JP3070105U - 紙製の上蓋一体型名刺用納品箱の中に納めてある名刺本体を固定する仕組みを持った、紙製の上蓋一体型名刺用納品箱。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】従来、名刺の納品箱は上蓋が離叛したプラスチ
ック樹脂製がほとんどで安価で、在庫に場所をとらない
紙製の上蓋一体型名刺納品箱が普及しない原因は名刺本
体の多種多様な紙の厚さがあり、一種類の紙製の上蓋一
体型名刺用納品箱では併用できない不便さである。 【解決手段】紙製の上蓋一体型名刺納品箱の側面６から
反対側の側面６Ｗにつながった帯５を渡し固定し、折り
線７・８部分を内側に折り、折り線１３・１４部分も内
側に折りエッジ９・１０と押さえ蓋１１・１２で帯５押
さえつけることにより帯５が下方に引張られ、側面６と
帯５が内側に絞られる。この状態で左右上蓋３・４を閉
じると天地上蓋１・２が押え込まれ、名刺本体１５が固
定できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、紙製の上蓋一体型名刺用納品箱は、名刺本体の多種多様な紙の厚さに対 応できず名刺本体の厚さの違う種類分の紙製の上蓋一体型名刺用納品箱を必要と し、一種類の紙製の上蓋一体型名刺用納品箱では名刺本体を納めるのに併用でき なかった。そこで、多種多様な紙の厚さの名刺本体が納まるように、大きめの紙 製の上蓋一体型名刺用納品箱を作って名刺本体を納めたが、名刺本体の紙の厚さ の違いで生じる空間が全て違うので、名刺本体が移動してしまい、紙製の上蓋一 体型名刺用納品箱及び名刺本体を損傷してしまう恐れがあるので、業務的に利用 されにくかった。紙製の上蓋一体型名刺用納品箱の中で、名刺本体を固定する効 率の良い仕組みがないという、問題を有していたからです。

【０００２】

【課題を解決させるための手段】

紙製の上蓋一体型名刺用納品箱の側面から、名刺本体を包むように反対側側面 へつながった帯を渡し固定し、その帯の引張る力で側面と帯自身を内側にしぼり 、名刺本体を固定する、紙製の上蓋一体型名刺用納品箱。

【０００３】

【考案の効果】

紙製の上蓋一体型名刺用納品箱の側面と帯自身が内側にしぼられる事により、 名刺本体が固定され紙製の上蓋一体型名刺用納品箱の中で名刺本体の移動が無く なり紙製の上蓋一体型名刺用納品箱及び名刺本体の損傷を防ぐ事ができ、多種多 様な厚みの名刺本体でも、一種類の紙製の上蓋一体型名刺用納品箱で名刺本体を 納めるのに併用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】押さえ蓋を折り込む前の斜視図である。

【図２】押さえ蓋を内側へ折り込んだ状態の断面図であ
る。

【図３】押さえ蓋を内側へ折り込んで、エッジと押さえ
蓋を天地上蓋で押さえて帯をしぼった状態の断面図であ
る。

【図４】押さえ蓋を内側へ折り込んで、エッジと押さえ
蓋を天地上蓋で押さえて帯をしぼった状態の斜視図であ
る。

【図５】左右上蓋を閉じて天地上蓋を押え込み、名刺本
体が紙製の上蓋一体型名刺納品箱の中で固定した斜視図
である。

【符号の説明】

１ 天地上蓋 ７ 折り線 １４
折り線 ２ 天地上蓋 ８ 折り線 １５
名刺本体 ３ 左右上蓋 ９ エッジ ４ 左右上蓋 １０ エッジ ５ 帯 １１ 押さえ蓋 ６ 側面 １２ 押さえ蓋 ６Ｗ 側面 １３ 折り線

【手続補正書】

【提出日】平成１２年１月１４日（２０００．１．１
４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙製の上蓋一体型名刺納品箱の側面６か
   ら、反対側の側面６Ｗに名刺本体１５を包むようにつな
   がった帯５を渡し固定し、折り線７・８部分を内側に折
   り、折り線１３・１４部分も内側に折り、エッジ９・１
   ０と押さえ蓋１１・１２で帯５押さえつけることにより
   帯５が下方に引張られ、側面６と帯５が内側に絞られ
   る。この状態で左右上蓋３・４を閉じると天地上蓋１・
   ２が押え込まれ、名刺本体１５が固定できる、紙製の上
   蓋一体型名刺用納品箱。