JP3070230U - チャイルドシ―ト等の座席用敷物及びだっこ用懸吊具 - Google Patents

チャイルドシ―ト等の座席用敷物及びだっこ用懸吊具

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JP3070230U
JP3070230U JP2000000065U JP2000000065U JP3070230U JP 3070230 U JP3070230 U JP 3070230U JP 2000000065 U JP2000000065 U JP 2000000065U JP 2000000065 U JP2000000065 U JP 2000000065U JP 3070230 U JP3070230 U JP 3070230U
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rug
child
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャイルドシート等に容易にセットでき、安
全ベルト装着状態の子供をくるむことができるチャイル
ドシート等の座席用敷物と、該座席用敷物でくるまれた
状態で子供をチャイルドシート等から降ろしたりチャイ
ルドシート等に着座させることができるだっこ用懸吊具
を提供することにある。 【解決手段】 座席用の敷物は、シート部に沿って敷か
れる敷物本体と、シート部の左右両サイドに延設された
折り返し片と、安全ベルトが嵌入するように前記敷物本
体及び折り返し片に形成された切り込み溝とを備えてい
る。だっこ用懸吊具は、前記のような構成の座席用の敷
物と、該敷物を介して子供をそのまま肩掛けだっこでき
るようにした懸吊具とからなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、チャイルドシート等の座席用敷物及び該敷物を介して子供をそのま ま抱いた状態で移動できるようにしただっこ用懸吊具に関する。
【0002】
【従来の技術】
チャイルドシート等に乗せた子供が眠ってしまった場合に、子供に上掛けする タオルケットや小形の毛布などは、従来は別に持参していた。また、従来より、 チャイルドシート等のシートカバーやクッション材、保護具等として各種のもの が提供されているが、安全性やクッション性を主眼としたものが殆どであり、概 して高価なものであった。
【0003】 一方、チャイルドシートに子供を乗せる際やチャイルドシートから子供を降ろ す際に、狭い車室内で前屈みになって作業を行うのが困難である。このため、寝 た状態で子供の全身が収容されるような窪みを設けたカプセルをチャイルドシー ト上にそのまま搭載固定できるようにしたものも提案されており、下車時にはチ ャイルドシートから取り外してカプセルごと移動できるようにしたものも提供さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のように、タオルケットや小形毛布を使用する場合にはこれらを 持参する必要があるばかりでなく、これらの上掛けが車の振動などによりずり落 ちたり、座席からだらしなく垂れ下がったりする欠点がある。
【0005】 一方、従来の前記カプセルは高価であると共に子供の体重にカプセルの重量も 加わることから、狭い車内でのカプセルの搭載及び取り外し作業の容易化にはな らない、という欠点がある。 一般に、乳幼児は全身がくるまれた状態が最も安心する状態であるから、眠っ てしまった子供をくるむ状態にすることが考えられるが、この場合、チャイルド シートには自由端を有しない安全ベルトがあり、この安全ベルトを敷物などに通 すことができないから、この安全ベルトを回避する形態で子供をくるむ工夫が必 要となる。また、ベビーカー等においても安全固定具を備えたものもあり、この ような乗り物のシートに敷く敷物においても同様の工夫が必要となる。
【0006】 本考案の目的は、前記のような従来のものの欠点を解消し、チャイルドシート 等に安全ベルトがあっても容易にセットすることができると共に安全ベルトを装 着した状態で子供をくるむことができるチャイルドシート等の座席用敷物と、該 座席用敷物でくるまれた状態で子供をチャイルドシート等から降ろしたりチャイ ルドシート等に着座させることができるだっこ用懸吊具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のチャイルドシート等の座席用敷物は、 請求項1に記載のように、チャイルドシート等の自由端を有しない安全ベルト を備えた座席用の敷物であって、シート部に沿って敷かれる敷物本体と、該敷物 本体の胴体用シート部及び脚部用シート部の左右両サイドに延設された折り返し 片と、前記安全ベルトが嵌入するように前記敷物本体及び折り返し片に形成され た切り込み溝とを備えていることを特徴とする。
【0008】 これにより、チャイルドシート等に敷物を敷く際に、自由端を有しない安全ベ ルトがあっても該安全ベルトを敷物の切り込み溝に嵌入させることにより容易に 敷くことができ、また、子供が着座状態で寝てしまった場合等においては折り返 し片を折り返して重ねることにより子供をくるんだ状態で寝かせておくことがで きる。
【0009】 本考案のだっこ用懸吊具は、 請求項2記載のものにおいては、チャイルドシート等の座席用の敷物と、該敷 物を介して子供をそのまま肩掛けだっこできるようにした懸吊具とからなり、敷 物はシート部に沿って敷かれる敷物本体と、該敷物本体の胴体用シート部、脚部 用シート部及び頭部用シート部のそれぞれの左右両サイドに延設された懸吊片と 、各懸吊片に設けられた一方の係止具とを備え、前記懸吊具は肩掛けベルトと、 該肩掛けベルトに設けられていて、先端に前記一方の係止具に係合する他方の係 止具を有する複数個の懸吊バンドとを備えていることを特徴とする。
【0010】 これにより、敷物が敷かれた座席で眠ってしまった子供を移動させるに際し、 敷物の懸吊片に設けた一方の係止具に懸吊具の懸吊バンドに設けた他方の係止具 を係合させた状態で肩掛けベルトを肩に掛けることにより容易に抱き上げること ができ、移動がきわめて容易である。また、子供を他の場所に降ろす場合や座席 シートに着座させる場合には降ろした状態で前記両係合具の係合を外すことによ り敷物を敷いた状態で降ろすことができる。
【0011】 請求項3記載のものにおいては、敷物には、胴体用シート部及び脚部用シート 部の左右両サイドに懸吊片とは別に該懸吊片の表面側に位置するように折り返し 片が延設されていることを特徴とする。
【0012】 これにより、各折り返し片を折り返して重ねることで子供をくるむことができ 、移動に際してもより安定した状態で抱くことができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案に係るチャイルドシート等の座席用敷物及びだっこ用懸吊具の実施例を 図1〜図5に基づいて説明する。 図1はチャイルドシート等の座席用敷物の平面図、図2は折り返し片の折り返 し状態を示す平面図、図3は肩掛けバンドの側面図、図4はだっこ用懸吊具の使 用状態を示す斜視図、図5はチャイルドシートの安全ベルト部を示す正面図であ る。
【0014】 チャイルドシート20の安全ベルト21の形式には各種のものがあるが、一般 には、図5に示すように、肩掛けベルト22と股間ベルト23と腹部ベルト24 とを備えており、これらのベルトを交叉状に係合させて装着するようになってい る。
【0015】 図1に示す座席用敷物1は、チャイルドシート20等の安全ベルト21を備え た座席用の敷物であって、シート部25に沿って敷かれる敷物本体2と、該敷物 本体2の胴体用シート部3及び脚部用シート部4の左右両サイドに延設された折 り返し片6と、前記安全ベルトが嵌入するように前記敷物本体2及び折り返し片 6に形成された切り込み溝7a,7b,7cとを備えている。
【0016】 5は前記敷物本体2の上端部に形成された頭部用シート部5である。前記切り 込み溝7aは前記股間ベルト23用のもの、切り込み溝7bは腹部ベルト24用 のもの、切り込み溝7cは肩掛けベルト22用のものである。従って、前記切り 込み部7bによって胴体部用の折り返し片6aと脚部用の折り返し片6bとが形 成される形態となる。
【0017】 前記敷物本体2及び折り返し片6は表裏面が同様になるような生地で形成され 、前記折り返し片6を重ねた状態で係止するための係止具8aが設けられており 、係止具8aとしては結び紐やいわゆるマジックテープと称される布製係止具な ど適宜なものが取り付けられる。8bは前記切り込み溝7bによって折り返し片 6aと6bが分離した状態で生じる切れ目を覆うためのレース地等による袖布で あり、前記折り返し片6aの下端縁に逢着されている。
【0018】 本考案のだっこ用懸吊具11は、座席用敷物1と、該座席用敷物1を介して子 供をそのまま肩掛けだっこできるようにした懸吊具12とからなり、前記敷物1 はシート部に沿って敷かれる敷物本体2と、前記胴体用シート部3、脚部用シー ト部4及び頭部用シート部5のそれぞれの左右両サイドに設けられた懸吊片9a 、9b、9cと、各懸吊片9a、9b、9cに設けられた一方の係止具10とが 設けられている。また、前記懸吊具12は、肩掛けベルト13と、該肩掛けベル ト13に設けられていて、先端に前記一方の係止具10に係合する他方の係止具 15を有する複数個の懸吊バンド14とを備えている。
【0019】 実施例では、座席用敷物1は前記構成のように敷物本体2に折り返し片6及び 切り込み溝7a〜7cが設けられて構成されているが、この折り返し片6を有し ない敷物本体2に懸吊片9a〜9cを設けたものであってもよい。実施例では、 前記胴体用シート部3、脚部用シート部4及び頭部用シート部5のそれぞれの左 右両サイドに懸吊片9a、9b、9cが設けられている。即ち、該懸吊片9a、 9b、9cは前記折り返し片6の裏面側に位置するように設けられ、前記胴体用 シート部3の両サイドのものは矩形形状、脚部用シート部4及び頭部用シート部 5の両サイドのものは三角形状をなしている。なお、この懸吊片9a、9b、9 cは強靱な布材などからなり、実際には外形形状が略八角形をなす強靱な布材の 上に前記敷物本体2を取り付ける形態となっている。これらの各懸吊片の端部に は鳩目金具などの一方の係止具10が設けられる。
【0020】 前記懸吊具12は、図3に示すように、肩掛けバンド13に長さ調節具14が 設けられると共に該肩掛けバンド13の両端には二股状に分岐した懸吊バンド1 5、15が設けられ、両懸吊バンド15、15間にはスペーサ16が配置されて いて所定の間隔が保持されるようにし、該懸吊バンド15、15の先端に前記一 方の係止具10である鳩目金具に対応するフック金具からなる他方の係止具17 が取り付けられている。また、前記肩掛けバンド13が広がってしまうのを防止 するために、先端に互いに係合する係合具19を有する連結バンド18が取り付 けられている。
【0021】 前記のように構成された懸吊具12は次のようにして使用される。チャイルド シート20に敷かれた敷物1上に子供が着座している場合には安全ベルト21を 取り外し、懸吊具12を肩に掛けた状態で、敷物1における隣接する懸吊片の一 方の係止具10同士を重ねてこれに懸吊具12の他方の係止具17を係合し、そ のまま抱き上げる。
【0022】 このとき、図4に示すように、前記スペーサ16の存在により懸吊バンド15 、15が所定の間隔を保持するから子供を締め付けたりしない。また、連結バン ド18の存在により肩掛けベルト13が広がってしまうことがないから安定した 状態で子供を抱きかかえることができると共に前記連結バンド18が子供の顔面 に位置することはないから、顔面を擦傷したりすることもない。子供を降ろす際 には前記係止具17、10の係合を外せば敷物1上の子供をそのままの状態で降 ろすことができる。
【0023】 なお、だっこ用懸吊具の前記実施例においては、敷物本体2に折り返し片6を 設けた例を示したが、この折り返し片を設けないで敷物本体2に懸吊片のみを設 けた構成とすることもできる。
【0024】
【考案の効果】
本考案のチャイルドシート等の座席用敷物によれば、チャイルドシート等に敷 物を敷く際に、自由端を有しない安全ベルトがあっても該安全ベルトを敷物の切 り込み溝に嵌入させることにより容易に敷くことができ、また、子供が着座状態 で寝てしまった場合等においては折り返し片を折り返して重ねることにより子供 をくるんだ状態で寝かせておくことができる。
【0025】 本考案のだっこ用懸吊具によれば、 請求項2記載のものにおいては、敷物が敷かれた座席で眠ってしまった子供を 移動させるに際し、敷物の懸吊片に設けた一方の係止具に懸吊具の懸吊バンドに 設けた他方の係止具を係合させた状態で肩掛けベルトを肩に掛けることにより容 易に抱き上げることができ、移動がきわめて容易である。また、子供を他の場所 に降ろす場合や座席シートに着座させる場合には降ろした状態で前記両係合具の 係合を外すことにより敷物を敷いた状態で降ろすことができる。
【0026】 請求項3記載のものにおいては、各折り返し片を折り返して重ねることで子供 をくるむことができ、移動に際してもより安定した状態で抱くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本校案に係る座席用敷物の実施例を示す展開状
態の平面図である。
【図2】折り返し片の折り返し状態を示す平面図であ
る。
【図3】本考案のだっこ用懸吊具における肩掛けバンド
の側面図である。
【図4】だっこ用懸吊具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図5】チャイルドシートの安全ベルト部を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート等の座席用敷物 2 敷物本体 3 胴体部用シート部 4 脚部用シート部 5 頭部用シート部 6 折り返し片 7a 切り込み溝 7b 切り込み溝 7c 切り込み溝 10 一方の係止具 11 だっこ用懸吊具 12 懸吊具 13 肩掛けベルト 15 懸吊ベルト 17 他方の係止具 20 チャイルドシート 21 安全ベルト 22 安全ベルト 23 安全ベルト 24 安全ベルト 25 安全ベルト部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャイルドシート等の自由端を有しない
    安全ベルトを備えた座席用の敷物であって、シート部に
    沿って敷かれる敷物本体と、該敷物本体の胴体用シート
    部及び脚部用シート部の左右両サイドに延設された折り
    返し片と、前記安全ベルトが嵌入するように前記敷物本
    体及び折り返し片に形成された切り込み溝とを備えてい
    ることを特徴とするチャイルドシート等の座席用敷物。
  2. 【請求項2】 チャイルドシート等の座席用の敷物と、
    該敷物を介して子供をそのまま肩掛けだっこできるよう
    にした懸吊具とからなり、敷物はシート部に沿って敷か
    れる敷物本体と、該敷物本体の胴体用シート部、脚部用
    シート部及び頭部用シート部のそれぞれの左右両サイド
    に延設された懸吊片と、各懸吊片に設けられた一方の係
    止具とを備え、前記懸吊具は肩掛けベルトと、該肩掛け
    ベルトに設けられていて、先端に前記一方の係止具に係
    合する他方の係止具を有する複数個の懸吊バンドとを備
    えていることを特徴とするだっこ用懸吊具。
  3. 【請求項3】 敷物には、胴体用シート部及び脚部用シ
    ート部の左右両サイドに懸吊片とは別に該懸吊片の表面
    側に位置するように折り返し片が延設されていることを
    特徴とする請求項3記載のだっこ用懸吊具。
JP2000000065U 2000-01-12 2000-01-12 チャイルドシ―ト等の座席用敷物及びだっこ用懸吊具 Expired - Lifetime JP3070230U (ja)

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