JP3070120B2 - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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JP3070120B2
JP3070120B2 JP3079904A JP7990491A JP3070120B2 JP 3070120 B2 JP3070120 B2 JP 3070120B2 JP 3079904 A JP3079904 A JP 3079904A JP 7990491 A JP7990491 A JP 7990491A JP 3070120 B2 JP3070120 B2 JP 3070120B2
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light
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signal processing
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悦孝 夏目
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光部と信号処理回路
部とが縦方向に連続して形成されてなる赤外線受光素子
を有し、該赤外線受光素子上にレンズが、そのレンズ光
軸を水平方向に延出して形成された受光装置に関する。
より詳しくは、電子機器の遠隔制御用のリモートセンサ
を有する受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機やVTR等
では、遠隔制御するために、リモートコマンダに対して
受光手段としての赤外線リモートセンサを有する受光装
置が取り付けられている。この受光装置における赤外線
リモートセンサとしては、従来からPINダイオードを
用いたフォトディテクタが使用されている。そして、こ
のPINダイオードを用いたフォトディテクタからなる
受光部と該受光部からの出力信号を増幅する回路及び周
波数の帯域を制御する回路等からなる信号処理回路部を
例えば金属製の箱に収容して電磁シールドするようにし
ている。しかしながら、この電磁シールドを目的とする
上記金属製の箱は、その価格及び組立工数が必要とな
り、受光装置の高生産性及び低コスト化を阻害する要因
となっている。
【0003】そこで、上記不都合を解消させるものとし
て、フォトダイオードからなる受光部と信号処理回路部
とを同一基板上に形成してモノリシック化させた赤外線
リモートセンサが提案されている。
【0004】そして、図3及び図4に示すように、モノ
リシック化された上記赤外線リモートセンサ11をパッ
ケージ12内に収容し、更にパッケージ12の上部にレ
ンズ13を設けて受光装置Bを構成するようにしてい
る。また、リモートコマンダからの赤外光aを受光し易
いように、上記受光装置Bを横型にしてテレビジョン受
像機やVTR等に搭載されるセットに取り付けるように
している。
【0005】即ち、赤外線リモートセンサ11を縦方向
に配置し、レンズ13の光軸Lが水平となるように上記
受光装置Bを配置するようにしている。従来では、赤外
線リモートセンサ11を構成する受光部14及び信号処
理回路部15の配置を、図示する如く、レンズ光軸L上
に受光部14を配置し、該受光部14の縦方向下部に信
号処理回路部15を配置している。そして、リモートコ
マンダから出射した赤外光aをレンズ13にて集光し
て、赤外線リモートセンサ11の受光部14に入射さ
せ、該受光部14で発生した上記入射光の光量に応じた
電気信号を信号処理回路部15にて復調する。
【0006】この受光装置Bによれば、金属製の箱を不
要にすることができ、受光装置の高生産性及び低コスト
化を実現させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受光装置Bにおいては、例えば室内の天井等に設置
された照明器具(白熱灯,蛍光灯など)16からの外光
や太陽光(単に、外光と記す)bに影響され易く、誤動
作が生じ易いという問題がある。
【0008】即ち、受光装置Bを通常に使用している場
合、外光bは受光装置Bに対し、斜め上方から入射す
る。入射光(外光)bは、レンズ13によって屈折さ
れ、赤外線リモートセンサ11上において、レンズ13
の光軸Lよりも下側の位置に達する。従来の受光装置B
の場合、レンズ光軸L上に受光部14を配置し、受光部
14の縦方向下部に信号処理回路部15を配置している
ため、信号処理回路部15に直接外光bが入射すること
になる。従って、外光bが信号処理回路部15に直接入
射することにより、該回路部15内に外光bによる不要
な光電流が発生し、信号処理回路部15中、微小信号で
動作している回路がこの光電流により誤動作するという
不都合がある。
【0009】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、簡単な構成で、外光
や太陽光などによる誤動作を防止することができる受光
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向から
入射する信号光を受光する受光部1と半導体信号処理回
路部2とを有する基板入射信号光に対し略垂直方向に
配置されてなる受光装置Aにおいて、基板に対しレンズ
光軸Lが略垂直になるように透明樹脂からなるレンズが
受光装置Aの容器と一体に形成され、レンズ光軸Lの延
長上に受光部1を配置し、半導体信号処理回路部2を受
光部1に対し垂直方向上部に配置して構成する。
【0011】
【作用】上述の本発明の構成によれば、受光部1の垂直
方向(いわゆる縦方向)上部に半導体信号処理回路部2
を配置するようにしたので、受光装置Aに対して斜め上
方から入射する外光bの半導体信号処理回路部2への直
接入射を回避することができる。従って、外光bによっ
半導体信号処理回路部2内に発生する光電流は非常に
小さいものとなり、該光電流による誤動作を減少させる
ことができる。遮光手段を設けることなく、半導体信号
処理回路部2への外光入射を阻止できると共に、レンズ
が受光装置の容器の一部として構成されるので、全体の
構成が簡素化される。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本発明の
実施例を説明する。図1は、本実施例に係る受光装置A
を正面からみた概略構成図、図2は該受光装置Aを側面
からみた概略構成図である。
【0013】この受光装置Aは、例えばP型のシリコン
基板にN型の不純物拡散領域が形成されて、そのPN接
合によるフォトダイオードにて受光部1が構成され、更
に、同一基板上に受光部1からの出力信号を増幅する回
路及び周波数の帯域を制御する回路等からなる信号処理
回路部2が形成されてモノリシック化された赤外線リモ
ートセンサ3を有する。そして、この赤外線リモートセ
ンサ3を円筒状のパッケージ4内に収容し、更に該パッ
ケージ4の上部にレンズ5を形成して受光装置Aが構成
される。
【0014】また、この受光装置Aは、図示するよう
に、リモートコマンダ(図示せず)からの赤外光aを受
光し易いように、受光装置Aを横型にしてテレビジョン
受像機やVTR等に搭載されるセット(図示せず)に取
り付けるようにしている。即ち、赤外線リモートセンサ
3を縦型に配置し、レンズ5の光軸Lが水平となるよう
に受光装置Aを横型に配置するようにしている。そし
て、上記リモートコマンダから出射した赤外光aをレン
ズ5にて集光して、赤外線リモートセンサ3の受光部1
に入射させ、該受光部1で発生した上記入射光の光量に
応じた電気信号を信号処理回路部2にて復調する。
【0015】しかして、本例においては、赤外線リモー
トセンサ3を構成する受光部1及び半導体信号処理回路
部2の配置を、図示するように、レンズ光軸Lの延長
に受光部1を配置し、該受光部1の垂直方向上部、いわ
ゆる縦方向上部に半導体信号処理回路部2を配置して構
成する。
【0016】この場合、通常の使用、即ち、テレビジョ
ン受像機やVTR等に受光装置Aを横型にセットを介し
て搭載し、ほぼ横方向から入射するリモートコマンダか
らの赤外光aを受光して所望の動作をテレビジョン受像
機やVTR等に行なわせる場合、例えば室内の天井等に
設置された照明器具(白熱灯,蛍光灯など)6からの外
光や太陽光(単に、外光と記す)bが、受光装置Aに対
し、斜め上方から入射することになる。
【0017】この入射光(外光)bは、レンズ5によっ
て屈折され、赤外線リモートセンサ3上において、レン
ズ5の光軸Lよりも下側の位置に達するが、本例の場
合、レンズ光軸L上に配置された受光部1の縦方向上部
に信号処理回路部2を配置するようにしたので、上記外
光bの信号処理回路部2への直接入射を回避することが
できる。
【0018】従って、本例の受光装置Aによれば、外光
bによって信号処理回路部2内に発生する光電流は非常
に小さいものとなり、該光電流による誤動作を減少させ
ることができる。
【0019】尚、本例に係る受光装置Aを図3及び図4
で示す従来の受光装置Bで実現させるためには、セット
に取り付ける方向を上下逆にしてセットに取り付ければ
よい。このようにすれば、信号処理回路部が受光部の縦
方向上部に配置された形となるため、本例の受光装置A
と同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る受光装置によれば、簡単な
構成で、外光や太陽光などによる誤動作を防止すること
ができる。遮光手段を必要としないので、受光装置の製
造コストを低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る受光装置を正面からみた概略構
成図。
【図2】本実施例に係る受光装置を側面からみた概略構
成図。
【図3】従来例に係る受光装置を正面からみた概略構成
図。
【図4】従来例に係る受光装置を側面からみた概略構成
図。
【符号の説明】
A 受光装置 1 受光部 2 信号処理回路部 3 赤外線リモートセンサ 4 パッケージ 5 レンズ L 光軸 a 赤外光 b 外光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/02 - 31/0392

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向から入射する信号光を受光す
    る受光部と、半導体信号処理回路部とを有する基板が、
    上記入射信号光に対し略垂直方向に配置されてなる受光
    装置において、上記基板に対しレンズ光軸が略垂直になるように透明樹
    脂からなるレンズが上記受光装置の容器と一体に形成さ
    れ、 上記レンズ光軸の延長上に上記受光部が配置され、 上記半導体信号処理回路部が、上記受光部に対し垂直方
    向上部に配置された電子機器の遠隔制御用のリモートセ
    ンサを有する受光装置。
JP3079904A 1991-04-12 1991-04-12 受光装置 Expired - Lifetime JP3070120B2 (ja)

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JPH04314368A JPH04314368A (ja) 1992-11-05
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