung und verfahren zur herstellung derselben
JPH044411Y2 (ja)
JPS6343318Y2 (ja)
JPH0743311Y2 (ja) 屋根材
JPH0620824Y2 (ja) タイル保持パネル

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees