JP3070154B2 - 熱電対 - Google Patents

熱電対

Info

Publication number
JP3070154B2
JP3070154B2 JP3182604A JP18260491A JP3070154B2 JP 3070154 B2 JP3070154 B2 JP 3070154B2 JP 3182604 A JP3182604 A JP 3182604A JP 18260491 A JP18260491 A JP 18260491A JP 3070154 B2 JP3070154 B2 JP 3070154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocouple
sol
metal
metal oxide
organometallic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3182604A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04363077A (ja
Inventor
信二 稲澤
和夫 澤田
浩一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP3182604A priority Critical patent/JP3070154B2/ja
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to EP91914196A priority patent/EP0495997B1/en
Priority to PCT/JP1991/001057 priority patent/WO1992002960A1/ja
Priority to CA002067230A priority patent/CA2067230C/en
Priority to DE69129065T priority patent/DE69129065T2/de
Priority to TW080106972A priority patent/TW306075B/zh
Publication of JPH04363077A publication Critical patent/JPH04363077A/ja
Priority to US08/325,536 priority patent/US5498296A/en
Priority to US08/845,576 priority patent/US5747727A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3070154B2 publication Critical patent/JP3070154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度計測に用いられ
る熱電対に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電対としては、セラミックス製の碍子
管に導体が通された形式のものや、酸化マグネシウムな
どの金属酸化物微粒子が詰められた、ステンレス合金等
からなる耐熱合金製の管に熱電対素線が通された形式の
シース熱電対などが、従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セラミックス製の碍子
管を用いて絶縁を行なっていた熱電対では、可撓性に乏
しく、かさばる等の欠点を有していた。また、高真空中
で使用する場合は、碍子が本来多孔性であることや、表
面積が大きいことから、多量のガスを吸着するという問
題点があった。
【0004】シース熱電対は、耐熱性の合金管と熱電対
素線とによって構成されているため、外径が大きくなる
ことや、端末処理の困難さがあった。
【0005】この発明の目的は、絶縁層が薄くコンパク
トであり、可撓性に優れ、かつガス吸着源を備えていな
い熱電対を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に従う熱電対
は、熱電対素線のまわりに金属酸化物層を被覆してい
る。
【0007】図1は、この発明に従い熱電対素線1のま
わりに金属酸化物層2を被覆した熱電対を示している。
【0008】この発明において、金属酸化物層は、金属
酸化物の前駆体微粒子を分散したゾルをゾルゲル法によ
って調製し、このゾル中に熱電対素線を浸漬し、熱電対
素線を陰極として通電して金属酸化物の前駆体微粒子を
付着させ、これを加熱処理することによって形成してい
る。
【0009】この発明においては、ゾルの分散媒の誘電
率を高めるため、有機化合物塩および/または金属の無
機塩を添加することができる。
【0010】この発明において、熱電対素線を浸漬する
ゾルは、金属酸化物に対応する金属アルコキシドもしく
は金属カルボン酸エステルの加水分解反応および縮合反
応により調製されたものであることが好ましい。
【0011】また、金属酸化物は、酸化ケイ素、酸化ア
ルミニウム、酸化ジルコニウム、および酸化マグネシウ
ムからなる群から選択された化合物の少なくとも1種を
含むことが好ましい。
【0012】また、熱電対素線を浸漬するゾルには、セ
ラミックス粉末を含有させることができる。このような
セラミックス粉末としては、マイカ粉末、酸化ケイ素、
窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、窒化ホウ
素および窒化アルミニウムからなる群から選択される化
合物の少なくとも1種であることが好ましい。
【0013】この発明において、絶縁性セラミックス層
の有機金属オリゴマーおよび有機金属モノマーは、シリ
カ、アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素、
窒化アルミニウム、もしくはこれらの混合体または部分
安定化ジルコニアを含むことが好ましい。
【0014】この発明において、熱電対素線の表面は、
加熱により酸化処理されていることが好ましい。このよ
うな酸化処理により、金属酸化物層の熱電対素線に対す
る密着性を高めることができる。
【0015】この発明の好ましい1つの実施態様におい
ては、金属酸化物層の外方にさらに絶縁性セラミックス
層が設けられる。絶縁性セラミックス層は、有機金属ポ
リマー、有機金属オリゴマーおよび有機金属モノマーの
うちの少なくとも1種を加熱分解することによって形成
される。
【0016】この実施態様において、絶縁性セラミック
ス層は、有機金属ポリマー、有機金属オリゴマーおよび
有機金属モノマーのうちの少なくとも1種を含む適当な
濃度の溶液を、塗布および焼成のプロセスを繰返すこと
により形成されることが好ましい。すなわち、1回の塗
布焼成で形成する皮膜の厚みを薄くし、薄い皮膜を積み
重ねることが好ましい。このように薄い皮膜を積み重ね
ることにより、金属酸化物層の表面にき裂もしくは凹凸
が多くとも、このき裂もしくは凹凸に絶縁性セラミック
ス層が浸透し平滑化することができる。このため、絶縁
性セラミックス層が金属酸化物層中に含浸して形成され
る場合がある。
【0017】図2は、この実施態様に従う一実施例を示
す断面図である。図2を参照して、熱電対素線11のま
わりには金属酸化物層12が設けられている。また金属
酸化物層12のまわりには絶縁性セラミックス層13が
設けられている。
【0018】
【発明の作用効果】熱電対は、ゼーベック効果による熱
起電力を利用した温度計測技術であるが、この熱起電力
の大きさは接触する2種の金属の組成に起因する。この
ため、特願平1−322376号に記載されているよう
なセラミックスが付着しやすいステンレス等の合金を熱
電対素線の表面に形成することはできない。
【0019】この発明では、金属酸化物の前駆体微粒子
を分散したゾル中に熱電対素線を浸漬し、熱電対素線を
陰極として通電することにより、金属酸化物の前駆体微
粒子を電気泳動させて、熱電対素線の表面に強制的に付
着させている。
【0020】また、この発明では、ゾルの電気泳動効率
を増加させるために、有機化合物塩および/または無機
塩を添加することができる。これにより電気泳動効率が
上昇し、より低い印加電圧および/またはより短い通電
時間で、金属酸化物の前駆体微粒子を熱電対素線の表面
に付着させることができる。この結果、厚いセラミック
スの被覆を形成させることができる。
【0021】このような分散媒の誘電率を高める有機化
合物塩としては、相間移動触媒に用いられるような有機
アンモニウム塩などがある。また金属の無機塩として
は、アルミニウム、マグネシウム、カリウム、およびジ
ルコニウムの硝酸塩、硫酸塩、塩化物、ならびに水酸化
物からなる群より選択される化合物の少なくとも1種を
用いることができる。
【0022】さらに、大きな膜厚を得るためには、金属
酸化物の前駆体のゾル中に、セラミックスの微粉末を混
合してもよい。セラミックス微粉末としては、マイカ粉
末、酸化ケイ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化ケイ素
および窒化アルミニウムからなる群から選択される化合
物の少なくとも1種を用いることができる。
【0023】また、上記の好ましい実施態様では、この
ようにして形成される金属酸化物層の外方に、さらに絶
縁性セラミックス層が設けられている。このような絶縁
性セラミックス層は、有機金属ポリマー、有機金属オリ
ゴマーおよび有機金属モノマーのうちの少なくとも1種
を加熱分解することにより形成される。このため、金属
酸化物層の表面にき裂もしくは凹凸が存在していても、
その上に設けられる絶縁性セラミックス層により熱電対
の表面を平滑化することができる。このように平滑化す
ることにより、表面積を小さくし、ガス吸着源を減少さ
せることができる。このため、この実施態様に従う熱電
対は、特に超高真空中での用途などに適したものとな
る。
【0024】その厚みを薄くしても高い絶縁性を得るこ
とができるため、絶縁皮膜の厚みを薄くすることができ
る。したがって、可撓性に優れたものにすることができ
る。
【0025】
【実施例】 実施例1 直径1.0mmのCA熱電対のプラス脚(ニッケルおよ
びクロムを主とした合金)とマイナス脚(ニッケルを主
とした合金)のそれぞれの熱電対素線について、まず大
気中900℃で15分間加熱処理を行った。
【0026】テトラエチルオルトシリケイト4モル%、
水40モル%、およびエチルアルコール56モル%の混
合溶液に、硝酸をテトラエチルオルトシリケイトのモル
数に対して100分の1の量だけ添加し、温度80℃に
おいて2時間反応させゾルを調製した。このゾルの溶液
100mlに対し硝酸アルミ6水和物を10mg室温で
添加した。
【0027】以上のようにして調製したゾル中に上述の
熱電対素線を浸漬し、200Vの直流電圧を5秒間印加
した。熱電対素線をゾルから取り出したところ、熱電対
素線の表面にはゲルとして10μm程度の白色の膜が生
成していた。
【0028】このようにしてゲルがコーティングされた
プラス脚およびマイナス脚の各熱電対素線を670℃で
10分間加熱した。加熱後厚さ2μmのシリコン−アル
ミナ複合膜が形成されていた。
【0029】このようにして得られたプラス脚およびマ
イナス脚の各熱電対素線の端末を溶融接合し、熱電対と
して使用したところ700℃まで良好な結果が得られ
た。
【0030】以下、金属酸化物層の外方にさらに絶縁性
セラミックス層を設ける実施例について説明する。
【0031】実施例2 直径0.65mmのCA熱電対のプラス脚(ニッケルお
よびクロムを主とした合金)とマイナス脚(ニッケルを
主とした合金)のそれぞれの熱電対素線を、大気中80
0℃で15分間加熱処理した。
【0032】次に、テトラブトキシジルコニウム5モル
%、水8モル%、氷酢酸10モル%、およびブチルアル
コール77モル%の混合溶液を作製し、さらに室温で2
時間攪拌してゾル液を調製した。このゾルの溶液100
mlに対し、硝酸イットリウム6水和物を2g室温で添
加した。
【0033】以上のようにして調製したゾル中に、上述
の熱電対素線を浸漬し、200Vの直流電圧を30秒間
印加した。その結果、熱電対素線の表面には、ゲルとし
て20μm程度の白色の膜を生成した。
【0034】このようにしてゲルがコーティングされた
プラス脚およびマイナス脚の各熱電対素線を、900℃
で10分間加熱した後、急冷した。冷却後、厚さ2μm
のイットリア部分安定化ジルコニア膜が形成されてい
た。
【0035】次に、窒素気流下で、1,1,1,3,
3,3−ヘキサメチルジシラザン40gと、トリクロロ
シラン15gを混合し、70℃で5時間攪拌した。さら
に160℃で蒸留を行ない副生成物を蒸留除去した。次
に、120℃、5mmHgで真空蒸留することにより完
全に副生成物を除去し、5gのポリシラザンを得た。
【0036】ここでいう副生成物はトリメチルクロロシ
ランとオリゴシラザンが主である。ポリシラザンをトル
エンで5倍に希釈し、セラミックス前駆体を含む塗布溶
液を得た。
【0037】この塗布溶液中に、上述のイットリア部分
安定化ジリコニア膜が形成された熱電対素線を浸漬し
た。このようにして、熱電対素線の外表面にコーティン
グ溶液を塗布し、窒素雰囲気下で、温度700℃で10
分間加熱した。この塗布および加熱の工程を合計10回
繰返した。
【0038】得られた熱電対素線から、長さ30cmの
サンプルを採取した。このサンプルの約50mmの間隔
を隔てた4か所のそれぞれ約10mmの長さの部分に、
厚さ0.02mmの白金箔を密接に巻き付けた。導体−
金属箔間に60Hzの交流電圧を印加したところ、50
0Vで絶縁破壊した。絶縁電線を曲げ加工したところ、
直径50mmの径に曲げ加工しても絶縁性は維持され
た。この熱電対素線を溶融接合し、熱電対として使用し
たところ700℃まで良好な結果が得られた。
【0039】この熱電対素線の表面状態は、ISO46
8−1982のSurface Roughnessに
よる、中心平均粗さRaが、0.03μm、最大高さR
yが、0.21μmであった。測定は、米国のSloa
n社製の表面形状測定器DEKTAK3030を用い、
触針径0.5μm、針圧10mg、基準長さ50μmと
し、カットオフフィルタは使用せずに測定した。
【0040】実施例3 実施例2で用いたのと同じ熱電対素線を用い、まず大気
中で加熱処理を実施例2と同様に行なった。
【0041】ジルコニウムブトキシド10モル%とメタ
ノールアミン20モル%のn−ブタノール溶液に、ジル
コニウムブトキシドに対して2.1倍のモルの水をジエ
チレングリコールモノメチルエーテルで希釈したものを
加え、110℃で2時間攪拌して塗布溶液とした。
【0042】この塗布溶液に、加熱処理後の熱電対素線
を浸漬した。熱電対素線の外表面にこのようにしてコー
ティング溶液を塗布した後、窒素雰囲気下、温度800
℃で10分間加熱した。この塗布および加熱の工程を合
計で10回繰返し施した。
【0043】得られた熱電対素線から、長さ30cmの
サンプルを採取し、このサンプルの約50mmの間隔を
隔てた4か所のそれぞれの約10mmの長さの部分に、
厚さ0.02mmの白金箔を密接に巻き付けた。
【0044】導体−金属箔間に60Hzの交流電圧を印
加したところ、700Vで絶縁破壊した。絶縁電線を曲
げ加工したところ、直径100mmの径に曲げても絶縁
性は維持された。
【0045】得られた熱電対素線の表面について、実施
例2と同様にして評価した。中心線平均粗さRaは0.
05μmであり、最大高さRyは0.48μmであっ
た。
【0046】実施例4 実施例2と同じ熱電対素線を用い、まず大気中で実施例
2と同様にして加熱処理を行なった。
【0047】次に、ポリボロジフェニルシロキサン(S
iPh2 −O−BO2 n をトルエンに溶解し、10重
量%の溶液とした。
【0048】この塗布溶液に、熱電対素線を浸漬した。
このようにして熱電対素線の外表面にコーティング溶液
を塗布した後、窒素雰囲気下、温度600℃で10分間
加熱した。この塗布および加熱の工程を合計で20回繰
返し施した。
【0049】得られた熱電対素線から、長さ30cmの
サンプルを採取した。このサンプルの約50mm間隔を
隔てた4か所のそれぞれ約10mmの長さの部分に、
0.02mmの白金箔を密接に巻き付けた。導体−金属
箔間に60Hzの交流電圧を印加したところ、500V
で絶縁破壊した。
【0050】絶縁電線を曲げ加工したところ直径30m
mの径に曲げても絶縁性は維持された。
【0051】熱電対素線を溶融接合し、熱電対として使
用したところ700℃まで良好な結果が得られた。
【0052】実施例2と同様にして熱電対素線の表面状
態を評価したところ、中心線平均粗さはRaは0.02
μmであり、最大高さRyは0.25μmであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11 熱電対素線 2,12 金属酸化物層 13 絶縁性セラミックス層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 1/00 - 19/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電対素線と、金属酸化物の前駆体微粒
    子を分散したゾルをゾルゲル法によって調製し、このゾ
    ル中に前記熱電対素線を浸漬し、前記熱電対素線を陰極
    として通電して金属酸化物の前駆体微粒子を付着させ、
    これを加熱処理することによって前記熱電対素線の外方
    に形成させた金属酸化物層とを備える、熱電対。
  2. 【請求項2】 前記ゾルが、ゾルの分散媒の誘電率を高
    めるため、有機化合物塩を含有している、請求項1に記
    載の熱電対。
  3. 【請求項3】 前記ゾルが、ゾルの分散媒の誘電率を高
    めるため、金属の無機塩を含有している、請求項1に記
    載の熱電対。
  4. 【請求項4】 前記ゾルが、セラミックス粉末を含有し
    ている、請求項1に記載の熱電対。
  5. 【請求項5】 前記ゾルが、前記金属酸化物に対応する
    金属アルコキドまたは金属のカルボン酸エステルの加水
    分解反応および重合反応により調製されたものである、
    請求項1に記載の熱電対。
  6. 【請求項6】 前記金属酸化物層が、酸化ケイ素、酸化
    アルミニウム、酸化ジルコニウムおよび酸化マグネシウ
    ムからなる群から選択された化合物の少なくとも1種を
    含む、請求項1に記載の熱電対。
  7. 【請求項7】 前記セラミックス粉末が、マイカ粉末、
    酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、酸化アルミニウ
    ム、窒化ホウ素および窒化アルミニウムからなる群から
    選択された化合物の少なくとも1種である、請求項4に
    記載の熱電対。
  8. 【請求項8】 前記熱電対素線は、加熱によって表面に
    酸化処理が施されている、請求項1に記載の熱電対。
  9. 【請求項9】 前記金属酸化物層の外方に、有機金属ポ
    リマー、有機金属オリゴマーおよび有機金属モノマーの
    うち少なくとも1種を加熱分解することによって形成さ
    れる絶縁性セラミックス層をさらに備える、請求項1に
    記載の熱電対。
  10. 【請求項10】 前記有機金属ポリマー、有機金属オリ
    ゴマーまたは有機金属モノマーが、金属アルコキシド、
    金属有機酸塩、ポリシラザン、ポリカルボシラン、また
    はポリボロシロキサンである、請求項9に記載の熱電
    対。
  11. 【請求項11】 前記絶縁性セラミックス層の有機金属
    オリゴマーまたは有機金属モノマーが、シリカ、アルミ
    ナ、ジルコニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素、窒化アルミ
    ニウム、もしくはこれらの混合体または部分安定化ジル
    コニアを含む、請求項9に記載の熱電対。
JP3182604A 1990-08-09 1991-07-23 熱電対 Expired - Fee Related JP3070154B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182604A JP3070154B2 (ja) 1990-08-09 1991-07-23 熱電対
PCT/JP1991/001057 WO1992002960A1 (fr) 1990-08-09 1991-08-07 Thermocouple
CA002067230A CA2067230C (en) 1990-08-09 1991-08-07 Thermocouple
DE69129065T DE69129065T2 (de) 1990-08-09 1991-08-07 Thermoelement
EP91914196A EP0495997B1 (en) 1990-08-09 1991-08-07 Thermocouple
TW080106972A TW306075B (ja) 1990-08-09 1991-09-03
US08/325,536 US5498296A (en) 1990-08-09 1994-10-18 Thermocouple
US08/845,576 US5747727A (en) 1990-08-09 1997-04-25 Method of making a thermocouple

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-213366 1990-08-09
JP21336690 1990-08-09
JP3182604A JP3070154B2 (ja) 1990-08-09 1991-07-23 熱電対

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04363077A JPH04363077A (ja) 1992-12-15
JP3070154B2 true JP3070154B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=26501346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182604A Expired - Fee Related JP3070154B2 (ja) 1990-08-09 1991-07-23 熱電対

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070154B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04363077A (ja) 1992-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5436409A (en) Electrical conductor member such as a wire with an inorganic insulating coating
WO1990009670A1 (fr) Fil electrique isole
JPH07283212A (ja) Si−O含有皮膜の形成方法
EP0435154A1 (en) Method of manufacturing mineral insulated wire
EP0292780A1 (en) Electric wire
JP3070154B2 (ja) 熱電対
US5498296A (en) Thermocouple
WO1991010239A1 (en) Method of manufacturing inorganic insulator
WO1992002960A1 (fr) Thermocouple
US5747727A (en) Method of making a thermocouple
JPH11503806A (ja) 触媒コンバータ
JPH07181085A (ja) 測温接点が絶縁被覆された熱電対及びその製造方法
EP0460238B1 (en) Insulated wire
JP2943196B2 (ja) 耐熱絶縁電線
JPH05314821A (ja) 無機絶縁被覆導体
JP3074741B2 (ja) 絶縁電線
JP3228520B2 (ja) 真空用電線
JP3438339B2 (ja) 金属酸化物被覆方法および金属酸化物被覆物
EP0729157A1 (en) Electrical conductor member such as a wire with an inorganic insulating coating
JPH03122912A (ja) 絶縁電線
CA2142765C (en) Inorganic insulating member
JP3336735B2 (ja) 絶縁電線
JPH04242011A (ja) 無機絶縁部材
JP2677831B2 (ja) 真空用耐熱性導体
JP2541828B2 (ja) 触媒担体用基体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees