JP3072919U - 乳幼児用マット - Google Patents

乳幼児用マット

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JP3072919U
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infant
mat
mat body
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covering
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JP2000002911U
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泰彦 坂西
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T Rex Co Ltd
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T Rex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要に応じて胴体を支えることができ、また乳
幼児を寒さから容易に守ることができるような乳幼児用
マットの提供。 【解決手段】乳幼児を乗せるマット本体8における乳幼
児の胴体に対応する部位の左右両側に、マット本体8上
の乳幼児に被覆可能なひれ状で、左右方向の外側の端を
芯にして内側へ向けてロール状に丸められる被覆地部1
7,17を形成した乳幼児用マット1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えばベビーカーやキャリー、いす、車載用のチャイルドシート などのような乳幼児載乗用品に敷設して使用するような、乳幼児用マットに関す る。
【0002】
【従来の技術】
乳幼児用マットは、乳幼児を安全かつ快適に保つために使用される。そのため の工夫の一つとして、乳幼児載乗用品の座部に敷設可能な楕円形状のマット体の 上部の外周縁部に、逆U字状の頭部支持部を形成したものがある。この頭部支持 部は、枕のように頭部を支えるとともに、頭部を取り囲むようにして衝撃や外力 から乳幼児の頭部を守ることができるので好評である。
【0003】 しかし、上記乳幼児用マットでは頭部支持部の縦の長さを、乳幼児の肩部分か ら上側のみを支えるように形成しているので、乗せた乳幼児の安定性がよくない 場合がある。すなわち、乳幼児の大きさには固体差があるうえに、乳幼児載乗用 品は成長の早い乳幼児でもなるべく長い期間使用できるようにしているので、乳 幼児を乗せたときに胴体の安定性が良くないことがある。
【0004】 また、乳幼児用マットを、例えば乳幼児をチャイルドシートに乗せるときに使 用した場合などは、夏場の車両内で使用されるカークーラーの風を乳幼児が直接 的に受けることになるが、乳幼児は服を着た状態で乳幼児用マットの上に乗るの で、膝掛け状のものや上着類など別のものを掛ける必要性が出てくるが、別物で あるため忘れたり、面倒であったりすることがある。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、必要に応じて胴体を支えることができ、また乳幼児を寒さ から容易に守ることができるような乳幼児用マットの提供を課題とする。
【0006】 そのための手段は、乳幼児を乗せるマット本体における乳幼児の胴体に対応す る部位の左右両側に、マット本体上の乳幼児に被覆可能なひれ状の被覆地部を形 成した乳幼児用マットであることを特徴とする。
【0007】 この乳幼児用マットでは、乳幼児が乳幼児載乗用品に比して小さかったりする 場合には、マット本体両側部に形成した被覆地部を、左右方向の外側の端を芯に して内側へ向けてロール状に丸めて乳幼児の体の脇に置けばよい。また、その必 要性がない場合には乳幼児の体に掛けて、寒気やカーエアコンの冷風等から守っ てやるとよい。
【0008】 なお、前記被覆地部は、左右方向の外側の端を芯にして内側へ向けて丸めやす い略方形状に形成するとよい。丸める作業が容易であるとともに、丸めた形態が しっかりとするので安定性がよいからである。
【0009】 また、前記マット本体の上部の外周縁部に、マット本体上の乳幼児の頭部を支 持する頭部支持部を形成し、前記被覆地部は、上記頭部支持部の下端位置から下 側に形成するとよい。乳幼児の頭部は頭部支持部で支持できるとともに、胴部は 丸めた被覆地部で必要に応じて支持できるからである。
【0010】 さらに、前記被覆地部の近傍に、該被覆地部を丸めた棒状の形態を保持可能な 係脱手段を形成するもよい。被覆地部を丸めた状態で乳幼児を出し入れする場合 でも、丸めた被覆地部がばらけずにすみ、取扱いが容易だからである。
【0011】 さらにまた、前記被覆地部はマット本体に対して着脱可能に形成するもよい。 不要なときには外すことができ、邪魔にならないからである。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を以下図面を用いて説明する。 図1は乳幼児用マット1(以下、マットという)の正面図であって、このマッ ト1は、例えば図2に示したような乳幼児載乗用品2に敷設して使用する。
【0013】 この乳幼児載乗用品2は、背部3と座部4とで座席部5が形成され、乳幼児を その座席部5に乗せて座らせたり寝かせたりするものである。実線で示したよう に、背部3を傾けることでベビーカーに搭載して使用でき、仮想線で示したよう に背部3を倒すとベッドとして、またアーチ形の把手6を起立させるとキャリー として使用できる。また、この乳幼児載乗用品2は乗せた乳幼児の安全を確保す るための安全ベルト7を装着している。安全ベルト7は、肩に対応する位置と、 股間に対応する位置とにその基端部を装着しており、股間対応部位から延びる股 間ベルト7aの先端にバックル7bを取付け、肩対応部位から延びる肩ベルト7 c,7cの先端に取付けた係止部7dを係止できるようにしている。係止の解除 はバックル7bの押しボタン7eで行う。 乳幼児載乗用品2は上述のようなもののほか、例えば、ベビーカーやいす、籠 状のキャリー、チャイルドシート等であるもよい。
【0014】 マット1は、ウレタン等を充填して弾力性を有するように形成され、マット本 体8と頭部支持部9とからなっている。マット本体8は、上記乳幼児載乗用品2 の座席部5に敷設できるように平面視だ円形に形成され、上記頭部支持部9は、 そのマット本体8の上部外周縁部に一体に取付けられて乳幼児の肩部分から上を 支持するようにしている。この例では頭部支持部9を逆U字状に形成したが、両 側縁部のみに形成するも、また不要であれば形成せずともよい。
【0015】 またマット本体8は、上記乳幼児載乗用品2に取付けられるようにするため、 上記安全ベルト7の基端に対応する3か所に各ベルト7a,7c,7cを挿通す るための挿通部10,11,11を形成している。
【0016】 股間ベルト7aを挿通する第1挿通部10は、下端から真っ直ぐ上方へ所定長 さ切欠いて形成している。
【0017】 肩ベルト7cを挿通する第2挿通部11,11は、肩ベルト7cの基端部に対 応する位置に、マット本体の左端部から右端部まで左右に長い切り込み部12を 形成し、該切り込み部12より下側のマット本体下側部8aの上記切り込み部1 2側の端部に、該端部が対向する上記切り込み部12より上側のマット本体上側 部8bに表側から重合するとともに、左右両側には切欠部13a,13aを有し た重合部13を延設して形成している。該重合部13は図では一体に形成したが 、縫着して形成するもよい。上記切り込み部12と切欠部13a,13aとが重 なる部位、つまり切り込み部12位置における重合部13の左右両側が第2挿通 部11,11である。
【0018】 製造に際しては、マット本体8を上下2つの部材で形成し、これらの外周縁に 縫着する縁部材14で連結して一体にするとよい。
【0019】 下側の部材には、下端部に上記第1挿通部10を形成するとともに、上端部に は上記重合部13を形成する。上側の部材は、下側の部材に連結したときに切り 込み部12が形成されるように左右方向に真っ直ぐ切断した形に形成する。
【0020】 上記重合部13はその形状を、マット本体8の幅に略等しい幅から円弧を描い て、両側に肩ベルト7cを通せる幅の切欠部13aが形成できる所定幅まで細く なるように形成し、先端部の裏面には、重合部を開閉可能にするための係止手段 として面ファスナの一方15を装着している。マット本体上側部8bにおける上 記面ファスナの一方15が対向する部位には、上記面ファスナの一方15と係脱 する面ファスナの他方16を装着している。
【0021】 また、マット本体8における乳幼児の胴体に対応する部位の左右両側、すなわ ち上記頭部支持部9の下側には、乳幼児に被覆可能なひれ状の被覆地部17,1 7を形成している。該被覆地部17は、図3に示したようロール状に丸めること ができる柔軟な材料からなり、形は方形である。上記頭部支持部9を形成しない 場合には、左右両側全体に形成する。
【0022】 このように構成したマット1を乳幼児載乗用品2に敷設する場合には、図3に 示したように、重合部13を開いて切り込み部12、つまり第2挿通部11,1 1を開放してから、2本の肩ベルト7c,7cをまとめて裏から表へ引き出す。 その後、2本の肩ベルト7c,7cを重合部13の左右に振り分けて、重合部1 3を閉じればよい。このように一回の開閉動作で2本の肩ベルトの挿通が行える ので、作業は至って簡単である。
【0023】 そして、乳幼児が寒いときやクーラーの冷気が当る時には、図4に示したよう に被覆地部17,17を乳幼児に掛ける。そうでない場合には、図5に示したよ うにロール状に丸めて胴体を支持する。このため、乳幼児を安全かつ快適に保つ ことができる。
【0024】 なお、図6、図7に示したように、被覆地部17を丸めた状態を保持する係脱 手段を形成するもよい。図6の構成では、マット本体8の被覆地部17,17の 基部近傍に面ファスナの一方18を設け、丸めたときに該面ファスナの一方18 に対応する被覆地部17の一部に面ファスナの他方19を取付けている。図7の 構成では、被覆地部17の基部に取付けた帯状のベルト20を用いる。すなわち 、ベルト20の先端には面ファスナの一方21を取付けるとともに、マット本体 8の裏側における左右両側部には、丸めた被覆地部17の上から掛けた上記ベル ト20の先端部を係止する面ファスナの他方22を取付けている。被覆地部17 を丸めた状態で乳幼児を出し入れする場合でも、丸めた被覆地部17がばらけず にすみ、取扱いが容易である。
【0025】 また、図8に示したように被覆地部17を着脱可能に形成するもよい。被覆地 部17の一側縁部に面ファスナの一方23を取付けるとともに、マット本体8の 裏面における左右両側縁部に面ファスナの他方24を取付けている。このように 構成すると、不要なときには外すことができ、邪魔にならず便利である。
【0026】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、乳幼児用マットには被覆地部が形成されてい るので、それをロール状にまるめて体の脇に置けば体を支持することができ、広 げて乳幼児の体に掛ければ寒さから容易に守ることができる。このため、乳幼児 を安全かつ快適に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乳幼児用マットの正面図。
【図2】 乳幼児載乗用品の一例を示す斜視図。
【図3】 乳幼児用マットの斜視図。
【図4】 乳幼児用マットの使用状態の斜視図。
【図5】 乳幼児用マットの使用状態の斜視図。
【図6】 他の例の断面図。
【図7】 他の例の断面図。
【図8】 他の例の斜視図。
【符号の説明】
1…乳幼児用マット 8…マット本体 9…頭部支持部 17…被覆地部 18,21,23…面ファスナの一方 19,22,24…面ファスナの他方 20…ベルト

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳幼児を乗せるマット本体における乳幼児
    の胴体に対応する部位の左右両側に、マット本体上の乳
    幼児に被覆可能なひれ状の被覆地部を形成した乳幼児用
    マット。
  2. 【請求項2】前記被覆地部を、左右方向の外側の端を芯
    にして内側へ向けて丸めやすい略方形状に形成した請求
    項1に記載の乳幼児用マット。
  3. 【請求項3】前記マット本体の上部の外周縁部に、マッ
    ト本体上の乳幼児の頭部を支持する頭部支持部を形成
    し、前記被覆地部を、上記頭部支持部の下端位置から下
    側に形成した請求項1または請求項2に記載の乳幼児用
    マット。
  4. 【請求項4】前記被覆地部の近傍に、該被覆地部を丸め
    た棒状の形態を保持可能な係脱手段を形成した請求項1
    から請求項3のうちのいずれか一項に記載の乳幼児用マ
    ット。
  5. 【請求項5】前記被覆地部を、マット本体に対して着脱
    可能に形成した請求項1から請求項4のうちのいずれか
    一項に記載の乳幼児用マット。
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