JPH04238907A - フェンス用装飾パネル - Google Patents

フェンス用装飾パネル

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JPH04238907A
JPH04238907A JP88891A JP88891A JPH04238907A JP H04238907 A JPH04238907 A JP H04238907A JP 88891 A JP88891 A JP 88891A JP 88891 A JP88891 A JP 88891A JP H04238907 A JPH04238907 A JP H04238907A
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Japan
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plate
fence
decorative
holes
decorative panel
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Shoji Hirao
平尾 章司
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の防護柵、一般家庭
の塀、門等のエクテリヤおよび案内表示板、等に使用さ
れるフェンス用装飾パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の道路用防護柵を示す斜視
図である。図において、1は例えば車道と歩道との境界
線に所定間隔を置いて立設された支柱、2は支柱1,1
間に張設された上桟又は上胴縁、3は支柱2,2間に張
設された下桟又は下胴縁、4は上桟2と下桟3間に溶接
によって所定間隔を置いて取り付けられた複数の鋼管か
らなる格子である。これら複数の格子4には例えば、絵
、模様、文字等の図柄5が塗装により塗布されて設けら
れている。または、格子4に図柄5の各構成要素が予め
着色された複数の円筒状装飾エレメントを嵌装させて図
柄を設けるようにしている。
【0003】このように図柄5が複数の格子4に施され
ることによって防護柵としての機能の他に運転手或いは
歩道を散歩する人を楽しませ、また図柄5が文字、例え
ば交通標語のときには人の注意を惹くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の道
路用防護柵では、複数の格子4が所定間隔を置いて上桟
2と下桟3間に取り付けられているから、風通しは良い
ものの風よけや水跳の防止という点で難点があった。ま
た、複数の格子4に図柄5を設けたとしても、複数の格
子4は互いに離れているから、格子4の正面からは図柄
5がはっきりとみえず、図柄5も複雑なものは表現しに
くいために、図柄5にも一定の制約が伴うという問題点
があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、風よけや水跳の防止の機能を有し、正面
からもはっきりと図柄がみえ、複雑な図柄も表現でき、
道路の防護柵だけでなく一般家庭のエクステリアとして
も用いることができるフェンス用装飾パネルを得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフェンス用
装飾パネルはフェンス用枠に形成された所望配置の複数
の所望形状の取付窓にそれぞれパンチング加工により多
数の穴を設けた金属又は合成樹脂の小板状部材を取り付
けて形成してなるものである。
【0007】また、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により所望形
状の穴を設けて模様部を形成して構成するようにしても
よい。
【0008】更に、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により複数の
穴を設け、これらの穴の集合からなる模様部を形成して
構成することもできる。
【0009】そして、前記板状部材に前記模様部の他に
絞り加工により少なくとも2個以上のリブを設け、これ
らのリブからなる剛性補強部を形成するようにしてもよ
い。
【0010】また、前記模様部を有する前記板状部材の
少なくとも相対向する一対の縁部を筒状、L字状、又は
U字状に折曲して板状部材の縁部に剛性補強縁部を形成
するようにしてもよい。
【0011】更に、前記模様部を有する前記板状部材全
体を偏平な筒状に折曲し、相対向する端部をそれぞれ折
曲して係合させ、板状部材を筒状剛性構造体として構成
することもできる。
【0012】また、互いに向き合わされた二枚の前記板
状部材の相対向する一対の縁側をそれぞれ互いに内側に
折り曲げ、当接する一対の縁部を接合して二枚の板状部
材を筒状剛性構造体として構成することもできる。
【0013】そして、前記板状部材の複数の穴のうち所
望数の穴にそれぞれ表面に着色又は模様を有する着脱自
在な飾り駒を取り付け、これら飾り駒の集合からなる模
様部を形成して構成するようにしてもよい。
【0014】また、複数の穴を有する金属又は合成樹脂
の二枚の板状部材を間隔を置いて向き合わせ、二枚の板
状部材間に模様板を介装し、これら板状部材の周縁部を
接合して構成することもできる。
【0015】
【作用】本発明においては、フェンス用枠に形成された
所望配置の複数の所望形状の取付窓にそれぞれパンチン
グ加工により多数の穴を設けた金属又は合成樹脂の小板
状部材を取り付けて形成するようにしたから、多数の穴
を設けた小板状部材を取付窓に見合った形状例えば四角
形、三角形、円形等に切断し、取付窓に組み込むことに
よって風よけや水跳の防止機能を有し、正面からもよく
見える装飾的効果の高い模様を有するフェンス用装飾パ
ネルが得られる。
【0016】また、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により所望形
状の穴を設けて模様部を形成するようにしたので、正面
からもよく見える装飾的効果の高い様々な単独模様のフ
ェンス用装飾パネルが得られる。
【0017】更に、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により複数の
穴を設け、これらの穴の集合からなる模様部を形成する
ようにしたから、風よけや水跳の防止機能を有すると共
に穴の形状や集合の状態を変えることによって各種の文
字、絵等を表現した模様部を有する正面からもよく見え
る装飾的効果の高いフェンス用装飾パネルが得られる。
【0018】そして、前記板状部材に前記模様部の他に
絞り加工により少なくとも2個以上のリブを設け、これ
らのリブからなる剛性補強部を形成するようにしたから
、板状部材が剛性化され、フェンス用枠に取り付けなく
ても直接フェンスとして使用することができる。
【0019】また、前記模様部を有する前記板状部材の
少なくとも相対向する一対の縁部を筒状、L字状又はU
字状に折曲して板状部材の縁部に剛性補強部を形成して
いるから、板状部材の周縁部が剛性化され、フェンス用
枠を取り付けなくても直接フェンスとして使用できる。
【0020】更に、前記模様部を有する前記板状部材全
体を偏平な筒状に折曲し、相対向する端部をそれぞれ折
曲して係合させ、板状部材を筒状剛性構造体としたから
、板状部材全体が剛性構造化され、フェンス用枠を不要
とする充分な強度を有するフェンスが得られる。
【0021】また、互いに向き合わされた二枚の前記板
状部材の相対向する一対の縁側をそれぞれ互いに内側に
折り曲げ、当接する一対の縁部を接合して二枚の板状部
材を筒状剛性構造体としたから、二枚の板状部材が剛性
構造に組み合わされ、フェンス用枠を不要とする充分な
強度を有するフェンスが得られる。
【0022】そして、前記板状部材の複数の穴のうち所
望数の穴にそれぞれ表面に着色又は模様を有する着脱自
在な又は、固着する飾り駒を取り付け、これら飾り駒の
集合からなる模様部を形成するようにしたから、所望数
の飾り駒を板状部材の穴に所望配置に取り付けることに
より、各種の文字、絵等を自由に表現できる模様部が得
られる。
【0023】また、複数の穴を有する金属又は合成樹脂
の二枚の板状部材を間隔を置いて向き合わせ、二枚の板
状部材間に模様板を介装し、これら板状部材の周縁部を
接合するようにしたから、二枚の板状部材と模様板とが
一体となって剛性構造化されると共に模様板にきめ細か
い模様を表現することができ、フェンス用枠を不要とす
る充分な強度を有するフェンスが得られると共に装飾的
効果のより一層高いフェンス用装飾パネルが得られる。
【0024】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す正面図、図
1において、5aはパンチング加工により多数の穴6を
設けた三角形のスチール製の小板状部材、5bはパンチ
ング加工により多数の穴6を設けた菱形のスチール製の
小板状部材、7はスチール製の長方形のフェンス用枠、
8aはフェンス用枠7に形成された三角形の取付窓で、
三角形の小板状部材5aが嵌め付られている。8bはフ
ェンス用枠7に形成れさた菱形の取付窓で、菱形の小板
状部材5bが嵌め付けられている。
【0025】このようにフェンス用枠7の各取付窓8a
,8bにそれぞれ小板状部材5a,5bが嵌め付られて
フェンス用装飾パネル10が構成されている。このフェ
ンス用装飾パネル10は例えばフェンス用枠7の両側縁
に設けられた取付片(図示省略)と支柱1に設けられた
取付片1aとを締着具9によって連結して道路の防護柵
として使用される。
【0026】上記のように構成されたフェンス用装飾パ
ネル10においてはフェンス用枠7に形成された三角形
又は菱形の複数の取付窓8a,8bに多数の穴6を設け
た三角形又は菱形の小板状部材5a,5bを取り付ける
ようにしているため、道路の防護柵として使用された場
合にこれら小板状部材5a,5bが風よけや水跳の防止
機能を果たし、しかもこれら小板状部材5a,5bが適
宜に配置されることによって正面からもよく見える装飾
的効果の高い模様としての機能を発揮する。
【0027】図2は図1の実施例の変形例を示し、フェ
ンス用枠7に長方形の取付窓8cが複数形成されており
、これに対応した長方形の小板状部材5cが適宜の取付
窓8cに嵌め付けられているのである。
【0028】この変形例も図1に示す実施例と同様に水
跳の防止機能と装飾的効果の高い模様としての機能を発
揮する。
【0029】図3は本発明の第2実施例を示す正面図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル20はスチー
ル製の板状部材21にパンチング加工により例えば星形
の穴を設けて模様部22を有するように形成されている
。この板状部材21をスチール製の長方形のフェンス用
枠7に嵌め付け、板状部材21を有するフェンス用枠7
を二本の支柱1,1間に取り付けることにより、道路の
防護柵として使用することができる。この実施例では模
様部22を形成する穴の形状を様々な形にすることによ
り、さらにその穴を多数設けることにより、正面からも
よく見える装飾効果の高い単独模様が得られる。
【0030】図4は本発明の第3実施例を示す正面図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル30はスチー
ル製の板状部材31にパンチング加工により複数の穴3
2を設け、これらの穴32の集合が図示の如く、文字を
構成する模様部33を形成するようにしたものである。
【0031】この実施例は模様部33が複数の穴32の
集合であり、穴32の形状や集合の状態を変えることで
、模様部33に各種の文字、絵等を表現した装飾的効果
の高い模様を得ることができる。この模様部33も正面
から見ることができる。
【0032】また、図示はしないが、板状部材31に左
右方向に連続して波付加工(コルゲーョン)すると、立
体的デザインとなり、種々な角度から模様部33を見る
ことができる様になり1つの模様に限定されずデザイン
の応用範囲が広がる。
【0033】図5は本発明の第4実施例を示す正面図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル40はスチー
ル製の板状部材41にパンチング加工により複数の穴4
2を設けると共に穴42を設けていない部分に絞り加工
により5個のリブを設け、これらのリブからなる剛性補
強部43を形成するようにしたものである。
【0034】この実施例は5個のリブからなる剛性補強
部43を有することにより、板状部材41が剛性化され
、フェンス用枠を取り付けなくても直接支柱に取り付け
て道路用の柵として使用することができる。なお、複数
の穴42の集合で模様部を形成するようにしてもよいこ
とは勿論である。
【0035】図6は本発明の第4実施例の変形例を示す
斜視図である。この変形例は複数の穴42とリブからな
る剛性補強部43を有するスチール製の板状部材41の
上縁と下縁を筒状に折曲して板状部材41の上縁と下縁
に剛性補強縁部44を形成したものである。
【0036】この変形例は板状部材41の上縁と下縁に
剛性補強部44を有することにより、板状部材41の縁
部も剛性化され、全体としてより一層剛性化されると共
にフェンス用枠を取り付けなくても直接支柱間に設けら
れた桟に取り付けて道路用の柵として使用することがで
きる。
【0037】なお、この実施例では板状部材41の上縁
と下縁を筒状に折曲しているが、U字状に折曲してもよ
いことは勿論である。
【0038】図7は本発明の第5実施例を示す斜視図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル50は複数の
穴52を有するスチール製の板状部材51の周縁をL字
状に折曲して板状部材51の周縁部に剛性補強周縁部5
3を形成するようにしたものである。
【0039】この実施例は板状部材51の周縁部に剛性
補強周縁部53を有することにより、板状部材51の周
縁部が剛性化され、フェンス用枠を取り付けなくても、
直接支柱に取り付けて道路用の柵として使用することが
できる。
【0040】図8は本発明の第6実施例を示す斜視図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル60は複数の
穴62を有するスチール製の板状部材61全体を偏平な
筒状に折曲し、相対向する端部をそれぞれハゼ折り状に
折曲して係合させて係合部63を設け、板状部材61を
筒状剛性構造体として形成したものである。
【0041】この実施例は一枚の板状部材61を筒状剛
性構造体としたことにより、板状部材61全体が剛性構
造化され、フェンス枠を不要とする充分な強度を有する
フェンスが得られる。
【0042】なお、複数の穴62の集合で模様部を形成
するようにしてもよいことは勿論である。
【0043】図9は本発明の第7実施例を示す斜視図で
ある。この実施例のフェンス用装飾パネル70は複数の
穴72を有する二枚のスチール製の板状部材71を間隔
を置いて互いに向き合わせ、これら板状部材71の上縁
側と下縁側をそれぞれ互いに内側に折り曲げ、当接する
一対の上縁と下縁とをそれぞれ溶接により接合して接合
部73を形成して二枚の板状部材71を筒状剛性構造体
として形成したものである。
【0044】この実施例は二枚の板状部材71を組み合
わせて筒状構造体としたことにより、二枚の板状部材7
1が充分な強度を有して剛性構造化されている。
【0045】なお、複数の穴の集合で模様部を形成する
ようにしてもよいことは勿論である。
【0046】図10は本発明の第8実施例を示す正面図
、図11は飾り駒の取り付け状態を示す断面図である。 この実施例のフェンス用装飾パネル80は多数の穴82
を有する板状部材81と、その板状部材81の多数の穴
82のうち所望数の穴にそれぞれ取り付けられ、円形の
駒面に着色された又は、駒自体が着色されている着脱自
在な飾り駒83とから構成されている。この飾り駒83
は板状部材81の穴82に嵌合する着脱自在な駒軸84
を有しており、プラスチック或いはゴム等の変形可能な
材質で形成されている。
【0047】この実施例は板状部材81の所望数の穴8
2に飾り駒83を取り付けることにより、これら飾り駒
83の集合からなる模様部85が形成され、各種の文字
、絵等を自由に表現することができる。この実施例では
飾り駒83の駒面が着色されている例を示しているが平
面的な形状模様・色彩模様或いは立体的な形状模様が施
されているものであってもよいことはいうまでもない。 なお、着色する塗料を螢光塗料にすると、夜間でも模様
文字等が判り、視認性が良くなる。
【0048】図12は図10及び図11に示す第8実施
例の変形例を示す断面図である。この変形例は駒面が方
形の飾り駒86であり、駒面が円形のものと相違する装
飾的効果を与えることができる。なお、飾り駒の形状は
、円形、方形に限らず、六角形、だ円形、不定形、等い
ずれでも良いことはいうまでもない。
【0049】図13は図10及び図11に示す第8実施
例のもう一つの変形例を示す構成図である。この変形例
の飾り駒87は雌駒87Aと雄駒87Bとからなり、雌
駒87Aは板状部材81の穴82に挿入される駒軸88
に嵌合穴88aを有し、雄駒87Bは雌駒87Aの嵌合
穴88aに嵌合する駒軸89を有して形成されている。 そして、雌駒87Aの駒面に着色又は模様が施されてい
る。なお、雄駒87Bの駒面に着色又は模様が施される
ようにしてもよい。この場合、材質はプラスチック、ゴ
ムの他に金属、木質系、ガラス、セラミック、等何んで
もよい。
【0050】図14は図10及び図11に示す第8実施
例の更にもう一つの変形例を示す構成図である。この変
形例は例えば2つの飾り駒83,83が折曲可能なゴム
、合成樹脂又は金属の細長い継ぎ材90で連結されてい
るものである。この継ぎ材90の表面にも着色又は模様
を施すことにより、飾り駒86の駒面の着色又は模様と
相俟ってより一層装飾的効果を高めている。
【0051】図15は本発明の第9実施例を示すもので
、図15(a)は模様板が二枚の板状部材間に介装され
る前の状態を示す斜視図、図15(b)は模様板が二枚
の板状部材間に介装された状態を示す斜視図である。 この実施例のフェンス用装飾パネル100は複数の穴1
02を有するスチール製の二枚の板状部材101,10
1を間隔を置いて向き合わせ、二枚の板状部材101,
101間に表面に模様を有する模様板103を介装し、
これら板状部材101,101の周縁部の四隅を、締着
部材104で接合して形成されている。
【0052】この実施例は二枚の板状部材101,10
1と模様板103とが一体となって剛性構造化されると
共に模様板103にきめの細い模様を表現することがで
きる。従って、フェンス用枠を不要とする充分な剛性強
度を有すると共に装飾的効果のより一層高いものとして
いる。
【0053】上述したいずれの実施例においても、板状
部材はスチール製としているが、ステンレス、アルミで
形成してもよく、また耐候性を有するものであれば、例
えばポリカーボネート等の合成樹脂で形成するようにし
てもよいことは勿論である。また、上述した実施例では
フェンス用装飾パネルが道路用防護柵として適用される
例を示したが、その用途はこれに限るものではなく、一
般家庭の門、屏等のエクステリアにも使用できることは
いうまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、フェンス
用枠に形成された所望配置の複数の所望形状の取付窓に
それぞれパンチング加工により多数の穴を設けた金属又
は合成樹脂の小板状部材を取り付けて形成するようにし
たので、多数の穴を設けた小板状部材を取付窓に見合っ
た形状例えば四角形、三角形、円形等に切断し、取付窓
に組み込むことによって小板状部材が風よけや水跳の防
止機能を有し、これら小板状部材の配置具合により正面
からもよく見える装飾的効果の高い模様を有するフェン
ス用装飾パネルが得られるという効果がある。
【0055】また、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により所望形
状の穴を設けて模様部を形成するようにしたので、正面
からもよく見える装飾的効果の高い様々な単独模様のフ
ェンス用装飾パネルが得られるという効果がある。
【0056】更に、フェンス用枠に取り付けられる金属
又は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により複数の
穴を設け、これらの穴の集合からなる模様部を形成する
ようにしたので、風よけや水跳の防止機能を有すると共
に穴の形状や集合の状態を変えることによって各種の文
字、絵等を表現した模様部を有する正面からもよく見え
る装飾的効果の高いフェンス用装飾パネルが得られると
いう効果がある。
【0057】そして、前記板状部材に前記模様部の他に
絞り加工により少なくとも2個以上のリブを設け、これ
らのリブからなる剛性補強部を形成するようにしたので
、板状部材が剛性化されフェンス用枠に取り付けなくて
も直接フェンスとして使用することができるという効果
がある。
【0058】また、前記模様部を有する前記板状部材の
少なくとも相対向する一対の縁部を筒状、L字状又はU
字状に折曲して板状部材の縁部に剛性補強部を形成して
いるので、板状部材の周縁部が剛性化され、フェンス用
枠を取り付けなくとも直接フェンスとして使用できると
いう効果がある。
【0059】更に、前記模様部を有する前記板状部材全
体を偏平な筒状に折曲し、相対向する端部をそれぞれ折
曲して係合させ、板状部材を筒状剛性構造体としたので
、板状部材全体が剛性構造化され、フェンス用枠を不要
とする充分な強度を有するフェンスが得られるという効
果がある。
【0060】また、互いに向き合わされた二枚の前記板
状部材の相対向する一対の縁側をそれぞれ互いに内側に
折り曲げ、当接する一対の縁部を接合して二枚の板状部
材を筒状剛性構造体としたから、二枚の板状部材が剛性
構造に組み合わされ、フェンス用枠を不要とする充分な
強度を有するフェンスが得られるという効果がある。
【0061】そして、前記板状部材の複数の穴のうち所
望数の穴にそれぞれ表面に着色又は模様を有する着脱自
在な又は、固着する飾り駒を取り付け、これら飾り駒の
集合からなる模様部を形成するようにしたので、所望数
の飾り駒を板状部材の穴に所望配置に取り付けることに
より、各種の文字、絵等を自由に表現できる模様部が得
られ、しかも2個以上の飾り駒を折曲可能な継ぎ材で連
結するようにしたので、より一層装飾的効果を高めるこ
とができるという効果を有する。
【0062】また、複数の穴を有する金属又は合成樹脂
の二枚の板状部材を間隔を置いて向き合わせ、二枚の板
状部材間に模様板を介装し、これら板状部材の周縁部を
接合するようにしたので、二枚の板状部材と模様板とが
一体となって剛性構造化されると共に模様板にきめ細か
い模様を表現することができ、フェンス用枠を不要とす
る充分な強度を有するフェンスが得られると共に装飾的
効果のより一層高いフェンス用装飾パネルが得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例の変形例を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す正面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の第4実施例の変形例を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の第5実施例の斜視図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第7実施例を示す斜視図である。
【図10】本発明の第8実施例を示す正面図である。
【図11】飾り駒の取り付け状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第8実施例の変形例を示す断面図で
ある。
【図13】本発明の第8実施例のもう一つの変形例を示
す構成図である。
【図14】本発明の第8実施例の更にもう一つの変形例
を示す構成図である。
【図15】本発明の第9実施例を示し、(a)は模様板
が二枚の板状部材間に介装される前の状態を示す斜視図
である。(b)は模様板が二枚の板状部材間に介装され
た状態を示す斜視図である。
【図16】従来の道路用防護柵を示す斜視図である。
【符号の説明】
1    支柱 5a  小板状部材 5b  小板状部材 6    穴 7    フェンス用枠 8a  取付窓 8b  取付窓 10  フェンス用装飾パネル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フェンス用枠に形成された所望配置の
    複数の所望形状の取付窓にそれぞれパンチング加工によ
    り多数の穴を設けた金属又は合成樹脂の小板状部材を取
    り付けて形成してなることを特徴とするフェンス用装飾
    パネル。
  2. 【請求項2】  フェンス用枠に取り付けられる金属又
    は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により所望形状
    の穴を設けて模様部を形成したことを特徴とするフェン
    ス用装飾パネル。
  3. 【請求項3】  フェンス用枠に取り付けられる金属又
    は合成樹脂の板状部材にパンチング加工により複数の穴
    を設け、これらの穴の集合からなる模様部を形成したこ
    とを特徴とするフェンス用装飾パネル。
  4. 【請求項4】  前記板状部材に絞り加工により少なく
    とも2個以上のリブを設け、これらのリブからなる剛性
    補強部を形成したことを特徴とする請求項2又は3記載
    のフェンス用装飾パネル。
  5. 【請求項5】  前記板状部材の少なくとも相対向する
    一対の縁部を筒状、L字状、又はU字状に折曲して板状
    部材の縁部に剛性補強縁部を形成したことを特徴とする
    請求項2、3又は4記載のフェンス用装飾パネル。
  6. 【請求項6】  前記板状部材全体を偏平な筒状に折曲
    し、相対向する端部をそれぞれ折曲して係合させ、板状
    部材を筒状剛性構造体としたことを特徴とする請求項2
    又は3記載のフェンス用装飾パネル。
  7. 【請求項7】  互いに向き合わされた二枚の前記板状
    部材の相対向する一対の縁側をそれぞれ互いに内側に折
    り曲げ、当接する一対の縁部を接合して二枚の板状部材
    を筒状剛性構造体としたことを特徴とする請求項2、3
    又は4記載のフェンス用装飾パネル。
  8. 【請求項8】  前記板状部材の複数の穴のうち所望数
    の穴にそれぞれ表面に着色又は模様を有する着脱自在な
    飾り駒を取り付け、これら飾り駒の集合からなる模様部
    を形成したことを特徴とする請求項3、4、5、6又は
    7記載のフェンス用装飾パネル。
  9. 【請求項9】  前記飾り駒は前記板状部材の穴に挿入
    される駒軸に嵌合穴を有する雌駒と、雌駒の嵌合穴に嵌
    合する駒軸を備えた雄駒とからなり、前記雌駒又は雄駒
    のいずれかの駒面に着色又は模様を有することを特徴と
    する請求項8記載のフェンス用装飾パネル。
  10. 【請求項10】  前記飾り駒の少なくとも2個以上が
    折曲可能なゴム、合成樹脂又は金属の細帯材又は線材か
    らなる継ぎ材で連結されていることを特徴とする請求項
    8又は9記載のフェンス用装飾パネル。
  11. 【請求項11】  複数の穴を有する金属又は合成樹脂
    の二枚の板状部材を間隔を置いて向き合わせ、二枚の板
    状部材間に模様板を介装し、これら板状部材の周縁部を
    接合してなることを特徴とするフェンス用装飾パネル。
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